6月15日水曜日です。

嬉野

6月15日水曜日です。

どーも奥さん嬉野です。

今、札幌の中島公園に夜店が出てましてね。
北海道神宮の御祭礼なんですね。

昨日の夜、藤村先生と四宮プロデューサーとぼくの3人でちょっと街中へ出ましてジンギスカンの鍋をつついたのですが、そのお店に向かう途中、中島公園の脇を通りましたらね、公園の茂みの奥に立ち並ぶ夜店の明かりが見えましてね、たくさんの人出のようで、家族連れやら浴衣姿の若いカップルやでね、たいそう賑わっておりました。

御祭っていろんな見え方があってね、荒々しい神輿担ぎもあるけれど、あの夜店なんぞと言うものも御祭には、なくてはならないものでね、子供の頃から胸がときめくものでしたが、だからと言ってとくになんか派手な催しがあるわけじゃないのになんか楽しいんですよね。夜店って。
それを思うとね、たんに人がたくさん出てる、なんかそのことがすでにイベントなんだなという、そんな感がしますですね。
人だかりってある種それ自体イベントなんですよね。

いつもの夜はそんなところに出てない小屋掛けの夜店が、暗いはずの夜の公園に立ち並んであたりを明るく照らしているわけですよ。その明かりに誘われるように人が集まり、その賑わいに誘われてまた人が集まる。どこかのんびりとした雑踏の中をそぞろ歩きながら、きっとその店先に幾つも灯った裸電球の赤っぽい明かりの下でしかあんなに魅惑的には輝かないだろう品々(だから楽しいと言うね、あんな夜店にブランド物の高級品があっても興ざめですから)を眺めながらね、金魚すくいやらに興じる子供や大人の楽しげな姿を横目で見つつ、なんとなく、なんとなく歩く。それがまた楽しいという。

平和というものを感じる時なんですかね。

あぁ、なんかみんなそこそこ幸せなんだなって光景を見るのは悪いもんじゃないです。ほっとするんですよね。

幾つになっても御祭の夜店のあの雰囲気は良いですね。
大人になってもやっぱり良い。
いつまでも続いて欲しいと思うわけです。
なんかね、あの夜店でなら少々ダマサレてもいいかなって思うんですよね。インチキなくじ引かされたって、笑って済まされるような気がするんですよね。

やっぱり日常とは違う、もうひとつの世界に迷い込んだような気にさせてくれるからでしょうね。

札幌では、今夜も祭り見物に繰り出す人、多いんじゃないでしょうか。短い夏に催される北国の宵宮祭。暑さこそないけれど、これはこれで夏のイメージ濃厚なんですよね。

札幌は現在、そんな感じの良い時期なんですよ。
遠方の方、遊びにいらっしゃいな。

藤村先生は、只今、掲示板更新中でございます。

以下、ローソンさんの「30周年記念キャンペーン」についてのお問い合わせが多いため、この場で多少ご説明をいたします。

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(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

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(20:08 嬉野)

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