2011年7月27日(水)

嬉野

2011年7月27日(水)
嬉野です。
私の年上の友人でありますクジラさんが、
今年の五月に、八丈島に引っ越していきました。
越した理由には、大人の事情もあったのでね
クジラさんも八丈へ越して行くにあたっては、
なにやら淋しかったであろうかとも、思うのです。
クジラさんは、
へたうまなイラストを描く人で、
札幌のあちこちに、
イラストや、立体造形やと、
妙に惹かれる作品を残しております。
HTBでは、絵本を描いてくれました。
それに、少し昔のことになりますが、
「桜ムーン」というカフェも、
札幌でやっていたそうです。
確かに札幌育ちの30代の男女に聞けば、
「桜ムーン?知ってる知ってる」と、みんな答えるのです。
彼ら彼女らが、10代の頃の伝説のカフェだったそうです。
「桜ムーン」の内装は、
全部クジラさん自身の手になるものだったそうで、
確かにクジラさん、美学の人ですから、
内装もセンス高かったんでしょうね。
なんだか、斬新なデザイン性があったそうです。
それに、クジラさんは料理人でもありますから、
料理の美味さに惹かれたお客も多かったようです。
それでも、クジラさんは、
62歳になる身で、
この五月、
老犬チャチャを連れて、
住み慣れた札幌から、
八丈島に越していきました。
で、今はね、
その八丈島で、
夏ばてなのだそうですよ。
だったらね、その夏ばての状態でも構わないので、
それに、越したばかりで、どうせ暇なんでしょうから、
あの、妙に惹かれる、
クジラさんのイラストを、
八丈島から描き送ってもらうことにしたのです。
そして、
その送ってもらったイラストを、
ここで、みなさんに眺めていただこうと思っています。
八月から始めますので、
出勤前や、疲れ果てて帰宅した夜にでも、
じーっと、眺めてくださいね。
なんか…来るものがある、と、踏んでいますのでね。
あのオジサンが描くイラストからは、
なんか成分不明のものが醸されますのです。
じーっと、眺めてみてください。
8月1日のね、
月曜日から始めますよ。
更新は、
毎週、月曜日と木曜日に行います。
だから週に2回、
クジラさんの新作イラストを、
1枚ずつ、更新していきます。
八丈島で今日も生きる、
哀愁のクジラおじさんから届く、
心の便りだと思し召して、
ひとりで、じーっと…、
眺めていただければ、と思います。
あ、パソコンからしか眺められませんの。
お近くの、パソコン画面で眺めてくださいね。
八月になったら、ここにイラストへの入り口を作ります。
そこからお入りになってご覧ください。
どうぞよろしく。
それでは本日も、どーぞ、各自の持ち場でお気張りください。
それでは、一時解散します。
また明日。
【藤村先生の日記メモリアルのコーナー】
7月20日水曜日。藤村でございます。
現在、嬉野先生と出張中でありますが、遠隔操作でお伝えいたします。
DVD第16弾は昨日、副音声の収録を無事終えまして、いよいよ完成が近づいております。
今回は、豊潤な年と言われた99年モノの中でも特に人気の高い「原付東日本」「シェフ大泉夏野菜スペシャル」という贅沢すぎる2本立て。DVDは、これまで目にしたことのない未公開シーンをたっぷり盛り込んでの完全版。さらには、今回の予約特典が「どうでしょう農園開墾予定地」の看板を見事に再現したストラップ付きフィギュアとありまして、これまでのペースをはるかに上回る予約が急激に入っております。予約受付枚数には限りがございますので、早めのご予約を。
そして本日は、10月5日のDVD発売と同時に、全国のローソン店頭で発売される「水曜どうでしょうフィギュア其の3」の詳細発表でございます。
過去2回発売されたこのフィギュアシリーズは、残念ながらすぐに売り切れたり、店舗によっては入荷されていなかったり、逆にあまっていたりと、なかなか思うようにみなさまの手に届かなかった部分もありますが、我々の思い描く理想像はあくまで、DVDを受け取りにいったローソンの店頭で、駄菓子屋のクジ引きのように、中身のわからないフィギュアを2つ3つ買って、この日ばかりはどうでしょう気分にどっぷりつかり、まずはフィギュアの箱を開けて「あははは!なにこれ」と笑い、「じゃじゃじゃじゃじゃあじゃあ!観ますかぁ」なんつってDVDをゆっくり観る、という楽しみをもっていただくことであります。
そのためにもなんとか、店頭での販売を続けられるように、と強く願っております。
あのー、ですから、「みんなが買えるように」なんつって、遠慮して1つしか買わないとか、そんなことしたらダメです。店頭にあるフィギュアが魅力的であれば、買ってください。こちらとしては、「買っても損なし!」と自信をもって言える、ちゃんと手間をかけたフィギュアを作っております。従って、本当にこれ、びっくりするほど利益は出ません。でもいいんです。だって、たくさん利益が出たところで、私と嬉野先生には何も入ってはこないですから。売上高のかさが大きくて、ギリギリ赤字にはならず、1円でもプラスが出ればそれでいいんです。こんなアバウトな条件でモノが作れるのが、サラリーマン・クリエイターの強みです。
では!今回のフィギュアのラインナップを発表いたします。
まずは、「シェフ大泉夏野菜」にちなみまして、備前焼となった「藤村」と「on」の超精巧なフィギュア。
そして、画面の中でイラストとして登場した筋肉隆々の「マッチョなonちゃん」を、なんとフィギュア化!
「原付東日本」からは、高崎のだるまを積んだ、大泉さんのカブの荷台のフィギュア。
そして、「アラスカ」から、あの「ドーム型」にふくれあがったパスタを見事に再現したフィギュア。
最後は、「原付西日本」から、宮崎の風光明媚な海岸で、なまはげがパンツを洗う姿を見事に再現した「鬼の洗濯」。
以上の5種類、プラス、シークレット・フィギュアもございます。
こちらの実物は、24日に開かれるフィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル」で初公開されます。行かれる方はぜひ「ユニオンクリエイティブさん」のブースに足をお運び下さい。
ということで現在、東京から、台風接近のまっただ中を、西に向かう新幹線の中からお送りいたしました。まもなく名古屋に到着ですー。
(13:17 嬉野)