番組開始以来、20カ国以上を旅してきた私ではありますが、当然のことながら家族はいつもお留守番。「おとうばっかり外国へ行ってズルい!」と、子供たちに罵声を浴びせられること8年余。ついに一念発起いたしまして、家族を連れて初の海外旅行を奮発してまいりました。
しかしながら当方も住宅ローン、新車のローン等抱えておりますサラリーマンの身、それも一家5人となれば、これはもう立派にひとつの「団体旅行」。それを親父の財布ひとつですべて賄うってんだから考えるだけでゾッとする。
「キミの分はボクがもつよ。お金のことは心配しなくて大丈夫!」などという甘ったれた恋人気分のアバンチュールな旅行とは違い、「いいか!これはもう相当な覚悟で行くんだぞ。余ってる小遣いがあったらつべこべ言わず出しやがれ!」と、子供の小遣い銭まで徴収する決死の海外渡航でございます。
とはいえ、子供のうちに異国の地を旅することは、なにごとにもかえがたい経験となりましょう。痛い出費ではありますが、子供らの喜ぶ顔見たさに、そして、これまで散々どうでしょうの旅を楽しんできた償いとして、今回、一家総出の海外旅行を決行したのであります。
行き先は、子供らの「南の島で寝そべってトロピカルジュースを飲んでみたい」という希望を最大限に尊重し、これまでの私の経験から、「安くて」「治安が良く」「食い物がうまい」、さらに、せっかく子供に海外を経験させるんだから日本人旅行者が少ない「異国情緒漂う」「トロピカルジュースを飲める国」を選択いたしました。
その国とは、「マレーシア」。
いやいや、ブンブンではございません。あんなところに家族で行って「どうだ?つらいだろぉ?」などと自慢するつもりはございません。
ガイドのトニーが「ボクが育った島は、とってもいいところですよ」と勧めてくれた「ランカウイ島」でございます。
調べましたら1月中旬の「ランカウイ島5泊6日」のツアーは、ひとりおよそ8万円。ベッドを使わない子供なら3万円弱!
これは安い!
というわけで、マレーシアの西海岸に浮かぶランカウイ島へと行くことにしたわけであります。
ところが、ご存知のように「スマトラ沖地震」が発生し、タイのプーケットやマレーシアのペナン島など周辺のリゾート地は大打撃を受けた。
さぁどうする!
・・・というわけで、長くなったので続きは明日。
とにかく無事に帰って来ました。さぁ、今日からまたお仕事です。
ビシッといきましょう!
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594971(ごめん!苦しくない?)←これ凄く良いね。
(18:45 藤村)
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