2010年4月2日金曜日。
札幌はいい天気で、道ばたの雪もずんずん溶け出して、ようやく春の気配が届き始めてきております。
旧制作部の面々は、段ボールに身の回りの物を詰めて、引っ越しの作業中。私も今、すべての荷物を片付け終わり、デスクの上にはパソコンだけがのっかっております。
この日記を書き終えたら、このパソコンの電源も落として、梱包します。
それで、すべての作業は終わり。
文字通り、HTBから制作部がなくなります。
そんな中、
私と嬉野先生は、しばらくお休みをいただくことにしました。
来週から、4月いっぱい。
サラリーマン生活20年目にして、初めての長期休暇です。
この休暇を利用して、嬉野先生と、そして福屋キャップとの3人で、旅に出ようと思っております。
もちろん番組とは関係ありません。
サラリーマン生活も折り返しを過ぎたおっさんたちの、それでもこれからまだまだ、ひとふんばり働き続けるための、一回、ぷはーっと「息継ぎ」をするような、そんな休み、というかサボリです。
組織の中で、嬉野先生も病んで、キャップも病んで、ここらで一回、安宿に泊まりながら、一緒に話をしながら、温泉につかって、ゆっくり酒を飲んで、海でも見ながら、桜が咲いていたらそれを眺めながら、世間をサボって、3人で車を走らせてみようと思っています。
ここに戻ってくるのは、ゴールデンウィークのころです。
それまでの間、ちょくちょく旅先から音信をここに伝えようとは思ってます。
あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
ということで来週から、藤村、嬉野、ちょっと、すんません、仕事サボリます!
みんな、達者で!
【新潟で開催される4月24日のイベントに関して】
■タイトル:UXファンフェスタ
■開催日:2010年4月24日(土)
<第1部> 「まるどりっ!」ファンの集い
午後2時〜午後3時
★出演:小山裕久・三河かおり・やまだみつる・
高橋美穂・松尾伴内
<第2部> 「水曜どうでしょう」ファンの集い
午後3時30分〜午後4時30分
★出演:藤村忠寿・嬉野雅道
(「水曜どうでしょう」ディレクター)
■会場:UXレクスタ(新潟駅南口)
■募集人数:各80名
※第1部と第2部で入場者入れ替えを行ないます。
■ 応募方法:
観覧希望者の人数と、代表者の郵便番号・住所・氏名・
電話番号を明記し、ハガキかインターネットで応募。
(インターネットは応募フォームに必要事項を記載)
※希望者多数の場合は抽選となります。
(往復はがきの必要はなし)
■宛先:
第1部 〒951-8521 UX「まるどりっ!」ファンの集い係り
第2部 〒951-8521 UX「水曜どうでしょう」ファンの集い係り
■ 締め切り:4月16日(金)消印有効
■問合せ先:025(223)0055 「ファンの集い」係
■注意事項:
第1部・第2部で入場者入れ替えとなります。どちらかの入場券で両方の「ファンの集い」を観覧いただくことはできません。
また、当日「水曜どうでしょう」関連グッズの販売予定はありませんのでご注意ください。
<詳しくはUX新潟テレビ21 以下アドレスにて>
https://uxtv.jp/event/detail_event.php?event_id=221
【「日記本3」予約受付中!】
大泉洋のミュージックステーション出演騒動、ミスター韓国へ、「どうでしょう本創刊号」制作日記・・・これを読むと、すごく懐かしくなります。
【アーティスト応援企画】
そこらへんで知り合ったスゴ腕のアーティストを応援していこうというこの企画。
「還暦の風来坊」鯨森惣七が描く受注生産の絵本「ぺRISBOUの冒険ダララララー」が絶賛予約受付中!
「HTBきせかえ500」に、鯨森バージョンのきせかえも登場!ダウンロード500円で、あなたも還暦の風来坊に生活費を!
(17:17 藤村)
2010年4月2日金曜日。
20010年4月2日金曜日。
20010年4月2日金曜日。
札幌はいい天気で、道ばたの雪もずんずん溶け出して、ようやく春の気配が届き始めてきております。
旧制作部の面々は、段ボールに身の回りの物を詰めて、引っ越しの作業中。私も今、すべての荷物を片付け終わり、デスクの上にはパソコンだけがのっかっております。
この日記を書き終えたら、このパソコンの電源も落として、梱包します。
それで、すべての作業は終わり。
文字通り、HTBから制作部がなくなります。
そんな中、
私と嬉野先生は、しばらくお休みをいただくことにしました。
来週から、4月いっぱい。
サラリーマン生活20年目にして、初めての長期休暇です。
この休暇を利用して、嬉野先生と、そして福屋キャップとの3人で、旅に出ようと思っております。
もちろん番組とは関係ありません。
サラリーマン生活も折り返しを過ぎたおっさんたちの、それでもこれからまだまだ、ひとふんばり働き続けるための、一回、ぷはーっと「息継ぎ」をするような、そんな休み、というかサボリです。
組織の中で、嬉野先生も病んで、キャップも病んで、ここらで一回、安宿に泊まりながら、一緒に話をしながら、温泉につかって、ゆっくり酒を飲んで、海でも見ながら、桜が咲いていたらそれを眺めながら、世間をサボって、3人で車を走らせてみようと思っています。
ここに戻ってくるのは、ゴールデンウィークのころです。
それまでの間、ちょくちょく旅先から音信をここに伝えようとは思ってます。
あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
ということで来週から、藤村、嬉野、ちょっと、すんません、仕事サボリます!
みんな、達者で!
【新潟で開催される4月24日のイベントに関して】
■タイトル:UXファンフェスタ
■開催日:2010年4月24日(土)
<第1部> 「まるどりっ!」ファンの集い
午後2時〜午後3時
★出演:小山裕久・三河かおり・やまだみつる・
高橋美穂・松尾伴内
<第2部> 「水曜どうでしょう」ファンの集い
午後3時30分〜午後4時30分
★出演:藤村忠寿・嬉野雅道
(「水曜どうでしょう」ディレクター)
■会場:UXレクスタ(新潟駅南口)
■募集人数:各80名
※第1部と第2部で入場者入れ替えを行ないます。
■ 応募方法:
観覧希望者の人数と、代表者の郵便番号・住所・氏名・
電話番号を明記し、ハガキかインターネットで応募。
(インターネットは応募フォームに必要事項を記載)
※希望者多数の場合は抽選となります。
(往復はがきの必要はなし)
■宛先:
第1部 〒951-8521 UX「まるどりっ!」ファンの集い係り
第2部 〒951-8521 UX「水曜どうでしょう」ファンの集い係り
■ 締め切り:4月16日(金)消印有効
■問合せ先:025(223)0055 「ファンの集い」係
■注意事項:
第1部・第2部で入場者入れ替えとなります。どちらかの入場券で両方の「ファンの集い」を観覧いただくことはできません。
また、当日「水曜どうでしょう」関連グッズの販売予定はありませんのでご注意ください。
<詳しくはUX新潟テレビ21 以下アドレスにて>
https://uxtv.jp/event/detail_event.php?event_id=221
【「日記本3」予約受付中!】
大泉洋のミュージックステーション出演騒動、ミスター韓国へ、「どうでしょう本創刊号」制作日記・・・これを読むと、すごく懐かしくなります。
【アーティスト応援企画】
そこらへんで知り合ったスゴ腕のアーティストを応援していこうというこの企画。
「還暦の風来坊」鯨森惣七が描く受注生産の絵本「ぺRISBOUの冒険ダララララー」が絶賛予約受付中!
「HTBきせかえ500」に、鯨森バージョンのきせかえも登場!ダウンロード500円で、あなたも還暦の風来坊に生活費を!
(12:36 藤村)
20010年4月2日金曜日。
20010年4月2日金曜日。
札幌はいい天気で、道ばたの雪もずんずん溶け出して、ようやく春の気配が届き始めてきております。
旧制作部の面々は、段ボールに身の回りの物を詰めて、引っ越しの作業中。私も今、すべての荷物を片付け終わり、デスクの上にはパソコンだけがのっかっております。
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そんな中、
私と嬉野先生は、しばらくお休みをいただくことにしました。
来週から、4月いっぱい。
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もちろん番組とは関係ありません。
サラリーマン生活も折り返しを過ぎたおっさんたちの、それでもこれからまだまだ、ひとふんばり働き続けるための、一回、ぷはーっと「息継ぎ」をするような、そんな休み、というかサボリです。
組織の中で、嬉野先生も病んで、キャップも病んで、ここらで一回、安宿に泊まりながら、一緒に話をしながら、温泉につかって、ゆっくり酒を飲んで、海でも見ながら、桜が咲いていたらそれを眺めながら、世間をサボって、3人で車を走らせてみようと思っています。
ここに戻ってくるのは、ゴールデンウィークのころです。
それまでの間、ちょくちょく旅先から音信をここに伝えようとは思ってます。
あ、4月24日にはイベントがあって新潟に行きます。新潟のみなさんとはそこで顔を合わせることができるかもしれません。
ということで来週から、藤村、嬉野、ちょっと、すんません、仕事サボリます!
みんな、達者で!
【「日記本3」予約受付中!】
大泉洋のミュージックステーション出演騒動、ミスター韓国へ、「どうでしょう本創刊号」制作日記・・・これを読むと、すごく懐かしくなります。
【アーティスト応援企画】
そこらへんで知り合ったスゴ腕のアーティストを応援していこうというこの企画。
「還暦の風来坊」鯨森惣七が描く受注生産の絵本「ぺRISBOUの冒険ダララララー」が絶賛予約受付中!
「HTBきせかえ500」に、鯨森バージョンのきせかえも登場!ダウンロード500円で、あなたも還暦の風来坊に生活費を!
(19:42 藤村)
4月1日木曜日。藤村でございます。
4月1日木曜日。藤村でございます。
先日、制作部の送別会(と言ってもHTBから制作部が消滅することから、我々は「解散式」と呼びました)が、ありました。
私と嬉野先生は本日付けで、コンテンツ事業室という部署に異動。
「水曜どうでしょう」「ハナタレナックス」「素晴らしい世界」というHTBが制作するすべての深夜番組、さらにスペシャルドラマのプロデューサーをもかけもちし、制作部の部長でもあった福屋キャップは営業部に異動。
「ハナタレ」のチーフ杉山ほかディレクターたちは、早朝と夕方の情報番組と合併した情報制作部に異動。
各番組でアシスタントプロデューサーをしていた者は、プロデュース部という新しい部署に異動。
福屋キャップを中心に立ち上げたレコードレーベル「ユメチカレコード」のスタッフは、私たちと同じくコンテンツ事業室に異動。
そして、「素晴らしい世界」は3月いっぱいで終了となり、そのディレクターたちはHTBを去ることとなりました。
制作部にいたスタッフ全員が、それぞれバラバラの部署、会社に行くことになり、それは文字通りの「解散式」でありました。
「みんなHAPPYであれ!」
福屋部長が定めていた制作部の目標であります。
視聴者をハッピーにするためには、スタッフがハッピーな気持ちで番組を作らなければならない。組織のことを考える前に、まず作り手個人が番組と向き合い、出演者と向き合い、視聴者と向き合う。そうでなければ人々に支持される番組など作れない。
そんな考えでここ10年あまり、HTB制作部は自主独立の精神で番組作りを続けてきました。
しかし、そのように自分の番組、そこにいる視聴者だけに向き合うやり方は、一人当たりの労働生産性を著しく低下させていると、会社では以前から盛んに問題視されていたそうです。
これからのHTBは、報道もスポーツも情報番組もバラエティー番組も、すべてをオールラウンドにこなせる人材を育成することを目標に、(通達された文書によれば)「オール HTBの大方針」に沿って番組作りをする、ということになりました。これから作られる番組は、これまでのしがらみを断ち切って、斬新で新しい発想のもとで作り出す。従って今まであった制作部は解体、ということになったわけです。
私と嬉野先生は「事業室」という、番組を制作する部署からは離れることになりました。しかし、みなさまにお伝えした通り、私は、これまでとなんら変わることなく、自主独立の精神で、このHTBで、番組作りを続けたいと思っています。
番組とは、人が作るものです。そして番組とは、見る人の感性に訴えるものです。人がなぜ笑うのか、なぜ感動するのか、そこにマニュアルなんて存在しない。正解もない。だから作り手は、自分の感性だけを頼りに、自分の感性が何人の人間に届くのか、その一点に死にもの狂いになる。周りをかえりみず、ひとつのことだけに没頭する。そうしなければ、人の感性を響かせることなんてできない。
でもそこに、時間と効率を突きつけられると、作り手の魂はいとも簡単に折れてしまう。効率よく、人の感性を動かすことなんてできない。すべては、時間のかかること。新しいことがパッと生まれるほど簡単なことではない。でも、やらなければいけない。すると人は無思考になり、言われたことだけをやり、目の前のことだけをこなす日常になっていく。
そうやって魂の抜け殻となった作り手が、効率よく、形だけのマニュアルに沿って次々と作り出していった番組がテレビをダメにした。テレビの魂を奪っていった。
私はそう思っています。
でも今、テレビが少しずつ魂を取り戻しつつある。作り手が少しずつ思考を取り戻しつつある。効率ではなく、時間をかけて、じっくりとモノ作りを始めている。そうすることが、そうすることでしか、結局テレビの将来をつなぐことはできないと思い始めている。そんな機運を感じています。
だから、私も今、あらためて、ひとつのことに時間をかけて、ひとつのことに没頭して、今、そこにいるあなたがたに向き合って、モノ作りをしていきたいと思っています。
これまでもそうであったように、私も、嬉野先生も、いくつものことを一緒にできるような人間ではありませんから。
解散式の席上、営業部に異動する福屋キャップから、情報制作部に異動する数名の「ハナタレ」スタッフに、「これまで作り上げてきたHTB制作部のDNAを、どうか引き継いでいってほしい」との言葉がありました。
そして、「ハナタレ」の杉山は、「必ずや!HTBに制作部を復活させる」と言ってくれました。
今日から、制作部員は、いつの日かHTBに制作部が復活する事を願って、各自の新たな持ち場へ向かいます。
平成22年4月1日。HTB 制作部はいったん!解散です!
(18:24 藤村)