6月8日水曜日。藤村でございます。

藤村

6月8日水曜日。藤村でございます。

まずは道内の皆様にご連絡。
今夜は、サッカーのW杯予選「日本vs北朝鮮」放送のため、「どうでしょうクラシック」はお休みでございます。道民の皆様とはまた来週お会いいたしましょう。

さて、「どうでしょう本・第2号」。

大泉さんの小説も完成し、やれやれ一安心と思っておりました昨日。
実は、我々の知らないところで、大きな問題が巻き起こっておりました。

大泉さんの原稿は、我々編集人が表現や語句などをチェックし、それが終わると、レイアウトを担当する女性へと回されます。

前回、創刊号では「小説の文字が小さくて読みづらかった」という反省から、今回は「もっとゆとりを持ってレイアウトしよう」ということで、前回の「表紙を含めて5ページ」という構成から「10ページ」へと倍増させました。
しかし、これに対し筆者大泉洋氏本人から、「いや、いくらなんでもそこまでは書けない。せめて7ページにしてくれ」との要望が出され、「では、今回の小説は表紙含めて7ページ」と決定したのであります。

しかし。

これまでの日記でご報告した通り、「先生!もっと欲を出すべきです!」という嬉野先生の熱意に押された大泉洋は、当初考えていた構想をはるかにオーバーするところまで話を書き進め、結果、文章量が膨大なものとなっていたのであります。

我々は、「よくやった!」と喜んでおったわけですが、ひとり慌てたのは、レイアウトを担当する女性でありました。

「ダメです!7ページには収まりません!11ページになります!」

彼女自身、驚いたそうであります。レイアウトしてもレイアウトしても、文章が終わらない。気がつけば4ページもオーバー。慌てて作業をやり直したけれど、どうやっても7ページには収まらない。

しかし、明日にでも印刷機が回り出しそうなこの時期に、今さらページを増やすわけにはいきません。いくら臨機応変な「どうでしょう本編集部」とはいえ、すでに全体のページ数は確定し、他のページも全て作業が終わっておるのです。

「それは・・・例えば、前回と同じ小さな文字にすれば、7ページに収まるのかい?いや、っていうかなんとしても収めてくれ。なんなら表紙もすっ飛ばして、いきなり本文に入ってもいいから!とにかく7ページに収めてくれ!」

・・・考えてみればあの野郎がちゃんと締め切りを守ればこんなことにはならなかったわけで、しかし、「もっと欲を出せ!」とけしかけたのは我々でもあるわけで・・・。

結局、小説コーナーは、表紙をすっ飛ばし、「前回のあらすじ」だけは、なんとか本文の前にくっ付けて、「前回と同じく小さな文字で」、なんとか7ページに収まったのであります。

読者の皆様、特に最近「老眼か?」と自覚している皆様、申し訳ありません。

今回も大泉洋の小説は、「やけに小さな文字」で掲載いたします。

しかし次回は、必ずや改善いたします。
まずは、あの野郎に締め切りを守らせること。
しかし、これに関しては編集部は自信がありません。こればかりはあの野郎の性格なので限界があるのです。
従って次回は、あの野郎がなんと言おうと、小説ページは「20ページ!」と、余ったら余ったで、絵本なみにバカでかい字で載っけてやればいいかと、そう思っておる次第であります。

とにもかくにも、「どうでしょう本・第2号」は中身充実!全200ページで間もなく完成であります。

追伸。
DVD第6弾の編集も同時に進めておりますが、予約数が1週間で4万枚を突破するという異常事態になっております。生産枚数が多くなればなるほど、全体の作業が前倒しになるため、多忙な日々が続きそうであります。今週末は、ナックスさん総出演の「YOSAKOI8時間生放送」もあり、まぁしばらくは踏ん張りどころでありましょう。

【6月1日より!「DVD第6弾」予約開始!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【「どうでしょう本第2号」予約受付中!】
ロッピー商品番号:200930(二十歳の奥様)

(18:30 藤村)

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