いやーう先生、昨日もおとついも日記書いてなかったなぁー

001-藤村

いやーう先生、昨日もおとついも日記書いてなかったなぁー

11月27日木曜日。藤村でございます。

犬や猫の役割の話をね、書いてましたけど、ウチの猫はバシバシとねずみを取ってくるし、犬は誰が来たって吠えまくるし、冬になりゃぁ犬ぞりにして、山で
取った薪をわんさと積んで引っ張らせるし、まぁ、犬も猫もあんまりかわいがらないけど、働き手としては、それぞれ健気にやってるなぁと、認めております
よ。

さて私は、新たなノンリニア編集機の操作方法にも慣れまして、相変わらずの猛編集中。

そんな中、先週末は福岡に行って、ナックスさんの作ったフィルムを観てまいりました。

5人それぞれが、脚本・演出を担当し、20分程度の短編を作るという企画。

企画としてはおもしろいけど、まぁ撮影期間も短かったと聞いておりましたので、「出来栄えの方はそんなにね・・・」と思っておりましたが、いやいや、ずいぶんなものをちゃんと作っていたじゃないですか。

やつらは、やっぱりそれぞれに才能があるんだねぇ。

あんなの短期間で作られたら、ディレクターとしては立つ瀬がないよ。

私の場合、感覚がやはり近いのか、大泉洋のが一番おもしろかったかなぁ。

あいつが昔ディレクターとして関わった「いばらのもり」の「モリ侍」(リーダー森崎博之が侍の格好で登別時代村で暴れまわるだけ)という企画は実におもしろかったし、「ドラバラ」で作った「さよなら朝日荘」「山田家の人々」というドラマも、どっちも良かった。

来年のナックスのお芝居は、大泉洋作というから、これはちょっと楽しみだな。

安田さんの作品は、なんというか、ちゃんと個性が押し出されているのが、「安田さんは作り手としても最強の武器を持っているなぁ」と思いましたね。「彼でしか作れない」という個性をちゃんと持っている人は、本当に今、少ないんです。

そんな意味で、音尾先生の作品は、上手にしっかり作れている、申し分ない、けど、個性がはっきりしない、という感じがしたかな。でも、監督としての音尾先生の評価はスタッフから高かったですよ。

シゲはアニメーションを使ったりして、非常に個性的ではあるが、どっか器用貧乏な感じがするんだよなぁ。発想は一番おもしろいんだけどなぁ。

リーダーはもう、「思い」だけで作ってるのがありありと見えて、「らしいな」と微笑ましかったねぇ。

福岡では、ずいぶんやつらと飲みましてね。久しぶりですよ、ナックス全員と飲んだのは。

特にシゲなんてのは、ほとんど話をする機会がなかったもんだから、うれしくなっちゃって、「おめぇーは器用貧乏なんだよ!」「おい!おれの話聞いてんのか!」なんつってやたらとからみついてやりましてねぇ。

私がからんでいる横では、泥酔しきった安田さんが笑いながら座敷から土間に転げ落ちて行きましてね、しこたま頭を打って、先にホテルに帰されて行きましたよ。

飲んでホテルに帰ったら、大泉洋から電話が来ましてね、「おいヒゲ、おれの部屋で飲もう」と。「腹を割って話そう!」と、お誘いを受けたので、今度は二人で部屋飲みですよ。

「広島で買ってきた美味い燻製があるんだ」ということで、それを肴に飲んで笑って午前3時近かったですかね、「よーし寝るか」と、「来年の芝居がんばれよ」と、言いながら、その美味い燻製を全部わしづかみにして「じゃぁな」と、部屋を出て、エレベーターの前に来ましたら、

わたくし、一瞬心臓が止まりそうになりましたね。

深夜のエレベーター前。

ぶつぶつ言いながら、うずくまっている男がいるんです。

両手にはコンビニの袋。ひとつには水が2本。もうひとつにはなぜかお好み焼き。

・・・安田さんでしたね。

先ほど飲み屋で強制送還されたはずの安田さんが、

「屋台のなんとかに行かなきゃ、屋台のなんとかに行く」

みたいなことを、ぶつくさ言ってるんですよ。

気持ち悪くなりましてね、でもほっとくわけにもいかないんで、

「安田さん、帰りましょう」と、

「屋台はもう終わったよ」と、優しく介抱してね、部屋まで送り届けましたよ。

「あー、最強だな」と、思いましたね。

ささ、久しぶりにやつらと会って、存分に息抜きも出来まして、また編集室にこもってDVDの編集を続けます。

じゃ、また明日。

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藤村