【日付変わりまして6月2日午前3時40分】

001-藤村

【日付変わりまして6月2日午前3時40分】
午前0時を過ぎても大泉さんからの電話はありませんでした。
「まぁ、必死に書いているんだろう。もう少し待つか」
そう思って、デスクの上に携帯を置き、他の仕事を片付けておりました。

午前0時55分。携帯が鳴りました。受信表示は「ばか」。
「もしもし。藤村先生でいらっしゃいますか」
「あぁ、大泉先生。待っておりました」
「・・・すいません。遅れてしまいました」
その声は、いくぶんトーンが低く、哀れみの情を感じさせるものでありました。
「ちょっとあの、遅れてしまいまして・・・」
「おや?そうですか?私の時計ではまだ11時55分。大丈夫。5分前です」
たった55分遅れたぐらいで、なにを目くじら立てることがありましょうや。
「すいません」
「で、書けましたか」
「はい・・・まぁ、とりあえず」
「そうですか」
「嬉野先生もそこで待っておられますか?」
「もちろん。さらに四宮プロデューサーもここにおります」
「いや、すいません。それではあの、今すぐ送りますので、まずはお読み下さい」
「はい、わかりました」
しばらくして、パソコンに原稿が送られてまいりました。すぐにプリントアウトして、3人で読み進めます。

その後30分近く、我々はその原稿につき、思うところを語り合い、論評し、それをまとめて、私が改めて電話をかけます。
「あー、大泉さん」
「お読みになりましたか」
「はい。前回から更に味のある文体に磨きがかかりまして、改めて一同、驚愕している
ところであります」
「いやいや、そーですか!」
「しかしながら先生」
「はい」
「いくぶん・・・その、分量の方が少ないかと」
「あ、はい」
「少ないですよね」
「えー・・・そうですね。前回のおよそ三分の一の分量と、いったところでしょうか」
「ですよね」
「しかしながら・・・誠に勝手なお願いではございますが、まだしばしの猶予をいただけるのであれば、さらにこのまま執筆を続けたいと・・・」
「もちろん、構いませんよ」
「そうですか」
「ちょっと待ってください、嬉野先生からも一言あるそうです」
「もしもし、大泉先生」
「あ、嬉野先生」
「先生!今回も良いです。良いからこそ先生!もっと欲を出すべきです!主人公の大泉老人の心情!心の葛藤!そういったものを僕は知りたい!そこらへんのところをもっと書いていただけませんか!」
嬉野先生の熱弁がしばし続きます。
「いかがですか!先生!」
「わかりました」
熱弁に押された大泉さんが大きくうなずきます。
「では、朝までにこの倍以上の文章を書きましょう!そしてこのあと!さらに物語を展開させましょう!」
「いや!大泉さん・・・あの、時間も迫っていることですし、そんなに欲張らなくても・・・」
自分で「欲を出せ」とハッパをかけておきながら、「言い過ぎた」と反省する嬉野先生。

あれからおよそ3時間。
空も白々と明けて、まもなく午前4時を迎えようとしております。

その後、大泉さんがどこまで書き進んだのかは、わかりません。
しかし、時間が差し迫っていることは確か。
とりあえず手元にある「三分の一」の文章を元に、今日から「挿し絵イラスト」をビジービーが描き始めます。

では、我々もいったん帰宅いたします。

「どうでしょう本・第2号」、いよいよ大詰めでございます。

【6月1日午後11時】
まもなく怒涛の6月1日が終わろうとしております。
どうもこんばんは。藤村でございます。
祭りに関して、いくつかのご質問が寄せられております。

「チケットに枚数制限はあるのでしょうか」
「当日券はあるのでしょうか」

札幌オリンピックが開かれた真駒内会場には、屋内競技場(アイスアリーナ)と屋外競技場(冬のトヨタビッグエアが行われる場所)の二つがあります。
「どうでしょう祭り」は、この2つの施設を同時に借り切って行われます。これは、まさにオリンピック以来の出来事。
しかしながら、無尽蔵に人間が入れるかといえば、もちろん、限りがあります。まずは安全に、そしてなにより楽しく一日を過ごせる「適正人数」。
それを我々は、「一日あたり1万数千人」と思っております。
従って、「チケットに枚数制限があるか?」と問われれば、「あります」と答えます。
「当日券は?」現段階では、わかりません。

「トークイベントのスケジュールは?」

一日に何ステージやるのかは、まだ未定でありますが、我々は、もちろん3日間すべてにおいて、皆様の前でダラダラとトークを繰り広げるつもりです。イメージとしては、「壮行会」のようなものを思い浮かべていただければ結構でございましょう。
ただ、この「祭り」は、決して「ショーイベント」を主目的に考えてはおりません。
「ステージの前に一日中座ってイベントを見る」というようなスタイルではなく、できるだけ皆さんはあちこちを動き回り、疲れたらゆっくりと座って、どうでしょう話に花を咲かせていただく、時間になれば、なにやらイベントが始まり、三々五々みんなが集まってくる、そんなスタイルを理想に考えております。

・・・まだまだ質問はいくつかございましたが、まだ時間はございます。これから順次、ちゃんと答えてまいりましょう。

さぁ、午前0時が近づいてまいりました。

大泉洋さん。がんばっているでしょうか。

・・・とりあえず、待ちましょう。

何か進展があれば、このあと皆様にご報告いたします。

では。

【午後7時】
掲示板には、「第6弾討ち入り報告」並びに「祭り参加への熱い意気込み」「ご質問」等、数々の書き込みが寄せられておりますが、申し訳ありません、これから「祭り事務局」の開設準備に向かわねばなりませんので、皆様の声をアップできません。
ただ、今夜は遅くまで「大泉洋さんの原稿」を待つつもりでありますので、後でゆっくりと更新いたしましょう。
皆の衆。しばし待たれよ。

えー・・・午後7時現在、大泉さんからの電話連絡、一切なし。

【ケータイ版「祭り情報」アップ】
遅れておりましたケータイ版の「祭り情報」ページも先ほどアップされました。
回線がかなり混み合っており、つながりにくい状況が続いております。
ご迷惑か
けて申し訳ありません。

【PC版「祭り情報」アップ】
6月1日水曜日。午後3時を過ぎました。

本日より、DVD第6弾の予約が全国のローソン・ロッピー端末、そして道内HTBグッズ販売店にて始まっております。
掲示板には朝から「討ち入り完了!」の報が続々と届いております。

そして、この時間をもって、パソコン派の皆様には、↑の「どうでしょう祭り」ののぼりをクリックしてもらいますと、「祭り詳細情報」がご覧いただける状態になっております。

ケータイ派の皆様へは、現在作業を急いでおる状態で、午後4時以降には「祭り情報」の項目がアップされる予定でございます。

では皆の衆!とりあえず、情報をご覧下され。

落ち着いたら、日記を改めて更新いたしましょう。

【6月1日より!「DVD第6弾」予約開始!】
ローソン・ロッピー端末の商品番号:330311
(3)散(3)ざん(0)おっ(3)さん(11)いい思い

【「どうでしょう本第2号」予約受付中!】
ロッピー商品番号:200930(二十歳の奥様)

【映画「銀のエンゼル」東北地区ホール上映会開催!】
○秋田県 
6月5日(日)大館市文化会館中ホール 10:00 12:30 15:00
ロッピー(27228)

(03:53 藤村)

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