11月10日(水)
嬉野です。本日お昼に九州から札幌へ戻りました。
暑いよ九州!25℃もあったんだよ!驚く!
さて、ミスターがいよいよ韓国へ行くね。
10月28日、誰もが参加したいと思っただろう札幌での「ミスター壮行会」の席上でミスターは2千人以上のどうでしょう藩士の皆さんに熱烈に送られて最後に長い長いスピーチをしてくれました。
それはね、ある意味重い内容だったのかも知れないけれど、その場に居合わせた誰の胸にも深く深く届いて、それぞれの心に長く残る言葉でした。
それから数日経った11月1日にも、これはオフィスCUEさんが主催した私的な「ミスターの送別会」だったんだけれど、その席でもミスターは最後に長い長いスピーチをしてくれました。
そして、28日の「壮行会」でもそうだったように、そのスピーチでも話が娘のことに及ぶと、ミスターは溢れる感情を堪え切れなかった。ミスターは泣いちゃうんだよね。
その瞬間、何かにスイッチが入るように、ミスターの胸の中にいろんな感情が一時に込み上がってきてしまうんだろうね、だから自分でもその感情を制御できなくて泣いちゃうんだろうなと、ぼくなんかは、勝手に思って聞いていました。
だって、ミスターが人前で泣くなんて今まで見たことが無かったもの。
で、そのふたつのスピーチを聞いて、ミスターの深いところにある一面を突きつけられたような気がしたんです。
それはね、
「この人は、本当に全ての状況下で本気で闘ってきた人なんだな」っていう実感だったんです。
ミスターの人生は全て闘いだったんだなと納得したんです。
そのことに気づいた時、ミスターが背負って来た物の重さにぼくは敬意を表さずにはいられませんでした。
そして、なんで今まで気づかなかったんだろうと恥じ入りました。
ぼくの人生には闘いなんかなかったですからね。
でも、あの人は、きっとどんな状況下でも一歩も引かず、一人で闘い続けてきた人なんですよ。
そして「誰にも頼らない」それこそが相手を捕らえて放さないあの人の持つ人間的な魅力なんです。そう思いました。
だからね、今回の韓国行きもミスターにとっては闘いなんですよ。
今、韓国はあの人の中では戦場のはずです。
彼はこれから戦地に赴くんです。
今、ミスターはきっと大きな山をひとつ乗り越えようとしているのだと思います。そして険しい山の頂の、足場もないようなところにミスターは今立っているんじゃないのかな。
振り返ってみると切り立った崖が見えるはずです。
「あの険しい崖を登ってきたんだ」
今ミスターは、そう実感していると思います。
そしてこれから先ミスターを待ち受けているのもまた険しい崖なんだろうな。そういう状況にあの人はいるんだと思う。
そしてやがて現れてくるだろう広い荒野を目指してあの人はまた、あの切り立った崖を下っていくのだと思うんです。
そうじゃないですか、ミスター。
「それは嬉野さんの思い過ごしですよ」
そう、ミスターは言うだろうか。
でもね、ミスター。
ぼくには、そう思えてならないんです。
行ってらっしゃいミスター。
そして一年後、また会いましょう。
ぼくらは、待っています。
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(21:09 嬉野)
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