2010年12月3日(金)
2010年12月3日(金)
さて奥さん。嬉野でございます。
私は昨日ね、うちの藤村に言ったのでございますよ。
「あんたね」
「うん」
「忙しいのは分かるよ」
「あぁ」
「分かるけどさ、たまには日記書いたほうがいいよこれ」
「そうなんだよね。でもさぁ毎日編集ばっかやってるから書くこと思いつかないんだよ」
「だからそれを書けばいいわけでしょう。書きたいと思っているんだけど思いつかないわけです、みなさん、って」
「あぁ、なるほど」
「ねぇ、書くことが無いっていう書くことがあるわけですよ」
「そうだそうだ」
「このままじゃオレが藤村のなりすましでね、あんたの変わりに書くなんてことになるわけでしょう」
「あ、それやんなよ」
「はぁ?」
「あんたそれやんなよ」
「オレが藤村になりすましでかい?」
「そう」
「自作自演かい?」
「そうそう」
「それやっちゃったらあんた、読むほうはこれから疑心暗鬼だよ、これはいったいどっちが書いてるんだって、落ち着いて読めたもんじゃないよ」
「それ明日やんなよ」
「いや、だから…」
「とりあえず明日だけそれやんなよ」
「いや…」
でまぁ、やりましたけどね奥さん。
オレが水車にくくりつけられて高速回転の水攻めに遭わされてね、猛反省して謝ってね、して許されてバケツ持って廊下に立つというね。もうね、あほらしいわけです奥さん私、書きながら。
ということで、善良なるどうでしょうバカの奥さん方には、「うしれーを責めないで!」などと、ご心配いただきまして、なんとも申し訳なし。
ですがまぁ奥さん余興です。
しゃれです洒落です。
すべてはうちの藤村のせいです。
もうしませんよ。
なーんつて、本当はこれも藤村が書いてたりしてね。
…。
はいはい冗談冗談。
冗談はこれっきりにして本日はこれにて解散!
また来週お集まりくださいませ。
「う」と「ふ」でお待ちしております。
それではこの週末も各自の持ち場で奮闘されますように。
嬉野でございました。
そして猛編集中の藤村に合いの手を。いや愛の手を。
【なりすまし日記メモリアルのコーナー】
12月2日木曜日。
まったくもって久しぶりの藤村でございます。
会社に出てくれば編集室にこもりっきりで、こちらにはなかなか顔を出せず、皆の衆には不義理をいたしております。
そういう事情で日記の更新は嬉野先生に一任しておるのですが、あの人は昨日の予約開始という大事な日の日記に、
「雪が積もったの、寺がどうだの、えぇ自作自演でございます」などと、どーでもいいことをほざいてお茶をにごして日記を終わるしまつ。予約開始の「よ」の字もない。
これでは討ち入る皆の衆の足並みがそろわないじゃないか!と心配して掲示板を見ますと「今日は予約開始の日だようれしー」「ヒゲに怒られるようれしー(ヒゲはよけいだ!)」と、反対に奥様方に心配させるという、ていたらく。
はなしにならん!わたくしさっそくにあの先生を編集室に呼びつけまして、罵声をあびせ、巨大水車にくくりつけまして高速回転の水車攻めでヒィーヒィー言わしてやりましたところ、「大変反省しております」と全身ずぶぬれで詫びましたので、わたくしももののわからぬ男ではありませんので許してやることにいたしました。
どうぞ皆の衆も、これに免じてなにとぞ御勘弁を。
嬉野先生には、バツとして、
バケツもたせて廊下に立たせております。
ということで本日も猛編集!
現在「アメリカ合衆国横断」の第六夜を終えたところ。よーし!あと半分だ!
今日もやってやるぞぉー。
藤村でした!
(嬉野だったんですがね)
(何とか言ってやってくださいようちの藤村に、ねぇ奥さん)
(17:49 嬉野)