1月29日火曜日。藤村でございます。
1月29日火曜日。藤村でございます。
おとといは東京で安田さんと、そしてきのうは札幌でミスタさんとなう泉さんとDVDの副音声収録を行いました。
今回のDVDは2000年に放送された「試験に出る石川県・富山県」と「四国八十八カ所Ⅱ」の2本立て。
「四国八十八カ所Ⅱ」のロケでは、「妖怪に取り憑かれやすい」という大泉さんに不思議な現象が起こりました。
その現象というのは、「あるお寺で撮影した映像が、なぜかテープに一切記録されていなかった」というものでありました。
あの日。撮影中にカメラが異常な警告音を出しました。嬉野先生が車の中でテープを巻き戻して確認してみたら、「なにも映像が映っていない」と言う。それで我々はもう一度寺に戻って撮影をしました。すると今度はバッテリーライトが突然消え、撮った映像は使えないくらいに乱れておりました。さらにその後、25度に設定してあった車のエアコンからは、冷気しか出なくなってしまったと。
この出来事で我々がビビリまくっている姿の一部始終は、今回の「四国八十八カ所Ⅱ」の中でおもしろおかしく紹介されております。
ところが、この怪奇現象には、隠された真実がありました。
後日、原付西日本のロケ中に嬉野先生が私に打ち明けました。
嬉野さんはあのとき、「なにも映ってない」と言いましたが、実は「映っていた」のです。映像はちゃんと存在したのです。それを「嬉野さんが消してしまった」のです。
この真実を元に、その後、嬉野先生が脚本を書き、藤村演出、なう泉さん主演で作られたのが「四国R-14」というドラマです(2000年秋放送)。
でも、事実を元にしているとはいえ、あくまでもドラマはフィクション。ドラマの中で扱ったあの日の夜の怪奇現象も、実はフィクションでした。
ちなみにドラマの中では、「寺の前に立つ大沼(大泉さん)に暗闇の中から無数の手が伸びてくる」という映像が映っており、それを見てしまったディレクターの上島(嬉野さん)が、その映像を消してしまうというお話でした。
でも、本当は違います。本当のことは、あの日、そこに映っていた映像を実際に見て、それを「消してしまった」という嬉野先生しか知りません。それが今回の副音声の中で、「もう10年以上前のことだからいいだろう」ということで、あの日に見た本当の映像のことを語っております。
これは興味深いですよぉー。
恐がりの人もそうでない人も、お楽しみに!と。
さて、これでようやくDVD第19弾もようやく完成。今回は、2011年に撮影された大爆笑の「大泉ワンマンショー」幕間VTRも特別収録されまして、4時間をゆうに越えるボリュームでお届けいたします。
3月の受け渡し日までしばし!待たれよ。
【DVD第19弾は3月27日受け渡し!只今予約受付中!】
DVD第19弾「試験に出る石川富山/四国八十八カ所Ⅱ」
HTBオンラインとローソン・ロッピー端末、そして道内HTBグッズ販売店で予約受付中。予約特典は、「般若のループタイ」の精巧なフィギュア!であります(いらねぇー)。
【藤やんうれしーの悩むだけ損!】
ネットサイト「電撃オンライン」にて月2回のペースで「お悩み相談」を執筆しております。
(19:29 藤村)