4月28日金曜日。藤村でございます。

001-藤村

4月28日金曜日。藤村でございます。
藤村源五郎一座「戦国梟雄烈伝」を終え、すぐにイナダ組「シャケと爺と駅と」の稽古に入りました。
昼間は会社で次回のDVDの編集をしつつ、夜はイナダ組の稽古という毎日を過ごし、あっという間に来週から本番です。
この芝居の元になっているのは、20年前に大泉さんたちがやった「アルツハイパーJ」。頑固だった爺さんが痴呆症になっていく話です。大泉さんは20代でその呆けていく爺さんの役をやっていました。改めて、あいつはスゴイなと思います。
今回の私の役は、呆けていく爺さんの息子役。まさにこの年代で直面する、現実的な問題で、あまりにリアルで、もう芝居なのかなんなのか。80になる本当の親父の顔が思い浮かんで、それを想像しながらやってます。でも基本的に今回の役はちょっとヤな息子でね、常にイラついてるというか。
で、今回はほとんどの登場人物がひとり二役以上やってて、私もひとり二役。で、もうひとつの役柄もヤなヤツで。今回はどうやったらヤなヤツを演じられるか?に悩んでます。あの、基本的におれ、こう見えていい人なんで。
さてそんな中、先日はミスターさんと昨年やったオーパーツ「ホーンテッドハウス」DVDの副音声収録をやってきました。2時間たっぷり、ミスターさんといろんな話をしました。
そのオーパーツ、今年の公演詳細が発表されました。タイトルは「天国への階段」。遺産整理を専門とする清掃員のお話だそうです。暗い感じの話みたいですが、ミスターさんの構想では、やけに明るい話になるそうです。私もまた出ます。公演は7月から8月にかけて、東京、札幌、大阪、仙台、そして初の松本。稽古は6月中旬から始まるので、また東京暮らしが始まります。
役者稼業がこうやって続くのは、今とても楽しいことで。この歳で、こうやっていろんなことに悩みながら毎日を過ごしていることで、我々の本道である「どうでしょう」にまた「よーし、やるぞぉー」って気力が湧いてくるんですよね。
すでに新作のロケもやってますからね。多くは語りませんが、お楽しみに。
さて、来週はイナダ組の本番の前に、静岡にお邪魔します。松坂屋静岡店の北海道物産展で3日に嬉野先生とトークイベントをやります。その前日の2日の夜は、北海道オンデマンド内にある「藤やんとうれしー」の会員のみなさんと飲み会です。
この飲み会、これまで札幌、神奈川、東京、埼玉、大阪とやってきました。キャラバンも身近にみなさんとお会いできるんだけど、なかなかじっくり話ができなくて。おれも嬉野さんも、本当はいろいろと話をしたいんですよ。だってみんな知り合いなんだから…ということで始めたこの飲み会。毎回30人ほどのどうでしょうバカが集まって、3時間ぐらい一緒に飲んでます。これが本当に楽しい。
見知らぬ人たち、年代も職業もバラバラな人たちが「水曜どうでしょう」というテレビ番組を介して、たったの数時間で仲良くなっていく。その様子を目の当たりにしながら「あーどうでしょうをやっててよかったなぁ」とつくづく思うんです。「テレビってこんなことも出来るんだ!」って。
月千円の会費なんですけど、一度覗いてみて下さい。すぐに退会できますから。動画配信だけじゃなく、フェイスブックでいろんなことみんなで話してます。最近盛り上がってるのは、嬉野先生の「お悩み募集コーナー」。募集したら、数百件の投稿があって、嬉野先生、律儀にちょっとずつ毎日コメント返してます。まるで昔のどうでしょうホームページの掲示板みたいに。
で、あの頃よりも、みんなから送られてくるお悩みの投稿がより長文で、もう個人情報もへったくれもないぐらいの赤裸々な文章で、それを読むだけでも面白くて。先生はもう「このやり取り自体を本にします!」と言ってるぐらい読み応えがあるんですよねぇ。ネット上でこんなに本音を語れる場所はないと思いますよ、本当に。
という勧誘をしつつ、まずはイナダ組!
【劇団イナダ組 新作本公演】
『シャケと爺と駅と』
■札幌公演
会場/コンカリーニョ
2017年5月
5日(金) 19:30
6日(土) 13:00 / 17:00
7日(日) 13:00 / 17:00
前売:3,500円 / 当日:4,000円
(日時指定・全席自由)
Lコード:12576
0570-084-001(音声対応/Lコード必要)
0570-000-407(オペレーター/10〜20時)
http://l-tike.com/ (パソコン・携帯・スマホ)
ローソン、ミニストップ店内Loppiで直接購入可
■東京公演
会場/新宿シアターサンモール
(東京都新宿区新宿1-19-10 サンモールクレストB1 03-3352-5577)
2017年5月
11日(木) 19:00
12日(金) 14:00(平日昼割り) / 19:00
13日(土) 13:00 / 18:00
14日(日) 13:00 / 17:00
前売:5,500円 / 当日:6,000円
(日時指定・全席指定)
12日(金)14:00(平日昼割り日)
前売:4,000円 / 当日:4,500円
Lコード:31980 (5/12昼公演除く)
Lコード:31981 (5/12昼公演のみ)
0570-084-003(音声対応/Lコード必要)
0570-000-407(オペレーター/10〜20時)
http://l-tike.com/ (パソコン・携帯・スマホ)
ローソン、ミニストップ店内Loppiで直接購入可
◆作・演出:イナダ
◆出演
藤村忠寿 武田晋 山村素絵  吉田諒希
HIROKI(EverZOne) 赤谷翔次郎(パインソー) 
藤谷真由美(パインソー) 池江欄 KEI(EverZOne)白鳥雄介  
佐藤剛(イントロ) 葉山太司(飛ぶ劇場)
◆イナダ組ホームページ
http://inadagumi.sibai.jp
◆あらすじ
13年前廃線になり街から駅が消えた。父はその駅の駅長だった。
ある日、母親がくも膜下出血で倒れ入院することになる。その日をさかえに父の痴ほうが始まる。
認知症の父親が現実と虚構の狭間で見るのは、昔廃線になった駅舎であった。
彼が忘れてしまったものは何か。現実と虚構の狭間で見る昭和という時代。認知症の老人とその家族の物語。
(09:46 藤村)