藤村

本日も札幌はいい天気でございました。
2006年6月14日水曜日。藤村でございます。
いよいよ!DVD第7弾「ヨーロッパ完全制覇」の発売&受け渡しまで1週間と、なりました。
予約が始まったのは2月15日。雪がわんさか降っている真冬のことでございました。
受験生であればまさに入学試験の真っ最中。この先オレはどうなるの?と暗中模索の時期。それが今や晴れて入学を果たし、5月病も乗り越えて、新しい仲間たちとの楽しい夏の計画がそろそろ頭をよぎる初夏6月。今ようやくDVD第7弾がキミの手に届きます。
皆様のお手元にある予約引き換え票、「常に財布に入れて持ち歩く」という方も数多いと聞いております。無事でありましょうか。
長らくお待たせして申し訳ございませんでした。
皆様よりも一足早く、我々の手元に昨日サンプル版が届きました。
DVDのジャケット、目を凝らして見ますれば、誰かがこちらを見ています。
ご予約をされた方には、「名場面ポストカード10枚セット」が付いてきます。これは、本編を見終わったあとに開けて見るのがよろしいかと。
「そうかそうか、こんなところをポストカードにしたか」と、失笑を隠せないカードもきっとございましょう。
さぁ、あと1週間であります。
1週間後、日本は1次リーグ敗退が決まっているのでありましょうか。それとも翌日のブラジル戦に望みをつないでいるのでありましょうか。いずれにしても18日のクロアチア戦。これに負けたらもう、もうおれはワールドカップなんか見ない!見ないぞ!ちくしょう!あんな負け方しやがって!明け方まで寝れなかったじゃないか!久々だ!あんなに気持ちが沈んだのは!おれが出場してるわけでもないのにだ!
というわけで皆様、DVD第7弾、お受け取りまであと1週間。
個人的なオススメは、特典映像の「NG集」。こちらの方でね、思う存分笑っていただきたい、沈んだ気持ちを吹き飛ばしていただきたい、そう思っておりますよ。
今日は本当に良い天気でございましてね、おかげでサッカーのことも忘れて朝から気持ちよく庭仕事。一汗かいて「さぁ出勤!」と、思わず手に取ったTシャツが鮮やかなブルー。わたしの気持ちは再びブルーというわけでございまして、本日の日記これまで。
また明日。
(19:34 藤村)

藤村

2006年6月13日火曜日
昨日は、お休みしましてね。
家で録画したYOSAKOIファイナル見ましたよ。
良かったですね。番組も最後まで面白かった。
人間、あれだけ踊れると良いね。
幸せそうだ。
きっと、生きてるぞっ!て実感できてる瞬間なんだろうなと思いながら見てました。
生きてるぞってね、心底、思える瞬間が、誰の人生にもあれば好いなと、思いますよね。
そんな喜びを感じるために、きっとぼくらは生まれてきたはずだものね。
そんな瞬間の泣き顔や笑い顔がね、そんなことを見ているぼくらに教えてくれる。
人生は、やっぱり長いよ。
どうすれば、自分の中に溜め込んだものを外に向かって放出できるか。
若かろうと年をとっていようと、その手段を探すことって、きっと大事なことだろうと思うよね。
それを経験するだけで、世の中の景色は、まるで違って見えるのかもしれないものね。
そんなことをね、昨日はね、せんべい齧りながら思いましたよ。
ぬれせんべい、妙に美味いね。
じゃ、奥さんまた明日ね。
「う」でした。
えー・・・ちょっとすいませんね。
きのうの夜、せんべい食いながらそんなこと考えてたのは、日本中で嬉野先生だけですよ。
あー、生きるってつらい。
じゃ、旦那さん次は18日ね。
「ふ」でした。
(17:26 嬉野)

嬉野

2006年6月13日火曜日
昨日は、お休みしましてね。
家で録画したYOSAKOIファイナル見ましたよ。
良かったですね。番組も最後まで面白かった。
人間、あれだけ踊れると良いね。
幸せそうだ。
きっと、生きてるぞっ!て実感できてる瞬間なんだろうなと思いながら見てました。
生きてるぞってね、心底、思える瞬間が、誰の人生にもあれば好いなと、思いますよね。
そんな喜びを感じるために、きっとぼくらは生まれてきたはずだものね。
そんな瞬間の泣き顔や笑い顔がね、そんなことを見ているぼくらに教えてくれる。
人生は、やっぱり長いよ。
どうすれば、自分の中に溜め込んだものを外に向かって放出できるか。
若かろうと年をとっていようと、その手段を探すことって、きっと大事なことだろうと思うよね。
それを経験するだけで、世の中の景色は、まるで違って見えるのかもしれないものね。
そんなことをね、昨日はね、せんべい齧りながら思いましたよ。
ぬれせんべい、妙に美味いね。
じゃ、奥さんまた明日ね。
「う」でした。
(16:23 嬉野)

藤村

6月12日月曜日となりました。藤村でございます。
「どうでしょう」とは別のお仕事、「YOSAKOI祭り特番」の放送が昨夜、終わりました。
今年は初めてゴールデンタイムに祭りのクライマックス、350チームの頂点を決めるファイナルコンテストを、BS朝日を通じて全国に放送いたしました。
放送を前にわたくし、スタッフに今回の番組のねらいを説明いたしました。
この番組は基本的に「ステージ上で行われるファイナルコンテストの模様を中継するだけのもの」であると。実際、昨年までの番組は「ただ中継するだけのもの」であったと。
しかし、中継するからには「視聴者に見せたいもの」があるはずだと。
それはなんだと。
あの素晴らしい踊り?
違うと。
私が一番見せたいのは、大賞が決まった瞬間の「舞台裏の踊り子たちの歓喜の一瞬」であると。その「ワンカット」を見せるために、我々は2時間の中継をやるんだと。
そのために我々は彼らの踊りを撮る。
彼らの踊りは素晴らしい。
なぜ素晴らしいのか?
彼ら彼女たちはプロでもなんでもない。フツーの人だ。フツーの人が地域ごとに集まってチームを作る。10歳もいれば50歳もいる。それが一糸乱れぬ踊りを見せる。
それが素晴らしいのだ。
ならばその踊りをどうやって撮る?
アップ?
違う。
全体が見える引きの画だ。
彼らは、一人一人の踊りがスゴイのではなく、その群舞が素晴らしいのだ。だったら引きの画で彼らの踊り全体を見せた方がその素晴らしさは伝わるはずだ。
映像の目標を明確に!
スタッフ全員!
感動の一瞬に向けて、それまでをいかに盛り上げていくか!
そこを各人が肝に命じて中継に臨んでほしい!
昨年までの番組とは全く違うんだ!
・・・と、わたくし力説したわけでございます。
スキのない論理と明確な目標設定。聞いていた嬉野先生も、「藤村くん、素晴らしいね」と賛辞を惜しまず、わたくしも意気揚々、あとは本番を待つばかり、スタッフ諸君たのんだぞ!おれはもう特にやることなし!と、なっておったわけでございます。
そして昨日、本番当日。
大泉、安田、森崎の出演陣を前に、わたくし再びこの「番組のねらい」を力説いたしました。
「…わかったな!キミら出演陣それぞれが、感動の一瞬に向けて番組を盛り上げてほしい!昨年までの番組とはまったく違うんだ!いいか!まかせたぞ!」
威風堂々、戦国武将なみの言いっぷりで一気にまくしたてたわけでございます。
すると、最前線に送り出される大泉洋が言いましたね。
「じゃ、盛り上げるためのVTRとか、あるのかな?」と。
「ん?」
「いや、例えばそういうね、普段は普通の生活をしている人たちがね、苦労して練習してるみたいな、そういうVTRがあるのかな?」
「ん?」
「いや、そういう前フリのVTRがあってね、はじめてキミ、『あぁみんな大変だったね』『これから踊るんだね』って盛り上がるわけでしょう。そういうVTR、ないの?」
「ない」
「じゃキミ、結局去年までの、ステージを撮るだけの番組と一緒でしょ」
「あぁ?全然違うよ」
「なにが?」
「なにがって・・・気合いが」
「キミねぇ…結局キミは僕らのコメントで盛り上げろって言ってるだけでしょう」
「あぁ?」
「盛り上げろったってそれは限界があるよ。なんらかのVTRなりね…」
「うるさい!とにかくいいか!おまえら感動しろ!リーダーは最初のレポートから感動しろ!レポートは2分だ!顔面の小ネタをやったら残り1分半だ!1分半で感動まで持ってけ!」
「いっ…1分半で!」
「うるさい!やれ!よし!もう打ち合わせ終わり!じゃがんばって!」
・・・と、いうことで出演陣はなんらの後方援護もなく最前線、ゴールデンの生放送へと挑んでいったわけでございます。
しかし本番が始まってみれば、ファイナルの踊り子たちのステージに、作り込んだVTRなど必要はなく、それだけで見る者すべてを感動させ、最終的には大泉洋も自然と目頭が熱くなってしまったのでございます。
生放送というもの、実は私はあまり好きではありません。
「生に失敗はつきもの」「それが生の醍醐味」と言いつつ、どうしても私には「やりっぱなし」という印象がぬぐえないのであります。だから本当はやりたくない。「お客さんに見せるなら手の込んだカンペキなものを」と。
しかし、昨夜の生放送は初めて満足いたしました。リーダーは冒頭飛ばしすぎたものの、大泉洋のコメントも、安田さんのコメントも、実に的確でありました。おかげで最後の「ワンカット」に向かって番組は自然と盛り上がっていきました。最終的には、関わったスタッフ全員が感動しながらエンディングを迎え、ねらい通りの番組が出来上がったのでございます。
それにしても、大泉洋という人間。やはりあなどれません。
ヤツだけは、私が言い放った「番組のねらい」の、大きな穴の部分をズバリと突いてきました。
「藤村くん、なんだかんだ言ってキミはめんどくさいからVTRを作りたくなかったんだろう。論理的と言いつつ、結局は気合いで乗り切れみたいなことじゃないか」と。
その通り。さすがであります。
番組は、プロデューサー福屋キャップの目標「視聴率30%」には少し届かなかったものの、YOSAKOI関連番組としては全局あわせて史上最高を記録しました。
よかったよかった。
(18:51 藤村)

お知らせ(管理人から)

北海道在住ではない管理人にとって、貴重な機会であります。GJ!>テレ朝
本日もお仕事ですので、生には実は間に合いませんが、
録画予約はばっちりなので、直帰で追いかけます。
楽しみだなぁ。

藤村

6月10日土曜日。藤村でございます。
YOSAKOI特番の朝を迎えております。
札幌地方は現在、雨。
しかし、放送開始の12時までに晴れる予定!ご心配なく!
さて!道内の皆様のみならず、道外からもこのYOSAKOIを見るために札幌に乗り込んでいる方が多数いらっしゃるとのこと。
そんな方々にYOSAKOI見物情報であります。
HTBの中継会場は大通西6丁目の審査会場と、地下鉄宮の沢駅近くの白い恋人パーク会場(チョコレートファクトリー)の二つ。
このうち、大通会場は例年、込み合っております。祭りだから込み合ってる方が盛り上がっていい!という方はこちらがオススメ。ただし、踊りや中継放送席は、なかなかちゃんと見られませんのでそこらへんご注意を。
一方、白い恋人パークは、スタジアムになっており全席無料。ゆっくり座っての見物が可能。平岸天神はじめ新琴似天舞龍神など強豪チームもこちらの会場に登場。意外と穴場であります。中継レポーターは森崎博之と音尾琢真。幸い顔がデカく、目が離れておりますので、両者とも観客席からハッキリと顔が見えます。さらに晴れ男森崎博之が言うに「天候は宮の沢方面から徐々に回復!」とのことでありますので、雨がキライな人もどうぞこちらの会場へ。
いずれにしても見物の皆様は、雨と、そして「寒さ」対策は怠りなく!
では、本番まであと1時間。
大泉洋とナックス連中、久々の生放送をどうぞお楽しみください。
では!
【昨日の日記】
2006年6月9日金曜日
みなさん。
明日のお昼からは、HTBで、YOSAKOIソーラン祭を観ましょうね。
そしてあさって日曜は、夜6時58分から大賞チームが決まります、ファイナルの生中継もございます。
北海道の方は地上派で、北海道以外の方はBS朝日で、それぞれ御覧いただけますので、どーぞ、テレビの前にお集まりくださいませね。
と、いうふうにですね、あからさまなほどに直接的な呼びかけをして、本日の日記は終わりでございます。
さて、パソコンユーザーのみなさま。
HTBのホームページに「HTBアナウンサーズ」というのがございます。
その中へ入りますとね、YOSAKOI中継に向けての力強い意気込みを述べている、チームナックスの面々の動画がお楽しみいただけます。観ましょうね。
ではみなさん。
明日あさってと、YOSAKOIでお会いしましょう。
ということでね、あれですよ。
明日もあさってもお仕事でしょ、ぼくら。
で、明日とあさっては土曜と日曜でしょ。
ということはね、月曜と火曜、ぼくらは、お休みと言うことが、ある程度、考えられるね。
さぁ、ということでね。
HTBの!
明日あさってのYOSAKOI特番お楽しみに!
以上!
(11:02 藤村)

嬉野

2006年6月9日金曜日
みなさん。
明日のお昼からは、HTBで、YOSAKOIソーラン祭を観ましょうね。
そしてあさって日曜は、夜6時58分から大賞チームが決まります、ファイナルの生中継もございます。
北海道の方は地上派で、北海道以外の方はBS朝日で、それぞれ御覧いただけますので、どーぞ、テレビの前にお集まりくださいませね。
と、いうふうにですね、あからさまなほどに直接的な呼びかけをして、本日の日記は終わりでございます。
さて、パソコンユーザーのみなさま。
HTBのホームページに「HTBアナウンサーズ」というのがございます。
その中へ入りますとね、YOSAKOI中継に向けての力強い意気込みを述べている、チームナックスの面々の動画がお楽しみいただけます。観ましょうね。
ではみなさん。
明日あさってと、YOSAKOIでお会いしましょう。
ということでね、あれですよ。
明日もあさってもお仕事でしょ、ぼくら。
で、明日とあさっては土曜と日曜でしょ。
ということはね、月曜と火曜、ぼくらは、お休みと言うことが、ある程度、考えられるね。
さぁ、ということでね。
HTBの!
明日あさってのYOSAKOI特番お楽しみに!
以上!
(17:52 嬉野)

藤村

はいどうも6月8日木曜日。藤村でございます。
いよいよYOSAKOIソーラン祭りの特番が週末に迫ってまいりまして、わたくしも大忙し・・・と、言いたいところでありますが、えー意外とそーでもない。
と、申しますのも、わたくしが担当します日曜日のゴールデン番組、これは今年の大賞チームを決める「ファイナルコンテスト」の生中継であります。
ファイナルコンテストとは、全参加チーム350チームを10のブロックに分けまして、そこで1位となったチーム、10チームが参加する、いわば決勝戦であります。各ブロックの審査は、土曜日と日曜日の午前中に行われます。土曜日の5時間半の生放送は、まさにその審査会場から中継しているわけでございますな。で、そのブロック審査、これの最終結果が出るのが日曜日の午後であります。日曜日の午後。そこで初めてファイナル進出の10チームがわかるわけです。
放送が始まるのは夕方6時56分。つまり、最終結果の発表からほんの数時間の間に、出場チームのVTR、スーパー、そういうすべての放送素材をそろえるわけであります。司会のおのゆうなんかは、この間に10チームの取材なり、情報集めをしなきゃいけない。すべては本番までの短期決戦!なわけであります。
と、いうことで、「今年の大賞は○○チーム!」「○○チームおめでとう!」なんて、「○○」ばかりが書かれた穴あきの台本を書き上げてからは、なんといいますか、あんまりやることがない。いや、プロデューサーの福屋キャップ、中継技術陣なんかは準備に大忙しですよ。しかし、演出担当のわたくしはもう、座して待つのみ。本番までの数時間にすべてを賭けまして、今日もこうして掲示板を更新し、のんきに皆様のご機嫌を伺っておるわけでございます。
しかしながら、放送の数時間前に出場10チームが決定し、放送の中で彼らが踊り、そして放送の中で大賞チームが決まる。決まった瞬間、大賞に選ばれた踊り子たちは、いったいどんな表情を見せるんだろうか、飛び上がって喜ぶだろうか、それとも涙ぐんでしまうのだろうか、1年間ずっと練習を続けてきた、その最後に訪れる歓喜の一瞬。それをお見せできる。これぞ生放送ではないか!そう思うのであります。
と、いうことでわたくし、本番までやることはもう特になし!あとは大泉、安田、モリ、よろしくお願いします!
さて気になるのは足の痛み。しかし着実に回復基調にあり。柳沢、加地両選手とともに、12日のオーストラリア戦までには間に合わせたい!そう思っております。
以上、本日の日記でございました。解散!
(18:57 藤村)

嬉野

2006年6月7日水曜日
「う」であります。
奥さん。DVD7弾「ヨーロッパ21ヵ国完全制覇」が、第2次の予約期間中ではございますが上限に達しまして売り切れとなってしまいましたよ。で、今後ですが、北海道内のHTBグッズ取扱店さんでは、まだ予約を受け付けておられますので、これからのかたはそちらへ御連絡のほど、よろしくお願いいたします。いずれローソンさんで再予約できるようになりますので、首を長くしてお待ちくださいませ。
御迷惑をお掛けしますが、なにぶんよろしく御了承くださいませ。
さて、本日はYOSAKOIのお話をしようかと思っております、
しばし、お付き合いのほどを願いたいと思いますよ。
えぇ毎年のことでございますが、わたくし「YOSAKOIソーラン祭」の中継の時は、大泉先生、安田先生のおられます桟敷におりまして両先生のお相手をしております。
とにかく中継などという時間に追われますような現場では、わたくしに活躍の場はございませんので、現場のことは若手敏腕ディレクターが取り仕切ってくれるものと思っております。
さて、この「YOSAKOIソーラン祭」の踊りなのですがね、勇壮なのでございます。
踊り手はすべて素人さんばかりなのでございますが、練習に練習を重ねましたチームのみなさんの踊りには鬼気迫る力がございます。
百人近い踊り手が一糸乱れず躍動するのであります。
それはそれは圧巻なのでありますよ。
心を打たれるんであります。
ぼくはね、奥さん。
毎年桟敷で見てましてね、泣きそうになる時があるのですよ。
ここんとこがねぇ、年寄りだと思うの。
若者がね、そら男の子も女の子も弾けるように踊るの。
喜びに溢れて踊るの。
そういうものを見ていて込み上げてくるのは、我々年寄りの特権です。我々年寄りは、そこに人生を見るのです。
その時、彼の若者の身に降る人生を見るのですよ。
彼らが日頃どのような仕事をし、どのように生活に追われているのかは知らないけれどさ、それでも彼らは時間を見つけては踊りの練習をしてきたはずなのよね。
ある時は独りで、ある時は仲間と、そして最終的には全員揃って。
仲間に迷惑をかけられないと一生懸命稽古してきたと思うのよ。
豊平川沿いの河川敷で連日大太鼓を敲いていた若者たちを見たこともあります。そうして彼らはこの一年をね、ただ、このYOSAKOIの踊りのために費やしてきたはずなのよ。
日々の生活だけでも、辛いこと悩ましいことあるものよ、それがぼくらの人生よ。
でもね、それでも彼ら彼女らはさ、時間を見つけては、自ら踊りの稽古に追われ、時には、叱られて悔しくて泣いたこともあっただろうかとも思ったりもする。
で、そんなことを思いながら彼らの踊りを見てるんじゃなくてね、彼らが踊る踊りの中で彼らが輝く時があるの、その時、瞬間的にいろんなものを一遍に見るのよ。
きっと這いずり回るようにしながら、みんな踊りを自分のものにしてきたんだろうなと思うのよね、それが今、瞬間的に昇華されてしまうんだ!みたいなね、ものを見ちゃうのよ。
で、年寄りは瞬間的にもらい泣きをしそうになるのよ。
もちろん泣いたことはないけどね。
今年、HTBはファイナルまで中継します。
それをね、日曜日の夜、道外のみなさんにもBS朝日で生で見ていただくわけです。
その夜ね、今年のYOSAKOI一番のチームが決まるの。
踊り手は、みんなね、この夜のためにこの一年、歯を食いしばって来たんだと思うのよ。
でね、彼らがこの一年、どんな思いで頑張り続けてきたか、その日々がどんなものだったか、大賞チームが発表された瞬間に見えるはずなんだと、うちの藤村先生は、言っておられましたよ。
そして、それこそを、みなさんに見せるんだと、力強く言っておられましたよ。
今年は感動するかもしれませんよみなさん!
どうぞ、ご期待くださいね。
本日の札幌、曇りでございますよ。
それでは、また明日お会いしましょう皆の衆。
「う」でございました。
●6月21日(水)ネット通販「HTBオンラインショップ」と道内各HTBグッズ販売店で発売開始!
(17:56 嬉野)

藤村

2006年6月6日火曜日。藤村でございます。
さきほど掲示板の方、更新しておきました。
「大丈夫ですか?」という書き込み、多数目にいたしましたよ。
3週間ほど前のことですか、犬を引き連れてのランニング中にぐぅオロゴロゴローッとえらい勢いで転倒いたしましてね、左足の膝ですけども、しこたま痛打いたしまして、ある程度の打撲と裂傷を負ったんですね。
それでもまぁ新緑の候、気持ちの良い時節ですから、多少の痛みを自覚しつつも「おぉー気分いいなぁ!」と相変わらず走り込みを続けておったわけです。
そうこうするうち、今度は右足首、くるぶしのあたりが痛くなってきたんですね。「おやおや?」と。「ずいぶんな痛みじゃないか」と、自覚しつつも新緑の候、気持ちの良い時節ですから、依然わたくしは10キロの走り込みを続行しておったわけです。
ところが先週、遂にわたくしあまりの痛さにランニングを中断、3キロ地点で無念のリタイアをいたしまして、おっさん犬と供にトボトボと家路につきました。
玄関先で靴を脱いで右足首をしげしげと観察いたしますと、「おぉーなんだ?ずいぶん足首が太くなってるじゃないか」と。太くなったんじゃないんですね、腫れてるんですね。くるぶしのあたり、というか、そのくるぶしの出っ張りもわからなくなるほどパンパンになっている。
「これは…さすがにどうだろう」
いくら新緑の候とはいえ、いくぶん休養も必要だろうと、思いましてわたくし、翌日からランニングを休止、ウォーキングに変更をしたんですね。ウォーキングを10キロ。しかし、足首の腫れはひくどころか増すばかり。
「そうかそうか、歩いてもダメなのか」と。
そして先週末、遂にウォーキングも断念。おっさん犬を近所の公園で数分間引きずり回して用を足したらすぐに帰宅。
「おいおいそれで終わりか」
「きのうまでの10キロもキツイが、これもキツイ」
と不満げなおっさん犬に、
「ばか野郎!こっちゃぁケガしてんだ。絶対安静なんだ」
と言いくるめ、庭の草むしりなんぞを静かにしておったわけでございます。
そこへ一番下の坊主がやって来てこう言います。
「コレを地面にまきたい」と。
手には小さな花のタネが握られておりました。聞けば「去年学校で育てた朝顔のタネだ」と。「そうかそうか」と。「じゃぁ、どっかにおまえの花壇を作ってやろう」と。
庭の一角に雑草が生い茂る、まだ手付かずの地面があります。
「あそこにしよう」と。「スコップを持って来い」と。「一緒に花壇を作ろう」と。
息子と一緒に休日の花壇作りが始まります。
ところがこの地面、石がゴロゴロしてやたらとカタい。
「おい、このちっちゃいスコップじゃダメだ。大きいやつ持って来い!」
いつしか子供とのほほ笑ましい花壇作りが、ねじり鉢巻の土木作業へと一変いたします。
スコップを地面に突き刺し、ぐっと右足に力を入れてカタイ地面を掘り返す。ザスっと突き刺して、ぐぐっと右足を踏み込む。
「もうタネまいていい?」
「バカ野郎!んなもんはまだ後だ!とにかく石を運べ!」
やがて子供は石を持ったまま現場から逃走し、おっさんひとり、夕暮れまで汗だくの土木作業が続きます。
しかし、週末だけでは花壇の完成には至らず、昨日も朝から地面を掘り返し、結果足をひきづりながら満身創痍の週明け出社。
デスクにつくなり、「足が痛い…」とつぶやきましたところ、となりの方が「どうされました?」と。
「いや、足首がものすごく腫れた」と。
それを聞いて隣人はうれしそうな顔で、
「わかりやすい」
と言って日記をしたためたわけでございます。
隣人は、「調子に乗った走り込みのせいで足首を痛めた」と思ったようでありますが、実のところ、
「調子に乗った走り込みのせいで足首を痛めたので、静養のために草むしりをしていたが、思いがけず花壇作りに熱中し、さらに足首の痛みを悪化させた」
というのが、その真実なのであります。
新緑の候、ランニングもいいが、庭作りもまた楽し。
札幌の天候、本日も晴れ。
わたくしの足首も大いに腫れておりますということで、本日の日記これまで。
●DVD第7弾「ヨーロッパ21カ国完全制覇」2次予約スタート!
ロッピー端末商品番号:044661(オヨヨ室井)
受け渡しは、7月3日。
6月21日(水)ネット通販「HTBオンラインショップ」と道内各HTBグッズ販売店で発売開始!
(17:31 藤村)