10月3日火曜日。

藤村

10月3日火曜日。
札幌に戻ってまいりました藤村でございます。
まずは「渋谷パルコ小祭」情報。
平日に入りまして「少しは混雑が緩和されるか」と思われましたが、昨日月曜日も午後3時半の段階で「入場打ち止め」となり、本日も間もなく「打ち止め」となる模様でございます。
1日あたり会場に入場できる人数は、「およそ2000人」。
本日は10時開場の段階で「750人ほど」が並んでおられたそうであります。つまり、1日の総入場者数の「1/3」が、「すでに開場前に並んでいる」という状況。日曜日は「1500人が並んでいた」ということですから、もう半分以上の方が会場前から押しかけているという状況であります。
現場では行列の状況を見て、整理券を配り、「ここから後ろの方は、○時に改めて会場にお越し下さい」と、行列を解消する作業をしております。
しかしいずれにしても、3時間から4時間程度の待ち時間ができてしまう状況であります。
続いてグッズ販売状況。
会場ですでに完売してしまったもの、
新「藤やん犬根付」、新「トリオザタイツストラップ」、新「カッティングシート」。
DVD1、6、7、DVD天幕團、写真集2、木札ストラップ、カブマウスパッド、ネックストラップ、天幕團パンフなど。
10周年記念Tシャツ、パーカー、タオル、ジッポなどはまだ在庫あり。
また、DVD1,6,7弾に関しては、5日木曜日に再入荷の予定(天幕團は完売)。
以上であります。
さて。
わたくし、先週金曜と土曜の2日間、会場入口にて「誘導係」をしておりました。開場直後こそ混乱を避けるため、握手や一緒に写真撮影をすることを遠慮願っておりましたが、4時間近くも並んでいた方々に「それはどうだろう」と思い直しまして、極力、行列が止まっている間は握手も写真も「お好きなだけどうぞ」ということにいたしました。
会場内での写真撮影も、当初は全面禁止にしようかと思っておりましたが、四宮Pの「なるべく禁止事項は作りたくない」という意向のもと、「各自、立ち止まらずに」ということを条件にOKといたしました。
ただ、そうは言ってもお客さんが撮影をすることによって、やはり混雑はひどくなり、そうなると早い段階で入場を断らなければならない。それで昨日あたりは「撮影禁止」の措置を取らざるをえなくなったようであります。
「せっかく並んでもらったんだから写真ぐらい撮ってもらいたい」
「せっかく来てもらったんだからなるべく多くの方に見てもらいたい」
両者は、相容れないのであります。上手い解決策はない。
「ならば、もっと広い所でやればよかったではないか」
「狭いからこういうことになる」
そう言う方も数多くいらっしゃいました。
しかしながら、「それはできません」。
昨年の「大祭」のようなことを毎回やる力は、我々には「ない」のであります。せいぜい「小祭」。展示物の搬入からしてディレクターがやるような、ローカル局の小さな催事なのであります。
でもその「ローカル局の催事」の域を、すでに超えてしまっているのは重々承知。東京のド真ん中、渋谷パルコの方々でさえ「経験したことのない事態」に混乱しているのであります。整理券を配っても、どれぐらいの時間に何人来てもらえばいいのか、なかなか予想が出来ない。
ですから、解決策はただひとつ。
「みなさん、我慢して下さい」。
「子供をお連れの方は、今回は無理をせず退却して下さい」。
来週月曜日。
「水曜どうでしょう」の放送が北海道でひっそりと始まった日から、ちょうど10年となります。
その時から、スタッフの数は変わっておりません。グッズ担当の石坂店長が増えたぐらい。あとはなんにも変わってない。そして、変えるつもりもない。
だから私は、声を大にして言うのであります。
「すまんが我慢してくれ。おれらにはこれぐらいしかできんのだ」。
日曜日。
東京から新幹線でひとり盛岡に行きました。
岩手の地デジスタートのイベントに呼ばれたのであります。
そのさなか、数多くの岩手県民の前でわたくし、「くそ田舎」と呼ばわってしまいました。
「もっと岩手の良さをアピールしたい!」というイベントで、「岩手はアピールする必要なし」と言ってしまいました。
だって・・・田舎には、田舎のやり方があるのです。
盛岡は、こじんまりとしていい街でした。
そこに住まう人々も、いい人達でした。
岩手のお話、たっぷりありますが、それはまた改めて。
ということで本日の日記これまで。
追伸。
渋谷には、またお邪魔します。
ビシビシ誘導するぞ!
【水曜どうでしょうEXPO渋谷パルコ小祭(こまつり)開催!】
日時:9月29日(金)?10月9日(月・祝)の11日間
場所:東京・渋谷「パルコPART3パルコ・ミュージアム」
(17:00 藤村)