2008年6月アーカイブ

歓喜の歌の撮影日記で使われているブログが配信しているRSSがどうにも駄目すぎるので、勝手に作りました。1時間に1回の更新ですが、よろしければどうぞ。

http://suidou.d-archives.info/kanki.xml


嬉野でございます。
7月第一週くらいまでここを留守にいたします。

日記担当者が二人とも居なくなりますので、
日記の更新はしばらくお休みでございます。

「う」も「ふ」も二人ともドラマ撮影現場に出張っております。

ですから我々が、日々生きているか、
それだけでも確認したいと思う方は、
(大泉洋さんが生きているかも確認できます)
上に設置しましたところのドラマ「歓喜の歌」撮影日記を、
ビシッ!と押してくださいませ。
ロケ地で我々がおくる日々の有様がバビッっと分かる段取りでございます。

ぜひ、覗きにお出でくださいませ。

さぁさぁいらっしゃい!いらっしゃい!



(10:13 嬉野)
6月18日水曜日。藤村でございます。

本日は午前中よりドラマ「歓喜の歌」のオールスタッフがHTBに集まり、打ち合わせが行われました。

いよいよ明日から全員小樽に入り、あさってからの撮影に備えます。

本日午前中、「歓喜の歌」サイトの「撮影日記」に、先ごろ行われた主演、監督、プロデューサー3名による「ドラマ決起集会」の模様が写真入りでアップいたしました。

久々の大泉洋さんの雄姿。たっぷりとご堪能下さい。

そして明日からここの「本日の日記」は、しばし「ドラマ撮影日記」にお引越しいたします。

明日からは、そちらでお会いいたしましょう。


では皆の衆、


行って来ます。




(19:01 藤村)
しばらく、水曜どうでしょう「本日の日記」ではなく「歓喜の歌」の「撮影日記」を更新するということで...一瞬、そっちもアーカイブしようかなと思いましたが、まぁちゃんとしたブログ形式になってて記事も残るみたいですし、RSSも吐いてるからまぁいっかな...

...と思ったら、Atomフィードの記述が拙くて受信できねぇでやんのw
何をやってるんだろうなぁ...

仕方がないので、それに関しては全文配信用RSSでも個人的に作るとして、こちらのアーカイブについては「水曜どうでしょう」ではないわけだし、リストアップしていかない方向で。というわけでしばらくの間、更新はお休み、ですかね。また再会の折には淡々とアーカイブしていきますです。よろしくお願いします。

以上、お知らせでした。
6月17日火曜日。藤村でございます。

本日より、ドラマ「歓喜の歌」のサイトが仮オープンいたしました。

出演キャストの皆様がズラリと発表されております。

主演はご存知!大泉洋。

そして、なんとまぁ豪華な女優陣でありましょう。

田中裕子さん!

ナウ泉さんとは「東京タワー」で共演しておりました。

根岸季衣さん!

あき竹城さん!

白川和子さん!

吉本菜穂子さん!

そして、懐かしい・・・ビシバシステムのコント以来の

ふせえりさん!

俳優陣はもう、このお方!

大滝秀治先生!

楽しみであります。

そして、

利重剛さん!

上田耕一さん!

若松武史さん!

ヒトクセもフタクセもある実にシブイ方々です。

特に上田さんはもう・・・しびれます。

そして、京都の劇団「ヨーロッパ企画」から、

永野くん、本多くん、酒井くんの3人が参加。

特に永野くんはナウ泉の相棒として重要な役割を担います。

大泉洋主演。

豪華な実力派女優陣とクセのあるシブい俳優陣。

そして「ヨーロッパ企画」の若い面々。

おもしろい配役、役者陣が揃ったドラマだと思います。

果たしてどんな撮影になるのか。

本日オープンした仮サイトに「撮影日記」を開設いたしました。

クランクアップまでのしばらくの間、我々はこちらの「本日の日記」ではなく、ドラマ「撮影日記」を更新していくことになります。

しばし、お付き合い下さい。

明日は、すべてのスタッフが勢ぞろい。

そしてあさってから、撮影隊は小樽へと突入いたします!

(21:07 藤村)
6月16日(月)

嬉野であります。

昨夜遅く、ドラマ「歓喜の歌」ボランテイァ・エキストラに御出演いただく皆様に、雨の中、局の近所にあります豊平郵便局まで当選ハガキを持ち込みまして、本日の消印で、送付を完了いたしました。

北は北海道、南は九州鹿児島まで、
ハガキは送り送りされることと相成りました。

お近くの方は、本日すでに届いておりますでしょうし。
御遠方の方も、今週中には届くと思いますのでよろしくお願いいたします。

受け取られましたハガキは、当日、現場へ御持参ください。
そのハガキで受付をいたします。

なにとぞよろしくお願いいたします。

この度のエキストラ募集に御応募いただきました全ての皆様に感謝でございます。
応募していただきました人数を拝見いたしまして、また、その添え状の熱意ある文面からも、たいへん心強い励ましをいただいた気持ちでいっぱいでございます。

当日お見えになる方は、その場に居つづけなければならない辛さで、深夜バス乗車にも匹敵する精神力を発揮せねばならんと思いますが、なにとぞ、ゴネませんようにお願いいたします。

当日は皆様が頼りでございます。
なにとぞよろしくお願いいたします

そして、ありがとうございました。
すべての皆さんに感謝であります。





(18:13 嬉野)
6月13日金曜日。藤村でございます。

今週頭、東京にて、ドラマ「歓喜の歌」にご出演いただく大俳優陣、大女優陣の皆様にお会いしました。

不思議なほど緊張感を感じなかったのは、大俳優陣、大女優陣の皆様の人間性のなせるわざでありましょうか。

良い方ばかりでありました。

ドラマのクランクインまであと1週間。連日、小樽に通って、最後の下見をしております。

「もうあと1週間しかない!」と、みなは言いますが、私など、「まだ1週間もあんのか。早く撮らせろ」と思っております。

だって、大俳優陣、大女優陣の演技というものを、初めて観る。それも一番いい席で観られるわけであります。監督というのは。

重圧なんぞを感じているより、自分の中で、自分のイメージで、うまく転がしたほうがおもしろいに決まっている。

「本番!・・・よーい、スタート!」の声が、楽しみであります。


エキストラ募集に数多くのご協力をいただき、ありがとうございました。

6月28日。エキストラで参加される方々は、我々ドラマ班が果たしてどのような雰囲気で撮影をしておるのか、元気にやっているのか、それとも、監督はもう頭が真っ白になっているのか、そこらへんもどうぞお楽しみに。



(19:52 藤村)
2008年6月12日(木)

嬉野であります。

今月2日から始めましたボランティア・エキストラの募集に、
全国各地から多数の御応募をいただきました。

本当にありがとうございました。

昔から水曜どうでしょうは、折節、いつも多くのみなさんの誠意と心意気に助けていただいております。

感謝に耐えません。

お陰を持ちまして、予定数をはるかに超える数の応募をいただきましたので、抽選の上、会場までお越しいただく皆様には、こちらからハガキを送り詳細をお知らせいたします。

ハガキは来週の月曜日、16日より発送を開始いたします。

当日6月28日(土)には、届きましたハガキを持参の上、現場までお越しください。

お待ち申しております。

お呼びすることが出来なかった皆様には、ハガキの発送はいたしませんが、皆様から力強い共感をいただいたことは忘れるものではありません。熱意ある添え状も全て読ませていただきました。

ありがとうございました。
ありがとうございました。

本当にありがとうございました。




【「歓喜の歌」エキストラ大募集ページへの入口】
◆パソコンでご覧の方・・・どうでしょう寺にのぼりが2本立っております。どちらからでも入れます。日記下にもちびバナーが貼ってあります。

◆携帯でご覧の方・・・どうでしょうトップページならびに、HTBトップページの「ホットニュース」にも入口がございます。

【DVD第10弾についてお知らせ】
◆副音声の中で、「トントン・・・」という耳障りな音が聞こえる、ディスクの異常ではないか、とのご指摘がありましたが、あれは「藤村の貧乏ゆすりの音」であります。申し訳ありません。

◆ディスク2には「ジャングル探検」と「特典映像」が収録されておりますが、最初のメニュー画面上には「ジャングル探検」の選択文字しか出てきません。方向キーを押せば「特典映像」の選択文字が出てきます。ちょっとわかりにくいかもしれないので、ご注意を。



(20:38 嬉野)
2008年6月9日(月)

おはようございます。

嬉野でございます。

今週は、『う』も『ふ』も留守をしております。
水曜までおりませんので、どうぞ皆様で一人遊びしててくださいね。

じゃーね。

そーいうことでね。

またね。

解散ね。



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(15:20 嬉野)
2008年6月7日(土)

おばんです。
嬉野でございます。

本日もエキストラ募集に応募していただいたみなさまに感謝。

さて、我々、週明けの三日間ほど、留守にしますので、
来週前半は更新はないと思いますが、
どうぞみなさま、気をしっかりお持ちになって(笑)、
家事に育児にお仕事に、後顧の憂い無きように、
しっかりお気張りくださいませ。

世の中で、
困っている人を見つけたら、お手伝いをいたしましょう。

他人に好くしてあげようとする、お人好しに幸あれ。

オレオレ詐欺に騙されたって、
お人好しの持ち場を離れてはなりませんよ。
あんな簡単な詐欺に電話一本で騙される人がまだ居らっしゃるくらい、
それくらい日本には、他人を信じる方がまだまだ多いのだという、あれは善人の国日本の証です。

そのことを思い、そのことと知り、
私は同じ日本人として、誇らしいくらいです。

他人を信じる気持ちが無ければ騙される人はいないはず。
ならば騙されない人ばかりの世の中になってはいかんだろうと、
私は思うのです。

お人好しの絶対数は激減したかもしれない。
しかしながら。
自分はお人好しだと信じる人よ。

どうか各員の持ち場を離れぬように。

簡単に騙されるくらい、他人を信じたくてしょうがないなら、
その人は立派なお人好しです。

絶対自分は間違ってないと思うけど、
でもやっぱり、自分が悪かったのかなと、
どうしても他人を信じてしまいがちなら、

あなたも立派なお人好しです。

どうぞ、そのままお人好しの持ち場を離れないで居てください。

お人好しは、ここ30年ほどバカにされ続けてきて、
今や跡継ぎも居らず、絶滅に瀕しているのです。

だからお人好しの人よ、
どうぞあなたの持ち場を離れずに、
お人好しのままで、戦ってくださいませ。

私も戦いますから。

しかしながらね、
我々お人好しは、けして立派な人ではないのですよ。
そこら辺りを冷静に踏まえて、取り違えないように、

けして思い上がってはいけませんです。

お人好しは、ただ、人が好いだけですから。

他人を疑うのは、いろいろ頭を使うんでめんどうだから、
いっそ信じてしまおうとするだけの人間です。

だからバカにされるのかもしれないね。

でも好いの。

だって、お人好しが居なければ、
この世間は殺伐とするばかりなの。
わかるね奥さん。

お人好しは世間の潤滑油でございます。
たんなる消耗品と言われようが、世間にとって、無くてはならない気質なの。

だからお人好しの人よ。
居られましたら、どうぞ。御自分の持ち場を離れることの無いように願います。

お人好しの人に幸多かれ!

しかし詐欺師にだまされていては幸多くないね。

そこんとこ頑張ろう、お人好し。

以上。
本日はこれにて解散!

もうちょっと、しっかり考えを整理してから書けば良かったね。
でもまぁ好いね。

だって、この程度の男だもの、許しなさいよ。ねぇ。



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(21:48 嬉野)
2008年6月6日(金)

嬉野でございます。

本日も、エキストラ募集に多数の御応募をいただいております。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。

本日は雨の中、監督はロケハンに出ております。
押し迫ってまいりました。気ぜわしき日々でございます。

気ぜわしい時は、中々落ち着いてものを考えたりできないものなんですね。日記も滞りがちであります。

呑気が一番なんでございますがね。
それはそれ、これはこれでございますよ。

ということでね、もう三年ほど前に書いたまま
ここに載せず仕舞いにしていたものを、
本日は載せてしまいます。

最近多いですねこのパターン(笑)。

たいしたものではありませんので、
お暇な方だけ、ぜひどうぞ。
こんな出だしで始まるものでございます。
我が家の話でございます...。


妻は釣り師である。
亭主は無趣味である。
夫婦は、一緒になって16年を数える。

札幌に越してきて直ぐの夏、亭主は妻につきあって厚田村まで釣りに出た。

竿は一本。
結局、亭主は釣りなどしない。
日差しが暖かいのを良いことに妻の脇で寝転んでいる。
熱を帯びた堤防のコンクリートは気持ちよく、亭主はいつまでもゴロゴロとしていた。

堤防釣りでは、波音もたいして聞こえては来ず、日曜でもないので人影も無い。

お子様バケツに魚が二匹。釣られたあとに放されていた。
川魚のようなスマートな流線型。なぜか姉妹のように見えた。

前の晩、亭主は夢を見た。
夢に見知らぬ女が出てきて亭主に問うのだ。

「明日、堤防で釣りをなさるでしょう」
「するかもしれない」
「その時、二匹の魚が釣れるはずです」
「...」
「どうか、その時になりましたら、その二匹の魚をお逃がしくださいませ」
「しても良いが、それが何かのためになるのかい」
「訳は申し上げられませんが、お約束をいただきたく」
「いいよ。約束しよう。魚が二匹、釣れたら海に返すとしよう」
「あぁ、うれしい。それを聞くばかりです」

そう言い残して夢の女は去って行った。

それが、この二匹の魚かもしれない。
そう言うと妻は「漫画の読みすぎよ」と、取り合わない。

二匹の魚はバケツの水に泳いでいる。

気まぐれにこの魚を海に返せば、二つの命は永らえる。
姉妹の運命を握るのが自分のようで亭主は気が引けた。
この魚がオレと妻だったら、オレも夢に出て命乞いをしたろうか。
妻の夢に出ずオレの夢に出たというのも、そのほうに分があると踏んだためか。
そうであれば、見込まれたオレにも責任はある。

妻の見ていないところで堤防からバケツを傾けた。
海に落ちていく水と一緒に、二匹の魚も落ちていく。
ドブンという音がして妻にばれた。

妻の機嫌は、我が家に帰り着くまで悪かった。

それから10年経った先週の木曜。
亭主と妻は鹿の後足を一本手に入れ、自宅の流しで解体する。

むき身の鹿の筋肉を出刃で削ぎ落とす妻が笑顔なら、そばで見守る亭主も笑顔であった。

笑顔のわけは、鹿肉の味を知っている二人だからだ。

アフリカで山羊の解体を手伝ってきたと豪語していた妻の出刃さばきは確かに手馴れて手際よく、亭主は始めて見る光景に解剖学の講義を間近に見るような興味を覚えた。

驚くほど機能的に出来上がっている動物の体には、そのシステムを構成するパーツとパーツをつなぐ勘所がいくつかある。そこに出刃を入れると肉の重みが手伝って筋肉はひとりでに剥がれて行くのだ。

亭主は激しく感心した。

嬉々として出刃を振るい解体するその妻の後ろに見える鍋の中で、塩をふられて鹿肉がぐつぐつと好い匂いで煮えている。

やがて美味そうな匂いが台所に立ち込めて、妻も亭主も幸せな気持ちになった。

常に手際の良い妻と、常に感心するだけの亭主ではあったが、それでも夫婦はひとつの目的に向かいながら共に幸せな気分で笑っていた。

この夫婦の間に去年の夏まで一匹の犬がいた。

「この子が死んだら、あたしはこの子を食べる」。

日々老いていく犬を前に妻は言った。

「食べたらこの子はあたしの中に生きるから」。

そう妻は言いつのった。

犬は去年の夏に死んだ。

死んでしまった犬を前に妻は亭主に言った。

「あんたの田舎に埋めたい」
「埋めて、土に返してやりたい」

亭主に否やはなかった。

妻はその晩遅く旅支度を始め、そのまま結局一睡もせず、翌朝早く、冷たくなった犬をクーラーボックスに詰めると、バイクの荷台に結わえ付け、駐車場まで見送りに出た亭主に強張った顔で手を振ると、腹に響くエンジン音をとどろかせながら、滑るように走り去って行った。

そして、あっと言う間に、妻は、亭主の視界から見えなくなってしまった。

亭主の田舎は九州。

物言わぬ犬との2000キロの道のりがどんなものだったか、亭主には、想像するしかすべはない。

ただ、犬と妻との、それは最後の旅になったのだ。

23歳の時、妻は子犬を買った。
寂しかったから。寂しくて心のどこかに大きな穴が開いていたから、妻は子犬を買った。

それから18年。死んだ犬は、その穴を埋め、すでに妻の肉体の一部になっていた。

あの日、妻の膝の上に抱かれた老犬は痙攣の果てに二度と動かなくなった。

干からびた犬を膝に、妻は激しく泣いた。
妻の体に、また巨大な風穴が開いた。

泣いている妻の声は、
その穴を抜ける冷たい木枯らしの音だった。

「未熟児だったから売れ残っていたの」

神奈川の奥で生まれ、行き場も無く隅で小さくなっていた子犬は、そこで妻と出会い、上着のポケットに入れられて、あの日、妻とバイクに乗ったのだ。
それから18年後、犬は老いて骸(むくろ)となって、妻が走らせるバイクの荷台に揺れていた。

夏の日に生まれてきた子犬は、夏の日に死んでしまった。
妻の許へ来る時も、妻の許を去る時も、犬は、妻の運転するバイクに乗った。

北海道から九州へ、バイクは矢のように走った。

やがて犬は田舎の土に帰り、妻はそのまま沖縄の離れ島へ渡り暖かな海に包まれて、しばらく帰ってこなかった。

あれから半年が過ぎ、妻の日常もまた忙しくなったけれど。

「犬に会いたいよ」と、今でも妻は泣くのである。


これを書いた三年前、
病気にでもなるのではなかろうかと思うくらい、泣き明かしていたうちの奥さんも、三年経ったこの頃やっと泣かなくなった。

そうすると。
こんどはどこと無く、亭主の方が思い出すものなんだよね、
犬のこと。

あの犬に会いたいなぁと思うのね。

でも犬なんてさぁ、
別に、家のたまったローン払ってくれるわけでもないでしょ、
飼い主を養ってくれるわけでもないでしょ、

どっちかというと、ぼくら飼い主から餌をもらって、散歩に連れてってもらったりして、世話してもらわなきゃいけないことの方が多いわけでしょ、いや、そればっかりでしょ。

それってつまり、役立たずでしょ、
それなのに、その役立たずに、どうしてだか、もの凄くこっちが慰められてるんだよね。

気づけば。

だって、死んでしまってね、悲しくて悲しくて泣いてしまうっていうのはさ、精神的にもの凄く頼っていた相手にだけだよね。

だから、うちの奥さんも、私も、
精神的に犬にもの凄く頼っていたんだと思う、
知らないうちにね。

だからあいつが居なくなってしまって、
とてもとても弱った。

今もそう。

いったい他人の役にたつって、どういうことだろうね。

人の関係も同じだと思う、
どんな人が、ぼくらの役にたっているのか。
それだって案外分からないもののような気がする。

ということでね、
なんとか本日も日記の体裁を取り繕いつつ、
本日はこれにて解散でございます。

奥さん、また明日お会いしましょうね。

明日は土曜日でお休みだけど、
ひょっとしたら、夜にでも来てるかもしれないのでね。

それでは皆様、和やかに今夜の夕餉を楽しみましょう。

解散!




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(16:23 嬉野)
2008年6月4日(水)

嬉野でございます。

開局40周年ドラマ「歓喜の歌」のエキストラ様大募集!
の応募専用ホームページを2日の月曜日に立ち上げましたが、
連日、予想外の数の御応募をいただいております。

皆様のその御熱意に、この城代家老の嬉野も、
ただただ、驚くばかり、恐縮するばかりでござります。

ギャラもお出し出来ない!
交通費もお出し出来ない!
その上、長い時間拘束させていただくのに、ご飯さえお出し出来ない!

そのようなお恥ずかしい条件にもかかわらず、当方の懐事情をお察しいただきながら手を挙げていただける。

まことにありがたいことだと思います。

本当に皆様方とは長いお付き合いでございます。

そして、折節、お助け、いただいております。

撮影当日も御迷惑をおかけする事になるやも知れません。
しかしながら、どうぞ最後まで、根気好くお付き合いくださいませ。なにとぞお願いをいたします。

募集は明日以降も続きます。

応募フォームの備考欄にも、熱い添え状をいただいております。
ありがとうございます。

本日は、一言、皆様の御厚情に御礼をと思いまして、
久方ぶりに城代家老として、この場にまかり越しました。

恐悦しごくでござりまする。

明日以降も、御応募、お待ち申しております。

さて、
それと、もうひとつ。
これは、業務連絡でございます。

かねてより、みなさまより御要望の多かった、
どうでしょうDVDコンプリートボックス!
そのNO1タイプが!ここに目出度く復刻されます!

箱でございます。
今回第二弾として出されました箱。色は緑。
そして、ここに復刻されます第一弾の箱!色は茶色。

ついに復刻、発売決定!でございます。

よろしくお楽しみに!

では、本日はこれにて日記終了!
また明日!

今日の札幌はねぇ、暑い。
とても暑いのよ奥さん。

今夜も美味しい晩御飯をつくってね〜。

解散!



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【DVD第10弾についてお知らせ】
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◆ディスク2には「ジャングル探検」と「特典映像」が収録されておりますが、最初のメニュー画面上には「ジャングル探検」の選択文字しか出てきません。方向キーを押せば「特典映像」の選択文字が出てきます。ちょっとわかりにくいかもしれないので、ご注意を。



(19:09 嬉野)
6月3日火曜日。藤村でございます。

昨日より、ドラマ『歓喜の歌』エキストラ大募集のHPが立ち上がりまして、早くも数多くの方々から応募をいただきました。

ありがとうございます。

まだまだ絶賛募集中であります。撮影現場を見学がてら(観客の役ですから、まさにイスに座って見ている役)、ご協力願えればと。まだまだ募集中であります。

さて、そのドラマ。

どんな役者さんが出られるのか?

主人公は、北海道にある港町・大樽市にある市民会館の主任。

年のころは50歳ぐらいでしょうか。やる気があるのかないのか。自分のミスから起きた問題なのに、どこか他人ごと。そのくせ他人のミスは断固糾弾する。自分のことはすっかり棚に上げて。でも、どこか憎めない。基本的に悪い人じゃない。だって最後には、みんなをハッピーにする。

どんな俳優さんがいいだろうか?

いろいろと考えました。何人かの候補が出ました。50前後のしぶい俳優さんたちです。

しかし、ハタと思いました。

やる気があるのかないのかわからん。役所とお母さんたちとの間で板ばさみになって右往左往する。自分のことは棚に上げて他人は断固糾弾する。そのくせ憎めない。悪い人じゃない。

50歳という年齢を外せば、なんだなんだ、ピッタリの俳優がいるじゃないか。

最近売り出し中の大泉洋とかいう男だ。

「ハケン」ではずいぶんおもしろい演技をしていた。

彼ならば、50歳という原作の落語の年齢設定とは違う、新たな主人公像を作れるのではないか。

なにより、板ばさみ状態になったときの彼の微妙な表情、悪態をつき、他人を糾弾するときの悪人顔は絶品だ。

幸い、彼のことは昔から良く知っていて、多少のコネはある。

で、大物俳優・大泉洋氏にオファーし、そしてこころよく、引き受けてくれたのであります。

ドラマ「歓喜の歌」の主人公・大樽市民会館の佐野主任役は、今を走り、今を映し出す男!ナウ泉ナウさんに決定いたしました。

そして、その脇を固める女優さん・・・

こちらは、来週正式発表。

スゴイ方々です。

というわけで、クランクインまであと2週間ちょっと。

撮影に入りましたら、嬉野Pが日々携帯で「撮影日記」を執筆予定。こちらの臨場感もお楽しみに。

じゃじゃじゃじゃじゃぁ!また明日。


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◆副音声の中で、「トントン・・・」という耳障りな音が聞こえる、ディスクの異常ではないか、とのご指摘がありましたが、あれは「藤村の貧乏ゆすりの音」であります。申し訳ありません。

◆ディスク2には「ジャングル探検」と「特典映像」が収録されておりますが、最初のメニュー画面上には「ジャングル探検」の選択文字しか出てきません。方向キーを押せば「特典映像」の選択文字が出てきます。ちょっとわかりにくいかもしれないので、ご注意を。



(18:13 藤村)
2008年6月2日(月)

さて、みなさま!

本日いよいよドラマ『歓喜の歌』エキストラ大募集のHPが立ち上がりました!

善意と博愛精神に満ち溢れたみなさま!
どうぞ、ふるってご応募くださいませ!

応募締切は6月11日(水)まででございまするぞ!


「歓喜の歌」エキストラ大募集ページへの入口
◆パソコンでご覧の方・・・どうでしょう寺にのぼりが2本立っております。どちらからでも入れます。日記下にもちびバナーが貼ってあります。

◆携帯でご覧の方・・・どうでしょうトップページならびに、HTBトップページの「ホットニュース」にも入口がございます。


【シークレット映像のヒント】
今回のシークレット映像は3つ。
それらはすべて「DISC2」に隠されています。
それも、「同じ所に」。
DISC2のブンブン内部を映し出したメインメニュー。
「ジャングル探検」の選択文字が出る→方向キーを下に押す→「特典映像」の選択文字が出る→「決定ボタン」押す→特典映像メニューに行く。その時カンカン!と音がして「ふすま」が閉まる→この「ふすまが動いている間」に、「ある方向キー」と、続けて「決定ボタン」を押す→この操作をしておいて、出てきた通常の特典映像のメニュー画面上で、さらに「ある方向キー」を押すと、シークレット映像が出てくる→このパターンの操作でシークレットが2つ出てきます。

残るひとつは、そのどちらかの「シークレット映像」の中で、また何かの「方向キー」を押すことで出てくる。

【DVD第10弾についてお知らせ】
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(10:27 嬉野)

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