嬉野

2月28日月曜日。
嬉野です。

「ねぇ、明かりを消して…」

なーんてな、色っぽい会話がドラマや小説、映画の中には出てくるのですが、日常会話で「明かりを消す」だの「明かりをつけろ」だのと言う人ってどれくらいいるんでしょうか?
つーか、います?

「そー言えば刑事さん、あの晩、あのマンションの8階の窓に明かりが付いてましたよ」
「え!それ、何時頃ですか?」
「そーだなぁ…、あれは私が仕事から…」

なーんてね。書きそうだもんね、雰囲気を重視する脚本とか小説とかにはね。

でも、ぼくは日常的に「明かり」とは言わず、未だに「電気」としか言っておらんのです。

「電気、消してよ」

「なんだよ!電気つかないよ!球切れか?」

「どーしたのよ電気もつけないで…」

「なんで電気をつけっぱなしで出て行くのさ!」

この40年以上、そんな風に言っているわけです。
もちろん妻も「電気」と言うわけです。
ですから会話で「電気」と言っても違和感は無いわけです。

でも21世紀なのに…。
未だに「明かり」のことを「電気」と言いつづけている自分がいる。それが、なんか妙に気になってしまったわけです。

だって「電気」ってのは、勿論「明かり」もつけるけど、冷蔵庫だってクーラーだって電車だって、もうなんだってかんだってを動かせるエネルギーのことを言うわけじゃないですか。

なのに21世紀の日本人であるオレは、「明かり」のことを「電気」と言って憚らないわけですよ、皆さん。

日本では、平賀源内さんと言う方が18世紀に「エレキテル」という器械をお作りになって日本で始めて電気を発電させたらしいんですが、見世物にしかならなかったらしいですね。これが…。

なぜか!

まだ、見世物の他に使い道が無かったから。

さわると「ビリビリ」っとくるから驚いて「キャー」と言わせるくらいしか使い道がなかった。
だから「電気」は見世物にしかならなかったという。

だからそんなものを作った平賀源内さんもペテン師みたいな評価しか受けなかったんですね。当時は。

そんなことを「みなもとたろう」先生のお描きになった「風雲児たち」という日本史漫画を読んで知って、それまでそーいう風に(つまり見世物の他に使い道の無い物という風にね)考えた事が無かったので、ちょとショックを受けました。

平賀源内さんの早すぎた不幸というのは、そーいうことだったのか!というね。使い道がなきゃ誰にも凄さはわかりませんからね。
(理解してくれる人がいて初めて偉さというのは世間に伝わるんだぁという当たり前のことなんだろうけど考えたこと無かったから、いたく感動したわけです)

今や、電気がなかったらどーするんだ都市生活は!
というレベルまで電気は浸透し、のしあがっているのに、18世紀の源内さんの頃には、「見世物にしかならなかった」というこの事実。うーむ。(しつこいか?)

それが、それから100年くらいたって明治の始め頃になると、やっと電気は電灯をともせるくらいにはなるんですね。

だから「電気」=「明かりをともすためのもの」

つまり「明かり」=「電気」と言い出したのは、その頃に遡るのではないかと思うわけですよ。

それを、気が付いたらそっから百数十年以上たった今も使ってるわけです。ぼくは。

「電気つけて」みたいに。

今、明治の小説とか読んでも死語が多くて訳が分からんというのに、どーして「明かりの意味」としての「電気」は死語にならないのでしょうか?

「電灯」の前に「ガス灯」の時代があったそうですが、電車も冷蔵庫もパソコンも全部ガスで動く時代になってたら、今でも「明かり」のことを「ガス」と言っていたのでしょうかねぇ?

明治の日本の夜に発光した街灯の明かり。
それは、それまでの人工の明かりのなにものにも増して衝撃的に光り輝いて見えたのではないでしょうか。

「あの輝き、あれこそが電気。暗い夜を真昼のように照らし出す、あれこそが電気。」

その衝撃を感じない日本人はいなかったのでしょうね、当時。
だから、栄光あるあの輝きを誰もが「電気」と称した。
だれもが「電気」と呼びたがった。

時代が下って家庭にも電灯がつきだしても、
「うちにも電気がついたんだ」
「おぉ、オレんとこにも電気がついたんだ」
「明るいねぇ」
「おう。そっちの部屋の電気もつけてみな」
「あかるいねぇ。昼間のようだよ」

きっと、その衝撃が強すぎて、それに代わる言葉が生まれる必要性を感じなかったということなのでしょうか?

闇を照らし出す「電気」はもう源内さんのころのように「見世物」ではなかったんですね。
あぁ、源内さんも、もう少し長生きしてればねぇ…。

なーんてなことをふと考えてしまったのでございます。
良いでしょう、タイシタ結論に達さなくてもね、暇つぶしにはなったでしょ。

ところどころタメになった?

ならない。

あ、そう。

ま、思いつきで書いてますから、たいした結論に達さない日の方が多いですね。

すいませんね奥さん。

またあしたも来てね。

でもなんか「電気」って言ってる自分に気づいたら気になったのよ。

おぉ、また雪が降り出したねぇ。

今年の北海道、春は遠いね。

ところで、奥さんも電気って言いますよね?
明かりのこと。
言うよね…。

【DVD情報】
整理しておきましょう。
全国のローソンでは現在「第1弾・ベトナム」「第2弾・サイコロ1ほか」「第3弾・オーストラリアほか」の3タイトルがお取り寄せ可能です。
「第4弾・サイコロ3」は追加予約も終了し、ローソンで手に入れることは出来ません。もうしばらくすれば、お取り寄せが可能になりますが、しばらくお待ち下さい。
3/23発売の新作「第5弾・カントリーサイン/宮崎/韓国」の1回目の予約は終了しました。2回目の予約が、3月1日より開始されます。

【懐かしの番組応援歌「1/6の夢旅人」CD予約受付中!】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

(22:46 嬉野)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050301032752/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

2月25日金曜日になりました。本日も藤村でございます。

今週は病み上がりなこともあって、割とゆったりと過ごしてしまいました。

逆に嬉野先生は、私の「ビッグエア」作業で編集機を占拠されていたため、今週は「どうでしょうクラシック」の編集に追い込まれております。

私がゆったりと過ごし、嬉野先生が忙しく過ごす。

これはしかし、お互い精神衛生上よろしくない。

「なにを言いますか。藤村さんはゆったり過ごせてよかったじゃないですか」

と思うやにしれませんが、人間にはいろいろとタイプがありまして、私などは「ゆっくり過ごす」ということが出来ない人間。忙しく「何かに集中している状況」というのが、一番落ち着く状態なのであります。なにもしないのは、苦痛でしかない。

逆に嬉野先生というのは、「なにもしない」という状況がないと、落ち着かない。

今週も、

「藤村くん、こんなに忙しくちゃぁ会社で本も読めないよ」

と申しておりまして、私からすれば

「ばか野郎!会社でのんきに本なんか読んでんじゃねぇ!」

と一喝したいところでありますが、先生にとっては死活問題。

先ほども、

「藤村くん、3月は一週間休んでいいかい?」

と申しておりまして、私なんかは即座に

「ばか野郎!3月いっぱいで本を完成させるつってんだろ!」

と、これはまぁ実際に一喝してしまったわけですけれども、それぐらい休まないと、嬉野先生は落ち着いて仕事など出来ないわけでございます。

「まぁ、4月に入ったら休みなさいよ。おれはすぐ次のDVDに取り掛かってるから」と、そう言って今回はなだめたわけでございます。

先々週、韓国へ行った時に、ホテルの部屋で先生は、

「あぁ、久々に休めるなぁ」と申しておりました。

あの方にとって、「旅」というのは、「なにも考えずにゆっくりとできる時間」であります。

だから落ち着く。

私にとって、「旅」というのは、「走り続けている時間」であります。

だから、落ち着く。

まったくタイプの違う人間ではありますが、こと「旅」に出ると、それぞれ同じように心が落ち着く。

だから、この番組というのは、精神衛生上も良く、無理がなく、だからこそ「いつまでも続けていけるんだなぁ」と、そんなことを思った次第。

韓国へ行ったばかりではありますが、本の取材で、我々は近々またちょっと旅に出てきます。

今度は、ちょっと変わった男と3人で旅をしてきます。

楽しみです。

では、今週はこのへんで。

受験生諸君。

もう少しで春だ。

あと少し、がんばれ。

【DVD情報】
整理しておきましょう。
全国のローソンでは現在「第1弾・ベトナム」「第2弾・サイコロ1ほか」「第3弾・オーストラリアほか」の3タイトルがお取り寄せ可能です。
「第4弾・サイコロ3」は追加予約も終了し、ローソンで手に入れることは出来ません。もうしばらくすれば、お取り寄せが可能になりますが、しばらくお待ち下さい。
3/23発売の新作「第5弾・カントリーサイン/宮崎/韓国」の1回目の予約は終了しました。2回目の予約が、3月1日より開始されます。

【懐かしの番組応援歌「1/6の夢旅人」CD予約受付中!】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

(20:00 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050226042429/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

木曜日でございます。藤村でございます。

この日記が上がると同時に、ご本尊の方も「雛祭り仕様になりますよ」と嬉野先生が嬉々として言っておりましたが、ちゃんとなりましたでしょうや。

昨年も雛壇を飾り付けましたが、ずいぶん長いことしまい忘れておりまして、ある程度状況が切迫していると思われる女性陣から、

「1日も早くしまって下さい」
「今年も行けなかったらあなた方の責任ですよ」

と、ある程度責任問題であると、当掲示板に殴り込みをかけて来た方が多々いらっしゃいまして、そこらへん温厚な嬉野先生は、

「そう言ってますから、今年はすぐに片付けましょう」

と、早々にしまう段取りをつけていらっしゃいます。

私なんかは、年に一度の女性陣の声を荒げた殴り込みというのも、ひとつ季節の風物として、これはこれで残してもいいんじゃないかと思っておるわけですが、いかがでこざりましょうや。

さて、明日から大学入試、前期日程の試験が始まります。我がどうでしょうは、常に悩める受験生の味方であると、そう自負しておりますが、今年の受験生諸君にも、それでは「喝」を入れることにいたしましょう。

受験生諸君。

君に問う。

準備は万端か?

充分に勉強をしたか?

やり残した部分はないか?

そうか。

いっぱいあるか。

まだまだやり残したことはいっぱいあるか。

しかし!大丈夫!

なぜなら!

君がやり残した部分は、試験に出ない!

安心しろ!

出ないもんは出ないんだ!

案ずるな!受験生!

おまえの合格は、もう見えている!

だから、堂々と行って来い。

奥さんも、行き遅れそうな女性陣も、みんな応援しているぞ!

がんばれ。

【DVD情報】
ローソンでのDVD第5弾「カントリーサイン/宮崎/韓国」の予約数が上限数に達し、今月末の期限を前に「予約締め切り」となりました。
2回目の予約が、3月1日より開始されますのでお気を確かに持たれますようお願いいたします。

【懐かしの番組応援歌「1/6の夢旅人」CD予約受付中!】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

(20:25 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050225014231/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

2月23日水曜日でござります。
どーも藤村でございます。

先週、韓国から帰って来て、すぐに「TOYOTAビッグエア」の会場用VTRの編集作業に入り、入った途端、風邪を召しまして、死んだような目で一週間、大会出場選手の皆様のイカした紹介VTRを作り続けておりました。

先週の編集室には、いつもの爆笑ではなく、熱いビートが鳴り響きまして、周りの連中からは「似つかわしくない」との声も聞かれましたが、私だってそーいうカッコイイ映像だってこれ作るわけです。

来年は是非、みなさんも会場に見に来て下さいよ。このイベントはね、ホント「生」で見たらおもしろいから。ただし、バッカみたいに寒いけど。

というわけで、怒涛の一週間が過ぎ、ようやく風邪も治りました。

韓国でのお話を少ししておきましょう。

ミスターはね、元気でしたよ。我々が滞在している間、終始にこやかでしたよ。私も、終始爆笑してましたよ。

とても楽しい3日間でしたよ。

韓国へ行く前は慌しくて、私はソウルのガイドブックすら買うことを忘れておりまして、だから現地ではミスターの私物のね、ガイドブックを貸してもらっておったんです。

そのガイドブックをパラパラとめくっておりましたら、鉛筆でいろんな場所に丸印が書き込んでありましてね、

「あー、ミスターはこの本を片手に、ソウルの街をひとりで歩き回ってんだなぁ」

なんて思いまして、ちょっと彼の苦労を垣間見てしまったような気がしたんです。

「がんばれよ、ミスター」

なんてそのガイドブックに向かってつぶやいたりなんかしましてね。

で、その大事なガイドブックを私、見事に失くしましてですねぇ、どっかのタクシーにでも置き忘れちゃったんでしょーかね、

「うっそぉー!あれ、オレの命綱だったのにー!」

ミスター叫んでましたけど、それでも、彼はにこやかでしたよ。

ミスターはね、人間的にとても大きくなってます。

次の「どうでしょう本第2号」では、そんなミスターの大きさ、そしてにこやかな様子が、誌面からあふれ返ると思います。

今、韓国で撮った写真を見ながら、私はとても楽しい気分になっています。

ミスターはね、韓国にいても、やっぱりミスターです。

みなさんにも、早く見てもらいたい。

「ミスター・・・スゲェな」

みんなきっとそう思います。

追伸。

ミスターへ。

ガイドブック。いやほんとにゴメンなさい!

【DVD情報】
ローソンでのDVD第5弾「カントリーサイン/宮崎/韓国」の予約数が上限数に達し、今月末の期限を前に「予約締め切り」となりました。
2回目の予約が、3月1日より開始されますのでお気を確かに持たれますようお願いいたします。

【懐かしの番組応援歌「1/6の夢旅人」CD予約受付中!】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

(20:46 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050224031420/http://www.htb.co.jp/suidou/

嬉野

2月22日火曜日でした。

嬉野です。

はい皆さん。
まもなく時計の針は午前零時。
今日も一日が終わろうとしております。
この、いまさらな時間におめおめと日記を書いております嬉野でございます。

皆様、今日も一日、いかがお過ごしでございましたでしょうか?

嬉野は、コレステロール値が去年よりも高いと医者に言われましたので極力外食を減らして今日も一日過食せずに終えましてございます。

スナック菓子も食べておりません。
甘いものも控えめにいたしました。
とんかつだって食いません。
魚を食っております。

えぇ、とまぁ、なんだかんだ言いまして、本日も「通り一遍」のことを書いてまとめようとしております嬉野でございます。

藤村大先生の風邪は、完治には至らず、「本日微熱」とおっしゃておりましたが、傍目には元気そうに見えましたので明日は完治するものとお考えになってある程度結構でございます。

皆様、大食いはしておられませんね。
深酒もいけません。
飲んだら乗るな飲むなら乗るな(知らんちゅーの)

じゃぁ、また明日。

明日も世間に負けるなよー!

→今回も皆様のアクションが我が方の予想を上回ってしまい、ローソンでのDVD第5弾「カントリーサイン/宮崎/韓国」の予約数が早くも上限数に達し、今月末の期限を前に「予約締め切り」となり一部の皆様には、大変御迷惑をおかけしておりますが、
2回目の予約が、3月1日より開始されますのでお気を確かに持たれますようお願いいたします。

【「1/6の夢旅人」CD】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。

http://www.r-higuchi.com

(23:21 嬉野)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050223044714/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

2月18日金曜日。まずは至急のお知らせ!

ローソンでのDVD第5弾「カントリーサイン/宮崎/韓国」の予約数が上限数に達してしまったため、今月末の期限を前に「予約締め切り」となりました。
これで「5巻入りDVDコンプリートBOX」「別売りBOX」に続き、新製品すべての第1回目の予約受付が終了したことになります(2回目の予約は3月1日より開始)。
丸井今井ほか道内HTBグッズ販売店では、まだ予約を受け付けているとのことなので、「どうしても!」という方は是非そちらへ。

あとは来月23日の受け取り日を待つばかりです。ありがとうございました。

・・・というわけで藤村でございます。

昨日嬉野先生が、風邪をおしてVTRの編集をしている私に「ねぎらいの言葉を書け」と、それも「真剣に褒めちぎる言葉が彼を勇気付ける」と、そのようなことを日記に書いておりまして・・・ありがたいですね、昨夜掲示板をチェックいたしますと、

「藤村さん!あなたは凄い!」
「藤村さん!あなたの才能は素晴らしい!」

私への惜しみない賛辞の言葉がズラリと並んでおります。

あれですね、「言葉の力」ってのはスゴイですね。

わたくしですねぇ、昨夜から一段と風邪がひどくなりました。
もうフラッフラでございます。
もちろん今だって発熱が続いております。

そりゃそうですよ。皆様の文面には、

「藤村さん!あなたは凄い!」

のあとに、

「うれしー買いといたよ!」

と、必ずご丁寧にひとこと添えてある。

おかげでね、風邪がひどくなりました。みなさん、どうもありがとう。

明日土曜日は、いよいよ真駒内で「TOYOTAビッグエア」が開催されます。私だってもちろん現場に借り出されておりますよ。寒いよね。たぶん、死んじゃうんじゃないかな。で来週末にはね全国テレビ朝日系列で放送となりますけどね、私が作ったVTRは会場でしか流れませんよ。是非みなさんね、会場に来て下さい。

というわけで、まだまだVTR作らなきゃいけないんでね、このへんで失礼しますよ。

最後にもう一度。

みんな!ありがとう!おかげで風邪がひどくなったよ!

【「1/6の夢旅人」CD】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。

http://www.r-higuchi.com

(15:37 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050219014424/http://www.htb.co.jp/suidou/

嬉野

2月17日木曜日。
昨日休んだ嬉野です。

本日は朝から年に一度の健診にまいりまして先程出社いたしました。
サラリーマンのありがたさで、40過ぎますと毎年半日かけて体のチェックをしに行けと会社が言ってくれるのね。
結果とくに異常なし。
ありがたい。
まだやれる。

1年前の時は、お医者に、
「嬉野さんタバコ吸わないよねぇ?」
「はい。一本も」
「にしては随分肺が汚れてるよ。何か心あたりある?」
その瞬間、ヒゲの生えた男がタバコ吸ってる顔が浮かびました。
「あいつ以外に心当たりは無い…」

まぁ、その一件をですねぇ、昨年は一年かけてですねぇ、ねちっこく藤村先生に言い募ったものですから、大先生も恐縮なさってか、近頃は私の前ではあまりお吸いにならなくなりましたね(意外に殊勝なとこあるんですよ、あの方も。ヒゲに似合わず)。

で、そうそう、そのヒゲの大先生を先程、編集室に表敬訪問しましたところ可哀相にテープの山に囲まれて本日も編集されておりましたですね。
心なしか編集室の空気も力なく沈滞ぎみで、笑っちゃうほど目力の弱い、妙に厚着した大先生がいましたですね。
風邪引いちゃてますからね大先生。

で、16人中12人分繋(つな)いで帰られたと昨夜の日記にありましたので、ここにお出でになる皆さんにも大先生のその後の作業経過を御報告せねばと思い、
「先生、16人分もう繋(つな)ぎ終わったの?」
と声を掛けてみましたところ風邪気味な大先生は言いましたね、
「いやそれは終わった…。」
「アラ凄い。じゃ、なんでまだやってんのよ」
「いや、またさらに別のを16人分作んなきゃいけなくてさ。」
「また16人分作るの!」

いやぁそんなに毎回弁当屋みたいに16人分作るって凄い。

どうぞみなさん。御手すきの方は、会社帰りにでも大先生にねぎらいのお言葉をお書き込みくださいね。
「ミスター16人分」も夜が更けて本日帰ります際には掲示板(更新する力こそ彼にはありませんがね)読んで帰ると思いますのでね。

あ、奥さんこういう場合はですね、
「頑張って」というよりはですね、
「もうあなたのここが凄い。」
「あなたのこの才能が素晴らしい。」
「16人分早くみたい。」
というですねぇ真剣に誉めちぎる言葉というものが彼を勇気付けると思いますね。その線をお勧めします。

ところで、昨日の明け方関東地方で地震あったのね。
関東から緊急電多数いただいております。

福岡では、なんでしょうか14℃もあるんですか?
春じゃないですか。
そういえば2月の末には菜の花も咲くんですよね。
四国もそうだったし。
この地ばかりが何故寒いのでしょうか。

今日バリウム飲んだんで今下剤が効いてお腹痛いですね。
バリウムってそれでなかなかトイレで流れてかないんですよね、どーでも良い話ですけどね。
こう、した後にですねぇ、ザーっと流すんだけど、流れ去ったか確認のために便器の奥を覗くとですねぇ、まだいるんですよね、白いのが。で、むこうも奥からこっちをじっと見てる。
そんな感じなのよね。

わたし生まれて初めてバリウム飲んだ時、バリウム飲む前に発泡剤飲むなんて知らなくて(アレ飲んで胃をパンパンに膨らましたところにバリウムを入れるんだよね)、発泡剤口に入れてぼやぼや水呑んだらいきなり口の中で発泡剤を発砲させて噴き出したことありましたね。
あれ以来バリウムより発泡剤の方が恐い…。

今日は札幌、天気良いよ。
春はもうすぐだよね。
がんばろう。オレ。

あと5年もしたら私も50歳なのだ。
そして60歳70歳と元気にいけたら良いな。

最近思うよ。
ジジイになっても、人生やっぱ楽しいだろうって。
老化していくことに、最近あまり不安がないよ。
年取ればそれだけのことはまぁあるかと、年々思えるからかしら?

挫折しない人ってきっといないと思うよ。
「凹みつつ凹みつつ立ち上がる」ということで今年も行こうと思っております。

さぁ、私が御託並べて呑気な日記を書いておりますこの今も、藤村大先生は風邪押して、今日も16人分作っておるわけです。

頑張れ先生。今日も僕は早く帰るからね。
みんなも寄り道しないで早く帰るのよー。

じゃ、また明日。

【「1/6の夢旅人」CD】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。

http://www.r-higuchi.com

【ローソン・ロッピー端末にてDVD予約受付中!】
■DVD第5弾「北海道212/宮崎/韓国」(予約特典は名場面ポストカード10枚) 
561304(五郎遺産おぉーしッ!)

(14:49 嬉野)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050218051132/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

2月16日水曜日。お久しぶりでございます。藤村でございます。

韓国でのお話などしとうございますが、いかんせん忙しい。

そのうえ、風邪を召しております。

私は現在、Fキャップ指揮のもと、今週土曜日に真駒内にて開催されますスノーボードのジャンプコンテスト「TOYOTAビッグエア」の会場用VTRを編集しております。
私が担当しておりますのは選手紹介VTR。選手は16人おります。
それを全部。
本日までに12人分作りました。

繰り返し申し上げますが、風邪を召しております。

昨夜は午前様だったため、本日は早く帰って養生しようかと思いますれば、嬉野先生はお休み。
従ってわたくし、微熱を感じながらもこうしてパソコンに向かい、皆様方のご機嫌を伺おうという所存にございます。

再度申し上げますが、わたくし風邪を召しております。

ここまで読んだ幾人かは、すでに私の風邪が感染していると思われます。
それぐらいひどい。

忘れないうちに大事なお知らせ。

昨日をもちまして「DVD専用BOX」の予約が締め切りとなりました。これで「5巻入りDVDコンプリートBOX」に続き、BOX単体も第1回目の予約を終了。
あとは、3月1日からの2次予約となります。
新作のDVD第5弾も「予約満了期間前に締め切りとなる可能性大」と聞いております。
まだの方、お急ぎを。

続きまして、昨日より同じくローソンロッピー端末にて、なつかしの「1/6の夢旅人」CDの予約が始まっております。
これまで権利の関係で使用できなかった昔の「1/6」が、ようやく手に入ります。
よかった。よかった。

ということで、間もなく午後9時。

外は冷えているんでしょうな。

みなさん、お風邪など召しませぬように。

などと決り文句の言葉はかけませんよ。

みなさんが風邪をひくことで、もしも私の風邪が治るのなら、迷わず私は、

「みんな風邪をひいてしまえ!」

そう叫ぶ男でございます。

・・・早く帰ろう。

おやすみ。諸君。

【「1/6の夢旅人」CD】
予約期間:2月15日(火)〜3月27日(日)
お渡し日:4月8日(金)〜
商品コード:451461

樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。

http://www.r-higuchi.com

【ローソン・ロッピー端末にてDVD予約受付中!】
■DVD第5弾「北海道212/宮崎/韓国」(予約特典は名場面ポストカード10枚) 
561304(五郎遺産おぉーしッ!)

(21:00 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050217023104/http://www.htb.co.jp/suidou/

嬉野

2月15日火曜日。
嬉野です。
「藤村さんはどうーしたんですか!」
いいじゃないですか僕の日が二日くらい続いたって。
「でも藤村さん、DVDの編集は終わったんでしょう。」
終わりましたよ。だって来月には売ろうっていうんですから。
「だったら時間あるじゃないですか」
ところがねぇ、藤村先生はねぇ、今週末の土曜日に開催される
『TOYOTA BIG AIR』の会場で流すカッコ良いVTRを編集中なんですよ。
「嬉野さんは、編集しなくていいんですか」
嬉野さんは、カッコ良い編集というものに縁が無いからやらないんですよ。
「ははぁ、依頼されなかったんだな」
うるせぇなぁ。スノボとか知らないんだよ。オレは。

ということで、編集室は「ビッグエア態勢」が敷かれ日中は「クラシック」の編集も出来ず、暇なものだから今日もオレなんだよ。

さて韓国のソウルというところは雪がないのです。
驚きました。気温はマイナス8℃なのに雪がない。
だから日中晴れてると小春日和のように見える。
なのに外へ出るとモーレツな寒さ。
風が凄いんだ。東京並みの風が吹く。
札幌という街はね、意外に風が吹かない。
だから、そんなに寒くはないのだ。
ちゃんとあったかい格好してるとね。
だから零下でもそこそこ凌げる。
ところがソウルは物凄い風。
あんなところで冬は越せない。

そんなところにミスターはいる。
まぁミスターも北海道人だから、寒さには強いだろうから平気なのかもしれんが、食い物が辛い。
いや、オレだって辛いものは好きだけどさ、あぁどれもこれも辛いと箸のやり場に困る。
そして毎食辛い。

朝、腹が減って飯屋に行って注文をする。
そーするとたいがい真っ赤なものが出て来る。
皿は沢山並ぶが、どの皿もなにがしか赤い。
そしてやはり辛い。

昼も辛い。だから夜も辛い。

「たまには韓国料理食べに行こうよぉ」
「辛くてうめぇー」

韓国料理好きだよというのは、たまに食うからではないかと思う。
辛いのが好きだよ。というのも他に逃げ場があるからではないかと思う。

「どれもこれも辛い」が365日続くという生活を送るとどうなるのだろうか。

1、辛いものになれる。
2、たんに痔になる。

どれなんだろう?
慣れるものなのかも知れない。案外。

そーはいってもキムチはうまい。
これはやはり日本では手に入らない旨さだ。
生の蟹を使ったキムチがあった。
「ケジャン」というらしい。
これが美味い。
生なのに冷蔵庫で1ヵ月もつという。驚く。
キムチに御飯。
これは365日食いたいかもしれない。
食いたいが、もちろん他に逃げ場もほしい。
牡蠣のチジミというものがあった。これも美味い。
そしてこれは辛くはない。
スライスした煮豚。これも余分な油が落ちてて美味い。
勿論辛くない。
餃子もあって、これも美味い。
聞いてみると辛くないものも結構ある。
そして美味い。

やっぱり良い。韓国料理。

昨日は日記にミスターが喜びあまって酔って娘にからんだ話を書いた。
意外に泣いてる人が多かった。
「そーいう父親の姿、自分にも覚えがある」というものだったり。
「そんな父親が、今はもういない」というものだったり、
「そんなことをしてくれる父親が小さい頃からいなかった」
というものだったり。
いろいろだった。
「ミスターも私のお父さんと変わらないことするんだ」
そう思ったら、自分の父親のことも好きになったというものもあった。

雪が降ってきた。
大雪だな。見る見る積もっていく。

ミスターは今韓国にいる。
韓国で一人寝起きして、毎韓国行料理を食べて、映画の現場で何かを学んで、いつも娘のことを思っている。

時差のない韓国で、今夜もミスターは辛いものを食べるだろうか。
ぼくらのいなくなった韓国でまたミスターの日常が始まる。

結局。
色々書いてみたが、
結論が見えず、この辺で今日の日記は終わる。
明日は、オレは休むよ。

そうそう、「過去を忘れる方法を知りませんか」と書き込んでた奥さんがいたな。
辛い別れをした昔の男とバッタリ会ってまた落ち込んだという話だったな。でも、多分男のことに今でも拘っているというより、昔、一方的に去られたということに拘っているだけなんだよな。だってその日の様子を随分客観的に書き込んでたから、あれだけ自分を冷静に見れるなら問題はないと思った。
男が懐かしいのではなくて、辛い別れを経験させられた昔の自分がいつまでも忘れられないだけなのだと思うな。

そーいうことってあるじゃない。
ない。
あ、そー。

じゃ、またその内会いましょう。

さて、樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。

http://www.r-higuchi.com

オリジナルバージョンの6分の1も良いのよ。マイナーでさぁ。知らない人たくさんいるでしょう。
「ベトナム」の最終回のために書いてもらったのが「2002」で、最初に書いてもらった「6分の1の夢旅人」というのがあるんですのよ。

【更新情報】
↑のお写真コーナーの最後に「雪祭り会場HTBショップ」の現場写真をアップしました。パソコン派の諸君はタコ店長の姿をご覧になれます。

【ローソン・ロッピー端末にてDVD予約受付中!】
■DVD第5弾「北海道212/宮崎/韓国」(予約特典は名場面ポストカード10枚) 
561304(五郎遺産おぉーしッ!)
■コンプリートBOXの箱のみ(800円)
530255(郷さん鬼ごっこ)

(18:06 嬉野)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050216020507/http://www.htb.co.jp/suidou/

嬉野

2月14日月曜日でございます。
嬉野でございます。

さてさて、この日記を更新します前に掲示板の閲覧をしておりましたら「CUEさんのHPのミスターの日記で、どうでしょうさん韓国来訪の話を読みました」との書き込みが多数ではないですか。
「あれ、ミスターもう書いたんだ」と、急ぎCUEさんのHP方へ行ってみますと、いやぁミスターが随分泣かせる日記を書いておるではありませんか。
なかでも別れ際にお嬢様が韓国にひとり残るミスターに手渡した手紙が泣かせるんですよ。(今回は、鈴井家の御家族も同行されたんですよ)

 『私は、毎日、空を見上げる。
  なぜなら、「パパは、このどこかの空
  の下にいるんだ」そう思うことが多
  い。
  私は、その気持ちを忘れない』

いやぁとても10歳の女の子が書くような文章じゃないですよ。
文才ですよねぇ。あの親にしてこの娘ありですよ。
そしてその文才にも増して、この親子の絆(きづな)の深さを強く感じさせる良い文章ですよねぇ。

とても初日の夜に、喜びすぎて度を越したアルコール摂取が祟(たた)って、しらふの娘に酒臭い息でからみ過ぎ「パパ、きもい!」と泣かした親父と娘とは思えないような美しい親子関係を見せてますよねぇ。

二日目の朝にさぁ、
藤村先生と二人で朝飯食いながらね、
「いやぁ、久しぶりの親娘の対面だからさぁ昨日の夜はさぁ」
「そうそう良い夜だったと思うよ」

なんてな話をね、しながらですよ、朝飯を食っておったんですよ。
ぼくらは。
そこへですねぇ、副社に連れられて、朝食会場に入って来た娘はですねぇ、泣いているわけですよ。朝っぱらから。

こっちは驚いて聞くわけですよ。
「どうしたのよ、朝から泣いてるじゃない」
すると副社が言うわけです。
「鈴井が泣かしたのよ」
「なんで?」
「昨日の夜に飲みすぎてこの子にからんだのよ。」
「からんだ?」
「嬉しかったんだと思うのよ」
「あぁ、おっさん度がすぎた?」
「そう。ぜったい許せないって朝から泣くのよ」
「で、おっさんどうしてるのよ」
「頭痛いって言って寝てるのよ」
「あぁ、ねぇ」

あまりにも久しぶりだったもので、親父は愛情の間合いを間違って娘を泣かしたそうですよ。でもって「微笑ましい親子三人韓国で仲良く朝食を食う」という美しい絵は実現せず、怒り心頭の娘は朝か泣きはらした顔でむっすりと飯を食い、親父は悪酔いして朝飯も食えず部屋で不貞寝(ふてね)するという。
そういう生生しさは微塵も感じさせない美しい日記だったねぇ。
今日のミスターの日記はね。
ねぇミスター。いいねぇ親娘ってさ。
微笑ましくってさ。

いろいろ喧嘩してもさ、また仲良くはしゃいでさ。
そーしながら、強く結ばれてるんだものね。

さてさて、元気だったミスターのことは、勿論「どうでしょう本創刊第2号」で詳しくお伝えすることになると思いますですよー!
写真もいっぱい撮りましたしね。

それより随分とほったらかしましたが、皆さんは御元気でしたか?
またまた通常通り運営してまいりますからねぇー。

さて、樋口了一さんのHPに「6分の1の夢旅人2002」のオリジナルバージョンが遂にCD化なる!の情報が出ておりますので是非御覧下さいませ。オリジナルバージョンの6分の1も良いのよ。マイナーでさぁ。知らない人たくさんいるでしょう。
「ベトナム」の最終回のために書いてもらったのが「2002」で、最初に書いてもらった「6分の1の夢旅人」というのがあるんですのよ。

【更新情報】
↑のお写真コーナーの最後に「雪祭り会場HTBショップ」の現場写真をアップしました。パソコン派の諸君はタコ店長の姿をご覧になれます。

【ローソン・ロッピー端末にてDVD予約受付中!】
■DVD第5弾「北海道212/宮崎/韓国」(予約特典は名場面ポストカード10枚) 
561304(五郎遺産おぉーしッ!)
■コンプリートBOXの箱のみ(800円)
530255(郷さん鬼ごっこ)

(19:23 嬉野)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050215030044/http://www.htb.co.jp/suidou/