2010年9月2日(木)

嬉野

2010年9月2日(木)
嬉野ですよ。
昨日、掲示板を覗いていたら、
お悩み相談はまだ募集されていますかという、
お悩みさんの記事を見て、(タイミングですね)
ぼくは、なんだか気休めを書いてあげたくなって、
日記に貼り付けました。
そしたらそれを、
本日、お悩みさん本人が見てくれたらしく(^^)
お返事をくれてました。(タイミングですね)
だもんで、これも日記にあげておきます。
(さくらじゃないですよ奥さん)
●お返事ありがとうございました。
まさかお目にとまるとは思ってもいなかったので、
日記を前にしてお昼ご飯が…
楽しみにしていたおかずが…
全然のどを通りませんでした。笑
…ぐっと気持ちに入り込むお言葉ありがとうございました。
(う先生の日記から)
7年もの間、
私は、私にじっくりつき合ったような気がするのです。

こんな自分をやっていくのは嫌だ!と思ったって、
オレがオレである事は辞められないよねぇと、
オレはオレに言うオレなのです。
他人と自分を比較して、
その人と違う自分にガッカリはしないな。
その人と違うところこそ自分だよなぁと思っている。

追いかけるようではダメでね。
あなたのままで付き合える人の中にだけ、
あなたの人生をほぐしてくれる人がいるのですよ。
あぁ…私はこの5年ずっと私と向き合っていたんですね。
そしてう先生に悩みが相談でき、その答えを得た今、
私はそろそろ私と少しずつ歩み寄らなくちゃいけない…
そう感じました。
何にもない私でしたが、
この悩みが、
私が大切に積み重ねたもの第1号です。
誇らしいです。笑
編集お忙しい中、
遅い時間にも関わらず本当にありがとうございました。
これからも、どうでしょうを見て人生の辛いことを笑って乗り切って行けたらと思います。
と最後に、
お悩みには書きませんでしたが、
5年間の悩みの中には好きな人の功労もありました。
しごく個人的ですが、
彼に対して感謝の意を表したく書き込ませて頂きたいと思います。
それでは、まだまだ暑いのでう先生、ふ先生ともお体ご自愛されながら、編集に邁進ください。
★ということでね、
タイミングというのは怖ろしいもので(^^)
日記上で、昨日の問い掛けの始末がついてしまった(^^)
これは、私にしてもありがたいことで。
それではみんさん。
本日も各自の持ち場で、ご奮闘ください。
諸氏のご武運を祈る私です。
あしたも来るのよ〜!
解散!
【昨日の日記】↓お悩みさんの記事を貼った日記です。
嬉野です。
編集に入るとそれに時間を取られましてねぇ奥さん。
さて、先ほど掲示板を覗いていたら、
お悩み相談希望がありました。
こういうものはタイミングです。
今日は、そのお悩みに気休めを書き添えて帰ろうと思い、
お悩みさんの書き込みを日記に貼りました。
●嬉野さん、藤村さん、こんにちは。
「ヨーロッパ20カ国完結編」に心が和む毎日です。
新作もとても楽しみにしております。
ところで、う先生、
最近もお悩みは受け付けているんでしょうか?
私事で恐縮ですが、ここ5年間ずっと堂々巡りしている悩みがあり、もしお目にとまったらいいな〜と思って書き込みしました。
「人と自分を比較してしまう」ことをどうにもやめられないです…無意味ですよね…わかってます…けど、ついついやってしまいます…
何か、中毒症状のようですね…苦笑。
理由もだいぶ分析しました。
両親の不仲が災いしてか、私は幼い頃から少しひねたところがあり、学生時代は何に対してもなんとなくあきらめの気持ちが強く、毎日を惰性ですごしていました。それゆえ、大切に積み重ねて来たものが何1つないのです。
そんな過去を生き、そして大人になった今、そのことを振り返る度に、人生を大切に生きてきた身近な人と比べてしまいます。
それでもこの5年悩んだ甲斐あってか、ほんの少し前向きにもなり、そう思う周期もだいぶん間が長くなりました。
ですが、この先の長い人生もそういうことに悩まされるときがあると思うとせっかくの人生ちょっと乗り切る自信がないな〜なんて思ってしまいます。
こういう気持ちって、皆さん少なからずあると思うのですが、う先生やふ先生はどうしておいでですか?
とても長くなってしまいすみません。
あ、どうでしょうフィギュアも楽しみです。
まずは根付けバージョンから入門したいと思います。
【うれしのさんの気休め解答】
悩みと言うのは考えても答えの出ないジャンルのものです。
つまりもともと出口が用意されていないものなのです。
出口がないなら出られないはずなのです。
でも出ようとするんです。
そして出られない。
あたりまえです。出口がないんだから。
それが悩みの正体です。
では、なぜ悩んでる人は、
出口がない事実を見ないのか。
それはね、
悩んでる人が、実現不可能な願望に、
囚われているからでしょうね。
私はね、高校3年の時にいきつけの床屋の親父に、
「あれ?あんた禿げるよ…」と言われたわけです。
いきなり昔話してますがね。
「はぁ!?」でしたよ。
なにをこの親父は言いやがるんだ!と。
得意先に向かってなんて禁句を言いやがるんだ!と。
ところが床屋は続けて言うのです。
「おじさんは、この道で長くやってるからうそはつかない」と。
そんなことを自信を持って言うような場面じゃないだろう。
まぁ、今となっては不思議なのですが、
私はその親父の言った事を鵜呑みにしてしまったのですね。
私はそこから実に7年悩んだのですが。
つまり禿げたらどうしようと(^^)。
で、7年間、
寝てる時以外は、
悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで悩んで、
で、もちろん床屋には行かず、
髪は伸びたら自分で切り、
朝起きて、ある程度の脱毛を枕元に見ては驚愕し、
ジャンプーする度に手のひらに脱毛を見ては肝が冷え、
おびえて悩み悩み悩み悩み。
で、
ある日、私は、悩む事をやめたわけです。
つまり苦しい苦しい毎日に飽きたのです。
ま、耐えられなかったんですね。
それで、
「悩むのはもう止めだ!めんどくせぇ」
と、やめちゃった。
「もう、禿げたら、禿げた時考えよう」と思ったのです。
バカです。
そんなことで7年も悩んで。
お笑いください。
でも、その程度の結論で、や〜めた!って言って、
止められる程度のことだったんだってことに、
私は気づかなかったのです、7年も。
でまぁ、この年になっても禿げなかったのですけどね。
だから未だに、年の割りにつるっとなってる人には、
尊敬の念を強く持つ私です。
でも、あの床屋の親父のひと言さえなければ…とは、
思いません。
むしろあの不毛な(禿だけにね)7年の中にこそ、
自分がいたのだと今は思います。
私はね、この程度の人間だけど、
それでも自分のことが好きです。
だれも羨ましくない。
それは、あの7年があったからのような気がするのです。
7年もの間、
私は、私にじっくりつき合ったような気がするのです。
そして、
結局オレは、オレとしてやって行く以外ないわけだしなぁと、
今は思うのです。
こんな自分をやっていくのは嫌だ!と思ったって、
オレがオレである事は辞められないよねぇと、
オレはオレに言うオレなのです。
他人と自分を比較して、
その人と違う自分にガッカリはしないな。
その人と違うところこそ自分だよなぁと思っている。
お悩みさん、あなたは、なんの問題も無い人ですよ。
むしろ、ちゃんと物を考える事の出来る人のような気がします。
私より優秀な人なんじゃないですか?
だとしても私は、この程度の私が好きです(^^)。
あなたの悩みはきっと、
好きな人や、尊敬する人と知り合いになれれば、
たちどころに解消することのような気がします。
まぁたんなる思い付きです(^^)
でも、
あなたが他人と自分を比較しなくなる日。
その日を用意してくれる人は、
おそらくあなたが尊敬する人だと思うのです。
そして、その日は、
その人から、
あなたが認めてもらえる日であるような気が、
なんだか、私にはするのです。
追いかけるようではダメでね。
あなたのままで付き合える人の中にだけ、
あなたの人生をほぐしてくれる人がいるのですよ。
まぁ、よく分からんことを書いてるね(^^)。
気休めにもならなかったかな?
まぁいいじゃないのよ。
さぁ、きょうもご苦労さまでした。
明日も各自の持ち場で奮闘ください。
それではみなさま、
すやすや眠れ!
本日はこれにて解散!
●水曜どうでしょう初のフィギュアが9月22日(水)に発売!
全5種+シークレット1種で、販売場所は全国のローソン店頭ほか。価格は各368円(税込)。
(17:25 嬉野)