嬉野

2006年1月31日火曜
みなさんこんにちは、嬉野です。
先週、スタイリストの小松さんが、ふらっとHTBにお見えになりました。
「ちょっと、ウレシー。こないだ日記に書いてたトイレのクイズさぁ」
「あぁ」
「あれ、答えわかった?」
「いやぁ、オレはひとっつもわかんないけど、でも、みんなは簡単に判ったみたいよ」
「そうなんだぁ」
「あれ、かたっぽは、ひらがなにしてさぁ、並べ替えると国の名前になるらしいよ」
「あら、そうなの?」
「小松さん、分かった?」
「わかんない」
「わかんないよねぇ」
「わかんない。て言うか私、考えないもん」
「ははは、分かる分かる。オレも考えないもん」
「考える気にもならないもん」
とまぁ、ばか二人、昼間からおおいに意気投合したような気がする。
明日の「水曜どうでしょうクラシック」(北海道地方)は、「アラスカ」の最終回。
オーロラを見るためにアラスカまで行ったのだけれど、途中でシェフ大泉の料理ばかりに時間を割いたものだから、最終回になってやっとオーロラが見えるというコールドフットの町に辿り付く始末。当然ここで一泊。そしてこの一泊が、オーロラを見る最初で最後の一回きりのチャンス。ところが、天候は雨。だが、それでも彼らはオーロラを見るのだ。
明日は、面白いですから北海道地方の皆様、是非御覧になりますように。
ところで、小松さんから「うれしー、今度カレー食べに行こうね」と誘われたのだが、その後、連絡も無い。まぁ、「今度とお化けだけは、出たことが無い」と昔から言うので、そんなもんだろうと思っている。
札幌は、まだまだ雪の中でございますよみなさん。
それでは、明日またお会いしましょうね。
追伸。
2月1日。DVD第7弾「ヨーロッパ」の予約開始日、発売日などの発表を行います。さらに、某所での「北海道物産展」へのHTBグッズ出品の発表もございます。
心して待たれよ!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●YTS山形テレビさん→現在新作放送中。3/8からは「クラシック」放送。
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(17:29 嬉野)

藤村

1月30日月曜日でございます。はいどうも藤村でございます。
土曜日はHTBあげての「TOYOTA・BIGAIR」がございまして、私も朝から真駒内オープンスタジアムに行っておりました。
昨夜全国放送された番組の方はスポーツ部の担当でありまして、我々制作部は現場のイベント演出を担当しておりました。
スタッフは主に3つの場所に分かれて仕事をしております。ひとつめは全ての演出をコントロールするセンターブース。ここには、今年の新作にも登場した「ハナタレ」プロデューサー福屋キャップが演出のチーフとして陣取り、各所に指令を出しております。2つめは、会場に設置された10台のカメラを取り仕切る中継車。主にスポーツ部の面々が「次は2カメいくよ」なんつってライブ映像を作り出しております。そして、3つめが会場の大画面を取り仕切る映像担当ブース。ここでは「ドラバラ」の多田けんがチーフとなって、中継車から送られてくるライブ映像や各種VTRを大画面に流していきます。
センターブースからは、福屋キャップの「いいねぇー!次は予定通り花火いきまーす!」なんていう声が聞こえ、中継車からは「3カメいい画だよー!」なんていう威勢のよい声が聞こえ、映像ブースでは多田けんが「大画面に中継車の映像入れますよー!ハイ!入ったー!」なんて調子よくガナっております。「イベント中継はスタッフもノリノリで」という雰囲気が近年のHTBにはありまして、各所から「おまえが選手か」ちゅうぐらいの気合いの声が発せられております。
さて、そんな中での私の仕事は、多田チーフの元、映像ブースに詰めまして、「競技中盤に4回、スローVTRを出す」というものでありました。朝から現場に行きまして、仕事の出番は夜7時過ぎ。そして満を持して、「15秒のスローVTRを4回出す」という、そうですね、時間にしたら合計1分のお仕事。「でもそれはきっと大事な仕事なんでしょう?」とお思いの方もいらっしゃるやもしれませんが、「いや、そうでもない」とお答えしておきましょう。ただ、「ちょっとだけ難しい」。
選手がジャンプする映像を録画しておいて、私は、多田けんの「VTRスタート!」の声と同時にその映像をスローで再生する。ジャンプは飛び出しから着地までおよそ8秒。これを、手元のコントローラーで速度を調整しながらキッチリ15秒間で再生する。これを4回。私の隣には、同じく「スローを4回出す」という閑職を仰せつかった「ハナタレ」Dのクボイがいる。ふたりで合計8回。朝から現場に詰めて、弁当を2回食って、ふたりとも充分すぎるほどのコントローラーの練習を行い、ようやく迎えた午後7時。
いよいよ我々の出番となった。
「じゃ、まずはクボイのスローから行くよ!」
多田けんがガナる。緊張感が走る。
「VTR・・・スタートッ!」
クボイがコントローラーをスっと動かし、VTRスタート。
スタートと同時に15秒のカウントダウンが始まる。
「15、14、13・・・」「いいよー!クボイ!」「うっしゃー!」
クボイは順調である。
「10秒前です!」「ハイよ!」
「次、藤村さん続けて行きますよー!」「よっしゃ来い!」
いよいよクボイの次は私の出番。
「5秒前!」「ハイヨッ!」
「3、2、1、ハイオッケー!」「うっしゃー!」
クボイはガッツポーズでビタリと再生を終えた。
(よし来い!)
私はコントローラーを握りしめ多田けんの「スタート!」の声を待つ。
(さぁ来いッ!)
しかし、多田けんが次に発した言葉は、
「藤村さん!もう入ってます!」
という慌てた声であった。見れば大画面にはすでに私の映像が映し出されている。しかし、私はコントローラーを握りしめたまま。映像はビタっと止まって動いちゃいない。
(ぐっ!スタートって言ってくれなかったッ!)
固まってしまった私はしかし、すぐさま気を取り直してコントローラーを動かした。しかし、もう映像はメタメタ。
「3、2、1・・・ハイオッケー」
多田けんの乾いた声が映像ブースに響く。
(なにがオッケーなものか)
私はぐったりと肩を落とした。
朝の10時に集合して、9時間もの待ち時間の末に訪れた私の出番。男四十。普通の企業であればそこそこのポストに就いている年齢であろう。しかし今の私は、「ゲームオーバー」の画面を見つめるファミコン小学生のごとく、コントローラーを握りしめたままうなだれている。隣のクボイは気の毒そうに私のことを見ている。
しかし、こんなことで落ち込んではいられない。残されたチャンスはあと3回。「たいして重要な仕事じゃない」と思いつつ、今日の、私の9時間の待ち時間を、決して無駄にしてはいけないのだ。「よし!客は盛り上がってるよ!」スピーカーからは演出チーフ福屋キャップの生き生きとした声が響く。「次!5カメ!」中継車からはテキパキとした指示が聞こえてくる。男四十。仕事はこうありたい。
私は残る3回のスロー再生に全力を傾けた。
「じゃ、まもなく2回目いきまーす!」「よっしゃ来い!」
私は気合いを入れ直した。
イベント中継はスタッフもノロノリで。この熱い雰囲気を壊してはいけない。
「さぁー!クボイびしっと行こう!」「行きましょう!」
「はい!VTRスタート!」「うっしゃーッ!」
先ほどと同じくクボイから再生がスタート。
「10秒前!」「クボイいいよーッ!」「はいーッ!」
「5秒前!」「行け行けーッ!」「おりゃーッ!」
「3、2、1、ハイオッケー!」「よっしゃーッ!」
「続けて藤村さん行きます」「うっしゃ来いー!」
いよいよ私の出番!気合いが入る。
「VTRスタート!」「ぬぅりゃーぁーッ!」
「・・・藤村さん」「どぅりゃぁーッ!」
「ちょっとうるさい!」「え?」
「中継車の声が聞こえない」「あ」
多田けんは、士気を高めんと奮迅する私に向かって冷静にそう言い放った。
「静かにやって」(ぐっ・・・)
「ハイ5秒前!」(くっ・・・)
男四十。はしゃぎまくった末に「うるさい」と諌められて、私はもう針のむしろであった。コントローラーを持つ手は弱々しく揺れた。
「ハイオッケー」
そして再び多田けんの乾いた声が響いた。
クボイが笑いを押し殺しながら私を哀れむように見ていた。
あとの2回は無難にこなし、そうして私は競技中盤にしてすべての仕事を終えた。
「ビッグエア10周年!盛り上がってるねぇ!」
スピーカーからは、福屋キャップの声が相変わらず響いていた。
これが2006年「TOYOTA・BIGAIR」での出来事である。
さ、ということで今週からは気をとりなおしまして通常業務。
DVD「ヨーロッパ21カ国」の編集を再開いたします。
よっしゃ!がんばっていこう!
追伸。
あさって2月1日。DVD第7弾「ヨーロッパ」の予約開始日、発売日などの発表を行います。さらに、某所での「北海道物産展」へのHTBグッズ出品の発表もございます。
心して待たれよ!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●YTS山形テレビさん→現在新作放送中。3/8からは「クラシック」放送。
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(16:19 藤村)

嬉野

2006年1月27日(金)
「カバーは、お掛けしますか?」
この頃、本屋へ行くと必ず会計の時にレジのお嬢さんがそう聞いてくる。
ありがたい話だが、結局、剥がして捨ててしまうから断ることにしている。
「あ、いや。カバーは、いいです」
彼女たちにしても、そう言って拒否されたからといって、ガッカリと肩を落とし、うなだれたまま、涙ながらに店の奥に引っ込んで行くなんちゅーこともないわけで、それよりは「よし。ひと手間、はぶけた!」ぐらいの感じで内心ほっとしているであろうと、こっちは勝手に了解していたのであったが、先日テレビで私は意外な光景を見た。
この、書店のブックカバーを好んで収集し且つその出来を品評している一団がいるのだ。
世の中には、変わった人がいるものだと思いながら見ていたのだが、
書店へ飛び込み、ブックカバーをねだる、彼ら彼女らその一団の目の色が違う。
血走っているのだ。
最初は、この見慣れない一団のいきなりの申し出に怪訝な顔を見せていた書店店主も、ブックカバーを見せた途端に「この柄は珍しいですねぇー」と、色めき立つ一団の反応を目の当たりにしてまんざらでもない様子。やがて打ち解け歓談の末、破顔一笑、帰りには店主も一団に向け懐かしそうに手を振って見送っていた。売り子であるレジのお嬢さん方も、いつもは見慣れた自分の店のブックカバーを有難がる人がいたもんだから「これって、なんか、そんな良いものだったのかしら」と改めてしげしげと眺めだす始末。
思えば、書店のブックカバーというものは、その書店の顔であった。
なるほど、本来、広告という効果を期待して作られたのが始まりだったのだ。
だからカバーには書店名が刷り込まれているわけだ。
そうであった。
そしてさらに思うと、やはり表に出るものは全て世評の対象となる。
そこで本屋としてのセンスを疑われぬようにと、店主は当然意匠を凝らしてブックカバーを作っていたのであった。
ちなみに、その一団が蒐集したという書店のブックカバーを見ると、確かにどれも鑑賞に堪えるデザインばかり。中には、故、伊丹十三監督、若かりし頃の手になるイラストが刷り込まれたカバーまであった。それは、書棚いっぱいの本に囲まれた愛書家の幸せな書斎。
書店のブックカバーここに極まれりといった趣であった。あれは欲しい。とても欲しい。と思った。
と言うことは、彼の一団の熱中以前に、書店店主の人知れぬ孤独な熱中があったということでもある。そこを褒められれば、書店店主も喜んで当然。なるほどなぁという話。
とにかく彼らは全国行脚で書店のブックカバーを集め回っているようなのだ。
そして彼ら以外の世間の誰もが、未だにそのブックカバーに金銭的な価値を認めてはいない。
つまり彼らは、世間にとって無用の物と向き合って、その中に眠る鉱脈を掘っているのだ。
そして、彼らの蒐集した意匠を見るにつけ、やはりそこに鉱脈はありと、私も驚いた次第なのでございました。
ただでくれるというもんだから「ブックカバーなんかいりません」と、澄ました顔で拒否し続けていたという、この油断しきった自らの日常を恥じ、かつまた、そんな物にそんな鉱脈が眠っているとは思いもせず、最初から見ようともしないで分かったように拒否し続けていた自らの好奇心の無さをこれまた恥じ、自分たちだけの宝の山を前に狂喜する善男善女の一団に、ただただ羨望の目を向けていた小一時間であったわけでございます。
いやね、その一団のみなさん楽しそうだったのですよ。
当然どのお方もお仕事をお持ちでしょうからね、それこそ少ない御休みに誘い合わせて泊りがけで日本中の書店めぐりをしていらっしゃるんだろうなぁと御見受けいたしましたけどね。30?40人ほどいらっしゃったようですけど、みなさん、いがみ合うでもなくね、仲良くひとつの事に盛り上がりつつ、旅館の広間で笑ってらっしゃってね、「あぁ、楽しいんだろなぁ」と、私、羨ましく思いましたですね。
無価値と思われるものの中に価値を見出せる人って、一人遊びが出来る人なんだと思いました。一人遊びが出来るから楽しくて、苛つくことも腹をたてるひまも無く過ごせるんじゃないでしょうかねぇ。
そう考えるとね、犯罪というのは、だいたい一人遊びができない人が引き起こすものなのではないのかなぁと思いましたね。「振り込め詐欺」にしたってね、「いじめ」にしたってね、一人で楽しく遊べてたら、そんな屈折した方法で他人と係わって楽しもうなんて考えませんもねぇ。
きっと自分ひとりで遊べなくて、その結果、楽しくない時間を持て余して、他人と係わって憂さ晴らしをしたり他人を騙して小馬鹿にしたりしてるんじゃないでしょうかねぇ。
自分で好きなことを見つけて、熱中できる人ばっかりだったら、犯罪も無いのじゃないでしょうかねぇ。
だいいち、自分のやってることに夢中だったらね、わざわざ他人をいじめたりしてるひまなんか無いですもんね実際。なんか、そんな風に思いましたよ。はい。
さぁ、それでは皆様、本日はこれにて終了。また来週お会いいたしましょう。
いじめや犯罪に手を染めて、ひまをつぶしておられる方は、この週末あたりに一人遊びを見つけて、他人に頼らぬ楽しい週末をお過ごしくださいませ。
世界平和のためでございますからねぇ。
本日の日記担当は、嬉野でございましたぁー!
さて、明日札幌真駒内屋外競技場でビッグエアーの本選がございます。
アーチストさんたちのライブもございますので合わせて楽しめますので、お時間のある札幌市民のみなさん是非どうぞ。
開場は、お昼の1時からとなっております。
この時間からお越しになりますと選手の公式練習も見れますし、
10?FEETさんや、ELLEGARDENさんたちのライブも見れますのでお楽しみにお越しくださいませ。
そして、道外の皆様におかれましては、この明日の本選の模様を明後日1月29日土曜日の夜中、24:15からEX系列24局ネットで全国放送いたしますので、どうぞお見逃し無く!
じゃ、また来週!
げんきでねぇ!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
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(18:08 嬉野)

藤村

1月26日木曜日であります。藤村でございます。
本日はうんこの話ではありません。
「GALAC(ぎゃらく)」という放送業界の雑誌がございまして、そこに「名古屋コンテンツが元気」という特集がございました。「サルヂエ」「ノブナガ」「イエヤス」「ぐっさん家」など名古屋発のローカル番組がこのところ元気がいいと。それらの番組を作っているうちのひとりは同郷の男で、もうひとりは祭りにも参加した根っからのどうでしょうバカ。もちろん自分自身、名古屋出身ということもあって、その特集を興味深く読んでおりました。
名古屋という土地は東京、大阪にはさまれて、その地位は常に3番手。しかしながら歴史的には、「東京は家康さん」「大阪は秀吉さん」「元はと言えば信長さん」というひねくれた自尊心をいまだにもっておりまして、その上、自動車産業を筆頭に地場産業が発達し、さらに豊かな濃尾平野と伊勢湾を擁して農業・水産業も盛ん。さて、こういう地域性の中で暮らしておりますと人間どうなるか?
すべてが「自己完結で良し」となる。外を向く必要がない。
確かに高校を卒業しても東京へ出て行く者は昔から少ない。「出て行く必要がない」から。みそカツ、小倉トースト、あんかけスパ、名古屋には特殊と言われる食べ物が多い。「外を向いてないから」そもそもこれを特殊とは思っていない。だから特殊な食べ物が生き残る。
ただし、名古屋に「閉鎖的」「排他的」というキーワードを当てはめるのは早計。「名古屋の食い物はヘン」。排他的であれば、その言葉に対し反感を抱く。しかし、その昔タモリにえびフリャー攻撃を受けた時、名古屋人は怒るどころかおもしろがっていた。名古屋人はある意味「自虐的」である。
なぜ自虐的か?
根底にあるのは、「自己完結できる土地柄」という「ある種の余裕」。そこに「3番手の卑屈さ」と「歴史的自尊心」がからみあって、「東京大阪知ったことか」と「やっぱり東京大阪にはかなわない」が同居する。その結果が、「自らを笑い飛ばす」という「ある種の余裕」と「卑屈さ」が同居した行為、つまりは「自虐的」となる。
しかし、自虐的であっても、強固な地場に支えられた「余裕」から、世間に流されるような浮ついた部分はない。生マジメとも言える。
その特集でおもしろい例えが書いてあった。
自己完結できる土地とはつまり、名古屋出身の鳥山先生が書いたアラレちゃんの「ペンギン村」のようなものだと。外から見たらフシギな人々ばかりが暮らすその村で人々は平和に暮らし、そのくせそこでは世界を股にかけた大騒動が持ち上がる。それは外から見ると「倒錯的である」と。
この「倒錯的」という言葉。「倒錯」とはつまり、さかさまであるとか、正常な状態の反対、簡単に言えば異常ということだ。しかし、当の名古屋人たちは「異常とは思っていない」。世間では異常であっても、自虐的に笑うだけで、別に変えようとはしない。なぜなら、そこでは異常ではないから。だから外から見たら独自の物が育つ。
その特集では、ローカルの人気番組として「どうでしょう」のことも書かれてあった。書いた方は、自らを「藩士」と言っているように、D陣が「トムとジェリー」を好きなことも知っていた。「仲良くケンカしな」とはつまり「どうでしょうそのものだ」なんて書いてあって、「うまいこと言うなぁ?」と感心してしまったが、「トムとジェリー」なんてまさに「倒錯的なおもしろさ」がある。空から降ってくるピアノにつぶされた次の瞬間、平然と走り出すトムさんは異常だ。でも、そういう「異常な中の平然さ」が我々はおもしろいと思うのだ。
そのライターの方は、どうでしょうの「番組への愛」、そして名古屋の「地元愛」を、見る人をして、押し付けがましくない共感を抱かせると書いてあった。
しかし、この特集を読みながら私はつくづく「自分の名古屋人的気質」を思い知らされた。そして、上に書いたキーワードのいくつかは、どうでしょうに多分に反映されているような気がしてならないのだ。
さ、時間も遅くなりました。
明日もビッグエアの会場用VTRの編集でございます。
土曜日、お時間のある方は、一度ビッグエアを見てみる価値はあると思います。祭り会場となった真駒内オープンスタジアムに巨大なジャンプ台がおっ建てられまして、そこをぐるんぐるん回りながら飛んでくるスノーボーダーは「異常」であります。一見の価値あり。
では、また明日!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
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(20:29 藤村)

嬉野

2006年1月25日水曜
嬉野です。
昔。小学生の頃。
学校でうんこをするということをしなかったものだった。
あれはなんだろう。
結局、あの自らより発する音と芳香を他人に探知されると、どことなく自分をおとしめるようで、きっとそこに入る前の自分には戻れないのではという気がして、子供ながらにあの個室にしゃがむのをためらわせていたのかもしれない。
しかし、もうひとつ考えられることがある。
あそこは冬に寒かったという事実である。
あの個室で尻をだしたままで、しゃがんでるいのは寒いのである。
私が小学生であった頃の小学校の個室は水洗ではなかったので、便器の下からも容赦なく木枯らしが吹き上げてきたものである。
あれでは、出る物も出ないのであった。
そこから数十年の時を隔てて今はどうか。
四十を過ぎたこの歳になっても会社でうんこをすることはないのかと言うと、
否である。
するのである。
勿論、年とともにいろんなことに頓着しなくなるということがある。
それが、私をして個室に行かしめる後押しをしているのもまた事実である。
しかし、最大の原因は、ウォシュレットになったからだと思うのだ。
日本は豊かになった。冬場も寒くないのである。
というか、すこぶる快適なのである。
快適になるとアソコへ行くのもわりと楽しみになるのである。
そうなると勢いあそこで長居することにもなるのである。
面白いものですね。
で、そうなると、ちょこちょこっとしたところに目が行き始める

個室のドアをしめて、あそこにしゃがんでほっと一息つく。
そこまでの行為に及ぶと後は一気に暇になるので、本格的に催すまで、あたりを見回しながら暇つぶしをするのである。
そうしていたところ個室の壁に割れている個所があるのを見つけたのだった。
壁の一箇所が割けた様に割れ、穴があきヒビが入っている。
立ち上がって良く検分すると、明らかにこの穴は人為的に開いたものであることが分かる。
誰かが力任せにぶん殴ったのである。
ちょうど腰溜めにかまえた拳固をスナップをきかせながら個室の壁めがけて打つ。
だが、個室の壁は強化プラスチックであるので相当に固い。
それを拳の一撃で割っている。
怒りであろうと思う。
つまり私の近所にかつて我を忘れる怒りにかられた者がいるということであり、同時にその怒りの原因になった者もいるということである。
私は、その穴を眺めながら、この穴の開いた原因のその原因が、私でないことを祈るばかりであった。
もうひとつ気になるものがあった。
腰掛けた斜め前方に三角の板を渡した棚がある。
壁と壁の角を利用しているので三角なのだ。
棚板の厚みは2cmほど。
この棚板の壁と接する外周を鉛筆で縁取りした跡があったのである。
かつて、鉛筆を持ったままここに腰掛けた者が、暇に飽かして棚板の接する壁に縁取りをしたのであろう。
それだけのことだが、どこかしらやってしまったその気持ちがわかるようで妙な共感と親近感を覚えた。
ところが本日。
この壁の正面に小さな張り紙が出たのである。
よく見ると次のようなことが書いてあった。
「左のグループにあって、右のグループにないもの」
「集い」にあって→「集会」にない。
「リタイア」にあって→「ギブアップ」にない。
「アルマーニ」にあって→「ベルサーチ」にない。
「亀有」にあって→「下北」にない。
なんと「なぞなぞ」なのである。
答えは来週と書いてあるのである。
どうやら、個室で憩っている者は、少なからずいるもののようである。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(16:00 嬉野)

嬉野

2006年1月23日月曜日
さて、センター試験に「どうでしょうゼミナール」の生徒にとって嬉しい問題が出ました!という喜びの声が、この週末、そして本日も続々と書き込まれております。
「砂浜海岸の成り立ち」「陸繋島」
思い出しますのは、これが放送されました第2回「試験に出るどうでしょう」で、2泊3日の現地講習を終え、心身ともに充実し、満点を確信、最終試験に臨み、易々と正解を繰り出していた安田くんが、迎えた第7問で、遂に「トンボロ(陸繋砂州)」と答えられぬまま無念の敗退を喫して茫然自失。
全てが空っぽとなり、もはや無反応になった安田くんを前にした大泉校長が、どうでしょう史に残るかという感動的な演説をされまして、かたわらにおりました私たち関係者一同、思わず感きわまりまして、もらい泣き、声涙ともにくだるという愁嘆場を見せ、さっそく四国遍路に旅立ちましたことが、昨日のことのように思い出されます。
あれから6年。世間様に向けまして、相変わらずのお役に立ちよう、まずは重畳。喜ばしきこと、この上無しというところでございます。
さぁ、DVD7弾編集に加えまして、今週末に放送されます「TOYOTA BIG AIR」に向けてHTB内は、いっそうの慌しさとなっております!
全国放送でございますので、今年もみなさま是非御覧くださいませ。
本日は、雪の札幌から嬉野がお伝えいたしました。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(20:37 嬉野)

嬉野

2006年1月20日金曜日
嬉野です。
ここのところ藤村先生御編集のDVD第7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」を先生と二人で見ておりますが、これが面白い。
実に面白い!
まったく飽きるということがない!
実に内容が充実している。
とくに取り立てて何という事件などないにもかかわらず、観る者はいつしか作品の魅力にからめ取られて、どんどん物語の中に引き込まれて行ってしまう。実に恐ろしく魅力的な作品なのでございます!
9年も前の作品なのに、こんなに色あせないということがあるだろうか。
「9年前!」「本当にそんなに経つの!」と、そう思い返して驚いたわけでございますが、正真正銘9年も前のものなのです!
9年も前にこんな面白い番組を作っていたなんて凄い!と、真面目に思います。これは一度見始めたら最後まで5時間掛かろうが何しようが止められないと思います。
そらぁ勿論、藤村先生の御編集の威力のたまものでございましょうが、それだけでは語りつくせないいろんな力が錯綜しております。
9年も前のものなのに、色あせないということは、やはりドキュメント色が強いということだと思うのでございます。
そこに嘘がない。言葉にも、表情にも嘘がない!
その時々のりアクションや発言に作られた部分がないから色褪せようがないのだと思うのです。
加うるに、ヨーロッパ漫遊という初めての大きな旅に全員の気持ちが高揚している。かつまた、交通ルールも日本とは違い、日本語もまったく通じない。
いろんなことが初めてで全員が緊張してもいる。
この、高揚感と緊張感のほどよいバランスが、作品に心地良い緊迫感を漂わせ、そこに展開され、刻々と変化していく状況が彼らを追い込み観るものを気持ちよく笑わせる、確かな御手伝いをしていると思うのでございます!
藤村先生の御編集は、オリジナル当時のテイストはそのままに、未公開の小ネタも熱心に拾われ細工の行き届いた編集がなされておりますから、ますます盛り上がるわけでございます。
「クラシック」で観たばかりだから、今回はパス!
そんなことをお考えの奥さん!
そんなことでは、あとからお泣きになりますよ!
こればっかりはDVDの醍醐味という極上の編集となって作業は進行しておるのでございます。
勿論、本日の日記は、皆様に買わせようと買わせようとする構成になっておりますが、わたくし、ひとっつもウソは申しておりません!
今回の「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」!
これは、正真正銘の傑作でございます!
さぁ皆さん、この機会を逃さず御予約ご購入され、
「本当に、これ、9年も前の番組なの!」と、感嘆の声を上げようではありませんか!
近頃では、「大泉さんが随分ビッグになられた」と驚きの声があがっておりますが、9年前に既にこんなに面白かったんだと!むしろ、そのことにこそ、みなさんは驚かれるべきだと老婆心ながらにも思う嬉野でございまます。
DVD第7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」。
これを観ずしては皆様!
人生は終われませんぞ!
以上、露骨な広告でしたが、正直な話です。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(15:01 嬉野)

嬉野

2006年1月19日木曜日。
嬉野でございます。
本日も札幌は大雪!そして本日も忙しゅうございます!
しかし、その忙しさの合間を縫っての日記書き書きで、みなさま方の御機嫌を伺おうかという活躍ぶり!(前振りの長い時は、たいがい大したことは書けてませんのでご注意を)
もう15年以上も前のことになりますでしょうか。
「なぁ、嬉野。西暦2000年としてもやなぁ」
と、その時、仕事で一緒にいた京都生まれのおっさんが、てめぇだけ気持ちよさげに酒に酔い、ところかまわぬ相変わらずの京都言葉で、ぼくに話しかけたのでございます。
「どうしたんですか。2000年がどうしましたか」。
京都言葉のおっさんは、見てくれは、どうしようもなくおっさんだったのですが、ぼくの仕事上の大先輩でありましたし、どうやらケンカがめっぽう強く、始めるとそうとう無慈悲な戦いぶりを見せるだろうと思わせる発言が日頃から目立つ人だったのでございます。
「なぁ嬉野。尖った鉛筆の先で他人の目ぇ突くなんて、気色悪うて、おまえようせんやろ」
「できませんよ!先端恐怖症なんですから、ぼくは!」
「そやろ。でもな、わしは平気やねん。嬉野、おまえ一遍刺したろか?」
そういってニヤッと笑う人なのでありました。
でありますから、このように藪から棒の会話を振られたにしても油断なく敬意を持って対応しなければならないのでございました。
「2000年が、どうかしましたか」。
「西暦2000年やぁ言うてもなぁ」
「はいはい」
「結局、その間に田植えは何回あった思う?」
「は?」
「田植えは何回あった思うか、聞いてんねや」。
「田植え…」
「田植えや」
「そら、年に一回だから、2000回でしょう?」
「そや」
「…」
「それって多いんか、少ないんか、どっちや思う」
「あ…」
と、その時、思ったのでございます。
確かに、それは、なるほど、うーむ、実にこの、なんだ、つまり、あれだ。
2000年という膨大な時間のなかで2000回というのは確かに少ない、いやむしろ凄く少ない。え!そうなの?ほんと?と、思ったわけでございます。
この京都弁のおっさんは、たまにこういうわけのわからないことを話しかけて、ぼくをどきっとさせることの多い人でございました。
なるほど、2000年前といえば、日本ではどんなことになっていたのでしょうか?
「無事故(6)(4)(5)の日なし大化の改新」ですから645年ですか。
ということはもっと前で、「ごくさ(5)(9)(3)わがしい大使の摂政」というところまでさかのぼっても593年。
つまり紀元1年は、聖徳太子よりまだ600年も前。
それでは聖徳太子の前といえばなんですか。うーむ。
あ!そうです!もっと古そうなのに卑弥呼ってのがいました!
卑弥呼?
卑弥呼って紀元前でしたっけ?紀元後?
「卑弥呼のふみくる(2)(3)(9)魏の皇帝」。239年。
卑弥呼だって全然紀元後じゃん!
で、日本の場合、それ以前の歴史的記述がないですね。
いったい日本では、いつから田植えをやっているのかわかりませんが、
もう、今となっては、わけのわからんくらいな、紀元1年というそんな昔から数えたとしても、田植えは、まだ2000回しか行なわれてはいないぞ、と。その京都弁のおっさんは言うわけです。
つまりこの、2000年という膨大な時間が日本の歴史には横たわっている。
でも、その間におまえ、米が収穫された回数は、たった2000回だぞ、と。
おっさんは、いうわけです。
まぁ、そのことから何を教訓とすればいいのかはわかりませんが、でも改めて数えた時に、きっとぼくの中で歴史の遠近感が狂ったんだと思うんです。
聖徳太子も邪馬台国の卑弥呼のことも、大昔の話だから、今の自分とはなんのかかわりもないと思っていたのに、あれから数えても稲の刈り入れが行なわれたのは、たった2000回たらず。春の訪れも、満開の桜の風情も、夏の暑さも、秋の紅葉も、初雪も、そう言えば、まだたったの2000回を数えるだけなのでした。
1000年や2000年という時の流れも、思えばそれほど昔のことではないのだなと思ったことでございました。
そんなことを暗に教えてくれた、あの京都弁のおっさんのことを、ぼくは今でも懐かしく思い出すのでございます。
ためになった?
そうでもない。
あぁ…。そう。
じゃ、みなさん、本日も世間に負けず、丸一日お元気で!
ちなみに、どうでしょうが始まってからこれまで行なわれた田植えの回数は、まだ9回。
たったの9回ですよ。まだまだですなぁ。あと20?30回は田植えをやってもらうまで「どうでしょう」はしぶとく続けてまいりますので、みなさま、よろしく御付き合いのほどを、On願い上げ奉り間する。
じゃぁ奥さん!また明日?!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(13:31 嬉野)

嬉野

2006年1月17日火曜日
嬉野でございまする。
本日の札幌地方、ものすごく雪が降りました。
これでまた、街の景観が一変したことでしょう。
春がまた遠のいていきました。
このところインフルエンザも流行しているとの事ですが、私はアレルギー性の咳にひと月近く悩まされておりまして、随分と咳き込んでおりましたが、昨日辺りから、ふっと咳が出なくなりまして楽になりました。
このまま治まるものと思われます。
咳が出ないって楽ですね。
さて、次のDVD第7弾の「ヨーロッパ21ヵ国」ですが。
この作品、なにぶん内容が10週分と膨大なんです。
これは恐らくこれまでのDVDの中でもっとも長尺になるのではないかと思われます。
ひょっとするとディスク2枚では納まりきらず3枚組みになるかも知れないという勢いです。
そうするとこれまでのケースの厚みでは間に合わない。
3枚組でこれまでのケースに入れたらケースが閉まらない!
じゃぁ、ケースを新たに作らなければならないのか!
いやいや、それではコストが高くつく!
値段は据え置き!
なんとかしなければ!
戦々恐々としてまいりました。
予約開始は、来月2月の半ばと聞いております。
というわけで、このようにここに毎日「日記」を書くという習慣も、今年で6年めでございます。
「もうそんなになるんだなぁ」
と、あらためて振り返った時、うっかり驚いたというのが正直な感想で、まぁそれだけこのサイトの運営が、ぼくら二人にとりましても日々の習慣になったしまっているということなのだと思います。
その6年の間にぼくらもレギュラー放送を終えたり、芝居や祭やといろんなことをやりまして、その度にこのサイトでもいろいろな思い出を頂いております。初期の頃に日参してくれた人が今現在どれだけ変わらず訪れてくれているのやら、また、過ぎ行きてしまわれたものやら、皆目見当もつきません。
みなさん元気でおられますでしょうか。
そんなことを思う時がございます。
そんなことを思いますのも、ここに6年という時間が横たわっていればこそなのでしょうね。
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(18:57 嬉野)

藤村

1月16日月曜日でございます。藤村でございます。
沖縄に行っておりました。
1年間ビシっと働いて家族5人の団体旅行を決行いたしました。往復の航空券は、コツコツと貯めた「マイル」で2名分を浮かし、残る3名分は娘の誕生日を利用した「バースデー割引」を利用。いずれも2ヶ月前の発売日午前中にビシッとインターネットで予約を入れる。カネがなくとも少しの手間と知恵で「札幌―沖縄」の航空券5名分が12万ほどで手に入ります。こうすれば奥さん、サラリーマンふぜいであっても、沖縄旅行ぐらいなんとかなるのでございます。
で、沖縄。暖かい。昼間はTシャツ一丁でありました。北海道からやって来た我々はうれしくってもう、長ソデなんか着てる場合じゃない。
しかし不思議なもんで沖縄の方々はこれ、キッチリと冬の装いなんですね。マフラーなんかしておりました。
「年中Tシャツじゃぁあなた、オシャレってものが出来ないでしょう」
「せめて1月2月ぐらいは冬物を着たいわよ。暑いけど」
そういう感じなんでしょうか。
でも同じように北海道では、マイナス10度だってぇのに女子は平気でミニスカートはいてます。
「そりゃあんた、冬の間中探検隊みたいなダウンばっかり着てないわよ」
「冬だってミニスカートぐらいはくわよ。本当は死ぬほど寒いけど」
そういう感じでございましょうか。
いずれにしても日本という国はスゴイ。考えてもみてください。
「珊瑚に熱帯魚が群れ泳ぐ灼熱のビーチ」と、「流氷が接岸する氷点下の海岸」が、同じ国の中に存在する。かたや真冬に半ソデ、かたやマイナス10度でダウンジャケット。こんな両極端が同居するのは、たぶん世界中でアメリカ(アラスカとハワイ)と日本ぐらいじゃないでしょうか。それも日本なんて狭い国土ですよ。そのくせこんなにバラエティにとんでいる。
世界中をあちこち回ったけど、今あらためて日本はスゴイ国だと思います。
さて、DVD第7弾の作業が少し遅れております。本日よりまたまたフル稼働、来年も沖縄旅行できるように、そしていつしか南の島に移住できるように、一生懸命働きます!
【2005年新作(全八夜)放送決定】
●HAB北陸朝日さん→06年1月25日(水)25:15?
(12:49 藤村)