藤村

1月22日(金)。藤村でございます。
まずは岩手の皆様にお知らせ。
藤村・嬉野両名、24日(日)に開かれる「みんなのいわて☆フェスタ〜来て!見て!知って!いわてを感じよう!〜」というイベントにおじゃまいたしまして、1時間ばかりお話をさせていただきます。
会場はアイーナ。時間は11時からでございます。
岩手が好きで、なにか理由があればおじゃまして、そのまんま2、3日岩手に滞在してあちこち見て回るということをもう3回ほどやっております。
前回おじゃましたときに、ある若い陶芸家の工房に行きまして茶碗をひとつ買いました。一番下の坊主用のご飯茶碗であります。3千円ほどしましたか。くそ坊主には高い茶碗のようでありますが、気に入ってしまったので買いました。最近少し端っこが欠けてしまいましたがそれも味のうち、坊主は毎日それでメシを食っています。
我が家の食器は、こんなふうにあちこちの陶芸家から買ったものがほとんどです。別に高価なもんじゃありません。せいぜい3千円台ぐらいまで。そうするとおのずと買えるのは若い作家が作ったものが多くなります。
私は茶碗を買うときに、「その茶碗にお金を払う」というより、自分が気に入ったこの茶碗を作ってくれた「その陶芸家の人にお金を払う」という考え方をします。「これはいい茶碗だ、私は気に入りました、どうかこれからも作り続けてください」という気持ちでお金を払う。人間国宝級ならまだしも、ほとんどの若い陶芸家なんて経済的にたいへんだ。でもなんとか作り続けてほしい。そう考えれば気に入った茶碗に2千円は払える。
茶碗に限らずあちこちのアートマーケットなんかに行って、気に入った絵や手作りのアクセサリーをちょこちょこと買っております。「自分はあなたの作品が気に入りました、これからもがんばって下さい」。
何年か前から、ずっと考えておりました。
絵を書いたり、なにか造形物を作ったり、そういう才能ある人たちになんかできないものかと。
昔は優れた芸術家にはパトロンなんていう貴族の存在があって、文化を作り上げていた。でも今はそんな貴族はいない、余裕のある企業も人も少ない、だったら・・・というほどの金はこっちにも当然ないけれど、少しぐらいなんとかできないものかと。そうしないと文化なんて育たないぞと。
それで、細々ながら始めることにいたしました。
アーティスト応援プログラムなんていう、ありがちな仮の名前でありますが、まぁ、「あなたの作品が気に入りました」というクリエイターの人と一緒になんか作って、気に入ってくれる人に買ってもらおうと。それでクリエイターの人が今後も作品を作り続けていけるぐらいの後押しになればいいと。
で、我々がずいぶん前に知り合って、一緒にキャンプしながらいろいろと語り合い、飲みながらその人となりを気に入ってしまった「鯨森惣七」通称クジラさんという60過ぎのじじいと絵本を作って売ることにしました。
じじいがずいぶんがんばってしまって、ずいぶん分厚い絵本になりました。
来週月曜日25日の夕方に、まずはそのサイトがオープンします。どうぞ報われないクリエイターのじじいに愛の手を!でもじじいの描く絵は、とてもいいです。
【お知らせ】
携帯の待ち受け画面
「HTBきせかえ500水曜どうでしょう」
この度1月15日(金)より、
下記14機種に新たにサービスができるようになりました。
NTTDoCoMo
SH903i、 D903i、F903i、N903i、SH903iTV、D903iTV、F903iX、SH904i、N904i、F904i、D904i、SH704i、D704i
au(EZweb)
W41SH
【お知らせ!】
今から11年前、DVD第13弾で登場の東北ツアーにご参加いただいたみなさま!皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
【DVD13弾予約討ち入り中!】
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「東北2泊3泊生き地獄ツアー」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉車内でクリスマス・パーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
【HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!】
とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
また、docomo903,904シリーズなどいくつかの機種についても新たに対応を開始します。
詳しくは「HTBきせかえ500」の情報サイトからどうぞ。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版)
(20:22 藤村)

藤村

1月7日木曜日。藤村でございます。
遅まきながら、おめでとうございます。
DVD第13弾がまもなく完成で、ようやく一息つけそうなところであります。
「絵ハガキの旅」「車内でクリスマスパーティー」「東北2泊3日生き地獄ツアー」、いずれも小作品でありますが、案外、名場面、名ゼリフの多い作品であります。
代表的なのは「東北」の「腹を割って話そう」「一生どうでしょうします」。個人的には「青鬼の大泉ですよ」なんてのが好きですね。
「クリスマス」では「onたばこ吸ってんじゃねぇよ!」とか「プロデューサー炎上」なんて場面もございました。
「絵ハガキ」では「八十八ヵ所回ってきました!ハイ地獄へ行って下さい」「なんでそんなスケートみたいなことしなきゃいけないのよ」なんてのが好みであります。
この3作品は98年の年末から99年の初頭にかけて放送されたもので、このあとは「試験に出る」「四国八十八ヵ所」「アメリカ横断」「原付東日本」「シェフ大泉夏野菜」・・・と、実に人気の高い作品が続々と出てきます。
豊作といわれる99年のスタート台に立ったような、心が躍るような3つの小作品と言えるのではないでしょうか。
もちろん、各作品には放送版では見たことのない未公開シーンを細かく盛り込んだ、DVDならではの贅沢な編集をほどこしております。
ね、ある程度ここに顔を出したからには露骨な宣伝をしていきますよ。そりゃそうでしょうあんた、こっちゃぁそのために編集室にこもってろくすっぽ顔出せないんだから。いい話もしたいけどもだ、まずは宣伝だ宣伝!
DVD第13弾!確かに小粒のラインナップだが!絶賛予約受付中ーッ!
まぁとりあえずまだ予約期間はたっぷりあるけどもだ!うかうかしてたら予約終了になりますよ!やれるときにやっときなさいよ!
ではまた明日!
あ、
今年もどうぞよろしく!
今年もバキバキ働きます!
藤村でがすた!
終了!
【お知らせ!】
今から11年前、DVD第13弾で登場の東北ツアーにご参加いただいたみなさま!皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
【DVD13弾予約討ち入り中!】
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「東北2泊3泊生き地獄ツアー」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉車内でクリスマス・パーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
【HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!】
とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
(20:54 藤村)

藤村

2009年12月29日火曜日。午後8時を回りました。
藤村でございます。
誰もいない制作部でひとり、今年の仕事納めを迎えております。
つい先ほどまでDVD第13弾の特典映像を編集しておりました。
これでほぼすべての素材が完成し、ようやく年越しを迎えます。
ドラマ「ミエルヒ」の制作から間断なくどうでしょうDVDの編集に取り掛かり、ようやくこれでひと段落。
皆の衆には、ほとんど顔も出せずに不義理をいたしておりました。
しかし、不景気とデジタル投資が重なり、テレビ局も大変なんであります。一生懸命働かないと。
来年もまた、忙しく、いろいろと作っていきたいと思っております。
2009年。
よし、今年もこれにて終了!
また来週から仕事であります!
短い年末年始ではありますが、諸君!
一時解散!
今年もどうもありがとう!
来年もどうぞよろしく。
↓嬉野先生の長い日記
2009年12月29日(火)
嬉野です。
年末特報!
すでに12/25(金)より「J:COMオンデマンド」でHTB番組のVOD配信がスタートしました。
まずは「水曜どうでしょうClassic」の原付ベトナム縦断から配信を開始いたしております。
今後は月に2企画のペースで、ジャングルリベンジ→西表島→ヨーロッパ20カ国・・・と続けてまいる所存です。
「放送」でなく「通信」でHTBの番組がお茶の間のデジタルテレビに初めてデリバリーされる・・・とまぁ、なんだかそういうことのようでありますのでお見知りおきのほどを願います。
さて、業務連絡を終え、年末の雑談です。
人は、人である限り、表現という行為をします。
詩人が詩を書くように、
画家が絵を描くように、
音楽家が演奏をするように、
はたまた曲をつくるように、
しかしながら、
表現という行為は別段芸術の世界だけの話ではないでしょう。
世間に暮らす誰も彼もが、
いたるところで日常的にしている行為なのです。
むしろ、表現することを差し止められた場合、
人というものはひじょうに苦しむものです。
そのくらい、人が人として生きていく上で、
表現するという行為は切実なほど必要な行為なのです。
しかしながら、表現という行為は、ひとりでは完結できない。
必ず相手が必要な行為なのです。
たとえば恋愛。
人を好きになるということ。
その人を好きだと思ってしまう内なる衝動。
その感情の欲求が後から後から湧き出でて、
この胸はふくれ、はちきれそうになる。
この思いを自分の中だけに止めておく事ができなくなる。
湧き出でるまま外へ出してしまいたくなる。
外へ出してしまいたくなるというその欲求。
その切実なる衝動が、つまり表現という行為そのものなのです。
しかしながら、幸福のうちに表現することが出来るのは、
その思いを受け止めてくれる相手があって初めて成しえるもの。
つまり表現することの幸せを得るためには、その胸のうちで溢れ出る思いを受け取ってくれる対象があって初めて完結できるものなのです。
恋愛というものが楽しくてしょうがないのは、
自分の表現する気持ちを対象となる相手がそのままに受け止めてくれる時だけです。
その時は思いのままに表現が出来る。
だから、後から後から溢れてくる想いも、
その想いの引き取り手がいるから、そのまま外へ出せる。
だから少しも苦しくならない。
幸福でたまらない。
その幸福感。
それが好きな人に好きと言え。
その好きな人からも好きだといわれること。
そういう状態。
その幸せな状態を作っているのは、
その思いを受け止めてくれる相手が存在するから。
だから片思いや、失恋やらが辛いのはあたりまえです。
溢れる想いが湧き出てくるのに、そのはちきれそうな思いを相手が引き取ってくれないのだから。
自分の胸は、その人への想いで、やがてはち切れるでしょう。
だったら胸は苦しくなる。
あたりまえなのです。
だから、なんとしてもその想いを引き取ってもらおうと、
電話をしたり、メールをしたり、手紙を書いたり、
懸命に、この胸で膨満していく想いを引き取ってくれと相手のところへ出向こうとする。
それなのに、その人は、引き取ってくれない。
だとするならば。
今度は、そのくるしさに、たまらず、
怒りや憎しみが生み出されてくるのです。
「この苦しさは、あなたがこの思いを引き取ってくれないからだ」
と、思うようになる。
だが、立場が逆なら分かるはず。
引き取れないものは、引き取れるはずがないのだから。
そう相手は言うでしょう。
それを無理やり引き取らせようとするのなら、相手は益々離れていくのは当然のこと。
それはなんだか商売にも似ていますよね。
だったらと商売人は客の好みを調べ考えて、客が引き取りそうなものだけを渡しにいく。買わせたいものがあっても、買いそうにないと分かればあっさりあきらめて、買いそうな物を持っていく。
恋愛という、このぼくらの日常的な表現行為の中に、
人間が経済的な生き物であるという、その動機も潜んでいるということも、このことを考えていけばニュアンス的に分かる気がします。
やりたいことがない。
書きたいものがない。
書けない。
出来ない。
この社会で、表現者と呼ばれる人や、呼ばれたい人が、
上記のような状態にいるのなら、
みなさんはもうお分かりでしょう、
それはそのまま、自分のなかに切実な状態が無いだけの事だと。
勝手に湧き上がり、
表へ出したくてしょうがない衝動がないから、
いつまでもこの胸は苦しくはならない。
だったら外へ出したくなるようなものはない。
つまり表現など出来るわけが無い。
あたりまえです。
切実なものがなければ、人は表現することをしないのです。
それはそのまま、自分が平穏で無事な状態ということなのです。
そんな状態の人が、何かやらなければという強迫観念に支配され、
自分で自分を追い込んでいくなら。
そんなことがもしあるのなら、
それは、「?」なことではないでしょうか。
好きな人もいないのに、
恋愛は楽しいっていうから、恋愛した方が好いのかしらと思うようなものです。
人とうものは、本当に好く出来ているのです。
特段その気にならないのなら、
普通に起きて食べて寝て呑んでだけで好いのです。
無理になにかやんなきゃとは思わなくて好いんだと、
とにかく安心するべきです。
そのことが先決だと、心得て好いわけです。
時に暴走することもあるでしょうが。
それは仕方が無いとして。
それでも、大体において自分をコントロールすることは大事です。
それは自分に力をつけることになるのだと思いますから。
そのために必要な事は訓練です。
訓練は反復です。
心底、思いますよ。
人間は本当に好く出来ているのです。
誰だってなんとか乗り切って行けるもんです。
恋愛の話は身近なので、たとえ話に最適なのでしましたが。
その実、恋愛という感情の仕組みには、この社会を動かしている人間の、その奥底にとぐろをまく根源的な理由が組み込まれているような気もするのです。
そのあたり、是非、各員に経験を積んだ上で深めていっていただきたいものだと希望します。
なんとしても、よき人生をおくっていただきたい。
諸氏の奮闘を祈る。で、あります。
以上、解散。
あ!そうそう。
DVD第13弾で登場の東北変装ツアーに昔、ご参加いただいたみなさま!
皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
以上。
13弾!予約討ち入り中!
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉・車内でクリスマスパーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
請う御期待!
●この度、うちの携帯の着せ替コンテンツが、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!
対応機種・表示内容など詳しくについては、【HTBきせかえ500】の情報サイトをご覧ください。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版のみ)
サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。 
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/
(20:20 藤村)

藤村

12月19日土曜日、午後4時。
今、北海道でスペシャルドラマ「ミエルヒ」の放送が始まりました。
HTB制作部で、福屋キャップ、嬉野両プロデューサーと私藤村の3人で見ております。
番組終了後、いち早くこのドラマを見た道内のみなさまの感想をこちらの掲示板と「ミエルヒ」サイトの掲示板にアップいたします。
では道内のみなさま、ごゆっくりご覧下さい。
【昨日の日記】
12月18日金曜日。藤村でございます。
DVD第13弾の編集が追い込みでなかなか顔を出せずにおります。
さて、いよいよ明日午後4時から北海道内ではドラマ「ミエルヒ」が放送となります。
嬉野先生が江別の「石狩川の河畔」で、「ヤツメウナギ漁をする人々」と「王子製紙の工場のエントツ」という不思議な、だけれどどこかほっとする風景に出会ってから、ちょうど1年がたちました。
新しいものをできるだけ迅速に安く提供することが最も人に喜ばれる、と信じられている中で、地味なものをじっくり作り込む作業は、「実に人間の生理に合った無理のないことであった」と実感しております。
我々が実感した、ということは、今、多くの人々も多分同じことを考えているんだろうと思います。
「新しいものを安く迅速に」というのは絶対どこかに無理がある。無理が出るものを人は心から喜べない。
新しくなくても「無理せずじっくり手間をかけたもの」のほうが良い、と。
「ミエルヒ」の映像は、迅速に人々に見せることが使命のテレビカメラとは違って、時間と手間をかけないと映像をお見せできない特殊なカメラで撮影されております。
このカメラを通して、「水」と「光」と「雲」という、色がはっきりしないものたちが見せる、奇跡的な色の変化をご覧いただきたいと思っております。
昨日夕方の「イチオシ」に出演した安田顕も、このドラマのもうひとつの主役は、映し出される石狩川の風景と、そこに実際に住んでいる人たちだ、というようなことを言っておりました。
その安田顕。
彼と初めて出会ったのは、私が制作部に異動したばかりのころでありました。30分の短いドラマを作ることになり、役者としてやって来たのが当時まだ学生だった安田さんです。
野球のドラマだっつうのにバットの握り方さえうまく出来ない不器用なやつでありました。
こちらもディレクターとしてズブの素人に近く、たいしたものは撮れなかったと記憶しております。
あれから10数年がたち、彼も役者としていろんな経験をし、今回主役として迎えられたことにかなりな意気込みをもってのぞんでくれたことでしょう。
永島剛という役柄のことをじっくり考え、監督の要求する以上の芝居を見せたいと。
しかし、私の中の安田さんは、今でもバットさえ握れない不器用な安田顕という男でしかありません。
だって、たぶん今でもそうだから。
だから、撮影中に何度も言ったのは、「とにかくあんまり考えないでくれ」「そのままでやってくれ」ということでありました。
彼も東京のテレビで、舞台で、いろんなことを必死に考えながら、ある部分では無理をしてでも、いろんな役柄を演じてきたことでしょう。
それは彼が役者として人生を送っていく中である意味大事なことではあります。
しかし、北海道の、我々のところに帰ってきた時には、余計なことを考えず、ただシンプルに、安田顕という男のままで入ってきてほしい。
だって我々は、安田顕という男がどういうやつか、よーく知っているんだから。彼が無理をすればすぐにわかってしまうのだから。
今回、撮影を重ねるたびに、安田さんはシンプルになっていったと思います。
そして、台本上だけでは想像できなかった、とてもダメで、とても暗い、でもとても人間的なちょっと変わった主人公像が出来上がったと思います。
今回、安田さんが演じた「永島剛」という役は、安田さんでなければ演じられない「永島剛」になりました。
そして、去年の大泉洋と同様、撮影が終わったときに、安田顕がとても魅力的な役者に見えました。
ドラマ「ミエルヒ」。道内で明日午後4時から放送。
「ミエルヒ」のサイトには掲示板も設置されました。是非とも感想をお聞かせ下さい。こちらの掲示板でも結構です。今回はいろんな意見があると思うので、聞きたいのであります。
まぁ、ちょっとしたネタも仕込んでありますので、ネタバレはなるべくしないように書き込みをお願いいたします。
では、道内のみなさま、明日!
●只今!DVD第13弾!予約討ち入り中!
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉・車内でクリスマスパーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
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対応機種・表示内容など詳しくについては、【HTBきせかえ500】の情報サイトをご覧ください。
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サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。 
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/
(16:07 藤村)

藤村

12月18日金曜日。藤村でございます。
DVD第13弾の編集が追い込みでなかなか顔を出せずにおります。
さて、いよいよ明日午後4時から北海道内ではドラマ「ミエルヒ」が放送となります。
嬉野先生が江別の「石狩川の河畔」で、「ヤツメウナギ漁をする人々」と「王子製紙の工場のエントツ」という不思議な、だけれどどこかほっとする風景に出会ってから、ちょうど1年がたちました。
新しいものをできるだけ迅速に安く提供することが最も人に喜ばれる、と信じられている中で、地味なものをじっくり作り込む作業は、「実に人間の生理に合った無理のないことであった」と実感しております。
我々が実感した、ということは、今、多くの人々も多分同じことを考えているんだろうと思います。
「新しいものを安く迅速に」というのは絶対どこかに無理がある。無理が出るものを人は心から喜べない。
新しくなくても「無理せずじっくり手間をかけたもの」のほうが良い、と。
「ミエルヒ」の映像は、迅速に人々に見せることが使命のテレビカメラとは違って、時間と手間をかけないと映像をお見せできない特殊なカメラで撮影されております。
このカメラを通して、「水」と「光」と「雲」という、色がはっきりしないものたちが見せる、奇跡的な色の変化をご覧いただきたいと思っております。
昨日夕方の「イチオシ」に出演した安田顕も、このドラマのもうひとつの主役は、映し出される石狩川の風景と、そこに実際に住んでいる人たちだ、というようなことを言っておりました。
その安田顕。
彼と初めて出会ったのは、私が制作部に異動したばかりのころでありました。30分の短いドラマを作ることになり、役者としてやって来たのが当時まだ学生だった安田さんです。
野球のドラマだっつうのにバットの握り方さえうまく出来ない不器用なやつでありました。
こちらもディレクターとしてズブの素人に近く、たいしたものは撮れなかったと記憶しております。
あれから10数年がたち、彼も役者としていろんな経験をし、今回主役として迎えられたことにかなりな意気込みをもってのぞんでくれたことでしょう。
永島剛という役柄のことをじっくり考え、監督の要求する以上の芝居を見せたいと。
しかし、私の中の安田さんは、今でもバットさえ握れない不器用な安田顕という男でしかありません。
だって、たぶん今でもそうだから。
だから、撮影中に何度も言ったのは、「とにかくあんまり考えないでくれ」「そのままでやってくれ」ということでありました。
彼も東京のテレビで、舞台で、いろんなことを必死に考えながら、ある部分では無理をしてでも、いろんな役柄を演じてきたことでしょう。
それは彼が役者として人生を送っていく中である意味大事なことではあります。
しかし、北海道の、我々のところに帰ってきた時には、余計なことを考えず、ただシンプルに、安田顕という男のままで入ってきてほしい。
だって我々は、安田顕という男がどういうやつか、よーく知っているんだから。彼が無理をすればすぐにわかってしまうのだから。
今回、撮影を重ねるたびに、安田さんはシンプルになっていったと思います。
そして、台本上だけでは想像できなかった、とてもダメで、とても暗い、でもとても人間的なちょっと変わった主人公像が出来上がったと思います。
今回、安田さんが演じた「永島剛」という役は、安田さんでなければ演じられない「永島剛」になりました。
そして、去年の大泉洋と同様、撮影が終わったときに、安田顕がとても魅力的な役者に見えました。
ドラマ「ミエルヒ」。道内で明日午後4時から放送。
「ミエルヒ」のサイトには掲示板も設置されました。是非とも感想をお聞かせ下さい。こちらの掲示板でも結構です。今回はいろんな意見があると思うので、聞きたいのであります。
まぁ、ちょっとしたネタも仕込んでありますので、ネタバレはなるべくしないように書き込みをお願いいたします。
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(17:32 藤村)

藤村

12月6日日曜日。藤村でございます。
すでに予約が始まっておりますDVD第13弾の編集で本日も休日出勤。
現在、「東北行き地獄ツアー」「車内でクリスマスパーティー」そして「絵ハガキの旅」の第二夜まで終わりまして、残すは第三夜のみというところまでこぎつけました。
同時にドラマ「ミエルヒ」もいよいよ完成し、明日、あさってと札幌と東京で記者のみなさん、関係者のみなさんに向けて試写会が行われます。
今回のドラマは「RED-ONE」という特殊なカメラを使い、映画と同じ35mmのシネマレンズで、映画と同じ24コマ、そして4Kというハイビジョンなんかよりも大容量の高精度で撮影したものであります。
この撮影方法はテレビドラマでは初。果たしてこの高画質が電波を通して一般のテレビ画面にどう映るかはわかりませんが、とにかく、ところどころに出てくる石狩川の風景は、奇跡的な美しさを見せております。
この高画質を最大限に堪能するため、東京ではパナソニックさんの試写室を借りて試写会を行います。広くみなさんにお見せすることはできませんが、まずは我々の目で、このドラマの出来を確認し、そして試写を見た人々の反応を確認してまいります。
北海道での放送は再来週12月19日午後4時からでございます。
いつのまにか師走に入りました。携帯の「きせかえ」の待ち受けが美しい雪景色に変わりましたが、札幌はまだ雪が積もっておりません。今年は去年よりさらに気候が変わってきたようであります。
さぁ、引き続きDVDの編集、やってきます。
↓昨日の嬉野日記。
2009年12月5日(土)
嬉野です。
突然ですが、グリングさんの「jam」の12月12日の昼公演のあとのアフタートークに、うちの藤村と私に出るようにと青木豪さんに誘われまして、HTBドラマ「ミエルヒ」つながりで舞台の上で青木豪さんとお話しさせていただくということになりましたので、この場を借りてお知らせをいたしておきます。
劇団グリングのお芝居「jam」は、
この12月の9日より、東京は池袋にあります、
東京芸術劇場で始まります。
グリングさんといえは、こたびのHTBドラマの脚本を書いてくれた青木豪さん率いますところの劇団であります。
グリングの芝居にハズレなし。
というのが、私とうちの藤村の結論であります。
今年の初めでしたか、グリングの「吸血鬼」を観に行きまして。
これがまた好かったわけであります。
この「吸血鬼」という芝居を見て、うちの藤村はこのたびのドラマの監督をすることに名乗りを上げたわけでございます。
「青木豪の脚本なら、オレがやる!」と。
出逢いでございます。
定めでございます。
ということでね、もちろん我々も見に行くのであります。
なぜと言って、グリングは、この「jam」の公演を持って、
しばらく公演を休止するとのことだからであります。
これは見逃せぬ。
そういうことでございます。
ふだん、お芝居などと縁遠い奥様方も、
これを期に、池袋の劇場へ足を運ばれる事をお勧めいたします。
きっと、放って置かれたままだった脳のどこやらが刺激され、なんだか、忘れていた気持ちが沸き起こり、胸の奥がどうにかなるはずと思いますのでね。
でも、なぜそうなるか。
それは、青木豪さんから広がっていく世界が、
物語世界の面白さだけでは終わらない、
今という時代を生きているぼくらと地続きの世界だからなのではないかと、そのように、ぼくは、ぼんやりながら思うのです。
グリングの芝居を見終わった後、自分の気持ちがどうなっているか、是非、劇場で確かめてみてはいかがでしょうか。
「ミエルヒ」の脚本をもらって読んだ時も、
今、言った事と同じことを思ったのです。
この本の中には今があると。
そう思ったのであります。
これが最後のグリングの公演となるやも知れず、
ならば、役者も死にものぐるいで押してくるはず。
そんな舞台に立ち会わないのは、損なのです。
映画やドラマと違って、
舞台は、劇場へ行きさえすれば、生身の役者とその生身が醸す空気世界に立ち会うことになるのですから。
それがお芝居。
と、いうことであります。
さて、今、札幌ではCUEさんのイベントが行われておりまして、
それへとお起こしになられましたみなさん方が、
帰りの足でもってHTBの方へもお寄りになり、
玄関周りの陳列やらを眺め、スタンプを押しなどなされまして、
近所にあります高台公園やらにも多数ご参詣なさっておられます。
私も本日、局社の玄関前でばったりお会いいたしましたみなさま方と親しくさせていただきました。
あれから、みなさん、お元気に、転ぶことなく、もと来た道をお戻りになられましたでしょうか。
帰ればそれぞれに、それぞれの日々がまた待っておるわけですが、
みなさま本日も、どうぞご無事でと、願うばかりであります。
この時代、何を持ちまして無事と言えるのやら、わかりませんが、
難の多き時節でございますれば、あまりくよくよと、身に降る辛さを不幸と嘆かず、息災にお暮らしいただきたいと、ぼんやりと思うばかりであります。
札幌は、すでに暮れました。
冬ですよ。
寒いし。
雪降るし。
そのうち積もるし。
融けないし。
でも、春がくれば、雪は解けて花も咲く。
辛抱はそれまででございます。
自分の身が想うようにならずとも、
季節はめぐり、いろいろにこの身を慰めてくれる。
右へ流され、左へ流され、定めに揉まれ、身も細り、
それでも、想うようにならずとも、動き続ける事、それだけが、ぼくら人間に託された命題だろうかと、なにやら、そういうことのような胸騒ぎがするのです。
ゴールはきっとないだろう。
ならば自分が疲れてしまう時は、
どうすれば疲れないかを考えることも、時には大事。
それは自分が動き続けるための方便として。
よく思いますのは、
自分がキリスト様と同時代人だったなら、
自分は、きっとキリスト様のことを「あの人、なんか、うさんくさい人だよね」と平気で思うやつだったろうなぁ。ということで。
それくらいが、自分の限界だと思います。
まぁ、性格的に石は投げないまでもです。
石は投げないまでも、本質は最後まで見抜けやしなかったろうなぁと、それはもう自信を持って思うわけで。
それで好いと思うわけで。
それくらい凡人なわけで。
少し残念だけど、それは認めて、
その分だけ、のんびりさえてもらおうと、
どこかで思っておるのでありますよ。
本質も見抜けない、
気も利かない、
出世もしない、
そんなもんです。
でもせめて、
いつかどこかで、気の合う人と出会えたら好いなぁ。
それくらいが、
きっと一番幸せで。
本日も結論なし!
てなことで、解散であります。
じゃ、また。
あ!そうそう。
以下に商品番号を追伸しておきます。
名語呂の思い浮かんでしょうがない猛者連は掲示板へ投書願います。ではでは。また。
●DVD第13弾ローソンロッピー端末商品番号・・・009001
です!
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3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉・車内でクリスマスパーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
請う御期待!
●この度、うちの携帯の着せ替コンテンツが、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!
対応機種・表示内容など詳しくについては、【HTBきせかえ500】の情報サイトをご覧ください。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版のみ)
サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。 
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/
(18:49 藤村)

藤村

11月27日金曜日。

ご無沙汰しておりました藤村でございます。

先月末にドラマ「ミエルヒ」をクランクアップして以来こ
の一ヶ月、ドラマの編集、同時に12月1日から予約開始となります水曜どうでしょうDVD第13弾「日本全国絵ハガキの旅/東北2泊3日生き地獄ツアー/
シェフ大泉車内でクリスマスパーティー」の編集を並行してやっておりまして、まったくもって忙しい日々を過ごしておりました。

まだまだ忙
しい日々は続いておりますが、もうずいぶん長いことお待たせし、もはや忘れ去られた携帯の「きせかえ」が、ようやくau、ソフトバンクの皆様にもご利用い
ただけることになったとの報が入り、これはお伝えしておかないと!と思い、久々にパソコンに向かったところであります。

が、すでに嬉野先生が↓に報告しておりました。えー詳しくは↓をご覧下さい。

長らくお待たせし、申し訳ありませんでした。

と、いうことで引き続きDVDの編集に入ります。

現在、「東北」と「クリスマス」の編集を終えたところ。この両作品、企画は地味ですが、「おもしろさ」の点ではかなり上位に位置する名品であると、編集しながら再確認いたしました。どうぞ出来上がりをお楽しみにお待ち下さい。

ひとつご連絡。


広克行監督の映画「曲がれ!スプーン」が公開中の「ヨーロッパ企画」。彼らが制作したバラエティー番組「町内会ディスコ」のDVDが発売された折りに、
「藤村さんどうぞ忌憚のないご意見を」と言われ、ほんとうに忌憚のない意見を言ってほとんどプラスの宣伝にはなっていないインタビュー記事が、「ヨーロッ
パ企画」のホームページにある「ヨーロッパスタジオ」のコーナーに掲載されております。おヒマな方はご覧下さい。

以下、本日の嬉野日記。

2009年11月27日(金)

嬉野です。

auさんと、softbankさんの携帯をお持ちのみなさんに向けて、
にぎにぎしくどうでしょうからの業務連絡であります。

この度、
美しい高台公園に登場する、青タイツ黄タイツ茶タイツさんのイラストでもお馴染みのHTBきせかえ500が、

「auの「ケータイアレンジ」および、softbankの「きせかえアレンジ」にも新たに対応!」

ということでね。

うちの携帯の着せ替コンテンツがね、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりますですよ、はい。

サービス名はですね、
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」でございますよ。

販売価格は、なんと!525円!(税込み)
※1ダウンロードあたりですね。

利用方法(au・softbankの対応機種をお持ちのユーザーの場合)は、
「HTBの公式携帯サイトの個別課金のコンテンツをダウンロードし設定するだけ!」ということでございますよ。

対応機種・表示内容など詳しくについては、【HTBきせかえ500】の情報サイトをご覧ください。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版のみ)

サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。 
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/

auユーザー!softbankユーザー!への有料ダウンロードサービス開始は、来る12月1日(火)午前11時ごろからでございます!

よろしくお願いをいたします。

ということでねぇ、
業務連絡が長引きましてね、
まぁ私にとりましても、不案内な世界の御案内なのでね、
連絡しながらも、ちゃんと説明し得たかどうかが判然とはしませんでね、あれなんですが、まぁそれなりには伝えたんではないかという思いもありますんでね、なんかあっても怒らないようにしましょうね。奥さん。

さて、みなさん。
いかがお暮らしですか?
ご飯もおいしく食べてます?
寝てます?たっぷりと。
ねぇ。
人間というものはですねぇ、
欲の皮がつっぱってますから、
落ち込んだり、悔やんだり、するわけですよ。
いいですか。
落ち込んだり、悔やんだりするのは、
欲が深いからなんですよ。

分かりにくいことを言ってますがね。
そうだと思うのよ。奥さん。
ほとんどの苦しさの種はね、欲だと思うのよ。

でもその欲がねぇ、
生きていく上では何より大事ということでもあるから、
欲がなくなっても、生きていけないのよねぇ。

複雑だねぇ人間は。

でも、この複雑がさぁ、
人間には向いてるのよね。

複雑。
ひょっとしたらそこに、
21世紀を暮らす我々のヒントがあるのかも知れんね。

ということでね、
分からんままに本日の日記はうやむやに終了!

また来週ね!
解散!

この週末から「ミエルヒ」いよいよ録音です!
このドラマは奥さん、
観たほうが好いよ。

(20:25 藤村)

藤村

11月4日水曜日。藤村でございます。

日本シリーズが真っ盛りでございまして、北海道は大いに盛り上がっております。

やはり巨人相手というのが一番盛り上がる。

私は中日ファンですから、じくじたる思いがあるわけですが、中日や阪神相手より、ましてやヤクルト、横浜より、やはり巨人。なぜなら強いし人気があるから。

巨人にはスター選手がズラリと揃い、みんなの人気独り占め!というのが、日本のプロ野球にとっては一番良いことなのであります。

「最強」というのは人気が出るのと同時に、相手チームにとっては最も憎い相手。

往年の中日・星野仙一投手などは巨人相手だと親の仇ばりの物凄い力投をみせておりました。

ファンも同様。巨人相手だと中日ファンも阪神ファンも目の色が違う。ヤジにも大いに力が入る。

最強の相手を倒す、というのが最もわかりやすく、盛り上がる図式なのであります。

プロスポーツにおいて、「平均」とか「平等」「公平」などというフェアな考えを持ち込むのはあんまりよくない、というか、おもしろくない。

金にモノを言わせてぐいぐいと人気を集める銀河系スター軍団みたいなチームがないとおもしろくないのだ。

Jリーグが今ひとつ盛り上がらない要因はそこにある。

さて、日本シリーズ。

開幕戦が行われた札幌ドームでは高らかに「1/6の夢旅人」が流れました。ファイターズ初戦の先発はご存知!どうでしょう大好きの武田勝投手!「1/6」は彼の登場曲であります。

その登板の数日前、武田投手がHTBにやって来たそうであります。

そこにたまたま居合わせたカリスマ・スタイリスト小松は、大のファイターズファン、中でも大の武田勝ファン。

武田投手本人を目の前にして大感激のカリスマは、「何か!何か!マサルちゃんにプレゼントをあげたい!」と思い、「何か!何か!ワタシなりの気の利いたプレゼントを!」と考えたあげく、なぜか衣裳部屋にあったヅラをプレゼントしたというのです。

どうでしょうではお馴染みの「たっくん」とか「青タイツ茶タイツ」とかで使いそうな、なんとなーくザンバラ頭の、なんとなーくおもしろい感じの、なんとなーく微妙なヅラを、数日後に日本シリーズ初戦の先発を控えているという武田勝投手に進呈したというのです。

一体、どういう意気込みが、カリスマにはあったんでしょうか。ヅラを渡しながら、「日本シリーズ頑張ってください!」とでも言ったんでしょうか。

そして、武田投手は一体、どういう意気込みで、それを受け取ったのでしょうか。「まかせてください!」とでも言ったんでしょうか。

ヅラを贈るほうも贈るほうだし、受け取るほうもいかがなものかと。

それどころかその先発投手は、そのヅラを受け取るなり、それを頭に装着し、装着したまま弊社の重役をはじめ関係者とあいさつを交わしていたらしい。


発投手は実に腰が低い人で、実にシャイな人でありますから、ヅラを装着しても「どやコレ!」的にはしゃぐわけでもなく、実にしずかーに、実にふつーに装着
し、またそのヅラ自体が実に微妙なヅラでありましたから、あいさつを交わした関係者たちも、まったくそれがヅラであることに気付かず、「がんばってくださ
い!」「応援してます!」的な言葉をかけていたというのであります。

それを見ていたカリスマは「あれはカッコよかった!」と、その一部始終を私にメールし、その微妙なヅラ姿の日本シリーズ初戦先発投手の写メを添付してきました。

決してプロ野球ニュースで取り上げられるようなたいそうな話ではありませんが、地元には、こんな野球選手たちの他愛のない話があり、こんな話の積み重ねが、地元球団の愛され方ではないかと、そんなことを思ったのであります。

武田勝投手の登板機会があるかどうかわかりませんが、再び登板した折には、巨人打線を、しずかーに、ふつーに押さえ込んでもらいたいものです。

よし、ではまた明日。

(18:50 藤村)

藤村

ご無沙汰しておりました。

11月2日月曜日。藤村でございます。

10月13日にクランクインをしたスペシャルドラマ「ミエルヒ」の撮影がすべて終了し、本日ようやく出社をいたしました。

このドラマ、要は「一人暮らしの父のもとへ、10年ぶりに突然息子が帰って来る」という、ただそれだけの話であります。

そして、ドラマの大部分は「たった二日間の出来事」なのであります。

でも、それなのに、いろんなことを考えさせられる、シリアスなテーマのはずなのに、随所に笑いが巻き起こる、そんなとても不思議なドラマであります。

主演の安田さんは、悩みながら、迷いながらも、最終的にはとても魅力的で、あんまり見たことない主人公像を作り上げてくれました。

残念ながら北海道ローカルでの放送ということでありますが、時期がずれても全国なるべく多くのみなさんに見ていただけることを願っております。

そして、ドラマが終わった翌日には東京・浅草へ。

ジャパン国際コンテンツフェスティバルのオリジナルイベント「浅草藤村大集会」をやってまいりました。

由緒ある浅草公会堂に、三味線の奏でる「どうでしょうのオープニングテーマ」が鳴り響きまして、嬉野先生と二人、たっぷり2時間半お話をいたしました。

日ごろ思っているテレビのこと、ドラマのことを我々のような者が語らせてもらえる、そして、そんな話を聞いてくれる熱心な人々が数多くいる、それは巨大に膨張し過ぎたテレビの世界の中にあって、ひとりひとりの息遣いが聞こえるようなイベントでありました。

このような機会を作っていただいたテレビマンユニオンの重延会長に心の底から感謝しております。

そして、浅草で語らっていたその夜、DVD「香港/釣りバカ/アラスカ」の引渡しが解禁されました。

2枚組およそ5時間の大ボリューム。副音声まで聞けば10時間というバカみたいなDVD。お楽しみいただけておりますでしょうか。

仕事から帰って家で一息ついて、いつもの場所に座り、缶ビールをあける。

それと同じような、どこかほっとした気持ちでこのDVDを観ていただけたら、制作者冥利に尽きます。

さぁ、明日休んだら、ドラマの仕上げと平行して次回DVDの編集に取り掛かります。

ただいま。

藤村、嬉野、本日よりこちらに帰還いたしました!

(17:41
藤村

藤村

10月8日木曜日。藤村でございます。

来週13日からドラマ「ミエルヒ」の撮影がスタートいたします。

日々の出来事はその間、「ミエルヒ撮影日記」に書いていくことになります。

皆の衆、どうぞ「撮影日記」の方をご覧下さい。

では本日も撮影班はロケ地の下見に行ってまいります。

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(11:04 藤村)