6月26日月曜日となりました。藤村でございます。

藤村

6月26日月曜日となりました。藤村でございます。
先ほど掲示板、更新しておきましたよ。やはりこの週末でDVD「ヨーロッパ」を副音声まで含めてすべてご覧になられた方が多かったようでございます。
さて「ヨーロッパ」の旅の中で「運転に見る国民性」みたいな話しがありましたな。ドイツ人は規律正しく、フランス人は自分勝手、そしてイタリア人は実にアバウト。これに対して日本人の運転は外国人から見ると「優柔不断」だそうであります。車線を変更したいのか、まっすぐ行きたいのか、「意思表示をハッキリしない」と。わかるような気がいたします。
日本は島国で、古来より欧米のように異民族が多数流入してくるような環境ではなかったですから、「あ、うんの呼吸」で人とコミュニケーションをとり、「ハッキリとした意思表示」よりも「あいまいさ」が人間関係の潤滑油として機能しておるわけでございます。
従って車の運転にしても、ウィンカーをビシっと出し、「曲がります!」「みなさん私!曲がりますよ!」と強く主張するよりも、なんとなくウィンカーを出し、「人様に気づかれぬうちに、なんとなく曲がれればそれが最良」と、思っておるわけでございます。
さて、日本人の中にも「県民性」というのがございまして、各地方により運転マナーもずいぶんと違います。
そんな中で北海道人の運転。これにはいくつかのハッキリとした特徴がございます。
まず、ウィンカーは「道を曲がる時にしか出しません」。つまり、「単なる車線変更では、ウィンカーは出さない」ということであります。もちろん全員ではありませんよ。しかし、明らかに本州と比べてウィンカーの使用頻度が低いのが北海道の特徴であります。
次に、「走行車線と追い越し車線の区別がない」。町中の2車線道路の場合はこれ、仕方のないことでありますが、しかし北海道の高速道路では、右側の追い越し車線を延々ゆっくり走っている車が非常に多いのでございます。本州の高速道ではあまり見かけない風景であります。
そして最も北海道の運転を特徴付けるのが、「救急車や消防車が来ても車を路肩に寄せない、停車させない」ということでございます。多分、本州から来た人が一番驚く風景がこれでございましょう。北海道では緊急車両が後ろから来ても、「前を走る車がハザードランプを点灯させて次々に路肩に停車する」という風景は、まず見ることができません。「なんとなく道をあけるけど、そのまま走りながら救急車が追い抜くのを待っている」「止まったとしても、その場に止まるだけで道路の中央を一斉にあけるといった積極的な行動はとらない」。もちろん全員とは言ってませんよ。しかし、こういう人が多いのは事実でございます。
北海道はいうなれば「日本の縮図」なのです。島国で他県の車が入ってくることは皆無。従って日本人の「あいまいさ」「あ、うんの呼吸」が運転に最もよく現れておるような気がします。
「ウィンカーを出す」「出さなくてもわかるでしょう?」
「追い越し車線は常にあける」「あいてるからいいでしょう?」
「救急車が来たら路肩に停車する」「止まらなくても救急車は追い抜いていくでしょう?」
決してそこに悪意があるわけではなく、それが日本人の特徴であるから、私はある意味、仕方のないことだと思っております。こういった運転に見られる「あいまいさ」「あ、うんの呼吸」は、裏を返せば、欧米にはない、日本古来の「恥じらいの文化の現れである」とも言えるのです。
しかしまぁ、救急車が来たときは、「黙ってれば追い抜くでしょう?」「なんかわざわざ車をよけるのは恥ずかしい」ではなく、積極的に止まった方がよいと強く思いますけども。
と、いうことで本日は日本人の国民性を分析したところで、さぁ日も沈んでまいりました、本日の日記これまでと。
また明日も良い天気でございましょうか。そんな中でDVDの編集に明け暮れるのも、ちょっとねぇ。そろそろ旅に出て異国の文化に触れたいなぁ・・・そう思う今日このごろであります。
ではまた明日。
【2005年新作と04年「ジャングルリベンジ」放送決定】
ついに関西方面で「2005年新作」(もうね、DVDのチラシで内容はバレちゃってますけどね)が放送開始!
お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00?
また、2004年「ジャングル・リベンジ」の放送も以下2局で決定!
KBS京都さんで2夜連続!
7月15日(土)19:00?22:00 第1話?第4話
7月16日(日)19:55?21:25 第5話?第7話
*「どうでしょうリターンズ」もレギュラー編成中。
UMKテレビ宮崎さんで!
7月6(木)、7(金)、8(土)、9(日)、12(水)、13(木)、14(金)の各日に深夜編成されます。
ということで、関西方面の皆様、そして宮崎の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
(20:02藤村)