藤村

4月30日金曜日。藤村でございます。
ゴールデンウィークが始まった札幌ですが、ずーっと雨が降り続いております。
さて、長期休暇中の旅の最中にうれしい知らせが届きました。
一昨年に制作した大泉洋さん主演のドラマ「歓喜の歌」が、ドイツの国際映像コンクール「ワールド・メディア・フェスティバル」のエンターテイメント部門(ファミリースペシャル)で、最高賞の金賞を受賞いたしました。
来月、ドイツの「ハンバーグだ!言ってみろ!」でおなじみの都市ハンブルグで行われる授賞式にわたくし、行って参ります。
この授賞式で、すべての部門の優勝を決めるグランドアワードの発表もあるそうで、わたくしビシッとタキシードを着込みまして、グランドアワードの受賞に備えたいと思っております。
もうひとつ。
昨年制作した安田顕さん主演のドラマ「ミエルヒ」が、第47回ギャラクシー賞のテレビ部門に入賞いたしました。昨年度に放送されたすべてのテレビ番組の中から14作品が入賞し、その中でドラマ作品は、あの「JIN」と、小林薫さん主演の「深夜食堂」、そして「ミエルヒ」の3本が選ばれました。
こちらも来月東京で授賞式があり、その席上で14作品の中から大賞が選ばれるそうでありますので、こちらもビシッと受賞に備えて参戦したいと思っております。
ささ、それでは受賞に備えて、本日もDVDをひとり編集いたします。
では、皆の衆も受賞に備えて解散!
【アーティスト応援企画】
「ペ・リスボーの旅・ダラララー」発売記念イベント開催決定!
◆5/1(土)〜12(水) 鯨森惣七作品展「ペのセカイ だららら〜」開催
場所:4丁目プラザ7階 4プラホール
◆5/12(水) 鯨森惣七&藤村忠寿&嬉野雅道ミニトークショー&鯨森惣七サイン会開催
・午前11時〜 4丁目プラザ7階 4プラホール<限定100名>
・午後2時〜紀伊國屋書店札幌本店<先着100名>
・午後5時〜三省堂書店札幌店<先着50名>
参加方法ほか、イベント詳細はこちら!
⇒http://ufuouen.jp/event/
【「日記本3」予約受付中!】
大泉洋のミュージックステーション出演騒動、ミスター韓国へ、「どうでしょう本創刊号」制作日記・・・これを読むと、すごく懐かしくなります。
南平岸ユメミル工房では試し読みも!
⇒http://www.htb.co.jp/goods/
(12:48 藤村)

藤村

4月27日火曜日。藤村でございます。
3週間あまりの休暇が明け、昨日より出社いたしました。
先週は九州から新潟に入り、UX新潟テレビ21さんのイベントに参加させていただきました。
広い平野にある新潟の町は、町全体がコンパクトにピシッとしまっている、というより、だららーと伸びておりまして、そこにまた居心地の良さを感じてしまいました。
メシがすこぶる美味く、「県民の生活満足度が高い」ということも十分にうなずけます。
「新潟は宣伝ベタだ」ということを地元の方々はおっしゃっておりましたが、それはそうでしょう。
自分たちの満足度が高いんだから、わざわざ宣伝して他の人を呼び込む必要なんかないですもん。
それでいいじゃないですか。
あとは、自分たちの生活がこれからも、今までのように粛々と続くことを目指していけばいいんだから。
イチかバチかの劇的な変化などいらない。
ちゃんと今の生活を実感する。
いいところです、新潟は。
さて、本日よりDVD第14弾の編集をスタートしました。
「クイズ!試験に出るどうでしょう/四国八十八ヵ所/釣りバカわかさぎ対決」の3本立てであります。
ビシビシとやってまいります!
【アーティスト応援企画】
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◆5/1(土)〜12(水) 鯨森惣七作品展「ペのセカイ だららら〜」開催
場所:4丁目プラザ7階 4プラホール
◆5/12(水) 鯨森惣七&藤村忠寿&嬉野雅道ミニトークショー&鯨森惣七サイン会開催
・午前11時〜 4丁目プラザ7階 4プラホール<限定100名>
・午後2時〜紀伊國屋書店札幌本店<先着100名>
・午後5時〜三省堂書店札幌店<先着 50名>
参加方法ほか、イベント詳細はこちら!
⇒http://ufuouen.jp/event/
・「HTBきせかえ500」に、鯨森バージョンのきせかえも登場!ダウンロード500円で、あなたも還暦の風来坊に生活費を!
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(19:23 藤村)

藤村

4月23日金曜日。藤村でございます。
昨日は、大雨の中を熊本県の人吉から福岡まで車を走らせました。
途中、八代にある日奈久温泉に立ち寄りました。
人吉もそうですが、この日奈久も、素朴な田舎の「ひなびた」温泉地、というよりも、いい感じに「しなびて」おりまして、どこかホッとするのでありました。
九州といえば湯布院や黒川温泉が有名でありますが、なんでしょうか、年を重ねてまいりますと、そういった「ようこそ!ゆっくりおくつろぎ下さい」的な、カンペキなお出迎え態勢の温泉地よりも、「あ、えっ、来たんですか?」みたいな、すきだらけの受け入れ態勢の温泉地に、居心地の良さを感じるのであります。
ほんとにやってんの?と思わせるようなスナックの看板、地元のじーさんばーさんが朝から集う共同湯、狭い路地裏…そんな、ゆるゆるの、無防備にしなびきった温泉地を我々は、「しなしな温泉」と呼び、心から愛していきたいと思いました。
さて、1週間の九州の旅を終え、我々は新潟に向かいます。
旅もそろそろ終わりです。
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(13:07 藤村)

藤村

4月20日…何曜日でしたか、忘れました。藤村でございます。
この日記が掲載されるのは明日21日のことだと思いますが、藤村・嬉野両名、元気にやっております。
15日に九州は福岡に上陸して嬉野先生と合流し、大分で2泊、宮崎で1泊、再び大分に戻って1泊、そして今夜は熊本にいます。
熊本は人吉温泉。
素泊まり3500円の民宿に二人で泊まっております。
プレハブみたいな部屋ですが、目の前に湧き水のきれいな小川が流れ、周りは田んぼ。気持ちのいい夜です。
九州へ来てから、たくさんのいろんな人に会い、たくさん話をしました。
大分ではタケノコ掘りをしました。
宮崎の日南海岸では初めてサーフィンをしました。
サーフィン…あんなナンパなもの!と思っておりました。でも、板の上に乗って海の上を滑っていく、というただそれだけの行為が、こんなにも気持ちのいいことか!と驚きました。
昨夜は久しぶりに樋口了一さんと会い(樋口さんは熊本出身)、一緒の部屋で、みんなで泊まりました。
会社をサボり、カメラを回すわけでもなく、番組を作るわけでもなく、ただ、人に会う。
なんだか、とてもいい旅です。
そして、いろんなことを考える旅です。
深く深く、考えます。
さて嬉野先生、明日はどこに行きましょうか。
旅の空は、今日も晴れ渡っております。
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(10:33 藤村)

藤村

4月16日金曜日。旅先の藤村でございます。
昨日まで数年ぶりの里帰りで名古屋におりました。
中学時代のラグビー部の連中と会い、クラスメート数人と会い、田舎の幼なじみと会い、毎晩、酒を酌み交わし、昔を思い出し、バカ笑いをし、そして、みんなの今の境遇を聞き、「どこもおんなじだなぁー」としんみりし、最後は「でもなんか元気もらったわ!」と席を立ち、「おまえ名古屋にもっと帰って来いよ」「おーなるべく帰ってくる」と言って、手を振って別れる。
田舎の幼なじみは、子供時代よりも明るく、よくしゃべり、元気いっぱいでした。
「おまえ、なんかすごい元気だなー」って言ったら、「田舎で暗くしとったらダメなんだわ!田舎は明るくしとらないかんの!」と、ケタケタ笑っておりました。
「ミエルヒってドラマ見たよ。田舎に住んどると身につまされるよー」、と言ってまたケタケタ笑い、「また帰っておいでんよ!帰ってきたらすぐ連絡しやーよ!」と、手を振って別れました。
帰ってきてよかったなぁと思いました。
迎えてくれる友達がいる。
ただそれだけで、人はずいぶんと幸せなんだなぁと思いました。
また、近いうちに必ず帰ってこようと思います。
さて、きのうの午後嬉野先生と合流し、今日福屋キャップと合流し、おっさん3人、ふらふらと旅をしてきます。
嬉野先生は今、コーヒーを飲みながら、久しぶりに取り出した大きなカメラを手入れしています。
写真撮る気になってます。
ではまた明日。旅先からメールします。
【新潟で開催される4月24日のイベントに関して】
■タイトル:UXファンフェスタ
■開催日:2010年4月24日(土)
<第1部> 「まるどりっ!」ファンの集い
午後2時〜午後3時
★出演:小山裕久・三河かおり・やまだみつる・
高橋美穂・松尾伴内
<第2部> 「水曜どうでしょう」ファンの集い 
午後3時30分〜午後4時30分
★出演:藤村忠寿・嬉野雅道
(「水曜どうでしょう」ディレクター)
■会場:UXレクスタ(新潟駅南口)
■募集人数:各80名
※第1部と第2部で入場者入れ替えを行ないます。
■ 応募方法:
観覧希望者の人数と、代表者の郵便番号・住所・氏名・
電話番号を明記し、ハガキかインターネットで応募。
(インターネットは応募フォームに必要事項を記載)
※希望者多数の場合は抽選となります。
(往復はがきの必要はなし)
■宛先:
第1部 〒951-8521 UX「まるどりっ!」ファンの集い係り
第2部 〒951-8521 UX「水曜どうでしょう」ファンの集い係り
■ 締め切り:4月16日(金)消印有効
■問合せ先:025(223)0055 「ファンの集い」係
■注意事項:
第1部・第2部で入場者入れ替えとなります。どちらかの入場券で両方の「ファンの集い」を観覧いただくことはできません。
また、当日「水曜どうでしょう」関連グッズの販売予定はありませんのでご注意ください。
<詳しくはUX新潟テレビ21 以下アドレスにて>
https://uxtv.jp/event/detail_event.php?event_id=221
【「日記本3」予約受付中!】
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そこらへんで知り合ったスゴ腕のアーティストを応援していこうというこの企画。
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(14:36 藤村)

藤村

2010年4月2日金曜日。
札幌はいい天気で、道ばたの雪もずんずん溶け出して、ようやく春の気配が届き始めてきております。
旧制作部の面々は、段ボールに身の回りの物を詰めて、引っ越しの作業中。私も今、すべての荷物を片付け終わり、デスクの上にはパソコンだけがのっかっております。
この日記を書き終えたら、このパソコンの電源も落として、梱包します。
それで、すべての作業は終わり。
文字通り、HTBから制作部がなくなります。
そんな中、
私と嬉野先生は、しばらくお休みをいただくことにしました。
来週から、4月いっぱい。
サラリーマン生活20年目にして、初めての長期休暇です。
この休暇を利用して、嬉野先生と、そして福屋キャップとの3人で、旅に出ようと思っております。
もちろん番組とは関係ありません。
サラリーマン生活も折り返しを過ぎたおっさんたちの、それでもこれからまだまだ、ひとふんばり働き続けるための、一回、ぷはーっと「息継ぎ」をするような、そんな休み、というかサボリです。
組織の中で、嬉野先生も病んで、キャップも病んで、ここらで一回、安宿に泊まりながら、一緒に話をしながら、温泉につかって、ゆっくり酒を飲んで、海でも見ながら、桜が咲いていたらそれを眺めながら、世間をサボって、3人で車を走らせてみようと思っています。
ここに戻ってくるのは、ゴールデンウィークのころです。
それまでの間、ちょくちょく旅先から音信をここに伝えようとは思ってます。
あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
ということで来週から、藤村、嬉野、ちょっと、すんません、仕事サボリます!
みんな、達者で!
【新潟で開催される4月24日のイベントに関して】
■タイトル:UXファンフェスタ
■開催日:2010年4月24日(土)
<第1部> 「まるどりっ!」ファンの集い
午後2時〜午後3時
★出演:小山裕久・三河かおり・やまだみつる・
高橋美穂・松尾伴内
<第2部> 「水曜どうでしょう」ファンの集い 
午後3時30分〜午後4時30分
★出演:藤村忠寿・嬉野雅道
(「水曜どうでしょう」ディレクター)
■会場:UXレクスタ(新潟駅南口)
■募集人数:各80名
※第1部と第2部で入場者入れ替えを行ないます。
■ 応募方法:
観覧希望者の人数と、代表者の郵便番号・住所・氏名・
電話番号を明記し、ハガキかインターネットで応募。
(インターネットは応募フォームに必要事項を記載)
※希望者多数の場合は抽選となります。
(往復はがきの必要はなし)
■宛先:
第1部 〒951-8521 UX「まるどりっ!」ファンの集い係り
第2部 〒951-8521 UX「水曜どうでしょう」ファンの集い係り
■ 締め切り:4月16日(金)消印有効
■問合せ先:025(223)0055 「ファンの集い」係
■注意事項:
第1部・第2部で入場者入れ替えとなります。どちらかの入場券で両方の「ファンの集い」を観覧いただくことはできません。
また、当日「水曜どうでしょう」関連グッズの販売予定はありませんのでご注意ください。
<詳しくはUX新潟テレビ21 以下アドレスにて>
https://uxtv.jp/event/detail_event.php?event_id=221
【「日記本3」予約受付中!】
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(17:17 藤村)

藤村

20010年4月2日金曜日。
札幌はいい天気で、道ばたの雪もずんずん溶け出して、ようやく春の気配が届き始めてきております。
旧制作部の面々は、段ボールに身の回りの物を詰めて、引っ越しの作業中。私も今、すべての荷物を片付け終わり、デスクの上にはパソコンだけがのっかっております。
この日記を書き終えたら、このパソコンの電源も落として、梱包します。
それで、すべての作業は終わり。
文字通り、HTBから制作部がなくなります。
そんな中、
私と嬉野先生は、しばらくお休みをいただくことにしました。
来週から、4月いっぱい。
サラリーマン生活20年目にして、初めての長期休暇です。
この休暇を利用して、嬉野先生と、そして福屋キャップとの3人で、旅に出ようと思っております。
もちろん番組とは関係ありません。
サラリーマン生活も折り返しを過ぎたおっさんたちの、それでもこれからまだまだ、ひとふんばり働き続けるための、一回、ぷはーっと「息継ぎ」をするような、そんな休み、というかサボリです。
組織の中で、嬉野先生も病んで、キャップも病んで、ここらで一回、安宿に泊まりながら、一緒に話をしながら、温泉につかって、ゆっくり酒を飲んで、海でも見ながら、桜が咲いていたらそれを眺めながら、世間をサボって、3人で車を走らせてみようと思っています。
ここに戻ってくるのは、ゴールデンウィークのころです。
それまでの間、ちょくちょく旅先から音信をここに伝えようとは思ってます。
あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
ということで来週から、藤村、嬉野、ちょっと、すんません、仕事サボリます!
みんな、達者で!
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■タイトル:UXファンフェスタ
■開催日:2010年4月24日(土)
<第1部> 「まるどりっ!」ファンの集い
午後2時〜午後3時
★出演:小山裕久・三河かおり・やまだみつる・
高橋美穂・松尾伴内
<第2部> 「水曜どうでしょう」ファンの集い 
午後3時30分〜午後4時30分
★出演:藤村忠寿・嬉野雅道
(「水曜どうでしょう」ディレクター)
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■募集人数:各80名
※第1部と第2部で入場者入れ替えを行ないます。
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(12:36 藤村)

藤村

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あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
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(19:42 藤村)

藤村

4月1日木曜日。藤村でございます。
先日、制作部の送別会(と言ってもHTBから制作部が消滅することから、我々は「解散式」と呼びました)が、ありました。
私と嬉野先生は本日付けで、コンテンツ事業室という部署に異動。
「水曜どうでしょう」「ハナタレナックス」「素晴らしい世界」というHTBが制作するすべての深夜番組、さらにスペシャルドラマのプロデューサーをもかけもちし、制作部の部長でもあった福屋キャップは営業部に異動。
「ハナタレ」のチーフ杉山ほかディレクターたちは、早朝と夕方の情報番組と合併した情報制作部に異動。
各番組でアシスタントプロデューサーをしていた者は、プロデュース部という新しい部署に異動。
福屋キャップを中心に立ち上げたレコードレーベル「ユメチカレコード」のスタッフは、私たちと同じくコンテンツ事業室に異動。
そして、「素晴らしい世界」は3月いっぱいで終了となり、そのディレクターたちはHTBを去ることとなりました。
制作部にいたスタッフ全員が、それぞれバラバラの部署、会社に行くことになり、それは文字通りの「解散式」でありました。
「みんなHAPPYであれ!」
福屋部長が定めていた制作部の目標であります。
視聴者をハッピーにするためには、スタッフがハッピーな気持ちで番組を作らなければならない。組織のことを考える前に、まず作り手個人が番組と向き合い、出演者と向き合い、視聴者と向き合う。そうでなければ人々に支持される番組など作れない。
そんな考えでここ10年あまり、HTB制作部は自主独立の精神で番組作りを続けてきました。
しかし、そのように自分の番組、そこにいる視聴者だけに向き合うやり方は、一人当たりの労働生産性を著しく低下させていると、会社では以前から盛んに問題視されていたそうです。
これからのHTBは、報道もスポーツも情報番組もバラエティー番組も、すべてをオールラウンドにこなせる人材を育成することを目標に、(通達された文書によれば)「オール HTBの大方針」に沿って番組作りをする、ということになりました。これから作られる番組は、これまでのしがらみを断ち切って、斬新で新しい発想のもとで作り出す。従って今まであった制作部は解体、ということになったわけです。
私と嬉野先生は「事業室」という、番組を制作する部署からは離れることになりました。しかし、みなさまにお伝えした通り、私は、これまでとなんら変わることなく、自主独立の精神で、このHTBで、番組作りを続けたいと思っています。
番組とは、人が作るものです。そして番組とは、見る人の感性に訴えるものです。人がなぜ笑うのか、なぜ感動するのか、そこにマニュアルなんて存在しない。正解もない。だから作り手は、自分の感性だけを頼りに、自分の感性が何人の人間に届くのか、その一点に死にもの狂いになる。周りをかえりみず、ひとつのことだけに没頭する。そうしなければ、人の感性を響かせることなんてできない。
でもそこに、時間と効率を突きつけられると、作り手の魂はいとも簡単に折れてしまう。効率よく、人の感性を動かすことなんてできない。すべては、時間のかかること。新しいことがパッと生まれるほど簡単なことではない。でも、やらなければいけない。すると人は無思考になり、言われたことだけをやり、目の前のことだけをこなす日常になっていく。
そうやって魂の抜け殻となった作り手が、効率よく、形だけのマニュアルに沿って次々と作り出していった番組がテレビをダメにした。テレビの魂を奪っていった。
私はそう思っています。
でも今、テレビが少しずつ魂を取り戻しつつある。作り手が少しずつ思考を取り戻しつつある。効率ではなく、時間をかけて、じっくりとモノ作りを始めている。そうすることが、そうすることでしか、結局テレビの将来をつなぐことはできないと思い始めている。そんな機運を感じています。
だから、私も今、あらためて、ひとつのことに時間をかけて、ひとつのことに没頭して、今、そこにいるあなたがたに向き合って、モノ作りをしていきたいと思っています。
これまでもそうであったように、私も、嬉野先生も、いくつものことを一緒にできるような人間ではありませんから。
解散式の席上、営業部に異動する福屋キャップから、情報制作部に異動する数名の「ハナタレ」スタッフに、「これまで作り上げてきたHTB制作部のDNAを、どうか引き継いでいってほしい」との言葉がありました。
そして、「ハナタレ」の杉山は、「必ずや!HTBに制作部を復活させる」と言ってくれました。
今日から、制作部員は、いつの日かHTBに制作部が復活する事を願って、各自の新たな持ち場へ向かいます。
平成22年4月1日。HTB 制作部はいったん!解散です!
(18:24 藤村)

藤村

3月15日月曜日。藤村でございます。
今日、次女の中学卒業式がありました。
中学生というのは、まるっきりの子供とも言えず、かといって青春まっただ中とも言えず、とても中途半端な時期。
男の子も女の子も、顔はニキビ面で、髪はボッサボサ、制服は寸足らずで、どうしようもなく青くさくて、どうしようもなくダサい。
子供のように無邪気ではいられず、かといって一人前でもなく、キレイにもなれず、かわいくもなれず、かっこよくもなれない。
校長先生が式辞で、
「みなさんには無限の可能性が広がっています」
なんて言ってたけれど、そんな見えない自分の可能性なんてものにまるで実感はなく、もっと身近な友達関係とか家族とか、周囲の切羽詰まった状況に対応するので精一杯。
体も心も、すべてが、途上の時期。
式の最中に涙ぐむ子が少しはいるけれど、だいたいは少し恥ずかしいのか無表情。
そんな青くさい卒業生たちが教室に戻ると、担任の先生がみんなに花を一本づつ手渡して、こんな言葉をかけていました。
「家に帰ったらこの花を花瓶に差して、枯れるまでは中学校生活のことを思い出してください。でも枯れてしまったら、全部忘れてください」
正しい言葉だと思います。
子供でも大人でもない、中途半端な者たちが共に過ごした3年間は、楽しいことよりも、むしろイヤなことの方が多かったかもしれない。仲間に振り回されるばかりの毎日だったかもしれない。でも、それは仕方のないこと。そんな途上の時期にいつまでもとらわれていないで、さっさと次に進みなさい。中学のこと、全部忘れてもなんの問題もありません。あなたたちは、ちゃんと次に進めます。
たぶん先生は、そんなことを言いたかったんじゃないだろうか。
卒業式で在校生たちの合唱に見送られて退場していく次女は、顔を手でおおって泣いていました。でもすべてが終わり、友達との別れを惜しんでいつまでも語り合うような、そんな大人びた器用な別れはできず、いつものようにふらっと下校して、いつものように「ハラへったー」と帰ってきました。
そう、それでいい。
おれもおんなじでした。卒業式の日に、いつものようにラグビー部の友達と帰りながら、「もうこいつらと一緒に帰るのも最後かぁ」と思いつつも、結局いつものようにあっけなく別れて、それっきりみんな別の高校へ行きました。連絡を取り合って会うでもなく、もうそれっきり。
それがつい先月、
「実家をたどって連絡先を聞いたんだ」
と、中学のラグビー部で一緒だったやつから不意に電話がありました。
来月名古屋でラグビー部のやつらが集まって同窓会をやることになった。おまえ、来れるかと。
行くにきまってる。遠い札幌だけど、行くにきまってる。
あの中学の卒業式から、いつのまにか30年も経っていました。
ぴっちぴちのダサい詰め襟の学生服で、丸い筒をぶんぶん振り回して、「んじゃー」と言ってあっけなく別れたその日から、もう30年。
みんなたぶん、あの頃とは違って、いつまでも飲み終わらない、いつまでも帰らない、くどいおっさんたちになっているんだろう。
よし、また明日。
【お知らせ!】
DVD第13弾のローソン・ロッピー端末での2回目の予約も上限数に達してしまったため受付終了となりました。
残るは3月24日からの道内HTBグッズ販売店での店頭販売、及びHTBオンラインショップでの通販となります。
(21:11 藤村)