藤村

11月18日金曜日、夕刻となりました。藤村でございます。
新作の編集もすべて終了いたしまして、私と嬉野先生は来週からしばし、旅に出てまいります。
どうでしょう本「第3号」の執筆のためでございます。
この旅には、札幌の某タレント事務所に所属する顔のデカイタレントさんが、2?3日同行することになっております。
先ほど、その某タレント事務所の副社長から
「ちょっとぉ?来週でしょ?スケジュールとかなんも聞いてないんだけど」
などと電話がありまして、(おっと!そうだった。ヤツに連絡するのをすっかり忘れてた)と、ハタと気づいたところでございます。危うく巨顔タレントをおいてけぼりにするところでございました。
「・・・ふーん、じゃモリはその3日間だけ同行して帰って来るわけね」
「そうだな」
「で、なに藤やんたちは、そのあとも二人で旅をするわけ?」
「そうだな」
「どこ行くの?」
「いや、特に決めてない」
「ちょっとぉ?!決めてないってなにさぁ」
「いや、だって決めてないんだもん」
「いつ帰ってくんの?」
「いや、決めてない」
「ちょっとぉ?!おたくらサラリーマンでしょう!決めてないってなにさぁ?!」
ということで、来週から特に行き先も決めず、フラリと旅に出てまいります。たぶん、今月中には帰って来るでしょうが、今のところいつになるかは未定でございます。
どこか旅の空の下で、のんびりしている二人のサラリーマンを見かけたならば、気軽に声など掛けて下さいな。
どうせ急ぐ旅でもなし。
では皆の衆。
来週からしばらくこちらを留守にいたします。
達者でな。
【2006年版「どうでしょう卓上カレンダー」】
12月1日よりネット通販「HTBオンラインショップ」と、道内HTBグッズ販売店にて、「卓上カレンダー単品(500円)」の発売開始でございます。以上。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●本家・HTB北海道テレビ→10月19日(水)23:15から
●SATV静岡朝日テレビさん→11月23日(水)24:46から
●NKT日本海テレビさん →12月7日 (水)24:25から
●KKB鹿児島放送さん  →12月8日(木)25:10から
●AAB秋田朝日放送さん →12月9日 (金)24:15から
●KHB東日本放送さん  →12月14日(水)24:16から
(18:50 藤村)

藤村

11月17日木曜日。藤村でございます。
昨夜、北海道では2005年新作の「第五夜」の放送がございました。
祭り直後の10月19日から放送がスタートして、早いもので全8週(2ヶ月間)の折り返しを過ぎたわけでございます。残るはあと3回。最終夜は師走に入った12月7日ということですから、「おやおや、2005年も終わりじゃないですか」という時節でございます。
ロケに出たのが「はいはい!いよいよ今年の夏がやってきましたよぉ」という、7月初旬のことでしたから、たっぷり半年をかけて放送を終えるわけでございます。
テレビには「撮って出し」という言葉がありまして、文字通り「撮ったらすぐ放送に出す」というテレビの即時性を表した言葉でございます。本来はニュースやスポーツに用いられる用語でありますが、いつのまにやらバラエティーや、そしてドラマをも含めた多くのテレビ番組が「撮って出し」の制作環境に追いやられておるようでございます。
テレビ局はデジタル化という多額な設備投資が必要な時期に突入して、「制作費の削減」と、デジタル化によって「更なるソフトの量的な充実」という相反する作業を求められて、時間と労力を省力化した「撮って出し」の手法に頼らざるをえないのであります。
そんな中で、夏に撮ったものを冬に出す、即時性どころか季節感にもまるで無頓着な「どうでしょうさん」は、時代に逆行しているなぁと。でも、なぜか「時代に逆行してる」ことを、「決して悪いこととは思わない」。ということは、「テレビが向かおうとしている時代が良いものじゃないから」、そんな理屈が、自分の中で成り立ってしまうわけでございます。
昨日、数ヶ月をかけた新作の編集がすべて終わりました。
完成したエンディングをひとりで見ながら、「うん、おもしろかった。今回もよかった」と、そう素直に思えましたから、少なくとも私にとってのテレビは、相変わらず「おもしろいもの」であり続けております。
よし。
今日はビシッとテレビ論をぶったぞ。テレビの現状を憂いながらも、巧みに「ウチの番組だけは違う」みたいな展開でさりげなくどうでしょうを自賛したぞ。
お月さんを見て「うわぁ?うさぎさんがお餅をついてるぅ?」なんつう話とは明らかに一線を画したぞ。
よしよし。では皆の衆、また明日。
【2006年版「どうでしょう卓上カレンダー」】
12月1日よりネット通販「HTBオンラインショップ」と、道内HTBグッズ販売店にて、「卓上カレンダー単品(500円)」の発売開始でございます。以上。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●本家・HTB北海道テレビ→10月19日(水)23:15から
●SATV静岡朝日テレビさん→11月23日(水)24:46から
●NKT日本海テレビさん →12月7日 (水)24:25から
●KKB鹿児島放送さん  →12月8日(木)25:10から
●AAB秋田朝日放送さん →12月9日 (金)24:15から
●KHB東日本放送さん  →12月14日(水)24:16から
(15:34 藤村)

藤村

11月14日月曜日。藤村でございます。
おとつい土曜日に、新作の最後の枠撮りを行いました。
今回の枠は、DVD第6弾の「姫だるま」に出てきました「青タイツ・茶タイツ」さんを再度フューチャーしてお送りいたしております。
全身タイツにヅラをちょこんと乗っけたあのいでだちが、私、お気に入りなんですね。
しかしですね、今回は「おもしろくもねぇネタを淡々とこなす漫才師」というイメージで台本を作ってまいりましたので、あの…基本的に「おもしろくない」ことが前提になっておりますよ。いいですか。そこんとこ間違わないで下さいよ。
出演陣もですねぇ、毎回台本を渡すたびに「苦笑」もしくは「失笑」をしながら、私のことを、どこか哀れむような目で見るんですね。明らかに(なんですか?これは)と、言いたげな目なんですね。
そういう視線を私、敏感に察知いたしましてすぐさま言うんです。
「いいか?誤解すんなよ。おもしろいネタを書けと言うんなら、おれは書けるんだぞ。でも今回はわざと、いいか?わざとだぞ!笑えないネタを書いてんだからな!そこんとこを誤解すんなよ!」
多少、声を荒げて言いますと大泉さんあたりは、
「わかってますよ。僕らなんにも言ってないでしょう。なにをいきり立ってるんですか」
と、さらに哀れむような目で言うわけですね。
こうなるともう、こっちは振り上げたこぶしの行き場を失って、さらに卑屈な捨てゼリフを吐くしかなくなりますね。
「くそっ!本当につまんねぇと思ってんだろ!」
なんつってね。
こんなやりとりを毎回繰り返して来たもんだから、出演陣もこっちも、だんだんとですねぇ、本当になにがやりたいのか、どこがおもしろいのか、わかんなくなってきて、「トリオ・ザ・タイツ」のネタは、さらにシュールさを増してきたわけです。
そしておとついの最後の枠撮り。
普通であればね、「今年のどうでしょうもこれで終了かぁ」なんつって多少の感慨深さというのもあるわけですが、んなもん全然なかったですね。「よーし!終わった、終わった」ちゅなもんで、晴れ晴れとした表情で収録を終えましたからね。
「よしよしこれでもう、このくだらん枠撮りに付き合わんでもいいぞ」と。
しかし、その「おざなり」で「消極的」な「受け身」の出演陣の態度がですね、それこそ「おもしろくもねぇネタを淡々とこなす漫才師」という、当初描いていたイメージ通りの表情となって、彼らの内面から滲み出てましてですね…「いい味」でしたねぇ。
大泉洋なんかは終盤、「いいのか?これで終わって…」みたいな感じで完全に目が泳いじゃってましたからね。いや、実にイイ表情で、VTRを何度も見て爆笑しましたですよ。
やっぱ、わけのわからんことを8回もくどくどやると、最後にはそれが「芳醇な深い味わい」となって出てくるんですなぁ。
というわけで、2005年新作は枠も含めてすべての収録を無事に終了。編集も今週いっぱいで全作業終了となりまして、我々もようやくひとだんらく。
そろそろまた…先生と二人で、ふらりと旅に出てみようかなと思っております。
とりあえず、今週も始まりました。
皆の衆、バキッといきましょう。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●本家・HTB北海道テレビ→10月19日(水)23:15から
●SATV静岡朝日テレビさん→11月23日(水)24:46から
●AAB秋田朝日放送さん →12月9日 (金)24:15から
●KHB東日本放送さん  →12月14日(水)24:16から
●KKB鹿児島放送さん  →12月8日(木)25:10から
●NKT日本海テレビさん →12月7日 (水)24:25から
(13:45 藤村)

藤村

はいどうも!お久しぶりでございます。藤村でございます。
新作の編集、いよいよ最終段階となりまして、編集室ごもりの日々が続いておりました。しかしながら、それも本日をもって「ほぼ完成」となりまして、ホッとしているやら、少し寂しいやらでございます。
皆様からすると、私が編集室にこもるということは、すなわち「お忙しい」「無理はいけません」という印象を受けるのでございましょうが、しかし、本人はいたって「精神的安定」と言いますか「充足感」を感じておるのでございます。
今週は「第七夜」と「第八夜(最終夜)」の文字スーパー付けの作業をしておりまして、この最後の2夜というのは、後ほど放送をご覧いただければわかりますが、文字スーパーの数がハンパじゃない。えらい多いのでございます。
文字スーパーというのは、決して「多い」のが「良い」わけではございません。むしろ、多すぎる、無意味なスーパーの連発ほど腹立たしいものはございません。そうでございましょう?
しかしながら、今回の新作の「第七夜」「第八夜」というのは、「多くしなければならない」のっぴきならぬ理由というのがございまして、文字スーパーが膨大な数になっております。
このスーパーをVTRに1枚づつ編集していく作業というのは、実に細かく根気のいる作業で、セリフに合わせたスーパーなどは「0.03秒」狂っても、コレ、全くダメなのでございます。
皆さんは、あれでしょう?セリフに合わせた文字スーパーというのは、「セリフと同時に出てる」と思っておりますでしょう?
例えば大泉さんが、「こら!ヒゲ」と言ったら、「こら!ヒゲ」というスーパーがセリフと同時に出てると思ってるでしょう?
実は違うんですよ。
でも画面で見てたら「同時に出てる」としか見えないですよ。だって「そう見えるように」編集してるんですから。
つまりですね、セリフの「強弱」であるとか「言いっぷり」によって、微妙にスーパーを出すタイミングを少し「早くしたり」「遅くしたり」してるんです。そうしないと、気持ちよい、セリフに合った見え方はしないんですよ。
すべてのスーパーが決して「同時」ではないんです。セリフによって微妙に変えてるんです。
どうでしょうのスーパーはですねぇ、思ってるよりも精密なんですよぉー。それが「0.03秒」狂うとダメなんです。ハイ、少し自慢しましたよぉー。ねぇ。
ということで、そういう細微な作業をこの数日間ずーっとやっておりましたので、こちらに顔を出せなかったということでございます。
さ、明日はお休み。
札幌はまた雪が降るようでございますな。
寒くなってきますなぁ。皆の衆。
では、また来週。達者でな!
【嬉野日記】
11月11日金曜日
嬉野ですが、本日くらいは、藤村先生が日記を書いて帰られるかしらと思っておりますが、どうなりますことやら。
今のところ先生は「新作」最終夜の編集に余念がございません。
皆様方に「御愛想」して帰るか、集中したまま車に乗って帰るか。
神のみぞ知る。で、ございます。
お楽しみに!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●本家・HTB北海道テレビ→10月19日(水)23:15から
●SATV静岡朝日放送さん→11月23日(水)24:46から
●AAB秋田朝日放送さん →12月9日 (金)24:15から
●KHB東日本放送さん  →12月14日(水)24:16から
●KKB鹿児島放送さん  →12月8日(木)25:10から
●NKT日本海テレビさん →12月7日 (水)24:25から
(20:14 藤村)

藤村

11月2日水曜日。藤村でございます。
今夜、道内では新作第3夜放送でございます。
道民の皆様はもちろんお見逃しなく。
そして、静岡の皆様。
道内に次いで新作の放送が決定でございます!
【SATV】
11月23日(水・祝)スタート
放送までしばしお待ち下さい。
なお、我々は遠いところで「枠撮り」をしておりますので、来週出社いたします。
では皆様、お元気で!
(10:58 藤村)

藤村

新作のロケに出かけたのは7月初旬のこと。うだるような暑さでありました。その編集を終えようかという今、北海道はもう冬に突入しようとしております。早いものでございますなぁ。
どーも奥さん、藤村でございます。
昨日は私、朝日新聞のフォーラムに参加させていただきまして、大変おもしろい方々からお話を聞く機会に恵まれました。
フォーラム自体は夜の8時半に終わったわけですが、その後の酒席は11時過ぎまで続きまして、わたくし、酔いにまかせてご列席の大先生方にいろいろとお話を伺いました。
「転校生」以来の大ファンでありました大林先生は、酒席であっても、話す言葉、にこやかな表情、語り口、それらがひとつのりっぱな「物語」を見ているようでございまして、「はい」「はい」「なるほど」「はい」「ほー」と、ただもううっとりと聞き惚れるばかり。全体から溢れるおだやかさは、まさに映画と同じでありました。
一方、小説家の谷村志穂先生は、やたらと楽しい方でございまして、わたくし、何度か先生の肩をどついて「ぶははははは!」と爆笑をかましてしまいました。「話が合う」と言っては失礼ですが、明らかに「同じ空気」を感じまして、改めて谷村さんの小説を読んでみようと思った次第。
新しい札幌駅を作ったJR北海道の臼井さんという方も、実に楽しい方でありまして、私は興味深々で話を聞きました。というのも、あの新しい札幌駅を初めて見たとき、私は感動したのであります。「これです!これです!札幌はこうあるべきです!」と。これが本州の地方都市の駅舎であれば、「もっと日本的な建築にできないものか」と思ったでしょう。でも札幌という町は、日本の中で唯一「ヨーロッパ的な雰囲気を持ち込んでもいい町」と思うのです。いや「持ち込まざるをえない」と言った方が正しいかも。というのも、臼井さんは「札幌駅は50年後、100年後にも、ここにあっていいものにしたかった」、さらに「無秩序に氾濫する町の色もなんとかしたい」とも言いました。これはまさにヨーロッパ的な考えであって、日本の伝統的な「木造建築に瓦屋根」という風情が「気候風土的に実現しない」北海道では、この考え方はアリだと思うのです。その上で臼井さんは、なるべく地元の素材を使って駅舎を作ったとも言いまして、「いやぁ!いいじゃないですか!」と全面的に納得したのであります。
元北海道の副知事だった磯田さんからはこんな話を聞きました。基本的人権であるとか、教育を受ける権利であるとか、我々には様々な権利が憲法で保障されております。しかし北海道は、全国で唯一「文化的に暮らす権利」というのが、条例で保障されていると。小さな町のおっさんも子供も「文化的なものを享受できる権利を有する」と。でも条例を制定する当時は、「んなもん作ってどうする」「文化でメシは食えん」といった声もあったそうです。いや、いまだに北海道は「文化的に暮らす」などという余裕はないのかもしれない。だからこそ、なんとか文化でメシが食えるようにしたいと磯田さんは言っておりました。
だから私は言ったのであります。
もしも、北海道の文化に、テレビ番組も入れてもらえるとしたら、「文化でうまいメシは食えます!」と。
いや、テレビを「文化」などと思ったことはありません。「文化」という言葉の響きが、なにか誤解を与えてしまうような気がして、私は使うのをためらいます。しかし、あの席に北海道の文化として「水曜どうでしょう」を招いていただいたとすれば、私は誤解を恐れず、俗っぽい言い方で「文化でうまいメシを食える!」と言いたかったのであります。
「文化的に暮らす」というのは、なにも高尚な絵画を見たり、クラシック音楽を聴くということだけでなく、「暮らしの中で感性を使う」ということではないでしょうか。
そう考えれば、仕事を終え、家事を終え、ひとりでどうでしょうを見てバカ笑いするのも、立派な文化的暮らしであろうと。
今回お会いした方々の話は、決して難しい話ではなく、すべて「うん、うん」と納得できるものでありました。
みなさん、「まっ正直な感性」で語っておられました。
それが実に「北海道らしいなぁ」と思ったのであります。
その北海道の一員に、「私もようやくなってきてるかなぁ」と、そんなことも思いました。
さて我々、明日からしばし、出張に出ます。
ちょっと遠い所で、「枠撮り」をしてまいります。
また来週、お会いいたしましょう。
(14:13 藤村)

藤村

10月28日金曜日。もちろん!藤村でございます。
道内の皆様方におかれましては、新作「第二夜」の放送翌日という日に、
嬉野です。
本日の日記、一回パスです。
月に3回までパスできます。(新ルールです)
・・・という、実に簡素なまでの嬉野日記をお目にかけまして、「おいおい!」と強烈なるツッコミを入れた方多数とご推察いたします。誠に申し訳ございませんでした。なにぶん、マイペースな方でございます。ご了承下さいませ。
さて「第二夜」。「ゆるすぎる」というのが率直なご感想でございましょう。「がっかりしました」「これでいいんですか」。まったくそのとおりでございます。大泉洋も同じ事を言ってました。「がっかりだ」「ほんとに大丈夫ですか」。
多くの人は今、あのとき大泉洋が感じていたことと全く同じことを感じているわけです。
一方、「いやぁ!ゆるいなぁ?うはははは」と、我々と同じ感情を抱いておる方もいる。
この両者の間には、大きな溝があります。両極端の感情がある。両者はちぐはぐであります。
しかし、大泉洋と我々は、企画が進むにつれ、いつしか同じ感情を抱くようになってきた。両極端であったはずの両者が、同じ「渦(うず)」に巻き込まれていった。
これが今回の新作のおもしろいところではないかと思うのであります。であるから、放送前に言っていたように、「今回は切りどころが難しい」「できるなら、一気に見てもらいたい」、そうすれば、この両者の溝が埋まっていく過程がわかりやすい。そう思ったわけであります。
新作はまだ始まったばかり、どうぞ来週もご覧下さい。
さて、祭りグッズが相変わらずすぐに品切れになってしまうようでありますが、増産を重ねてまいりますので、今しばらくお待ち下さい。
また、書き込みの中に「これまでのDVDのシークレットの出し方も教えて下さい」とありましたが、すべて「ウラ話」に掲載しております。携帯の場合は、なかなか見るのが大変ですから、パソコンで見るのが手っ取り早いかと。
さぁ!私の方は、昨日から新作「第七夜」のスーパー付けの作業に入っております。私が今回好きなのは、「第四夜」と、この「第七夜」。編集作業が、とても楽しいです。
では、奥さんもそうでない方も、よい週末を。
●祭り会場での消印と記念スタンプを利用された方で問い合わせされたい方は、下記まで。
問い合わせ先
札幌南郵便局郵便課
担当益子(ますこ)さん
電話011-582-3327
★月?金9:00?17:00
【店長からのお知らせ】
ローソン・ロッピー端末などで取り扱いの「着ぐるみonちゃんぬいぐるみ」など、祭りグッズの数々が早くも品切れとなっておりますが、急ぎ増産中でありますので、皆様、落ち着いてしばしお待ち下さいとのことです。決して「完売」ではなく、今現在は「品切れ中」ということでございます。どうぞご安心を。
(13:39 藤村)

藤村

10月26日水曜日でぇございます。お久しぶりの藤村でぇございます。

さぁ、道民の皆様。今宵は「水曜どうでしょう2005年新作」の第二夜が放送でございます。第一夜の終わりは、なにやら意味ありげでございました。
祭り会場での先行上映のとき、会場を埋め尽くした1万3千人が一斉に「え〜ッ!もう終わりかよ!」と、嘆息ともブーイングともつかぬ声を張り上げていたあの光景を思い出します。
そして今宵は、そのブーイングが、「あきれた笑い」もしくは「失笑」に変わっていく第二夜。えらくのんきな、ゆるい空気が流れる第二夜でございます。そして、今回の企画のカギを握る一人の男が登場する第二夜でございます。
道民の皆様、どうぞお見逃しなく。

さて、まだ正式発表の連絡が来ておりませんが、「北海道以外での新作放送」が、続々と決まり始めているようでございます。早い局では、北海道から数週間遅れで新作放送開始!ということでありますから、そろそろでございましょう。発表を心してお待ち下さい。

さて、祭りが終わって10日が経ちました。しかしながら掲示板を読んでおりますと、「いまだに竜宮城から現実に戻れない」といった書き込みを数多く目にします。また、「祭り感想文係」などと、こっちが設置したおぼえのない係り宛てで、毎日、数多くの手紙が我々の元に届きます。その感想のどれもが、長く、熱い言葉で語られてあって、「あの3日間」が、どれほど充実したものであったか、どれほど心躍るものであったか、今さらながらに私は、感慨深く思うのであります。

あの祭りの興奮をそのままに、是非DVD化してほしいという声を数多く耳にいたします。ただ、私は一方で、祭りに参加できなかった、あの空間を共有できなかったバカ野郎どもに、あの祭りをどう伝えるか、今はそれを考えておるのです。「日記や掲示板を読むと、私も祭りに参加したような興奮が伝わってきます」と書いてくれる人もたくさんおります。しかし、やはり多くの人々は「そうですか。楽しかったですか」と、そう思うにとどまっておるはずです。しかし、祭りが終わった夜、あのミスターが涙してしまったように、「あの3日間」は、何かを我々に残した。だから、あの祭りは、単に「興奮状態」を伝えるものではなく、もっと熟成させて、もっと客観的に、やつらに伝えるべきものであろうと思うのです。大げさなことを言っているわけじゃなく、例えばそれは「ステージを見てバカ笑いしてる誰かの顔」、その写真一枚でも事足りるのかもしれないし、逆に、祭りの立ち上げからみっちりと文章を書いた方がいいのかもしれない。まぁ今はまだよくわかりませんが、そんなことを思っておるわけであります。

しかし、本当のところはわたくし、頭の中の9割以上は「新作」のことでいっぱいであります。祭りが終わってからも、ずっと編集室にこもりっきりで、全8回の大作を少しづつ完成させております。昨日もゲラゲラと笑いながら編集しているところをアナウンサーの小野優子に見られまして、失笑をかってしまったばかり。

さぁ、本日も編集室にこもりましょう。

そして道内の皆様、今夜、テレビの前でお会いいたしましょう。

私は、もうすっかり日常に戻っておりますよ。

●祭り会場での消印と記念スタンプを利用された方で問い合わせされたい方は、下記まで。

問い合わせ先
札幌南郵便局郵便課
担当益子(ますこ)さん
電話011-582-3327
★月〜金9:00〜17:00

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(13:04 藤村)

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藤村

10月21日金曜日。藤村でございます。

昨日の嬉野日記にてご報告のありました、「祭りの落し物のタコ足」でありますが、本日無事、持ち主が判明いたしまして、広報部佐藤やす隊長陣頭指揮の元、東京は八王子に搬送されていきました。

いやーよかったですねぇ、皆さん。

皆さんもさぞかし気になっていたでしょう。

・・・って、いうかだ!

えぇ!先生!

道内の皆様方のみならず、今や全国が注目しておる「2005年水曜どうでしょう最新作」の話をだ!ひとっことも触れずに!えぇ!しまいにゃぁ、言うこともなくなったのか、「火星」の話などのんきにする始末!

おれはハッキリと見えたね。

パソコンの前で、はたまた携帯を握りしめながら、何万人という人々が、

「おい!終わりかよ!」

と、ツッコミを入れている風景を。

あれは、完全に忘れてたね。すごいよな。年に1回の「新作放送」の翌日にだ、その番組の公式ホームページで、ひとっことも放送について触れることなく、「タコの足」と「火星」の話に終始して、最後は「みなさまの人生に、よいことたくさん、ありますように」なんつって、世界平和かなんか祈願しちゃってるけど、なんだ、ある意味、「あんたほど幸せなやつはいないよ」と全員が思ってるよ。

いやぁ、まぁ、そういうことで、2日目にして「新作」のことに触れるけども、まぁ「あぁいうこと」ですよ。

感想もやはり様々でしたね。

「レベルが下がった」という人もいれば、「さすがだ。スケールが大きくなった」という人もおり、まぁいずれにしても、これからさぁどういう展開になるか?というとこですよ。全8回の長い企画でございますから。

さて、「ウラ」にお待ちかねの「第1回どうでミー賞」の発表を書きました。

祭りページの「どうでミー賞」のページには、各部門の全投票結果も掲載していますが、まずは「ウラ」からお読み下さい。

では!皆の衆!「押せ!」

そして、数多くの投票、改めて「ありがとう」。

【店長からのお知らせ】
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(19:21 藤村)

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藤村

さぁさぁ!皆の衆!皆の衆!

いよいよ明日から!

「水曜どうでしょう祭」開催でございます!

嬉野先生はすでに朝から会場へと入り、展示物などの最終チェックを行っております。

私もこれから、初めて祭り会場へと足を踏み入れ、夜遅くまで、ステージイベントを中心に最終チェックをしてまいります。

帰ってきましたら、私も一言、会場の感想など書くつもりです。

さぁ!いよいよ念願の祭りを迎えます。

私は、皆様よりも一足先に、会場の雰囲気を味わって来ます!

では、また夜に。

【お願い】
今週に入り、祭り事務局には問い合わせ電話が多数入っておるようでございますが、そのほとんどは「祭りページに書かれてあること」だそうですので、問い合わせの前に、祭りページの「開催概要」の中の、「ご来場の皆様へ」という注意書きを今一度、ご一読下さいませ。

【昨夜11時の嬉野報告】
只今夜の11時ですが、祭り会場より戻ってまいりました!
嬉野でございます!

祭会場、良いです!

みなさんは、まずメイン会場のオープンスタジアムに入って「おおっ!」と歓声を上げることになるでしょう!
そして、今度は展示スペースのアイスアリーナに入って、「おぉっ…」っと、今度はちょっとトーンの違った、うめきのような歓声をこれまたあげることになるでしょう!

ということだけ言っておきまして、本日はこれで嬉野、帰ります!

【藤村先生の本日の日記】

10月12日水曜日でございます。藤村でございます。

昨日までに祭り会場で流すVTRをすべて完成させ、ステージイベントの台本もすべて書き上げて、ようやく準備が整いました。

この1週間は、ずいぶんと疲れましたが、これであとは本番を待つばかり。気も心も、本当の祭りモードになってまいりました。

本日も札幌は快晴!出勤するときには、Tシャツ1枚で車を運転していたほど、気温も高く気分の良い日でありました。

さて、肝心の祭り当日の天気でありますが、HTBのウェザー情報室に聞いてみました。

金曜日の午後から、「雨」・・・であります。この「雨」は、土曜日の午後まで続き、それ以降は、徐々に回復します。日曜日は、文句なしの「晴れ」でございます。

嬉野先生など、「そんなもの聞いちゃダメですよ!んなものハズレるに決まってます」と、弊社情報室の予報を全否定、あくまで「現実逃避」の構えで祭りに臨む気でおりますが、一応、皆様にはご報告しておきます。

金曜日と土曜日は、雨になる可能性あり。イベントの時には、傘をさしての見物はできませんので、カッパをご用意下さい。「ダウンだのカッパだの、ずいぶんうるさいこと言うじゃないの」とお嘆きの貴兄。カッパなんてのは折りたためば小さなもの。リュックひとつあれば、すべての装備は収納できます。自分の身は自分で守る。会場の全員がリュックを背負い、登山家の集まりのようになりますが、なんにせよ10月の北海道。それなりの重装備は必要なのであります。

さて、もうひとつ。ウラに書きましたが、「スープカレー」「アラスカのスパゲティ」「小倉トースト」の飲食3店は、大変な混雑が予想されます。そこで祭り事務局は、少しでも多くの方に特別メニューを味わっていただくために、アイスアリーナのフードコート横に、専用のフードチケット発売所を設置。先着順に、お好きな「メニュー」と「受け取り時間」を選んで、事前にチケットを買うというシステムにいたしました。これによって、食事を前に長時間並ぶという事態は避けられることになりますが、しかし、お一人様あたりメニューはひとつしか指定できないことになります。

詳細は、祭りページに掲載されますが、なにぶん食事はすべてその場で手作りされますので時間がかかります。混雑緩和のためにも、どうぞご理解下さい。

いやー、現金で買えないとか、チケット制とか、細かいことばかり言って、本当に申し訳ない。でも、しょうがないんだわ。堪忍してくれ。

さて本日、嬉野先生は祭り会場へと行っております。もしかしたら、ウェブカメラに映ってたかもしんないけど、帰って来たら、実際の会場を見た感想を一言ぐらい書いてもらいましょう。

では、皆の衆!

いよいよ!

いよいよ!祭り開催は「あさって」!

雨がそぼ降る中!

異常なテンションで!

びしょびしょになりながら!

みんなで風邪をひこう!

待ってるぞ!

【「水曜どうてちょう&卓上カレンダーセット」予約受付中!】
ローソン・ロッピー端末での「本革カバー仕様」の予約受付が予定数量に達したため終了いたしました。「布バージョン」は、まだまだ!予約承っております。
ロッピー端末の商品番号:布カバーセット:042421(マジにしぶい)

【水曜どうでしょう「2005年新作」放送日決定!】
北海道内での放送日が決定いたしました。
10月19日(水)夜11時15分から全8回の放送です!
以上!

(12:08 藤村)

■ 以下のページから取得
http://web.archive.org/web/20051013055530/http://www.htb.co.jp/suidou/