2012年7月16日(月)

嬉野

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2012年7月16日(月)
嬉野です。
先週、九州は想像を絶する大雨でした。
各地で甚大な被害が出たようですね。
木曜日の朝に、いつものように我が家で「ZIP」を見ていたら、
「大分県の竹田市に避難指示が出されました」
「経験したことのない大雨」
なんてことを言うから驚いて、
ぼくは、竹田市で姫だるまを作っておられる後藤さんに、
思わず、
「避難指示が出たんですか?」
と、メールを出してしまいました。
(送信は 7/12 8:05でした)
すると、後藤さんから返信が来ました。
「近所も避難しはじめました。なんとか大丈夫です!」
(着信は 7/12 8:17 でした)
後藤さんからそのメールをもらったあと、
ぼくは思い直しました。
当人が大変な時に、
大丈夫ですか?とメールや電話をしたところで、
そもそも何の助けにもならないわけで、
実際、自分が当事者だったら、
大慌てで避難している時に、
メールや電話をもらったところで、
返事ができるはずもなく、
それを考えれば、
安否を気遣うのは、
あくまでもこちら側の不安を取り除きたいだけの
一方的な心理なのだなと思い返し、
却って「返信しなければ」と相手に思わせるだけ
負担をかけたなと反省しました。
「大丈夫!?」って声をかけるのは、
手を伸ばせばその人に届きそうな立場にいる人のせりふだなと、
なんだか思えて、反省することしきりでありました。
そう思って、
佐賀の実家の身内には安否メールは出しませんでした。
そうしたら日曜日に姉からメールがありました。
「道が川みたいになって怖々車を運転しながら自宅に帰ったら、
車から降りてからが水浸しで、でも、すぐ水は引いたので大丈夫でしたよ」
安否を気遣うのは人情だと思います。
でも、姫だるまの後藤さんは今や一部では有名な方なので、
相当数のメールの問い合わせがあったろうなと思うと、
それらすべてのメールに「無事です。ありがとう!」の返信をするだけでも避難所で丸一日近い時間を費やしたのだろうなと
推察するのですが、
いかがなものでしょうか。
心配しているという気持ちも伝えたいのは人情ですが、
それは事態が落ち着いてからでも遅くはないのだなと、
今回、つくづく思ったのでありました。
とくに親族でない場合はなおさらに。
本日は、嬉野さんの反省会でございました。
それでは諸氏!
本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散!
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(11:47 嬉野)