嬉野

2011年10月31日(月)
こんちは。
嬉野です。
この年になってもね奥さん、
おらぁ分からないことばかりですよ。
幸せというのもね、
なんのことやらと思うの。
だってね、
幸せになりたいと思いながらも
実はもう充分に幸せなのかも知れないってこと、
そういうことないですか?奥さん。
幸せって慣れてしまうと、
それをもう幸せとは認識しなくなっちゃうってことあるじゃないですか。
それを思うの。
ほら、昔は良かったみたいなこと、みんな言うけど、
おらぁ平安時代より現代の方が好いと思うよ。
だって奥さん、
平安時代の庶民の住居って
竪穴式住居みたいなやつだったらしいじゃない。
ほれ、登呂遺跡みたいなやつ。
真ん中に炉があって、床は地べたよ、地べた。
水道も無いのよ。
電気も無いの。
秋口に薪をいっぱい作っておかないと
冬に寒さで死にますよ奥さん。
子どもの受験どころの騒ぎじゃないの。
スーパーもないでしょう?
「安寿と厨子王」ってお話あるでしょ?
あれはあなた、地方に任官した国司が左遷されてね、
その家族が地方から都へ帰る途中の道中で日が暮れて、
やむなく野宿してね、
野宿よ奥さん、家族で野宿しての旅行なのよ。
今で言えばあなた、亭主の勤務地から、
家族が徒歩で東京まで帰ってるみたいなことよ、
して、途中は野宿よ。
へとへとよ。
だもんだから、そんな難儀をしているところへね、
人の良さそうなばあさんが現れたらね、
それが人買いのばあさんであっても、
まんまと騙される用意は、できてるわけですよ。
そうして翌朝、親子は別々の小舟に乗せられて泣き別れですよ。
あげくに母は遊女に売られ、
娘と息子は山椒大夫のところへ奴隷として買われていったわけでしょ?
亭主の転勤でこの騒ぎよ。
これ、悲惨このうえない話ですよ。
これが、現代、自分の身の上に起きたと考えたら怖ろしすぎる社会ですよ、平安時代は。
大問題ですよ。
道中きちんと旅が出来るような整備された街道も無かったわけでしょ、
旅人を招きいれる信用の置ける宿も無い、
善人の住む集落ばかりじゃなかったわけでしょ。
あったのは、ひとけのない原っぱと、鬱蒼とした暗い山道。
非道を働く悪人が口を開けて待ってそうなところばかりよ。
追い剥ぎ。山賊。夜盗。
こういう専門の人らが世間に出没してなきゃこんな名前もなかったわけでね、
追い剥ぎも、山賊も、夜盗も、この頃は聞きませんから、
今のところはいないのでしょうけど、
昔、いたものなら、
機会さえあればまた現れますよ。ほんとよ。
平安時代の社会だって、昔あったのだから、
この先、またそこへ戻らないとも限らないですよ。
良くなるばっかだと思ったら大間違いよ、と、
おらぁ真面目に思うよ。
そしたら奥さん、「人を見たら泥棒と思え」ということになるわけでしょ。
まぁ、今だってそうだけど、それがもう甚だしすぎるわけでしょ。
奥さんね、自分以外信じることのできない世間ほど息苦しいものはないのよ。
だからみんな大昔は生まれ育った村におとなしく留まったわけでしょ。
村にさえいれば、どんなに窮屈でも
「村八分」の人情だけは
何があっても保障されているのだからね。
だからおらぁ奥さんね。
それを思うだけで、現代という生き易い社会が
どれだけ幸福をもたらしてくれているかということをつくづくと思うよ。
まぁ、そんなことを書いても何の共感も得られないような予感はしますがね。
おらぁそう思うの。
それくらい幸福の認識ってむずかしいものよ。
だってそうよ。
おれがこんなこと書いたって、今、辛い人は辛いのよ。
それはなんとも手のほどこしようもないの。
それもご同情するの。ほんとよ。
でもね、
気休めで見方を変えられたら、
それもそれで幸福なのよ。
そういう人もいるだろうと思ってね、
書いてるね、オレはね。
それでも、
そんな極端な悲惨のある社会から
現代みたいな治安のよろしい社会へと変わってね、
そこへおれらは生まれて生きている。
おれがいくら年食ったといってもね、
子どもの頃は平安時代だったってわけじゃないから、
今みたいな時代には相当なれてて、
いろんなものを当たり前と思ってる。
でもね、
昔と比べて格段に住み良い社会になっているなら、
そこにはよほど悲惨な過去があったと考えた方がいい。
目に余る悲惨を誰もが共有して、
初めて世の中を良くしようという動きはみんなのものとなるからね。
反対に、昔と比べて格段に住みにくい社会になった時は、
つまりこの先、平安時代なみの大問題な治安に戻った時には、
そこにはよほど怠慢な過去があったと考えていい。
幸福を持て余して、もはやなにが幸福かを感じられなくなって、
快適であることは当たり前で、その先にさらなる快適を要求したくなって、
反省とかなくて、悪いのは自分じゃなくて他人だって誰かが強く強く強行に主張し出して、
でも、世間は、そんな人の言い分も聞かなけりゃって思うくらいに寛大になってて、
そうして、何百年も掛けて刷り込んで刷り込んで受け継いできた道徳心も、少しずつズタボロにしていって。
この頃はね、
使いきれないくらい途方も無くお金を儲ける人たちいますけど、
使えるくらいの儲けにしとけばどうよと、正直、思いますね。
だって私だってお金は欲しいからね。
奥さんだって欲しいでしょ。
若者だって欲しいよね。
じゃぁ使いきれないほど儲けないで、
こっちにも流れてくるように残しておいて欲しいよね、
おれらのためにね。
でも、いったいどうやればそんなに儲けられるんだろう。
誰もが知りたいのかもしれないけどね、
損する人がいっぱいいなけりゃ、
たんと儲ける人はきっといないね。
そうでしょ奥さん。宝くじだってそうですから。
いや、損しないまでも、
儲け損なっている人がすっげぇたくさんいなけりゃ莫大に儲ける人もいないわけでね。
経済の難しいことは分からないけど、
そういうカラクリは普遍のことだと、
おじさんであるおらぁ経験的に思うよ。
だったら、辛い思いをしている人がいなけりゃ幸せな人もいないのかな?
困ってる人がいなけりゃ、快適に生活できるなんてことも無いのかな。
わからんけどね。
でも、そういう風に考えることも出来るのならね。
自分が幸福なら、
誰かに感謝した方がいいねって思ってもいいかもね。
そのためには、自分が幸福だって認識できてないといけない。
でもそれがね、
案外、どこまでいっても、
とてもむずかしいことなのかもしれないね。
こうして話は、振り出しに戻ってしまうのだけれどね。
まぁ何かの退屈しのぎにはなりましたでしょう。
秋深し。
それでは諸氏。
本日も各自の持ち場で奮闘願います。ほんとよ。
解散。
札幌のみなさんへ
10/29(土)〜11/06(日)までの間、
おしゃれなスポット札幌マルヤマクラスで、
「マルヤマ文化祭」と銘打って、
いろいろの催しがあるそうでね、
その中に、うちのくじらさんのイラストが、
多数展示されるコーナーも設けられるのだそうですよ。
最寄り駅は地下鉄「円山公園駅」です。
★ただ今、電撃オンラインで!
「藤やんうれしーの悩むだけ損!」が好評連載中です!
くじらさんもイラスト書いてくれてますの!
http://news.dengeki.com/premium/suidou/
【来月!白A北海道公演あります!】
あの白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市、そして鷹栖町。
是非見て欲しい。
11月23日鷹栖公演。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
【掲示板に来ていた書き込みをいくつか拾ってみました】
ほんとにこのインターネットの先には、
当たり前だけどリアルに人生が脈打っているんですよね。
ここにあつまるぼくたちは、
本当に生きていて、
それぞれ抱える人生を、
各自の力で乗り越えていくのだなぁと、
読みながら、あらためて思いました。
ここは、好い場所なんですね。
★ありがとうございます
【りえ@テキサ】
日本人の殆どいないテキサスの田舎で奮闘しております。
くそぉと思うこともありますが
そのたび、どうでしょうDVDからエネルギーをいただいております。
日本にいると感じない、国同士の競争心などを
辛いおもいを交えつつ感じる中で
「楽しくやろうや」的なルーズ(?失礼!)な考えの柔軟さに
幾度となく救われております。
テキサスの田舎はなんもないですよ!
旅にきてくださいよ!
といいたいところですが、大変興味深いお仕事にまた取り掛かられるとの事
心よりご成功を祈っております
スーパーの野菜売り場にサボテンが売っておりますが
シェフ大泉だったらどのように調理するだろうか?!
想像して日々、楽しんでおります
ストレスフルな毎日の中、ふとHPを見て、
そうだ掲示板に書き込んでみようと思い立ち
つらつら書いてしまいました
札幌帰りたいなぁぁ
私の分まで、どうぞいっぱいお魚を食べて、
より大きくなって(?)ください!
遠方にて、
皆様のご健康とご成功をいつも願っております!
★身の上話
【20代女子@長野】
いつも楽しく拝見しています。
読んでいただけるかわかりませんが、
ちょっと身の上話をします。
私は、宮城県の石巻市に住んでいました。
ご存知でしょうか?震災の被害が大きかったところです。
私も津波から走って逃げ、
ぎりぎりのところで建物の2階に逃げました。
逃げたものの、まわりが火事になって火に取り囲まれまして、
死ぬかと思いました。
そのとき、結婚を考えていた彼宛に遺書も書きました。
(あの状況で、遺書が彼の手に渡るとは思えませんでしたが、書かずにはいられなかったんです。)
運良く助かりましたが、
津波や遺体を見たので、
今でもその光景が思い浮かんでうなされることもあります。
そんなときに、どうでしょうのDVDを見るんです。
安全第一に突っ込んで行ったり、
インキーして土下座したり、
くだらなくて癒されるんですよ。
新作も見ました。
まだ水道が復旧しなくて不便な生活の中でしたが、
放送してくれた局には感謝しています。
散々笑わせてもらいました。
ありがとうございました。
先日、
私は彼が住んでいる長野へ引っ越してきて、結婚しました。
まだうなされることはあります。
けれど、あの震災の日、
生き残ってよかったと思います。
今、幸せだと思います。
どうでしょうが好きな人の中には、
こんな人もいるんだな、と思って下さい。
これからも楽しみにしています。
★思い出したので。
【かーさん@神奈川】
こんばんは。
今月、主人が49歳で亡くなりました。
いきなり重くてごめんなさい。
私が先に見つけて好きになったどうでしょうを
一緒に楽しんだ主人がいなくなってしまいました。
ミスターの壮行会の時、
私は1人で行って札幌の友達と参加しました。
当日、
主人は幼稚園児だった双子の娘のお芋堀りに行ってくれました。
4人で祭りに参加しました。
大通公園のクリスマスイルミネーションに行きました。
札幌の友達も一緒にHTBの見学をしました。
公園で雪だらけになりました。
カリー軒に行きました。
ベトナム料理のお店も行きました。
スープカレーも食べました。
去年の11月、すでに末期のがんだとわかりました。
主人もビックリでした。
札幌の友達がすぐにあれこれ送ってくれました。
本当はいけないのかもしれないけど新作も3度に分けて録画して送ってくれました。
主人も娘達も一緒に観て、わあ!ってなりました。
娘達の学校のすぐ近くを走っているどうでしょう班。
娘の1人は昨年度の担任の先生が札幌出身だと知ってすぐにどうでしょうの話をし、先生もファンだとわかっていたので早速翌日に、
「先生、新作のDVDみたい〜?とーさんが貸してもいいって言ったらね〜。」
と、もったいつけておいてから、
主人の了解を得てウキウキと学校に持参していました。
先生も大喜びでした。
その話しを聞いている主人も嬉しそうでした。
ちなみにもう1人の娘の人生初物真似は3歳の時「子ども達おいで〜」です。
主人は今月はじめに危篤となりましたが、
娘達が修学旅行と運動会(よさこいを踊りました)を全て終えてから、という父親として素晴らしいタイミングだったと思っています。
今、私は各種手続きが一息ついたところです。
もうじき15歳になる黒ラブが足下で退屈そうにしています。
またなにか参加できるような企画があるでしょうか。
3人になってしまいましたが、行きたいです。
来月、
ちょうど1年前に診断が降りて余命宣告された日が四十九日法要となります。
前日には犬が15歳になります。
この犬は主人が抗がん剤治療で入院した後、
4人で旅行に出たら(最後のチャンスでした)帰宅後、
痙攣発作起こして夜間救急に担ぎ込み、
大学病院でMRI撮って全部で20万かかったのに全く異常なくて
「本当にたださみしかっただけですね。」とか言われた犬です。
20万は主人の生命保険の給付金を使いました。
バカ過ぎて可愛いです。
いろいろあって大変は大変なんだけど、
ぐるぐるとまわる大きな流れのひとかけらですよね。
今、大事にしたい思い出を振り返ってみたら、
どうでしょうがたくさんあるなぁと思ったので書き込みしてみました。
これから私、がんばらなくちゃいけないんだけど本当は心底びびってるんです。
案ずるな!って言ってもらいたいです。
今夜寝て、明日の朝起きたら、持ち場に戻ります。がんばります。
企画、楽しみにしています。
おやすみなさい。
ということで、奥さん。
もちろん「案ずるな!」と言わせていただきますよ。
そして、いつでもここにおいでください。
このようなプライベートな胸のうちをね、
こんなにいただけると、
なんだか励まされます。
細々ながらも、
ここを続けてきて好かったと思えます。
いろいろあるんだから、
落ち込むこともあるけれど、
それでもみんな自分で乗り越えていこうとしてる。
人ってすごいなぁって思います。
そのことを教えてもらうとね、励みになります。
人ってそんなふうに出来てるんでしょうね。
他人の生きていく姿に励まされるんですよね。
なにかにすがりながら、
なにかを頼りながら、
それでも歩いていくのは自分の足なんですよね。
生きていくって、そういうことなんですよね。
そんなことをあらためて思いました。
それでは諸氏。
本日も各自の持ち場で、どうぞ奮闘願います。
解散。
【藤村さんメモリアルのコーナー】
10月21日金曜日。藤村でございます。
次のDVD「ヨーロッパ・リベンジ」の編集をガシガシと進めております。昨日は「第五夜」、ついにムンクさん登場で、笑いながら編集をしておりました。
そうやって毎日DVDを作りつつ、我々は、他のこともいくつか進めております。
メイド・イン・ジャパンの誇りをあらためて持とうじゃないかと、まずは京都の染物屋で風呂敷を作りましたが、その第2弾を進行中。今度は、趣向をガラリと変えて、大阪の町工場で作られている工業製品、アクリルを使ったキーホルダーを作ってみようと思っております。(たびたび関西に出かけていたのはこれです)
そして、「ミエルヒ」から2年が経ち、実はその間も我々、ずっとドラマの準備を進めておりましたが、3月に震災があり、完成間近だった台本を、もう一度見直そうということになって、今現在もその作業を続けております。(昨日はその打ち合わせで出かけておりました)
そういったことを進めつつ、近々、京都の劇団「ヨーロッパ企画」と組んで、爆笑の短編映像集を作ろうという準備も進めております。
彼らと知り合ってもう何年にもなりますが、その舞台を観るたび、そのスター性のない役者陣に心を惹かれ、その華のない集団に心を奪われ、その派手さのない物語に心を酔わされるという、不思議な劇団であります。そんな彼らのおもしろさを、舞台を観たことのない人たちに、映像でお見せできたらと思っております。(その打ち合わせがこれからあります)
次のDVDのオープニング・アニメーションもまたちゃんと作りたいし(今夜はプロダクションIGさんとメシを食いながら打ち合わせです)、次のフィギュアも凝ったものを作りたい。(そのメシ会にユニオン・クリエイティブさんにも来てもらっております)
・・・いろいろ準備をしているうちに、今年もあと2ヶ月ちょっとですかぁ。
昨日、いつものランニングコースを走っておりましたら、大量の雪虫が舞っておりました。札幌に初雪が降るのは、もうすぐでありましょうな。
そういえば先日、ウチの部でDVDのプロデュース業務をしている男の結婚式がありまして。
彼の高校時代の友人というのが、ビール片手にテーブルを回ってあいさつをしておりました。「お世話になっております」と。「新郎の友人です」と。我々のテーブルにもやってきて、「今後ともよろしくお願いします」と、ビールを注ぐその顔を見て、
(あれ?どっかで見たことある顔だなぁ・・・)
と思いました。
すると、その友人というのが、
「実は僕、藤村さんと昔、お会いしたことがあるんですよ」
と。
「そうだよねぇ・・・」
「あの、実は僕、アメフトを・・・」
「あぁーッ!そうだ!そうだ!」
「わかりますか」
「キミはあの、大泉とスタジオに乱入したときの!」
「そうですそうです」
「あの!一番最初にタイミング間違えてスタジオに入っちゃったヤツだ!」
「あはははは!そうですそうです」
DVDにもなっております「香港大観光旅行」の冒頭。いつもダマされている大泉さんが、「いよいよ仇討ちだ!」とばかりに大石内蔵助に扮し、ミスターのラジオ生放送直後に、屈強なアメフト軍団を引き連れてスタジオに乱入するという、あの名場面。
台本上では、大泉さんひとりがまずスタジオに乱入し、「これまでの恨み・・・」などとミスターに口上を延べ、しかるのちに「出あえーッ!」と号令をかけると、アメフト軍団が突入してくるという段取りでありましたが、段取りを間違えたアメフト部員が、大泉さんと一緒に最初っからスタジオに入ってきてしまい、口上を述べている間も、ぼーっと横に突っ立っていたという。
まさにあの、間抜けなアメフト部員が、彼だったのであります。
「あー!そうかそうか、キミだ!」
私はもう、編集しながら何度も何度も、あの間抜けなアメフト部員の困惑した顔を見て笑っていたので、よーく覚えてるんです。
今、私の目の前で、ビール片手に立っている彼は、もうとっくに大学生ではなく、30半ばを過ぎた男になっておりましたが、彼はまさしくあのアメフト部員でありました。
「いやー、あの時は・・・すいませんでした」
「いやいや、あれは焦っちゃったんでしょ?」
「緊張してたんですね、あっ間違えた!って思ったんですけど、もう立ってるしかなくって・・・」
「あははははは!いいんだよいいんだよ、だってあれ、おもしろかったもん」
それはもう13年も前のことですが、いやーなんか、変わってないなぁ、と思いました。
いや、変わったんでしょうけどね、いろいろ。
いろいろ変わったんでしょうけど、でも、彼はあの時、突入のタイミングを間違えて突っ立っていたアメフト部員で、私はそれを見て大笑いしていたディレクターで。
そんな彼は今、結婚式でビール片手にあいさつ回りをしている新郎の友人で、私はビールを注がれている新郎の同僚で。
なんか、変わったことって、そういう事実、しかないんだろうな、と。
時が経って、変わるってことは、実は、その程度のことなんだろうなと。
だって、13年前のあの日から、彼も私も、ずっと存在しているだけだから。
彼が彼であることは、ずっと続いている。私も私であることは、ずっと地続きで続いている。
その事実は、なにも変わらない。
うーん、なんか嬉野先生みたいなことを言ってますけども、そんなようなことをね、思ったんですよ。
時とともにね、「いろいろ変わっていく」みたいなことはね、実は「そんなにたいしたことないんじゃないか」って。
大きく変えようも、ないんじゃないかって。
変わるってことには、「希望」と「不安」という、両極端の展望があって、その振れ幅があまりにも大きいから、ついつい人はそっちに興味がいって、「どうする?どうなる?」って、騒ぐんだろうけど。
いや、変わんないよ、そんなに。
あくせくしたところで、そんなに変わんない。
今年もね、もうすぐ冬が来て、終わりが近づいてますけど、相変わらず続けていくだけでしょう、自分を。
ね、ということでね、奥さん。
来週も各自の持ち場で奮闘願います!
本日解散!
(15:06 嬉野)

嬉野

2011年10月28日(金)
嬉野です。
最初にご報告から。
これは札幌のみなさんへ、ですね。
明日10/29(土)〜11/06(日)までの間、
おしゃれなスポット札幌マルヤマクラスで、
「マルヤマ文化祭」と銘打って、
いろいろの催しがあるそうでね、
その中に、うちのくじらさんのイラストが、
多数展示されるコーナーも設けられるのだそうですよ。
さすがくじらもり。
最寄り駅は地下鉄「円山公園駅」です。
期間中、秋晴れになりそうな札幌地方、
お時間のある方は、お休みの日にでも、
お出かけになってみて、
くじらさんのイラストを
のんびり眺めてみてはいかがでしょうか。
さて、
ということでね。
掲示板に来ていた書き込みをいくつか拾ってみました。
ほんとにこのインターネットの先には、
当たり前だけどリアルに人生が脈打っているんですよね。
ここにあつまるぼくたちは、
本当に生きていて、
それぞれ抱える人生を、
各自の力で乗り越えていくのだなぁと、
読みながら、あらためて思いました。
ここは、好い場所なんですね。
★ありがとうございます
【りえ@テキサ】
日本人の殆どいないテキサスの田舎で奮闘しております。
くそぉと思うこともありますが
そのたび、どうでしょうDVDからエネルギーをいただいております。
日本にいると感じない、国同士の競争心などを
辛いおもいを交えつつ感じる中で
「楽しくやろうや」的なルーズ(?失礼!)な考えの柔軟さに
幾度となく救われております。
テキサスの田舎はなんもないですよ!
旅にきてくださいよ!
といいたいところですが、大変興味深いお仕事にまた取り掛かられるとの事
心よりご成功を祈っております
スーパーの野菜売り場にサボテンが売っておりますが
シェフ大泉だったらどのように調理するだろうか?!
想像して日々、楽しんでおります
ストレスフルな毎日の中、ふとHPを見て、
そうだ掲示板に書き込んでみようと思い立ち
つらつら書いてしまいました
札幌帰りたいなぁぁ
私の分まで、どうぞいっぱいお魚を食べて、
より大きくなって(?)ください!
遠方にて、
皆様のご健康とご成功をいつも願っております!
★身の上話
【20代女子@長野】
いつも楽しく拝見しています。
読んでいただけるかわかりませんが、
ちょっと身の上話をします。
私は、宮城県の石巻市に住んでいました。
ご存知でしょうか?震災の被害が大きかったところです。
私も津波から走って逃げ、
ぎりぎりのところで建物の2階に逃げました。
逃げたものの、まわりが火事になって火に取り囲まれまして、
死ぬかと思いました。
そのとき、結婚を考えていた彼宛に遺書も書きました。
(あの状況で、遺書が彼の手に渡るとは思えませんでしたが、書かずにはいられなかったんです。)
運良く助かりましたが、
津波や遺体を見たので、
今でもその光景が思い浮かんでうなされることもあります。
そんなときに、どうでしょうのDVDを見るんです。
安全第一に突っ込んで行ったり、
インキーして土下座したり、
くだらなくて癒されるんですよ。
新作も見ました。
まだ水道が復旧しなくて不便な生活の中でしたが、
放送してくれた局には感謝しています。
散々笑わせてもらいました。
ありがとうございました。
先日、
私は彼が住んでいる長野へ引っ越してきて、結婚しました。
まだうなされることはあります。
けれど、あの震災の日、
生き残ってよかったと思います。
今、幸せだと思います。
どうでしょうが好きな人の中には、
こんな人もいるんだな、と思って下さい。
これからも楽しみにしています。
★思い出したので。
【かーさん@神奈川】
こんばんは。
今月、主人が49歳で亡くなりました。
いきなり重くてごめんなさい。
私が先に見つけて好きになったどうでしょうを
一緒に楽しんだ主人がいなくなってしまいました。
ミスターの壮行会の時、
私は1人で行って札幌の友達と参加しました。
当日、
主人は幼稚園児だった双子の娘のお芋堀りに行ってくれました。
4人で祭りに参加しました。
大通公園のクリスマスイルミネーションに行きました。
札幌の友達も一緒にHTBの見学をしました。
公園で雪だらけになりました。
カリー軒に行きました。
ベトナム料理のお店も行きました。
スープカレーも食べました。
去年の11月、すでに末期のがんだとわかりました。
主人もビックリでした。
札幌の友達がすぐにあれこれ送ってくれました。
本当はいけないのかもしれないけど新作も3度に分けて録画して送ってくれました。
主人も娘達も一緒に観て、わあ!ってなりました。
娘達の学校のすぐ近くを走っているどうでしょう班。
娘の1人は昨年度の担任の先生が札幌出身だと知ってすぐにどうでしょうの話をし、先生もファンだとわかっていたので早速翌日に、
「先生、新作のDVDみたい〜?とーさんが貸してもいいって言ったらね〜。」
と、もったいつけておいてから、
主人の了解を得てウキウキと学校に持参していました。
先生も大喜びでした。
その話しを聞いている主人も嬉しそうでした。
ちなみにもう1人の娘の人生初物真似は3歳の時「子ども達おいで〜」です。
主人は今月はじめに危篤となりましたが、
娘達が修学旅行と運動会(よさこいを踊りました)を全て終えてから、という父親として素晴らしいタイミングだったと思っています。
今、私は各種手続きが一息ついたところです。
もうじき15歳になる黒ラブが足下で退屈そうにしています。
またなにか参加できるような企画があるでしょうか。
3人になってしまいましたが、行きたいです。
来月、
ちょうど1年前に診断が降りて余命宣告された日が四十九日法要となります。
前日には犬が15歳になります。
この犬は主人が抗がん剤治療で入院した後、
4人で旅行に出たら(最後のチャンスでした)帰宅後、
痙攣発作起こして夜間救急に担ぎ込み、
大学病院でMRI撮って全部で20万かかったのに全く異常なくて
「本当にたださみしかっただけですね。」とか言われた犬です。
20万は主人の生命保険の給付金を使いました。
バカ過ぎて可愛いです。
いろいろあって大変は大変なんだけど、
ぐるぐるとまわる大きな流れのひとかけらですよね。
今、大事にしたい思い出を振り返ってみたら、
どうでしょうがたくさんあるなぁと思ったので書き込みしてみました。
これから私、がんばらなくちゃいけないんだけど本当は心底びびってるんです。
案ずるな!って言ってもらいたいです。
今夜寝て、明日の朝起きたら、持ち場に戻ります。がんばります。
企画、楽しみにしています。
おやすみなさい。
ということで、奥さん。
もちろん「案ずるな!」と言わせていただきますよ。
そして、いつでもここにおいでください。
このようなプライベートな胸のうちをね、
こんなにいただけると、
なんだか励まされます。
細々ながらも、
ここを続けてきて好かったと思えます。
いろいろあるんだから、
落ち込むこともあるけれど、
それでもみんな自分で乗り越えていこうとしてる。
人ってすごいなぁって思います。
そのことを教えてもらうとね、励みになります。
人ってそんなふうに出来てるんでしょうね。
他人の生きていく姿に励まされるんですよね。
なにかにすがりながら、
なにかを頼りながら、
それでも歩いていくのは自分の足なんですよね。
生きていくって、そういうことなんですよね。
そんなことをあらためて思いました。
それでは諸氏。
本日も各自の持ち場で、どうぞ奮闘願います。
解散。
★ただ今、電撃オンラインで!
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くじらさんもイラスト書いてくれてますの!
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【来月!白A北海道公演あります!】
あの白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市、そして鷹栖町。
是非見て欲しい。
11月23日鷹栖公演。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
【藤村さんメモリアルのコーナー】
10月21日金曜日。藤村でございます。
次のDVD「ヨーロッパ・リベンジ」の編集をガシガシと進めております。昨日は「第五夜」、ついにムンクさん登場で、笑いながら編集をしておりました。
そうやって毎日DVDを作りつつ、我々は、他のこともいくつか進めております。
メイド・イン・ジャパンの誇りをあらためて持とうじゃないかと、まずは京都の染物屋で風呂敷を作りましたが、その第2弾を進行中。今度は、趣向をガラリと変えて、大阪の町工場で作られている工業製品、アクリルを使ったキーホルダーを作ってみようと思っております。(たびたび関西に出かけていたのはこれです)
そして、「ミエルヒ」から2年が経ち、実はその間も我々、ずっとドラマの準備を進めておりましたが、3月に震災があり、完成間近だった台本を、もう一度見直そうということになって、今現在もその作業を続けております。(昨日はその打ち合わせで出かけておりました)
そういったことを進めつつ、近々、京都の劇団「ヨーロッパ企画」と組んで、爆笑の短編映像集を作ろうという準備も進めております。
彼らと知り合ってもう何年にもなりますが、その舞台を観るたび、そのスター性のない役者陣に心を惹かれ、その華のない集団に心を奪われ、その派手さのない物語に心を酔わされるという、不思議な劇団であります。そんな彼らのおもしろさを、舞台を観たことのない人たちに、映像でお見せできたらと思っております。(その打ち合わせがこれからあります)
次のDVDのオープニング・アニメーションもまたちゃんと作りたいし(今夜はプロダクションIGさんとメシを食いながら打ち合わせです)、次のフィギュアも凝ったものを作りたい。(そのメシ会にユニオン・クリエイティブさんにも来てもらっております)
・・・いろいろ準備をしているうちに、今年もあと2ヶ月ちょっとですかぁ。
昨日、いつものランニングコースを走っておりましたら、大量の雪虫が舞っておりました。札幌に初雪が降るのは、もうすぐでありましょうな。
そういえば先日、ウチの部でDVDのプロデュース業務をしている男の結婚式がありまして。
彼の高校時代の友人というのが、ビール片手にテーブルを回ってあいさつをしておりました。「お世話になっております」と。「新郎の友人です」と。我々のテーブルにもやってきて、「今後ともよろしくお願いします」と、ビールを注ぐその顔を見て、
(あれ?どっかで見たことある顔だなぁ・・・)
と思いました。
すると、その友人というのが、
「実は僕、藤村さんと昔、お会いしたことがあるんですよ」
と。
「そうだよねぇ・・・」
「あの、実は僕、アメフトを・・・」
「あぁーッ!そうだ!そうだ!」
「わかりますか」
「キミはあの、大泉とスタジオに乱入したときの!」
「そうですそうです」
「あの!一番最初にタイミング間違えてスタジオに入っちゃったヤツだ!」
「あはははは!そうですそうです」
DVDにもなっております「香港大観光旅行」の冒頭。いつもダマされている大泉さんが、「いよいよ仇討ちだ!」とばかりに大石内蔵助に扮し、ミスターのラジオ生放送直後に、屈強なアメフト軍団を引き連れてスタジオに乱入するという、あの名場面。
台本上では、大泉さんひとりがまずスタジオに乱入し、「これまでの恨み・・・」などとミスターに口上を延べ、しかるのちに「出あえーッ!」と号令をかけると、アメフト軍団が突入してくるという段取りでありましたが、段取りを間違えたアメフト部員が、大泉さんと一緒に最初っからスタジオに入ってきてしまい、口上を述べている間も、ぼーっと横に突っ立っていたという。
まさにあの、間抜けなアメフト部員が、彼だったのであります。
「あー!そうかそうか、キミだ!」
私はもう、編集しながら何度も何度も、あの間抜けなアメフト部員の困惑した顔を見て笑っていたので、よーく覚えてるんです。
今、私の目の前で、ビール片手に立っている彼は、もうとっくに大学生ではなく、30半ばを過ぎた男になっておりましたが、彼はまさしくあのアメフト部員でありました。
「いやー、あの時は・・・すいませんでした」
「いやいや、あれは焦っちゃったんでしょ?」
「緊張してたんですね、あっ間違えた!って思ったんですけど、もう立ってるしかなくって・・・」
「あははははは!いいんだよいいんだよ、だってあれ、おもしろかったもん」
それはもう13年も前のことですが、いやーなんか、変わってないなぁ、と思いました。
いや、変わったんでしょうけどね、いろいろ。
いろいろ変わったんでしょうけど、でも、彼はあの時、突入のタイミングを間違えて突っ立っていたアメフト部員で、私はそれを見て大笑いしていたディレクターで。
そんな彼は今、結婚式でビール片手にあいさつ回りをしている新郎の友人で、私はビールを注がれている新郎の同僚で。
なんか、変わったことって、そういう事実、しかないんだろうな、と。
時が経って、変わるってことは、実は、その程度のことなんだろうなと。
だって、13年前のあの日から、彼も私も、ずっと存在しているだけだから。
彼が彼であることは、ずっと続いている。私も私であることは、ずっと地続きで続いている。
その事実は、なにも変わらない。
うーん、なんか嬉野先生みたいなことを言ってますけども、そんなようなことをね、思ったんですよ。
時とともにね、「いろいろ変わっていく」みたいなことはね、実は「そんなにたいしたことないんじゃないか」って。
大きく変えようも、ないんじゃないかって。
変わるってことには、「希望」と「不安」という、両極端の展望があって、その振れ幅があまりにも大きいから、ついつい人はそっちに興味がいって、「どうする?どうなる?」って、騒ぐんだろうけど。
いや、変わんないよ、そんなに。
あくせくしたところで、そんなに変わんない。
今年もね、もうすぐ冬が来て、終わりが近づいてますけど、相変わらず続けていくだけでしょう、自分を。
ね、ということでね、奥さん。
来週も各自の持ち場で奮闘願います!
本日解散!
(14:39 嬉野)

藤村

10月21日金曜日。藤村でございます。
次のDVD「ヨーロッパ・リベンジ」の編集をガシガシと進めております。昨日は「第五夜」、ついにムンクさん登場で、笑いながら編集をしておりました。
そうやって毎日DVDを作りつつ、我々は、他のこともいくつか進めております。
メイド・イン・ジャパンの誇りをあらためて持とうじゃないかと、まずは京都の染物屋で風呂敷を作りましたが、その第2弾を進行中。今度は、趣向をガラリと変えて、大阪の町工場で作られている工業製品、アクリルを使ったキーホルダーを作ってみようと思っております。(たびたび関西に出かけていたのはこれです)
そして、「ミエルヒ」から2年が経ち、実はその間も我々、ずっとドラマの準備を進めておりましたが、3月に震災があり、完成間近だった台本を、もう一度見直そうということになって、今現在もその作業を続けております。(昨日はその打ち合わせで出かけておりました)
そういったことを進めつつ、近々、京都の劇団「ヨーロッパ企画」と組んで、爆笑の短編映像集を作ろうという準備も進めております。
彼らと知り合ってもう何年にもなりますが、その舞台を観るたび、そのスター性のない役者陣に心を惹かれ、その華のない集団に心を奪われ、その派手さのない物語に心を酔わされるという、不思議な劇団であります。そんな彼らのおもしろさを、舞台を観たことのない人たちに、映像でお見せできたらと思っております。(その打ち合わせがこれからあります)
次のDVDのオープニング・アニメーションもまたちゃんと作りたいし(今夜はプロダクションIGさんとメシを食いながら打ち合わせです)、次のフィギュアも凝ったものを作りたい。(そのメシ会にユニオン・クリエイティブさんにも来てもらっております)
・・・いろいろ準備をしているうちに、今年もあと2ヶ月ちょっとですかぁ。
昨日、いつものランニングコースを走っておりましたら、大量の雪虫が舞っておりました。札幌に初雪が降るのは、もうすぐでありましょうな。
そういえば先日、ウチの部でDVDのプロデュース業務をしている男の結婚式がありまして。
彼の高校時代の友人というのが、ビール片手にテーブルを回ってあいさつをしておりました。「お世話になっております」と。「新郎の友人です」と。我々のテーブルにもやってきて、「今後ともよろしくお願いします」と、ビールを注ぐその顔を見て、
(あれ?どっかで見たことある顔だなぁ・・・)
と思いました。
すると、その友人というのが、
「実は僕、藤村さんと昔、お会いしたことがあるんですよ」
と。
「そうだよねぇ・・・」
「あの、実は僕、アメフトを・・・」
「あぁーッ!そうだ!そうだ!」
「わかりますか」
「キミはあの、大泉とスタジオに乱入したときの!」
「そうですそうです」
「あの!一番最初にタイミング間違えてスタジオに入っちゃったヤツだ!」
「あはははは!そうですそうです」
DVDにもなっております「香港大観光旅行」の冒頭。いつもダマされている大泉さんが、「いよいよ仇討ちだ!」とばかりに大石内蔵助に扮し、ミスターのラジオ生放送直後に、屈強なアメフト軍団を引き連れてスタジオに乱入するという、あの名場面。
台本上では、大泉さんひとりがまずスタジオに乱入し、「これまでの恨み・・・」などとミスターに口上を延べ、しかるのちに「出あえーッ!」と号令をかけると、アメフト軍団が突入してくるという段取りでありましたが、段取りを間違えたアメフト部員が、大泉さんと一緒に最初っからスタジオに入ってきてしまい、口上を述べている間も、ぼーっと横に突っ立っていたという。
まさにあの、間抜けなアメフト部員が、彼だったのであります。
「あー!そうかそうか、キミだ!」
私はもう、編集しながら何度も何度も、あの間抜けなアメフト部員の困惑した顔を見て笑っていたので、よーく覚えてるんです。
今、私の目の前で、ビール片手に立っている彼は、もうとっくに大学生ではなく、30半ばを過ぎた男になっておりましたが、彼はまさしくあのアメフト部員でありました。
「いやー、あの時は・・・すいませんでした」
「いやいや、あれは焦っちゃったんでしょ?」
「緊張してたんですね、あっ間違えた!って思ったんですけど、もう立ってるしかなくって・・・」
「あははははは!いいんだよいいんだよ、だってあれ、おもしろかったもん」
それはもう13年も前のことですが、いやーなんか、変わってないなぁ、と思いました。
いや、変わったんでしょうけどね、いろいろ。
いろいろ変わったんでしょうけど、でも、彼はあの時、突入のタイミングを間違えて突っ立っていたアメフト部員で、私はそれを見て大笑いしていたディレクターで。
そんな彼は今、結婚式でビール片手にあいさつ回りをしている新郎の友人で、私はビールを注がれている新郎の同僚で。
なんか、変わったことって、そういう事実、しかないんだろうな、と。
時が経って、変わるってことは、実は、その程度のことなんだろうなと。
だって、13年前のあの日から、彼も私も、ずっと存在しているだけだから。
彼が彼であることは、ずっと続いている。私も私であることは、ずっと地続きで続いている。
その事実は、なにも変わらない。
うーん、なんか嬉野先生みたいなことを言ってますけども、そんなようなことをね、思ったんですよ。
時とともにね、「いろいろ変わっていく」みたいなことはね、実は「そんなにたいしたことないんじゃないか」って。
大きく変えようも、ないんじゃないかって。
変わるってことには、「希望」と「不安」という、両極端の展望があって、その振れ幅があまりにも大きいから、ついつい人はそっちに興味がいって、「どうする?どうなる?」って、騒ぐんだろうけど。
いや、変わんないよ、そんなに。
あくせくしたところで、そんなに変わんない。
今年もね、もうすぐ冬が来て、終わりが近づいてますけど、相変わらず続けていくだけでしょう、自分を。
ね、ということでね、奥さん。
来週も各自の持ち場で奮闘願います!
本日解散!
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くじらさんもイラスト書いてくれてますの!
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【来月!白A北海道公演あります!】
あの白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市、そして鷹栖町。
是非見て欲しい。
11月23日鷹栖公演。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
(13:59 藤村)

嬉野

2011年10月20日(木)
嬉野です。
奥さん、今日も札幌は秋晴れの好いお天気でね。
いいですよ。とても。なんだかね。
4時前に藤やんとちょっと出かけます。
買い物じゃないですよ。
仕事です。
この週末から札幌は雨が降るのだそうで。
そのまま来週もずっと雨なのだそうで。
晴れ間も明日までとのことですから、
ぎりぎり世間が明るいうちに表に出るのは好い事です。
ふつーにきれいな札幌の秋を、
道々堪能しながら行こうと思っております。
それではみなさん、本日も各自の持ち場で奮闘願います。
とりあえず、明日まで解散。
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【藤やん日記メモリアルのコーナー】
10月14日金曜日。藤村でございます。
DVD第16弾「原付東日本/シェフ大泉夏野菜」の発売&受け渡しから1週間ちょっと経ちました。みなさま、ご覧いただけましたでしょうか。
先週5日の発売前夜は、吉祥寺の東急百貨店におじゃまして、そこにいるお客さんにご挨拶ぐらいはと思っておりましたら、いきなり屋上に連行されまして、驚くほど多くのバ・・・みなさまが集まっておられるのに面食らい、ろくなお話もできず失礼をいたしました。
その夜は、都内にある「ユーストリーム・アジア」から、2時間のインターネットのユーストリーム中継をいたしました。3万人近いバカ・・・みなさまがご覧になっていたと聞いております。しかしながら、見ていない人も多かろうということで、中継でお話ししたことをここで補足しておきましょう。
DVDに入っております封入オマケの「ウィリー紙相撲」。こちら、「※対戦相手は特にいません」という注意書きのとおり、土俵(というか道路)の上を動くのは、「大」さんのみ。遊び方といたしまいては、ただひたすらにトントンと「大」を動かし、絶妙な角度とスピードで、正面に固定された「安全第一」に突っ込ませるという、果てしないひとり相撲を極めていただくものであります。勝ちも負けもございません。「ウィリー紙相撲全国選手権大会」もございません。ただただ「今のはいいウィリーだった」と、己が満足すればそれでよしの、非常に孤独でマニアックな領域の遊びとなりますので、ご注意下さい。
また、同日発売された「フィギュア其の3」の箱に書かれてある「ドーム・パスタ」の説明書きについて。「パスタの下にはエビチリが」という表記がございますが、これはエビチリではございません。パスタを投入する前にフライパンに入っていたエビをはじめとする具材であります。ここで訂正をさせていただきます。
ユーストリーム中継では、「フィギュア其の3」に続いて、現在すでに製作に取り掛かっている来春発売予定の「其の4」のラインナップ候補を特別にお見せいたしましたが、そのあとの「其の5」については、生中継中に「これを作って欲しい」というリクエストを募集いたしました。今のところ「カタい八つ橋のようになった東京地図」や「顔を隠して後部座席に座るonちゃん」「バズーカを構える写真家」などの候補が上がっておりますが、こちらの掲示板でもリクエストを募集いたします。どうぞお書き下さい。どうでしょうを愛してやまない造型師軍団が、見事に作り上げます。
さて、わたくしは早くも次のDVD第17弾「ヨーロッパ・リベンジ」の編集に入っております。現在、「第三夜」を編集中。
暗闇の中で男がこう言います。
「いいかよく聞け」
「ドイツで、我々は今から、この道ばたで、テントを張るって言ってるんだ」
名場面「ここをキャンプ地とする」の一幕であります。
危機的状況の中で、その状況を理解すればするほど、涙を流して笑うしかない男たちの群像。
「ヨーロッパ・リベンジ」も、「やはり名作!」とうなるばかりでございます。
では!本日も編集とまいりましょう。
あ、現在発売中の「Number Do」というスポーツ雑誌(40代の星・三浦カズさんが表紙)で、「札幌自然派ラン」というコーナーにわたくし出ております。私の普段のランニングコースも紹介しております。立ち読みでどうぞ。
よし、また来週!
(14:23 嬉野)

藤村

10月14日金曜日。藤村でございます。
DVD第16弾「原付東日本/シェフ大泉夏野菜」の発売&受け渡しから1週間ちょっと経ちました。みなさま、ご覧いただけましたでしょうか。
先週5日の発売前夜は、吉祥寺の東急百貨店におじゃまして、そこにいるお客さんにご挨拶ぐらいはと思っておりましたら、いきなり屋上に連行されまして、驚くほど多くのバ・・・みなさまが集まっておられるのに面食らい、ろくなお話もできず失礼をいたしました。
その夜は、都内にある「ユーストリーム・アジア」から、2時間のインターネットのユーストリーム中継をいたしました。3万人近いバカ・・・みなさまがご覧になっていたと聞いております。しかしながら、見ていない人も多かろうということで、中継でお話ししたことをここで補足しておきましょう。
DVDに入っております封入オマケの「ウィリー紙相撲」。こちら、「※対戦相手は特にいません」という注意書きのとおり、土俵(というか道路)の上を動くのは、「大」さんのみ。遊び方といたしまいては、ただひたすらにトントンと「大」を動かし、絶妙な角度とスピードで、正面に固定された「安全第一」に突っ込ませるという、果てしないひとり相撲を極めていただくものであります。勝ちも負けもございません。「ウィリー紙相撲全国選手権大会」もございません。ただただ「今のはいいウィリーだった」と、己が満足すればそれでよしの、非常に孤独でマニアックな領域の遊びとなりますので、ご注意下さい。
また、同日発売された「フィギュア其の3」の箱に書かれてある「ドーム・パスタ」の説明書きについて。「パスタの下にはエビチリが」という表記がございますが、これはエビチリではございません。パスタを投入する前にフライパンに入っていたエビをはじめとする具材であります。ここで訂正をさせていただきます。
ユーストリーム中継では、「フィギュア其の3」に続いて、現在すでに製作に取り掛かっている来春発売予定の「其の4」のラインナップ候補を特別にお見せいたしましたが、そのあとの「其の5」については、生中継中に「これを作って欲しい」というリクエストを募集いたしました。今のところ「カタい八つ橋のようになった東京地図」や「顔を隠して後部座席に座るonちゃん」「バズーカを構える写真家」などの候補が上がっておりますが、こちらの掲示板でもリクエストを募集いたします。どうぞお書き下さい。どうでしょうを愛してやまない造型師軍団が、見事に作り上げます。
さて、わたくしは早くも次のDVD第17弾「ヨーロッパ・リベンジ」の編集に入っております。現在、「第三夜」を編集中。
暗闇の中で男がこう言います。
「いいかよく聞け」
「ドイツで、我々は今から、この道ばたで、テントを張るって言ってるんだ」
名場面「ここをキャンプ地とする」の一幕であります。
危機的状況の中で、その状況を理解すればするほど、涙を流して笑うしかない男たちの群像。
「ヨーロッパ・リベンジ」も、「やはり名作!」とうなるばかりでございます。
では!本日も編集とまいりましょう。
あ、現在発売中の「Number Do」というスポーツ雑誌(40代の星・三浦カズさんが表紙)で、「札幌自然派ラン」というコーナーにわたくし出ております。私の普段のランニングコースも紹介しております。立ち読みでどうぞ。
よし、また来週!
【昨日のう日記】
2011年10月13日(木)
嬉野です。
本日、札幌は美しい秋晴れです。
ただいま西の方角より斜めの光が町中に差し込みまして、
建物の壁がことごとく金色に照り輝いてくれております。
贅沢で、のどかな秋の風情です。
この平和で幸福な今日という日も、
まもなく薄闇の中に暮れていくことでしょう。
とまぁ、それはそれとして、とりあえず忘れていただいて、
先日、うちのコンテンツの同僚であるところの
福島君からね、「七人の侍」のブルーレイ版を頂きまして、
だって、くれるって言うんですもの。
凄いから見てくださいって言うんだもの。
映像の修復ぐあいが凄いから、いろんな人に観てもらいたくて、
配ってるっていうんだもの、そらぁもらいますさ。
あれだよね、
黒澤明さんのことなんか、もう知らない人がいるかもしれない時代なんだよね。
平成23年って、そういう時代なんだよね。
けどさぁ、あの方が昭和29年に東宝で作られた「七人の侍」という映画はさぁ、もうもう、ほんとに良くて良くて、凄いのですよ。
その「七人の侍」を、我が家で、
しかもブルーレイで、ほんとに久々に観ましてね、
いやはや、ブルーレイの映像というのは凄いね。
いまや劇場で観るよりきれいなのかもしれないと思ったよ。
確かに、50年以上前のフィルムだし、モノクロだから、
現代の目で見て美しいというものではないかもしれない。
しかし、我が家で見ても恐るべき迫力で観れたわけです。
戦国時代のお話ですよ。
日本中が内戦に明け暮れていた15世紀から
16世紀ころのお話ですよ。
そういう治安の乱れた世間の混乱に乗じて、
武装した強盗集団が各地に現れていたらしくてね、
正式に殿様に召しかかえられているわけではない、
非正規の武士集団なので「野武士」と呼ばれ、
劇中では「野伏せり(のぶせり)」と呼ばせてましたね。
その強盗集団の「のぶせり」に、
あちこちの村々は刈り入れの時期になると、
収獲した稲も麦もことごとく奪われ蹂躙されるという時代です。
言うことを聞かないと家に火をかけられる。
村ごと火で焼かれてしまう。
人も殺されてしまう。
代官所はあるんだけど役人は頼りにならず、
村人は追い詰められる。
そうして「もうこれ以上、蹂躙されるのは嫌だ!」という時に、
怖ろしい蹄の音を轟かせて「のぶせり」がその村の見下ろせる高台へ集まって来る。
「やるか!この村も!」
どっかで略奪をしてきたのでしょうね。
だからその勢いをかって、今からこの村も襲って、一切合切奪ってしまおう!そんなふうに、けし掛けている。
「まてまて!去年の秋!米をかっさらったばかりだ!今行っても!何もあるめぇ!」
「じゃぁ!この麦が実ったら!また来るべぇ!」
そういって風のように去っていく。
この一部始終を草むらに身を潜めて聞いてしまった血の気の引いた村人が、血相を変えて村へ下りていくところから物語は始まるのであります。
麦が実り、収獲を終えたら「のぶせり」が来る。
村民一同、深い憤りにはらわたの煮えくり返る想いの中、評議を繰り返しますが、どこまで評議を繰り返しても結論が出ない。
だって「のぶせり」の言うことを聞かなければ村は全滅の憂き目を見るし、かと言って彼らに収穫物を差し出せば村は破産に追い込まれるわけだから
その時、長老がうめくように言うのです。
「やるべし」
一座に緊張が走る。
「だども じさま おらたちゃ百姓だ 戦の仕方なんぞ分からねぇ」
「サムライ 雇うだ」
百姓がサムライを雇うなどと、誰も聞いたことが無い。
そんなものは絵空事だと言えば長老が答える。
「おら この目で見ただよ おめぇらが生まれた時分のこんだ  この村さ 逃げてくる途中で見ただよ 燃えていなかったのはサムライ雇った村だけだっただ」
こうしてサムライ探しに街へ出た百姓たちが、一人のサムライに出会うまでの33分間を、ぼくらは驚嘆の思いで観ることになるのよ奥さん。その33分間の進行は凄いよ。一切よどみなく、観る者は引き込まれるだけなのだよ。
古い映画。
これからは、古い映画も見たほうが好い。
得しますから。
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散!
藤村さん本日も鋭意編集中!
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公演場所は滝川市と札幌市、そして鷹栖町。
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11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
(13:42 藤村)

嬉野

2011年10月13日(木)
嬉野です。
本日、札幌は美しい秋晴れです。
ただいま西の方角より斜めの光が町中に差し込みまして、
建物の壁がことごとく金色に照り輝いてくれております。
贅沢で、のどかな秋の風情です。
この平和で幸福な今日という日も、
まもなく薄闇の中に暮れていくことでしょう。
とまぁ、それはそれとして、とりあえず忘れていただいて、
先日、うちのコンテンツの同僚であるところの
福島君からね、「七人の侍」のブルーレイ版を頂きまして、
だって、くれるって言うんですもの。
凄いから見てくださいって言うんだもの。
映像の修復ぐあいが凄いから、いろんな人に観てもらいたくて、
配ってるっていうんだもの、そらぁもらいますさ。
あれだよね、
黒澤明さんのことなんか、もう知らない人がいるかもしれない時代なんだよね。
平成23年って、そういう時代なんだよね。
けどさぁ、あの方が昭和29年に東宝で作られた「七人の侍」という映画はさぁ、もうもう、ほんとに良くて良くて、凄いのですよ。
その「七人の侍」を、我が家で、
しかもブルーレイで、ほんとに久々に観ましてね、
いやはや、ブルーレイの映像というのは凄いね。
いまや劇場で観るよりきれいなのかもしれないと思ったよ。
確かに、50年以上前のフィルムだし、モノクロだから、
現代の目で見て美しいというものではないかもしれない。
しかし、我が家で見ても恐るべき迫力で観れたわけです。
戦国時代のお話ですよ。
日本中が内戦に明け暮れていた14世紀から
15世紀ころのお話ですよ。
そういう治安の乱れた世間の混乱に乗じて、
武装した強盗集団が各地に現れていたらしくてね、
正式に殿様に召しかかえられているわけではない、
非正規の武士集団なので「野武士」と呼ばれ、
劇中では「野伏せり(のぶせり)」と呼ばせてましたね。
その強盗集団の「のぶせり」に、
あちこちの村々は刈り入れの時期になると、
収獲した稲も麦もことごとく奪われ蹂躙されるという時代です。
言うことを聞かないと家に火をかけられる。
村ごと火で焼かれてしまう。
人も殺されてしまう。
代官所はあるんだけど役人は頼りにならず、
村人は追い詰められる。
そうして「もうこれ以上、蹂躙されるのは嫌だ!」という時に、
怖ろしい蹄の音を轟かせて「のぶせり」がその村の見下ろせる高台へ集まって来る。
「やるか!この村も!」
どっかで略奪をしてきたのでしょうね。
だからその勢いをかって、今からこの村も襲って、一切合切奪ってしまおう!そんなふうに、けし掛けている。
「まてまて!去年の秋!米をかっさらったばかりだ!今行っても!何もあるめぇ!」
「じゃぁ!この麦が実ったら!また来るべぇ!」
そういって風のように去っていく。
この一部始終を草むらに身を潜めて聞いてしまった血の気の引いた村人が、血相を変えて村へ下りていくところから物語は始まるのであります。
麦が実り、収獲を終えたら「のぶせり」が来る。
村民一同、深い憤りにはらわたの煮えくり返る想いの中、評議を繰り返しますが、どこまで評議を繰り返しても結論が出ない。
だって「のぶせり」の言うことを聞かなければ村は全滅の憂き目を見るし、かと言って彼らに収穫物を差し出せば村は破産に追い込まれるわけだから
その時、長老がうめくように言うのです。
「やるべし」
一座に緊張が走る。
「だども じさま おらたちゃ百姓だ 戦の仕方なんぞ分からねぇ」
「サムライ 雇うだ」
百姓がサムライを雇うなどと、誰も聞いたことが無い。
そんなものは絵空事だと言えば長老が答える。
「おら この目で見ただよ おめぇらが生まれた時分のこんだ  この村さ 逃げてくる途中で見ただよ 燃えていなかったのはサムライ雇った村だけだっただ」
こうしてサムライ探しに街へ出た百姓たちが、一人のサムライに出会うまでの33分間を、ぼくらは驚嘆の思いで観ることになるのよ奥さん。その33分間の進行は凄いよ。一切よどみなく、観る者は引き込まれるだけなのだよ。
古い映画。
これからは、古い映画も見たほうが好い。
得しますから。
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散!
藤村さん本日も鋭意編集中!
★ただ今、電撃ネットワークじゃなくて!電撃オンラインで!
「藤やんうれしーの悩むだけ損!」が好評連載中です!
くじらさんもイラスト書いてくれてますの!
http://news.dengeki.com/premium/suidou/
【来月!白A北海道公演あります!】
あの白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市。
是非見て欲しい。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
料金は2000円
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
(16:57 嬉野)

嬉野

2011年10月12日(水)
嬉野です。
札幌は秋です奥さん。
北国の秋の夕暮れは早いものです。
だって午後の4時半には、世間はもう薄暗いの。
これからだんだんと日が短い。
冬が来るんだねぇ。
日が短いのが甚だしいとね、
そこはかとなく心が淋しくなるものでね。
北国の秋は物思う季節よね。
さて、
「水曜どうでしょう」という番組を始めた頃は、
世の中は、まだ20世紀でしたよ。
それから15年たちました。
先日、みなさまに、お買い求めいただいたDVDは、
1999年制作のもの。
実に、今から12年もまえの作品です。
そんな昔の我々に、この21世紀を迎えた今も変わらず、
みなさんは、根気良く付き合ってくれている。
感謝であります。
私の愛読書であるコミック「風雲児たち」を、
25年の長きに渡り描き続けてこられた、
私が敬愛しますところの漫画家 みなもとたろう先生は、
その25年の間、途切れることなくついてきてくれた、
読者諸君に向かって、かつて、こう書かれておられました。
「あなたたち。あなたたちは、ファンというより、同士です」
と。
我々も、みなさんに、それと同じものを感じます。
ありがとう。
さぁそれでは諸氏。
本日もあと一息、各自の持ち場で奮闘願います。
解散。
また明日の心だぁ〜!
本日も藤やんは、鋭意編集中!
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【来月!白A北海道公演あります!】
あの白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市。
是非見て欲しい。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
料金は2000円
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
売り切れる前に急げ!
(19:17 嬉野)

嬉野

2011年10月11日(火)
ただいま、どうでしょうDVD第16弾の発売を祝しまして、
当どうでしょう寺にカーソルを合わせていただきますと、
黄金の秘仏二体(ミスタ佛・大泉佛)が、きらきらしく現れまして、
皆様方に、親しく御礼の言葉を申し述べる仕掛けになっております(パソコン専用なの)。
どうぞたくさんのご参詣を願います。
さてと、藤村さんはといいますと、
現在、早くもDVD17弾の編集を始めておりますな。
16弾の発売が終わったばかりに、
次の17弾の編集に入っているという、
この強行な仕事振りは、
近々なにか他の事を始めることになるためという
推測ができます。
なにをしますかは、まだまだ内緒でございますがね。
(新作のロケではありませんよ)
本日、札幌のお天気は晴れです。
秋の陽射しが斜めに差してきれいですな。
それでは諸氏。本日も各自の持ち場でお気張りくださいませ。
たのみましたぞ。
解散。
★ただ今、電撃ネットワークで
「藤やんうれしーの悩むだけ損!」が好評連載中です!
http://news.dengeki.com/premium/suidou/
【来月!白A北海道公演あります!】
白Aが11月に北海道に来ます!
公演場所は滝川市と札幌市。
是非見て欲しい。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンになります。
料金は2000円
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
(16:07 嬉野)

嬉野

2011年10月7日(金)
嬉野です。
先日「たけしの世界丸見えテレビ~」に、
仙台のパフォーマンスチーム白Aが出ていました。
エジンバラでは見せなかった仕掛けをやってました。
やっぱり面白かった。
でもね。
あらためて考えると自分でも思うのです。
いったい自分は白Aのパフォーマンスを
どうして面白いと思ってしまうのか、と。
3人のパフォーマーの前に
それぞれ白いキューブが三段積みで積まれていました。
縦に3個積まれた白いキューブを横に三つ並べつと、
9個のマス目に分かれた白いスクリーンになります。
そこへ単純な動きを見せるアニメーションが映し出される。
動きに合わせてテンポの良い音楽がリズムを刻みます。
左端の一番上のマス目にあった文字が勢い良く右端に移動する。
その文字がまた右端から左端へ移動する。
たとえばそんな動きを連続して行うアニメーションが、あらかじめ作られていて。それがステージ上に積まれたマス目のスクリーンに投影される。
そこへ、このアニメの動きにステージ上のパフォーマーが後づけでタイミングを合わせて絡んでくる。
するとパフォーマーがスクリーンの左端を手で叩いたから、
そこにあったアニメの文字が右端へ動いたように見える。
すると次にもう一人のパフォーマーもスクリーンの右端で待ち構えて叩き返す。
その瞬間、アニメの文字は勢いよく、
もといた左端へ返っていく。
見ているものは知っているのだ。
動いている映像は、あらかじめ作られているものだと。
それでも、そこにパフォーマーが介入して、
あらかじめ決められたアニメの動きにタイミングを合わせると、
まるでパフォーマーの力がアニメの映像にリアルに介入しているように見えてくる。
見ている者は知っている。
パフォーマーがほんの少しでもタイミングを間違うと、
全てが台無しになることを。
その緊張感が見るものを惹きつける。
こうして、このあらかじめ作られているアニメの動きは、
徐々にスピードを上げ、縦へ横へ斜めへと複雑化して行く。
それでもパフォーマーのタイミングは見事に合い続けるのだ。
やがてぼくらの脳は、だまされ始める。
もはやステージ上のパフォーマーが不可思議な力をもって、
虚像であるアニメの映像を自在にあやつり、
あやつられた映像が弾かれる度にそこで音楽が奏で始めるのだと。
虚像を自在に動かし、
動かした虚像が弾き弾かれ音楽を奏でていく。
見る者には、いつしかそうとしか見えなくなる。
それでもう、その場は白Aのものとなるのだ。
手品やイリュージョンであれば、
種や仕掛けが客席に分かった段階でしらけたものになる。
ところが白Aの場合、
最初からその仕掛けは分かっている。
そうしておいて見る見るうちに見る者の脳を欺き
だましていく。
ぼくと藤村君は、この8月。
彼らのパフォーマンスをイギリスのエジンバラで見た。
その町には、その時、世界中からパフォーマーや演劇、
コメディー、フラメンコ、ダンスと、数千を数えるパフォーマーが一同に会していた。
その中で、
エレクトリカルな電気ショーを見せるのは白Aだけだった。
あらためて振り返ったぼくはそのことに驚いた。
どの国のパフォーマンスも詰まるところマッチョを自慢しているところがあった。
彼らのマッチョ自慢は筋肉であり、
強靭なバネのような肉体であり、
跳躍であり、
危険と隣り合わせの芸をこなす肉体であり、
軽々とした身のこなしであり、
一糸乱れぬ集団の動きであり、
それらを易々とこなす鍛え上げられた力自慢であった。
それを見て感嘆した客席はその肉体へ賞賛と共感贈った。
その中に居ると、白Aの電気ショーは異質過ぎる。
子供に見えるのだ。
スピード感のある映像とテンポの早い音楽を、
完璧なタイミングで合わせて来る白Aのパフォーマーの肉体は、
マッチョではない。
そこには他を制圧する「力」自慢はない。
あるのは、見る者の脳をだましていく、
からくりに人が介入して行く不思議な世界だ。
電気ショーは、日本の伝統でも無い。
だが、ぼくはエジンバラで藤村君と毎日毎日世界中のパフォーマンスを見続けて行く中で、
マッチョ自慢の世界を尻目に、
子供のような肉体で電気ショーを軽々とやれてしまうのが
日本人の特性なのかもしれないと思い至った。
根拠はない。
それは直感。
隣国と国境を接し続けるのが、
ヨーロッパであり、ユーラシアであり、世界だ。
隣国と衝突して引かなければ、
強いものが勝ち、弱い者は凄惨な目に遭う。
負けぬためには「力」がいる。
そのためのマッチョ自慢だ。
そのための努力だ。
そこには「力」への敬服と畏れにしがらむ世界がある。
それがマッチョ自慢の芸風へと世界をなびかせるのなら、
その世界を尻目に平気で子供のような肉体で電気ショーを繰り広げることができる民族が日本人だと言えるような気がした。
それは、四方を海に囲まれ、
どの国とも国境を接することのない島の国に住む、
日本人という民族が当たり前に普通に持ちえてしまった軽やかさゆえなのだと思った。
だが、その当たり前は、世界から見れば異質であり特殊だ。
そして、いつまでも子供のようであるような日本人に、
マッチョでありつづけねばならないしがらみの世界が、
共感し敬服することなど無いのは当たり前だと、
あらためて思った。
そういうことなのだと。
生き物は環境に強い影響を受け左右される。
そうしていろいろな地勢学的環境に住みながら、
民族は特異性を持つに至るのだ。
だから得てもあれば、不得手もあることになだろう。
日本人の住む地勢学的環境は世界の中で際立っている。
同じ経験が出来ない以上、世界に共感がないのは仕方が無い。
しかし我々は、世界が、とらわれ続けているマッチョというしがらみから自由なのだ。
その事実は強く自覚したほうが良いのではないか。
それを思う。
そして、そこを思う時。
世界が必ず超えなければならないハードルを、
地政学的に超える必要のない場所に住む日本人は、
サボって好い気なものに見えるだろう。
だったら日本人は、これから先も世界に敬服も共感もしてもらえないに違いない。
けれど。
マッチョのしがらみに絡め取られた彼らの眼にも、
自由に軽々と子供のままの無邪気さで飛び跳ねることのできる日本人の特殊性は、心のどこかで「力」にうんざりした世界に生きる生き物の心をどこかで慰めているはずだ。
そういうことを思った。
もし、それであるのなら、
我々日本人は、
表立って、
世界から共感も敬意も表されることは、
これからも無いだろうが、
世界が世界であるために、
がんじがらめになっていることから、
こんなに自由な国があるのだとう言う、
その一点に置いて、
ぼくら日本人は、
世界の人の心のためになっているのだと、
そう言い切っても良いのだと、思ったのだ。
得手と不得手は民族にもある。
ならば得てを伸ばすべきだとぼくは思う。
得ては伸びるのだ。
そして得手をどれだけ頑張って伸ばしても、
表立って世界は日本に敬意は表したりはしないだろう、
だけど、きっと世界を慰めることはできる。
日本人は、世界の覇者にはなれはしないが、
日本人は、世界を慰めることが出来る。
それは一番素晴らしいことではないだろうか。
これから日本は、世界の心を慰めていくのだと思う。
そうすることが日本という国の生きる道なのだ。
そんなことを、この夏、
エジンバラで藤村君と白Aを見ながら、
ぼくが感じたことでした。
さて、その白Aが11月に北海道に来るのです。
滝川市と札幌市で公演します。
是非見て欲しい。
11月24日滝川公演。
11月25日・26日札幌公演。
札幌公演の会場は、キューブガーデンです。
料金は2000円
ローソンチケットで、お買い求めになれます。
(ローソン店頭のロッピより)
ということで、本日はずいぶん長くなりましたが、
これにて終了。
本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散!
(16:31 嬉野)

嬉野

2011年10月5日(水)
おはようございます。
嬉野でございます。
どうでしょうDVD第16弾の発売を記念いたしまして執り行いました昨夜のユーストリーム中継も無事終わりました。
昨夜の中継中、積算いたしました参加人数も総数9万人超ということで、
だらっとしたムードの中にも熱気あり、といったあんばいだったようでございます。
ありがとうございました。
そして、先月末より、
東京は吉祥寺にあります東急百貨店さんで開催されておりました北海道物産展も、いよいよ本日が最終日でございます。
開期中、たくさんのご来場をいただきましたこと、
この場より厚くon礼申し上げます。
わたくしと藤村の両名も、昨夜、営業終了間際の吉祥寺東急百貨店さんへ参りして、
屋上にてお集まりいただきました皆さま方と親しくご挨拶をさせていただきました。
何があるわけでもありませんのに、わざわざ果敢にお集まりいただきました皆様方に、この場より、
あらためまして、
ご苦労さん!
どーしてあんなに来ちゃったの!
でもでもほんとにありがとう!
と、厚くon礼を申し上げます。
物産展最終日の本日の営業は午後4時まででございますが、本日発売のDVD16弾、ならびにフィギュア其の3も取り揃えておりますので、お時間の合う方はどうぞお立ち寄りいただければと思います。
物産展開催初日より売り場に出張りました店長石坂を始めHTBスタッフ一同、もうへろへろかと思いますが最後まで精一杯勤めさせていただきますので、なにぶんよろしく激励いただければと思います。
それでは皆様、
本日も各自の持ち場でよろしく奮闘願います。
ありがとうございました。
【以下は↓本日の吉祥寺特派員報告です!】
●嬉しかったこと
かな@東京
初めて書き込みます。
東京は今、吉祥寺で起こってる祭りでかなりどうでしょうフィーバーしてますが、私のお店にもonちゃん袋をもった家族のお客様がいらっしゃって、おもわず「吉祥寺行かれたんですか?私も3日に行く予定なんです!どうでしたか!?」なんて話しかけてしまいました。
その方々は家族みんなで好きとのこと。私の周りでは藩士が少ないので話も盛り上がってとても嬉しかったのです。
しかもそのお客様は帰り際「3日楽しんできてくださいね。」の一言と、どうでしょうシールをプレゼントしてくださいました。
大感動です。
うれしー。どうバカは素敵な人がたくさんいます。
これからも私も素敵などうバカになれるように見続けます!
●あの方が!?
わに@世田谷
吉祥寺 東急 屋上にて、くじ引きして参りました。
と。そこに渋オヤジが居り『カッコ良いなぁ~』と思って戦利品を受け取りまして一歩下がりましたら。
わにの後ろにてくじを引き終えた相方が。『あれ…四宮Pでは?』と。
なんと!あの方が四宮Pだったのでしょうか!
カッコ良かったです~…(*^-^*)
●現在、8F目前
ゆうや。@転勤中(生息地は岡山)
皆の衆!!もうすぐ天守閣にたどり着きますぞ!!
●吉祥寺ナウ
川田@文京区
はい、嬉野先生報告に馳せ参じました。まさに今、吉祥寺は東急にいますよ。本日も一時間半前だと言うのに[どうでしょうファミリー]の方々の熱々な熱気はこの東京にあらたなパワースポットを作る勢い…
やはり、ファンの皆様はマナーがよく、ごみひとつ無し。
何一つ文句も聞こえず楽しい会話に声を弾ませとりますよ。
とりあえず、たのしんできまつ。
●討ち入りじゃぁ!
ごんごん@埼玉
本日行ってきました♪吉祥寺(^-^)前回の熊谷でフカフカonちゃんを友達の産まれたばかりの子供にあげたところ…大層お気に入りらしく、よだれだらけになり(´・ω・`)今や『お~』と言いつつonちゃんに突っ伏しているので、新しくon玉ねぎを購入♪脱着式をいい事に親は玉ねぎ部分を被せ、本人めっちゃご機嫌!並んだかいがあるというもの(*´д`*)皆さん文句も言わずひたすら階段に並ぶっ!藩士達の健闘ぶりに感激します。スタッフさんも1日叫び続け、本当にお疲れさまです!お昼ちょうどに着き、すぐ後ろには沢山の人々。屋上でくじをひき、やっとお出かけonちゃんの完成!!これにも突進し大喜びしました♪次は川口でも物産展して欲しいなぁo(^o^)o
●楽しかった~♪
みじんこ@東京
待ちに待った週末。行ってきました吉祥寺!
憧れの「文久目覚まし時計」と
念願の「シカでしたストラップ」を購入し、
もうほくほくです。
しかもなんと、土井初代Pが会場にいらっしゃって、
私たち藩士に気さくに声をかけて下さっていました。
屋上へ向かう階段でゼェゼェしておられた(笑)ところで、
図々しくも写真をお願いしたのですが、
快くOKしていただき、Vサインで2ショット!
本当に嬉しかったです。最高の記念になりました。
お忙しいところ、そしてお疲れのところ、すみませんでした。
ありがとうございました。
売り場も屋上も展示も楽しんで、
元気をもらって帰ってきました~♪
●ありがとう
づかんこ@川口
本日、吉祥寺に行って来ました!
どうでしょうファン層は幅広いですね~老若男女が1時間半待ちの列に並んでおりました。
並びながらも携帯でどうでしょうのホームページ見てたりして待ってたよ。
屋上でのクジで、非売品Tシャツ(XLサイズ)が当たったよ
クジではティッシュしか当たった事のない私だったから、嬉しかったなー
係員の方が、「おめでとうございます」って最近太った旦那を指差してねぇ、大笑いでした。
あぁ、楽しかった
また来てね ありがとう
●撮ったから、目覚まし買いました。
subash@国分寺
吉祥寺の北海道物産展行きましたよー。いやー人気健在が相応しい雰囲気の中、待ちに待った目覚まし時計が目の前に!!朝起きるのがいつも憂鬱だったのが、これから超楽しみ。さっそく10分後に設定して鳴らしてみました。親は、どうでしょう知らないので、目覚ましの音聞いたときクエッションマークがポツリと、それを見たらプッと吹いてしまった。あんな親の顔初めて見ましたからね。説明するのも大変だったので、一緒に買ったDVD見てますよ。間違いなく親ハマる。だって僕より高らかに笑ってるんですもん。笑
●吉祥寺にて
ひより@東京
う先生、ふ先生 こんばんは
吉祥寺にね、行ってきましたよ。
それはそれは長い列でしたよ。
あれだけの人が同じ目的のため、延々と長い列を作り、そしてたったひとつの不満の声も聞こえてこないのね。
赤の他人なんだけど、でも見えない結束のような、団結力のような、あったかいものが感じられたのね。
みんな いい仲間だなぁ。
2日目は思春期(ムスメ1号)・反抗期(ムスメ2号)・更年期(私)の3人組で行ってきましたよ。
沢田社長の一筆入魂の列で、土井Pさんにもお会いできました。
しばらく談笑させていただいて、忘れられない思い出になりました。
今度はぜひ、う先生、ふ先生もお越しください。
私の住む街は大泉学園のお隣です。
今や大泉学園は、あの頃とは比べ物にならないほど変わっておりますよ。
領主さまにも視察に来ていただきたいものです。
東京もずいぶん涼しくなりました。
風邪など召しませぬよう。
【藤村先生の近況と吉祥寺物産展情報メモリアルのコーナー】
9月26日月曜日。藤村でございます。
先週は、韓国ソウルへ行ったり、ある人物から急なVTR制作の依頼を受けまして撮影、編集をしておったりと、バタバタとした1週間を過ごしておりました。
そうこうするうちに、いよいよ!お待ちかねのDVD第16弾「原付東日本/シェフ大泉夏野菜」の発売&受け渡しが、来週水曜日に迫ってまいりました!
で、その前夜、10月4日火曜日の夜は、DVD発売前夜祭ということで、私と嬉野先生による「ユーストリーム」での生放送をまたダラダラとやる予定でございます。
みなさまからのご質問など頂戴しながら、いろいろとお話をして、さぁ午前0時、討ち入りの時を華々しく迎えましょうという趣向でございます。
また、来週10月5日水曜日から、札幌では「札幌国際短編映画祭」が開催されます。こちら、世界中から集まった短編映画が一挙に上映されるという実に楽しい(短編映画にはホント面白いのがあります)催しでありますが、その初日5日の夕方18時から、メイン上映会場の「札幌プラザ2・5」にもわたくしゲスト出演いたします。
昨年のこの映画祭で私が選出した3人の若手映像作家が作った短編3本(世界レベルにはもちろん達していませんが!)を上映するイベントで、三人三様それぞれに特徴のある短編がそろいましたので、それを見ながらお話しをするという会でございます。札幌の方は是非いらしていただければと。
そしてそして、今週木曜日からは、「メイド・イン・ジャパン」シリーズの第1弾「ジャングル風呂敷」の発売と、東京吉祥寺・東急百貨店での物産展がスタートいたします。
こちらの情報は続いての嬉野先生の日記におまかせいたしましょう。
藤村からは以上でした。茶王。
2011年9月26日(月)
嬉野でございます。
えぇ、
皆様方のお力添えを持ちまして、
ここに、
水曜どうでしょうDVD第16弾!
「72時間!原付東日本縦断ラリー/
シェフ大泉夏野菜スペシャル」の
ローソンロッピーさんでの予約販売の第2回目も
上限数に達することに相なりました。
まことにもってありがたいことでござります。
ですので、
ただいまローソンでは受付が終了となっております。
そこで、これからご購入を希望されます皆さまは、
連絡先は道内になりますが、
道内の各HTBグッズ取扱店では、まだ予約を受付中で、なおかつ道外からのお電話にも応じているとのことでございますので、
ので、一度確認してみてくださいませ。
ただ、その節は、
送料は別途掛かってしまうそうでございますので、
よろしく御注意くださいませ。
なお、10月5日(水)以降は、
道内HTBグッズ取扱店、
HTBオンラインショップでも販売を開始いたしますので、
そちらから御購入いただけます。
(ただ、この段階からは予約特典は付きません)
また、東京は吉祥寺の東急百貨店さんにて開催中の
「北海道物産展」8階のHTBグッズショップでも
最終日の10月5日(水)に販売を予定しております。
なお、吉祥寺での北海道物産展は、
今週の9月29日(木)から10月5日(水)までの開催で、
場所は、東京は吉祥寺にあります東急百貨店さん8階にあります
物産展会場でございます!
今回はそれに加えまして、
2階にも特設会場を設けまして、
当番組の展示ゾーンを開設!
水曜どうでしょうの番組内で使用されました
衣装やバイクの展示をいたします。
そして屋上では、なんとHTBエンジョイゾーン!が開設され!
空くじ無しのスピードくじや!
おみくじ、カプセル、BGBEEのお店など!
加えて!
「おにぎりあたためますか」に出演のHTBアナウンサー
佐藤麻美譲のミニミニトークショーも実施!
ユメチカレコードのアーティスト!
サトウヨシアキさんのライブ!なんかも開催予定!
※屋上は雨が降っても屋内施設使用のため大丈夫!
北海道のソフトクリームなんか食べつつ、
以上三つのゾーンで
朝から晩までお楽しみください!
と、
うちの店長が言っておりましてのでお伝えいたしましたよ。
物産展の営業時間は、
毎日午前10時から午後8時まで(最終日5日は午後4時閉店)
でございます!
お楽しみに!
それでは本日も各自の持ち場で奮闘くださいませ!
解散!
(10:51 嬉野)