嬉野

2008年4月28日(月)

嬉野です。

札幌の桜も例年より二週間も早く咲きましてね、
札幌はGWを前に花盛りの町となっておりますよ。

ドラマのロケに入る前に、ぼくらプロデューサーチームは段取らねばならないことが、諸々とありましてね、
加えて、俳優さんをはじめ、いろんな方が東京に住んでおられますので、どうしても東京へ頻々と出張することになり、長い不在を続けて、ここの日記を書くことも滞りがちでございましたよ。

そのことはね、私、本人としては、不本意なことで、
ここを書き続けながら、もろもろの仕事もしたいと思うのですが、いかんせん、事務処理に追われていると物を考えることも出来なくなるようでね、出張に出ずとも、札幌にいたとしても書けない日が続いておりましたよ。

ただまぁ、先週の東京行きで、頻繁なる出張はひとまず終わったかなと思いますし、段取らねばならないことのレールも、ほとんど敷き終えまして、そのレールに乗って物事はとりあえず順調に進んでおりますのでね、これからは、時間を見て、ここの日記も書いていこうと思っていますよ奥さん。

その代わり、GWが明ければ、今度は監督の藤やんが多忙になり、しばらくは、ここに出てくることもなくなるかも知れませんが、その分、応援をしてやってくださいませ。

さて、本日掲示板をパトロールしておりましたら、
「故郷というのは人だ」と誰かが書いていたのを読んだことがありますとおっしゃってらしたかたがおられましたが、

嬉野もそう思います。

故郷は人ですよ。

懐かしいのは人なのです。

だってぼくら人は、関係性の中で生きる者ですから。

品物を買う時、僕らは思いますよね。
やっぱり同じお金を出して買うのなら、少しでも優秀な物を買いたいと。電化製品だってなんだって、出来の良い、優秀な品質の物を買いたいと。

そんな思考に慣れてしまっているから、
人も商品と同じように優秀な人物のほうが価値があると思いがちです。

でも、ぼくは思います。

人の価値とは、絶対的なものではないんですよ。

その人が、自分にとって無くてはならない人であれば、自分にとってその人は掛け替えのない人なのです。
それだけなのですよ、人の価値とは。

いろんなことが出来る人が、何にも出来ない人と仲良くなることがあります。
世間から何にも出来ないと思われている人の中に、何でも出来ると思われている人が、自分に足りないものを発見して、不思議と二人が尊敬しあうということがあります。

割れ鍋にとじぶた。
タデ食う虫も好きずき。

昔からいろんな言われ方をしているこれら言葉の数々は、
人間の価値というものは、絶対的なものではなく、関係性の中で始めて生まれるのだということを言っているのだと、ぼくは思います。

昔、三竦み(みすくみ)という言葉があったように思います。
AはBより強いのです。
でもそんなBもCよりは強いのです。
じゃぁCが一番弱いのかというと意外やCはAに強いのです。

こうして三者それぞれが、輪につながって、それぞれがそれぞれに、誰かに強く誰かに弱いのです。

こうして、ゲームは面白くなるのです。

誰かが頂点に立ち、絶対的な力を持ち、あとの者が自分より弱い者を作っていくだけのような世界しか作りえないゲームは、けっして面白くなりようがないのです。

時代も世の中もゲームも同じようなものだと思います。
ある者だけが得をし続け、ある者だけが損をし続ける。
そんな仕組みしか持たない世の中が面白くなるわけが無いのです。面白くないゲームに人が飽きるように、面白くない世の中にも人は飽きるはずす。人が世の中に飽きたら、世の中はどうなってしまうのでしょうか。そんなことを思います。

誰からも尊敬される人になることを望むより、
自分が大事に思う人から大切に思われるように努力するほうが、よほど楽しいのではないでしょうか。

誰もが世の中のみんなから尊敬される人気者になることを志向する世の中は、三竦み(みすくみ)であることを否定する社会を作るような気がします。

誰もの頂点に立つことなんか忘れて、世の中の誰にも評価されない人だけれども自分に無い好いものを持っていると思うなら、その人と仲良くしてみる、その行為が、ひょっとすると三竦み(みすくみ)の世の中を作るのかもしれないと、なんだか、書きながら思ったのでありましたよ。

捨てる神があれば、拾う神もまたあるのです。

素直に考えれば、人というのは、本来そういったものだと、
ぼくには思えるのです。

説教くさかったすか(笑)。

でも、そう思うのです。

じゃ、また明日。
明日はお休みだけど、クラシックの編集があるので出てきます。
また明日、お集まりくださいませ。

解散!

【DVD第10弾・予約受付終了いたしました】
全国のローソンにて行われておりましたDVD第10弾「東京2泊3日70km/マレーシア・ジャングル探検」の予約受付が上限数に達したため終了となりました。
5月14日からはHTBオンラインショップでの通信販売、道内HTBグッズ取扱店さんでの店頭販売が開始となります。

(21:16
嬉野)

藤村

もうもうもう4月23日水曜日でございます。本日も藤村でございますよ。

今年の北海道は白樺の花粉が大量発生ということで、これまで「なにぃ?花粉症?ふざけるな」「だいたい花粉症なんぞにかかるよーな輩はたるんどるんだ!」「気合いだよ気合い!」「弱いんだよ人間的に」「もっと鍛えろバカ野郎!」などと理不尽な叱責をかましていた人々も、今年は花粉症にかかる可能性が大いにある、ということで、えーわたくしも花粉症に、なりましたなぁ・・・これは。

昨日あたりからくしゃみが出始めて、今日は鼻水が出てますもの。

明らかに花粉症ですよ。

これはあれですね、人間的に弱いとか、たるんどるとか、そういうことじゃないですね。

ましてや気合いの問題でもない。

んなこと言うやつこそ、頭がたるんでますよね。脳を鍛えなおせバカ野郎と、言っておきますよ。

花粉症、なるときはなります。

だいたい現代において花粉症にすらかからないやつこそ、デリカシーとか、繊細さ、がないですよね。

えー・・・これまで、私が理不尽な叱責をかましてしまった花粉症の人にこの場をお借りして、あやまっておきますよ。

花粉症、たいへんですね。ようやくわかりました。

ということで、またまた明日。

全員解散。

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(18:54
藤村)

藤村

さぁさぁ4月22日火曜日でございますよ。本日も藤村でございます。

来週からゴールデンウィークということでございまして、休みが明けましたらDVD第10弾の発売&受け渡しが14日から、そして我々はスペシャルドラマ「歓喜の歌」のメインロケハンが、小樽にてスタートいたします。

あ、言っちゃいましたね、今回のドラマの舞台は「小樽」であります。

ゴールデンウィーク明けから撮影開始までのおよそ1ヶ月半、我々は連日小樽に通いつめまして、撮影の準備に取り掛かるわけでございます。

小樽という町は、もちろん北海道観光には欠かせない土地でありますが、「広い大地!北海道」というより、古い町並みが残る本州的な町であります。

昨年の夏、我々は小樽に泊まり込み、じっくり町を見て回りました。観光地化された賑やかな運河沿いを外れて、のんびり歩きますと、実に良い雰囲気を醸し出す町であります。

ドラマではなるべく、観光地ではない小樽の良いところを見ていただこうと、思っております。

さて先週行きました大分県の竹田も良い町でしたが、我々が宿泊した長湯温泉もまた、良いところでした。

近くには有名な湯布院や黒川といった温泉があり、そこに埋もれたような小さな温泉でありますが、その小ささが心地よい。

小さいといっても、そこは「日本一の炭酸泉」というのがウリでありまして、低温の湯に入りますと、肌に炭酸の泡がびっしり付くというおもしろい泉質を持った温泉であります。

エノハ(ヤマメ)やスッポンも棲むという川沿いに、あけっぴろげな無料の露天風呂があり、川を挟んで建つ数件の宿は、古さを残しつつもきれいに改築されて、小ぎれいな温泉街の風情を醸し出す。

湯布院が「次にマークすべきは長湯だ」と言っているほど、こじんまりとした小さな温泉街の心地よさがあるのです。

団体客を受け入れようにも受け入れられない規模の温泉。今までは不利だった条件が、今や湯布院も恐れる強みとなる。

九州の温泉地というのは、近隣の温泉と切磋琢磨して、お互いの強みを出し合って、相乗効果で全体のレベルが上がっている。

温泉天国・北海道の温泉街の人たちも、みんなわかっているでしょうな。清潔でこじんまりとした風情ある温泉街にしたいと。

しかし、周りを見てもまだそうなってはいない。巨大なホテルにバイキング。なんとなく変えられない。

でも北海道でもそろそろ、誰かが、思い切った方針転換をしてくれるんじゃないかと、わたしは期待をしております。

北海道の良いとこダメなとこ、いろいろ旅をすると気づくものであります。

ではまた明日。

ほれ解散。

【DVD第10弾・予約受付終了いたしました】
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(18:48
藤村)

藤村

4月21日月曜日となりました。藤村でございます。

先週も日記執筆ままならず申し訳ござりませんでした。

グッズ店長ともども、わたくし大分県は竹田に行っておりました。

竹田といえば姫だるま。

原付西日本で竹田を訪れたのは2000年のちょうど今ごろ、春4月、桜が終わりかけのころでした。

姫だるま工房の横の田んぼにゴザを敷き、うららかな春の日差しの中でだるまのお見合い。

あの、のんびりとした空気は今も強く心に残っております。

そして我々はこの旅を最後に、半年間の休止期間に入りました。

後にミスターは明かしておりますが、「もしかしたらこの原付西日本が、自分にとってどうでしょう最後の旅になるかもしれない」「もう自分はどうでしょうに戻らないかもしれない」、そう思っていたそうであります。

その2年後、同じく原付によるベトナム縦断で、どうでしょうは6年間のレギュラー放送に終止符を打ちました。

しかしすぐにその翌年、早くも「プチ復活」と銘打って我々は旅に出ます。

一泊二日、大分・竹田への旅。

それもちょうど今ごろ、春4月のことでありました。

「だるま夫婦に子供ができた」「受け取りに行こう」などと、復活にしては実に他愛のない企画でありましたが、「一生どうでしょうします!」なんて、ずいぶんな宣言をしてしまった4人の重しのようなものを、竹田ののんびりとした空気の中で、サラリとふり払いたかった、そんなことを考えていたのであります。

竹田には、そんな空気がある。

大げさではなく、日本中、世界中を回った中で、九州の山間部にある竹田という町、そしてその周辺には、旅する者の心をやわらげる空気があるのです。

だから自分は、ことあるごとに竹田を訪れる。

来月14日から川越・丸広百貨店で行われる「初夏の北海道物産展」にHTBグッズが出店いたします。

そこに姫だるまグッズ(姫だるま本体は今や生産が追いつかず出品できません)とともに、竹田の町の紹介パンフレットなどを置かせていただく予定であります。

「北海道物産展」ではありますが、「北海道に住む我々が良いと思うモノ、土地を紹介する」というのも、ある意味「北海道的」、そして「どうでしょう的」なことなんだと思っております。

店長から「せっかく竹田に行くんだから絵でも描いて下さいよ」と言われ、わたくし鶴太郎的に何枚か絵を描きました。店長の荒々しい絵とともに、川越のHTBブースに飾る予定であります。込み合うであろう物産展の会場で、少なからず竹田ののんびりとした空気を感じていただけたら幸いであります。

ということで、大分・長湯温泉と熊本・黒川温泉でいいだけ湯につかり、若干の湯あたりをした藤村でございました。

また明日。

【DVD第10弾・怒涛の予約討ち入り中!】
どんどんどん!
皆の衆皆の衆!今度のDVDは「東京2泊3日70km/マレーシア・ジャングル探検」の豪華徒歩モノ二本立て!ローソン屋敷ロッピーさん、HTBグッズ取扱店さんで現在予約受付中!予約特典はおっさん4人が描く特製オリジナルポストカード10枚入り!どうぞ!我こそはと思われます方々は討ち入られませぇー!
どんどんどん!

(18:45
藤村)

藤村

4月15日火曜日。藤村でございます。

本日は話題をふたつ。

ひとつめ。

北海道出身の奇跡の歌声・福原美穂が明日、いよいよメジャーデビューをするんですね。

福原美穂というのは、高校生の時にHTBの夕方番組、当時は安田さんが司会をしていた「街角のど自慢」みたいなコーナーに出場して優勝。その素晴らしい歌声に音楽関係者が注目し、HTB制作部が中心となってやっている小さな音楽レーベル「ユメチカレコード」からCDを出し、制作部員であるわたくしが、彼女のシングル2枚のプロモーションビデオを撮影したという、我が制作部とはずいぶん関わりの深い女子であります。

とにかくこいつの歌声はいい。生で聴いたらなおいい。
そして、顔がいい。誰からも好かれるいい顔をしてますね。人柄が表れている。(彼女いわく)経済的に裕福でなくとも、楽しい家庭で育った、というのがよくわかります。
そして、足腰がいいですね。雪かきで鍛えてましたからね。

そんな彼女が、北海道から全国へデビューを果たす。

デビュー前から話題になっているらしく、これまで道内で発売していたCDが軒並み品切れになっているそうであります。

これからは北海道だけでなく、全国の人にあの歌声を聴いてもらえる。いいじゃないですか。

デビューシングルは「CHANGE」。明日4月16日発売。

そして、それに便乗・・・じゃない、いや便乗か、品切れが続いているユメチカレコードから出したCD「Step☆Out EP」が、5月1日よりローソンロッピーでお取り寄せを開始(商品番号509752)。滝川で1日で撮ったプロモーションビデオがエクストラで付いております。

HTBオンラインショップでも購入可(今は品切れだけど1週間ほどで再入荷予定)。

ということで・・・

歌う喜びをいつまでも忘れずに、がんばれよ!福原美穂。

よし。じゃぁ次の話題。

「動物のお医者さん」って、ありましたな。H大獣医学部をモデルにした漫画であります。

作者の佐々木倫子さんとご縁があって「是非一度お会いしましょうよ」ということになり、昨年の秋でしたか、私と嬉野先生とワインをしこたま飲みながらお話しをしました。

なんでも佐々木さん、次の漫画の構想を今、練っていると。

「おーどんな?」

聞けば、舞台は北海道のローカルテレビ局。

「おーそうですか!それはおもしろそう」

ただ、まだ構想の段階でテレビ局の人に話しを聞いていると。

「おーそうですか」と。

それにしてもテレビ局というのは、いろんな部署があるんですねぇ。営業とか編成とか、あまり知られていない部署でも、お話を聞いていると、実におもしろいエピソードがたくさんある。そんなエピソードを、うまいこと盛り込んでいきたいと。

「いやぁー楽しみですなぁ!」

「で、いつごろから連載するんですか?」

「まだわかりません。構想の段階ですから」と。

言ってましたら先週、広報から連絡がありまして、

「今週からスピリッツで連載が始まりました!」と。

「おーそうか!見てみます」と、早速発売日に買ってみましたら、すごいですね、表紙にデカデカと「佐々木倫子始動!」みたいに書いてありましてね、

「おー!」と。

漫画のタイトルはといえば、「チャンネルはそのまま!」と。

「おー・・・」と。カッコよくはないなと。

しかし巻頭カラーですよ。勇んで表紙をめくりましたら・・・

「おー?」と。

いきなりヒゲの男がいるんですね。入社試験の面接官をやってるんですけど、やたらとそいつは「バカ」という発言をするんですね。

わたくし、まさに先々週、HTBの入社試験の面接官をやっておりまして、似たようなこと言ってましたからね、「どっかで見てたのか?」と思うほど似てるんですね。

「チャンネルはそのまま」

舞台は北海道のローカルテレビ局「北海道☆(星)テレビ」。局のマスコットは星の形をした「ホシイさん」。

楽しそうな漫画であります。

佐々木さん、どうぞ自分のテンポで、じっくりと描いてください。楽しみにしております。

ということで、本日の日記はここまで。

今週はまた出張です。嬉野先生はここに居ます。

では皆の衆、達者で。

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(23:54 藤村)

嬉野

2008年4月14日(月)

嬉野です。
御無沙汰でした。

ねぇ奥さん。
出張に出ると、このところ長いですねぇ我々。
居続けですからね。

一週間も、お愛想なしですんませんでしたね。

やっぱり日記なんてなものはね、
毎日書いていませんと調子が出ませんでね、

だらだらぐだぐだと書いてるうちに、
なんだか頭の中にとぐろ巻いてるものがポロットと出たりします。

「あら、でもわたくし、嬉野さんのポロッと出したようなものには、あんまり興味ありませんわ」

なぁーんてなことを今、言いました?奥さん。

なに、言ってない、
あぁ、
それはあんたの被害妄想。
はぁ、なるほど、なるほど。

とにかくドラマの準備でバタバタとしております。
そしてそのうち、皆様にもお願いをすることが出てまいります。
その節は、なにとぞよろしく。

とりあえず、本日の日記は、これにて終了また明日。

解散!

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(17:31
嬉野)

嬉野

2008年4月6日(日)

さて、嬉野です。
今週、ちと留守にしますが、
みなさん、どうぞお気張りください。
戻りましたら、またお愛想いたしますですよ。

じゃ、また。

【先週、うちの藤村が書いた日記です】

ユメミル工房のグッズ店長石坂氏は、日々楽しいグッズの開発に頭を悩めております。

この前も、メールで「こんなのはどうでしょうか?」と、デザイン画を送ってきました。

「夏に向けて久々に扇子を作りたい」ということで、和風な扇子のデザイン画であります。

「おーキレイだな。キレイだけど、これはこれとして、おもしろいやつも欲しいな」

「たとえば?」

「たとえば、表には水墨画みたいなのでトラを描いてね、裏側には、トラじゃんかよ!おれバリケード作る!火だ火だ!とかね、あのブンブンの中で交わされた会話をずらーっと和歌みたいに書いてある、とかね」

「あーなるほど」

「カブがウィリーしてる様子と、荒馬が前足を高く上げている水墨画に、裏面は、どうしました!大泉さん?ギアいじったっけロー入っちゃってもうウィリーさとかね、あの時の会話がずらっと書いてある、みたいな」

「あーおもしろいですね」

と、まぁ、実現するかどうかはわかりませんけど、日夜こうしてグッズの開発に精進しているわけです。

そんな店長が先日、近々発売予定の、あるグッズのデザイン画をメールで一斉配信しておりました。

私も見ましたが、これは「いいアイデアだな!店長」と思いましたね。

「いいアイデア」というのは、グッズそのものではなく、グッズを包む方法。

グッズを「わざとビンボくさく新聞紙でくるむ」というのです。

こういう些細なコダワリ、演出というのが、作り手の粋な心が感じられてよい。

で、驚いたのが、その送られてきたデザイン画。

なんと、そのグッズを包む「新聞紙のデザイン画」であったのです。つまり店長はまず「新聞紙そのものを作る」と。単なる包装用の新聞紙をイチから作ると。

「あっぱれ!店長!」と、思いましたですね。

それでこそHTBのグッズ店長!と。

で、その新聞紙のデザインを見ましたよ。新聞風のモノクロ写真が載ってましたよ。で、文字がずらーっと記事風にレイアウトされて並んでましたよ。

まぁ包装用の新聞紙のデザインですからね、別に何が書いてあってもいいわけですよ。新聞紙風のものを作る、というのが本来の目的ですからね。

で、その文字を読んだら、嬉野先生の文章なんですね。

「あぁ、日記かなんかの文章をテキトーに転載したのかな」

と、思いましたらですね、読み進むうちにわたくし・・・

ぷっ!と吹き出しましたね。

どうやらその、なにが書いてあってもいい文章を、嬉野先生がわざわざ書き下ろしてるんですね。

嬉野先生が、延々、文字を埋めるためだけに、文章を書いてるんですよ。そして、ずっーとその、あまりにもバカバカしい作業について、悪態をついてるわけですよ。

「なんでおれがこんなものを書かなきゃいけないんだ!」

「8000字ってなんだよ!」

「ただの包装紙だろコレは!」

みたいなことをね、延々書いてるんですよ。

いやぁー・・・世にこれほど不毛な文章はないでしょうね。

私、笑いまして、まず店長に「よくやった」「いいアイデアだ」とホメましたね。

すると店長は、「でも嬉野さん、すっごい怒ったんですよ」と。「マジに不機嫌だったんですから」と。

それを聞いて私、また大いに笑いましてね、すぐさま嬉野先生んとこ行って、

「先生、あの新聞紙はなんですか?」

と同情してるように聞きましたら、

「おー!聞いてくれ!あのバカ店長、なんでもいいから8000文字書いてくれって言いやがって、なんだそれ?って言ったら、それでグッズ包むとか言ってさ!オレのことなんだと思ってんだよ!」

と、かなり怒ってましたね。

また、笑いましたね。

楽しい人たちですねぇ。

このようにグッズ店長、周囲に多少の軋轢を生じながらも、日々、グッズの開発に勤しんでおります。

ではまた明日。

【DVD第10弾・怒涛の予約討ち入り中!】
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(00:43
嬉野)

嬉野

2008年4月3日(木)

ちわっす。

嬉野っす。

うちの藤村が、久々に裏を更新いたしまして、
来る5月14日に発売されますところのDVD第10弾の全容を熱く更新したから、みんなに「見るように」と書けと申しておりますので、書いてますよ。

えぇ、書いてますとも。

ねぇ、自分で書きゃぁ好いじゃないですかねぇ。

どいつもこいつも、オレに書け書け言いやがってさぁ、
ワープロじゃないんだよ、オレはさぁ。

オレに言っときゃ、勝手に書くって思ってる節があるね。
ここいらの人間はさぁ。

ささ、ということでね、書きましたから今日のところは帰らしてもらいますよ。

それではみなさん、また明日!

解散!

あ!
大泉さん!おめでとうございます!
年取ったんですってねぇ。今日。
好かった好かった。

じゃ、今日はこれで。

【昨日、うちの藤村が書いた日記です】

ユメミル工房のグッズ店長石坂氏は、日々楽しいグッズの開発に頭を悩めております。

この前も、メールで「こんなのはどうでしょうか?」と、デザイン画を送ってきました。

「夏に向けて久々に扇子を作りたい」ということで、和風な扇子のデザイン画であります。

「おーキレイだな。キレイだけど、これはこれとして、おもしろいやつも欲しいな」

「たとえば?」

「たとえば、表には水墨画みたいなのでトラを描いてね、裏側には、トラじゃんかよ!おれバリケード作る!火だ火だ!とかね、あのブンブンの中で交わされた会話をずらーっと和歌みたいに書いてある、とかね」

「あーなるほど」

「カブがウィリーしてる様子と、荒馬が前足を高く上げている水墨画に、裏面は、どうしました!大泉さん?ギアいじったっけロー入っちゃってもうウィリーさとかね、あの時の会話がずらっと書いてある、みたいな」

「あーおもしろいですね」

と、まぁ、実現するかどうかはわかりませんけど、日夜こうしてグッズの開発に精進しているわけです。

そんな店長が先日、近々発売予定の、あるグッズのデザイン画をメールで一斉配信しておりました。

私も見ましたが、これは「いいアイデアだな!店長」と思いましたね。

「いいアイデア」というのは、グッズそのものではなく、グッズを包む方法。

グッズを「わざとビンボくさく新聞紙でくるむ」というのです。

こういう些細なコダワリ、演出というのが、作り手の粋な心が感じられてよい。

で、驚いたのが、その送られてきたデザイン画。

なんと、そのグッズを包む「新聞紙のデザイン画」であったのです。つまり店長はまず「新聞紙そのものを作る」と。単なる包装用の新聞紙をイチから作ると。

「あっぱれ!店長!」と、思いましたですね。

それでこそHTBのグッズ店長!と。

で、その新聞紙のデザインを見ましたよ。新聞風のモノクロ写真が載ってましたよ。で、文字がずらーっと記事風にレイアウトされて並んでましたよ。

まぁ包装用の新聞紙のデザインですからね、別に何が書いてあってもいいわけですよ。新聞紙風のものを作る、というのが本来の目的ですからね。

で、その文字を読んだら、嬉野先生の文章なんですね。

「あぁ、日記かなんかの文章をテキトーに転載したのかな」

と、思いましたらですね、読み進むうちにわたくし・・・

ぷっ!と吹き出しましたね。

どうやらその、なにが書いてあってもいい文章を、嬉野先生がわざわざ書き下ろしてるんですね。

嬉野先生が、延々、文字を埋めるためだけに、文章を書いてるんですよ。そして、ずっーとその、あまりにもバカバカしい作業について、悪態をついてるわけですよ。

「なんでおれがこんなものを書かなきゃいけないんだ!」

「8000字ってなんだよ!」

「ただの包装紙だろコレは!」

みたいなことをね、延々書いてるんですよ。

いやぁー・・・世にこれほど不毛な文章はないでしょうね。

私、笑いまして、まず店長に「よくやった」「いいアイデアだ」とホメましたね。

すると店長は、「でも嬉野さん、すっごい怒ったんですよ」と。「マジに不機嫌だったんですから」と。

それを聞いて私、また大いに笑いましてね、すぐさま嬉野先生んとこ行って、

「先生、あの新聞紙はなんですか?」

と同情してるように聞きましたら、

「おー!聞いてくれ!あのバカ店長、なんでもいいから8000文字書いてくれって言いやがって、なんだそれ?って言ったら、それでグッズ包むとか言ってさ!オレのことなんだと思ってんだよ!」

と、かなり怒ってましたね。

また、笑いましたね。

楽しい人たちですねぇ。

このようにグッズ店長、周囲に多少の軋轢を生じながらも、日々、グッズの開発に勤しんでおります。

ではまた明日。

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どうぞ!我こそはと思われます方々は見事ローソン屋敷へ討ち入られませぇー!
どんどんどん!

(21:20
嬉野)

藤村

4月2日水曜日。藤村でございますなぁ。

ユメミル工房のグッズ店長石坂氏は、日々楽しいグッズの開発に頭を悩めております。

この前も、メールで「こんなのはどうでしょうか?」と、デザイン画を送ってきました。

「夏に向けて久々に扇子を作りたい」ということで、和風な扇子のデザイン画であります。

「おーキレイだな。キレイだけど、これはこれとして、おもしろいやつも欲しいな」

「たとえば?」

「たとえば、表には水墨画みたいなのでトラを描いてね、裏側には、トラじゃんかよ!おれバリケード作る!火だ火だ!とかね、あのブンブンの中で交わされた会話をずらーっと和歌みたいに書いてある、とかね」

「あーなるほど」

「カブがウィリーしてる様子と、荒馬が前足を高く上げている水墨画に、裏面は、どうしました!大泉さん?ギアいじったっけロー入っちゃってもうウィリーさとかね、あの時の会話がずらっと書いてある、みたいな」

「あーおもしろいですね」

と、まぁ、実現するかどうかはわかりませんけど、日夜こうしてグッズの開発に精進しているわけです。

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私も見ましたが、これは「いいアイデアだな!店長」と思いましたね。

「いいアイデア」というのは、グッズそのものではなく、グッズを包む方法。

グッズを「わざとビンボくさく新聞紙でくるむ」というのです。

こういう些細なコダワリ、演出というのが、作り手の粋な心が感じられてよい。

で、驚いたのが、その送られてきたデザイン画。

なんと、そのグッズを包む「新聞紙のデザイン画」であったのです。つまり店長はまず「新聞紙そのものを作る」と。単なる包装用の新聞紙をイチから作ると。

「あっぱれ!店長!」と、思いましたですね。

それでこそHTBのグッズ店長!と。

で、その新聞紙のデザインを見ましたよ。新聞風のモノクロ写真が載ってましたよ。で、文字がずらーっと記事風にレイアウトされて並んでましたよ。

まぁ包装用の新聞紙のデザインですからね、別に何が書いてあってもいいわけですよ。新聞紙風のものを作る、というのが本来の目的ですからね。

で、その文字を読んだら、嬉野先生の文章なんですね。

「あぁ、日記かなんかの文章をテキトーに転載したのかな」

と、思いましたらですね、読み進むうちにわたくし・・・

ぷっ!と吹き出しましたね。

どうやらその、なにが書いてあってもいい文章を、嬉野先生がわざわざ書き下ろしてるんですね。

嬉野先生が、延々、文字を埋めるためだけに、文章を書いてるんですよ。そして、ずっーとその、あまりにもバカバカしい作業について、悪態をついてるわけですよ。

「なんでおれがこんなものを書かなきゃいけないんだ!」

「8000字ってなんだよ!」

「ただの包装紙だろコレは!」

みたいなことをね、延々書いてるんですよ。

いやぁー・・・世にこれほど不毛な文章はないでしょうね。

私、笑いまして、まず店長に「よくやった」「いいアイデアだ」とホメましたね。

すると店長は、「でも嬉野さん、すっごい怒ったんですよ」と。「マジに不機嫌だったんですから」と。

それを聞いて私、また大いに笑いましてね、すぐさま嬉野先生んとこ行って、

「先生、あの新聞紙はなんですか?」

と同情してるように聞きましたら、

「おー!聞いてくれ!あのバカ店長、なんでもいいから8000文字書いてくれって言いやがって、なんだそれ?って言ったら、それでグッズ包むとか言ってさ!オレのことなんだと思ってんだよ!」

と、かなり怒ってましたね。

また、笑いましたね。

楽しい人たちですねぇ。

このようにグッズ店長、周囲に多少の軋轢を生じながらも、日々、グッズの開発に勤しんでおります。

ではまた明日。

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(20:05 藤村)

嬉野

2008年4月1日(火)

今日も嬉野です。

月初めに更新されますところの、
「どうでしょう寺、四季の衣替え」。

4月分も出来上がりましたね。

今月のテーマは「満開の桜と花壇を作った犬」ですね。
実に華やかな風景です。

しかしながら、犬は、あの棒のような足で、
いったい、どのように足元のシャベルを使ったのか…ねぇ。

そのあたり、ひじょうに興味のあるところではありますが、作者の小山画伯(旧姓坂谷)が黙して語りませんから、永遠の謎ということでありますよ。

まぁとにかくね、
春爛漫の花盛りの寺のまん前に、どデカイ花壇を作っちゃった。
そういうことなのでありますな。
具体的なことは、時として、そうそう重要なことではないのでありますよ。

なんにしても春の風景は長閑で好いですな。

そういえばね、
土曜日に出張先の東京で見た桜も、
こんな感じで満開だったですな。

しかし出張から戻りますれば、札幌の気温は、0℃でしたよ。
いやはや北海道の地に桜の便りの訪れる日は、まだまだとうぶん先のことでありますな。

そうそう、この前ね、知り合いからメールが来ましてね。
弟さんが、めでたく御結婚されたのだそうですよ奥さん。

感動しましたと、メールには書かれてありましたね。

式も披露宴も両家の御家族だけが立ち会われた結婚式だったそうです。

ショーアップされた派手さが無いぶん、質素にこじんまりとした式だったようでね、じんわりと温かいものが両家の親族の間に通ったもののようでございますよ。

門出に立ち会うというのはね、奥さん。
やはり感動するものなのですよ。

あれはね、新しく家族を作る者たちが、
まだ、何の疑いもなく自分達の明日を信じている、
その姿を目のあたりにするからだと、ぼくは思うのです。

未来を疑いもなく信じる者たちの姿に、ぼくらは胸打たれるのだと思うのです。

何を信じたところで、約束されたものなど、この世界のどこにもないのに、
それでも目の前に立つ若者たちは、疑いもなく明日を信じている。
その真っ直ぐな姿を見せられて、ぼくらは不意に胸に迫るものを感じるのではないでしょうか。

そして自らに問いただすのだと思うのです。

「もう一度、信じてみなければいけないのではないか」と。

そこには、信じたいと願う、生き物の本質があるような気がするのです。

この世界に、信じられるものは何もないかもしれないけれど、
それでも信じようとする気持ち無くしては、
おそらくぼくらは、この世界で生きていくことが難しいのではないでしょうか。
なぜか、そんなことを、私は思うのであります。

まぁ、そのわりにはね、
おめぇら、わりと大泉洋さんを長期間に渡って騙し続けて来たじゃねぇかというね、
ことなんですがね。

まったくもって、あの人だって生き物ですから、
常に信じたいと願っていたのだと思いますですよ。
そうして、こいつらが言う企画を精一杯面白いものにしてやろうと意気込んでHTBの裏口まで起こしになってね、
結局、あっさり騙される始末。

まぁしかし!それはそれ!これはこれ!ですよ奥さん。
いいじゃないのよ!
かたいこと言いっこ無しよ!

ということでね、本日も無事日記を書き終えまして、
私は、家路につきますよ。

じゃ、みなさん、また明日お会いいたしましょうね。
それまでお元気で。

明日を信じて生きるんですよー!
他人を騙しちゃだめですよー!

まぁ、私らが言ってもね、
ひとっつも説得力はないんですが。

それはそれ、これはこれですから。
一応は、言っときますよ。

じゃ、解散!

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(20:15
嬉野)