藤村

【追加情報】
明日8月10日午後7時より、TVKテレビ神奈川さんで、折りしも「六月のさくら」が放送されるそうでございます。以上、書き込みからの情報でございました。

【本日の日記】

8月9日火曜日。本日も藤村でございます。

「どうでしょう本」をお読みになった方は、初めて「四宮プロデューサー」という人について、いといろとお知りになったのではないかと思います。
本を読んでいない方に少し説明をいたしますと、四宮さんは元々日本テレビにいた人で、その後、もう10年以上前になりますか、北海道へやって来てHTBに入社しました。
HTBでは当初、報道でドキュメンタリーなんかを作っておりましたが、その後編成部に異動して、この人が中心となって、「onちゃん」を作り出し、初めて「どうでしょうグッズ」を生み出しました。
ちなみにこの時、同じ編成部で四宮さんと共に初のグッズ開発に奔走していたのが、現「ハナタレ」プロデューサーである福屋さん(通称キャップ)であり、そのデザインを担当していたのが、あるデザイン会社に勤めていた石坂という男。ご存知、現グッズ担当石坂店長であるのです。
四宮さんはその後、02年の「ベトナム」以降、我々がお願いしてプロデューサーの任についてもらいました。この人がいたからこそ、DVDやお芝居、そして祭りなど、テレビとはまた違った次元で「どうでしょう」を作っていけたのであります。
この四宮Pが、どうでしょうの他に渾身の力を注いでいるのが「ドラマ」であります。
年に1本、今やローカル局自社制作では唯一と言っていい全国ネットのドラマを作り続けております。
昨年は、大泉さんやウチの息子も出演した「六月のさくら」が、芸術祭の優秀賞を受賞。
監督は「ドラバラ」の多田D、カメラは普段バラエティー一色の鈴木武司(おんちこの写真も撮ってくれてます)、音声助手には、こちらも普段はバラエティーどっぷりの松澤と、HTB制作部のお笑い軍団がこぞって参加しているわりに、しっとりとした作品を毎年作り上げております。
今年のドラマは、カントリーサインにも出ましたね、「鹿部はこっちだ!」でおなじみ、道南の鹿部町を舞台にした、ある漁師一家のお話だそうです。
原案は常に四宮さんが作り、そのテーマは常に「家族」であります。
今年のドラマ、タイトルは「うみのほたる」。
ホームページも立ち上がっております。四宮さんの「家族」へのこだわり、今年のドラマのテーマ、熱い思い、そんなものが、これまた長々と書かれております。興味のある方は是非ご覧下さい。
「うみのほたる」。放送は今月27日土曜日の午後3時から。テレ朝系全国ネットでぇございます。

では、本日もビシビシと編集に邁進いたします!

【グッズ3種も販売!HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示。「HTBご来場記念スタンプ」も設置していますので、是非「どうてちょう」をお持ちの方は押印を。土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーではonちゃんグッズ6種と、以下のどうでしょうグッズ3種も販売しています。

ロゴカッティングシート(蛍光・白)/各600円
何がおこるかわからないから旅なんだ木札ストラップ/各700円
ワンショルダーバッグ/300円

旅のおともに!おみやげに!はたまた旅先での洗濯物入れに!
…お買上げ頂ければ幸いでございます。

【引き続き「クラシック」放送決定!】
「山口朝日放送」さん!8/17から「クラシック」スタート!
(毎週水曜深夜25時43分から)
「青森朝日放送」さん!8/23から「クラシック」スタート!
(毎週火曜深夜0時46分から) 
「千葉テレビ」さん!8/24から「クラシック」スタート!
(毎週水曜夜10時30分から) 

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(19:15 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050810025704/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

8月8日月曜日でございます。はいどうも藤村でございます。

先週は「どうでしょう祭り」関連でD陣2名、出張に出ておりまして、嬉野先生はそのまま佐賀のご実家に帰省いたしました。
従って今週前半部は、私ひとりで引き続き「今年の新作」の編集作業でございます。

出張中、嬉野先生とまたいろいろとお話をしまして、主な話題は「どうでしょう本」と「新作の出来栄え」。

「とりあえず第2号も好評のようでよかったよねぇ」
「やっぱり今回も大泉さんの小説に持っていかれたなぁ」
「いやいや、今回は嬉野先生の文章が良かったですよ」
「そうかなぁ。でも先生にそう言われるとうれしいなぁ」
「掲示板を読んでてさ、『なるほど』と思った感想があったね」
「どんな?」
「創刊号は『お腹いっぱい』という感じでしたが、第2号はお腹いっぱいにはならなかった。『おいしく頂けた感じ』、みたいなことが書いてあってさ」
「うん」
「普通だったら、第2号は倍の分量があるんだから、創刊号より満腹になるはずでしょう。でもその人はそうならなかった。つまり、創刊号はオレが書いた『スペイン紀行』がバン!とメインにあってさ、どうしたってそれが主食なわけさ。だから、読み終わると自然に満腹感を感じる。でも第2号は、それぞれにボリュームはあるけど、『これがメイン』っていう主張がないもんだから、食ってる方も、なんとなく最後まで満腹感を感じずに読んじゃった感じ?・・・だと思うんだよな」
「なるほどねぇ」
「嬉野先生が最初に浦島のハナシすんじゃん。『不思議なことは不思議なままに受け入れて』みたいな、『だから人生はおもしろい』なんつってさ」
「あぁ」
「オレなんかやっぱり理解できないもんね。不思議なことは、追求するから面白いんであって、そのままほっといたら面白くないだろうと」
「ははは…やっぱり人それぞれだからね」
「それぞれが、それぞれに味を出してるから、偏ってなくて食いやすいんだろうなぁ」

「それにしても、新作はおもしろいですよ」
「嬉野先生、ずーっと笑ってたもんねぇ」
「あんなにずーっと笑ったことは今まで、なかったですよ。なんでしょうかあれは」
「切れ目がないんだよね」
「ないですね。ずーっと見てられる。そして、まったく嫌味がない。『面白くしてやろう』っていうあざとさがない。それがいいですよ。そして、それぞれの役割がピタっとしてて、なんか安心できますね」
「今回はでも、嬉野先生のコメントが随所でいい味出してますよ。オレ、笑っちゃったもんなぁ…」

・・・とまぁ、そんなとりとめのないハナシをしておったわけです。

週末は、じっくり「どうでしょう本」をお読みになっていた方も多いでしょう。
で、表紙について。
表紙に隠れてるのは、大泉さんとタコ星人に扮したミスターさんです。嬉野先生はいませんから、念のため。

さ、それでは今週もビッシリと「新作」の編集をしてまいりましょう。

おっさんたちが織り成す、不思議なハーモニー。

「2005年新作」は、そんな感じがいたします。

今週は私ひとりのため、掲示板のアップに手が回らぬこともあるやもしれませんのでご容赦を。ただ、ちゃんと目を通しておりますのでご安心を。

【グッズ3種も販売!HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示。「HTBご来場記念スタンプ」も設置していますので、是非「どうてちょう」をお持ちの方は押印を。土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーではonちゃんグッズ6種と、以下のどうでしょうグッズ3種も販売しています。

ロゴカッティングシート(蛍光・白)/各600円
何がおこるかわからないから旅なんだ木札ストラップ/各700円
ワンショルダーバッグ/300円

旅のおともに!おみやげに!はたまた旅先での洗濯物入れに!
…お買上げ頂ければ幸いでございます。

【引き続き「クラシック」放送決定!】
「山口朝日放送」さん!8/17から「クラシック」スタート!
(毎週水曜深夜25時43分から)
「青森朝日放送」さん!8/23から「クラシック」スタート!
(毎週火曜深夜0時46分から) 
「千葉テレビ」さん!8/24から「クラシック」スタート!
(毎週水曜夜10時30分から) 

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(15:29 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050809010538/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

7月29日金曜日。藤村でございます。

さぁ!いよいよ「どうでしょう本・第2号」の受取日が近づいてまいりました!

日曜深夜、日付が8月1日となりましたら、全国のローソンさんで一斉に受け取り解禁!討ち入り可能!でございます(一部のお店では「朝になってから」という場合もございます。ご容赦を)。

さて、注意事項であります。

その一。
本を受け取られましたら、絶対に「パラパラとめくってはいけません」。

「どうでしょう本」は、番組と同じく「1ページ目から順に読んでいくこと」を大前提に作っております。ページを1枚づつめくることで、徐々に得られていく笑い、感情、というものもあるわけでございます。ネタバレしないように、はやる心を抑えつつ、じっくり読み進めて下さいませ。

その二。
絶対に「一気に読まないように」。

第2号は、創刊号の倍「200ページ」であります。各企画の文章も長ければ、各企画のテイストもバラバラ。それが、創刊号の倍の分量で1冊に詰め込まれておるわけでございます。

嬉野先生の文章で何かを考え、大泉洋の文章で目頭を熱くし、私の文章でうどん屋に走り、そしてミスターの姿に爆笑する。

製作に数ヶ月間を要しておるわけですから、是非みなさまも体調を整え、頭を切り替え、出来れば2日3日かけて、ひとつひとつじっくりお読みいただきたい(じっくり見ないと見つからないものもありますから…)。

そして来週。

是非とも掲示板に読後の感想をお寄せいただきたい。皆様の声を楽しみに待っております。

では、私は引き続き「新作」の編集に掛かります。嬉野先生も昨夜から「新作」の編集に加わりました。

これからしばらくはD陣2名、充実の「新作編集モード」で突き進みます。

【グッズ3種も販売!HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示。「HTBご来場記念スタンプ」も設置していますので、是非「どうてちょう」をお持ちの方は押印を。土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーではonちゃんグッズ6種と、以下のどうでしょうグッズ3種も販売しています。

ロゴカッティングシート(蛍光・白)/各600円
何がおこるかわからないから旅なんだ木札ストラップ/各700円
ワンショルダーバッグ/300円

旅のおともに!おみやげに!はたまた旅先での洗濯物入れに!
…お買上げ頂ければ幸いでございます。

【引き続き「クラシック」放送決定!】
「山口朝日放送」さん!8/17から「クラシック」スタート!
(毎週水曜深夜25時43分から)
「青森朝日放送」さん!8/23から「クラシック」スタート!
(毎週火曜深夜0時46分から) 
「千葉テレビ」さん!8/24から「クラシック」スタート!
(毎週水曜夜10時30分から) 

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(ニオイはゴルゴ)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(15:59 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050730000721/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

7月27日水曜日。藤村でございます。
札幌は台風の影響で昨夜から雨が降り続いております。
こういう日は、まさに「仕事日和」といいますか、釣りだの庭いじりだの、そういう邪念が消えて良いですな。編集に没頭できます。

月曜日から今年の新作の編集を始めまして、2日間でおよそ30分あまりのVTRをつなぎました。

おもしろいですな。やはり、おもしろい。
昨日も編集しながら笑いをこらえるのに必死でありました。

しかし今回、私が感じた「おもしろさ」というのが、なんと言いますか、これまでとはまた「微妙に違う」のであります。昨年の「ジャングル・リベンジ」とも違う。

この違いをどう表現すればよいのかわかりませんが、例えば先日、ファンの方からいただいたお手紙に、「どうでしょうは、年とともに成長している、というより、なんだか、脱皮を繰り返しているような気がする」と、そんな表現が書かれておりましたが、確かに私もそんな気がする。

変わらないようでいて、時にガラリと様相を変えていく瞬間がある。

昨日、編集したVTRを嬉野先生に見せたとき、先生は大いに笑いながら、こんなことを言いましたね。

「もう、タレントもディレクターも『野放し』だもん。こんな番組、普通は許されませんよ。でも、これが10年近くやってきた余裕なんでしょうかね。だとしたら、ウチは良い方向に進んでますよ」

私はね、これまで皆さんがこの番組を見て、「癒される」と言う真意が、よくわからんかったんですよ。だって、こっちは茶道家じゃないんだから、あんた方の心を「癒す」なんて気持ちはサラッサラないですからね。ただ、屁が出るぐらいまで笑わせたかっただけ。

でも今回、少しだけ「癒される」という意味がわかりました。

だって、こんだけ「野放しのおっさんたちの姿」を、堂々と見せつけられたら、小さなことで悩んでいる自分がバカバカしくなりますよ。「あー、これでも生きていけるんだ」と。

今回の新作。ただ、最初は少し戸惑う場面があるかもしれませんよ。だって、かなりな「脱皮」をしてますからね。

さぁ、7月も終わりに近づきました。

「どうでしょう本・第2号」の受け渡し&発売が、来週と迫ってきましたよ。
嬉野先生の長文「四国快晴」、大泉洋の小説「一生のその先」などなど、読み応えたっぷりの200ページ。
早くみなさんの感想をお聞きしたい!と思っております。
2次予約の受付は31日まで。これを過ぎると、本州での入手は困難となります。なにとぞ!早めのご予約を。

【お知らせです】
「山口朝日放送」さん!8/17から「クラシック」スタート!
(毎週水曜深夜25時43分から)
「青森朝日放送」さん!8/23から「クラシック」スタート!
(毎週火曜深夜0時46分から) 
「千葉テレビ」さん!8/24から「クラシック」スタート!
(毎週水曜夜10時30分から) 

【HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示されています。さらに土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーでは若干のonちゃんグッズも販売致しています。

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(ニオイはゴルゴ)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(13:11 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050728002619/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

【お知らせです】
「どうでしょうリターンズ」が間もなく放送終了を迎える各地の皆様に朗報でございます。
「リターンズ」終了後、改めて「どうでしょうクラシック」の第1回目から放送を開始していただける局が、3局決まりました。

「山口朝日放送」さん!8/17から「クラシック」スタート!
(毎週水曜深夜25時43分から)

「青森朝日放送」さん!8/23から「クラシック」スタート!
(毎週火曜深夜0時46分から) 

「千葉テレビ」さん!8/24から「クラシック」スタート!
(毎週水曜夜10時00分から) 

山口、青森、そして千葉県民の皆様。見逃していた企画も、これでちゃんと見ることができます。そしてまた、「どうでしょうさん」との永いお付き合いが始まります。どうぞよろしくお願いいたします。

【本日の日記】

7月25日月曜日。藤村でございます。

先週は、これから始まる「新作」の編集に向けて、編集室の掃除、テープの整理などを行いました。作業が早めに終わりましたので、木曜日はどうでしょう班2名、午後出勤といたしまして、私は早朝から渓流釣りに、嬉野先生は郊外の温泉へと行って、心身ともにリフレッシュをしたのでございます。

名古屋に次ぐ全国第5位の大都市でありながら、車で1時間も走れば、渓魚が釣れる清らかな流れがあり、源泉掛け流しの温泉がある。

私も嬉野先生も本州出身者でありますから、生粋の道産子以上に、この「札幌」という街の魅力を積極的に享受したい、楽しみたいという気持ちが、いまだに強いのであります。

10年前まで、私も嬉野先生も東京に住んでおりました。都会の生活は、それはそれで楽しいことも多かったのでありますが、しかし「出勤前に釣りに行く」「温泉に行く」などは、とても考えられないことでありました。

「いや、東京に限らず、あんたらみたいに出勤前に温泉なんて考えられないよ」とおっしゃるサラリーマン諸兄。

なにをおっしゃるか。行けますよ。すべては自分次第なんですよ。なによりこれは、「地方在住のサラリーマンの特権」なんだから、享受しなければ損ですよ。

朝5時に起きて、釣竿を車に積み込み、近くのコンビニでおにぎりを買って、夜明けの道を静かに走る。
6時過ぎには清々しい山奥の渓流にたどり着き、自作の毛ばりを結んで流れに乗せる。
大きいのが釣れればそれが一番良いのだけれど、でも釣れなくても別に構わない。
5時間ほど川の中でたっぷり過ごし、車に戻っておにぎりを食べる。
ウグイスの鳴き声。目の前を飛び交う白い蝶々。
タバコを一服。

昼12時。エンジンをかけて、会社に向かう。
午後1時過ぎ、デスクに座る。

出来るんですよ。別にたいしたことじゃない。あとは、疲れた素振りを見せずに、普通に働けばいいだけ。

嬉野先生も、あの日同じように温泉へ行った。
温泉に入るだけなら、もっと余裕をもって出社することもできるだろう。
しかし先生の場合、夕方になってようやく出社してきた。

「いやぁ藤村先生、遅くなって申し訳ありませんでした」
「どうされました?」
「えーわたくし・・・不覚にも湯あたりをいたしまして、起き上がることが出来ず、ずっと温泉場で寝ておりました」

・・・地方在住サラリーマン諸兄よ。「朝っぱらからいい気になって長湯三昧、その挙句、湯あたりをして夕方出社」と、こういうていたらくな所業は決してマネなさいませぬようご注意申し上げる。

嬉野先生の場合、「地方サラリーマンの特権」云々のハナシではなく、「浮世離れした仙人」的なハナシとなりますので、この場合、ひとつも参考にはなりませぬ。

とにもかくにも、どうでしょう班ディレクター陣2名、このように各自リフレッシュ期間を設けながら、今週より「水曜どうでしょう2005年夏の新作」の編集へと突入いたします!

【HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示されています。さらに土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーでは若干のonちゃんグッズも販売致しています。

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(ニオイはゴルゴ)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(16:50 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050726002311/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

7月21日木曜日。藤村でございます。

昨日はひとりでビシビシと編集室の掃除をしておりました。嬉野先生は「物を捨てられない」と書いておりましたが、掃除をする場合、そういった懐古趣味的な発想で行動していては、何ひとつ片付きません。なにより冷静で、時に冷徹な判断力が必要なのであります。

「もしかしたら使うかもしれないなぁ」的な物は、問答無用!捨てて構いません。
「おやおや、こんなものがありましたか」的な、ちょっとだけ懐かしい物。これも問答無用!捨てなさい。
「コレ捨てちゃったら、もしかしてあの人困るかも…」。なにをおっしゃいますやら!大丈夫!絶対に困りません。
とにかくですね、ここ1年まったくホコリをかぶったまま見向きもされないものは、ドンドコ捨てて結構です。「もしかしたら」は、言い換えれば「ほとんどない」という意味に等しいのです。

・・・しかし、こう書きますとね、「ヒゲはずいぶん物に対して愛着がないじゃないの」「冷たい人だわ」「やっぱり、うれしーの方が優しいのねん」などと、戯言をのたまう奥様方!
いいですか!これは「掃除!」「整理!整頓!」のハナシなのであります!「あいつぁ不必要だから捨てよう」などと言っているのではありません!だいたいだね奥さん、「物を捨てられない」「物をため込んでしまう」つまりは「整理整頓が出来ない」という人間に限ってだ、結局「同じように不必要な物をまた買ってしまう」という悪循環を起こすんですよ。だってそうでしょう、「自分が何を持っているのか」を全く把握していないんだから。きのうだって掃除をしてたらだ、えぇ奥さん!全く同じようなカメラバッグが引き出しの奥からたくさん出てきましたよ。海外用の電源セットなんて、同じ製品が3つぐらいありますからね。「誰が買った」なんてことは言いませんよ。ただ「物を捨てられない」ということが、すなわち「物を大事にする」と同義語ではないということをだ!肝に銘じてくださいよ!うれ・・・奥さん!

さ、というわけでね、編集室の方もスッキリといたしまして、本日は「気分の方もスッキリさせましょう」ということで、私は朝早くに家を出まして、午前中に「釣り」をしてから出社いたしましたよ。
札幌から1時間弱、山奥の小さな川に行ってですね、毛ばり釣りなんぞをいたしました。釣果の方は、小ぶりのニジマス1匹に、あとはウグイばかりという寂しい結果でありましたが、野鳥のさえずりと川のせせらぎだけが聞こえる山奥で、気分はすっかりリフレッシュ!でございます。本当は温泉にでもつかってから出社しようかと思いましたが、んなことしてると夕方になっちゃうんで、パンツも多少濡れたまま、今こうしてデスク業務に勤しんでおるわけでございます。

さぁ、来週からは、いよいよ2005年新作の編集へと入りますよぉ!

追伸。どうバカ兼釣りバカの方。札幌近郊で釣れる川、内緒で教えて・・・。

あ。どーも嬉野です。
そうそう、そういえばね、掃除の達人の藤村先生の口からよく漏れる言葉があるんですよ。

「いや?テープがねぇんだよ。昔、番宣用に編集したテープがねぇんだよ。おかしいよなぁ」
「そんな大事なもの探せばあるだろ、捨てる奴いないんだから…」
「…」

ま、そういう会話がね、たまにあるんですよ。
たまにですけどね。
ま、誰かが問答無用でドンドコ捨てた結果なんだろうとは思うんですけどね。

さぁさぁ、明日は金曜日。
天気も良いですしね、明日も気楽に参りましょうねみなさま。

北海道の子供たちの夏休みは来週からなのかなぁ?

北海道の夏、相変わらず良いよ。

【HTB正面玄関がリニューアル!】
「だるま一家」「必勝ノート」「カントリーサイン」「サイコロフリップ」「なまはげ」などが郷土歴史博物館並み(?)に展示されています。さらに7月23日からは土・日・祝日も正面玄関(喫茶〜展示コーナー〜トイレまで)を一般開放(10時30分〜17時)し、喫茶コーナーでは若干のonちゃんグッズも販売致します。

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(ニオイはゴルゴ)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

(19:47 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050722002542/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

どうでしょう班、帰ってまいりました。

7月19日火曜日。

おはよぉーございます!藤村でございます。

1年3ヶ月ぶりの旅。出演者、ディレクター陣とも、無事に帰ってきましたことをまずはご報告申し上げます。

どこに行ったか?

そして、

なにを追ったか、いや、なにをしてきたのか?

もちろん現時点では、一切申し上げません。

ただ一言、申し上げるならば、

「激闘!であった」と。

そして、不肖藤村。

「久々に爆笑しながら放屁した」と。

そう、告白しておきましょう。

やはり、どうでしょうは面白い。

「流れに逆らわず」
やがて、
「流れに翻弄され」
そして最終的に、
「流れに飲み込まれていくおっさんたち」

そのこっけいな姿を記録しただけの、「ドキュメントの強さ」。

どうでしょうはねぇ、やっぱり面白いですよ奥さん。

さぁこれからはですねぇ、その「こっけいな姿を記録しただけの」テープを、頭の中でひとつひとつ整理しながら、自分の中にある「ひとつの理想形」へと近づけていく作業をするわけです。

数日間の雑多な出来事を、イチから他人(ひと)に語り、見せるためには、それなりの順序と、前フリと、そして脚色だって必要。

それがすなわち「編集」ですよ奥さん。

わたしゃねぇ、これから始まる「編集の楽しさ」に身もだえしておりますよ。

なんですか?どっかのバカがねぇ、ロケ帰りの車の中で私が、

「編集すんのめんどくせぇ」

などと不穏当な発言をしたと書いておりましたが、「なにをバカな」と。確かに北海道が一番いい季節を迎えるこの時期、富良野ではラベンダーが咲き誇るこの時期、子供たちが夏休みを迎えて遊びほうけるこの時期!なんでオレだけが暗い編集室にこもってちまちまと編集作業に没頭しなけりゃならんのだ!えぇ!んなもなぁ夏が終わってからでもいいじゃないか!そう思っておりましたよ。だから編成部には「ロケに行きます」とだけ言って「放送日」については、だまーって、話もせずにしらばっくれてたわけですよ。でもさすがにロケに出る直前に編成部の同期の男が来て、「放送日はどうする?」なんて遂に聞かれちゃったもんだから、「んーまぁ・・・そのうち」なんてテキトーにごまかしたわけですよ。したら「ふーん、そうか」なんつって割りとすんなり納得しちゃったもんだから「よーし!ロケが終わったらゆっくり夏休み取って、それから編集しよ」なんてのんきな計画を立てておったわけですよ。だからですよ、ロケが終わってあのバカが「藤村くん、もう明日から編集かい?」なんてせっかちな質問をするもんだから、「んなめんどくせぇこと誰がするか」と、つい言ってしまったわけですね。「つい」ですよ。本心じゃないですよ。だって「編集の楽しさに身もだえしている」と書いたでしょう。やっぱりね、いい素材が撮れると、「編集の鬼」の血が騒ぐわけですよ。でもね、そうは言ってもね、休みも欲しいわけでね、多少はこれ休んじゃうわけですよね。

ということでね、編集にはもう今すぐにでも着手する気、充分!ですけども、放送はやっぱり「未定!」と。

たぶん、夏も終わり・・・「祭り」のころになるんじゃないでしょうか!

というわけで、休み休み!やっていきます。

あぁーいい天気ですなぁ。

釣りにでも行きたいですなぁ・・・。

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(募集中でおます!)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【HTB玄関が7月中旬まで改装工事】
「雪面の飛び魚」「バレンチノ」などが展示されております玄関のミニ展示スペースが改装工事に入ります。これらの展示物も一時撤去されますので、HTBにお越しになる予定の皆様は、ご了承下さいませ。

(11:56 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050720014228/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

しばらく旅に出ます。

どうでしょう班

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(募集中でおます!)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【HTB玄関が7月中旬まで改装工事】
「雪面の飛び魚」「バレンチノ」などが展示されております玄関のミニ展示スペースが改装工事に入ります。これらの展示物も一時撤去されますので、HTBにお越しになる予定の皆様は、ご了承下さいませ。

(06:04 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050711003646/http://www.htb.co.jp/suidou/

藤村

7月7日木曜日でございます!藤村でございます!

さぁーて本日は嬉野先生のお誕生日ということで、掲示板にはこれまた多くのご祝辞が寄せられております。

これだけ数多くの方にお祝いされる四十過ぎのおっさんというのも、まことに稀有な存在でございましょう。

幸せなおじさんでございます。

しかしながら先生、本日も夜番でございまして、出社はこれからでございます。でも、こんな2交代制勤務も、ようやく終わりが見えてまいりました。

本日、数ヶ月を要した私のDVD第6弾の作業が、すべて完了したのでございます。
VTRの方は、残っていた「シークレット映像」の編集を終え、そしてDVDに封入される冊子のテキスト、チャプター表などの原稿もすべて書き終えました。

ビジービーさんが担当する「メニュー画面」も完成。
どうでしょうさんのDVDといえば、メニュー画面は「福助の部屋」と呼ばれる畳敷きの和室をデザインしたものでございます。この部屋には、毎度、そのDVDに収録された企画に関連する小物などを置き、そこを車のおもちゃやら、ヘリコプターやらが飛び回るという小細工を施しておるわけでございますが、部屋をデザインしているのは、いつもの女性陣。一方、車などの小物を動かすCGを担当しているのは、ビジービーの男性陣であります。そしてこの男性陣というのも、やけに細かい細工をするのが好きなようで、今回も一回見ただけじゃわからないような動きを随所に作り出しております。

この「いろんなところが動き回るメニュー画面」は、もちろん見ていて楽しいものでありますが、しかし、この世で一人だけ、このメニュー画面を複雑な思いで見る男がおります。

音響効果担当の工藤ちゃんであります。

「おぉおぉ・・・ずいぶん動いちゃってるじゃないの」

工藤ちゃんの仕事は、この動き回る小物にそれぞれ「音」を付けること。動けば動くほど、工藤ちゃんの音付けの作業が増えていくわけです。昨日は私も一緒になって音付けの作業をしておりました。
しかし、これ、なかなか難しいもので、すべての動きに音を付ければいいってもんじゃない。うっとおしくなる。少し「物足りない」ぐらいの音付け方が、実はいい味に仕上がるのです。

「わび」「さび」をわきまえたメニュー画面。

そんなところも、皆様には是非見ていただきたいと思うのであります。

【「どうでしょう本第2号」は7月6日から二次予約開始!】
期間は7月6日から7月31日まで!
ロッピー商品番号:201855(募集中でおます!)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【HTB玄関が7月中旬まで改装工事】
「雪面の飛び魚」「バレンチノ」などが展示されております玄関のミニ展示スペースが改装工事に入ります。これらの展示物も一時撤去されますので、HTBにお越しになる予定の皆様は、ご了承下さいませ。

(18:25 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050707235835/http://www.htb.co.jp/suidou/index.html

藤村

珍しく午前中の更新であります。藤村でございます。

さて今日から7月。北海道はいい気候が続いておりまして、ウチの庭のラベンダーも、そろそろ最盛期を迎えようとしております。
札幌にいらっしゃる観光客の皆様方は、このような季節であっても、やはり街中にある定番コースの時計台やら大倉山のジャンプ台やらを訪れるのでありましょう。
しかしこの時期、札幌市民である私が本当にお勧めしたいのは、「公園」であります。

札幌南部の山中に国営の「滝野すずらん公園」というのがありまして、数年前に完成したここのお花畑は実に素晴らしい。中でも私が一番好きなのは、古くからある、小さな渓流に沿ってすずらんが咲く散策路。この美しい道を貸し自転車のママチャリで走るのは爽快。
一方、札幌北部には、「さとらんど」「百合が原公園」という広大な公園もございます。そして、今話題の「モエレ沼公園」。
こちら、元々ゴミ捨て場であった広大な敷地をですね、彫刻家のイサム・ノグチという方が、壮大な設計をして公園に作り変えたものでございまして、作るのにあんた、20年近くかかっているのでございますよ。その間にノグチさんはお亡くなりになり、それでも札幌市が作り続け、それがようやく本日、7月1日に完成したと。
私、イサム・ノグチという方の彫刻は存じ上げておりませんが、この方のデザインした「ちょうちん」のような「行灯」のような和風の電気スタンドは、よく知っております。

「モエレ沼公園」をはじめ、これらの公園を、私もしょっちゅう訪れます。しかし、札幌市民の皆様ならおわかりでしょう。

いずれの公園も、少し時期をはずすと「バカみたいに寒い!」「バカみたいに風が強い!」「こんなとこで寝っころがってたら死んじゃうよ!」という、非常に厳しい気候環境にあるわけです(北区、東区のみなさんごめんなさい!)。「夏であっても必ずフリース持参!」というのが、我が家の鉄則であります。

これらの公園の「旬」の時期は、実はたいへん短いものでございます。ですからこの季節、札幌を訪れる方は、是非こういった公園を訪れて、ゆっくりと過ごすのもいいんではないでしょうか。

そういえばちょっと前に、地元・北海道新聞の「札幌の公園特集」かなんかで、これらの代表的な公園と並んで、「聖地と呼ばれ、本州から多数の観光客が訪れる公園」として、HTB横の「平岸高台公園」も堂々紹介されておりました。こちらもすっかり、札幌を代表する公園になったんですなぁ。

さて本日は、これからDVD第6弾の副音声の収録に行ってまいります。久々に大泉さんと、けんけんがくがく、たっぷりとトークしてまいります。

では、また来週。

【7月2日(土)ロッピーにて祭チケット再販売!】

7月2日(土)10:00〜 予約引換残り分再発売

1日券(曜日指定)
 2,500円(税込)
 Lコード 10000

3日通し券   
 7,000円(税込)
 Lコード 11000
 
全国のローソン、および、ローソンチケット取扱のあるプレイガイドにて
※1日券(曜日別)、3日通し券とも再発売します
※購入条件は前回の一般発売と同じです

【「どうでしょう本第2号」一次予約は7月5日まで!】
ロッピー商品番号:200930(二十歳の奥様)

【「DVD第6弾」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【HTB玄関が7月中旬まで改装工事】
「雪面の飛び魚」「バレンチノ」などが展示されております玄関のミニ展示スペースが改装工事に入ります。これらの展示物も一時撤去されますので、HTBにお越しになる予定の皆様は、ご了承下さいませ。

(11:26 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20050702025144/http://www.htb.co.jp/suidou/