8月16日火曜日。藤村でございます。

藤村

8月16日火曜日。藤村でございます。
先週、札幌ドームで行われたサッカーの日韓戦を見てきました。
興奮いたしました。テレビ中継とは違い、生で見ておりますと、得点の入りそうな「気配」というのを感じるものであります。
「駒野!もう打て!よし打った!キーパーはじいた!詰めろ!よーし!ヨッシャー!入ったぁー!のぅおうぉーッ!」
もうね、自分の声が届いてるんじゃないかってほど、選手の動きが手に取るようにわかる。いやほんと、実際に聞こえてるんじゃないかってぐらい大声出してましたから。
なにか「気配」を感じる。それが生で見ることの醍醐味であると思うのであります。
嬉野さんと出張する折りには、よく芝居を見に行きます。
ここ数ヶ月で観たのは、「東京タンバリン“ロマン”」「劇団ままごと“我が星”」、大泉さんご出演の「ベッジパードン」、シゲが作り大宮エリーが出演した「戸次式」、「劇団、本谷有希子“クレイジーハニー”」、そして、「東京03単独公演」。
芝居はそれぞれにおもしろさはございますが、自分にとっての芝居は、その芝居、劇団の持つ「雰囲気」を感じられるかどうか、というところにあります。その芝居が作り出す「雰囲気」の中で2時間、浸りきることができるかどうか。そして、見終わったあとに、その芝居についてたっぷり語れるかどうか。
「東京03」は、コントではありますが、その場で笑うだけではなく、あとでなにか話したくなる。今月27日、28日に東京で追加公演もあるそうでございます。見た方がよろしいかと。一度見れば次も必ず見たくなる「東京03」です。
そして、劇団の持つ雰囲気が抜群にいい「ヨーロッパ企画」の公演がまもなく始まるようであります。「ロベルトの操縦」。こいつも楽しみであります。
で、私と嬉野先生は、今週末からある芝居、というか「パフォーマンス」を観るために遠く、イギリスはスコットランドに出張してまいります。
嬉野先生がたぶん「出張つれづれ日記」を現地から送る、とは思いますが、私もなにかしらこちらに書いていこうと思っております。
今月いっぱい、スコットランドで過ごしてきます。
また、良いものに出会える気がします。
(14:32 嬉野)