2009年4月27日(月)
2009年4月27日(月)
嬉野です。
先週は一週間、ベタで出張していました。
さすがに疲れました。
しかしながらホテルに一週間居続けるというのは、
実のところ嫌いじゃないのです。
まぁ寝に帰るような毎日でしたが、普段暮らす町とは違う町で、
しがらみからもフラフラと適度に離れたようで、でも仕事で来ているので毎日やることはしっかりあって。
おそらくその隙間でこそ感じられる小さな自由というものを、
妙に感じた一週間だったのだと思います。
ホテルの部屋は20階にあったので、
朝起きるといつも部屋の窓辺に座りました。
ある朝、早朝の空を一羽の大型の水鳥がモーレツな運動量でもって羽をばたつかせて飛んでいるのでありました。
あれは鷺だったのか、白鳥だったのか。
いずれにしても大きな身体を空高く浮かそうと、がむしゃらに羽ばたきながら、かろうじて高空を飛行し、ぼくの視界の端から端へと行きすぎるのでした。
場違いなものを、見てしまった。
その時、そう思ったのです。
水鳥は、やはり湖水に身を置きながら静かに羽を整え、美しい曲線美を見せながら水面を優雅に進んで欲しいものです。
それが、シャカリキの根性を出して目の前の空を通過していく様は、ギャグ漫画以外のなにものでもなかったのであります。
ギャグには、必死さの果ての報われなさと、それにもめげる事の無い一直線の狂気が不可欠だと、私は幼い頃より見ていた、テックス・エイブリーのアニメに強く教えられた思いがあります。
「ドルーピーの呼べど叫べど」とか、知ってる人は古い人かな。
でも大泉洋も知っている古さではありますがね。
三本立てのトムとジェリーの真ん中でやってたアニメでした。
60年近く前のアニメですが、あのギャグが今でも至上だとぼくには思えるのであります。
ということで、本日も結論も無く終了。
また明日。
解散!
日記本2、妙に面白いです。
ぜひお読みください。
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(12:40 嬉野)