10月24日火曜日。藤村。本日は早めの更新でございます。

藤村

10月24日火曜日。藤村。本日は早めの更新でございます。
出社いたしましたら駐車場に技術スタッフが集結しておりまして「なにごとか」と思いきや、本日、札幌ドームで日本シリーズの中継があるんですね。
番組制作自体はテレビ朝日さんが行いますので、HTBは基本的に応援スタッフの派遣ということですが、それにしても「日本シリーズの中継をやる」なんてことは、ほんの数年前までは考えられなかったことであります。
3年前、日ハムが北海道に来るまでは、ウチに「スポーツ部」ってのは存在しませんでね、制作部の中に「スポーツ班」ってのがありました。「どうでしょう班」と同じ扱いの「スポーツ班」ですよ。たまにプロ野球中継があると、だから「スポーツ班」は慌てましてね、バラエティー一辺倒の「どうでしょう班」からも「ドラバラ班」からもディレクターを借り出して中継をやっておりました。わたくしもスローVTR担当で、プロ野球中継、やったことがあります。
投球フォームをスローで出す。プレステの「電車でGO」のコントローラーみたいなね、レバーがありまして、それをぐっと握りしめて手作業でスピードを調節しながら出すんです。
最初は球の握り方がわかるぐらいにゆっくりと。投げたら少しスピードを速めて、最後はピッチャーのいい表情でビタっと止めるみたいなね。一発本番ですからね、失敗したらそのままテレビに出ちゃう。緊張感のある作業でしたね。
それが今や制作部よりも多いんじゃねぇか?っちゅうぐらいの立派な「スポーツ部」が出来ましたよ。もう四十過ぎのおっさんが、緊張しながら電車でGOすることもないですね。
さて、1勝1敗で名古屋から札幌へと舞台を移した日本シリーズ第3戦。
北海道日本ハムと中日。
「名古屋出身の藤村さんはどっちを応援するんですか?」
シリーズ前は、「どっちだろう?まぁどっちが勝ってもうれしいから」、そう思っておりました。
ところが、実際にシリーズが開幕し、初めて中継を見た瞬間に、「自分が応援するのはどっちか?」、ハッキリと出ましたね。
テレビをつけた時に、中日が勝ってましてね。
「おっ、勝ってる」
思わずそう言いました。
日ハムを応援するつもりなら
「あ、負けてる」
そう言うはずです。
私、断然「中日」でした。
故郷は捨てられないんですね。
生まれて初めて「サイン」というものをもらったのは、中日の高木守道選手でした。やさしいおじさんでした。
生まれて初めて「これ買って」と言った服は、ドラゴンズのTシャツでした。友達がみんな着てました。
そういう子供時代の思い出は、絶対的に残り続ける。
カミさんと子供たちは、札幌ドームでのリーグ最終戦、森崎博之が世紀の大暴投始球式を行った試合を観に行きましてね、「1位通過決定!」の大コーフンを現場で味わって以来、キッチリ「日ハムファン」になりました。新庄だけじゃなく、小笠原もセギノールもマイケルも、みんな名前を覚えた。
北海道の子供たちもほぼ全員、この日本シリーズ進出で日ハムファンになったでしょう。これはもうたぶん生涯変わらない。
北海道にも楽しみが増えましたな。
でもね、一気に楽しみが増えちゃっちゃぁ、それはそれで飽きてしまう。ダメ阪神をご覧なさい。負け続けた末にたまに勝つから愛された。ダメダメ巨人をご覧なさい。昔強かったのに、めっきり弱くなって飽きられた。だからね、日ハムは今年はもうこれで充分。日本一にならなくてもいいですよ。ってか、なるな。いいか、こっちゃぁ50年以上も日本一になってねぇんだ!「巨人と阪神に勝ちゃそれでええんだわ」っていう名古屋根性をいいかげん捨てんとかんのだ!歴史を変えてかんとかんのだ!移転3年目ごときで日本一になられてたまるか!
・・・というわけで、北海道の皆様、応援、おてやわらかに。
ではまた明日!
(15:12 藤村)