11月14日月曜日。藤村でございます。

藤村

11月14日月曜日。藤村でございます。
おとつい土曜日に、新作の最後の枠撮りを行いました。
今回の枠は、DVD第6弾の「姫だるま」に出てきました「青タイツ・茶タイツ」さんを再度フューチャーしてお送りいたしております。
全身タイツにヅラをちょこんと乗っけたあのいでだちが、私、お気に入りなんですね。
しかしですね、今回は「おもしろくもねぇネタを淡々とこなす漫才師」というイメージで台本を作ってまいりましたので、あの…基本的に「おもしろくない」ことが前提になっておりますよ。いいですか。そこんとこ間違わないで下さいよ。
出演陣もですねぇ、毎回台本を渡すたびに「苦笑」もしくは「失笑」をしながら、私のことを、どこか哀れむような目で見るんですね。明らかに(なんですか?これは)と、言いたげな目なんですね。
そういう視線を私、敏感に察知いたしましてすぐさま言うんです。
「いいか?誤解すんなよ。おもしろいネタを書けと言うんなら、おれは書けるんだぞ。でも今回はわざと、いいか?わざとだぞ!笑えないネタを書いてんだからな!そこんとこを誤解すんなよ!」
多少、声を荒げて言いますと大泉さんあたりは、
「わかってますよ。僕らなんにも言ってないでしょう。なにをいきり立ってるんですか」
と、さらに哀れむような目で言うわけですね。
こうなるともう、こっちは振り上げたこぶしの行き場を失って、さらに卑屈な捨てゼリフを吐くしかなくなりますね。
「くそっ!本当につまんねぇと思ってんだろ!」
なんつってね。
こんなやりとりを毎回繰り返して来たもんだから、出演陣もこっちも、だんだんとですねぇ、本当になにがやりたいのか、どこがおもしろいのか、わかんなくなってきて、「トリオ・ザ・タイツ」のネタは、さらにシュールさを増してきたわけです。
そしておとついの最後の枠撮り。
普通であればね、「今年のどうでしょうもこれで終了かぁ」なんつって多少の感慨深さというのもあるわけですが、んなもん全然なかったですね。「よーし!終わった、終わった」ちゅなもんで、晴れ晴れとした表情で収録を終えましたからね。
「よしよしこれでもう、このくだらん枠撮りに付き合わんでもいいぞ」と。
しかし、その「おざなり」で「消極的」な「受け身」の出演陣の態度がですね、それこそ「おもしろくもねぇネタを淡々とこなす漫才師」という、当初描いていたイメージ通りの表情となって、彼らの内面から滲み出てましてですね…「いい味」でしたねぇ。
大泉洋なんかは終盤、「いいのか?これで終わって…」みたいな感じで完全に目が泳いじゃってましたからね。いや、実にイイ表情で、VTRを何度も見て爆笑しましたですよ。
やっぱ、わけのわからんことを8回もくどくどやると、最後にはそれが「芳醇な深い味わい」となって出てくるんですなぁ。
というわけで、2005年新作は枠も含めてすべての収録を無事に終了。編集も今週いっぱいで全作業終了となりまして、我々もようやくひとだんらく。
そろそろまた…先生と二人で、ふらりと旅に出てみようかなと思っております。
とりあえず、今週も始まりました。
皆の衆、バキッといきましょう。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●本家・HTB北海道テレビ→10月19日(水)23:15から
●SATV静岡朝日テレビさん→11月23日(水)24:46から
●AAB秋田朝日放送さん →12月9日 (金)24:15から
●KHB東日本放送さん  →12月14日(水)24:16から
●KKB鹿児島放送さん  →12月8日(木)25:10から
●NKT日本海テレビさん →12月7日 (水)24:25から
(13:45 藤村)