藤村

8月30日月曜日。藤村でございます。
先週、東京で安田さんの出ている芝居(コント?)「モテリーマン」を観てまいりました。
おもしろかったなぁ。
「ミエルヒ」での安田さんとはまったく違う、器用でおもしろい安田さんをしかと見せつけてくれたなぁ。
いやぁおもしろかった。
さて、現在発売中の雑誌「フィギュア王」(表紙は仮面ライダー)に「どうでしょうフィギュア」が特集されております。
見つけたら是非読んでみて下さい。
札幌は今日も暑い!
暑い中、私と嬉野先生は「新作」を編集中であります。
もしかしたら10週ぐらいはいきそうな長編になりそうです。
では!
嬉野先生とビール飲みに行ってきます!
また明日。
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(18:30 藤村)

嬉野

2010年8月27日(金)
嬉野です。
奥さん、もう夜ですよ。
札幌も微妙に日が短くなっていましてね。
これがまた妙に淋しいの。
日暮れが早いと淋しいものだね。
あれはなんでだろうねぇ。
ユーコンで白夜を経験した時、思ったけど。
日が暮れないと人間は呑気にしてられるものだよ。
どう見たって見た目はまだまだ夕方4時なの。
それでも時計を見たら驚くよ奥さん、夜10時だもの。
「はぁ?」
笑っちゃうの。
白夜は日が落ちきらないで、
空の下の辺りを回ってまた上がってくるからね。
日が暮れないと、人間は焦らなくなる(^^)。
不思議だよ。
さて、鯨森惣七の連載企画の「おまけ」がやっと出来ました。
『ぺのおじさん鯨森惣七のダラララーな日々おまけ編』
予告してから、ずいぶんな時間が、かかりました。
そしてまぁ、字が多いですよ(^^)
ですが、それでもかまわん人には、是非読んで欲しいです。
クジラさんが描いた絵本に出てくるクマに、
私がインタビューする構成になっております。
クマと私の会話という流れです。
がんばって、おしまいまで読んでいただければこれ幸い。
それでは奥さん、また来週お会いいたしましょう。
お待ち申しております。
ではこの週末も、各自の持ち場で奮闘してください。
解散。
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(21:10 嬉野)

嬉野

2010年8月26日(木)
はい嬉野です!
二人とも生きてます!
元気です!
よし!解散(^^)
また明日!
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(13:43 嬉野)

藤村

8月20日金曜日。藤村でございます。
今年は札幌も30度越えの暑い日が続いております。
私はもうすでに、4年ぶりとなる「水曜どうでしょう最新作」の編集に突入しております。
長いこと新作の到来を待ち望んでいた皆様方には、「いやいや帰ってきましたなぁーどうでしょうさん」と、安心して見てもらえるような仕上がりではないかと。
ただ、今回からどうでしょうさんも地デジ化に伴って、初の横長ハイビジョン形式での収録となっておりまして、最初はかなりな違和感を感じるかもしれません。実際、編集を始めた私自身、「おや?」と思いましたから。「なんか違うなぁ」と。嬉野先生も、「キレイ過ぎるなぁ」「お二人の顔の位置が落ち着かないなぁ」としきりに申しておりました。
ただ、編集を進めるうちに私もだんだんこの画角に慣れてきまして、むしろ、旅先での何気ない風景が、今まで以上に臨場感をもって感じられることが、これまでにない新たな魅力を生むのではないかと。果たしてこの画角にスーパーがのっかって、どんな見栄えになっていくのか、楽しみであります。
現在、企画発表が終わり、いよいよ旅がスタートしたところ。スタートした途端、4年のブランクを感じさせない、いつもながらのトークが進行しております。
早く皆様にお目にかけたいと、猛暑の中、猛編集中ではありますが、現段階ですでに「こいつは、かなり長くなりそうだ」と予感しております。
道内および全国各地での放送はまだまだ未定であります。
さて、およそ1ヶ月後に迫ってまいりましたDVD第14弾の発売&受け渡し。今回は前回よりも予約受注の枚数、ペースとも上回っておりますので、期限の前に予約受付終了という可能性もございます。油断してまだ予約をしていない不届きな皆様には、早めの予約を強くおすすめいたします。
今回はまた、受け渡し日の9月22日同日に、全国のローソン店頭にて、「水曜どうでしょうフィギュア其の1」が発売となります。日付が変わると同時に、DVDの受け取り票を持っておめおめとローソンに討ち入りに来る赤穂浪士どもを、一網打尽にからめとってフィギュアを売りつけてやろうという、こちら吉良陣営の算段であります。今回の討ち入りは、またひとつ格別な一夜となりましょうぞ。
では皆の衆、それまでは各自、牛を肥やし、田畑を耕し、剣を磨き、日々精進してその日に備えるべし。
私も新作の編集に邁進いたします。ではまた!
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(18:02 藤村)

嬉野

2010年8月18日(水)
嬉野です。
「去年制作したスペシャルドラマ「ミエルヒ」が、
ABU(アジア太平洋放送連合)主催の国際コンクール「ABU賞」の『テレビドラマ部門』で入選しました。」
との一報が入りまして。
ありがたいことと思っております。
HTBの制作番組では初の受賞だそうでございますよ奥さん!
初の受賞も、これで三度目でございます!
ありがとう!青木豪!
演劇界では何故か無冠の青木豪!
こんなに世間が好いって言っているのに!
どーしてさ!
さらに、「HTBの夕方情報番組「イチオシ!」ニュースで放送した特集企画「死刑囚のブログ」も『テレビニュース部門』で入選しました。」とのことで。
HTB、頑張っております。
では奥さん!また明日!
みなさまの、お出でをお待ち申しております!
解散!
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(15:49 嬉野)

嬉野

2010年8月16日(月)
はい奥さん嬉野だ。
またオレさ。
かまわんかね。
困るといわれても聞く耳は持たんよ。
さぁ、札幌は今日も暑いのさ。
夏だわいなぁ。
嬉野さんは徒歩通勤だから汗をかくねぇ。
それでも札幌は最高気温で30℃くらいだから常識の範囲さ。
それが証拠に木陰に入れば涼やかなる風も吹く。
だから、この暑さもいっそ夏らしくて好いと私は書くね。
でも、この北国でこの高温だということは、
内地の方は40℃くらいあるのだろうよ。
それを思うとお見舞い申し上げるばかりさね。
それでも、先々週の6日頃に出張で東京にいたけれど、
午後の4時を過ぎる頃には街々の辻に風が吹くのだったよ。
風が吹けばなんとかしのげる。
猛暑に通りを吹き渡る風は極楽の風だよ。
生きているんだ、
たまに好い気持ちになることもなければたまらない。
登る坂道にも、そのうち峠が来なければやりきれない。
峠の茶店で一服して、
褒美のように出された茶を飲みたいと言うのはさ、
なにも贅沢ではなかろうよ。
それにさ、
何はなくても、木陰はあるよ。
よいしょと腰をおろして汗を拭け。
やがて何処から来るのか涼しげに風が吹くだろう。
その風を、涼しと感じるのは、
案外流した汗のお陰かもしれない。
日向でがんばり過ぎてはならない。
それでも遊び呆けていいというわけでもない。
がんばるとは何だろう?
報われないと思える自分に、
辛抱強く付き合うことではなかろうか。
なげやりにならず、
悲しみすぎず、
いたわり過ぎず、
木陰に逃れ、
風に吹かれる。
汗を拭き、
また日盛りの道に飛び出していく。
誰だって、
人生は、あてなど、あって無いようなもの。
弱音を吐くのは、自分を持ち上げるため。
自分の人生を見届けるのは、自分以外に、いないのだしね。
いや、
暑い夏の話をしていたのだが、
またしても利いた風なことを書いている。
嫌がられる前にやめとこう。
それでは奥さんまた明日。
本日も各自の持ち場で奮闘すべし。
解散。
あしたも是非お越しくださいませ。
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(17:08 嬉野)

嬉野

2010年8月13日(金)
えぇ、嬉野でございます。
昨日は、白昼、当、日記内で、意味もなく、
あたかも、ふくらませた風船の口を放して、
ビィビィ言いながらガスが抜け切るまで飛んでいくゴム風のように、興にまかせて、なに言うとなく、
愚痴を書き連ねてしまいましたが、
なにぶん、ここにご参集の皆様方が、
おおむね寛容な方ばかりでありまして、
「不意に見苦しいのも、かまわんよ」という受け入れ態勢。
ありがたいことである、と、
当方、恥じ入るばかりでございます。
本日も掲示板の更新を終えまして、
これより弁当をつかおうと思いますゆえ、
本日は、これにて退散つかまつります。
どうぞみなさま、息災であらしゃいますよう、と、
エールをここより送るばかりでございます。
お盆のお休みで、ご帰郷の方、
お盆のお迎えの準備でお忙しい方、
久しぶりの親戚縁者との再会を楽しみにされるかた、
そして、昨日となんら変わらん生活を本日もされる方、
元気な方、しんどい方、
何もしたくない方、
何も考えたくない方、死にたいと思う方、
いろいろにおられるかと思いますが、
どうぞ、健吾であられますようにと、
念を送るものであります。
掲示板においては、
本日、静観しつつ拝見させていただきました。
それでは!各自の持ち場に立ち戻られたし!
本日も諸氏の奮闘を祈る!
なにがあってもこの週末と、このお盆休みを、乗り切るべし!
解散!
また来週(^^)
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(13:24 嬉野)

嬉野

2010年8月12日(木)
嬉野ですよ奥さん。
藤村じゃありませんよ。
雨止みましたね。
晴れてるみたいですねぇ、お外は。
元気ですか、みなさん。
わたしゃすこぶる元気ですよ、もう。
ところで奥さんねぇ、
おらぁあれだよ、
思うんだよ、
甘いものをね、
スイーツとか世間が言うようになってね、
おれも、なんだ?それ?って思ったんだけどぉ、
まぁ、ほっときゃそのうちね、
そういう妙な言い方も、やめるんだろうって思ってたけど、
やめないねぇみんな。
甘味(かんみ)とか、お菓子って、いう、
昔ながらの呼び方に戻す気は、もうないのかねぇ。
スイーツってなんだよ?
スイーツ王国?
もうね、口から出てこないのよ。
発音できないの。
いやいや、
どーでもいいですよね、
そんなことはね。
はいはい。
だって、好きに言っていいのですもんね。
ねぇ。
言いたい人もいれば、言いたくない人もいる。
それぞれにOK。
それぞれに個性。
個性は尊重。
いやぁ、
愚痴です。
やっぱ人間、やさぐれるときもあるもんでね、
だけどね、だからと言ってね、
わざわざ、日記で、やさぐれることはないわけですよ。
いや、おれもそう思うの、書きながら、
そう思うんだけどぉ、
なんだろ、書き出したらね、
いきなり、やさぐれはじめる自分がいたわけですよ奥さん。
これには、おれも書きながら驚いているわけですよ。
して、やってると、なんだか、わりと気分いいわけ。
いやまったくねぇ、
世間さまに向けてね、
昂然と愚痴を言いですよ、
やさぐれるなんて、ざまはねぇ、
甘えですよ。
白昼、お子達にお見せしてよいものじゃない。
コンプライアンスですよ。(ちがうな)
知らんチューのよ。
もうね、言ってる自分がよくわからんわけでね、
そらもう、日本中からお叱りをうけるわけですよ、
叱りゃいいじゃないのよ、だったら。
まぁまぁ、嬉野さん。
ねぇ、なにぶん一人で書いてますから、
自分で止める以外に無く、
みっともないわけですが、
ここはひとつ、お許しをいただきまして。
まもなくお盆ですね。
明日、13日だから、
亡者のみなさんが、お帰りになる日でしたっけね?
もう、お迎えできる態勢の出来てるお宅も、
めっきり減ったんでしょうが、
我が家もそうですしね、
お盆といえども、名ばかりになっていくのですね。
明治時代の始め頃まで、
日本中にうようよいたニホンオオカミも、
明治40年頃には、絶滅したんですよね。
絶滅って、だから、寂しいです。
最後の1頭が捕獲された場所があるそうで、
今でも記念碑が立っているそうです。
日本人の最後の1頭って、
いつ捕獲されちゃうのかなぁって、
なんか思ったらね、
なだか、ふいに寂しい気持ちが湧いてきましたよ奥さん。
よーし。
じゃぁ今日も諸君、がんばれや!
がんばれんでもいいから、なんとかこの一日を乗り切れや!
それでは、各自の持ち場で奮闘すべし!
解散!
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(16:01 嬉野)

嬉野

2010年8月11日(水)
はいはい奥さん嬉野です。
掲示板を久々に更新いたしました。
日記は、サボって昨日のをのっけております
諸君!今日も一日なんとか乗り切っておくれ!
以上。
この前ね、
幕張のワンダーフェスティバルとうフィギュアの祭典へ、
生まれて始めて行きまして。
とにかくまぁ猛暑にもかかわらず、
朝から会場の外は長蛇の列でね。
そして、そのほとんどが男性で。
それを目にしたフィギュア好きの藤やんは言いましたよ。
「結局、フィギュア好きは、男ばっかりなんだよな」と。
もちろん例外もあるのです。
熱心な女性ファンも明らかにいるのです。
しかしそれは全体の割合から見ると、
やはり例外といえる比率でね。
だからやっぱり「フィギュアは男」ということになる。
それを聞いて、私は思いました。
「あ、なるほど。やっぱりそうなんだ」と。
私が高校生の頃に読んだ澁澤龍彦さんの著作にこんなことが書いてありました。
男の子は、ちいさい頃から、自分の股間にある、男の子だけが持つものに興味を持つ、と。
それは、指でいじくっていると、固くなったり膨らんだり、と変化して…。
あぁ奥さん。いえね…。
私は幼児のことを話題にしているわけでね、
なんらいかがわしい話題ではないですよこれ。
言っときますが。
これはもうきわめてアカデミックな話題なわけでね、
なんら御心配にはおよびませんよ。
ということをね、まず言っときますよ。
で、なんでしたっけ?
あぁそうそう。
つまり、いじくってると固くなったり膨らんだりと変化するアレの話しですよ。
いや、アレというと意味深ですが…。
いや、意味深とかそういうのではなくですよ。
これはもうきわめて学術的な…。
まぁいい。
妙に弁解を始めると余計に怪しくなってしまう。
話を進めよう。
いじくっていると固くなったり膨らんだりと変化して、放って置くと、また、ちいさくなって、しぼんでいき。そしてまた、突っついたり握ったりと、していると、デカクなって、固くなって膨らんで、と変化するアレ。
やがて男の子は、その行為とアレの変化の因果関係に気づき、夢中になり、いつか、その興味本位な遊びを繰り返すようになる。
その興味本位な遊びの繰り返しは、やがて、その遊びへの親しみに変わっていく。
それに反して女の子は、箱が好き(バッグやポーチもそうかも知れぬが)。
大切に仕舞うというイメージを実現することのできる箱という入れ物が好きになる。
そこには、いつか自分の子宮の中に、
大切にこどもを宿すのだというイメージが、
幼い頃から、重なっていることを表している、と、
書いてあったような。
もちろん女の子も人形で遊ぶ。
でも、同じ人形で遊ぶにしても、
女の子と男の子では、対象である人形に求めるものが違う。
女の子は、おかあさんが、こどもを育てるように、人形をおんぶしたりだっこしたり、
大切にあつかうことをする。
でも、男の子は、つかんだり、さわったり、ひっぱったりという対象として人形を見る。
だから、手足が可動式のものが好きだったり、いじくって変化させられるものが好きだったりする。
女の子が、たいせつに仕舞うというイメージに惹かれて箱が好きになるように、
男の子は、自分の行為で変化がおきる興味本位の遊びが身についてしまう。
男女という二つの性の違いが、二つの性の好みをここまで変えるのである。
そして、女の子が、入れ物の中に大切に仕舞いこむ行為に熱中するうち、
いつしか女の子は、自分のことも大切に扱って欲しいと願望するようになるのかも知れず。
けれど、男の子は、ただ、変化を楽しむ、興味本位の遊びを繰り返すうちに、対象に対して、大切に扱うというよりは「もてあそぶ」という行為に親しみを覚えてしまう。
対象がなぜそのように変化するのか、と、
相手の気持ちを考える事をしなくなり、
時々に変化していく、その対象の変化だけを、
ただ楽しむということを、男の子は案外平気でする。
その男女が長じて、やがて、巡り会うことになる。
この世に、男と女の二つの性しかない以上、
人生とは、つまり、そういうことであったりする。
ねぇ奥さん。
男女はそれほどに同じではなく、
そしてそこには、それぞれにそれぞれの辿り来たった道があるということで、
それほど長い間の習慣の違いから来る行き違いは、
時に根深かろうなということでございます。
人間というのは、それほどまで、
日常的な繰り返しに、支配される、
ということでございます。
ということでねぇ、
本日も、ためになった人は、ためになり、
響かない人には、まったく響かないという、
あいかわらずのことでございます。
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘されたし!
解散!
いやぁ札幌は暑いの、ものすごく。
まぁ、内地ほどではないけれど。
きっと涼しいだろうなと思って観光に来たお客さんは、
金返せ!と思ってるかもしれましぇん。
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(15:59 嬉野)

嬉野

2010年8月10日(火)
はい奥さん、嬉野です。
この前ね、
幕張のワンダーフェスティバルとうフィギュアの祭典へ、
生まれて始めて行きまして。
とにかくまぁ猛暑にもかかわらず、
朝から会場の外は長蛇の列でね。
そして、そのほとんどが男性で。
それを目にしたフィギュア好きの藤やんは言いましたよ。
「結局、フィギュア好きは、男ばっかりなんだよな」と。
もちろん例外もあるのです。
熱心な女性ファンも明らかにいるのです。
しかしそれは全体の割合から見ると、
やはり例外といえる比率でね。
だからやっぱり「フィギュアは男」ということになる。
それを聞いて、私は思いました。
「あ、なるほど。やっぱりそうなんだ」と。
私が高校生の頃に読んだ澁澤龍彦さんの著作にこんなことが書いてありました。
男の子は、ちいさい頃から、自分の股間にある、男の子だけが持つものに興味を持つ、と。
それは、指でいじくっていると、固くなったり膨らんだり、と変化して…。
あぁ奥さん。いえね…。
私は幼児のことを話題にしているわけでね、
なんらいかがわしい話題ではないですよこれ。
言っときますが。
これはもうきわめてアカデミックな話題なわけでね、
なんら御心配にはおよびませんよ。
ということをね、まず言っときますよ。
で、なんでしたっけ?
あぁそうそう。
つまり、いじくってると固くなったり膨らんだりと変化するアレの話しですよ。
いや、アレというと意味深ですが…。
いや、意味深とかそういうのではなくですよ。
これはもうきわめて学術的な…。
まぁいい。
妙に弁解を始めると余計に怪しくなってしまう。
話を進めよう。
いじくっていると固くなったり膨らんだりと変化して、放って置くと、また、ちいさくなって、しぼんでいき。そしてまた、突っついたり握ったりと、していると、デカクなって、固くなって膨らんで、と変化するアレ。
やがて男の子は、その行為とアレの変化の因果関係に気づき、夢中になり、いつか、その興味本位な遊びを繰り返すようになる。
その興味本位な遊びの繰り返しは、やがて、その遊びへの親しみに変わっていく。
それに反して女の子は、箱が好き(バッグやポーチもそうかも知れぬが)。
大切に仕舞うというイメージを実現することのできる箱という入れ物が好きになる。
そこには、いつか自分の子宮の中に、
大切にこどもを宿すのだというイメージが、
幼い頃から、重なっていることを表している、と、
書いてあったような。
もちろん女の子も人形で遊ぶ。
でも、同じ人形で遊ぶにしても、
女の子と男の子では、対象である人形に求めるものが違う。
女の子は、おかあさんが、こどもを育てるように、人形をおんぶしたりだっこしたり、
大切にあつかうことをする。
でも、男の子は、つかんだり、さわったり、ひっぱったりという対象として人形を見る。
だから、手足が可動式のものが好きだったり、いじくって変化させられるものが好きだったりする。
女の子が、たいせつに仕舞うというイメージに惹かれて箱が好きになるように、
男の子は、自分の行為で変化がおきる興味本位の遊びが身についてしまう。
男女という二つの性の違いが、二つの性の好みをここまで変えるのである。
そして、女の子が、入れ物の中に大切に仕舞いこむ行為に熱中するうち、
いつしか女の子は、自分のことも大切に扱って欲しいと願望するようになるのかも知れず。
けれど、男の子は、ただ、変化を楽しむ、興味本位の遊びを繰り返すうちに、対象に対して、大切に扱うというよりは「もてあそぶ」という行為に親しみを覚えてしまう。
対象がなぜそのように変化するのか、と、
相手の気持ちを考える事をしなくなり、
時々に変化していく、その対象の変化だけを、
ただ楽しむということを、男の子は案外平気でする。
その男女が長じて、やがて、巡り会うことになる。
この世に、男と女の二つの性しかない以上、
人生とは、つまり、そういうことであったりする。
ねぇ奥さん。
男女はそれほどに同じではなく、
そしてそこには、それぞれにそれぞれの辿り来たった道があるということで、
それほど長い間の習慣の違いから来る行き違いは、
時に根深かろうなということでございます。
人間というのは、それほどまで、
日常的な繰り返しに、支配される、
ということでございます。
ということでねぇ、
本日も、ためになった人は、ためになり、
響かない人には、まったく響かないという、
あいかわらずのことでございます。
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘されたし!
解散!
いやぁ札幌は暑いの、ものすごく。
まぁ、内地ほどではないけれど。
きっと涼しいだろうなと思って観光に来たお客さんは、
金返せ!と思ってるかもしれましぇん。
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(13:24 嬉野)