9月4日木曜日。そらもう藤村ですよ。

藤村

9月4日木曜日。そらもう藤村ですよ。

忘れないうちにお知らせ。

昨日、「ウラ」に「DVD第10弾シークレットの出し方」を載せました。すっかり遅くなって申し訳ござりません。ささ、今夜DVD「マレーシア/東京」を久々に出して、シークレットをご覧ください。脱力しますよ。

そして明日!「徹子の部屋」に今を走り続ける男・ナウ泉ナウさんが登場でございます。

豪腕黒柳先生とのトーク!果たしてナウ泉はクリーンヒットを打てるのか!それともやはり凡打の山を築くのか!

おもしろいことしなくていいから、ちゃんとドラマの宣伝しろよ!

さて、木曜日。ドラマ「歓喜の歌」放送まであと3日。

テレビマンユニオンの重延会長(ユーコンで大泉さんがマネしまくったあの「世界ふしぎ発見」のゼネラルプロデューサーをやっている方です!)から、「ドラマをやってみませんか」と言われたのが2年前。

「映画版はフラガールを作ったシネカノンさんが作ります。みなさんはそのテレビドラマ版を」

そう言われまして、「それはもう是非!」と即答いたしました。

それから、「志の輔らくご」(WOWWOWで放送後DVD化)を担当していた同じくテレビマンユニオンの渡辺君という男を介して、志の輔師匠の楽屋におじゃましてご挨拶をいたしました。

自分の頭の中で作り上げ、自分の口で語っていた「歓喜の歌」という噺を、他人がドラマに作り変える。

師匠にとっては、かわいい子供を他人に渡すようなものでしょう。

どうかこのままの姿でかわいがってほしい、という思いと、かわいい子には旅をさせろ、どうぞ好きにやって下さい、という投げ出すような思いと、両方あったと思います。

それから1年をかけて準備をし、ようやくドラマ版「歓喜の歌」が完成。

師匠の落語とは違う設定も数多くあります。

しかし、「ママさんコーラス」という決して注目を浴びることのないおかあさんたちの地味な日常と、「公民館の主任」というどうしようもないおっさんの日常に、ちょっとばかりの輝きを持たせた師匠の噺の本筋は、受け継いでいると信じております。

ドラマを作るときからずっと、志の輔師匠の反応が一番気になっておりました。

どう思っていただけるのか。

それが今日、テレビマンユニオンの渡辺君からメールがあり、師匠が昨夜ご覧になり、電話をくれたと。

「映画を見るようでした」

「おまかせして、心底よかった」

と言ってくれましたよと。

ほっと今、肩の荷が降りました。

みなさんにご覧いただく全国放送まで、あと3日であります。

よし、また明日。

明日は、う先生かな。

(18:17
藤村)