11月19日水曜日。藤村でございます。

藤村

11月19日水曜日。藤村でございます。

今週もびっちりと編集室にこもり続けております。

現在のところ、「桜前線捕獲大作戦」と「十勝二十番勝負」の編集を終了。残るは「サイコロ5」と、すべてのスーパー、テロップ付け。完成予定は1月中旬。

「桜前線」と「十勝二十番勝負」は、クラシックの放送ラインナップから外れておりますので、見たことのない人が多いかもしれません。

両作品とも、どうでしょうの中では「短編」の部類に属するものでありますな。

「桜前線」は2週。「十勝」は3週。10年前、98年の作品。

「十勝」はonちゃん(安田さん)が初登場。

当時、大泉さんとやっていた「ゴルゴ」というラジオ番組の本番中に、彼は問答無用で連れ出され、自らの意思とは無関係に、そのまま「水曜どうでしょう」というテレビ番組のロケに参加。

「今日からきみはオンちゃんだ」と、

言われるがままに、テレビ局のマスコットキャラクターのぬいぐるみを着せられ、「安田さん」ではなく「オンちゃん」と呼ばわれ、ぬいぐるみを着てない時は顔にモザイクをかけられるという徹底ぶり。

しかし彼は、自らの意思とは無関係に、突然始まってしまったテレビの仕事で、黄色い物体でしかなかった「onちゃん」というキャラクターに、見事にその命を吹き込んだのであります。

酒好きなonちゃん。

塩辛でご飯が4杯食えるonちゃん。

ケリを入れられてうずくまるonちゃん。

ケリを入れ返すonちゃん。

局のキャラクターとしては、あるまじき行為も、「安田顕」という愛すべきキャラクターのおかげで、とても人間味あるマスコットとなっていった。

「黄色という色は、とても人の心を癒す色なんですよ」

とかなんとか、その後のonちゃん人気を説明した人もいますが、それは見当違い。

10年前の、安田顕という人物のキャラクターが、あのonちゃんにすべて投影されていたのです。

「十勝二十番勝負」を見ていると、それがよくわかります。

あんなマスコットキャラクターなら、誰しもが好きになる。

さて、本日の編集作業は終了。

明日も10キロ走ってから出社。じっくり編集に没頭いたしましょう。

じゃじゃじゃじゃじゃじゃぁじゃぁー

また明日!

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(20:05 藤村)