嬉野

2006年8月9日水曜日
藤やん夏休み3日目突入!
嬉野さん留守番3日目突入!
だから本日も嬉野であります。頑張っておりますのよ。
そういえば、昨日の関東地方は凄い色の夕焼けだったそうですねぇ。夏の夕焼けは「川を越せ」と言いますから、早くも台風の影響でも出ておるのでしょうか。
にしても、息を呑むような夕焼けって好いよね。
見とれちゃう。
見とれちゃと言いますとね、「ガリガリ君」アイス。
なんでも埼玉県深谷市が故郷だそうで。
たしかに「ガリガリ君」を手に取ると深谷市の文字がある。
深谷市にはね、「ガリガリ君の故郷」と大書した大看板が電車の窓から見えるとこあるんだってよ。
見とれちゃうよね。
地味に凄いヒット商品。
ところでね、奥さん。
立ち入ったことをお聞きしますがね…。
奥さん、流しで頭洗ったことあります?
自分の髪をですよ。
台所のね、流しの前に立って、
そのままお辞儀するような形でね、
前かがみになって、シンクでシャンプーしたことあります?
やったことない?
だったら今晩、是非おやりなさいよ奥さん。
恐いから。
家族が寝静まった後のね、夜中の方がいいよ。
お勧めだ。
一人暮らしの奥さん、最高のシチュエーションだ。
(一人暮らしの奥さんてな、あんましないか?)
是非今晩おやりなさい。
恐いから。
ぼくね、若い頃、東京で六畳一間の安いアパートに住んでてね。
その部屋は風呂が無かったの。
でも、すぐ近所に銭湯があってね、そこが夜中の1時まで営業してたから何の不自由もなかったんだけど、ある晩のこと、バイトで遅くなってね、夜中の2時近くになってやっと部屋に帰りついたの。
季節は冬だったけど、汗かいてたから、とりあえず頭だけでも洗いたいなぁと思ってね、ヤカンでお湯を沸かしたのさ。
ぼくの部屋は、六畳一間だったけど、小さな流しがあって、入り口のドアを開けるといきなり半畳の台所があって、六畳間があった。そんな間取り。
で、沸かしたお湯をシンクに置いた洗面器に入れてね、ぼくは立ったまま、お辞儀をするような格好で髪を濡らしてシャンプーをしていたのよ。
その時、後ろで、いやぁな気配がしたのよ。
絶対、誰か立ってるのよ。後ろに。
ぼくは根が小心だから直ぐに後ろを向いたよね。
したら、誰もいない。
でも、シンクでお辞儀しながら頭を洗い始めると、また誰か後ろに立ってる。なんか感じるのよ、いやぁにリアルな他人の気配を。
で、また後ろを振り返るんだけど誰もいない。
振り返るたんびに台所はビショビショになるけど仕方ない。
だっておっかないもの。
で、結局ねぇ、だれも後ろになんかいないんだけどね。
でも人間って、あまりにも無防備な背中を見せ続けるのは危険だというような、そんなアラームが体の中に組み込まれているのかもしれないと思ったね。その時。
でもまぁ、だとしたらね、それはかなり情緒的なアラームということになるんだけどね。だって「おっかねぇー」って「思う」っていうアラームだからね。
で、まぁね。そういうことだから、恐らく、たいていの人が、後ろに誰か立ってるような気配をリアルに感じるはずだから、まだの方は是非どーぞ、とね、
今日は、ヒマつぶしをひとつお教えしてるわけよ。
なに、つまんなさそうだからやらねぇ?
やんなって!面白いから!
私も経験ありますって奥さん、いないだろうか。
さぁ、ということでね。
今日はこの辺りで御勘弁を願いまして、
じゃぁまた、明日ね。
そうそう、今朝の10時頃の掲示板にね、生まれて20日目の息子の手術が成功しますようにって、書き込まれてたお母さんがおられましたけど、手術は無事成功したかしらね。
ちょっと気になります。
良いことになりますように。
みなさんもその子のこと、ちょっと気に掛けてあげてくださいね。
それだけでお母さん、きっと心強いはずだから。
それでは我々も、我々の人生を頑張りましょう!
ほい、解散。
またおいで。
【新作放送決定!】
ついに関西で05年新作「激闘!西表島」が放送開始!
お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00?
(14:33 嬉野)

嬉野

2006年8月8日火曜日
はい、嬉野でござりやす。
さて、少し前のことになりますがね、ある方から一冊の小冊子をいただきました。
それは、市の広報誌のような薄手の冊子でした。
その中の記事に「入らずの森」というタイトルの一文があります。
見開きのその記事には一枚の写真が掲載されています。
そこに映っているのは、中学校の校舎の二階の窓から見た校庭の風景です。
それは、ぼくなどには馴染みのある田舎町の中学校とでも言えそうな落ち着いた感じのある懐かしい風景なのです。
取り立てて個性的なデザインの校舎ではないことが、かえってぼくの気持ちをほっとさせてくれる、そんな程度にひっそりと平和な雰囲気のある中学校の風景なのです。
ところが、明らかに普通ではないものが、そこに写っているのです。
校庭の真ん中に、こんもりとした森があるのです。
それはそれは、不自然なありようなのです。
まるで校舎から校庭に向かって小さな岬が突き出しているかのように欝蒼と木々の茂った暗い森があるのです。
それはちょっと見慣れない光景です。
でもなぜ、そのような邪魔な位置にあえて森を残しているのでしょうか。
どうも、この中学校を設計した人は、初めからそんな森は無視していたようなのです。
結局、ほかの施設の立地を優先的に考えると、どうしても森は現状のその校庭のその位置に来る。
しかし、そんな森は当然撤去して「さら地」にするから構わない。
そんな森は無くすばかりなのだから。
そういう思想がまずあって、この中学校は建設されたようなのです。
ところが、その森は無くなるどころか未だに校庭の真ん中にある。
記事には、その森を撤去しようとするたびに工事に支障が起き、怪我人が出、撤去作業をする人が恐れて誰も寄り付かなくなり、結局残ってしまったことが書かれていました。
その森は、江戸の昔からそこにあり、みだりに入り込むと祟(たた)りがあるので「入らずの森」と恐れられていたのだそうです。
この中学校が出来て、もう百年近い時が流れたでしょうか。
何代にも渡り、多くの在校生たちがその森を間近にしながらそこで中学の数年間を過ごしてきたということになります。
この記事を書いた方も、その中学の卒業生だということでした。
その間、祟りが有ったのか無かったのか。
それは分かりませんが、でも日常的に「その森が発する何か」を子供たちも大人たちも静かに受け止めていたことは間違いのない事実のように思われます。
その不確かな何かが、人の心にある、とても大切な何かに反応し続けていたようなのです。
記事の最後には、近年、また「入らずの森」の撤去作業の話が再浮上してきたことが書かれていました。
でも結局、今度もまた森は残るのです。
今度は、撤去作業で祟りが起こる前に、在校生や卒業生が、撤去に異を唱え始めたのだそうです。
撤去作業の噂が個々の身の内に起こした胸騒ぎは、思いがけずひとつにまとまり、いつしか大きな反対運動に広がっていったのだそうです。
「入らずの森」が無くなるらしい。
その情報はその森を知る者たちの心を一様にざわつかせ、地元に残る者だけでなく東京や地方へ転出して故郷にめったに帰らない者達の許へも知らされ、遠く忘れかけようとしていたはずの何かに強く訴え掛けてしまった。
人々は思いがけず奮い立ち、また森を残してしまうのです。
誰もが「入らずの森」を異質なものとして拒まず、それどころか自分の人生にあって、失いたくない大切なものとして無意識のうちに受け入れてしまっていたのです。
いったいそれはどういうことなのでしょう。
上手くは言えませんが、でも、きっとぼくらは、自分たちにとって本当に大切な物が何であるのかを、実は、よく知っているということなのかもしれませんね。
それだけは、ハッキリ言っても好いような気がします。
なんかこの記事を読んでね、そんなことを思いましたよ。
ほら、やっぱ長期間野菜を食べなかったら無性に野菜が食べたくなるようにね。
祟り神を恐れて、そこを神聖な場所として守ってきた昔の日本人たちから、ぼくらは遠く離れてしまったはずだったけど、それでもぼくらは、ぼくらが分け入ることの出来ない、もやもやとした、説明の付かない、ここではない、もうひとつの世界のあることを、ひょっとしたら、まだまだ必要としているのかもしれないですよね。
そんなことをね、思いましたのよ奥さん。
えぇ、この記事を書かれました方の文章がとても好くてですね、ぼくは今でも貰ったその冊子を大切にしまっております。
まだまだ日本中に面白いとこ、きっと沢山あるんでしょうねぇ。
旅に出たいものですね。
さぁ、それではみなさん、また明日。
こつこつマメに生き抜きましょう。
そーして、またここに来ましょうねぇ!
明日もどーせヒマなんでしょうー!
ヒマでなくてもヒマ作るのよー!
待ってますよー!
札幌、暑いのよー!
みんなも気張るのよー!
以上、解散!
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(18:13 嬉野)

嬉野

2006年8月8日火曜日
はい、嬉野でござりやす。
さて、少し前のことになりますがね、ある方から一冊の小冊子をいただきました。
それは、市の広報誌のような薄手の冊子でした。
その中の記事に「入らずの森」というタイトルの一文があります。
見開きのその記事には一枚の写真が掲載されていました。
写真は、中学校の校舎の窓から写した校庭の風景です。
それは、ぼくなどには馴染みのある田舎の中学校とでも言えそうな落ち着いた感じのある懐かしい風景でした。
取り立てて個性的なデザインの校舎ではないことが、かえってぼくの気持ちをほっとさせてくれる、そんな程度にひっそりと平和な雰囲気のある中学校の風景でした。
ところが、明らかに普通ではないものが、そこに写っているのです。
校庭の真ん中に、こんもりとした森があるのです。
それはそれは、不自然なありようでした。
まるで校舎から校庭に向かって小さな岬が突き出しているかのように欝蒼と木々の茂った暗い森があるのです。
それはちょっと見慣れない光景でした。
でもなぜ、そのような邪魔な位置にあえて森を残しているのでしょうか。
どうも、この中学校を設計した人は、初めからそんな森は無視していたようなのです。
結局、ほかの施設の立地を優先的に考えると、どうしても森は現状のその校庭のその位置に来る。
しかし、そんな森は当然撤去して「さら地」にするから構わない。
そんな森は無くすばかりなのだから。
そういう思想がまずあって、この中学校は建設されたようなのです。
ところが、その森は無くなるどころか未だに校庭の真ん中にある。
記事には、その森を撤去しようとするたびに工事に支障が起き、怪我人が出、撤去作業をする人が恐れて誰も寄り付かなくなり、結局残ってしまったことが書かれていました。
その森は、江戸の昔からそこにあり、みだりに入り込むと祟(たた)りがあるので「入らずの森」と恐れられていたのだそうです。
この中学校が出来て、もう百年近い時が流れたでしょうか。
何代にも渡り、多くの在校生たちがその森を間近にしながらそこで中学の数年間を過ごしてきたということになります。
この記事を書いた方も、その中学の卒業生だということでした。
その間、祟りが有ったのか無かったのか。
それは分かりませんが、でも日常的に「その森が発する何か」を子供たちも大人たちも静かに受け止めていたことは間違いのない事実のように思われます。
その不確かな何かが、人の心にある、とても大切な何かに反応していたようなのです。
近年、また「入らずの森」の撤去作業の話が再浮上してきたのだそうです。
でも結局、今度もまた森は残りました。
今度は、撤去作業で祟りが起こる前に、在校生や卒業生が、撤去に異を唱え始めたのだそうです。
撤去作業の噂が個々の身の内に起こした胸騒ぎは、思いがけずひとつにまとまり、いつしか大きな反対運動に広がっていったのだそうです。
「入らずの森」が無くなるらしい。
その情報はその森を知る者たちの心を一様にざわつかせ、地元に残る者だけでなく東京や地方へ転出して故郷にめったに帰らない者達の許へも知らされ、遠く忘れかけようとしていたはずの何かに強く訴え掛けてしまったようなのです。
人々は思いがけず奮い立ち、また森を残してしまった。
誰もが「入らずの森」を異質なものとして拒まず、それどころか自分の人生にあって、失いたくない大切なものとして無意識のうちに受け入れてしまっていた。
いったいそれはどういうことなのでしょう。
祟り神を恐れることによって、そこを神聖な場所として守ってきたかつての日本人から、ぼくらは遠く離れてしまったはずだったのに。
ぼくらは、ぼくらが分け入ることの出来ない、もやもやとした、ここではない、もうひとつの世界のあることを、ひょっとしたらまだまだ必要としているのかもしれませんね。
きっとぼくらは、自分たちにとって本当に大切な物が何であるのかを、実は、よく知っているのかもしれないなぁと、この記事を読んでね、思いましたよ。
やっぱ長期間野菜を食べなかったら無性に野菜が食べたくなるものね。
そんなことをね、思いましたのよ奥さん。
えぇ、この記事を書かれました方の文章がとても好くてですね、ぼくは今でも貰ったその冊子を大切にしまっております。
まだまだ日本中に面白いとこ、きっと沢山あるんでしょうねぇ。
あぁ旅がしたい。
さぁ、それではみなさん、また明日。
こつこつマメに生き抜きましょう。
そーして、またここに来ましょうねぇ!
明日もどーせヒマなんでしょうー!
ヒマでなくてもヒマ作るのよー!
待ってますよー!
札幌、暑いのよー!
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(17:38嬉野)

嬉野

2006年8月7日月曜日
うです。
いやぁ暑いです札幌。
この暑さは徒歩通勤者にはキツイ。
ガリガリ君でもかじりながらでないと歩けないほどです。
とは言うてもね、内地の異常な暑さに比べたら札幌市民は夏を満喫といった感じですよ。
だって大通公園のビアガーデンは盛況ですしね、海水浴に行ったって寒さでクチビルが紫色になることもありませんしね、一番好いのは朝晩には涼しくなるということですね。
クーラー無くても熱中症になることないですからね。
ほんと、30年くらい前の九州の夏を思い出しますね。
この程度でしたよ、だって我が家にクーラーありませんでしたものあの頃、九州なのにね。そんなもんだったんですよ昔の夏は。
ところでね、みなさん、
ふさんは本日より夏休みに突入されましたよ。
家族でキャンプだそうですね。
多分今週一杯帰ってきませんよ。
キャンプしっ放しですよ。楽しそうですね。
私は、ひとり残されまして留守番をしておりますのでね。
よろしくお願いね。
さてと、わたくし春先にね「雀を見かけないなぁ」と日記に書いておりましたけども、この頃は良く見かけますね。
私の通勤途中にもいますもの。
公園脇のね、わりかし木陰の多い石段のあたりを飛び跳ねてますね。可愛いですね。
それでもこの私がですね、「雀が可愛い」なんぞと思うようになったのは、ここ数年のことですね。
なんの拍子にか、ある日、妙に雀に親近感が湧きましてね、それからしげしげと観察しておるうちに愛に変わりましたね。
なにしろ小さくて愛らしいのに、なかなか、なついてくれない。
その辺りの呼吸が愛好者には好いのかもしれませんね。
手が届きそうで、けして届かないというね。
眺めるだけという微笑ましさ。ねぇ。
それでもね、もう16年くらい前でしたか、ほら、松本にお城あるでしょう、松本城。
あそこのね、お城の根元のベンチで涼んでました時ね、あぁあれも夏でしたね。その時ね、ひょいとベンチの背もたれの上に目をやりましたらね、小さいさやつがいましたね。
尺取虫というやつですね。
じっさい「尺」という形を自らの肉体で作りながら彼は前進してましたね。それはそれは、とても根気の要る前進でしたが彼は熱心でしたね。それを見ながら私はやっぱり彼に愛を感じましたね。
どうもねみなさん。
やっぱり熱心にひとつのものを観察するということはね、どうやら愛に通じるきっかけになるようですね。
私の場合その傾向が顕著ですね。
だいたいにおいて尺取虫はね、恐ろしげな体毛も生えておりませんし、とにかく小さいです。それに体の色もね、若草色と言いますかね、きれいな色ですから親しみが湧き易いですね。
そいつが私の目の前を懸命に「尺」と「一」を繰り返しながらね、のろくのろく前進していたわけですよ。
平和を感じましたね。感動的な気持ちになっておりました。
と、そこへですね、不意に一陣の風が舞いまして巨大な黒い影が通り過ぎていったのでございます。
私は、呑気な気持ちで油断しきっておりましたのでギョッとしましたね。
見ると哀れにも尺取は鳥の餌食になってしまっていたのでございますよ。
その鳥がね、どうも雀だったな、という、ことでね…。
あん時は雀が巨大に見えましたし、情け容赦の無い獰猛な生き物に見えましたからね「目線が変われば物の見えようも変わるわい」ということでね。恐ろしや恐ろしやでございます。
しかしまぁ、それが自然の摂理と言われる方もおられますね。
「弱肉強食」というやつですね。
自然と言うのは本来そうしたものだから我々も社会で生き残るためには食われないようにしなければとかね、能力主義であるとかね、自然淘汰ですとかね、いろいろ渡世の教訓のように言われる方もおられますが、でも「本当にそうでしょうか」と私は思いますね。
だってね、人間はそういった自然がやりきれないから社会というものを作ったんじゃないでしょうかねぇ。
強い物が弱い者に勝つと言うのは、あまりにもあたり前だから面白くないというのが人間の本来の考えだったのではないでしょうかねぇ。
ほら、ジャンケンってあるじゃないですか。
あれ、「チョキ」は「グー」に負けますけどね、だからと言って「チョキ」が一番弱いかというとそうじゃない。「チョキ」は「パー」には勝つのです。
じゃぁ「パー」が一番弱いのかというとそうではない、「パー」は「チョキ」より強い「グー」に勝つのですよ。
これがゲームというものですよね。
自然界の摂理とは違うルールを作って「強」も「弱」も安定的なものでなくすることによって面白がる、というのがきっと人間的なことなんですよね。
なんか、そんなことを思いましたがね。
まぁ貧しい頭が考えた素朴なことですので適当にお読みくださいませね。
それでは、本日も暑さに負けずお気張りくださいませ!
ではまた、明日。
明日も、うでございますよー。
奥さん明日もまたいらっしゃいねー!
嬉野でござりやんしたー!
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(13:18 嬉野)

嬉野

2006年8月4日金曜日
嬉野であります。
昨日の藤村先生の日記にもありましたが、昨日、久しぶりにミスターと大泉さんがHTBにお見えになりましてね、藤村先生も嬉しかったんでしょうね、集合場所の会議室のドアを開けるやいなや、メイク中の大泉さんを見つけますとね、「いやぁ大泉さん!」と懐かしそうに声を掛けられまして、これに呼応するように大泉さんもメイク中にもかかわらず「おぉ、これはこれは藤村先生どうされました!」と、もうもう、それはそれは、そうほう慇懃(いんぎん)に挨拶を交わしましてね、その後は、お互い笑顔で、いつ果てるともなく、ののしり合っておられましたね。
楽しかったんでしょうね。
それに、聴衆が多かったのも刺激になったみたいですね。
メイクの方とかね、その他諸々スタッフが会議室におりましたのでね、あの二人の舌戦も熱を帯びたのではないかと私、愚考いたしますね。
二人きりの時にはね、そんなに「ののしり合う」ことはないですよ。とにかく一人は、誰かそばにいる。これが、ののしり合いの最低条件みたいですね。
でもまぁね、あの二人のあれが始まりますとね、私もミスターも割りに早く黙るんでね、昨日はそういうことで、聴衆が多くて良かったですね。かなり盛り上がっておられました。
さて、明日8月5日土曜は、今度は下田のタワーレコードさんで樋口さんのミニ・ライブがございますね。
札幌のパルコさんでは、今日から、オフィス・キューさんの展覧会みたいなのが始まってるんですよね。
HTBの喫茶のお姉さんがね、「今日はお客さんが多いわぁ、どうしたんだろう」なんてね、言ってたそうですけどね、きっとキューさんの展覧会のついでにHTBに寄っていただいてるんでしょうね。
HTBは、この週末の土曜も日曜も、夕方の5時までは、通常通り玄関先で、どうでしょう関連の貧しい展示会をやっておりますのでね、御旅行等で札幌へ起こしの皆さん、お暇な限りお寄りくださいましね。
それでは、また来週!
みなさん元気でお会いいたしましょう!
もう直ぐお盆!ご先祖さまがお帰りになりますよー!
だから、好い子にしてましょうねぇー!
では御機嫌良う。
・タワーレコード下田店8/5(土)15:00?
ミニライブ&サイン会
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(20:36 嬉野)

藤村

8月3日木曜日。藤村でございます。
昨日、久しぶりに大鈴ご両人がお揃いでHTBにお越しになりました。オフィスキューさんのダサダサファンクラブ会報の取材、それとはまた別件の取材、そして「どうでしょうクラシック・サイコロ6」の前後枠、再収録のためでございます。
「サイコロ6」というのは、北海道では当時ゴールデンタイムの1時間枠で放送されたものでありますから、それをクラシックでは30分に2分割、そのための前後枠を今回新たに撮り直した、ということでございます。
さて、ミスターさんとは今年の新作の打ち合わせなんかで顔を合わせておりますが、にょうさんとは本当に久方ぶり。ここ数ヶ月というもの、全く顔を見てなかったんではないでしょうか。
午前中、まずはダサダサオフィスキュー・ファンクラブ「サンキュー」(略称:ダサキューサン)の会報取材がございました。
4人揃って「祝!どうでしょう10周年」ということで話を聞かれましたが、冒頭からいきなり「この能無し野郎が」「このバカが」と相変わらずの罵詈雑言、亀田3兄弟以上の公開スパーリングを展開したわけでございます。
「どうでしょう10周年・・・感慨深いものがあるんでしょうね?」
「いや、特にないですね」
「10周年ということで、何か特別企画みたいなものは」
「ないですね」
「おい、もうちょっとまともに答えろよ」
「あぁ?どーせおめぇんとこの会報だろ」
「では10年間、どうでしょうを続けてきた中で、得たもの、というのは?」
「あぁ?そりゃぁ、金だろう」
「おい待て!ファンクラブの会報だぞ。今のヒゲの発言は削除してくれ!」
「なに?おまえそれ以外になんかあんのかよ」
「4人の絆ですよ」
「ぶははははは!ウソつけ!」
「おいいいか!このまま暴言を吐き続けたらキミの発言はすべて削除されるぞ!」
と、いうことでダサキューサンの会報では、私はえらく無口な人になるようでございます。
しかしながら、にょういずみと顔を合わす機会というのも、めっきり少なくなっておりますから、お互い会えばこういった、実弾を使用した「罵倒訓練」は欠かせないのであります。
やつは、これを「乱取り」と称しておりまして、
「あぁ大泉さん、久しぶり」
「おやおや藤村さん、日記の方は毎日拝見しておりますよ」
一通りのあいさつを終えれば、お互い限られた練習時間、
「おい、能無し」「なんだバカ野郎」と、すぐさま実戦さながらの乱取り稽古に突入するわけでございます。
「お願いしまぁーッス!」
「お願いしゃーッス」
「始めッ!」
「せいりゃぁーッ!」
いきなりガッ!と襟首を掴みましての、ケガを恐れぬ激しい稽古。「せいやッ」「そうりゃッ!」「おいヒゲ!」「すずむし!」と荒ぶる蛮声が道場に響き渡ります。
スポーツもそう。練習時間が多ければ強くなるというものでもございません。短いながらも集中して練習をする。我々はまさに今、実業団並みの練習量で、来るべき大会への準備を着々と進めておるわけでございます。
さて、もうひとつの取材。こちらは雑誌ではなく、いわゆるフリーペーパー。実は、「あるイベント」の宣伝告知がメインであります。
「あるイベント」。
今、言いましたよ。
時期は、「秋」。
言っちゃいましたよ。
まま、皆様がドキッとしたような、そんな大きなものではございません。小さいやつでございます。詳細は近々発表されます。
ということで、意味シンな「あおり」を入れたところで、本日の日記これまで。
大会も徐々に近づいております。気合いを入れてまいりましょう!
藤村でございました。
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嬉野

2006年8月2日水曜日
嬉野であります。
いやぁ世の中、相変わらず夏ですなぁ。
お盆も近いしね、ご先祖様だってお帰りになりますからね、うちのHPの社(やしろ)の前にもね、亡者の方々が、所々で納涼されておりますのでね、パソコンユーザーの方は、驚かれませぬように。
すでにお化けを発見された方、複数出ておられるようですけどね、祟(たたりり)とかありませんのでね、ご安心くださいませ。
昔はねぇ、こういうビニールプールを庭先に引っ張り出しまして、涼んだものでございます。
でもね、現在、我が家などはね、マンション住まいですから、プールを引っ張り出す庭すらありませんが、ビニールプール、今でもどこかでは、活躍しているのでしょうかね。
その辺の事情は分かりませんが、
とりあえず、どうでしょう周辺では、美術担当の坂谷女史の手になりますところの、いつもながらに古風で、のどかな夏が展開しておるりますので、皆さんどうぞ、お涼みくださいませ。
さて、せんだってね、ここの日記でね、モンゴル帰りのうちの奥さんの土産話を書きましたがね。
「あれ読んだけど、話が違うわよ」と、クレームが入りましたね。
草原の湿地のぬかるみにね、家の奥さんが乗ってた車の後輪がはまって、しょうがないと昼ご飯食べてたら、馬に乗ったじい様が来てね、一緒に昼ご飯食べてまた帰って行った、みたいなね、話を書きましたが。私の勘違いで、2つの話がごっちゃになってたようですね。
草原で、お爺さんが馬に乗ってやって来たのは、車の後輪がはまった時じゃなくて、たんにお昼ごはん食べてる時で、それだって、お爺さんは、ただ飯食べて帰ったんじゃなくて、ちゃんとお礼に「馬乳酒」を持って来てくれたのよ。ということでしたね。
車の後輪がはまった時は、近くに住んでた人が総出で引き上げてくれたということでしたね。
モンゴルの人は、困ってる人をほっとくことはないのよと、家の奥さんは、わたくしに訂正を要求してきましたね。
ということでね、一昨日の日記読んじゃった皆さん、ごめんなさいね。それと、モンゴル人の皆様もごめんなさいね。
どうも私の頭は、呑気な部分だけに反応してましたね。
いけません、いけません。
事実を曲げてまで、呑気にしてはいけませんね。反省反省。
さぁ、今夜、北海道地域で放送の「水曜どうでしょうクラシック」は、『原付き・東日本縦断ラリー』の第3夜でございます。
今夜いよいよ、あなたは伝説の『だるま屋ウイリー事件』を見ることができるのか!
お楽しみ!
それでは、奥様方、また明日、
この場所でお会いいたしましょうね。
それまで、解散でございます!
くれぐれも、お怪我などのないようーに!
【「1/6の夢旅人2002」でお馴染み!樋口了一さん情報】
◇8月4日(金)「風の呼び声・windy train」全国発売!!
「windy train」キャンペーン!!
・タワーレコード下田店  8/5(土)15:00? 
ミニライブ&サイン会
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(19:35 嬉野)

藤村

2006年も8月に入りました。
本州各地は暑い日が続いておるようでございます。お見舞い申し上げます、藤村でございます。
さて、少し前に「男の持ち物・オリジナルZIPPOライターを作る」というお話をいたしました。
実は数年前にひとつ、作っております。裏面には赤字で「水曜どうでしょう」の番組ロゴ、表面には怒りのスーパー文字「カチッ」が大々的に印刷された、その名も「カチッライター」。
値段もリーズナブルで人目を引くデザインでありましたが、しかしこのライター、印刷面がはがれやすく、ZIPPO好きの店長も私も「これではいかん」「これでは男の持ち物とは言えん」と強く反省をしておったわけでございます。
それで今回、「納得いくものを作りましょう」と店長から相談を受け、私もデザイン案を出したのでございます。
デザインと言えばわたくし、中学生のころでありましたか、妹が読んでいた「平凡」だか「明星」だかに載っておりました芸能人野球チームのユニフォームデザインコンテストに応募したことがございます。
優秀賞の賞品が、当時出たばかりのソニー「ウォークマン」。中学生には高価な品でございます。「欲しい!」「おれが絶対にもらう!」「いや!もらった!」と妙に自信たっぷり、デザインを描きまして、「よしウォークマンよこせ!」と出版社に送りつけましたところ、そのデザイン画が優秀賞ではなく最優秀賞を獲得。送られてきた副賞は、「ウォークマン」ではなく、私がデザインした芸能人野球チームのユニフォーム「1チーム分」。「いらん!そんなもん!」と、今でも実家の押入れに眠っております懐かしのアイドル「竹本孝之」さんのユニフォーム9人分。
というわけで、デザインには多少のおぼえもございますわたくし。
グッズのデザインというもの、これには特に「緩急」が必要かと思われます。文字通り「ゆるい」ものと「急激(=過激)」なもの。
例えば「onちゃんのお面」がゆるいものとすれば、「藤やんのお面」は過激。ステッカーであれば「水曜どうでしょう!どうだ!」と、蛍光オレンジでデカデカ貼られたカッティングシートは過激で、今回「もうひとまわり小さいものを」と思ったのは、ゆるさ奥ゆかしさも必要である、それを欲する人もいると、そういうことであります。
そこで今回、わたくしがZIPPOに採用しましたデザイン。これには、「水曜どうでしょう」という番組ロゴは一切描かれておりません。「ゆるさ」「奥ゆかしさ」を目指したデザイン。描かれてあるのは、「4人の男のシルエット」のみ。そこに小さく「How Do You・・・」の英文字。DVD「サイコロ1」の裏面ジャケットをご覧下さい。
「4人は広い原っぱの中に立っていた」
「だが、4人の頭上には、抜けるような青空があった」
う先生が書きましたこの、詩のような一節。そこに描かれていたのが、記念写真を撮っているどうでしょう班4人のシルエット。これが私は大好きなのであります。「あぁいいなぁ」と思える。
これを、男のロマン・ZIPPOライターに刻み込んだのが、わたくし提案のデザイン。素材は、これまた男の持ち物にふさわしい「革製」。ヌメ革と言いまして、使い込むほどにアメ色に変化するという、永く愛用したい逸品。お値段は、先に言っておきますが、張ります。
というわけで、おやおや、私の秀逸なデザインのアピールだけで本日は紙面を使い切ってしまいました。本来であれば、店長提案のダサダサデザインも宣伝せねばならんところですが、うーむ店長、残念!今日はここまで!
と、いうことでございまして、現在考案されておりますのは、男のロマンがあふれかえる私のデザインと、「カチッ」ライターの復刻版、そして店長提案デザインなど4種。そのうち詳細発表されるでしょう。楽しみに待て!と。
ではまた明日。
店長ごめん!と。やっぱりおれのが一番売れるぞと。
【「1/6の夢旅人2002」でお馴染み!樋口了一さん情報】
◇8月4日(金)「風の呼び声・windy train」全国発売!!
「windy train」キャンペーン!!
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【新作放送決定!】
ついに関西で05年新作「激闘!西表島」が放送開始!
お久しぶりでございます!ABC朝日放送さんで!
7月8日から9月2日まで毎週土曜日25:00?
(19:26 藤村)