2016年3月10日(木)

002-嬉野

2016年3月10日(木)
嬉野でございます。
え〜、あれは、ひと月ほど前のことだったでしょうか。
うちの藤やんとも仲の良い読売テレビの西田二郎さんから、
「嬉野さんねぇ〜神戸にある流通科学大学でメディアをテーマにした講義みたいなことやってもらえませんか〜」
みたいな話が、いつもながらの関西弁で来ましたもんですからね。私は即答しましたね
「やれませんよあなたそんなメディアとか、講義とか」
「でもね、吉本の NON STYLE も一緒なんですよ」
「なに?!」
「NON STYLE」
「いやいやいや、よけい分かりませんて!なんでNON STYLEみたいな喋りのうまい2人とオレとが…いやいやいや、そもそも何するのよ?私になにを求めているのよ」
とまぁ、こちらとしても「芸人さんと一緒です」だなんて言われてね、たんなるサラリーマンのオッさんとしては多少と言わずビビるわけでございますよ。オレにやれることは無いだろうと。藤やんじゃあるまいしと。
「でも嬉野さんねぇ。高校生らも見に来るんですよ」
「高校生?だからなに…?」
「いやね、そらNON STYLE 来るゆうて集まって来る子らは、そらみんな NON STYLEを見に来る子らですよ。そら嬉野さん見にくる人はいませんよ、嬉野さんアウェイですよ」
「だろ?」
「だからたしかにまぁ、そういう場に出ることがね、嬉野さんにとってどないなんかな〜て、ぼくもね、迷うとこ、あったんですけどね」
「そうだろ?」
「でも、嬉野さんね〜これショーではないんですよ〜」
「…あぁ…そらまぁね」
「そう、大学でやることなんですから。そらね〜嬉野さん、NON STYLE 見に来た子らにはNON STYLE は憧れですよ。ゆうたら光そのものですやん」
「あたりまえだよ」
「でもね、嬉野さん。嬉野さんは今、楽しい人生送ってはりますやん」
「…あぁ…そうきたか…」
「56歳。オッサンですよ」
「もちろん…いや…う〜む…たしかにオッさん」
「なんやね〜オッさんでも楽しく生きてる、そんな生き方もあるんやいうかね〜なんかそないなこと気づかせたいんですわ〜若い子らに〜」
と、あの西田二郎に言われ始めるとね、
「なるほど…そこか〜そこね〜」と出ることに腰の退けてるはずの私の心もかなり「出る」ほうに傾いてゆくわけです。
「でもさぁ、オレの話って〜10代の子らにあんまり届かないんだよね〜」
「そう。そこなんですよね〜」
「ノンスタイルとも噛み合わない、客席の高校生らには届かない、なんてなことになると、これはキツイよ〜?」
「けどね、盛り上げようおもたらそんなね、盛り上げてくれる人間ね、ナンボでもいますけど、それ、テレビでもないのに、高校生に見せても、どないかな〜思うんですよ〜」
だからやれと、
あんた出なさいと、
アウェイで、孤立無援で、
みっともないことになっても、
ボロボロになっても出なさいと、
無言のうちに西田二郎が電話の向こうで言うようでね、だんだん私も出なければいかんような気もしてきてね、まあ出ることにしたんですけどね。
いや、オレもうね、いいやと、どこかで思うんですよ。
出来る事とできないこと、人間にはあるわけですから。
そうすると、それ両方とも味わうことって、どっちも生きてるな〜って実感することのような気がね、このごろなんかするんですよ。そんならどっちへ転がっても好いじゃないかと、思うようになってしまったんですよ。
どーしてそんなふうに思い始めたんだろなぁ〜って、折節、考えてたんですけどね、あぁ、それがきっとね、オッさんという時間を、つまり生きている残り時間ももうそんなにはない「オッさんという時間」を生きることの大きなテーマのひとつなんかなぁ〜と思えてきた、みたいな…。だからかなぁと。
まぁ、ここんところはね、上手くは言えませんしね、自分でもよく分からないままに予感だけで言ってることなんですけどね。
でも、上手くできなかったからってことを理由に凹んだりすることってのはね、結局、どこまでいっても自分の都合ですからね。自分の都合でやる前からやることを恐れて、出て行かないよりは、出て行ってその場に身を置いてみる、そしたら、その場で自分はいったいどうなってしまうんだろう?
それを体験してみたくもあるんです。
そのためにはその場に身を置くしかない。
いや、もちろん芸人さんを前にして、私にやれることがあるとは、そもそも思えないんですけど、でも、なんかね、それでもね、その場に身を置いた自分を体験したい気がね、どういったことなんでしょうか、するんですね。
でも、それはね、
西田二郎が私にその場に立つ理由をくれたからだと思うんです。
「たんなるオッさんでも楽しい人生がある、そのことを若い子らに伝えたいんですわ」という、西田二郎のその願いです。
いや、それって西田二郎のたんなる思いつきかもしれん。でも、それをやるのがあんたの役割でしょう、オッさんのあんたが、50年以上生きて来た人生の中で拾ってきたことを若い子らに語ることはあんたの役割でしょう、そんなら上手くやれるやれないは二の次ですやん。
そんなふうにね、西田二郎が私に理由をくれたと思うんです。
その理由を得たから、私はその場に立てる、立ってみたいと思える。なんかね、そんな順番があるように思えるんです。
そしたらですよ、肝心のその西田二郎は当日会場に来ないと言うんですよ。
「ぼくね〜行けないんですわ〜」
なんでよ!
で、まぁ、ほんっとにわたし孤立無援で、この3月19日に、のこのこ神戸まで行かしてもらうんですが。
なんでしょねぇ〜、当日の3月19日が近づなぁと思える今日この頃、そうはいっても私の胸はざわつくわけです。
どうなるんだろうオレと。
あぁ、でも、このざわざわの上を一か八かと、ざわつきながら渡り切ろうと必死になるのが「オッさんの時間」の過ごし方ですよ。
さて、先ほど、流通科学大学のホームページを見ましたらね、
「NON STYLEの『きみと僕の夢のたね』」というタイトルのページがありましたね。
日時は 3月19日
場所は 630教室
時間は 13:00〜14:00(12:30開場)
NON STYLEが会場の皆さんの【悩み】を著名人のエピソードを交えて【夢のたね】に変えちゃう!!新感覚交流型トークショーと書いてありました。
ゲストスピーカーとして「水曜どうでしょう」でおなじみの嬉野雅道氏も登壇!と書いてありましたね。
やっぱり私も出るんですね〜。
そうかそうか。そして悩み相談か〜そんなら多少いけるかな。
ということで、
今週末3月12日(土)13日(日)は、吉祥寺東急百貨店で、
わたくしの初エッセイ「ひらあやまり」を著者自らが手売りするという「五十六才のうれしーさんとしっとりする会」を2日間に渡って開催。
私ね、当日、えらい長い時間稼働してますよ。すごいですよ。
3月12日14時〜19時→5時間
3月13日11時〜19時→8時間
なんでそんなにと思うくらい居すわってますよ。
そらもう当日になりますとね、8階紀伊國屋書店さんに、わたくしのエッセイ「ひらあやまり」が山のように積まれましてね、その脇で著者であります私がね、今か今かと皆様のたくさんのご来場を手ぐすね引いて待ちわびるという絵がすでに見えますね。誰一人来なくたってあたしゃ1人で居すわり続けますよ。
そうそう、手売りとは書きましたがね、もちろん実際に私が本をみなさんにそのつどお渡しして、お金もらって、レジ打って、ということではないですよ。
それはもう手慣れた書店さんの方がやられるわけですよ。ただね「サイン会」などと書きますとね、サラリーマンとしてはなんだかおこがましい気がしますんでね「手売り会」と書いてるわけでございます。
そしてその翌週末3月19日(土)は、神戸の流通科学大学で「NON STYLEの『きみと僕の夢のたね』」にゲストスピーカとして心ザワつきながらも登壇。
その次の週末3月26日は、藤村先生とともに女川の復幸祭に連続5回目登場!
さらにその次の週末4月3日からは、藤村源五郎一座の「戦国ふんどし列伝」の東京公演が阿佐ヶ谷で始まるのでございます。
どうぞみなさま、すべて!
すべてよろしくお引き立てのほどを!
願いあげますよ!マジで!
たのむぞ!
それでは本日も各自の持ち場で世界平和のため、なにとぞ奮闘願います!
解散!
【3月4日金曜日藤村日記】
1月の年明けからミスターさんのオーパーツ「ホーンテッドハウス」の稽古のため東京暮らしで、引き続き東京公演、大阪公演の本番を終えて、ようやく2か月ぶりに札幌に戻り、出社いたしました。
そして18日からは再びオーパーツ札幌公演が始まります。今回のお芝居は、渡辺いっけいさん曰く「文化祭のような楽しさ」。ほんとその通りで、出演者もお客さんも一緒になって楽しむような舞台でございます。残り4ステージ、びしっと「落ち武者」の役をつとめたいと思っております。
それが終われば、翌週26日土曜日は宮城女川での「女川復幸祭」に今年も出演。その後の29日はDVD発売記念の恒例ニコ生中継を、初の公開生放送いたします。応募フォームは下記にございます。
そうこうするうちにその翌週4月3日日曜日からは源五郎一座「戦国褌列伝」東京公演がスタート!チケットはぴあですでに販売が開始されておりまして、初日分は即日完売、千秋楽もまもなく完売となっております。大河ドラマ「真田丸」をおもしろいと思われる方ならば、実に興味深いお芝居かと思いますぞ。
昨年12月から始めたフェイスブック藤村忠寿(藤やん)に詳細アップしております。こちらはほぼ毎日更新しておりますのでぜひに。
では、明日から大分に行ってまいります!
スタート地点でお会いしましょう!
三度笠に合羽のヒゲマラソン部勝負服で出場です!
【過去の日記】
2016年3月2日(水)
嬉野でございます。
気がつけば。
実にいろんな業界にどうでしょうファンの方がおられる今日このごろでございます。これは実にありがたく心強いことでございますね。
ほら。東京の吉祥寺にあります東急百貨店さんね。あそこの催事担当にも桜井さんという熱心なファンの方がおられまして。
「嬉野さん。うちでも嬉野さんの『ひらあやまり』売ってください」
と、少し前に依頼がありまして。
そらもう「私の本を売って良いですよ」と言われましたら四の五の考えずになびいてしまうのがこのごろの私でございますから。
「マジで!?やるやる…」
もはや条件反射であります。
「それで〜会のタイトルを決めて欲しいんですよ〜チラシにタイトル刷り込みますから」
と、そんなことを言うのです。
「会のタイトル?たんなる本の手売り会だろ?」と思いながらもね言われたら考えてしまうのが私のさがでありましてね。ただまぁ私がやるんですから間違っても盛り上がりはしない会だろうという自信と自負はありますから、この際どうだろ「しっとりする会」というのは。と思いつきましてね。
とりあえず筆をとり出しまして墨書してみたんでございます。
「うれしーさんと吉祥寺東急でしっとりする会」と。
もう当日のことそのまんまなタイトルでございます。けどね。まぁ好いだろうと。
そう思っておりましたら、そこへうちの敏腕プロデューサー福屋キャップが入ってきましてね、私の書きたてのほやほやの書を見て言うわけです、
「嬉野さん、しっとりするんですか?」と。
私は答えましたね。
「そうですね〜しっとりしようと思いまして」と。
そしたら彼言いましたよ、
「だったら56才って頭に振っておいた方がよくないですか」と。
「え?オレの年を…スカ?」
「オッさんであることを頭で宣言した方がイメージ的にしっとりするんじゃないですか」
「なるほど。もはや瑞々しさはないけど。オッさんはしっとりしがちかもしれない」
ということでね、「五十六才のうれしーさんと吉祥寺東急百貨店でしっとりする会」というタイトルの、著者自らの本の手売り会を、来る3月12日と13日の2日間東京は吉祥寺にあります東急百貨店さん8階の紀伊國屋書店さんで行うのでございます。
気の早いことですが、明日のひな祭りから8階の紀伊國屋書店さんに行かれますとね、私が墨書いたしました色紙なんかが、どっかに並べられるとのことでございますのでおヒマな向きは用心深く探していただければと思いますよ。
ということでね、
来ますよねみなさん?
吉祥寺東急百貨店まで。ねぇ。
いらっしゃいますよね〜?
私、当日、えらい長い時間稼働してますよ。すごいですよ。
3月12日14時〜19時→5時間
3月13日11時〜19時→8時間
なんでそんなにと思うくらい居すわってますよ。
そらもう当日になりますとね、8階紀伊國屋書店さんに、わたくしのエッセイ「ひらあやまり」が山のように積まれましてね、その脇で著者であります私がね、今か今かと皆様のたくさんのご来場を手ぐすね引いて待ちわびるという絵がすでに見えますね。誰一人来なくたってあたしゃ1人で居すわり続けますよ。
そうそう、手売りとは書きましたがね、もちろん実際に私が本をみなさんにそのつどお渡しして、お金もらって、レジ打って、ということではないですよ。
それはもう手慣れた書店さんの方がやられるわけですよ。ただね「サイン会」などと書きますとね、サラリーマンとしてはなんだかおこがましい気がしますんでね「手売り会」と書いてるわけでございます。
さぁどうぞみなさん。
近くお見えくださいませ。
積もる話もあるでしょう。
そらもう〜信じられないくらいの数のみなさんが大挙して押し寄せてきてくれた〜!なんてことがね、たまさかありましたらアレですけど、
どうせオッさんがヒマしてるかもしれないんですからあなた、そんなら話し放題ですよ、そのときゃ多少の人生指南もいたしますよヒマしてたらね。
それにひとつ上の9階のレストラン街には40席ほどのスペースがあるそうで、そこも使ってくださいとか言われてますから、あんまりヒマだったらそっちへ移動してなんかやりますし。
とにかく、当日にならないとどんな会になるのか分かりませんので、ぜひね、お買い物のおついでに吉祥寺東急百貨店さんまでお越しくださいましね〜。あ!そうですそうです、当日はね同じフロアで北海道物産展も開催中なんだそうでございますよ!だったらこの際、物産展もぜひ覗いていっていただければ私も北海道に深く関わりを持つ者としてこんな嬉しいことはないのでございます。
ということでねあなた、春3月、12日13日と、土日に1人で、行くあてもないのなら、どうぞ吉祥寺東急百貨店8階までお越しくださいまして、わたくし嬉野と、わけも分からずしっとりしようではありませんか。と、まぁ、当日フタを開けるまでどうなるかは分かりませんが。大した考えもないまま、やみくもに告知するのでございます。
では皆様、
本日も各自の持ち場で世界のために変わらぬ奮闘を願い上げるのでございます。
解散!
(13:27 嬉野)