嬉野

6月17日金曜日。

いやぁ、今日も爽やかなサッポロから御贈りいたします。
嬉野でございます。

さっき、チラチラと掲示板をパトロールしておりましたら、

「今の北海道って天国みたいなとこなんですね」

という書き込みがありましたが、その通りだと思います。

ぼくは九州で生まれ育って東京で仕事始めて結婚して、それから夫婦と犬一匹とでサッポロに越して来たんですね、10年前。

で、毎年冬の厳しさに泣いて、今年はその冬が長かったんだよね。だからだと思うんだけど、この夏のありがたみが身に沁みるんだよね。年も取るしね。そのことも大きいと思うよ。

10年前、札幌に越す時ね、荷物は引越し屋さんに託して、ぼくと妻と犬一匹はね、妻の運転するバイクに乗って東京から札幌までキャンプしながら移動してきたのね。

ぼくは荷台に乗ってね、犬一匹はガソリンタンクの上に腹ばいになる感じで(勿論落ちない配慮はしてるのよ)先頭で風を切ってたね。
日暮れにキャンプ場につくと犬も足がしびれてこけたりしたけど元気に札幌までやってきたな。
白い毛のところが排ガスで薄汚れたりしてたね。

テントで二人と一匹は一緒に寝たよね。

犬も楽しそうだったし、ぼくら夫婦も楽しかったよ。

あれから10年たってね、その犬も老犬になってしまった。

月日は容赦なく過ぎているんだね。

でもね、だからこそこの短い北国の夏の爽やかさが愛しいよ。
ぼくが感じる「嬉しい切ない」は、きっとここから来るんだと思う。
今の季節。晴れた日に戸外に立つだけで、ぼくは幸せを感じます。
今この時に、札幌に住んでいるということを誰かに感謝したくなるんです。

今日は、眼の検査してもらいに病院に行ったりしたので晴れた札幌をあちこち移動できました。

藤村先生は、DVD編集の追い込みで「札幌の夏」どころではないと思います。でも、先生も「この極上の季節」を体感できないことを内心忸怩(ないしんじくじ)たる思いで過ごされておることと思います。
昔は藤村先生もね、少なくとも7年くらい前はね、朝、釣りしてから会社に出てくるなんてこともされてましたがね、いまやさすがにその余裕も無い。でもね、いろんな立派なことを構想されておるようですよ。

今、札幌で暮らすみんなが、この地に訪れた幸福な夏のエネルギーを懸命に体で感じ取ろうとしているのだと思います。そして、間違いなくこれを幸せと感じさせているのは、あの長く厳しい冬の存在なのだと思うのです。

永久にこの清々しい季節が続けば、ひとはやがてその贅沢に気づかなくなるでしょうからね。
人間は堕落し易い生き物なのだと思います。

でも、堕落し易いと言う人間の本質もまた愛しいです。

落ちそうになるから踏ん張る。
落ちていくから這い上がろうとする。

良いときもあれば悪い時もあるよね。
でもきっとね、思うんだけど、それが人生にダイナミックな喜びをもたらしているんだと思いますよ。

辛い時と幸福な時。
ぼくらは、その二つの力の中で揉まれながら自分の中に大きなエネルギーを蓄えていくのだと、なんとなく思います。なんとなくね。

ちょっと語りすぎましたかね?
いかんいかん。
どうも油断すると偉そうなことを言いがちでいけませんね。

ちょっと反省。でも本音なのよ。
まぁ、話半分で聞いておいてくださいませ。

それでは皆さんまた来週!

いつか良い終末をね。

以下、ローソンさんの「30周年記念キャンペーン」についてのお問い合わせが多いため、この場で多少ご説明をいたします。

ローソンさんには、「祭」をサポートして頂いているので、「水曜どうでしょう祭缶」なる景品を店頭で引けるスピードクジ向けにお出ししております。
これは、「祭」のロゴが入ったバケツのようなデカい缶に、蓋にクッションがついておりまして、大人でも腰掛けられるというシロモノ。中にはお楽しみのキャンペーン限定グッズが数点入っておると、そういうことであります。中身については、あくまでも「お楽しみ」ということで、「答えられません」と。以上でございます。

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(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

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(22:56 嬉野)

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嬉野

6月16日木曜日。

どーも。嬉野と申します。こんばんわ!みなさん。

今日もね、気持ちよかったなぁサッポロ!

そればっか言うなって思うでしょ。
でもねぇ、今この時期、ここにいるとねぇ口から出ちゃうの!
体がもう喜んじゃうのよね。
「こんなに気候が爽やかでいいんだろうか」ってね。

もうね、ちっとも気持ちが暗くならないのよ。

これでこの時期、お休みだったら言うこと無いよね。

ほんと、それくらい素晴らしいとこでぼくらは今生活してるのよ。

この季節だってね、年に一回しか来ないんだよ。
人生、考えるとあと何回、この素晴らしい夏を体験できるかというねぇ、これは切実な問題ですよ。

この爽やかで感動的な夏のサッポロを、ぼくは元気な体で、あと何回味わえるのか!仕事仕事で外に出たら世間は暗くなってるというね、こんな勿体無い消費を繰り返して良いのか札幌市民よ!
というわけですよ。

ねぇ。

ところで奥さん、今日元気だった?
あしたもなんとか乗り切りましょうね。

掲示板更新しましたよー。

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嬉野

6月15日水曜日です。

どーも奥さん嬉野です。

今、札幌の中島公園に夜店が出てましてね。
北海道神宮の御祭礼なんですね。

昨日の夜、藤村先生と四宮プロデューサーとぼくの3人でちょっと街中へ出ましてジンギスカンの鍋をつついたのですが、そのお店に向かう途中、中島公園の脇を通りましたらね、公園の茂みの奥に立ち並ぶ夜店の明かりが見えましてね、たくさんの人出のようで、家族連れやら浴衣姿の若いカップルやでね、たいそう賑わっておりました。

御祭っていろんな見え方があってね、荒々しい神輿担ぎもあるけれど、あの夜店なんぞと言うものも御祭には、なくてはならないものでね、子供の頃から胸がときめくものでしたが、だからと言ってとくになんか派手な催しがあるわけじゃないのになんか楽しいんですよね。夜店って。
それを思うとね、たんに人がたくさん出てる、なんかそのことがすでにイベントなんだなという、そんな感がしますですね。
人だかりってある種それ自体イベントなんですよね。

いつもの夜はそんなところに出てない小屋掛けの夜店が、暗いはずの夜の公園に立ち並んであたりを明るく照らしているわけですよ。その明かりに誘われるように人が集まり、その賑わいに誘われてまた人が集まる。どこかのんびりとした雑踏の中をそぞろ歩きながら、きっとその店先に幾つも灯った裸電球の赤っぽい明かりの下でしかあんなに魅惑的には輝かないだろう品々(だから楽しいと言うね、あんな夜店にブランド物の高級品があっても興ざめですから)を眺めながらね、金魚すくいやらに興じる子供や大人の楽しげな姿を横目で見つつ、なんとなく、なんとなく歩く。それがまた楽しいという。

平和というものを感じる時なんですかね。

あぁ、なんかみんなそこそこ幸せなんだなって光景を見るのは悪いもんじゃないです。ほっとするんですよね。

幾つになっても御祭の夜店のあの雰囲気は良いですね。
大人になってもやっぱり良い。
いつまでも続いて欲しいと思うわけです。
なんかね、あの夜店でなら少々ダマサレてもいいかなって思うんですよね。インチキなくじ引かされたって、笑って済まされるような気がするんですよね。

やっぱり日常とは違う、もうひとつの世界に迷い込んだような気にさせてくれるからでしょうね。

札幌では、今夜も祭り見物に繰り出す人、多いんじゃないでしょうか。短い夏に催される北国の宵宮祭。暑さこそないけれど、これはこれで夏のイメージ濃厚なんですよね。

札幌は現在、そんな感じの良い時期なんですよ。
遠方の方、遊びにいらっしゃいな。

藤村先生は、只今、掲示板更新中でございます。

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(20:08 嬉野)

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藤村

6月14日火曜日でございます。藤村でございますねぇ。

本日、「どうでしょう本・第2号」の最終チェック版を印刷屋さんが持って来ました。
いよいよ空白だった7ページにも、大泉さんの小説がビシッとレイアウトされて、その全貌が明らかとなったわけでございます。
しかしながら、まだ「本」の形にはなっておらず、いくつかの「束」という感じでバラバラに持って来られたので、こいつを本のように読もうとすると、まるで赤子を抱えるように束を抱えて読まなければならない。
これは読みにくい。そして重い。さすがは200ページ。
早く製本された「第2号」を見たいと切に思ったのであります。

さて私は、DVD第6弾の編集の最終段階へと入っております。

最終段階へと入った今になって、「あっ・・・」と気づいたことがあります。

第6弾は、「ジャングル・リベンジ」が全七夜。
そのほか、北海道だけで放送された55分の特別番組を「2本」収録しております。

前回の第5弾「カントリーサイン・宮崎・韓国」は、これまでで最高の「約4時間半」という超大作でありました。

しかし、第6弾の収録時間は、これをアッサリと超えて「5時間以上」もの超長大作になることが判明したのであります。

「5時間以上」ですよ。

それも、あらかた編集終わってから気づいたんだから我ながらおメデタイ。

もうね、本にしろDVDにしろ、どうでしょうさんは詰め込み過ぎ。

「そりゃぁ作るのだって時間かかるわ」と、改めて思った次第。

待ってて下さい、みなさん。

急ぎ「5時間」のDVDを作っておりますから!

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(20:14 藤村)

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嬉野

6月13日月曜日。

はい。
週が明けましたよ奥さんたち!

ねぇ。土曜日の「YOSAKOI」8時間生中継も無事に終わりましてね。まぁでも、カメラマンの面々に比ぶればですよ、私ごときは、座ってるだけという楽なものだったのですが、そこはあなた寄る年波ですよ、座ってるだけだって今の私には辛い。終わってみるとかなり疲れておりました。

それでもね洋さんも安田さんもトークトークで果敢に場をつないで盛り上げておられまして、年毎に老練になってこられましたね。
当日、私は、その御両人の前に「ハナタレ」のFキャップと共に陣取っておったのですが、疲れて社に戻ってですね、地元の皆さんの反響があるかいなと掲示板を見ておりましたらありましたね。
ありがたいことです。

なかでも多かったのがですね、
「洋さんと顕さんを一目見ようと会場までやってきたのに、なんか親爺の壁に阻まれて見れんかったですが、あれ、嬉野さんだったんですね、来年はもう少しなんとかしてください」
という御意見でしたね。

なるほどなるほど、だから奥さん「YOSAKOI」はテレビで見んさいということなのよ。生で御両人を見ようなんて了見は捨てなきゃダメ。
HTBつけたらバッチリ見れるんだから。
生で見ようと思ったらオレの背中がバッチリ見れるくらいしかないんだからね。

さぁ、これを教訓にしてね、来年はじっくりテレビで見ましょうね。どうしても、ぼくの背中を見たいという熱心な方はね、是非会場の方まで足を御運びくださって構わないんですよ。

さて済んだ行事は、そのくらいにして
「どうでしょうDVD第6弾」のことなんですけどね、
これ、予約開始からまる2週間を経過した本日のデータによるとですね、なんとこの時点ですでに5万枚の予約数に届きそうな勢いとのことでございますが。
どーしました!みなさん!
ゆるゆるでいいんですのよ。
ご無理のない範囲でね。でないとのけぞって転びますから。
あと2ヵ月半もあるんですよ予約期間は。

先週はですね「怖ろしい勢いで追手門は木っ端微塵(こっぱみじん)に粉砕されました」と御報告いたしましたが、本日のこの状況を分析しますとですね、すでに二の丸は落ち、どうでしょう城「落城寸前!の感」濃厚ということにあいなりますでございますよ。

これやっぱり、タイミングを逃すなという意識が徹底されてきたということなんでしょうか。それを思いますと藩士の皆様には大変なご苦労をお掛けしておりますねと胸が痛みます。

まぁ、どうでしょう藩士が、どうでしょう城を攻めるといいますのも矛盾した感はありますが、全ての言葉は勢いでございますので、あまり深くお考えになられませんよう一言ご注意申し上げて置きますよ。どーしたって「つじつま」は合いませんから。

さぁこれらの状況を受けまして、DVD第6弾は、現在、ヒゲの大先生が鋭意編集中でございまして、今回も、いっぱい、いっぱいお腹いっぱいのDVDになってしまっているとの情報をすでに現時点で得ておりますので、御予約いただいた皆様の期待を裏切ることは無いものと思われます。

さて、話が長くなりましたが、奥さん方に限らず、もちろんお父さん方にもエールを送りお嬢さん御兄さんおぼっちゃんおじょうちゃんの皆様にも幅広く熱いエールを送りながら本日の日記のしめとさせていただきますです。

みなさんほんとにご苦労さん!
また明日も、笑って会えれば幸せですよ。

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(15:53 嬉野)

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嬉野

6月10日金曜日

全国の奥様のみなさん御壮健でしょうか?

口先だけですが案じております嬉野でございます。
ねぇ、良いじゃないですかねぇ、口先だけだってねぇ。
気にしちゃいるわけですからねぇ。

さて札幌はこの二日ばかり随分と夏めいておりまして若干蒸し暑うございます。まぁ内地の方から「梅雨も始まったぞ」との便りもありましたのでその影響も微妙にあるのでしょうか、「台風の影響もあるそうです」との情報もたった今脇から得ておりまして、そんな中こんな中で妙に日本の夏っぽく蒸しております、このところの札幌でございます。

そんな気候の中、明日はHTB全社を挙げましての「YOSAKOIソーラン祭り」の生中継だということで局内は早朝より各所で準備作業を進める者達で現在もごったがえしております。

「明日はどこに張り付いてるの?」

すれ違うスタッフ間で気ぜわしくも熱気はじける言葉が飛び交っております。まるで明日は戦場というような昂ぶりでございます。

技術スタッフの連中の中には、明日は午前3時半集合という班もあるらしく、それでもって午前9時半より8時間の連続中継でございますので、随分と働くじゃねぇーかという、スタッフの数に限りはあるけれど、明日は後先のこと考えず、みんな頑張ろうという感じのHTB周りでございます。

勿論!チームナックスさんの5人さん、大泉さん、安田さん、森崎さん、音尾さん、佐藤さん勢揃いで熟練のトークを8時間連続でおしゃべりになられるものと思われますのでこれは北海道民の皆様に限りましては、テレビ観賞、楽しみなこと限りなし!と推察するばかりでございます!

なお、現在に至るも例年の反省から今年はHTBカメラマン大幅増量しました!という話も遺憾ながら耳にしておりません!ですので数に限りあるカメラマンという「HTBぎりぎりシフト」は今年も頑固に守られることと思われます。

まことに、カメラマンと言うのは特殊な精神状態に陥る職種でございまして、あれを抱えて画作りをしておりますと独特の精神的昂ぶりが訪れる場合がございます。自分の苦痛を忘れて画撮りに集中する。無我の境地という犠牲的精神で脳内のモルヒネ物質が異常分泌され奇跡的な撮影をすることがあるもののようです。
ですから、交代無しでクソ重いカメラを抱えて8時間動きっぱなしであっても鬼気迫る画作りを繰り出して来るのであります。

弱小HTB、恥ずかしながら、今年もそこに賭けておる部分大なのであります。
明日はHTB参加スタッフ全員が、その奇跡的カメラワークの繰り出され始める瞬間をそれぞれの持ち場で今や遅しと手に汗握りながら、熱い視線で見守っておるのだということも頭の隅に置かれながらテレビ御観賞いただければ幸いと、私嬉野、愚考しております。

人が必死にならざるを得ない。
貧乏なテレビ局って良いなぁと思える瞬間なんですよね。

さぁ、スタッフのみなさま、踊り子さんたちの力強い踊りを楽しく気迫満々で感動的に道内の奥様方に御贈りして参りましょう!

明日。6月11日土曜日午前9時30分より、
「気合一番!YOSAKOIソーラン審査会場独占生中継!」
HTB・35チャンネルにて本番でございます!

ご声援のほど伏して願いあげ奉ります!

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(19:10 嬉野)

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藤村

6月9日木曜日の藤村でございます。

昨日は「どうでしょう本・第2号」の最終校正をしておりまして、ナマでサッカーを見ることができず、深夜ひとりで録画を見ながらコーフンしておりました。

さて、その「どうでしょう本」。
昨日午後、カラー見本が刷り上り、あらためてページ数「200ページ」というこの本を見ていきますと、これは「濃い!」というのが、第一印象であります。

ちなみに各コンテンツを順に見てまいりますと(ご予約済みの方で、「楽しみにしておきたい」という方は、読まなくてもOK)

■巻頭グラビア「大泉さんの一日に密着!大泉洋24」

■四国大特集!

・うどんリーダー森崎博之と行く
「一杯百円の幸せ〜香川うどん紀行〜」

(これ読むと絶対にうどんが食いたくなる。腹が減る。そして・・・)

・嬉野先生が旅情と妄想たっぷりに綴る
「四国快晴〜過去も未来も現在も、いつかすべてがなつかしい」

(皆さんご存知の嬉野ワールドがたっぷり60ページ。しかし不思議とじっくり、考えながら読んでしまう。で、もうここらへんで創刊号並みのボリューム。しかしこの後も・・・)

・スペシャル・インタビュー
「大泉さんお遍路の魅力を語る」

・大泉洋の連載小説「一生のその先・第二回」

(・・・ここでもう皆さん、泣いてますよ。しかしだ!)

■スタイリスト大喜利スペシャル
「カリスマinKOREA」

(これはもうねぇ、頭を切り替えて読んでいただきたい。そして最後に出てくるミスターさんのバカコーディネートの数々を心ゆくまで楽しんでもらいたい)

■どうでしょうをとりまく人々・第二回
「四宮Pの見果てぬ青空」

(いよいよ!「知られざる四宮プロデューサー」にスポットを当てます。これは興味深いです)

■BgBeeの仕事図鑑

(DVDジャケットなどに描かれた「誰も気づかない」「細かすぎる」ムダなコダワリの数々を一挙大公開!お手元にDVDの実物と虫メガネを用意してご覧下さい。あまりのムダぶりに腰が砕けます)

■巻末グラビア「今日のonさん」

(今回もいい写真が撮れてます。これ以上は言いません)

■グッズ店長の「こんなのどうでしょう」

(祭りグッズのご提案であります)

この合間に、もちろん「バカ広告」の数々が散りばめられておりまして、絶対に「一日で読めない」、いや「読んではいけない」中身でございます。

どうぞ、ゆっくりと楽しん下さい。

最後にひとこと。

編集人として、自信を持って「オススメできます!」。

ですから、「予約は早めにして下さい!」。

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(22:19 藤村)

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藤村

6月8日水曜日。藤村でございます。

まずは道内の皆様にご連絡。
今夜は、サッカーのW杯予選「日本vs北朝鮮」放送のため、「どうでしょうクラシック」はお休みでございます。道民の皆様とはまた来週お会いいたしましょう。

さて、「どうでしょう本・第2号」。

大泉さんの小説も完成し、やれやれ一安心と思っておりました昨日。
実は、我々の知らないところで、大きな問題が巻き起こっておりました。

大泉さんの原稿は、我々編集人が表現や語句などをチェックし、それが終わると、レイアウトを担当する女性へと回されます。

前回、創刊号では「小説の文字が小さくて読みづらかった」という反省から、今回は「もっとゆとりを持ってレイアウトしよう」ということで、前回の「表紙を含めて5ページ」という構成から「10ページ」へと倍増させました。
しかし、これに対し筆者大泉洋氏本人から、「いや、いくらなんでもそこまでは書けない。せめて7ページにしてくれ」との要望が出され、「では、今回の小説は表紙含めて7ページ」と決定したのであります。

しかし。

これまでの日記でご報告した通り、「先生!もっと欲を出すべきです!」という嬉野先生の熱意に押された大泉洋は、当初考えていた構想をはるかにオーバーするところまで話を書き進め、結果、文章量が膨大なものとなっていたのであります。

我々は、「よくやった!」と喜んでおったわけですが、ひとり慌てたのは、レイアウトを担当する女性でありました。

「ダメです!7ページには収まりません!11ページになります!」

彼女自身、驚いたそうであります。レイアウトしてもレイアウトしても、文章が終わらない。気がつけば4ページもオーバー。慌てて作業をやり直したけれど、どうやっても7ページには収まらない。

しかし、明日にでも印刷機が回り出しそうなこの時期に、今さらページを増やすわけにはいきません。いくら臨機応変な「どうでしょう本編集部」とはいえ、すでに全体のページ数は確定し、他のページも全て作業が終わっておるのです。

「それは・・・例えば、前回と同じ小さな文字にすれば、7ページに収まるのかい?いや、っていうかなんとしても収めてくれ。なんなら表紙もすっ飛ばして、いきなり本文に入ってもいいから!とにかく7ページに収めてくれ!」

・・・考えてみればあの野郎がちゃんと締め切りを守ればこんなことにはならなかったわけで、しかし、「もっと欲を出せ!」とけしかけたのは我々でもあるわけで・・・。

結局、小説コーナーは、表紙をすっ飛ばし、「前回のあらすじ」だけは、なんとか本文の前にくっ付けて、「前回と同じく小さな文字で」、なんとか7ページに収まったのであります。

読者の皆様、特に最近「老眼か?」と自覚している皆様、申し訳ありません。

今回も大泉洋の小説は、「やけに小さな文字」で掲載いたします。

しかし次回は、必ずや改善いたします。
まずは、あの野郎に締め切りを守らせること。
しかし、これに関しては編集部は自信がありません。こればかりはあの野郎の性格なので限界があるのです。
従って次回は、あの野郎がなんと言おうと、小説ページは「20ページ!」と、余ったら余ったで、絵本なみにバカでかい字で載っけてやればいいかと、そう思っておる次第であります。

とにもかくにも、「どうでしょう本・第2号」は中身充実!全200ページで間もなく完成であります。

追伸。
DVD第6弾の編集も同時に進めておりますが、予約数が1週間で4万枚を突破するという異常事態になっております。生産枚数が多くなればなるほど、全体の作業が前倒しになるため、多忙な日々が続きそうであります。今週末は、ナックスさん総出演の「YOSAKOI8時間生放送」もあり、まぁしばらくは踏ん張りどころでありましょう。

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(18:30 藤村)

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嬉野

6月7日火曜日。

はい、嬉野です。

洋さんの極私的不思議感動小説「一生のその先・第二話」の原稿も大方の予想に反して無事入稿と相成りまして、これで「どうでしょう本第2号」のコンテンツは全て揃いました。

「どうでしょう本」は創刊2号目にしておそろしい充実ぶりでございます。それはお手にとられたみなさんが、この先、一様にお感じになることだと思います。

「やけに、重いじゃないですか」と。
「通販カタログじゃないでしょうに」と。
「目方(めかた)で勝負ですか」と。

写真集2の厚みもしかり、DVDの封入物もしかり、どうでしょうさんは、どれも、もうギュウギュウです。詰め込んで詰め込んでお腹いっぱいです。
「どうでしょう本・第2号」に至っては単純にページ数が創刊号の倍です。
「すいません。書き過ぎました」というわけです。

どうぞこの機会に、テレビでは実現できない、あなたの想像力に訴える「どうでしょう世界」に、どっぷりと頭の先まで浸かっていただきたいと思うのであります。

いやぁ、それはそうと初夏ですよね。
緯度の高い札幌は、この時期、日が長くなるんですよね。
夜が明けるのが早くて、日が暮れるのが遅い。
この環境にいると人間は呑気になれるものなんですよね。

それは、カナダで夏のユーコン川を川下りした時に思ったことでした。あちらの夏は白夜ですから、夜中の0時になってやっと夕方っぽい斜めの日になるくらいで、太陽は沈まずまた昇るんですよね。
いつまでも明るい夕方みたいで、焦ることが無い。

気分が良いもんなんですよね。ゆったりして。
贅沢な気分になれますのよ。ほんとに。

だから北海道はね、今一番良い季節を迎えようとしてますよ。

熱線の薄い透き通った太陽光線の中で、本日も空は青く深く、木々の葉はどこまでも緑豊かに輝いているのですよ奥さん。

いやぁ、良いとこに住んでるなぁぼくら。今。

というわけで、みなさん本日もお仕事、育児、家事、看病、お勉強、お疲れ様でした。
さぁ明日への英気を養いながら、晩飯食ったら寝てください。

それでは奥様また明日も、
可能な限り、楽しみの中で過ごして一日を終えましょう。

御達者でー。

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【「どうでしょう本第2号」予約受付中!】
ロッピー商品番号:200930(二十歳の奥様)

【映画「銀のエンゼル」東北地区ホール上映会開催!】
○秋田県 
6月5日(日)大館市文化会館中ホール 10:00 12:30 15:00
ロッピー(27228)

(18:35 嬉野)

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藤村

6月6日月曜日となりました。藤村でございます。

まずは、先週水曜日からスタートしたDVD第6弾「ジャングル・リベンジ」の予約状況ですが、恐ろしいことに早くも「3万枚」を突破しております。

それに呼応するように「どうでしょう本・第2号」の予約も再び伸び始め、こちらは「3万7千部」。

いずれも前回を上回るペースで予約が入っており、あらためて「ご予約はお早めに」と申し述べる次第であります。

さて。

「どうでしょう本・第2号」に掲載される大泉さんの「小説」。

先週水曜日の締め切りに原稿は届いたものの、その分量はごく少ないものでありました。

彼の多忙なスケジュールを思えば、それもいたしかたのないことなのかもしれません。

しかし、彼の文体は前回にも増して味わい深く、私も嬉野くんも、「もっと読みたい」「これで精一杯とおまえは言うのかもしれないが、我々はもっと読みたいのだ」、そういう衝動に駆られたのであります。

「先生!今回も良いです。ですが先生!もっと欲を出すべきです!」

電話口で嬉野先生はそう力説いたしました。
その熱意に押された大泉洋は、

「わかりました。ではこの倍以上の文章を書きましょう。そしてさらに物語を展開させましょう!」

そう、宣言したのであります。

「いやいや大泉さん、もう時間もないことですし、そう欲張らなくても・・・」
「いや、書きます。先生方がそうおっしゃるのであれば、私は書きます」

火に油を注ぐとはこのこと。

締め切りをとうに過ぎた6月2日午前2時。

こうして大泉洋は再び執筆活動へと突入したのであります。

私は午前4時過ぎまでそのまま原稿を待ちましたが、もちろんそんな短時間で彼の文章量が倍に増えることはなく、

「大泉洋の原稿は週末までズレコミます。各部署、各作業ひっ迫いたしますが、臨戦態勢で臨むべし」

との打電をし、いったん帰宅したのであります。

6月2日木曜日。昼過ぎに再び出社すると、大泉洋から新たな原稿が届いておりました。事務所関係者の証言によると、彼は朝9時まで執筆していたとのこと。見れば原稿の送信時間は「午前10時」となっております。

「朝まで書いてたか・・・」

さっそく原稿を読みます。
私と嬉野先生、さらに四宮Pも加わって、「ここは良い」「いや、こうすればもっと良くなる」等々・・・いつのまにやら大泉洋の原稿をダシに、熱い文学論議が交わされておりました。
そして我々は、その論議を元に、筆者大泉洋に対して「さらなる提案」「要望」を出したのであります。

「先生!もっと良くなります!」

翌6月3日金曜日。大泉洋はナックス公演のため大阪へ。
事務所関係者の証言によると、彼は飛行機の中で、熱心に「四国八十八か所」関連の本を読んでいたとのこと。

それから彼は公演の合間に執筆を続け、昨日6月5日日曜日。我々の元に、再び原稿を送ってきたのであります。

原稿を見て驚きました。

全体の文章量が、当初の数倍に膨れ上がっておったのです。

我々が出した「さらなる提案」も見事に彼は文章化しておりました。

この執筆作業中、大泉洋は2回泣いたと言います。

最初は、「皆さんから、是非ここまで書いて欲しいと提案されたとき。夜中に原稿に向かっても何も思い浮かばず、そんなに書けねぇよ!と泣きました」。

そして2回目は、「最後の部分を書きながら泣きました。あの時を思い出して・・・」。

届いた原稿を、私と嬉野先生でさらにチェックして、大泉洋に送り返したのが深夜0時。それを彼が最後にもう一度読み返し、直すところは直し・・・という作業をして、

本日6月6日月曜日。午前10時。

大泉洋から「最終稿」が届きました。見事に完成であります。
同時に、ビジービーに発注してあった「挿絵」も出来上がってきました。

これをもって、大泉洋の小説「一生のその先・第二話」が、予定より5日ほど遅れて入稿となったわけでございます。

印刷屋さんにはご苦労をかけてしまいますが、しかし、素晴らしいものが出来上がりました。

今回、嬉野先生は60ページに及ぶ「四国快晴」というタイトルの文章を書き、私は「うどん紀行」「カリスマinKOREA」という2つの大型企画を書き上げました。

しかしながら、「たった7ページ」の、大泉洋の締め切り遅れの小説に、「やられた」と思わずにはいられません。

彼の文章は力強かった。いい文章です。

それは大いに認めましょう。

しかし・・・締め切りに遅れたのも、これは事実。

それで申し訳ないが、「どうでしょう本・第2号」の「ある企画の表紙」に、「大泉洋のブサイク過ぎる写真」を使用させていただくことにした。
「なぜ表紙にそんな顔を!」という、ブサイク顔だ。しかし私は、これもまた素晴らしいお顔!と思っている。

「どうでしょう本・第2号」は、創刊号の倍!「一挙に100ページ増!」の「200ページ」で、現在絶賛予約受付中であります。

【6月1日より!「DVD第6弾」予約開始!】
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(18:24 藤村)

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