10月7日木曜日。藤村でございます。
10月7日木曜日。藤村でございます。
昨日から札幌でミスターさん作、演出の舞台「CUT」が始まりました。
ミスターさんと出会った15年前、あの方は「オーパーツ」という劇団を主宰しておりまして、当時は、毎日夕方になるとラジオの生放送をやり、週末になれば我々と一緒にテレビをやり、その後は映画をやり、大泉さんらが所属する事務所の社長をやり・・・と、まぁいろんなことをやってきた人です。
それが今回、初心にかえってまた舞台を今一度やってみたいと、自分の意志で「オーパーツ」を改めて立ち上げました。
あの人は、常に「もがいてきた」人です。今もずいぶんもがいているでしょう。
私も、ミスターが久しぶりに舞台に立つ姿を今週末観に行きたいと思っております。
札幌での公演は10日までです。
さて、同じく昨日から札幌では「SAPPOROショートフェスト(札幌国際短編映画祭)」が始まりました。
市内の映画館や、ホワイトロックという大通公園に建てた白いドームテントで、世界中から集まった短編映画を上映するという映画祭であります。数分のものから40分程度のものまで、ドラマあり、コメディーあり、アニメーションあり、有名なフィルムメーカーのものから個人の作品まで、千差万別の短編映像が、たった1000円で観られるという破格な映像祭であります。
10日の日曜日には、全作品の中からグランプリが選ばれるアワードセレモニーがありますが、私もそこに別の目的で参加いたします。
経済産業省が推進するクリエイターの人材育成を目的とした「コフェスタPAO」というプロジェクトがございまして、その一環として今回、この短編映画祭に出品した日本人監督の中から3人を選び、制作費を提供して新たな短編映像を作るチャンスを与えるというもので、その3人(3作品)を私が選ぶことになりまして・・・その発表が10日夜7時半からのセレモニーで同時に行われます。一般入場も有り(1000円ワンドリンク付き)ですので、時間のある方は来ていただければと。
尚、今回選ばれた3人が制作する短編映像は、来年3月に東京・六本木ミッドタウンで行われる「コフェスタPAO」の公式イベントで上映されることとなっております。昨年のコフェスタのイベントでは「藤村忠寿大集会」と題しまして浅草公会堂で嬉野先生と3時間のトークをやりましたが、今年は3人の監督の映像制作を通して新たなクリエイターの育成に目を向ける、ということになろうかと。映像の世界に興味のある方は是非。詳しくは「コフェスタPAO」の公式サイトへ。
ミスターさんの芝居を観に札幌へいらっしゃった方も、せっかくですので短編映画祭もちらりとご覧になっていけばいかがでしょうかと。
さて私は、どうでしょう新作の編集をいったん嬉野先生にまかせて、次のDVD第15弾「アメリカ横断」の編集に入っております。新作もおもしろいけど、アメリカ横断もおもしろい。忙しいけど、やってこうやってこう。
(19:34 藤村)