5月28日月曜日。藤村でございます。

藤村

5月28日月曜日。藤村でございます。
秋に発売されるDVD第18弾「サイコロ6、onちゃんカレンダー、30時間テレビの裏側」の編集をガンガン進めております。今回もテレビでは見られなかったシーンを細かく足して、完全版を作っております。
また、来月から韓国で放送されるバラエティー番組の最終仕上げを東京でしておりまして、このところ留守が多くなっております。再来週は、この番組に出演しているアイドルグループが、いよいよ韓国でデビューするということで、ソウルに行ってまいります。また来週は、新たな「メイド・イン・ジャパン」シリーズのグッズ製作のために九州へ行ってきます。
一方、嬉野先生は、夏に撮影するスペシャルドラマの準備を進めておりまして、こちらも留守がちになっておりまして、たいへん申し訳ございません。
しかしながら、「今は働く時期である」と、ケツメイシの「闘え!サラリーマン」じゃありませんが、「サラリーマンが日本を回しているんだ」と、そういう心づもりでやっていかないといけませんから。
とはいえ、残業しまくりで無我夢中で働いているわけではありません。四十も中盤を過ぎたサラリーマンは、誰しもが「もうね、ラクをしたいですよ」という思考を全面的に押し出してきますからね。
しかしながら、「ラクをする」という手段において、中高年サラリーマンが「後進に道を譲る」的な発想でラクをしようとすると、「部下の仕事に注文を付けるだけ」のイヤな上司になってしまいます。そうではなくて、自ら最前線に出て行ってガンガンやりながら、うま〜く部下の力を利用して、なんとな〜く実労働時間を減らしていって、それでも会社に文句を言われない程度の実績は上げているという、そういうあざとさを身に付けていくのが中高年サラリーマンの理想の姿だと私は思うのです。
というわけでね、気候の良くなった札幌のおいしい空気を吸いながら、午前中はランニング&ウォーキングで体をほぐし、昼からキッチリ8時間だけ仕事をして!さぁ出張で美味いもん食おう!という生活をしております。ADの佐野くん、いつもありがとう!
さて、先月から「オオドオリ大学」という市民に開かれた学校で、先生をやり始めました。「2050年の札幌を考える」という町づくりの講座で、第一回目の授業は、100名近い参加者を集めて、市内中心部にある大通高校という定時制高校の教室を借りて行いました。「それはおもしろそうじゃないですか」ということで、嬉野先生も授業に参加されて、他の生徒に混じって熱っぽい意見を交わしておりました。
嬉野先生いわく「これだけ熱っぽく語ってしまうということは、自分の中に、この町をなんとかしたい!という衝動が隠れていたんだと思い知りました」と。
授業には、札幌市民のみならず、本州からの参加者もおりました。「なんとかしたい」という町づくりの思いは、数多くの人が持っているんです。しかしながら、その思いはなかなかカタチにならない。カタチにしたいと思えば、大きなイベントを開くとか、B級グルメ的な名物を作り出すということで町を盛り上げようとする。それはやっぱり即効性があるし、アピール度も高い。町が一気に活気づいたような気がする。それも大事なことではあります。
でも、今回私がやろうとしている講座は、「2050年」という30年以上も先の「町のあるべき姿を考える」というものです。即効性やアピール度ではなく、「将来に残すもの」「つなげていくもの」を考えて、「じゃあ今、何から始めればよいのか」を実践していこうという趣旨です。目先のことではなく、「この町の思想のようなものを考えていこう」という。「外向き」ではなく、「ここに住んでいる人たちに向けて」の。
おとつい土曜日に開かれた第二回目の授業は、市内の文房具店にあるフリースペースを借りて行いました。今回からは、10名ほどの少人数のゼミ形式で、じっくり語り合いながら「札幌の思想のようなもの」を考えていきます。とても個性的なメンバーが集まりました。これから一年間、月一回の3時間授業で、どんな思想が生まれ、それをどう実践につなげていくのか、それはもう、とてもとても楽しみです。
札幌が、日本の中でも、いや世界の中でも、ちょっと変わってるけど住みやすい都市になればなぁと思っております。
いやぁー札幌はほんと、気持ちのいい季節です。
【「どうでしょう祭」に関するお知らせです】
みなさまには、「今年、祭りを開催します」と申し上げておりましたが、少し、延期することにいたしました。
今年の秋、3日間に渡って祭りを開催する予定で、様々な準備を進めておりましたが、ミスターさんのスケジュールがどうしても合わず、3日間のうち、1日しか参加できないという事態になったためです。
「じゃあ、しょうがないね、ミスターは1日だけの参加だね」と申し上げましたところ、「いやいや、朝から晩まで全部参加します」とおっしゃいまして。「いやでもね、各方面と準備を進めてるし、みんなにも今年やるって言っちゃったし、これを変更するのはちょっと大変なことだよ」と重ねて申し上げたところ、「それでも、すいませんが変更してください」と。「マジで?」「マジです」と。
「むかしのことだけど、『四国R−14』のときも、『水曜天幕團』のときも、オレは参加できなくて寂しかったんです」と。
「オレはもう全部出たいんです」と。
「4人いっしょに出たいんです」と。
そういうわけで、今年の秋の開催を延期いたします。秋を逃すと北海道は長い冬に入りまして、屋外での祭り開催は困難となります。しかしながら、7年前と同じく、屋外の広い場所で、数多くの人たちと集いたいと思っておりますので、祭りの開催は、来年、雪が解けてから、ということになります。
最近、ミスターさんとよく飲んでいます。飲みながら、いろんなことを話しております。祭りのこと、次の新作のこと、そして、これからのどうでしょうの、まだまだ長い道のりのこと。
ミスターさんと、嬉野先生と、私の3人で、いろいろ話しております。
先日、酔っぱらった勢いで、もうひとりの男に、3人の赤ら顔のおっさんの写真を送りつけました。
翌朝、その男から返信がありました。
凄い3ショットだ
どんな話をしてたんだろう・・・ちょっと怖い(笑)
でも、なんだか嬉しい3ショットですな
段取りが悪くて、各方面に多大なご迷惑をおかけいたしますが、水曜どうでしょう首脳陣一同、祭り開催の折りには、老体にむち打って、盛り上げる所存に御座います。
どうか、どうか、今しばらくお待ち下さい!
水曜どうでしょうは、今一度、がっちりとスクラムを組み、常に初陣の気持ちで、みなさまにお会いしたいと思っております。
7年前の「どうでしょう祭」で記念に植えた「祭り桜」は、そぼふる雨の中、今、満開の花を咲かせております。
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(13:56 藤村)