9月9日金曜日。藤村でございます。

002-嬉野

9月9日金曜日。藤村でございます。
このところ嬉野先生や店長と、関西方面に出かけることが多くなりました。
実は今、あるモノを京都で作っているのでございます。
それは、「風呂敷」。
図柄はなんと、「ジャングル」をモチーフにしたオリジナルで、真ん中にブンブン・ブラウが建ち、その周囲をうっそうとした熱帯雨林が取り囲み、その間からシカやヒョウ、ゾウなどの動物たちが顔をのぞかせるという賑やかなもので、さらに「出せ!大泉くん出せって!」などのセリフまで入っておりまして、「オイオイ、こんなものが風呂敷になんの?」「やり過ぎじゃなぁい?」という突拍子もないデザイン。
ところがコレ、かなり洒落たデザインに仕上がりまして、我々大いに驚嘆したのであります。
描いたのは、京都の老舗「岡重」さんの絵師(どうでしょう好き)。実に細かい線で図案が構成されており、ド派手な印象ですが、店長の提案で染め色を2色に押さえることで、実にジョーヒンな仕上がりとなったのであります。
紺色(ミッドナイトブルー)の地に、黄緑の線。(夜バージョン)
黄色っぽい地に、深い緑の線。(昼バージョン)
の、2種がありまして、両方ともに動物の目が「銀ラメ入りで光っている」という懲りようであります。
布地は、やわらかくてシワ加工のある「シャンタン」という素材か、木綿本来のカタさがある素朴な「細布」か、どちらにしようかさんざん迷いましたが、「細布」にいたしました。
「シャンタン」の方が見た目に高級感があるし、やわらかくてすぐに使いやすいんですが、「細布」には、使い込むほどに生地のやわらかさが出てくる味があります。普段使いにぜひ、酷使してやっていただきたいと思っております。
未曾有の災害に円高と、世界中から「日本はどうにも弱っている」と思われておるようですが、なにをおっしゃいますか、日本のモノ作りは今日も変わらず丹念に続けられておりますよ。
先日、嬉野先生と英国へ行ってまいりましたが、わたくし、いつのころからかお土産をほとんど買わなくなりました。なぜって、何を見ても日本のモノの方がいいと思えるから、あえて海外でモノを買う必要を感じないんです。
それよりも、日本国内でいろんなモノと出合う方が心動かされることが多い。今回の風呂敷もそうです。実際に我がどうでしょう風呂敷を作っている京都の染め物工場に何度か行って、その作業行程をつぶさに見てまいりましたが、その手間たるや相当なもの。
日本の職人さんが作るモノを、日本人が使う。その良さを自分たちがちゃんと認識する。それは決して、広い世界に背を向けた内向きなことではなく、自国のモノに自信と誇りを持つことこそが、胸を張って世界を歩く第一歩だと思うんです。
メイド・イン・ジャパン。
それは、とてもカッコいいと、あらためて思う今日このごろです。
ジャングル風呂敷は、今月29日発売。吉祥寺東急百貨店で同日から開催される物産展会場でも、もちろん販売されます。買う買わないは別にしても、まずは手に取って見て下さいな!
詳細は来週15日に発表となっております。
では、このところ腹いっぱいだの眠いだのと、そのようなつぶやきでお茶をにごす嬉野先生の本日の日記をどうぞ。
2011年9月9日(金)
嬉野です。
昨日は、なんか、眠れなくて、
ぜんぜん寝ていないので眠いです。
最後の時差ぼけかな?
さぁ、そんな私のことは放って置いて、
本日も、みなさん、各自の持ち場で、なにぶん奮闘願います!
解散。
【エジンバラ出張日記】は、
ウラ話!押せ!のページに、移動→保管しています。
(16:01 藤村)