8月31日水曜日。藤村でございます。

藤村

8月31日水曜日。藤村でございます。

昨日は、午後からDVDレビューの熱い編集長が東京からやって来ての熱い取材、熱いトークを2時間近く展開しておりまして、その後は、祭り事務局の狭い部屋で数時間、暑苦しい打ち合わせを行っており、それ故に日記の更新が出来ませんでした。お詫び申し上げます。

さて本日はいろいろとご報告がございます。

まずは昨日、ミスターさんとお会いいたしました。

「正式に韓国から帰国いたしました」とのご報告。

ミスターさん、およそ10ヶ月の映画修行を終えて、ようやく札幌に帰ってまいりました。

「そうですかッ!帰ってきましたかッ!」
「はいッ!」
「ぐぬっ・・・ミスターッ!」

というような、両者感きわまっての熱き抱擁といった光景はなく、ミスターなどはサンダル履きでひょこりとあらわれて、

「あ、帰ってきましたんで」

言われたこっちも、

「あ、そう」

と、実にあっさりとした帰国報告でありました。

「おいおい、あんだけ盛大な壮行会をやっときながらそんだけか!」と、半ばご立腹の諸兄。そりゃあだってつい先月、みっちりと新作ロケをやったばかりだもの。その時点でもうこっちゃぁ「いつもの感じ」に戻っちゃってましたからね、「改めてご挨拶」というのも照れくさい。

しかしまぁミスターさん、明らかに雰囲気が変わりましたね。どっからどう見ても、「いいおっさん」。あぶらっけが抜けたというか、毒気が抜けたというか、明るいおじさんになってました。実にいいと思いますよ。同年代の男として、「良い」と思いましたよ。

「祭り」のとき、改めて皆様に「帰ってきました」と、ご報告なさるでしょう。

さて、続いて「大きなお知らせ」でございます。

HTBのインターネット・オンラインショップが、明日9月1日午前10時より、新装オープンいたします!

これまでの「HTBshop.com」との大きな違いは、取り扱い商品が格段に増えたこと。番組グッズのほぼすべてを網羅しております。今までは、DVDすらろくに買えず、数少ない取り扱いグッズを「セット販売」なんかしておりまして、わたくし、実に心苦しかった。それが今度からは、ポストカード1枚からでも発送。もちろん、送料はかかりますが、その送料も変わります。

北海道内一律500円。道外一律800円。

道内は80円の値上げとなってしまいますが、利用が多い道外勢におかれましては、かなりお安くなったと思います。(このほか代金引換で受け取りの場合は、代引手数料がかかります)。

発送も、土日祝をのぞく毎日。

当たり前のことが、ようやく当たり前にできるようになったと。少し時間はかかりましたが、そういうことになりました。

今後は「HTBオンラインショップ」をお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

さて、もうひとつ。兵庫県地方の皆様。10月に終わりを迎えるサンテレビさんの「どうでしょうリターンズ」でありますが、昨年の新作「ジャングル・リベンジ」の放送をはさんで、引き続き「どうでしょうクラシック」を放送することが決定いたしました。日程など詳しいことは、サンテレビさんのHPにちゃんと書かれておりましたので、是非ともご覧下さい。

さぁて、映画の話でもしますか。長くても書きますよ。きのうは日記書かなかったんでね。でもその前にちょっとトイレ行ってきます。

・・・はい、行ってきました。

先週ねぇ、久々に映画を立て続けに見たんですよ。今年は大作が目白押しですからねぇ。まず見たのは、楽しみにしていた「亡国のイージス」。なんせ原作本上下2巻を読破して万全の体勢が出来上がってましたからねぇ。まずはこれを攻めましたよ。しかし、あれですね、結論を言ってしまえば「原作を先に読んじゃダメ!」ですね。映画を見てても原作との違いばかりが気になってスクリーンにのめりこめない。客観的におもしろかったかどうかが、わかんなくなっちゃう。でも嬉野先生は「おもしろい!よくできてる」と言っておりましたよ。

続いては、こちらも万全の体勢でのぞみました「スターウォーズ」。前作の「エピソード2」を改めて事前に見直しての参戦!と。この作戦は成功しましたね。良かった。実に良かった。でも私は、スターウォーズさんに関しては、ストーリーなんて別にどうでもいいんです。とにかく「映像」。ヘンテコな宇宙生物が、あちこちにチラリと映る。そんなルーカス先生の微細なこだわりが、うれしくてたまらない。20数年前、映画少年だった頃にスタートしたスターウォーズ。飛び交う宇宙船の迫力に、ラクダみてぇなヘンな生物に、藤村少年は圧倒されました。それが40になった今年、いよいよ完結。エンディングのスタッフロールが流れると、「あぁ…終わっちゃったぁ」と、しばし少年時代に戻っていた私は、ガックリと肩を落としましたですね。

少年時代といえば夏休み、毎年のようにテレビでやっていた映画がありましてね。「妖怪大戦争」。確かモノクロじゃなかったですかね、お盆の時期が近づくと、お昼のロードショーみたいな特別枠で放送しておりましたよ。ドラキュラかなんかが日本に攻めてくる。それをカッパだの化け猫だのが迎え撃つ、「西洋の妖怪対日本の妖怪」みたいな、そんな古い映画でしたよ。これがおもしろくてね。ラストシーンでは、西洋の妖怪を見事撃退した和製妖怪たちがですねぇ、雲の上を行進しながら帰っていくんです。「よくやった!」と、子供ごころに盛大な拍手を送ったもんですよ。

その思い入れたっぷりの「妖怪大戦争」がですねぇ、また映画になったというじゃありませんか。でも思い入れが強いと、これまた余計な不安を抱いてしまうのが人の常。「どうなんだろうなぁ」と。しかし、私より先に「妖怪大戦争」を見た嬉野先生が、いつにも増してニヤニヤと笑いながら言うんです。「藤村くん、あれはいいよ」と。そして、それ以上は語らない。気になります。こうなると気になります。「なにがいいんだ」と。で、行ってきました。見てきましたよ。で・・・あれは、いい。妖怪大戦争は、いいですよ。「素晴らしい!」とかじゃない。「いい!」。それ以上は語りません。

ということで、長くなりましたが、本日はこれにて!

祭りまであと1ヶ月半でござる!

【お知らせ!】
DVD第6弾「ジ
ャングル・リベンジ」のローソン・ロッピー端末での第一回予約受付が、8/31の締め切りを待たず終了となりました。
第二回目の予約は9/1からとなりますが(引渡しは10/3)、予約受付可能な数量が少なくなっております。予約はお早めに!(商品番号:337048)

(13:37 藤村)

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