こんにちわん。

嬉野

こんにちわん。
ありがとうなぎ。?
違ったっけ?
ごちそうさマンボウ?
そういうのはない?あぁ、ね。
えぇ、嬉野です。
うちの藤村さんがご本を出されたそうでね奥さん。
彼の住まいもこのところ老朽化の一途をたどっておるらしく、
日頃より、
「ろそろ自宅も改築したいんだよねぇ」と、
こぼしておりましたので、
本の印税が、藤村邸の改築費用の足しにでもなりますれば、
あの親子も喜ぶと思いますので、
どーぞ、みなさん、
たくさん買ってあげてくださいませ。
以下、本人の言であります。
「藤村でございます。えー「けもの道」という本が4月22日から発売となります。なんというか、飲みながら人としゃべっているような本であります。番組と違ってなかなか冷静に分析できないので、とりあえず読んでみて下さいと、えー、いうことであります。
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ということでね、本日は、
2011年4月25日(月)でありますね、
ぼくはね奥さん。
生きることで一番大事なことはね、
「目的を設定すること」だと思うんです。
そしてね、
社会もまた、
この通りなのだと思うんです。
世の中は、
設定された目的に向かって邁進します。
ですから、
その目的を、
どこに設定するか、
それだけで、
時代は大きく変化したり、
変化しなかったりするとのだと、
ぼくは、経験的に思います。
「今のこの、生活レベルを下げない」
ということを目標にすれば、
外国人観光客のみなさまを大量に誘致し、
外国人の方々に大量に日本製品を買ってもらえ!
ということに、どうしてもなります。
電力も自然エネルギーに頼るより、
二酸化炭素を出さないクリーンな発電所で、
発電しつづけなければならないと、なるでしょう。
でも、次の世代へ次の世代へと、
何世代にも渡って、ぼくらの素朴な営みを支えてくれる、
この日本の自然と土地を守っていくことを目的とするならば、
その目的を阻むような仕組みは、
やめなければならないことになりますもんね、
それでだから生活レベルが下がっても、
それは仕方がないということになるはずですもんね。
今、日本の人口は、1億2千万人だと聞きます。
幕末。
鎖国をしていた頃の江戸期日本の人口は、
3千万人だと聞きます。
それをなにかの本で読んだ時、
外国とのかかわりを断つと、
つまり、この日本の国土で生きていける人口は3千万人!
ということなのだろうなと思いました。
その頃の日本のエネルギーは木炭で。
山林の木々を伐採して、炭焼き小屋で炭にする。
この木炭を使って、煮炊きし、暖をとっていたのです。
それでも、ペリーが開国にやってきた頃には、
日本の山林は木炭を作るために伐採に次ぐ伐採で、
人里近くの、ほとんどの山は禿山になっていたそうです。
甚大な環境破壊でもあり、
同時に、深刻なエネルギー不足でもあったようです。
ですから、石炭を燃やしながら釜戸の湯をたぎらせ、
その湯の出す蒸気でもって、
水車を回しながら日本へやってきた黒船の持つ科学力は、
期せずして、
日本を深刻なエネルギー不足から救ってくれたものでもあったようです。
それを思えば、
日本の国土の持つ力だけでは、
3千万人の人口さえ、
養うのも無理なのかもしれませんね。
奈良時代は、日本の人口は、5百万人と聞いた覚えがあります。
「A」という都に50年住み。
森林を木炭にして環境破壊が進み、
エネルギー不足が起きるようであれば、
植林して、次の50年は「B」という都に住む。
そういう「A」→「B」→「A」→「B」遷都を繰り返しながら、
ようやく生きていける。
その人口は、案外5百万人くらいのものなのかも知れませんね。
それが、日本という国土の持つ実力。
そういうことなのかなとも思ったりします。
その程度の実力の国土に、
1億2千万人が住んでいるのです。
これはきっと、
身を引き締めなければならないことなんだなぁと思います。
それでも、
幕末の頃にはなかった科学的な知識がぼくらにはあります。
いや、
ぼくにはないですけど(^^)、
そういう知識を持つ人が日本にはおられます。
日の光も、
吹く風も、
地の熱も、
みんな、
江戸期には、
力に変えることができなかったものです。
それらを力に変えられれば、
この国の国土の持つ実力は、
人口5百万人ではないはずです。
そんなことを思います。
素朴な頭の持ち主でしかない私が考えるようなことです。
どうぞ、お笑いください。
それでも、
ぼくらが、何処を目指して進むのか。
そのことを決めないで、このまま進む事は、
ぼくには、あまり、気の進まないことです。
バカもバカなりに思うところがあるという、
その程度の、呟きでございます。
どうぞ、お聞き流しのほどを。
それでは、本日も各自の持ち場で奮闘願います。
ご苦労さまです、みんさん。
(17:20 嬉野)