2月5日(金)。藤村でございます。

藤村

2月5日(金)。藤村でございます。
つい忘れておりましたが、前回のDVD第12弾「北極圏突入アラスカ他」の「シークレット映像の出し方」をウラにアップしておきました。遅くなってすいません。
もうひとつ。
台湾にお住まいの皆様!いよいよやってまいりました!
アメリカ合衆国ロサンゼルスに続き、どうでしょうさん海外進出でございます。
台湾の日本語ケーブルチャンネル「ゴールドサン國興衛視」で、毎週日曜日夜8時〜9時の1時間、毎週2本ずつ「どうでしょうクラシック」放送であります。
番組の中国語タイトルは、「玩轉世界瘋很大」。直訳すると、”世界を舞台に徹底的にハチャメチャに遊び転げる”という意味だそうです。
ハチャメチャに遊び転げる・・・このタイトルから想像するに、年のころなら22、3という男女4人ぐらいのアイドル系のタレントさんがですね、世界各地でバンジーとか、スカイダイビングとか、そういったものをワーキャー言いながらチャレンジしていって、「今回の旅もチョー楽しかったですっ!」かなんか言いながらまた来週みたいな、そんな番組を想像してしまいますよね。
でもね、台湾の方、違うんですよ。
ぐだぐだのローカルタレントとテレビ局員のおっさん4人組がですね、世界各地でレンタカーとか、バスとか電車とかに揺られて、宿の一室で一杯ひっかけた赤ら顔でぐだぐだにくだをまいて、しまいには「二度と来るかこんなとこ!」と、悪態だけを吐き捨てて帰るような、そんな番組なんですよ。
決してね、「ハチャメチャに」「遊び転げる」なんていう清々しいハツラツとしたシーンは、終生見ることはできないんですよ。
でもね、台湾の方、これが日本では結構な人気なんです。
特に悪態ばかりをつくタレントのニョーイズミニョーなんてのは、映画やドラマに出てけっこうなスターダムにのしあがっているんです。
不思議な国ですねぇ日本は。
でもね、台湾の方。旅っていうのは、きれいな景色や名所旧跡、珍しいもの見たり、美味しいもの食べたり、そういうことだけではないと思うんです。
思い出に残るのは、そういうものばかりではない。
むしろ、一緒に旅に出た人とケンカをしたり、バカ話で盛り上がったり、そういう些細なことが意外と思い出として終生残るもんなんです。
何を見ようと、どこへ行こうと、いや、どこへも行かなくても、そういう些細なことが人の人生に終生残る。
つまり、そういう些細なことが案外、人生を豊かにしていくもんなんです。
旅に出て、「チョー楽しかった」「チョーおいしかった」だけでは、決して人生を豊かに彩りはしない。その人の人生に何かを残してはくれない。
些細なことをどれだけ拾い集められるか、が実は大事なことなんです。
「水曜どうでしょう(玩轉世界瘋很大)」という番組はですね、そこらへんのところを深く追求した、まことにもって知的な、思慮深い番組なんですよ。どうかお子様にも安心して見せてあげていただきたいと、そう思うわけであります。
ただその、あまりにも熱心に見すぎると、なぜか出演者たちの独特の口語口調がうつってしまうという、妙な現象がままあるようです。
この番組の出演者たちは、日本人の一般的な発音言語形態とは若干異なる、ということをご理解の上、ご覧いただければと思います。
では、台湾の皆様!今後とも末永いお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
藤村でした。ではまた。再見!
【お知らせ】
今から11年前、DVD第13弾で登場の東北ツアーにご参加いただいたみなさま!皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
(17:09 藤村)