2012年2月アーカイブ

★今週水曜日深夜0時15分から!(北海道ローカル)
藤村・嬉野プロデュース 水曜どうでしょう×ヨーロッパ企画
「ヨーロッパ企画です。」放送でございます!


2月27日月曜日。藤村でございます。

嬉野先生が日記に書かれているとおり、2月の頭に大分県の竹田に行ってまいりました。姫だるま工房の後藤さんのご実家で「味噌作りをする」というので、「そりゃおもしろそうだ」と出かけたわけです。で、実は竹田に行く前に、もうひとつ立ち寄った場所があります。記念すべき「どうでしょう」の最初の企画「サイコロの旅」(96年)で訪れた「石仏の町・臼杵」であります。

東京から深夜バス「オレンジライナー」に乗り、愛媛県の松山へ。そこで出たサイコロの目が「謎の町・臼杵」でありました。

あの当時は、フェリー乗り場から臼杵駅へ移動しただけで、町の様子はまったく見ておりませんでしたが、実はこの臼杵という町、大林宣彦監督が映画の舞台にしたほどの(「なごり雪」)実に風情のある町なのでありました。

大友宗麟が開いた臼杵城の城下町である臼杵は、時代から取り残されたような、飾り気のない静かな町並みで、その町外れの岩肌に、立派な石仏が彫られてある。町の中を流れる川の中州には、古めかしいフンドーキン醤油の本社工場が建っていて、昭和の郷愁がぷんぷん漂う。一方、この町は、豊かな豊後水道に面していて、ふぐが有名。ヒレ酒なんか飲みながら、ふぐ料理をたらふく食ったらもう、この町から離れられなくなります。

そんな臼杵の町に、竹細工の工房がありまして、そこで、「メイド・イン・ジャパン」の新たなグッズを作れないかと相談に行っておりました。

膨大な手間と時間のかかる竹細工製品は、今、ほとんど中国で作られているそうです。しかし、一朝一夕では決して真似することのできない緻密な職人技が、まだまだ日本には残っている。我々も工房で、カゴやバッグなどの竹製品を見せてもらいましたが、弁当箱のような単なる箱であっても、その細かい細工に、ついつい目を奪われてしまうのです。ついつい手に取って、ついついなで回してしまうのです。それだけの手仕事の精密さが、日本の竹製品にはある。

日本には、世界に誇る技術があります。世界に誇る独特の感性があります。コストでは決して計ることのできない、こういう手の込んだモノにこそ、日本の力が宿っているのだと、つくづく思うんです。

京都の染物屋であつらえてもらった風呂敷、東大阪の町工場で作ってもらったアクリルキーホルダー。これらの手の込んだモノ作りを通して、日本の技術を今一度見直しました。

「がんばろう日本」なんて言わなくても、ずっと、やってきているんですよ、日本は。なにもうろたえることなんかないんですよ。そう思います。

番組のグッズという見せ方で、風呂敷もアクリル製品も作りましたが、これは、できれば実際に手に取ってもらいたいけれど、とりあえずは知ってもらうだけでも十分という、きっかけ作りをしたかっただけです。日本の技術を知っていくと、なんだか、自信がわいてくるんです。

アクリルキーホルダーを作ってくれた東大阪の町工場「クリスロン」の高山さんは、どうでしょうバカです。「いやぁーこのキーホルダーが作れて良かった」「ウチの技術が役に立って良かった」と言ってくれました。

新潟沖で採掘された天然ガスから作られたという、度を超した透明度を誇る日本製のアクリルキーホルダー。その中には、原付東日本でミスターさんが実際に札幌まで運んできた「あきたこまち」のひと粒が、封じ込められております。

新潟、秋田、そして大阪の合作で作られたこちらのアクリルキーホルダーは、数量限定で現在発売中であります!

・ ・・とまぁ、発売日に宣伝活動ができなかったので、今やっておきました。

近々、嬉野先生が写真入りで、詳細なアクリルキーホルダー製造レポートを書くはずですからお待ち下さい。

ね、先生。おれが韓国行ってる間に書くって言ってましたよね?

じゃ、また明日。


★どうでしょう新作がついに関東圏で放送開始!
東京MX‐TVでは3月11日から!
千葉テレビさんでは4月4日から!


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(14:07 藤村)
2月24日金曜日。

ご無沙汰をしておりました藤村でございます。

昨日、ソウルから大雪の札幌に帰ってきました。

先週末からおよそ1週間をかけて、4月に韓国で放送される番組のロケをしておりました。5月に韓国デビューする男性アイドルグループの番組で、30分番組の計8回分を一気に。

メンバー6人は、韓国人、中国人、日本人の混成です。国籍の違う20歳前後のイケメンどもが、日本と韓国を舞台に様々な対決をしていくというロードムービー的なバラエティー番組を作りました(みなさまには、「対決列島」を思い浮かべていただければわかりやすいかと)。

戦いの舞台は、真冬の北海道。そして、韓国全土。1週間をかけて、韓国人、中国人、日本人からなる混成スタッフで移動しまくりました。国籍の違いからくる、想像もしなかったアクシデントもございましたが、それを怒号の入り混じった爆笑で受け入れる我々日本スタッフに、韓国勢も中国勢も巻き込まれて、徐々に強い団結が生まれていきました。

最後の夜は、マッコリの乾杯の連発で、わたくしは真っ先に吐きましたが、実にいい夜でした。

言葉は通じないけれど、同じ顔をしているので、いわゆる「顔色」を見れば、意志の疎通はできるものだなぁと。なんというか、新鮮な面白さに満ちた番組になったと思います。

異国で流れる番組を、イチから企画を考え、スタッフを集め、カタチにしていくのは、相当にプレッシャーのかかる作業でありましたが、とりあえず爆笑のうちにロケを終え、ひと安心いたしました。

韓国の人々が、実際にこの番組を見てどう思うのか。不安もありますが、しかし、国籍を越えて笑い合い、ガッチリ抱き合うメンバーたちの姿を見て、きっとおもしろがってくれるだろうと思っています。

さぁ、あとは編集。しかしながら、韓国語の字幕スーパーやら、韓国語の翻訳やら、いったいどうするのか?まだなーんも考えておりません。とりあえず韓国語のわかる人を探さなければ・・・と、まだまだ試行錯誤は続きますが、なんせ初の試みなので、それはもうしょうがない。なるようになるでしょう!


さて、来週29日水曜日は、北海道で「ヨーロッパ企画です。」が放送されます。

昨年末、京都在住のヨーロッパ企画のメンバーたちを札幌に呼び、スタジオに1週間こもって撮影した短編芝居8本のうちの3本を放送します。

生で観る芝居はとても面白いけれど、いわゆる「芝居中継」では、どうにも飽きてしまう。面白さがなかなか伝わらない。なんとか映像で伝える方法はないものか?とずっと考えておりました。

そこで今回は、カメラを4台用意して、同じ芝居を基本的に3回演じてもらいました。つまり単純計算で、12台のカメラでひとつの芝居を撮影したということです。カメラもいわゆるビデオカメラではなく、写真用の一眼レフカメラのムービー機能で撮影しました。こうすることで、テレビの「芝居中継っぽさ」が消えて、映画っぽい質感になります。

劇場に足を運んだ観客のための芝居ではなく、テレビの前にいる人々のための芝居。拍手も笑い声も届かない中で、でもテレビの向こうで反応している人々を想像して演じる芝居。

果たして、楽しんでもらえるでしょうか。

とりあえず北海道の諸君に観てもらって、感想をお聞きしたいと思っております。

では、また雪の北海道で編集ざんまいの日が始まります。

がんばってまいりましょう。


【本日の嬉野日記】

2012年2月24日(金)

嬉野です。

三人の子を持つうちの若手の佐野くんが、
今度、友人が結婚するので長崎まで行ってまいります、
というものですから、

「それは佐野くん、運賃が太いねぇ」

と、佐野くんの懐具合を案じて申しましたら、

「片道5千円くらいです」

と言うわけで、

「はぁ?」

と言いますと、

「ピーチ航空で行くので、そのくらいなんです」
「ピーチ?なんです?」

「ピーチ航空です。札幌関西が5千円ほどで、関西福岡もそれくらいなので全部で1万円くらいにはなりますが、安いんです」

とにかく聞いてもわけが分かりません、
ですが破格に安い。

3月から就航するとのことで、
佐野くんは一番乗りに近い形で搭乗する男となるわけであります。

きっとイスがえらいことになっていると思うのですが、
そのあたりのことは来月佐野くんが帰って来ましてから、
じっくり聞こうと思っております。

片道250円とかも言ってましたが、
ますますなんだかわけが分かりません。

ということで諸氏。
本日も各自の持ち場で奮闘願いますぞ。

ピーチ!


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(19:58 藤村)
2012年2月24日(金)

嬉野です。

三人の子を持つうちの若手の佐野くんが、
今度、友人が結婚するので長崎まで行ってまいります、
というものですから、

「それは佐野くん、運賃が太いねぇ」

と、佐野くんの懐具合を案じて申しましたら、

「片道5千円くらいです」

と言うわけで、

「はぁ?」

と言いますと、

「ピーチ航空で行くので、そのくらいなんです」
「ピーチ?なんです?」

「ピーチ航空です。札幌関西が5千円ほどで、関西福岡もそれくらいなので全部で1万円くらいにはなりますが、安いんです」

とにかく聞いてもわけが分かりません、
ですが破格に安い。

3月から就航するとのことで、
佐野くんは一番乗りに近い形で搭乗する男となるわけであります。

きっとイスがえらいことになっていると思うのですが、
そのあたりのことは来月佐野くんが帰って来ましてから、
じっくり聞こうと思っております。

片道250円とかも言ってましたが、
ますますなんだかわけが分かりません。

ということで諸氏。
本日も各自の持ち場で奮闘願いますぞ。

ピーチ!


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(17:08 嬉野)
2012年2月22日(水)

嬉野です。

帯広に行ってました。
寒かった〜。
でも楽しかったですね道内の列車の旅。

帯広にインディアンカレーというカレーのお店があるんですけどね、帯広市民で知らない人いないくらい知られた店だそうなの、
それをねぇ、今回、食べる時間がなかったのがね〜、心残り。

食いてぇ〜インディアンカレー。

というころでね、本日のところはこれにて終了。
本日も各自の持ち場で奮闘願います。

解散。

また明日!


【大泉母とのメモリアルのコーナー】

嬉野です。

このまえの出張でね奥さん、
我々、大分に行きました時に、
姫だるまの後藤久美子さんのご実家に寄りましてね、

えぇそうですよ、
嫁ぎ先の姫だるま工房でなくね、
ご実家にね、寄りましたら、
そこになんと大泉さんのおかあさまがいらしてね、

「え!」

っと、こちらは、きょとんとしましたら、
藤やんのかあちゃんも奥で寝てるということでね、

さらに、ぎょっとして…。
なんでよ?

と、思いましたが、
どうも後藤さんが呼んだらしくて、
つまり、我々も、後藤さんに

「お味噌作りをするからおいで」

と、呼ばれて行ったわけでしたが、
おなじようにあの方々も呼ばれて来てたということで。

いやぁ、私、どうでしょう始めて16年ほどになりますがね、
それこそ最初の頃は、ロケの朝、大泉さんのご自宅へあの方を迎えに参っておりましたのでね、あそこのお母様とは昔から面識はございましたが、本当にご挨拶をする程度でね、

それが今回、竹田でまさかの鉢合わせをして、
二日間もご一緒してましたのでね、
初めて大泉さんのおかあさんとゆっくり長々話しをしましたよ。

いやぁ、好いですねぇ大泉母。

藤村母のあの押し出してくるパワーとは違い、
自分のスタンスを崩す気のない御発言や行動がねぇ、
見て聞いてしていて、実に気持ちよかったのですよ。

で、炬燵で話す、
その、おかあさんの、昔話にね、

「いや、うちの洋がね、今度ロケに行くんだけど、何処に行くか教えてもらえないうえに、寒い用と暑い用と両方着るもの用意して来てくださいって言われてさぁ、いやぁどっちだべ、めんどくせぇなぁ、かあさん、どっちだと思う?」

って、おかあさんに聞いてたらしく、

大泉さんが、家に帰ってからの様子がね、
今になって母の口から聞けると言うのは面白いなぁと思いましてね、なだか一人で聞くのがもったいないようでね、

だってねぇ、
母が知る、そういう実家での言動のあれこれを、
いつかまとめてみんなで聞きたいものだわいと思いましたんですよ。

いやぁ、私、今では、大泉母のファンですね。
やっぱりそばで話していますとねぇ、
そこに母を感じます。

そういうことを、感じさせる方です。大泉母は。

大泉母も、藤村母も、ともに七十を超えておられますが、
たいそうお元気でした。
えらいもんでありました。

ということでね、
これからちと出かけますので、
明日は、お休みしますが、
また明後日、お会いいたしましょう。

後日ね、後藤さんの実家で行われました餅つき大会のことも、
書きたいと思いますのでね。

それでは諸氏!
本日も各自の持ち場で奮闘願います!

解散。

気張れよー!


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(17:51 嬉野)
2012年2月20日(月)

嬉野です。

このまえの出張でね奥さん、
我々、大分に行きました時に、
姫だるまの後藤久美子さんのご実家に寄りましてね、

えぇそうですよ、
嫁ぎ先の姫だるま工房でなくね、
ご実家にね、寄りましたら、
そこになんと大泉さんのおかあさまがいらしてね、

「え!」

っと、こちらは、きょとんとしましたら、
藤やんのかあちゃんも奥で寝てるということでね、

さらに、ぎょっとして…。
なんでよ?

と、思いましたが、
どうも後藤さんが呼んだらしくて、
つまり、我々も、後藤さんに

「お味噌作りをするからおいで」

と、呼ばれて行ったわけでしたが、
おなじようにあの方々も呼ばれて来てたということで。

いやぁ、私、どうでしょう始めて16年ほどになりますがね、
それこそ最初の頃は、ロケの朝、大泉さんのご自宅へあの方を迎えに参っておりましたのでね、あそこのお母様とは昔から面識はございましたが、本当にご挨拶をする程度でね、

それが今回、竹田でまさかの鉢合わせをして、
二日間もご一緒してましたのでね、
初めて大泉さんのおかあさんとゆっくり長々話しをしましたよ。

いやぁ、好いですねぇ大泉母。

藤村母のあの押し出してくるパワーとは違い、
自分のスタンスを崩す気のない御発言や行動がねぇ、
見て聞いてしていて、実に気持ちよかったのですよ。

で、炬燵で話す、
その、おかあさんの、昔話にね、

「いや、うちの洋がね、今度ロケに行くんだけど、何処に行くか教えてもらえないうえに、寒い用と暑い用と両方着るもの用意して来てくださいって言われてさぁ、いやぁどっちだべ、めんどくせぇなぁ、かあさん、どっちだと思う?」

って、おかあさんに聞いてたらしく、

大泉さんが、家に帰ってからの様子がね、
今になって母の口から聞けると言うのは面白いなぁと思いましてね、なだか一人で聞くのがもったいないようでね、

だってねぇ、
母が知る、そういう実家での言動のあれこれを、
いつかまとめてみんなで聞きたいものだわいと思いましたんですよ。

いやぁ、私、今では、大泉母のファンですね。
やっぱりそばで話していますとねぇ、
そこに母を感じます。

そういうことを、感じさせる方です。大泉母は。

大泉母も、藤村母も、ともに七十を超えておられますが、
たいそうお元気でした。
えらいもんでありました。

ということでね、
これからちと出かけますので、
明日は、お休みしますが、
また明後日、お会いいたしましょう。

後日ね、後藤さんの実家で行われました餅つき大会のことも、
書きたいと思いますのでね。

それでは諸氏!
本日も各自の持ち場で奮闘願います!

解散。

気張れよー!


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(17:30 嬉野)
2012年2月17日(金)

嬉野です。

本日の掲示板には、関東圏のみなさまから、
「ついにどうでしょう新作の放送なる!」
との、お喜びの書き込みが寄せられております。

よかったよかった。
待たせたね〜。

ということで、
今日の札幌は、晴天の札幌であります。寒いです。

さて奥さん、
掲示板に以下のようなお尋ねがありました。

●ご質問
ミキテイ@堺
両先生方こんばんは。
突然ですが質問です。時折、どうでしょう班のメンバーのことを「藤村先生」「嬉野先生」「大泉先生」などと「先生」と呼んでいることがありますが、何か意味はあるのでしょうか?またその由来とかあるのでしょうか?教えてください。

★嬉野よりのお答え

あれはですねぇ、意味はないです。
えぇ。

ただねぇ、
西暦2000年のことでしたが、
わたくし嬉野がですねぇ、
初のどうでしょうドラマ
「四国R-14」(ホラードラマですね)の脚本をこれ
執筆いたしましたものですから、

その際に、そうはいっても脚本家の先生だということでね、
藤村さんをはじめ、スタッフ総勢3〜4人が、
私に対して

「先生さぁ、先生ね」

とか、言い始めましたのが、ことの起こりでありました。

でまぁ、ドラマ撮影が終わればね、
「先生」という呼称も終わって良いはずですが、

あれ、奥さん、
習慣と言うものは怖ろしいものですねぇ。

言いなれた言葉というものは、
つい口をついて出てしまうわけで。

そういうことでね、
ドラマが終わりましても
私に対する「先生」という呼称は続きまして。

ある時、編集してます藤村さんが、
編集室を去ろうとします私に言うわけです、

「あ、先生さぁ、あそこのお遍路のとこの説明のナレーションさぁ、あれ書いといて。あ!それと先生!ついでにお茶汲んで来て」

「ついでにお茶…?なにこの!」

と、思わず言い返しそうになる局面ではございましたが、

(まぁ…先生ならいいか…)

と、そこは妙なもので、
唯々諾々とお茶を汲んで戻ったわけであります。

「先生と 言われるほどの 野暮でなし」

と、昔から川柳にいわれるほどのあしらいでございますが、

「バカ」と言われたら怒りますところが、
「先生」と言われるとこれ不思議とケンカにならない。

そこでもう、いつの間にやら双方とも先生の応酬で、
作業上のコミュミュケーションも円滑にという狙いもあり、

気づけば今では、
「先生」「先生」とニックネームのように言い合う始末。

まぁ、

「社長!」

でも、好かったんでしょうけどね、
ことの始まりが脚本家の先生だったものですから、
「先生」が定着してしまったという。

で、大泉さんの場合は、
私があまりにも大仰に言いますものですから、
どっかでばったり会いしましたら、

「いやもう、セーェンセエ!おひさしぶりですぅ!」

と、こちらに言われる前に
向こうの方から先制攻撃的に言いますね。

どっか、あしらわれた感はね、
いくぶん払拭できないところがあれ、
ありますのでね。えぇ。

てなことでね、
本日もみなさま、各自の持ち場で奮闘願います。

それでは解散。
また来週。


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(11:38 嬉野)
2012年2月16日(木)

嬉野です。

申し送れましたが関東圏のみなみなさま。

ようやっと「どうでしょう新作」が、
関東圏にお住まいのみなさまのお茶の間に続々登場します。

まず3月11(日)からの東京MX-TVさんでの放送開始に続いて、

千葉テレビさんでも
4月4日(水)24:30から放送開始!

今明らかになる「文久三年!目覚まし時計」の謎!
御期待ください!

それでは本日も各自の持ち場で奮闘くださいませ。
奥さんまた明日。

明日もまた、
たくさんのお越しをお待ち申しております。


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(19:03 嬉野)
2012年2月7日(火)

おはようございます。
嬉野です。

大御無沙汰をしてました!
おひさしぶりであります!

出張で九州へ行っておりました!
そうして帰りに実家へ寄ってへいこらしておりまして、
皆様方には、えらい愛想なしでありました!

とりあえず弁解しております!



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(14:49 嬉野)
2012年2月7日(火)

おはようございます。
嬉野です。

昨日今日は、幾分暖かですね。


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(10:26 嬉野)
2012年2月2日(木)

嬉野です。

昨年末のことでありましたが、
京都に根拠地を置きまして
活動いたしておりますところの劇団
「ヨーロッパ企画」さんのみなさんを、

これまた札幌に根拠地を置きまして
世間のみなさんから

「意外と小さかったんですね…」

的な感想を正直に漏らされるがごとき社屋にて
今日も甘んじて仕事をしておりますHTBが、

彼の劇団員を冬の札幌へ一挙に招きまして、
ぶっ続けで1週間ほどスタジオに籠もりながら
朝から晩まで撮影をいたしました彼らのショートコント、

いや、コントというのはどうだろう、
コントというよりは、やはり演劇、
いや、うーん分からん、

まぁ何にせよ笑っちゃう芝居ですが、

この彼らのおかしげな演劇の
おかしげな味を
映像に写し取るという試みに、
うちの藤村さんが前々から意欲を燃やしておりまして、

それが不意に実現する日の目を見たのが
昨年末のことだったわけで、

そして無事に撮り終えました今、
その最終の編集を
ただ今うちの藤村さんはやっているというのが今週の近況でございます。

で、おとついのことですが、

ワタクシ、藤村さんの編集室へ参りまして、
つながったところを見せてもらいました。

するとこれが、おもしろくつなげられている。

なるほど、
ヨーロッパ企画のおかしげな芝居の
おかしげな味わいを映像に写し取るという試みは
おそらく成功しておると感じ入りました。

うちの藤村さん、あっぱれですね。

今更ながらに、
あの方の笑いセンサーが検知する
針の触れの貪欲さと言いますか

地底深く流れるおかしみ鉱脈の匂いを機敏に感じ取る
ダウジング的編集の感とでも申しましょうか、

おかしみが何故その場でおかしみとして匂い立つのか、
その都度、噴出してまいりますおかしみガスの
その成分がいかなるものかを
おのれの鼻で嗅ぎつけて、
化学式に再構築して一般化するようなことを(言ってることが意味不明ですが)
あの方は果敢にやっておられるようで、

このようなことが出来る生物は、
地球上に、なかなかいないぞと、
ワタクシ素直に感心をいたしました次第でね、奥さん。

と言いますのもね、奥さん。
編集というものは実にやっかいなものなのですよ。

ぼんやりと考えていただきたいのですが、
舞台といいますものは、
客席から眺めるものでございます。

当然のことながら初めからおしまいまで全体が丸見えです。

ですから、客席におります者は
舞台上のあらゆるものに目がいきます。
お客の目は何処を見ようと始終フリーです。
つまり客の視線は野放し状態なのです。

まぁ、そういうものとしてね、
演劇は作られ完成しておるわけでございます。

ところが映像と言いますものは、
カメラで状況を写し取るものでございます関係上、
全部を、
全体を、
広く写し取るという事も勿論できますが、
特定の人物や
その時々の表情、
あるいは、そこいらに転がる物体にも
焦点をあてて大写しにして
他のいっさいのものを見せないということも、
これ、選択的には出来てしまうのでありますよ。

いわゆるアップという効果であります。

アップと言いますものは、お気づきでしょうが、
知らず知らずのいうちに
見る者に緊張を強いてくるものでございますよ。

何故ならば、

「ここだけを見ろ」

と、見る者にそこだけを見させる強制力を持っておるからでございますよ。

たとえば、いきなり、人間の「目玉」が大写しにされて、
目玉を画面いっぱいにして見せられたら、
客は、目玉の他に見るものがないわけで、

ということは、
アップは、客に視線の逃げ場を用意しない映像ということになり、
いってみれば、視覚的にがんじがらめにされたような状態ですから、
誰だって怖ろしくなるのでございます。(まぁちょと極端な、たとえでしたがね)

このような理由で、

「なぜその部分だけを見るように強制されるのだろう」

という疑問が画面を見るうちに湧いたら、
その答えが画面から返ってくるまで、
アップには緊張感がまとわりつくことになる。

かくのごときアップの映像を
ごく短く、かつ多彩に入れ替わる早いカット変わりでつないで参りますと、
今度は、そこに驚くべきテンポが出てしまいます。

つまり、これだけの材料だけで話をさせていただきましても、
編集というものによって、
舞台上になかったはずの緊張感と流麗なテンポが
画面上には創出されてしまうのだという事実がお分かりになるはずでございます。
(撮影の場合、同時に何台ものカメラを、さまざまな位置に配置して撮影するわけですからねぇ奥さん、視点は目まぐるしく華麗に変化させることができるのです)

つまり、
このような映像の特性といいますか、
編集という技巧が生み出してしまう映像の跳躍力の奔放さとでも申しますか、
奔馬のごときエネルギーを制御しないと、
「ヨーロッパ企画」という劇団の作者でありますところの上田誠くんが書き上げた
どうにも笑っちゃうような状況設定と
呑気さかげんを醸しだしちゃうそのセリフを、

自らの身体から発するセリフの言いっぷりと、
その持てる肉体から立ち上らせる呑気ガスで具現化していくという「ヨーロッパ企画」の役者たちの
余人をもって変えることの出来ない身体能力を持ちまして
舞台上に醸して参りますところのおかしみは、

編集することによって画面上で跳躍を始めてしまう、
映像の暴れ馬が、
家庭菜園を蹴飛ばしてしまうような要領で、
あっさりかき消してしまう恐れがあるのでございます。

それほどに、
巧みな編集が生み出す映像の運動能力は強く、
それくらい、
おかしみというガスは、
儚げなものなのだと思います。

ですから、ここを見誤ってはならない…。
実に、ここが思案のしどころなのでございます。

いまさらですが舞台で演じられますものは、
舞台上で完成、完結してしまっているものなのでございます。

それを映像に写し取るという試みは、
ある意味、蛇足的な営みであろうと思います。
それはうちの藤村さんも充分承知しておるところ、

しかしながら、現代日本社会に置きまして、
演劇を観に劇場へ足を運んでまで見るという行為は、
日本人一般の、習慣にまでは、なってはおりません。

演劇を見るという行為は、
一部の文化的興味の強い都会の人たちによってのみ
細々と行われている観賞行為と思います。

そのことを鑑みました時、
うちの藤村さんも、ご多聞に漏れませず、
演劇を見にわざわざ劇場に足を運ぶ方ではなかったため、

職業柄、ちょくちょく演劇を見に行く機会が増えるにつれ、
そのたびに感動、感心、感銘しする自分に驚き、

芝居という、
かほど、おもしろきものを、
一部の人たちだけで味わって終わらせるという状況は
あまりにも、もったいないことであると、
素朴に感じ入り、

なんとか、これらおもしろさを映像に写し取ることに成功し、
編集で画面上にこのおかしみを再構築できさえすれば、
テレビなど、映像を送出する媒体を使って、
広く多くの人に
演劇の驚異的なおもしろみを伝えることが出来るではないかという志のもと、

まずは、つきあいの長くなった「ヨーロッパ企画」の芝居から醸されるおかしみを映像に写し取ろうという試みがなされたという流れでございます。

ですから、
うちの藤村さんが、成し遂げようとしますものは、
いわゆるテレビで放送されます「劇場中継」とは似て非なるものであります。

なぜなら、
今回のスタジオ撮影に客席はございませんでした。
スタジオで撮影に従事しましたスタッフも
「ヨーロッパ企画」の芝居に、笑うことを禁じられ、
撮影は静寂のうちに進められたわけでございます。

この状況の中で、
「ヨーロッパ企画」を主催いたします上田誠くんは、
以下のごとき名言を吐きました。

「ぼくらの活動を、アーチストの楽曲演奏にたとえれば、
普段、ぼくらが舞台で演じるのは、ライブ活動で。
今回の映像化は、CDで言うところの『スタジオ版』ですよね」

と。

「でも、スタジオ版収録の場合、スタジオには、観客がいない。
そうなると、役者たちには、客の反応を見ながら、
芝居小屋全体に発生する、
舞台と客席の双方から湧き上がる
波動のうねりを増幅しながら演じて行く道は閉ざされている。
スタジオのスタッフも反応しないから客と思って見てはいけない。」

そこで上田くんが辿り着いた道は、

「ならば、演じる役者たちの間だけで盛り上がらなければならない」

と、いうものでした。

それを聞いてワタクシは、思わず膝を叩く思いでした。

だって、「どうでしょう」の撮影現場ってそうです。

観客もいない。
撮影スタッフも物語に深く加担しているので、スタッフもいないとなる。
そんな「どうでしょう」の撮影現場で、
我々がなにをしているかと言えば、
「自分たちだけで盛り上がる」という道でした。

この極めて「どうでしょう」的な状況は、
図らずも「どうでしょう」に限らず、
あらゆる映像の現場に言えることだったということになる。

上田くんは、短時日の間にそのことを喝破したな、と、ぼくは感じ入りました。

映像で物語を作る場合には、
辺りには誰もいないものとし、
演じ手たちだけで盛り上がれ。

そうしないと、後日、映像を通してそれを見る観客に共感を抱かせることが出来ない。
そうなのかもしれない、と、ワタクシは思ったのであります。

札幌という雪に閉ざされた地方都市で、
京都という深いローカル性の残る、
千年の歴史を誇る王城で暮らす「ヨーロッパ企画」という弱小劇団と、
ローカルテレビ局に、あだ花のように生をなした
「どうでしょう」という弱小番組を作ってきた者とが、

棲家の違いをさらけだしつつも
近づき乗り越えようとしたその数日間の思い出が、
やがて、なんらかの形を得て、
みなさんのお目に触れる、

そんな時が来るのだと思います。

そして、目論見は、
どうやら「果たせた」という予感がいたします。

かくて、うちの藤村さんは、
撮影で近いうちに韓国へ行くとのことでございます。
先日の日記の末尾には「ちょと、がんばってきます」と、書かれてありました。

思えば、あの方の、このような言葉の選択も、
いつにない、
どこか、
並々ならんものがあるようにも汲み取れます。

しかしながら、
あの方がお持ちの
映像職人としての山師的な感、
それとダウジング的な嗅覚で、
その時々に人間どもの間で儚く醸し出されます「おかしげガス」を、
韓国でもその都度、正確に嗅ぎ分け、
随所に立ち現れますところの「おかしげガス」の分子構造を解明しつつ、
おそらくは映像に貼り付けて帰ってくるものと思います。

なんだか、またしても長々しく書き連ねまして得るところもないという、
相変わらずの展開で、お恥ずかしき限りでございますが、
本日は、この辺りで、筆を置かしていただきます。

まぁね奥さん、
筆なんか握ってないのは知ってるのは、お互いだけどね、
好いじゃないのよ。
雰囲気よ、雰囲気。

それでは、諸氏。
例によって、
本日も、各自の持ち場で、なにぶんの奮闘を願います。

そうして誰に省みられることなどなくとも、
奮闘することで、いつまでも正気のままでいようとする諸氏に幸いあれ。
この先も、出来る限り多くの日本人が、正気でいようとすること、
それだけが、これからの日本のためになるのだと、
ワタクシは、信じるものであります。

では、解散。
明日も達者でな。



【藤村さんのメモリアルのコーナー】

1月31日火曜日。藤村でございます。

3月発売のDVD「ヨーロッパ・リベンジ」の編集が終わり、現在は「ヨーロッパ企画」の撮りおろし短編の番組化のための編集しております。

忙しい毎日を過ごしております。

さて、一昨年あたりから、わたくし韓国へよく出かけております。

先週も釜山からソウルまで、酷寒の韓国を、韓国人のスタッフとともに車で12時間かけて走りました。

実はわたくし、韓国で番組を作ることになりました。

日本で放送するものではなく(放送するかもしれませんが)、韓国の人たちに向けて、韓国で放送する番組を作るという。

「ん?なにやってんですか?」

と言われそうですが、なんというか、日本と韓国の間にはもう、国境はないんじゃないかと思いまして。確かに歴史的なことはあるんでしょうけど、実際に韓国の人たちと会って飲めば、互いに肩を叩き合って分かり合えるし、別に国境はないでしょうって普通に思ったんですね。だから、東京に行くのと同じような感覚で、ソウルに出かけているうちに、番組を作ることになりました。

5月に韓国でデビューする6人組の男性アイドルグループの番組です。

内容はまぁ、みなさんには「あーなるほどね」と思われるであろう内容の、バラエティー番組であります。

2月半ばにロケをして、今のところ4月から韓国で放送の予定。

どうなるかまったくわかりませんが、まぁ、やってみようかと。

「日本人ってバカだなぁ」と思われつつ、「韓国人だって似たようなもんじゃん」と笑い合えるようなものになればいいな、と思っております。

ちょっとまぁ、がんばってきます。


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(15:31 嬉野)

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