藤村

12月29日土曜日。
仕事を収めきれずに出勤しております、藤村でございます。
DVD第19弾の編集が多少遅れておりまして、このように年末ギリギリまで編集室ごもりが続いております。
さて、2012年も終了となりますな。
小学生のころ、愛知県の新城市という田舎に住んでおりまして、そこの盆踊りで毎年こんな曲が流れておりました。
♪にぃーじゅういっせいきのぉー夜明けはちかぁーいー らんららん
21世紀というのは明るい未来の入口であると、いうようなのんきな歌だったように記憶しております。
21世紀を迎える時、「自分は36歳か」と小学生だった私は計算し、「それはまたずいぶん遠い話だなぁ」と、これまたのんきに思っておりました。
それがもういつのまにやら来年は48歳。21世紀になってから干支が一回りして再びへび年を迎えるという。
私ももう、ずいぶんと遠くへ来てしまいました。
しかしながら先月、名古屋で20年ぶりに会った中学や高校の同級生たちから、「全然変わってないよ!おまえ」と言われて、「そんなことねぇだろう!」と、「ずいぶんオレも変わっただろう!」と、信じられない思いでしたが、「変わってねぇよー藤村は」と、みんなが口をそろえて言うので、たぶんほとんど変わってないんでしょう。
いや、それぞれに年を取って、すっかり禿げ上がっちゃったヤツもいて「うわっ!どーしたッ!どぉーしたんだよッ!おまえ昔カッコよかったじゃん!」と、あまりの見た目の変わりように驚いたりもしましたが、でもしゃべってみると全然変わらなくて、「いやぁーやっぱり変わってないわ」と、私もうれしくなったりもして。
「変わってない」というのは、なぜか、うれしいことなんですね。
多くの人が「自分は変わらなきゃ」と思って、無理してるくせに。
選挙では「日本を変えよう!」とか声高に言っているくせに。
でも、「変わらない」ほうが、実はうれしかったりする。
だったら自分は「これからも変わらないでいよう」と、そんなことを思いました。
さて、来年2013年は、8年ぶりとなる「どうでしょう祭」を、札幌で開催いたします。
「で、来年のいつやるんですか?」と、すぐに聞いてくるでしょうが、発表はまだです。1万人以上のバカが本州から大挙してやってくる大イベントですから、交通機関、宿泊施設などの手回しをしておかなければなりません。発表はもう少しお待ちください。
そして、時期は未定ですが、新作の旅にも出たいと思っております。来年、どっかのタイミングで「しばらく旅に出ます」の置き手紙が、この日記に貼り出されることと思います。
あいも変わらないおっさん4人の旅を、みなさんに見ていただける日を楽しみにしております。
では、2012年も、本当にありがとうございました。
来年も、水曜どうでしょうを、よろしくお願いいたします!
では、皆の衆!
2012年は!今日でひとまず解散!
よいお年を!
あ、DVD第19弾はHTBオンラインとローソンで絶賛予約受付中ーッ!
【昨日のう日記】
2012年12月28日(金)
嬉野です。
本日は、日本各地の多くの職場で仕事納めの運びでしょうね。
札幌の道は大雪のせいも相まって早くも混雑し始めておるようでございますよ。今年も年の瀬です奥さん。
でもまぁ、師走の雰囲気も、やがて迎える新年の気分も、もうとくに湧き上がってこないので、それはまぁ湧き上がる理由もとくに見当たらないからだわいなぁとようやく思い至り、諦めもつき。
帰らざる川ということでね、時代は行くべきところへ流れて行くんだわ、となんか思ってます。
行くべきところというのが、まだ誰にも分からないだけに。
良くない方へ行きそうな予感だけがあり。
でも、それがどう良くないのか、それもまた分からずで。
そもそも良くない方向へ向かいそうな予感の根拠も定かではなく。
それがたんなる思い違いかもしれないということも含め、
「来年のことを言うと鬼が笑う」という諺を思い出すのです。
「未来のこと?誰に分かるよ」
そういって鬼が笑うのだそうです。
明日という未来を語るということは、
ひょっとすると「一足飛び」のことなのかもしれないですね。
「じゃぁ今はどうよ」
鬼はそう続けて言うのだと思います。
「今はさぁ。どんな時代よ」
言われて思うのです。
「そうだ。分からない。今がどんな時代かも分からない」
言ってみれば、今さえも分からないのでは、とぼくは思います。
未来とか、時代とか、世の中とか。
そんな大きなことは、どれも分からない。
でも、今、自分がどんな環境にいるのか。
それくらいはね、分かる。
昨日ちゃんと朝、昼、晩とご飯を食べられた、とか。
毎晩帰る家はある。毎朝出かける職場も仕事もある。
寒い思いもしないで寝られてるな、とか。
食べたいものが食べられてる、とか。
その時、どこからか鬼が出てきて、私の横に腰を下ろすと、
デカい図体のわりに穏やかな口調で私に話しかけたのです。
「大事な人たちは、いるの?」
「いるよ。」
「大事にしてるの?」
「してる、かな?」
「大事な人たちが誰だかわかってる?」
「分かってる、つもり。」
「誰かの世話になっている?」
「え?誰の?」
「生きていく上で。あんたが支え、支えられもしている人」
「あぁ、そうだね、いろんな人の世話になってるかな」
「みんな、大事にしなきゃね」
「そうだね」
鬼は根気よく私の横にすわり遠くを見ています。
「2、3日前さぁ、仲間と飲みに行ったよね」
「うん」
「親しい人間とさ、美味いもの食べたね」
「そうだね」
「あのマグロの刺身、美味かったんじゃない?」
「あぁ、あれ美味かったなぁ」
「ずいぶん安い値段で出す店だったね」
「そう。毎朝市場に出かけて、安くてうまいもの仕入れてくるらしいよ。毎日メニュー書き換えてるらしいんだ」
「美味いもの食べられた時って幸せじゃない?」
「幸せだね」
「好い時代じゃない」
「うん。好い時代だよね」
「こんなに恵まれた時代、オレたち鬼も記憶にないんだよ」
「あぁ」
「不満のないところって、いつか知らないうちに当たり前に思えて来ない?」
「思えてくる」
「国民が日に三食、ちゃんと食べられる国にしなければっていうのが政治のテーマだった時代もあったよ」
「そうなの?」
「うん。そんなに昔のことじゃない」
「知らなかった」
「ほんの60年くらい前のことだよ」
「あぁ」
「その頃の日本からすれば、今、すでに、この国は大成功したということじゃないの?」
「そうだね」
「それ以上なにしようとするの?」
「あ、…」
「誰かに感謝とかする?」
「え?なにを?」
「飢えてた時代から抜け出して、美味しいものが食べられる時代にしてくれた人がこの60年の時代のどこかにいたってことでしょ」
「そうだね」
「その人たちにさ」
「誰だか知らないから」
「誰だか特定できないと感謝しないの?」
「だって、誰に、どういう形で感謝し続けなきゃいけないかイメージが湧かないと」
鬼はしばらく黙っていました。
そしてこう言いました。
「あんたたち人間も、俺たち鬼と同じように、何千年も何万年も生きれたら、きっとどんな時代の果てに今の時代があるかも分かるだろうな。でも、あんたらにとってみれば、ほんの100年生きるのも稀なことだからな。60年も生きたら徐々に衰弱していくし、その間にまた新しい人間が生まれて来るから、前の人間たちが頑張って獲得した幸福は、次に生まれてきた人間たちにとっては当たり前のことになっているだろうから。あんたらの社会は無限に満足できない社会だよ」
そんなことをまぁ、鬼が言ったというよりか、
私が書いてるだけなんですけどね。
自作自演という。いい気なものという、ねぇ。
でもこれ、私が書くより、鬼が言ったってうそついた方がね、
おそらく受け入れやすいものですからと、思いましてね、
鬼にも今回特別に出ていただきまして、
まぁ年の瀬ですから。鬼も暇だろうと思いましたのでね、
やりましたよ。
日本はまだ、国家が国民を戦場へ連れて行くような国ではありませんね。そんな国にしたいと言っている人がいるようですが。
日本人同士が殺し合う内戦もありません。
それだけでも、すでに夢が広がるような国ではないでしょうか。
とりあえず、その認識だけは忘れずにと、
この年の瀬に私は思いますのよ奥さん。
私が思ってるだけですけどね。
それでは諸氏。
本日も各自の持ち場で奮闘願います。
来年、穏やかな日本でありますように。
解散。
12月21日金曜日。藤村でございます。
九州の出張から戻り、編集室にこもってDVD第19弾を猛編集中であります。
現在のところ「試験に出る石川県・富山県」(全4夜)を終え、「四国八十八カ所?」の第一夜を編集中。四国は放送していない未公開部分がかなり多いため、DVD版は長くなりそうです。
で、今回のDVDには、特別に!
昨年行われたイベント「大泉ワンマンショー」の幕間で流しましたVTRを特典映像として収録することになりました。
このVTRは、ワンマンショーを1週間後にひかえた大泉さんが、私と嬉野先生に急きょ発注したもので、実にどうでしょうらしい仕上がりの爆笑VTRになっております。
劇場であのイベントを見た人しか見えられないというのは、あまりにももったいないということで、今回特別にアミューズさんのご協力により、どうでしょうのDVDに収録されることになったわけでございます。
これはねぇ、楽しみにしていてください。
ということで、
水曜どうでしょうDVD全集第19弾は、現在、HTBオンラインと全国のローソン・ロッピー端末で予約受付中でございます。
そういえば、オリコンの2012年DVDチャートのお笑いバラエティー部門で、どうでしょうDVDが1位2位を独占したとのことでございます。それも、3年連続の快挙!と。
次回のDVDも、渾身の編集力で仕上げたいと思っております。
あと、NEWSポストセブンというサイトに、わたくしコラムのようなものを書いております。おヒマな方はぜひ。
さ、明日から3連休ですな。
一足先に、
メリークリスマス!皆の衆!
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(14:59 藤村)

藤村

12月21日金曜日。藤村でございます。
九州の出張から戻り、編集室にこもってDVD第19弾を猛編集中であります。
現在のところ「試験に出る石川県・富山県」(全4夜)を終え、「四国八十八カ所?」の第一夜を編集中。四国は放送していない未公開部分がかなり多いため、DVD版は長くなりそうです。
で、今回のDVDには、特別に!
昨年行われたイベント「大泉ワンマンショー」の幕間で流しましたVTRを特典映像として収録することになりました。
このVTRは、ワンマンショーを1週間後にひかえた大泉さんが、私と嬉野先生に急きょ発注したもので、実にどうでしょうらしい仕上がりの爆笑VTRになっております。
劇場であのイベントを見た人しか見えられないというのは、あまりにももったいないということで、今回特別にアミューズさんのご協力により、どうでしょうのDVDに収録されることになったわけでございます。
これはねぇ、楽しみにしていてください。
ということで、
水曜どうでしょうDVD全集第19弾は、現在、HTBオンラインと全国のローソン・ロッピー端末で予約受付中でございます。
そういえば、オリコンの2012年DVDチャートのお笑いバラエティー部門で、どうでしょうDVDが1位2位を独占したとのことでございます。それも、3年連続の快挙!と。
次回のDVDも、渾身の編集力で仕上げたいと思っております。
あと、NEWSポストセブンというサイトに、わたくしコラムのようなものを書いております。おヒマな方はぜひ。
さ、明日から3連休ですな。
一足先に、
メリークリスマス!皆の衆!
では続いて嬉野先生の長い日記をどうぞ。
2012年12月21日(金)
九州への出張のついでに故郷へ立ち寄り、小春日和の日差しに誘われ私は故郷の町を歩いたのです。
小さな城下町の小さな繁華街を目指したのですが、私の記憶に留まる町の姿はありませんでした。
あったのは信じられないほどシャッターの降ろされた通りで。その降ろされたシャッターの連なりの距離が想像を絶し、歩けども歩けども軒並みシャッターは降ろされており。
かつてアーケード街にあった大型店舗は撤退しその場所は既に砂利の敷かれた広々とした空き地になっていました。
何も生み出さない空き地を冬の日が照らし、薄暗いはずのアーケードに不意に呑気な日差しが場違いに溢れ、辺りを照らす陽気な日差しがどうにも長閑で悲しい悲しい。
映画館の集まっていたビルは姿を残してはいましたが空き家になっていました。
繁華街のひとつの中心のようにあった神社は昔のままに残っていたのですが、その周囲の賑わいはやはりありませんでした。
学生が集まり高校生や中学生の自転車が溢れるように停められていた書店は遠の昔にほかの物件に姿を変えた風で、その変わった物件も既にシャッターを降ろして久しい様子でした。
昔賑わっていた食堂も、人気だったうどん屋も、通りの道筋だけを残して商店街は頑なにシャッターを降ろして上げる予感もないのです。
そうなるとおかしなもので、反対に私の頭の中には自分が高校生だった頃のぎょうさんの人通りと賑わいばかりが鮮明に蘇ってくるのです。
そして目の前の光景がその頭の中の光景と符合しないことに違和感を感じる。
「いったいあれから何があったのだろうか」
昭和50年代の前半にこの町を去り、そこから今日までの30年間にこの町に何があったのだろう。
私はこの町の惨状を前にして、
「これは復讐なのかもしれない」
と何故か思ったのです。
この、人の流れの激変に不自然なものを感じたのだと思うのです。
何故なら、この小さな城下町にも未だに多くの人は住んでいるのだから。
この小さな城下町の、この小さな繁華街を人で溢れさせるくらいの人口は依然としてこの城下町にはあるのだから。
そして人が住んでいるのなら人の生活、人の営みは何処までも続くわけで。
それならば商店街が必要とされなくなる理由は見あたらないはず。
それなのに、ある日、流れは変わり、かつて永らく不動の地位にあった商店街には人が来なくなり、人の流れはついにこの商店街には戻らなかったわけだから。
それを思うと、「復讐」という言葉が直感的に浮かび上がるのでした。
復讐というと穏やかではありませんが、反動というベクトルが発動する瞬間を、人間は密かに待ちながら、不穏な復讐心を懐に隠して、人は日常を素知らぬ顔で歩き、他人と付き合っているのです。
そうであるような気がするのです。そしてそれは間違いのないことだと思うし、別に驚くほどのことでもないようにも思うのです。
新聞を購読していないことが社会人として恥ずかしいという雰囲気がすこし前までの日本にはありました。だから読みもしないのに新聞を購読し続けるということがあったと思います。でも今はもうないでしょう。
読むわけではないけれど、ある程度の年齢になったら自分の家に自分の書斎を持ち書棚に世界文学全集を並べるということがすこし前のそのまたすこし前の日本にはありました。
客を招じ入れるあるじの背には世界文学全集の並んだ本棚があるのです。読みはしないのです。招じ入れた主も、訪ねてきた客も、読みはしないのです。ですが、訪ねてきた客が、主の背に並べられた世界文学全集を見て焦り、さっそく後日無理をして書棚と共に全巻揃えるということはあったと思います。
本を読まないとは言いにくい雰囲気が少しすこし前の日本にはあったのです。本は教養だったのです。そして自分に教養がないと思わせることは社会的に自分に不利益をもたらすと思い込んでいたのです。
だから、読みもしないものを、「それでも買わなければ」と思い込んでしまう。
それは、隷属だったのでしょうね。
その隷属が、目に見えない鎖に繋がれた日々を心の内に生み、人の心にその人も気づかぬうちに復讐の火を灯す。
どうしてかそんな気がしたのですね。
物が売れることの本当の理由。
その本当の理由が、恒常的に膨れ上がる売り上げの数字に隠れて見えないことがある。
ということなのだろうと思うのです。
どこまでいっても物の価値は絶対化できないから。
売り上げという絶対化できる数字だけが人類の上にいつまでも君臨するのです。
そして未来永劫、売り上げる数字のその真の根拠が浮き上がってくることはないのでしょう。
真の根拠が浮き上がってくることがない以上、その売り上げの数字に隠れて、復讐の心もまた、灯され続けていくのだと思います。
流れの激変には、それ以前に必ず隷属の時期が長くあり、人々は反動のタイミングを待って、未来のある瞬間、いっせいに復讐を発動する。
でも、復讐は破壊だから。そのあとに秩序を失い、世界は混迷を生み続けることになる。
でも、それが歴史であり、それが人生なのだと受け入れるしかない。「時代とはそんなものなのだ」と。
故郷の惨状から、思わぬ方向へ来てしまったけれど。
手っ取り早い話、石油が高価になってしまえば、誰もが車を手放すしか無く、そうなれば歩いて行ける範囲に商店がなければ生活はできないわけで。やがてエネルギーが不足する時代は来るのだから。
その日が来れば、この小さな城下町の小さな繁華街の辺りが一番立地としての条件は良いわけだから、この今は閑散としているかつての繁華街のシャッターが上がり始める時代も、やがては帰って来るのだと思うのです。
人は生きていく中で、何かに翻弄されてしまうのでしょうね。そしておそらく翻弄される理由も考えていけば無いことはないのだと思うのですが、それ以上に、人生とは「そんなものだ」と思うしかないという生き方を受け入れることが得策なのでしょうね。
受け入れるということは、流されていくということです。
流されて、やがてどこかの浜に打ち上げられる。打ち上げられないうちは流されていくしかないのです。
不安だけれど仕方が無いのです。人生とはそんなものなのだろうから。というぐあいに。
なんだか思わず長くなったなぁ。
ひまだからだな。
それでは諸氏。
本日も変わらず各自の持ち場で奮闘願います。ねぇ奥さん。復讐心なんか抱いちゃダメですよ〜。
では、また来週です。解散。
嬉野でありました。
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(20:09 嬉野)

藤村

12月12日水曜日。藤村でございます。
すわすわすわぁー!いよいよ12月15日土曜日から!
DVD第19弾「試験に出るどうでしょう石川県・富山県/四国八十八カ所Ⅱ」の予約がスタートいたします。
今回の予約特典は、「試験に出る」より、生徒・安田さんが大泉校長にプレゼントした「輪島塗りの般若のループタイ」を見事に再現したフィギュアでございます。
どうですかぁー、正直そんなに欲しくないでしょう!
ねぇ、そのへんの微妙なラインをウチは狙ってくるんですよ。
予約した方全員に!もれなく「般若のループタイ」のフィギュアをプレゼントでございまぁーす。
いらねぇ!ったって、うるせぇ!もってけぇーと、いうことですよー。
さて!同じく今週土曜日12月15日!
午後3時30分より!
HTBスペシャルドラマ「幸せハッピー」が放送となります。
ますは北海道のみの放送となりますが、続々と全国各局でも放送が決定しております。詳しくは「幸せハッピー」のサイトをご覧ください。
国内外のドラマ賞を総なめにした「ミエルヒ」から3年。今回の「幸せハッピー」は、見る人にとって、いろんなとらえ方ができるドラマだと思います。
道内のみなさん、今週土曜日、まずはみなさんがご覧になって、感想をここの掲示板にお知らせください。読みたいです。
そして最後に!12月1日土曜日から北海道で放送がスタートしております「クロスバトル」。
私藤村とチームナックスリーダー森崎、そして韓国のイケメングループ「クロスジーン」という異色の取り合わせでお送りするバラエティー番組。
ウチのHTBオンデマンドでも、配信がスタートしたようでございます。最初こそみんな固いものの、4回目あたりからぐんぐんおもしろくなってまいります。全8回。どうぞ軽い気持ちで見てみてください。
では、藤村、嬉野。明日から九州に出張してまいります。
皆の衆、良い週末を!
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(14:09 嬉野)

藤村

12月10日月曜日。藤村でございます。
ささささぁーさぁ!
いよいよ今週土曜日、12月15日より!
「DVD第19弾」の予約受付が開始となります。
タイトルは「試験に出るどうでしょう石川県・富山県/四国八十八カ所II」の二本立て!
「試験に出る」では、どうゼミ大泉校長による「相撲の立ち合い」、そしてミスターさんの「ドロップキック」という、宿での格闘名シーンがございますな。
さらに「がっさーん!立てジョー!遊びでねぇんだ」「富士山見るならバルコニーで」などの名語呂もございます。
そして「四国八十八カ所?」では、のちに「四国R−14」というドラマの題材にもなった怪奇現象が起こります。
水曜どうでしょうDVD全集第19弾、予約開始は土曜日からです!
さて先週の金曜日、東京下北沢本多劇場で行われているヨーロッパ企画の公演「月とスイートスポット」のアフタートークのゲストに私と嬉野先生で出てきました。
この芝居、おもしろいですよ、すごく。
たぶん私の中では、笑った回数が一番多かった芝居です。
これは見ておいて損はないです。単純におもしろい。
東京では本多劇場で16日(日)までやってます。
そのあと21日〜23日まで大阪公演。
チケットまだあるそうですよ。
詳しくはヨーロッパ企画のサイトで。
では、お知らせだけして、以下↓本日の嬉野日記です。
2012年12月10日(月)
おはようございます奥さん。
大雪の札幌から本日も嬉野がご機嫌を伺わせていただきますよ。
さて、奥さん。
この前の大阪マラソンで、うちの藤村さんが42.195kmを完走なさいましてね。
しかも4時間半での完走という快挙でございますよ奥さん。
これには私も驚く、世間も驚くということでしたが。
で、あの人。
過日、ここの日記にね。
走った日のことをつぶさに書いてましたが。
あの方は見てきたことを、こと細かに面白可笑しく書くのが昔から上手な人だから、私も読んでて笑ったもんですが、あれ、人によってはね、なんですか読みながら感動して泣けちゃいましたという人がありましてね、その感想を意外に思ったもんでしたが、
「あんたほら、大阪マラソンの日記書いたじゃない」
「あぁ書いたねぇ」
「あれ面白かったんだけどさぁ、あれ読んで泣いたって人が何人かいてさぁ」
「えぇ?なんでさ」
「いや、だからさ。オレも最初は不審に思ったんだけどね。でも、あれって確かに笑っちゃうはなしなんだけど、でも同時にさ、あれ読んでるとね、あの日のランナーだったあんたが、あの日、苦しい思いの中、走りながら見た光景や、あんたの耳に入って来た沿道の人の声やら何やらがさ、あんたの人格を通すことによって、きみょうに澄んだ明るい幸福感に変換増幅されて読んでる側の目に見え耳に聞こえてくるようなとこあるんだよ」
「はぁ…」
「あの幸福感を読み取った時にはね、そらぁ人によっては笑い、人によっては、思いがけない幸福感に包まれて不意に涙が溢れて、自分も走りたいなぁっておもわせるってこともあるなってね、思ってね」
「ふーん」
「いや、オレもそんなに意識してはなかったけど。でも、確かにあんたは、そうね、花咲爺みたいなとこ、あんのかもしれないね」
「あ〜?花咲爺?」
「いや、こうさぁ、やたらこう、じじいは灰を世間に撒いてんだよ『枯木に花を咲かせましょう』って、わけの分かんないこと言ってさぁ。だから人によっちゃあ撒かれた灰がそのまま目に入って、痛えよ!ってこともあるんだけどさぁ、でも人によっちゃあこう、胸のここんとこの、枯れ木に花が咲くというね」
「あぁ」
「そういう、あんたはそう『幸せをもたらす男』なのかも知れないんだねぇ」
そんな話をしましたが。
言われた藤村さんも、花咲爺というイメージは、わりとお気に召したようでしたが(^-^)
まぁそういう話をしながらもね、いやオレってほんと気の利いたこと思いつくよなぁと、これまた思ったわけでしたがね(^-^)
いやいや、こういうことを書くと世間様に嫌がられられますが、ほんとそう思うのでね、書いてますよ奥さんねぇ。
それでは奥さん明日もまたおいでくださいまし。『う』と『ふ』でお待ちもうしておりますよ。
それでは本日も各自の持ち場で奮闘くださいませ!
では、また明日。
枯れ木に花を咲かせましょう!
↓以下、花咲爺日記でございます。
11月28日水曜日。藤村でございます。
25日の日曜日に「大阪マラソン」を走りました。
その前々日、23日は京都大学で嬉野先生と「水曜どうでしょう×京大 特別集中講義」と題した講演を3時間やりまして、その後は、我々を呼んでくれた京大生の玉木くんをはじめ、学生諸君としこたま飲んで、とてもいい夜を過ごしました。
翌24日は、朝8時に起きて、鴨川沿いをランニングしました。なんせ、12月15日に放送されるドラマ「幸せハッピー」の仕上げや、12月1日から北海道で放送がスタートする「クロスバトル」の日本語版の編集、そして3月に発売される次のどうでしょうDVDの編集もあって、1週間以上走ってなかったんです。せめてマラソン本番の前日ぐらいは走っておかないとダメだろうと。それで5キロぐらい走りました。
で、大阪に移動して、昼は道頓堀でお好み焼きとインディアンカレーを食い、思いっきり腹を下して、腹の中のものを全部出しまして、夜は鶴橋で焼肉を食い、ハイボールをしこたま飲んで、夜10時には熟睡!という万全の体勢でマラソン当日の朝を迎えました。
一方、同じくマラソンに出場する店長は、鶴橋で一緒に焼肉を食ったあと、ホテルに帰る前に、「うどんを食いたい」と言い出したらしく、嬉野先生はじめHTBから同行したスタッフと夜の町をさらに徘徊し、でもうどん屋が見つからず、結局喫茶店に入って無為な時間を過ごしたと聞いております。さらに店長は、マラソン当日の朝も暗いうちからのそのそと起きだして、5キロを走ったと聞いております。
「バカじゃないか?」と思いましたけれど、そんなことは知る由もありません。私は、店長が喫茶店でホットミルクを飲んでいるときも、早朝5キロ走っているときも、ぐっすり寝ていたわけですから。
我々は、大阪のとなり堺市にあるホテルに泊まっておりました。大阪市内のホテルが満室で取れなかったんですね。
25日朝7時。ホテルのロビーに降りますと、すでに店長は私を待ち構えておりました。そりゃそうです。店長は5時前には起きていたんですから。
そして我々は、嬉野先生をはじめとするスタッフに見送られ、電車に乗ってスタート地点である大阪城へと向かいました。
電車に乗っている間、店長が私にやたらと話しかけてきます。
「藤村さん、サングラス買いました?」
「買わねぇよそんなもん。だって帽子あるだろう」
「あー帽子だけじゃダメですよー目が焼けちゃいますよー」
「はぁ?」
「ほら!朝日がまぶしいでしょう!」
「そりゃ今はまぶしいよ、朝だもん」
「焼けちゃいますよー?」
そう言って、店長は自慢げにサングラスをかけて、朝日を眺めておりました。
私は内心、
(夏のオリンピックなら、そりゃ路面の照り返しとかもあるだろうよ。キューちゃんだってサングラスはしてたよ。でも12月間近のこの時期に、照り返しもねぇだろう。ていうか、こっちは市民マラソンの、それも初マラソンだぞ。キューちゃんを参考にしてどうする)
そう思っておりました。
さらに店長は話を続けます。
「藤村さん、腕の振りは大事ですよ」
「あぁ」
「いや、マラソンってね、腕の振り方でリズムをとったり、いろいろあるんですって」
「まぁあるだろうな」
「たとえば、こうやってね」
言いながら店長は、なんだか女の子のルンルン走りみたいに、胸の前でくるくると手を回します。
「いや、ほんと!こうやるといいんですって」
「まぁ、そうかもな」
私は内心、こう思ってました。
(確かにな、腕の振り方ひとつにしても、マラソンのノウハウみたいなものはたくさんあるだろうよ。でもな、そんなノウハウで頭を埋め尽くしてしまったら、頭ばっかり重くなって、それこそ身軽になれないだろう。おまえの頭の上にはすでに帽子とサングラスがのっかってんだからな)
と、そんなことを話しているうちに、我々は、電車を乗り間違えていることに気付きました。
「おい、これ違うぞ」
「え、そうなんですか?」
「ヤバイ、これ乗ってたら奈良に行っちまう」
我々、あやうく奈良に行くところでした。
スタート地点の大阪城公園に着いたのは、7時45分。
駅から続く長蛇の列に従って、待機場所に向かいます。
その間、何人かの人に声を掛けられました。
「どうでしょういつも見てます!がんばりましょう!」
「自分も北海道です!がんばりましょう!」
8時30分。我々のカテゴリーである「K」の待機場所に到着。
なんせ3万人が出場するマラソン大会ですから、全員がスタートラインに一緒に並ぶわけにはいきません。スタートラインの先頭に並べるのは、カテゴリー「A」の、2時間そこそこで走るプロフェッショナル。その後ろに3時間で走れる人、3時間半で走れる人と、走力によって待機場所がスタート地点から後ろに下がります。我々がいる「K」は、4時間半から5時間でゴールを目指す人たち。
9時ちょうど。大阪マラソンがスタート。プロフェッショナルが勢いよく走り出します。しかし、我々は後方の待機場所でまだ立ち止まったまま。徐々に長い列が動きだして、我々がスタートラインを切ったのは、9時17分ごろでした。
スタートラインを越えるのと同時に、腕時計のストップウオッチを押します。
店長と並んで走り出します。
「写真撮ってくれる人がいるから、オレらはなるべく沿道に近い端っこを走ろう」
スタート地点を少し過ぎたところで、早くも「藤やーん!」という声が聞こえます。
「なんと心強い。ちゃんと来てくれてるじゃないか」
「朝早くからすまんなぁ」
店長とふたりで手をあげてこたえます。
一方で、腕時計を見ながら、1キロごとのラップタイムを確認します。
1キロあたり6分40秒台。
目標タイムは4時間30分で、なんなら4時間を切りたい。となれば、1キロを5分台で走りたいところ。
「ダメだ。これ遅いぞ」
「そうですね」
力強く店長も答えます。しかしながら、ランナーの行列はダンゴ状態。行くに行けない状況が続きます。
5キロ地点を越えたあたりから、少しずつ行列に隙間が見えてきたので、一気にペースを上げて、前のランナーをどんどん追い抜いていきます。なるべく沿道に近いところを走り、「藤やん!」の声を聞けば、そちらを向く。
大阪の繁華街、御堂筋に入る。沿道の人たちの数が一気に増える。その中で、系列局の岩手朝日の顔見知りの男が、iPadを抱えて動画を撮りながら「藤村さーん!」と声を張り上げて沿道を並走してくる。同じように携帯を向けながら並走する藩士諸君もあちこちに。
「おう!」と答えながらも、ランナーの間をぬって、前へ前へ。
御堂筋を右に折れて、土佐堀通へ。10キロ地点。ラップタイムは1時間ジャスト。
「よし、4時間半のペースに追いついたな。いけるぞこれは」
スピードに乗った足並みは快調そのもの。後ろを見ると、店長の姿はいつのまにか見えなくなっていました。
「調子いいぞ。これは4時間切れるかも」
片町の折り返し地点を過ぎ、再び御堂筋へ。その間、とにかく前のランナーをどんどん追い抜く。
京セラドームの20キロ地点の手前で、嬉野先生をはじめとするHTB軍団の姿を発見。
「藤やーん!」
「はーい!がんばっておりまーす!」
余裕で手を振って、さらに前へ前へ。
京セラドームを過ぎて、再び折り返し。そして20キロ地点。
ラップタイムは、1時間53分。このラップタイムは、あとでわかったことだけど、4時間を切ったコブクロの小渕さんより、4時間8分で走ったNMB48の女の子よりも早い。つまり10キロ以降は、1キロ5分の超ハイペースで飛ばしていたわけです。
20キロを1時間53分。これはしかし、練習のときには出していたタイムですから、別に驚くようなことじゃない。でも、致命的なのは、私は、今まで20キロ以上を走ったことがないということです。ここから先は、未知の世界なわけです。
そして、未知の世界、20キロを過ぎた直後、驚きました。
体が急におかしくなったんです。ふくらはぎがガチガチになって、めまいがしたんです。
「やばい。倒れる」
ほんとにそう思いました。まわりの風景が白くなる。ペースがぐんと落ちて、ついさっきまでは遅いと思っていたランナーたちに、どんどん追い抜かれていく。
「ダメだ。これ絶対にダメだ。完走は無理だ。倒れる。どこで地下鉄に乗ろうか」
もう完走はあきらめようと半分思ってました。沿道の「藤やーん!」の声援も、ほとんど耳に入りません。でもまだ歩いてはいませんでした。でも、歩いているのとさして変わらないペース。1キロのラップは7分を大きく越えていました。
「ダメだ。ダメだ。もうほんとにダメだ」
そう思っていたところに、給水所が見えました。
私はここまで給水をまったくしていませんでした。
フラフラと給水所にたどりつき、スポーツドリンクを口に含む。そしたら、なんでしょうか、めまいが一瞬のうちに消えて、一気に生き返ったような心地になったんです。
そういえば、マラソンのノウハウを頭に詰め込んだ店長が言ってました。
「藤村さん、給水所ではちゃんと休憩したほうがいいんですって」と。
それで、ようやく走るのをやめて、歩きながら、スポーツドリンクをガブガブと飲みました。2杯飲みました。生き返るんですね、そしたら。
で、またゆっくりと走り出してみる。足はまだまだ言うことをきかないけれど、もう少しは行けそうな気がしてくる。
「よし、次の給水所までがんばろう。そこでまた休憩しよう」
そう思って走りました。
次の給水所には、バナナやらお菓子やらがありました。
そういえば、店長が言ってました。
「給水だけはなくて、ちゃんと食べてエネルギーを補給しないとダメなんですって。あと、途中途中で屈伸とかもやったほうがいいですよ」
それで、バナナもお菓子も全部食べました。そして、端っこで立ち止まって、屈伸運動をしました。
するともうなんでしょうか、体がシャキッと元に戻っていくんです。
「店長、バカにしてすまんかった。おまえの言う通りだった」
私は猛烈に反省し、それ以降のすべての給水場に立ち寄り、そこにある食べ物はすべて食べることにしました。
バナナもチョコレートもキュウリもトマトもおいなりさんも桜餅もわらび餅も。まるでホテルのバイキングのように片っ端から。そして食い終わると屈伸運動。
それを繰り返して30キロ地点。ラップタイムは、3時間4分。20キロからの10キロは、1時間10分かかったことになります。もう4時間は切れません。しかし、まだ目標の4時間半は射程距離内。
「よし、あと10キロちょっと。これは毎朝走ってる距離じゃないか。もう楽勝じゃないか。そのうえ、途中でメシも食えるんだ。スポーツドリンクも飲み放題。そして、あちこちから声も聞こえる。心強いじゃないか」
「アメちゃん」と書かれたところでは、アメをもらい、それをなめながら走る。
「アメとか、口に入れて走るのがいいんですって」
言ってた言ってた。店長が言ってた。確かにアメはすごくいい。
30キロ以降、ペースはもう前半のようには戻らなかったけれど、しかし、給水、給食、屈伸を繰り返して、調子は上がりました。
もう「地下鉄に乗る」という選択肢は消えました。
あと5キロの地点で、南港大橋という橋を渡ります。登りです。最後の難関です。その入り口に、どうでしょうフィギュアを作っている「ユニオンクリエイティブ」の連中が陣取っておりました。
「藤村さーん!がんばれーッ!」
彼らもかなり熱くなっているんでしょう。こっちが引くぐらいの大声を張り上げております。「ありがたい」と思いつつも、こっちは「次の給水所にはどんな食い物があるんだろう?」と、そっちの方が気になってしょうがない。
時計を見れば、4時間30分を切れそうなタイムです。
しかし、その時の私にとっては、ビシッと給水所に立ち寄り、そこにあるものを全種類飲み食いする、そうしなければ完走できないという思いがありました。それがあたかもルールのような、「早食い完食マラソン」のような様相を呈しておりましたので、タイムはもう二の次でありました。
最後の給水所でもキッチリとお菓子を頂戴し、完食してゴールを目指します。
あらかた腹は一杯です。
ラスト1キロぐらいになると、「藤やんがんばれ!」の声があちこちから飛んできます。途中で何度か見た顔が並んでいます。彼らも同じく、42.195キロを移動して、ゴール地点に集結していたのです。
「藤やーん!」
たぶん、ゴール地点で、一番声を掛けられていたのは私ではないでしょうか。そのぐらい、ひっきりなしに声が掛かるんです。
手を振って、気合いを入れて、ラストスパートをかけます。
「藤やーん!」
「ありがとう!」
ゴール。タイムは、4時間31分26秒。
目標の4時間半には少しだけ遅れましたが、悔いはありません。悔いがあるとすれば、「わらび餅をもう2、3個食いたかった」ということだけでした。
ゴールすると、嬉野先生たちと大阪マラソンの実行委員の人たちが待ち構えておりました。彼らも熱いどうでしょうファンだそうです。関西にもいつのまにか、どうでしょう好きがこんなに増えていたんですね。
初マラソンの感想は、
「案外、マラソンって、腹一杯になるんだな」
ということでした。
でもその後、着替えをして、「うまいもん市」とかいうイベント会場で、富山のラーメン店の行列に並んでラーメンを食い、ビールも2杯飲みました。
「もうね、十分満足しました。あとはもう、早くホテルに戻ってゆっくり休みたい」
そう思っておりましたが、店長がまだゴールしていません。
「もういいんじゃねぇの?あいつは」
そう申しましたら、全員から猛反発をくらい、待つことにしました。
店長がゴールしたのは、私の2時間後、6時間を越えたときでした。
フラッフラの店長の姿を沿道で見届けて、一足先にホテルへと戻りました。
途中、嬉野先生からメールがありました。
「現在、スタッフ全員で店長を護送中。まだ時間がかかりそうです」と。
店長はもう、足腰が立たず、両脇を抱えられて帰りの電車に運び込まれたそうです。
その夜、メシを食いながら店長の話を聞きました。彼はしきりに「腕が痛い」と申しておりました。彼は、例の「ルンルン走り」を実践し、その結果、腕を振り過ぎて、痛めたそうであります。
「でも店長、おまえが言ってた通り、いろんなもの食べたら元気が出たわ。トマトなんて最高にうまかったもんな」
「あ、そうですか。ぼくが行ったときにはもうトマトなんてなかったです」
「え?そうなの?」
「ないです。もう売り切れでした。それ見て、心が完全に折れました」
「わらび餅は?」
「ないです」
「あ、タイムが遅いと食い物もどんどん売り切れちゃうんだ」
「ぼくが行ったときに残っていたのは、バナナと紙コップだけです」
店長は、さびしげに笑い、そして30分もしないうちにテーブルに突っ伏して寝てしまいました。そしてまたスタッフに護送されてホテルに帰っていきました。
大阪ヒゲマラソンは、こうして終わりました。
沿道に駆けつけてくれたみなさま、ありがとうございました。
みなさまから投稿していただいた写真は、嬉野先生がまとめて、掲載する予定であります。
「ヒゲのおっさん二人がフルマラソンに挑んだらどうなるか?」という人体実験の様子を、沿道に陣取ったみなさまから送られてくる写真からひもといていくという今回の企画。
一体どんな表情が写し出されているのか。興味深いところであります。
藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(13:25 嬉野)

藤村

2012年11月28日(水)
嬉野です。
大阪マラソン!藤村石坂両名共に完走!
いやぁこれには驚きました。
あの人たちタフですねぇ〜。
なかでも藤村さんは、5時間を切るタイムで早い早い。
おかげでこちら応援団は地下鉄での追っかけで丸一日座れない!
体力が若干おばちゃんぎみな藤村次女が、
そうとう疲れて不機嫌顔になるほどでありました!
あの方、やはり只者では無かった!
病的な楽天家でもなかったですねぇ!
そして、店長さんにいたっては、
マラソン当日の朝、なんと4時起きして、
そしてなぜか5キロも走ってしまうという
どうにも意味の分からんハードなウォーミングアップで
大会に挑むということでございましたよ。
大阪市内、まれにみる晴天でまさにマラソン日和!
当日の激走写メもたくさんいただいております!
ありがたい!
確かにどれも似たような画になっておりますが、
そんなのは当然でございます!
時間の隙間を縫って大阪マラソン激走の記録を
後日(未定)当HPにアップいたしますのでお楽しみに!
お!そうこうしているうちに藤村さん御出社であります!
↓(以下藤村日記に続く)
11月28日水曜日。藤村でございます。
25日の日曜日に「大阪マラソン」を走りました。
その前々日、23日は京都大学で嬉野先生と「水曜どうでしょう×京大 特別集中講義」と題した講演を3時間やりまして、その後は、我々を呼んでくれた京大生の玉木くんをはじめ、学生諸君としこたま飲んで、とてもいい夜を過ごしました。
翌24日は、朝8時に起きて、鴨川沿いをランニングしました。なんせ、12月15日に放送されるドラマ「幸せハッピー」の仕上げや、12月1日から北海道で放送がスタートする「クロスバトル」の日本語版の編集、そして3月に発売される次のどうでしょうDVDの編集もあって、1週間以上走ってなかったんです。せめてマラソン本番の前日ぐらいは走っておかないとダメだろうと。それで5キロぐらい走りました。
で、大阪に移動して、昼は道頓堀でお好み焼きとインディアンカレーを食い、思いっきり腹を下して、腹の中のものを全部出しまして、夜は鶴橋で焼肉を食い、ハイボールをしこたま飲んで、夜10時には熟睡!という万全の体勢でマラソン当日の朝を迎えました。
一方、同じくマラソンに出場する店長は、鶴橋で一緒に焼肉を食ったあと、ホテルに帰る前に、「うどんを食いたい」と言い出したらしく、嬉野先生はじめHTBから同行したスタッフと夜の町をさらに徘徊し、でもうどん屋が見つからず、結局喫茶店に入って無為な時間を過ごしたと聞いております。さらに店長は、マラソン当日の朝も暗いうちからのそのそと起きだして、5キロを走ったと聞いております。
「バカじゃないか?」と思いましたけれど、そんなことは知る由もありません。私は、店長が喫茶店でホットミルクを飲んでいるときも、早朝5キロ走っているときも、ぐっすり寝ていたわけですから。
我々は、大阪のとなり堺市にあるホテルに泊まっておりました。大阪市内のホテルが満室で取れなかったんですね。
25日朝7時。ホテルのロビーに降りますと、すでに店長は私を待ち構えておりました。そりゃそうです。店長は5時前には起きていたんですから。
そして我々は、嬉野先生をはじめとするスタッフに見送られ、電車に乗ってスタート地点である大阪城へと向かいました。
電車に乗っている間、店長が私にやたらと話しかけてきます。
「藤村さん、サングラス買いました?」
「買わねぇよそんなもん。だって帽子あるだろう」
「あー帽子だけじゃダメですよー目が焼けちゃいますよー」
「はぁ?」
「ほら!朝日がまぶしいでしょう!」
「そりゃ今はまぶしいよ、朝だもん」
「焼けちゃいますよー?」
そう言って、店長は自慢げにサングラスをかけて、朝日を眺めておりました。
私は内心、
(夏のオリンピックなら、そりゃ路面の照り返しとかもあるだろうよ。キューちゃんだってサングラスはしてたよ。でも12月間近のこの時期に、照り返しもねぇだろう。ていうか、こっちは市民マラソンの、それも初マラソンだぞ。キューちゃんを参考にしてどうする)
そう思っておりました。
さらに店長は話を続けます。
「藤村さん、腕の振りは大事ですよ」
「あぁ」
「いや、マラソンってね、腕の振り方でリズムをとったり、いろいろあるんですって」
「まぁあるだろうな」
「たとえば、こうやってね」
言いながら店長は、なんだか女の子のルンルン走りみたいに、胸の前でくるくると手を回します。
「いや、ほんと!こうやるといいんですって」
「まぁ、そうかもな」
私は内心、こう思ってました。
(確かにな、腕の振り方ひとつにしても、マラソンのノウハウみたいなものはたくさんあるだろうよ。でもな、そんなノウハウで頭を埋め尽くしてしまったら、頭ばっかり重くなって、それこそ身軽になれないだろう。おまえの頭の上にはすでに帽子とサングラスがのっかってんだからな)
と、そんなことを話しているうちに、我々は、電車を乗り間違えていることに気付きました。
「おい、これ違うぞ」
「え、そうなんですか?」
「ヤバイ、これ乗ってたら奈良に行っちまう」
我々、あやうく奈良に行くところでした。
スタート地点の大阪城公園に着いたのは、7時45分。
駅から続く長蛇の列に従って、待機場所に向かいます。
その間、何人かの人に声を掛けられました。
「どうでしょういつも見てます!がんばりましょう!」
「自分も北海道です!がんばりましょう!」
8時30分。我々のカテゴリーである「K」の待機場所に到着。
なんせ3万人が出場するマラソン大会ですから、全員がスタートラインに一緒に並ぶわけにはいきません。スタートラインの先頭に並べるのは、カテゴリー「A」の、2時間そこそこで走るプロフェッショナル。その後ろに3時間で走れる人、3時間半で走れる人と、走力によって待機場所がスタート地点から後ろに下がります。我々がいる「K」は、4時間半から5時間でゴールを目指す人たち。
9時ちょうど。大阪マラソンがスタート。プロフェッショナルが勢いよく走り出します。しかし、我々は後方の待機場所でまだ立ち止まったまま。徐々に長い列が動きだして、我々がスタートラインを切ったのは、9時17分ごろでした。
スタートラインを越えるのと同時に、腕時計のストップウオッチを押します。
店長と並んで走り出します。
「写真撮ってくれる人がいるから、オレらはなるべく沿道に近い端っこを走ろう」
スタート地点を少し過ぎたところで、早くも「藤やーん!」という声が聞こえます。
「なんと心強い。ちゃんと来てくれてるじゃないか」
「朝早くからすまんなぁ」
店長とふたりで手をあげてこたえます。
一方で、腕時計を見ながら、1キロごとのラップタイムを確認します。
1キロあたり6分40秒台。
目標タイムは4時間30分で、なんなら4時間を切りたい。となれば、1キロを5分台で走りたいところ。
「ダメだ。これ遅いぞ」
「そうですね」
力強く店長も答えます。しかしながら、ランナーの行列はダンゴ状態。行くに行けない状況が続きます。
5キロ地点を越えたあたりから、少しずつ行列に隙間が見えてきたので、一気にペースを上げて、前のランナーをどんどん追い抜いていきます。なるべく沿道に近いところを走り、「藤やん!」の声を聞けば、そちらを向く。
大阪の繁華街、御堂筋に入る。沿道の人たちの数が一気に増える。その中で、系列局の岩手朝日の顔見知りの男が、iPadを抱えて動画を撮りながら「藤村さーん!」と声を張り上げて沿道を並走してくる。同じように携帯を向けながら並走する藩士諸君もあちこちに。
「おう!」と答えながらも、ランナーの間をぬって、前へ前へ。
御堂筋を右に折れて、土佐堀通へ。10キロ地点。ラップタイムは1時間ジャスト。
「よし、4時間半のペースに追いついたな。いけるぞこれは」
スピードに乗った足並みは快調そのもの。後ろを見ると、店長の姿はいつのまにか見えなくなっていました。
「調子いいぞ。これは4時間切れるかも」
片町の折り返し地点を過ぎ、再び御堂筋へ。その間、とにかく前のランナーをどんどん追い抜く。
京セラドームの20キロ地点の手前で、嬉野先生をはじめとするHTB軍団の姿を発見。
「藤やーん!」
「はーい!がんばっておりまーす!」
余裕で手を振って、さらに前へ前へ。
京セラドームを過ぎて、再び折り返し。そして20キロ地点。
ラップタイムは、1時間53分。このラップタイムは、あとでわかったことだけど、4時間を切ったコブクロの小渕さんより、4時間8分で走ったNMB48の女の子よりも早い。つまり10キロ以降は、1キロ5分の超ハイペースで飛ばしていたわけです。
20キロを1時間53分。これはしかし、練習のときには出していたタイムですから、別に驚くようなことじゃない。でも、致命的なのは、私は、今まで20キロ以上を走ったことがないということです。ここから先は、未知の世界なわけです。
そして、未知の世界、20キロを過ぎた直後、驚きました。
体が急におかしくなったんです。ふくらはぎがガチガチになって、めまいがしたんです。
「やばい。倒れる」
ほんとにそう思いました。まわりの風景が白くなる。ペースがぐんと落ちて、ついさっきまでは遅いと思っていたランナーたちに、どんどん追い抜かれていく。
「ダメだ。これ絶対にダメだ。完走は無理だ。倒れる。どこで地下鉄に乗ろうか」
もう完走はあきらめようと半分思ってました。沿道の「藤やーん!」の声援も、ほとんど耳に入りません。でもまだ歩いてはいませんでした。でも、歩いているのとさして変わらないペース。1キロのラップは7分を大きく越えていました。
「ダメだ。ダメだ。もうほんとにダメだ」
そう思っていたところに、給水所が見えました。
私はここまで給水をまったくしていませんでした。
フラフラと給水所にたどりつき、スポーツドリンクを口に含む。そしたら、なんでしょうか、めまいが一瞬のうちに消えて、一気に生き返ったような心地になったんです。
そういえば、マラソンのノウハウを頭に詰め込んだ店長が言ってました。
「藤村さん、給水所ではちゃんと休憩したほうがいいんですって」と。
それで、ようやく走るのをやめて、歩きながら、スポーツドリンクをガブガブと飲みました。2杯飲みました。生き返るんですね、そしたら。
で、またゆっくりと走り出してみる。足はまだまだ言うことをきかないけれど、もう少しは行けそうな気がしてくる。
「よし、次の給水所までがんばろう。そこでまた休憩しよう」
そう思って走りました。
次の給水所には、バナナやらお菓子やらがありました。
そういえば、店長が言ってました。
「給水だけはなくて、ちゃんと食べてエネルギーを補給しないとダメなんですって。あと、途中途中で屈伸とかもやったほうがいいですよ」
それで、バナナもお菓子も全部食べました。そして、端っこで立ち止まって、屈伸運動をしました。
するともうなんでしょうか、体がシャキッと元に戻っていくんです。
「店長、バカにしてすまんかった。おまえの言う通りだった」
私は猛烈に反省し、それ以降のすべての給水場に立ち寄り、そこにある食べ物はすべて食べることにしました。
バナナもチョコレートもキュウリもトマトもおいなりさんも桜餅もわらび餅も。まるでホテルのバイキングのように片っ端から。そして食い終わると屈伸運動。
それを繰り返して30キロ地点。ラップタイムは、3時間4分。20キロからの10キロは、1時間10分かかったことになります。もう4時間は切れません。しかし、まだ目標の4時間半は射程距離内。
「よし、あと10キロちょっと。これは毎朝走ってる距離じゃないか。もう楽勝じゃないか。そのうえ、途中でメシも食えるんだ。スポーツドリンクも飲み放題。そして、あちこちから声も聞こえる。心強いじゃないか」
「アメちゃん」と書かれたところでは、アメをもらい、それをなめながら走る。
「アメとか、口に入れて走るのがいいんですって」
言ってた言ってた。店長が言ってた。確かにアメはすごくいい。
30キロ以降、ペースはもう前半のようには戻らなかったけれど、しかし、給水、給食、屈伸を繰り返して、調子は上がりました。
もう「地下鉄に乗る」という選択肢は消えました。
あと5キロの地点で、南港大橋という橋を渡ります。登りです。最後の難関です。その入り口に、どうでしょうフィギュアを作っている「ユニオンクリエイティブ」の連中が陣取っておりました。
「藤村さーん!がんばれーッ!」
彼らもかなり熱くなっているんでしょう。こっちが引くぐらいの大声を張り上げております。「ありがたい」と思いつつも、こっちは「次の給水所にはどんな食い物があるんだろう?」と、そっちの方が気になってしょうがない。
時計を見れば、4時間30分を切れそうなタイムです。
しかし、その時の私にとっては、ビシッと給水所に立ち寄り、そこにあるものを全種類飲み食いする、そうしなければ完走できないという思いがありました。それがあたかもルールのような、「早食い完食マラソン」のような様相を呈しておりましたので、タイムはもう二の次でありました。
最後の給水所でもキッチリとお菓子を頂戴し、完食してゴールを目指します。
あらかた腹は一杯です。
ラスト1キロぐらいになると、「藤やんがんばれ!」の声があちこちから飛んできます。途中で何度か見た顔が並んでいます。彼らも同じく、42.195キロを移動して、ゴール地点に集結していたのです。
「藤やーん!」
たぶん、ゴール地点で、一番声を掛けられていたのは私ではないでしょうか。そのぐらい、ひっきりなしに声が掛かるんです。
手を振って、気合いを入れて、ラストスパートをかけます。
「藤やーん!」
「ありがとう!」
ゴール。タイムは、4時間31分26秒。
目標の4時間半には少しだけ遅れましたが、悔いはありません。悔いがあるとすれば、「わらび餅をもう2、3個食いたかった」ということだけでした。
ゴールすると、嬉野先生たちと大阪マラソンの実行委員の人たちが待ち構えておりました。彼らも熱いどうでしょうファンだそうです。関西にもいつのまにか、どうでしょう好きがこんなに増えていたんですね。
初マラソンの感想は、
「案外、マラソンって、腹一杯になるんだな」
ということでした。
でもその後、着替えをして、「うまいもん市」とかいうイベント会場で、富山のラーメン店の行列に並んでラーメンを食い、ビールも2杯飲みました。
「もうね、十分満足しました。あとはもう、早くホテルに戻ってゆっくり休みたい」
そう思っておりましたが、店長がまだゴールしていません。
「もういいんじゃねぇの?あいつは」
そう申しましたら、全員から猛反発をくらい、待つことにしました。
店長がゴールしたのは、私の2時間後、6時間を越えたときでした。
フラッフラの店長の姿を沿道で見届けて、一足先にホテルへと戻りました。
途中、嬉野先生からメールがありました。
「現在、スタッフ全員で店長を護送中。まだ時間がかかりそうです」と。
店長はもう、足腰が立たず、両脇を抱えられて帰りの電車に運び込まれたそうです。
その夜、メシを食いながら店長の話を聞きました。彼はしきりに「腕が痛い」と申しておりました。彼は、例の「ルンルン走り」を実践し、その結果、腕を振り過ぎて、痛めたそうであります。
「でも店長、おまえが言ってた通り、いろんなもの食べたら元気が出たわ。トマトなんて最高にうまかったもんな」
「あ、そうですか。ぼくが行ったときにはもうトマトなんてなかったです」
「え?そうなの?」
「ないです。もう売り切れでした。それ見て、心が完全に折れました」
「わらび餅は?」
「ないです」
「あ、タイムが遅いと食い物もどんどん売り切れちゃうんだ」
「ぼくが行ったときに残っていたのは、バナナと紙コップだけです」
店長は、さびしげに笑い、そして30分もしないうちにテーブルに突っ伏して寝てしまいました。そしてまたスタッフに護送されてホテルに帰っていきました。
大阪ヒゲマラソンは、こうして終わりました。
沿道に駆けつけてくれたみなさま、ありがとうございました。
みなさまから投稿していただいた写真は、嬉野先生がまとめて、掲載する予定であります。
「ヒゲのおっさん二人がフルマラソンに挑んだらどうなるか?」という人体実験の様子を、沿道に陣取ったみなさまから送られてくる写真からひもといていくという今回の企画。
一体どんな表情が写し出されているのか。興味深いところであります。
藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(13:52 嬉野)

藤村

11月16日金曜日。藤村でございます。
ドラマ「幸せハッピー」の音楽が本間さんの手により完成し、明日から最後の音入れの作業が始まって、いよいよ週明けには完成の運びとなります。
このドラマは、「歓喜の歌」「ミエルヒ」と同じく90分の放送枠として制作しました。
90分枠というと、CMを除けば、本編はだいたい75分ぐらいになるわけですが、私が編集したところ、どうしても90分ぐらいになってしまいまして、10分以上のオーバー。普通なら「なんとかカットしてくれ」ということになるわけですが、ご存知のとおり普通ではないのが我々でありまして、結局のところ放送は、「101分枠」というほとんど目にしたことのない枠で放送されることになりました。
いや、我々は決してわがままを言っているのではなくて、なんとか90分枠に収めようと思ったんだけど、編集したらどうしてもそれは無理だとわかったので、「無理なことは無理です」「無理を通したって作品の質を落とすだけです」とまぁ、正直に言い続けたというだけのことで。
というわけで、ドラマ「幸せハッピー」は、HTBで12月15日土曜日午後3時30分から放送です。
そして、チームナックスリーダー森崎博之をMCに迎えた、韓国のイケメングループ「クロスジーン」のバラエティー番組「クロスバトル」の日本語版(韓国版はすでに韓国で放送済み)の北海道での放送も12月1日土曜日からスタートいたします。
放送時間は、深夜のまぁ、2時過ぎという、ガックリするようなド深夜の放送枠しか与えられませんでしたが、是非!録画して見ていただきたいなぁと。
韓国人3名、中国人2名、日本人1名からなるクロスジーンのメンバーと、HTBのスタッフを中心に、東京、韓国のスタッフが加わって作ったこの番組。
最初の方は、メンバーにもカタさがあるものの、最後にはなんだか、バカバカしくも、韓国も中国も日本も「みんな一緒じゃん」という感覚が沸き上がってくる番組だと思います。
言葉が通じてないはずなのに、韓国人も中国人も日本人も同じところで笑っている、みたいな。
全8回の放送ですが、4回目ぐらいからぐんぐんおもしろくなってきます。
あと、全部見ると、いくつか韓国語が覚えられます。だいたいバラエティー番組で盛り上がるところって、みんな同じ言葉を繰り返しているんだということが、編集しててよくわかりました。
ま、そういう意味でも見て損はないかなと。
そして先日、またミスターと嬉野先生と3人で飲みまして。まぁ来年は祭りもあるし、「新作ももちろんやろうよ!」という話で盛り上がって。
「どこ行こうか」と。
「でもね、年をとってくるとさぁ、もうどこ行きたいとか別にあんまりないんだよねぇ」
「そうそうそう」
「もうさ、オレなんか、別に飲めればどこでもいいやみたいな感じだもん」
「いや、あんた飲み過ぎだよ」
みたいなオヤジ話をしてて。
「なんかさ、テレビだとやっぱりそうは言っても、盛り上げなきゃいけないみたいなとこあるわけじゃん。でもね、オレらはもう、そういうのも別に考えないほうがいいんじゃないかなぁって」
「そうそうそう」
「でもそうは言いながら、あんたは盛り上がるじゃないの」
「いやまぁそうだけど、でも、年をとったらとったなりのことでいいと思うんだよね。そこらへんはもう、若手のあいつにやってもらえばオレらは別に・・・」
「いや!あいつだって来年四十だよ」
「いやいや、働き盛りでしょう」
「いや、あいつねぇ、働き過ぎなんですよ」
「あーもう、逆に働いてないと安心できないっていうね」
「あなたそりゃ、ご活躍ですもの」
「ねぇー」
「でもあれだね、考えてみたらさ、オレらもね、無理できる年っていうのも、もうそうないわけじゃん」
「まぁそうですね」
「いや!もうオレはとっくに無理できないよ。オレあんたと8つ違うんだから」
「まぁまぁ先生はいいとして」
「よくないよ!」
「そう考えたらさ、やっぱ新作もね、多少こう、無理してみるっていうのもね」
「あー」
「いやいや!」
「いやだからね、無理なところは、あいつに無理させればいいんですよ」
「あー」
「あいつは乳飲み子を抱えてね、まだまだお父さんがんばらないといけないわけですよ。でもウチなんかもう、子供たちも手を離れてね」
「そうだね」
「だからエベレスト行くんならね、あいつに登らせて、オレらは下で見てるっていう」
「あ、いいんじゃないですか、それで」
みたいなね、そんな会議をね、行きつけの居酒屋でしてました。
ということでね、もしこれをね、読んでたら、来年そういうことだから、体ひとつあけて待ってろよ!大泉!と。
さて来週は、滋賀県の工場に行ったり、京都大学の学園祭で私と嬉野先生の特別講義があったり、そして25日土曜日には大阪マラソンがあったりで、出張が続きます。
関西のみなさま、お目にかかる機会があれば!と、しかしながら、マラソンやってるときに声をかけられても答えられんぞ!と。
とりあえずマラソン、走ってきます。
多少、無理してきます。
2012年11月15日(木)
一週間ぶりのご無沙汰でした。
嬉野です。
今年の夏の、暑い暑い時期に撮影をいたしておりました、
ドラマ「幸せハッピー」の放送が1ヶ月後に迫りましたのでね、
「幸せハッピー」の公式サイトがそろそろ立ち上がろうとしておりまよ。
撮影が始まる頃から、うちの広報の大越さんがサイトのデザインイメージを考えてくれていたので、お世話になっている関係上、私としても大越さんの求めるままに記事を書かねばならず、ねぇ。
加えて、大阪マラソン(うちの藤村さんと店長さんがぶっつけ参加するのよ奥さん)も近いのでね。
そっちも、「大阪マラソンを走る藤村さんと店長さんの勇姿」を沿道から写メして、その時の状況をレポートした一文を添えてHTBへ送ろう!の応募フォームをね、
これも立ち上げないといけないものだから、
こっちの文言も書き、店長を当日のユニフォームに着替えさせて写真を撮りに会社の屋上へ連れ出せばね「寒い」だの「なんだの」ね言う中を立たせて撮りましたよ。
これも近々立ち上がります。
ということで、ここへ顔を出す時間がここのところ無くてねぇ、
という、これはあからさまなる言い訳でござります。
さぁ奥様方。明日は金曜日でございます。
「ラブレターfromクジラ2奮闘編」の更新日でございます。
今年の春の桜の頃の八丈島でのお話です。
ぜひ覗いてみてくださいまし。
あのおっさんのイラストとあの文章に、奥さんの脳の、
柔らかい部分を揉みほぐしてもらってくださいませよ。
では本日はこれにておいとまをいただきまして、
皆様方には、明日また、ご参集くださいませ!
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散です。
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(15:06 藤村)

藤村

11月8日木曜日。藤村でございます。
韓国のイケメングループCROSSGENE(クロスジーン)のバラエティー番組「クロスバトル」と、ドラマ「幸せハッピー」の編集を同時に進めており、なかなか編集室から出てこれない状況が続いております。
昨日、宮城女川の蒲鉾屋「高政」の高橋くんが札幌に来たついでにHTBに寄ってくれて、しばらく編集室で待ってもらいました。
「ここでどうでしょうが作られてるんですかぁー」
と、感慨深げでありました。
その後は、嬉野先生と店長と一緒に高橋くんとジンギスカンを食いに行き、
「うめぇー!」
と、これまた感慨深げでありました。
女川では、町民主導で新たな町作りの話し合いが行われているそうであります。
高台に住宅地を移し、海岸沿いにあった町を新たに作り直す。
この時代に、イチから町作りを始めるというのは、とても稀有なことで、これはもしかしたら、これからの時代の町のあり方を示す、ひとつの道しるべになるかもしれないと、そう思っております。
そんな女川の「高政」をはじめ、どうでしょうとゆかりのあるところを背中にプリントした「マラソンTシャツ」が、明日夜8時から、HTBオンラインショップで限定発売されるとのことであります。まぁ、「どうせなら」という感じで作ったTシャツなので、数はそんなに作っておりません。
マラソンに出場する私と店長が着るTシャツは、ランニング用のメッシュみたいなやつですが、発売されるのは、そのレプリカということで、まぁ普通のTシャツなので、マラソンでは着用しないほうがよろしいかと。
でもこれ、デザインがなかなかいいので、来年の祭りなんかに着てもらえば大変よろしいかと。
そういえば、ノーベル賞の山中先生は、大阪マラソンに出場できないそうで。うーむ、目標をひとつ失ったなぁ。
2012年11月8日(木)
嬉野です。
今日は木曜日です。
今日はまだ金曜日ではありません。
金曜日はとにかく明日です。
明日は金曜日だから
「ラブレターfromクジラ2奮闘編」の更新があります。
それだけです。
問題…ないですよね…?
じゃ。
本日も各自の持ち場でね。
奮闘してください。ね。
解散してください。
言いたいことはわかってっから!
充分過ぎるくらいわかってっから!
解散!
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(19:57 藤村)

藤村

藤村でございます。
クジラさんの「ラブレターfromクジラ2奮闘編」。いいですな。あのおっさんの絵がいいです。色が特に。いいですわ。
さて、11月5日ですか、もう。
大阪マラソンまであと20日となりまして。
先々週、腰に激痛が走り、それから結局10日あまり、まったく走らないという状態が続きまして、まぁ天気も悪かったですしね、でも今朝は久しぶりに良い天気だったので、「どれどれ」と、「走ってみるか」と、いうことで恐る恐る川沿いのサイクリングロードを10キロ走ってみました。
大丈夫ですね。いけますね。ただもう、本番までに30キロとかは走らないほうがいいだろうと思いますね。
11月25日、ぶっつけ本番ですね。
先週、ミスターさんと飲んだときも「プロだって35キロ以降はキツイって言ってるじゃないですか!」と言われましたけど、まぁぶっつけ本番ですよ、これは。
そもそもなんでフルマラソンを走ろうと思ったのかと言えば、朝のランニングを、なんだかんだでもう5年ぐらい続けてますからね、「いけるだろう」という目算があったからなんですね。
病的な楽天家ではありますが、目算が立たないものを「やればできる!」なんてことは思わないんですよ。ただ、その目算というのが、世間一般の言う「データ的裏付けがある目算」ではなくて、あくまでも「自分の中で成り立つ目算」ということですから、他人から見れば「そりゃぁー無理だよー」ということになるわけです。
しかしまぁ、自分の中では目算が立ち、イメージもできているから、「不安はない」と。その言い切りを聞いて「病的な楽天家だ」と、いうことになるわけですな。
フルマラソンを走ったからといってどうなるわけじゃありませんが、とりあえず四十七の体力であっても「目算が立った」ということで、走ってみようと、そういうことです。
さて、私は、12月15日に放送が決定したドラマ「幸せハッピー」の編集を終えて、現在、音楽プロデューサーの本間さんが作り上げる音楽の仕上がりを待っているところです。
そしてこの間に、今年の2月に撮影した韓国のアイドルグループ「クロスジーン」のバラエティー番組の日本語版の編集をやっております。
すでに韓国内では放送されたようですが、彼らの日本デビューはまだこれからなので、ようやく日本での放送が決定したと。
番組のタイトルは「クロスバトル」。北海道と韓国を舞台に、イケメンどもが2チームに分かれ、様々な対決をやっていきます。
バカバカしくも真剣な戦い。
番組のMCは、チームナックスのリーダー森崎博之!
リーダーはね、こういう番組にはピッタリだと思うんですよ。やつの大声は万国共通ですから。
この番組、リーダー森崎と私が、ほとんどしゃべってます。韓国版では、だからもう翻訳の字幕スーパーが出っ放しという状態。たぶん、どうでしょうの韓国語版を作ったらこうなるだろうという感じです。
日本語版は、まさにどうでしょうのスピンオフといった感じだろうと。
全8回の放送ですが、最後には、クロスジーンのメンバーが好きになるのではないかと、そう思っております。
北海道での放送は、12月1日から!と聞いております。他の地域はまだ決まっておりません。
これはね、気安く見て、楽しんでもらえると思いますよ。
ではまた明日!
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(14:27 藤村)

藤村

10月26日金曜日。藤村でございます。
えーと、あれですな
「大阪マラソンに出場!」
「完走は当たり前!」
「ノーベル賞に勝つ!」
みたいなことをわたくし書いておりましたが、アレ書いた翌日ぐらいに、あれですな、腰を痛めましたな。
なんかね、カカトが着地すると、その衝撃がビキっとビテーコツあたりを直撃してね
あ、これは骨にヒビが入ったかな?
みたいなね、そんな痛みがしたんですよ。
やっぱりね、四十七のおっさんが毎日全力でね、「きのうよりも記録を伸ばすぞー」なんつって10キロ20キロバキバキ走ってりゃあ、そりゃあ体も痛みますよ。
病院なんかめったなことでは行かないわたくしが、病院に行ってレントゲン撮ってもらって。そしたら、「骨には異常なし」「ヘルニアなどの危険性もなし」「まぁ筋肉疲労のようなものでしょう」ということで、湿布もらって帰ってきました。
えー、そういうことで現在ランニングは休止。来週ぐらいからまたぼちぼち走り始めるかと。現段階ではまだ腰に違和感ありと、いったところでございます。
一緒に出場する店長も、「20キロ以上走りましたよ!」と言った翌日、なにやら体調を崩したようで、おっさんが張り切り過ぎるとロクなことがないということです。
で、「ユースト中継」のときにデザイン画をお見せした「どうでしょうランニングウエア」が完成し、昨日送られてきました。
オレンジ色の、かなりカッコいいものです。
同じデザインのTシャツも500枚程度作ったそうで、再来週あたりにはHTBオンラインで売り出されるかと。
大阪マラソンまであと1ヶ月。
もうね、正直ね、「ノーベル賞に勝つ」とか「4時間半を切る」とか「完走は当たり前」とかね、言ってましたけどね、今はもうね、
「出場できればいい」
ぐらいの、レベルに成り下がっていますね。
Tシャツまで作っといてあれですけどね、オレと店長出ないって可能性だってあるってことですよ!
よーし、とりあえず今週は安静!
来週の経過報告を待て!と。
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(12:28 藤村)

藤村

10月18日木曜日。藤村でございます。
先週火曜日、DVD発売前夜にHTB編集室から恒例のユーストリーム生中継を行いました。
1万人あまりの藩士諸君が大集合いたしまして、中身の薄い2時間をたっぷりと堪能していただきました。
しかしながらご覧になっていない方も多数いらっしゃいますので、中継内で言ったことをいくつかピックアップしておきましょう。
「あからさまな宣伝活動」と言ったとおり、グッズの宣伝が数多くございまして。それというのも、今年の秋に開催するつもりであった「どうでしょう祭」が、まぁ来年に延期になりましてですね、しかしながら、いくつかの「祭りグッズ」はすでに製造、完成、HTBの倉庫に搬入というところまで行っておりまして、このままでは倉庫は満杯、在庫を抱えたまま来年を待つということも出来ないわけでして、なんといいますか、「祭りグッズ先行発売!」と乱暴に銘打って、もう売り出してしまおうということに相成った次第でございます。
中でも私のイチオシは、スポーツメーカーのミズノさんとのコラボ商品「ブレスサーモエブリー長そでシャツ&タイツ」でございます。これはもう去年の冬から愛用している「保温下着」で、その暖かさたるや、極寒の北海道と韓国ですでに実証済み。
ここ数年の私の冬の定番スタイルは、厚手の短パンにタイツでありまして、「冬に短パンは寒かろう」とお思いの方もいらっしゃいましょうが、実はジーンズ素材なんかの長ズボンを履くよりもずっと暖かくて、そしてなによりラクなんですね。でも、その際に着用するタイツに保温力がないとダメで。いくつか試した中で、ミズノの「ブレスサーモ」という素材で作られたものが一番良かったのであります。
ところがこれ、値段もそれなりに高かった。しかしながら、その廉価版が出るということを聞きつけて、「ならば肌寒い秋に開催される祭りに間に合うようにグッズとして製造してもらおう」ということにしたわけであります。
というわけでね、祭りは延期となりましたが、これから寒い冬がやってまいります。中高年のおじさんに優しい、そして冷え性の女性にも優しい「ブレスサーモエブリー長そでシャツ&タイツ」。もちろん「水曜どうでしょう」のロゴ入りでオシャレ度もアップ!と。来年の祭りは、短パンタイツスタイルで是非どうぞ!と。
そして同じくミズノさんの「やり過ぎた」商品がコチラ。素材には絶対の自信を持つミズノさんがマジメに作った「タコ星人ポンチョ」。これ、緊急時にはビバークできるように四隅にフックがかけられるようになっておりまして、タープにもなるという多機能ぶりを発揮。恥ずかしいことさえ我慢すれば、雨の屋外で大活躍!
さらにアウトドアメーカーのコールマンさんとの祭りコラボ商品もいくつかご用意しております。
これらのことからわかるように、「どうでしょう祭」は、前回と同じく「野外フェス」であります。前回は10月に札幌真駒内で開催され、冷たい雨も降りました。各自、装備には十分注意のこと!と。
そのほか、DVD第18弾の発売を記念して「onちゃんカレンダー」の復刻版が発売!年末恒例の「卓上カレンダー」「どうてちょう」も発売となります。詳しくはグッズのページで。
また、それらとはまったく無関係にあまりに唐突な話ではありますが、私とグッズの石坂店長が、11月25日に行われる「大阪マラソン」に出場いたします。もちろんフルマラソン!もちろん初挑戦!
先月の人間ドッグでは、「異常所見あり」がいくつか散見され、「メタボ予備軍」と明記されたおっさんではありますが、フルマラソンをガンガンに走ってやろうと。
「完走」などはもちろん当たり前、店長ごときには絶対に勝ち、出場が予定されているノーベル賞にも勝ち、目標タイムは4時間30分!
現在、毎朝10キロを1時間以内で走り、20キロも2回走りましたから、これはもう楽々とクリアできるタイムだ!と。なんなら、4時間も切ってしまうのではないかと!そのように思っております。
「ローマの二の舞」はもういたしません。完全舗装の大阪の町をビシーッと、イカンガー並みに走ってまいります。
というわけで、「大阪マラソン」まであと1ヶ月少々。次は30キロを3時間以内で走ってやるぞ!と。
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
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(14:00 藤村)