2006年5月5日金曜日
こどもの日ですね、今日は。
嬉野であります。
連休の中日でありますね。
ちょいと、し残した仕事がありましたので本日出てまいりましたので、ついでと思いましてね、書いております。
さて、連休前の2日の晩にね、わたしゃ随分と長々とした読みづらい日記を書き残して帰りましたが、
「なんでこんな夜更けにどうでしょうの日記でこんな読みづらいクソ長い文章を読まなきゃいけないのよ!」とね、みなさん困惑されながらも、それでも多くの方が眠い目をこすりながらね、なかばうとうとしながら、「それでも最後まで読んだわよ!」というね、付き合いの良さを見せていただきましたようで、その「出された物はとりあえず美味い不味いに係わらず全部食べるわよ!」という心意気の熱さに、わたくし人として大変励まされたのでございますよ。
いやぁー、みなさんの付き合いの良さには、ほとほと感服いたしましたる次第!みなさんたら、心のありようが豪傑よね。
まぁ、私もね、気をつけようとは思っておりますよ。
もう少し私の中でこなれてから書きますよ。
そんでね、あんまし長いのは携帯では開けないらしいね。
日記見ようと思って携帯出したけどね、「データ量がデカ過ぎて開けません」って出てきてね、それ見て「あぁ今日は嬉野さんか…」と思いましたって書いてる方がおられましてね(笑)、いやまったく御恥ずかしいしだい。
でもね、まぁ病気なのよ。
思いついたら言いたくなると言うね。
はた迷惑な病気持ちなので、たまに発病しますが、間違ったことは言ってないはずなのでね、少しでも面白く読めますように自分の中でこなれてから書くようにいたしますですよ。
余計ついでで最後に里帰りのご報告をひとつ。
故郷の母も今年77歳になりまして。
今年の初めに、よせばいいのに母は重いものを持ったようで、圧迫骨折とやらをやりまして、随分長い間痛い思いをしていたそうで、背中も曲がり体もますます思うように動かなくなっていくようです。
それでもね、母は勉めて歩こうと頑張っているようでした。
帰省する前に電話で話した時の声もいつになく疲れた声だったので心配して帰りましたが、実家へ着くと、二日二晩、母は随分遅くまでぼくと話をしてくれました。
その母の話を聞きながら、ぼくは思ったのです。
父が亡くなって四年、ひょっとすると母は今が一番明るいのではないだろうかと。
死んでしまった父も還らず、体も徐々に動かなくなる中で、母が、どうして明るさを取り戻しているのか、結局ぼくには最後までわかりませんでしたがね。
ただひとつ、母からうぐいすの話を聞いたのです。
実家と塀ひとつ隔てたお隣は古い武家屋敷でございましてね。
しかしながら、そこのたった一人の主人であったおばあさんが十年ほど前に亡くなると、その古風な御屋敷も壁が崩れ屋根が落ち、朽ち果てるままに朽ち果てて、今では庭木が一面ジャングルのように茂って人も立ち入れない有様になっております。
いつの頃からか、毎年春になると、そこに一羽のウグイスが訪れるのだそうです。
そうしてホーホケキョと、あの明るく長閑な声で鳴くのだそうです。
どうやら母は、春と共に訪れるそのウグイスを心待ちにしているようなのです。まるで自分のたった一人の肉親の帰りを待つように。
ところがそのウグイスが、今年は春の訪れと共には現れなかった。母は、毎日毎日ウグイスの鳴く音を心待ちにして日を送るけれどいっこうにウグイスの気配が無い。
そうするうち、例年より三週間も遅いある日、お隣から、あたり前のように鳴くウグイスの声が聞こえたそうなのです。
その時のことを嬉しそうに話す母の表情の明るさを見て、御恥ずかしい話ですが、なんだかぼくは、胸がいっぱいになったのですよ。
自然ってやっぱり懐が深いんだろうね。
老いさきは、年々短くなるばかり、体は年々不自由になるばかり、そんな境遇にあっても、それでも自然は、人間に喜びをもたらすチャンネルを開いてくれるんだね。
そして、いつまでも寄り添っていてくれる。
そんなことを母は、思ったのではないだろうかと、ふと得心がいったんですよ、奥さん。違うのかなぁ…。
いやぁ、いかんね。
また長くなってるよ。
終ろう終ろう。
それでは奥さんのみなさん!とみなさん!
また連休明けも、おいでくださいませね。
藤村、嬉野、ともにお待ち申しておりますのでね。
どうぞお休み中に事故などありませぬように。
それではまた来週!
【いよいよ宮城仙台で!どうでしょうさん出店!】
場所は仙台さくら野百貨店さんで!
5月10日(水)から16日(火)まで!
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●新潟NT21さん→5月25日から7月13日まで。
その後は「どうでしょうクラシック」が新たにスタート!
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まずは「ジャングルリベンジ全7話」それに続いて「2005年新作」の放送が決定!
●CTC千葉テレビさん→5月1日?6月19日まで毎週月曜24:25?
●EAT愛媛朝日さん→4月26日から放送。6/21からは「クラシック」がスタート!
(15:07 嬉野)
2006年5月5日金曜日
2006年5月2日火曜日
2006年5月2日火曜日
いやぁ、今日は札幌も暖かだった!
パソコンの方はね、トップのイラストが5月仕様に模様替えになっておりますからね、お楽しみくださいね。
えー、嬉野であります。
みなさんお元気?
そーでもない。
「まぁ、それなり」
あぁ、なるほどね。
さて、先週の里帰りの時にね、昨日も日記に書きましたけど、私、新潟までフェリーに乗りましたわけですよ。
その船内でねぇ、山田洋二監督の「秘剣・鬼の爪」なる映画を観ましたね。まぁビデオ画像でしたから恐ろしいほどボケた映像でしたが引き込まれましてね、大変楽しく見ましたね。
観ながらね、なんか泣けてきたわけですよ。
あ!奥さん。
「このおっさん、とにかくすぐに泣きやがるなぁ」とか思いながら読んだね?今?
あぁ違う?
「それはあんたの猜疑心が強すぎるだけ」
あぁなるほど。
「それこそが老化の現われ」
うーむ確かに。そう言われてみればね、ごもっとも!
でね、なんで泣けてきたのかと言いますとね、
ちょっと聞きなさいよ奥さん。
「あぁ、人間って矛盾した生き物なんだぁ」と、
その映画を観ながらつくづくと思い知ったからなのかしらねと思ったからでありますよ。
人間は矛盾してるんだね。奥さん。
いやぁ、今日はちょっと話が長くなりそうだなぁ。
最後まで読んでくれる人いるべかなぁ。
寒い戸外にいてね、その人は寒さに震えている。
ね、そう言いながらも、もう「たとえ話」の世界に入っております。実に話の進行が唐突です。スピーディーというのとは違う、いきなりな展開。
でね、確かに彼は凍えてね、寒さに耐えられず暖かな空気に恋焦がれているわけ。
歯の根が合わないくらいガクガクに震えて病気になりそうになりながら、自分の体を温めてくれる暖かな空気に焦がれている。
もう寒くて死にそうだ。
その時の彼はね、暖かい場所を本気で求めている。当然だよね。
だって死んじゃうほど寒いんだもの。
やがて長い時間を経た後、とうとうその人は寒い風を避けるために囲いを作ることを思いつき、冷たい雪を遮るために屋根をつくることを思いつく。
そしてその中で空気を暖めるために植物や鉱物を燃やせば暖をとれることを思いつく。
やがて気の遠くなるような時間が経過した頃、その男の思い付きが実現して寒い荒野に家が建つ。そこからまた気の遠くなるような時間が経ち、その時間の中で考えられた多くの創意工夫が徐々に実を結び、掘っ立て小屋だったその家は、隙間風を完全に塞ぎ、様々な素材の発明で驚異的に断熱効果を上げ、いまや室内は効率良く容易に暖まるようになり、いつか彼は、その中でなら裸でいてもひとつも寒さを感じないというほど快適な空間を手に入れてしまう。
まぁその時の彼はね、かつて戸外で「このままこの場所に立っていては死ぬかも知れない」と震えていた人物では、もうないのかもしれない。
そこまでたどりつくのに想像も出来ない膨大な時間が費やされたと仮定すればね。
こうして「からだを暖めるという行為」は、その家に横たわる膨大な時間の中でその家の子々孫々の住人にとって是非物の「善なる」行為として信じ続けられる。
「からだを暖めるという行為」は、その家の長い歴史の中では、「快適な空間をもたらす」理屈ぬきに良い行為だったから、暖め続けることが最終的にどういう結果を招くかなどに住人の感心がおよぶこともなく「暖める」という行為をそのうち誰も疑わなくなる。
この家の住人は、やがてそういう日を迎えるのかもしれない。
奥さん、寝てない?
もうちょっと聞きなさいよ。
そのうち終るから。
でね、そんな日が来ればね、もはやその家の住人は「からだ」を「暖める」という当初の目的すら意識しないほど盲目的になってね、ただ「暖める」という行為だけを目的に掲げて、彼らは彼らの部屋を「暖め続ける」のかもしれないのよ奥さん!
そうして彼らの家は暖かくなり続けるのかもしれない。
時代が変わり、状況が変わり、克服しなければならない障害を取り除いた後も、「暖める」という行為だけが続けられるのであればね、その家の未来も、その家の住人の未来も容易に推測することができるよね。
そんな家には住めるはずが無い。
暑過ぎるから。
ね。
暖めなければ死んでしまう。だから死なないために自分のからだを暖める。だから暖めるという行為は「人に幸せをもたらす」行為なのだ!とね。
そう言い切れるならば、永遠に人間に矛盾は無い。
そうであれば、暖炉に薪をくべ続けることで、人は幸せに向かって邁進して行くことができる。
「暖炉に薪をくべ続けろ!」
この遺言だけを守って、その家の人間は加速度的に幸福になっていける。
けど、そうはいかない。
そんな家に人は住めないよ。
まぁね。
確かに私は山田洋二監督の「秘剣・鬼の爪」を新潟へ行くフェリーの船内で観たわけですよ。
そんで感動して泣いたんですよ。
でもね、その映画にはね、下級武士や農民やら、抑圧され続ける人がたくさん出てくる。
ぼくらは、誰にも抑圧などされたくない。
昔々ね、社会に当然のこととしてあったその抑圧を跳ね返し、取り除き、自由になり、金持ちになり、その結果たどりついたのが現代社会なのであればね、ぼくらは間違いなく幸福であり、この幸福な社会はこのまま未来永劫繁栄を続けるはずなのよね、奥さん。
どんどん自由になってさ。お金持ちになってさ。
でも、ぼくは。
山田洋二さんの映画を観ながら。
その物語に登場してくる江戸時代の人間たちの抑圧されたありようを見てね、泣いてしまったわけです。
彼らとは比べるべくもなく幸福な現代を生きる自分から見ればね、あの映画に登場する抑圧された人々は不幸以外のなにものでもない人生を送っているはずですよね。
でもね、あの映画を観ながらさ、泣けてきたのはね、「可哀相だなぁ」という想いなどでは無かったよ。
人としてね、どこか、うらやましく思ったからなのよ。
昔ね、「ユートピア」という言葉の本当の意味を聞いたことがありました。
ぼくはね、「ユートピア」というのは、理想郷という意味なのかと、ずっと思っていたのです。
でもね、「ユートピア」という言葉の本当の意味はね、「どこにも無い場所」という意味だそうですね。
作家は、「ユートピア」という名の「理想郷」をイメージの中で作り上げる。
そこでは誰もが快適に幸せに生きている。
読者であるぼくらは、そんな社会がいつか実現するんだろうなぁと思いながら生きていく。
でもある日ね、その「ユートピア」という名前の本当の意味を調べてみるとね、
「どこにも無い場所」と、書かれている。
「理想郷」というものを、結局、人間は作り上げることが出来ないんじゃないですか?
そういう不安な思いを込めてね、昔「ユートピア小説」が、書かれたのでしょうねぇ。
暖炉に薪をくべるのをもう止めてさ、窓を明けてね、冷たいけど家の中に風を入れる。
庫内の温度を下げることをすれば、家の中は、また快適な温度になるはずです。
そんなことはね、理屈では、きっとほとんど全ての人が理解しているはずよね。
「いまさら、おめぇに言われるほどのことではない」と思うよね。
でもね、薪を捨てて、窓を明けて、ひとつひとつ身にまとった防寒衣を脱ぐ。
つまり、これまでと反対の方向へ向かって、死ぬほど寒いという地平へ向けてね、少しずつ、少しずつ、部屋を寒くしていく。
これまで誰もやったことのない行為を、つまり部屋を「冷やす」という行為をね、社会全体でやるということはね、たぶん容易なことではないのかもしれないね、奥さんね。
でもきっと、その行為のひとうてぃとつは、気持ち良いことなのかもしれないよ。
そういうことを始められればなぁと、わたしゃ、フェリーの船内で、山田洋二さんの「秘剣・鬼の爪」という映画を見ながら無責任に思いましたよ奥さん、と言うね、まわりくどい話を、ここに書いちゃったというわけですよ。
うーむ。
また書いてしまったなぁ、面倒臭いことを。
まぁ、結論から言えばね、山田洋二さんは、やっぱり偉大だというね、ことですよ。
ねぇ奥さん。おおめに見なさいよ。
反省はしているのよ。
でもねぇ、思いついたことは書いちゃうのよ。止められないのよ。
勘弁しなさいよ。
暇つぶしにはなったでしょう?
そーでもない?
あぁ…。
じゃまた。連休明けたらお会いしましょう!
また元気な顔でここに来んのよー!
元気じゃなくても良いからさぁー!
とにかくお出でなさいねぇー!
そうそう、そして連休明けたらいよいよ仙台で物産展じゃないですか!
仙台のみなさま!宜しくお願いいたしますよぉー!
長い御付き合いでございますねぇー!
おまたせしました!すぐまいりますよぉー!
それでは皆様、また来週!
達者でいるのよー!
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【2005年新作(全八夜)放送決定】
●新潟NT21さん→5月25日から7月13日まで。
その後は「どうでしょうクラシック」が新たにスタート!
●ABN長野朝日放送さん→5月23日から毎週火曜24:45?
まずは「ジャングルリベンジ全7話」それに続いて「2005年新作」の放送が決定!
●CTC千葉テレビさん→5月1日?6月19日まで毎週月曜24:25?
●EAT愛媛朝日さん→4月26日から放送。6/21からは「クラシック」がスタート!
(19:38 嬉野)
2006年5月1日(月)
2006年5月1日(月)
みなさん、ごぶさたいたしておりました。
嬉野であります。
私、一週間ばかり生まれ故郷の九州に里帰りしておりましたよ。
でね、藤村先生におかれましてはですね、その間ここを独りで死守されましてね、日夜、連投に継ぐ連投で頑張られまして「まぁさぞや大変でしたでしょうね藤村さん」などというね、印象をですよ、多くの方がさ、先週あたり藤村先生がお書きになった日記の文面からね、お受けになったようにも思いますがね。
まぁなんでしょうね、そんなこともないんですよ奥さん。
だってね奥さん!昔の日記をひも解きましたらですよ、あの方けっこう連投される方なんですよ。
でもそういう時なんかはね当然書くことがあるわけ。
だからそんな時はさぁ、もう文面が書こうという気迫で泡立つちゃって泡立っちゃって、もうもうもう瘴気(しょうき)ぷんぷんなわけですよ。
あぁいう時のあの方の文章は間違えたって他人に大変だなんてひとっつも思わせませんね。
まぁだからね、言ってみれば藤村先生、先週は途中で書くことが思いつかんかった、というわけでね。
書くことがある時にはね「この場は誰にも渡さん!」みたいな気迫で二週間でも三週間でもバカみたいに書いてる人ですよ、あの先生はね。
でまぁそんな先生のね、書くことが無い時の要員がオレだよ。
言ってみればさ。
「あ、嬉野くん。きみ今日当番だから。きみやって…」
みたいなね。
でまぁね、先週は、お気の毒なことに先生の頭の中に書くこと無い時にオレがいなかったもんだから大変だった感が日記の文面に出たというね、まぁその程度のことですよ奥さん。
まぁそれにね、先生現在、大量に執筆活動されてますのでね、そういう時は案外日記の腕はふるわないでしょうね、別のところでさんざん書いてるわけだからね。
でもね。
先週の木曜だかにさぁ、書くことに困ってオレの言い回しを真似して書いてる部分があったんだけどね。
あれは読みながら笑ったね。
だってあまりにもオレの書いてるそのままだったから。
「確かにオレ、こう書くよ」みたいなね。
「こういう風に書く」じゃないんだよね。
「こう書く」と思わせるんだよね。本人に。
あの辺のねぇ他人のものをひょいと自分の物にしちゃうとこなんか恐ろしいね。
いや、ほんと恐ろしいのよ。
剽窃の天才だから。
気をつけないと、どんどん持ってかれるのよ。
つーか気をつけてたってどんどん持ってかれるのよ。
へたすっとオレが真似してるみたいなことになってるのよ最終的にはさぁ。
そういう人とね。10年も一緒にいるのよ私は。
気がついたら身ぐるみ剥がされてるなんてことになりかねないわけ。手が早いから。
とにかく自分の作るものを面白くするためなら手段を選ばない人だからね。
まぁそういった意味では客を喜ばせる事に関して生真面目に貪欲な人だよね。
立派なもんです。
と言うことでね、さて、九州。
今回はね、飛行機の旅ではなく地べたを走る列車に乗って札幌から順々に九州まで移動しようと思っておったのですよ。
「呑気に帰ろう」とね、考えていたんです。
だってね久しぶりのまとまった休みでしたからね。
ところが出発の直前に東京まではカミさんと行くということになりましてね。
「あたしも行きたい!」と言い出したわけですよ。うちの奥さんが。
あのぉ皆さんね。
我が家では「カミさんと行くことになった」ということは「バイクで行くことになった」ということを意味するわけですよ。
うちの奥さんは異常なほどのバイク好きですからね。
ですからカミさんが「あたしも行く!」と発言した段階で東京までは列車の旅ではなくバイク旅になったわけですよ。
そこで急浮上したルートが新潟経由ですよ。
まず新潟まではフェリー。その後、新潟港からはカミさんの運転するバイクの後ろに乗ってね、三国峠を越えて東京へ向かう。
でも、これはちょと懐かしいルートだったね。
つまり「サイコロ1」で乗ったあの18時間かかって小樽に着いたフェリーに、今度は逆に小樽から乗って新潟を目指したわけですからね。で、その先は「原付東日本」でミスターさんと大泉さんが必死にカブで越えた三国峠をぼくら夫婦は新潟の方から越えたわけだ。
当時の番組の画像に映ってるガソリンスタンドが、今は廃墟になってしまっていたりね。いろいろ見ましたね。
ということでね、まぁ最初は列車で札幌から仙台、東京と下って行く気だったから新潟なんかは当然ルートに入っていなかった。
でもその新潟でね。
桜が満開だったんですよ奥さん。
良かったなぁ。
桜の時期にはもう遅いかと諦めていたら「今年は大分遅いですよ」と地元の方がおっしゃってましてね。運良く見れたということね。
でも、さすがに新潟の平野部では、桜の花も盛りの時期を過ぎようとしていたけれど、少し山へ入るとちょうど見ごろだったですね。
新潟は米所でしょう、さすがに水田が多い。視界いっぱいに広がってるのよ。
それはね、山の方に高度を上げて行っても同じでね、道の両側には山までも続こうという水田が広がっているわけですよ。
で、その高いところにある水田にはね、ところどころに黒い土を少しばかり覗かせてはいるものの、まだうっすらと皮膜のように雪が表面を白く覆っているわけです。
その白い水田の向こうには屏風のようにそびえる峨々たる山並。
そしてその山々の谷の部分には、まだ雪が白く残る。
残雪の風景ですよ。
これぞ早春ですよ。いわゆるこれが日本の早春の風景ですよ。
その早春の寒々とした残雪の風景を背後に従えて、しかしその中に満開に花を咲かせた桜が凛と立っているわけです。
その景色たるや凄みがあるくらいにきれいだったねぇ。
まだまだ美しいね日本。
田舎に行けば良い景色がたくさん残っているよ、ニッポン。
そんなことを強く思いましたね。
ありがたい旅でしたよ。
じゃ、みなさん、また明日お会いしましょう。
あしたも必ず来んのよー。
つーか、すぐ連休だけどね。
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場所は仙台さくら野百貨店さんで!
5月10日(水)から16日(火)まで!
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(17:03 嬉野)