2008年2月8日(金)
2008年2月8日(金)
嬉野です。
先日うちの藤村が、
家庭の事情で休ませていただいておりまし折にね、
ちょっと探し物があったので、私、編集室に入りましたのよ。
したら奥さん、あのコ汚く狭くなった編集室がね、
なんだか主を無くした編集室みたいな感じでね、
どこかガランとしてるのよ。
それが奥さん、まるでね、
「兵どもが、夢の後」、
みたいな喪失感を私に感じさせたのよ。
でさぁ、そのガランとした空間に置かれている、
文字テロップのモニター画面に、
「大泉さんの脛(すね)」と、いう言葉だけが只一言、
例の「黒地に白抜きの文字」で、
くっきりと表示されたまま残っていたのよ。
それを見た時、私の情緒は激しく刺激されたね。
「大泉さんの脛(すね)って、なんだよ」。
みたいなね、
なんだか、バカバカしい謎を感じたんだよね。
たとえば、この世が終わってさぁ、
人類がすべていなくなった地球上にね、
かつて作られた建物が、無人のまま、あちこち残っててさ、
そのひとつ、
ここ北海道は札幌のHTBビルの片隅にある、
無人の編集室にね、
「大泉さんの脛(すね)」という、
意味不明の言葉だけが残っている。
そんな感じがしたのよ。
まるで人類の遺産、
文明のよすがとして残された、唯一の言葉、
それが、
「大泉さんの脛(すね)」。
みたいなね、感じ。
大泉さんの脛(すね)という一言がぼくらにもたらすイメージから出発し、大泉さんのあの頃のあの顔を、大泉さんのあの頃のあのぼやきっぷりを、ぼくらは懐かしく思い出しながら、やがてあの時代を、そしてあの頃の日本を、あの頃の世界を思い出し、最後にあの頃の自分の記憶にまでたどり着く。
滅亡した人類の長大な記憶の川を辿る、
一匹の鮭が遡上を始めるきっかけ、
それが「大泉さんの脛(すね)」。
なんだかそんな気がして、
まぁそれだったらそれでも好いかと、
甘酸っぱいバカバカさを噛み締めたのでござそうろう。
というね、分けのわからん日記で、
今週は終わりです。
すんません。
じゃ奥さん、また来週お会いしましょうね!
ほい解散!
元気で三連休を乗り切るのよぉ!
今日は藤村先生、まだ編集してるのよぉ!
まだまだ人類は滅亡しないから、
みんなも元気でご飯食べるのよぉー!
追伸
コンプリートボックス出ますよ。
vol.1〜5とvol.6〜10の二箱。空箱で。
【DVD第10弾・怒涛の予約討ち入り中!】
どんどんどん!
さぁさぁ皆の衆!今度のDVDは「東京2泊3日70km/マレーシア・ジャングル探検」の豪華!徒歩モノ二本立て!
1月15日(火)よりローソン屋敷のロッピーさん、HTBグッズ取扱店さんで予約受付中!
予約特典は特製オリジナルポストカード10枚入り!
どうぞ!我こそはと思われます方々は見事ローソン屋敷へ討ち入られませぇー!
どんどんどん!
(21:01
嬉野)