2014年8月8日(金)

嬉野

2014年8月8日(金)
みなさん。
我々は今、東北自動車道を青森へ向かってひた走っているバスの中です。
店長の思いつきで始まったこの東北キャラバンの旅ですが、2014年のぼくらの夏を振り返る時、この旅は幸福な思い出として蘇るのだと思います。
旅は今日で9日目。
会場は秋田、仙台閖上、福島空港、宮城石巻、肘折温泉と5会場を終わり、明日は青森です。
移動日の今日は朝から一日雨が降っています。気温もみるみる冷えてきて、今は19C°です。
昨日までは、暑い夏の日の高速道を走って次の会場へと移動していました。
バスの窓には、青空に立ち昇った積乱雲が見えて、夕方の光で桃色に染まっていました。束の間、厚い雲が夕陽を隠すと幾筋もの光芒が雲間からこぼれました。
どこまでも続く大地を覆う稲田の緑、山の緑。地表を覆う、このわずか数十センチに、ニッポンの懐かしい夏の景色があるのですよね。
疲れた身体をバスの椅子に投げ打って、束の間、男たちはまどろみ、寝顔を見せ、広い車窓には2014年の東北の夏景色が流れ去って行きます。
あぁ、雨が小降りになってきたようです。前方遥かに見える山の稜線の上に広がる空が少し明るくなっていきます。
明日も早起きで会場設営です。
会場に早く来た人は、設営ボランティアに駆り出される危険がありますのでご注意ください。
ウッカリ「手伝います!」と手を上げてしまうと、2014年の楽しい夏の思い出を作ってしまう恐れがありますのでくれぐれもご注意ください。
それでは本日はこの辺りで。
あぁ稲田の緑がどこまでも連なって綺麗です。
それでは、諸氏。
本日も各自の持ち場で奮闘願います!解散!
嬉野でした。
【8月5日の日記】
8月5日火曜日。藤村でございます。
初の試み、東北キャラバンがスタートして、まずは秋田、宮城、福島の3カ所が終了いたしました。
猛暑の中、お集まりいただいたみなさん、そして、撤収まで手伝っていただいたみなさん、どうもありがとうございました。
このキャラバンは、大規模な祭りとは違って、ごく少数のスタッフで、毎回朝からテントを建てて会場を設置し、その日のうちに撤収して次の会場に向かうという遊牧民方式で行っております。
それゆえに来場者に対して圧倒的にスタッフの人数は足りませんので、現地に集まってくれたみなさんのお手伝い、ご協力をはなっからアテにしているという厚かましいイベントであります。
ところが、このお手伝いというのが思いのほか会場全体に一体感を生み出し、いい雰囲気に包まれたキャラバンになっております。
まだ3カ所ですが、やってよかったと心から思います。
きのうは、福島から宮城に移動し、本日はスタッフ一同、松島で一日オフを楽しんでおります。
わたくしと石坂店長はホテルの子供用プールで泳いでおります。気持ちいい。
明日は石巻にまいります!
猛暑が続いております。対策を万全に。そして無理をせずにきてください。待ってますよー!
東北キャラバンのページに写真ギャラリーができました。各会場の詳細のところをクリックしていただくと、キャラバンの様子が写真で見られます。明日からもどんどんアップしていきます。
(17:29 嬉野)