1月15日土曜日。

嬉野

1月15日土曜日。
嬉野です。

土曜とか日曜って暖房が控えめなんでしょうかねぇ。
なんか寒いもん今、会社の中。凄く。

さて、先頭を走っている北海道の「水曜どうでしょうクラシック」では、いよいよ来週から「ヨーロッパ21ヵ国完全走破の旅」がはじまります。

この企画が最初に放送されたのは1997年の10月でした。
番組を開始して1年。
なんとなーく番組も「サイコロ」で人気が出てきたかなぁという時期でした。それが結局この「初のヨーロッパ企画」で小規模爆発を起こし始めるんですね。それくらい今見直してもこの「ヨーロッパ企画」は面白いんですね。それまでの「サイコロ3」や「212」とは明らかに違うゴージャスな面白さが毎週毎週なにかしらあるんですね。
そのことをここの所の編集で再認識している今日この頃ですね。

で、オリジナルの第一夜と第二夜は共に時間拡大で45分バージョンだったんですね。これひとつを見ても気合の程が分かると言うものですね。そして、この45分という枠は「クラシック」には適用できないんですね。「クラシック」は番組販売のことを考えて「どの回も30分にしなければいけない」んですね。

これは、「リターンズ」でも同じだったんです。
ところが、「リターンズ」版では、ぼく等が編集に関与しなかったこともあって、思いきった編集がなされてちゃってます。
つまり、第一夜第二夜ともに15分ずつカットされてるんですね。
つまり「45分2本」が「30分2本」になってるんですね。
そうして「30分」の枠は守られているんです。

だから、「リターンズ」から「水曜どうでしょう」を見始められた方は、第一夜第二夜で見てないシーンが結構あると思います。

で、今回「クラシック」版を作るにあたってもう一度「45分バージョン」を見直したわけです。
そうすると落とすには、あまりにも忍びないシーンがたくさんあるわけですね。「これは切れないよ!」となるわけです。
やはり他人の作品はバッサリ切れても自分の作品となるとなかなか切れないとうわけですね。

そこで「クラシック」ではシーンを丸ごとカットすることはやめ(出来なかったわけですね)「45分2本」を「30分3本」に作り変えたわけです。
まぁ、算数の数式で考えると簡単に割り算できるからなんのことはないように思えるんですが、実際問題「その回の終わり」を何処にするかということを考えていかなければなりませんから、それほど単純な作業ではなかったですね。

で、それでもカットした部分も結構ありますし、反対に追加した部分もけっこうあります。

ただ、自分では、「45分」版より締まって面白くなったんじゃないかなと思ってますから、そのあたり、みなさんの感想も今後聞かせてもらいたいと思っています。

そして、中身をかなり再編集したのでオリジナルの枠で7年前の大鈴さんたちがコメントしてる内容が使えなくなってしまったのと一回分多くなったので、この際と、お忙しい現在の大鈴さんをお呼びして一夜二夜三夜までは新撮の枠となっております。

昨年の12月の15日頃だったんですが、ちょうどミスターも映画留学から一時帰国してて、お二人そろっての枠が可能になったわけでございます。

まぁ、その辺のことも楽しみして来週の北海道地方をかわきりに、他の地域の方も順繰りにお楽しみいただければと思います。

ということで、また編集の方を始めたいと思いますよ、みなさん。

ではまた、来週月曜日にね!

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(20:34 嬉野)

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