002-嬉野の最近のブログ記事
2010年3月9日(火)
嬉野です。
振り返れば奥さん、
この私はカメラ好きでありましたよ。
それでもいつの頃からでしょうか、
そのカメラにも触れることがなくなり。
またどうして、
あんなに好いていたものに触れなくなってしまったのか、
理由はいろいろにありますが、
結局、美的な能力にとぼしかったがゆえと、
いうことになるかなと思います、
正直なところね。
さて、そのカメラ好きの私を見越して、
実に長きに渡って、
とあるカメラ雑誌を、
毎号送り続けてくれる方がおられます。
その雑誌はいつも出版社の茶封筒に入って、
北海道テレビの私のところへ、
毎号きちんきちんと送られてくるわけでありますが、
差出人は無記名であります。
どなたが送ってくださっておるのかはわからないのであります。
その雑誌の名は「アサヒカメラ」という、
戦前からある由緒あるカメラ雑誌でありまして。
先日私はその茶封筒を破り、
アサヒカメラ3月号を手にいたしました。
表紙は一面ピンク色に染まった桜の木の写真でした。
春なんですね。
ページをひらくと、
巻頭に日本全国の美しい桜の写真が、
特集されておりました。
ところが、見開いたその最初のページを見て、
私の脳は突然反応したのです。
「この場所は知っている」と。
こんもりとした丸い築山。
そのてっぺんに立つ一本のしだれ桜。
その桜の木から幾重にも垂れ下がる、
満開の花を付けた枝の下に、
なにやら見覚えのある石の地蔵が一体だけ、
ちょこんと立っておるのでありました。
撮影地のデータを見ると、
群馬県沼田市とだけありました。
でも私はその先の地名も知っていました。
そこは、群馬県沼田市上発地。
時代は1998年、秋。
鈴井貴之、大泉洋、そして藤村忠寿と私の四人は、
その石地蔵を探し、上毛高原駅を降り、
レンタカーで群馬県沼田市上発地を目指したのです。
そして見つけ出した、
田んぼの中のちょこんとした築山。
その時は枯れ木のように冬支度をしたしだれ桜でしたが、
なんとものどかな風景で。
ぼくらは築山に上がり、撮影をし、
その後、鈴井貴之が絵ハガキの束を引いた、
あの場所が、
しだれ桜を天井と仰ぐ、
この石の地蔵の前だったのです。
水曜どうでしょう、その旅の名は、
「日本全国絵ハガキの旅」。
そのDVDが出来上がってぼくらの席に送られてきた今、
写真雑誌の中で再会するというのも、
奇なる縁と思いました。
あれから12年の時が過ぎましたが、
そういえば、ぼくらはまだ、
満開の桜に祝福されたように立つ、
あの石の地蔵を前にしたことがありません。
いつか、
春の風が吹く頃に、
桜の花が満開になった、
あのしだれ桜の下に、
また四人で立つ事が出来ればと、
どこかでぼんやりと思うのです。
追伸
「日記本3」と鯨さんの絵本も御予約中でございます!ぜひ御検討を!
追追伸
嬉野さんの甲状腺の亢進のほども、
今のところ薬でだいぶ緩和されました今日この頃でございます。
ありがたや。
そうそう明日より出張でありますれば、
今週は日記の更新ございません。
各自の奮闘を祈念いたしますれば、
皆様方には、なにとぞ御無事であらしゃいますように。
では、本日、これにて解散!で、ござる。
(17:05 嬉野)
2010年3月3日(水)
嬉野です。
本日はひな祭り。
されば春であります。
そして、
昨夏、我が家にやってきました、
黒プーのミスカラー犬、
嬉野ラッキーちゃんのお誕生日でもあります。
ラッキーちゃんは本日でやっと満一歳。
我が家に来たりて7ヶ月余。
飼い主の私は、先月来、甲状腺を患い、
機能が亢進しちゃって汗だくで早朝散歩を慣行中。
ラッキーちゃんは、
えらい勢いでジャンプをいたします。
うさぎのようにピョンピョンと、
颯爽たる反射神経であります。
夫婦で溺愛しすぎて教育に失敗したかしら
とも思いますが、
そこは犬。
根が素直でありますから大丈夫。
ということで、
無内容な日記とあいなりましたが、
なにとぞ御容赦ねがいたし。
本日も我々は意気軒昂であります。
それでは奥さんまた明日。
今日のところは解散ね。
追伸
「日記本3」と鯨さんの絵本、御予約中でございます。
ぜひ御検討を!
(17:25 嬉野)
2010年2月24日(水)
嬉野です。
藤村と嬉野、本日も無事でございます。
奥様方も、どうぞお心安らかにお暮らしください。
それでは本日はこれにて終了いたします。
解散。
どうぞ好い夢をごらんくださいませ。
また明日。
(18:03 嬉野)
2010年2月23日(火)
嬉野です。
昨日、お医者で検査してもらいましたが、
なんでしょう、
まぁ、大したことはないみたいで、はい。
で、掲示板を見ましたらね、
大層御心配いただいたようで、
ねぇ、みなさんお優しい。
ありがたいことでございます。
さぁということでね、
本日わたくし嬉野さんも、
「四十路のなんたら」に出演するためにですねぇ、
例の女子アナ二人と録音に臨むのでありますがぁ、
なんだかね、
声がおかしいのであります。
なんだか普通じゃない。
この甲状腺の病を得ましてから、
ずっとおかしいのであります。
あの、こうね、なんだろう、
絞め殺されたようなね、
まぁ殺されちゃいませんが、
なんだかこの喉にフタをされたような按配で、
最悪の状況であります。
ということでね、
今日のところはさようならであります。
ではみなさんまた明日。
解散。
雑な文章ですんません。
(17:22 嬉野)
2010年2月19日(金)
嬉野です。
なんでしょう、まぁ普通にしんどいですよ。
しかしながらうちの女房は「更年期障害よ」と言うのです。
確かに症状はそうであります。
何かの瞬間に身体がカッと熱くなって、
ドッカン!ドカン!汗をかくわけです。
そしてその反動で今度は冷える。
日常的に脈拍が早くなったのであります。
だもんですからそれでもって身体が熱いのでありましょう。
更年期障害ねぇ。
男にもあるのでしょうか。
というか私は「おばさん化」していたのでありましょうか。
まぁ構いませんが、
「これは甲状腺の異常ですねぇ」と、
お医者は言っておりました。
再検査をするそうですよ。
でまぁ、なんであろうとね、
ちょっと動くと私はハァハァ言うわけでありますよ。
でも奥さん、
そのお陰で女房がいろんなことを大目に見てくれましてね、
優しくしてくれますので、これはありがたい話であります。
先の出張の時も電車の中で藤やんが、
空いた席に座んなさいよ言ってくれまして、
驚きつつも「長生きはするものだわいのぉ」と、
ありがたく座らせてもらいましたしねぇ。
まぁ、弱ると世間が寛容になってくれますので、
私といたしましては予想外のありがたさ。
さて、只今「日記本3」を鋭意制作中であります。
今回の「日記本3」は2004年のお話で、
ミュージックステーションに大泉さんが生出演して歌う!
という物騒な情報が入りHTB制作部ディレクター全員が恐慌状態に陥るところから年が明けます。
あの年は新潟の大水害があり、新潟中越地震もありました。
被災地からの掲示板への生の声が寄せられたりもしました。
「私のどうでしょうDVDが全部流されてしまいました」
そんな書き込みを読み、他人事では済ませられない生々しい気持ちになったことを覚えています。
そして暮れには、ミスターが映画留学で韓国へ旅立ちました。
そんな2004年を綴る「日記本3」。
来る3月1日より予約開始です。
いやぁ、早く回復したいわぁ。
ではまた来週お目にかかりましょう。
それでは奥さん、本日のところは解散であります。
あ!そうそう。
鯨さんの携帯着せ替えが好評です。
どこかほっとする、鯨森惣七の着せ替えの絵柄。
どうぞ試してみてください。
それではみなさま、
弱った嬉野さんに、来週も寛容でありましょう!
(14:22 嬉野)
2010年2月15日(月)
奥さんどうも、嬉野です。
どうもね、体調が不良ですよ。
元気じゃないわけじゃないんですが、
元気なわけじゃないんです。
よくわからんですが、疲れやすいのです。
動くと、はぁはぁ言っちゃうわけで。
しかしながら、こうして日記を書くくらいの元気はある。
とはいうものの、濃い話は書けないわけで。
考えるのが途中で面倒くさくなっちゃう。
根気というものが行方不明になったわけで。
ですからまぁ、
食っちゃ寝、食っちゃ寝、する分にはね、
まぁさして影響は無い。
さぁということでね、
本日も日本全国でなんとか生きているみなさんに、
きっと好い事ありますように。
私も早いとこ元気になりますように。
ということでね、
本日はこれまで。
解散。
【お知らせ】
今から11年前、DVD第13弾で登場の東北ツアーにご参加いただいたみなさま!皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
(14:39 嬉野)
2010年1月21日(木)
嬉野です。
今日の東京は18℃もあったんですか?
こっちゃぁあなた、氷点下7℃ですけどね。
昼間は表は地吹雪いてましたけど。
ねぇ。
温暖化なんですか?
ねぇ。
温暖化といえば奥さん。
いずれ中国山地にも、
日本アルプスあたりにも、
積雪がなくなるかもという観測もあるそうで。
そうなりますと、春の雪解け水がなくなるわけで、
冬の間、雪にして、山の上に水を溜めるということができなくなり、水不足の因となるとのことでね、何かの本で読みましたが、
私の九州の実家の母親は、今年80歳でございますが、
腰が痛くて入院をしておりましてね。
ですが、内臓はおかげさまで高齢の割りに丈夫で、
ご飯もおいしくいただいておるようでありますが奥さん、
とにかく風邪に弱い。
風邪をこじらすタイプでして、はい。
そのことを本人、痛いほど分かっておりますので、
とにかく寒くなるのが怖ろしい。
だもんで、地球温暖化は歓迎だと、
個人的には申しておりまして、ねぇ。
北極で白熊が生きていけなくなると思えば、
老母としても忸怩たる想いがあるかとは思いますが、
いかんせん自分の身の上の方が世事に勝るという理屈で、
独り80の身で、地球温暖化の恩恵に浴しておるそうでありますよ。
しかしながら、
太陽の黒点運動が不活発で、
ひょっとしたら氷河期!という見解もあるそうで。
だったら、うちの老母ではありませんが、
寒いよりは、まだ暑いほうがましという気もしないではない。
氷河期になって、
北極の氷は解けず、ホッキョクグマは命ながらえることになったとしても、手前どもの命が危機に瀕するというのなら、
申し訳ないが、くまさんの方に代わっておくれと言いそうなのが人間でね。
私なんかは言うでしょうねぇ。
さて、本日も暮れました。
皆様の食卓、今夜はどんな献立になりますのやら。
元気なうちに美味しいものを食べておきましょう。
そして、ふかふかのお布団で、たっぷりとした睡眠を、
むさぼられますよう。
それでは、また明日!
解散です!
【お知らせ】
携帯の待ち受け画面
「HTBきせかえ500水曜どうでしょう」
この度1月15日(金)より、
下記14機種に新たにサービスができるようになりました。
NTTDoCoMo
SH903i、 D903i、F903i、N903i、SH903iTV、D903iTV、F903iX、SH904i、N904i、F904i、D904i、SH704i、D704i
au(EZweb)
W41SH
【お知らせ!】
今から11年前、DVD第13弾で登場の東北ツアーにご参加いただいたみなさま!皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
【DVD13弾予約討ち入り中!】
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「東北2泊3泊生き地獄ツアー」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉車内でクリスマス・パーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
【HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!】
とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
また、docomo903,904シリーズなどいくつかの機種についても新たに対応を開始します。
詳しくは「HTBきせかえ500」の情報サイトからどうぞ。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版)
(17:23 嬉野)
2010年1月19日(火)
嬉野です。
さて、携帯の待ち受け画面「HTBきせかえ500水曜どうでしょう」というサービスがありまして。
私も正確なことは説明できませんのでね、しませんが。
まぁあれですよ、
どうでしょうさんゆかりのキャラクターたちが,
多少アニメ化されてね、
どっかの公園を背景に、
みなさんの携帯電話の待ち受け画面に
出没するというものでして。
みなさんの携帯を開けるたびに、
待ち受け画面の中に、
どうでしょう世界が広がるという仕掛けで、
おまけに世間が日暮れると、待ち受けの中にも夜が来て、
世間が朝ともなれば、待ち受けの中にも日が昇り、
世間が秋めいてくれば、待ち受けの中の木々も紅葉し、
世間が冬ともなれば、
待ち受けの風景も一面新雪におおわれるという、
実に、日本中の方に札幌の風情を醸しだすという趣向で、
ご好評をいただいているのでございますが、
それでも製作サイドの事情でね、
これがまぁ今の日本にある全部の携帯には対応できないという現状があるわけで、
(なにしろ1機種ごとに手作業でカスタマイズするしかないんだそうでありますよ)、
それでも製作サイドもこつこつ頑張りまして、
この度1月15日(金)より、
下記14機種に新たにサービスができるようになりましたので、
ここにお知らせするわけでありますよ。
NTTDoCoMo
SH903i、 D903i、F903i、N903i、SH903iTV、D903iTV、F903iX、SH904i、N904i、F904i、D904i、SH704i、D704i
au(EZweb)
W41SH
とりあえず、上記の機種をお持ちの方で、当サービスをお待ちだった皆様には朗報です!
というのが本日の業務連絡でありました。どうぞよろしく。
さて奥さん。
ある時、ふと思ったことがあるのです。
それは、自分が、他人の中で、何をやれているのか、
ひょっとして、それを一番知らないのが、
実は自分自身なのではないだろうか、ということです。
自分の出来ることは、
人は、意外にすんなりとやってしまうものだから、
やりとげた印象としてはきわめて薄い。
だから印象に残るのは、いつも自分が出来ない事ばかり。
「あんなことが出来ればなぁ」と昔から思い続けただけに、
それが出来ない自分というものだけが、いつまでも印象に残ってしまうのです。
ですが、自分が出来ることは、いつもすんなりとやってしまうので、当人の印象には残らない。
常に印象に残してしまうのは、
自分に出来ない事と、
その自分に出来ない事をスンナリやりとげてしまう他人の存在ばかりでしょう。
こうして、誰もが、自分という人間が何をやれているのか、
最後まで認識できず、
自分は何もやれぬ奴なのだと、
うつむいてしまうことになるのかもしれない、と思う。
だが、
あんがいみんな、
できることをすんなりやっていて、
すでに誰かの助けになっていたりするのだ。
そのことに、少しは気づいてみるがいいのだ、と。
そんなことを、この頃、よく思うのですよ奥さん。
ねぇ奥さん、
いかがですかね。
自分には何が出来て。
そして何が出来ないのか。
そろそろ、見極めて納得するのはいかがでしょうか。
そうすればね、出来ない事は、出来る人にやってもらえば好いのだという結論へと、一気に雪崩れ込めるのでありますよ。
それが堅固なチームの結成というものでありますよ。
それが夫婦であったりするのですよ。
友人ともいうのかもしれない。
自分が出来ない事を、出来る人間がいる。
それが他人です。
そんな他人がたくさんいる。
そしておのおのが、自分に何が出来るのかを認識した上で、
自分の力を出し切って働く。
その助け合いの戦いが組織というものでは無いでしょうか。
どうしても一人の力では仕留められない、
巨大な獲物を捕獲する時、
ぼくらの先祖が集団を組んで狩をした、
それが組織なのではないでしょうか。
組織は、持ちつ持たれつ、
各人が自分のやれる事にとにかく全力を尽くすから、
出来ない仕事は他人に素直に渡せる。
全力を出し切るというその達成感が、
獲物を仕留めたときに、
全員の中で共通の達成感として残るのです。
だから組織には、
実は、スターはいないのだと、ぼくは思うのです。
そのことのためには、
自分の出来ることを見極めて、
自分のできることで、とにかく力を出し切る。
それが大事なことのように思えるのです。
組織というものは、
人が全力を出し合って作り上げなければならないもの。
その辺りに転がっている、
たんなる枠ではないのです。
組織という枠に人が入ってくるのではなく、
ひとが集まり、全力を出し切りながら組織をつくる。
多分そうなのです。
さて皆様、本日も暮れました。
来た道、このまま帰りゃんせ。
では、夜はゆるりと過ごされよ。
解散!
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(18:18 嬉野)
2010年1月18日(月)
嬉野です。
先週の木曜日から東京出張になりまして、
留守をしておりましたが、
土曜日の便で札幌に戻りましたよ。
で、そん時、インドへ向かう女房を羽田空港で出迎えましたが、ケージに入れられて一緒に連れてこられたうちのラッキーちゃんは、ケージの中で吐いてたらしく、生まれて初めての乗り物酔いに怯えたか、しょんぼりしておました。
その後ラッキーちゃんは、
うちの女房に背負われて実家へと向かい、
私はひとり、札幌の我が家へと戻っていったのでありますよ。
夜に女房から電話がありました。
ラッキーもさすがに犬。
女房のDNAを実家の両親にも感じ取ったか、
ずいぶん懐いて可愛がられているとのことでね、
そのことを電話で聞きながらホッとしたのでありましたよ。
ラッキーは、
うちの女房が去年の夏に連れてきたトイぷーで、
三月生まれなのでまだ生まれて一年も経っていないチビですが。犬屋に売れ残っていたらしく、
格安で我が家に引き取られて来たやつで、
以来、食っちゃ寝、食っちゃ寝の呑気な生活をしている駄犬です。
実家にラッキーを預けた女房は、
翌日、首尾好くインドへ旅立ち。
あれからラッキーは東京で食っちゃ寝、食っちゃ寝の日々。
亭主は札幌でひとり、どーでもいいようなことを、
相も変わらず、ぐちぐちと考えるばかりでありますよ。
ただね、ちーとばかし我が家が静かで困ります。
さて奥さん、
うちのキャップの福屋渉さんは、
なかなか自宅に帰る理由が見当たらないのか、
自宅の近所のバーによく引っかかって長々と呑んでるようで、
そのためか、いきおい呑み友達が多い。
で、札幌も一応は都会だもんだから、
その中に物作りの人が、少なからず、まぎれていたりする。
でもキャップは、その人らの作品に触れる前に、
その人らの酒癖に触れてしまっているから、
その人らが、どんだけ凄い作品を作る人だと後で分かっても、
なんであんな酒癖の悪い不良親爺に、こんなデリケートな絵が描けるんだと、ちんぷんかんぷんで、妙な憤りも湧くという。
そんなキャップの呑み友達を、
ぼくらは、これから順番に、
奥さん方に紹介していこうと思っておりますの。
どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。
よろしくね。
凄いもの作る人って、
案外ふつうに夜の酒場で、
呑気に呑んでるのよね。
では本日はこれにて終了。
また明日!
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(18:38 嬉野)
2010年1月13日(水)
嬉野です。
さて、この前の日曜日からHTBでも放送が始まりました、
DLEさん制作のアニメ「鷹の爪カウントダウン」。
毎週日曜日25:50から30分間の放送であります。
DLEさんには前々回のどうでしょうDVD11弾でもオープニングアニメを作っていただきましてね、私もアニメ出演をさせていただきまして、お世話になっております。
そのDLEさんが作る「鷹の爪カウントダウン」も、
妙な味わいのあるアニメでしてね。
近頃のアニメにしては動きが少ない所が味噌なのですが、
これが奥さん、
ポケーッと見るうちになにやら感を醸すんです。
だまされたと思って奥さん、
不眠の夜、寝苦しい夜には是非ご覧ください。
お勧めいたしますよ。
さて、わたくしごとですが、
と言いますか、わたくしごと以外、
私は書いた覚えもありませんが、
実は昨日の夜に発熱しましてね、
で、一晩寝たら今朝ほど熱も引きましたんでございますが、
いかなる病であったのか、
わたしゃ風邪でもひいたんでしょうかねぇ皆さん。
只今現在は、無事であるような気がします。
この週末からうちの女房が二年ぶりにインドへ旅立つのですが、
その間、私も出張が頻繁とあったりもするのでね、
その時は、うちのラッキーちゃんをペットホテルにあずけることになりそうだと案じておりましたところ、東京にいる女房の父上母上が世話をしてくれるという話が急浮上いたしまして。
女房の父上母上は、そろそろ七十年配で、
先ごろ飼ってた愛犬も死んじゃって、
「この年から、犬はもう飼えないね」と淋しげだったらしく、
そこへ今回の事情を話しましたところ、
「じゃぁうちで面倒見るわよ」と名乗りを上げてくれまして、
今では、ラッキーがやってくる日を楽しみに待ってくれているようすでね、実にありがたいことだと思うのでありますよ。
ただね、出張から帰っても、オレは我が家で独りかぁと思いますとね、これはこれでまた淋しいものでありますよ。
ということでね、
本日はこれまで。
解散!
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一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉車内でクリスマス・パーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
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また、docomo903,904シリーズなどいくつかの機種についても新たに対応を開始します。
詳しくは「HTBきせかえ500」の情報サイトからどうぞ。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版)
(17:05 嬉野)
2010年1月5日(火)
嬉野です。
去年の8月にね。
うちに小犬が来ましてね。
黒いトイプードルなんですけど、
部分的に毛に茶色が混じってて、
で、それって、ミス(失敗)カラーとか呼ばれているそうで、
失敗で生まれた犬はコンテストなんかには出せないというんでね、
嫌がられたんでしょうか、
長い間、買い手が付かなかったみたいでね、
ぽつんと犬屋の隅に売れ残ってて、
で、ついに値札もはがされて、
まさにブリーダーさん(釧路だそうですよ)に送り返されそうな運命になってた時に、偶然うちの女房が遭遇してね、
抱き上げたら嫌がりもしないでじっと見つめ返すので、
いたく気に入って、格安で引き取ってきたというやつでして。
そいつに女房がラッキーという名をつけましたもんですから、
うれしのラッキーくんというバカにめでたげな名前になってね、
以来、我が家でのびのびと暮らしておりますよ。
食っちゃ寝、食っちゃ寝してね、
いるだけですが、
そのわりにはすいぶんと愛らしいもので、
今では、うちの夫婦には無くてはならないヤツになりまして。
居るだけで好いという、
あぁいう存在の仕方というのも世の中にはあるんだなぁと、
あいつを見るたびに妙に感心するわけで。
適材適所とでもいうんでしょうかね、
縁と言うのは異なものでありますよ。
生産性のかけらもないやつでも、
環境によっては必要とされる場所があるということですから。
まさに捨てる神あれば、拾う神もありという、
世間というものは味なものでありますよ。
とまぁ、私は思いますよ。私はね。
犬は人より体温が高いので、
なんともいえない温もりがあってよいですね。
2005年に死んじゃったワン公も18年ほど生きたので、
ラッキーもこれから20年生きるとしたならば、
ひょっとしたなら、あいつより先に、嬉野さんの方が死ぬのかな。
そんな日が来る事も、また確かな未来だなぁと、
そげなことも、たまに思う年頃でありますよ。
その年頃を生きている世代の考えというものは、
その年頃になってみないと分からないものだというのは本当で、
長い間、生きていれば、いろんな変化を経験するのです。
だから親の心を子は知らぬはずで、
それを知れというのもまた、無理な話ということでね、
親としても、知らなかった昔にはもう戻れないのですからね、
分かっていればいるだけに小言にもなろうというわけで、
それでも親の思い通りに子が育つはずもなく、
子も一人で大きくなった気になるわけで、
でも、そんな凸凹のぶつかり合いの中からしか、
複雑な人間性は育ち得ないということもまた、
おそらく真実で、
そう思えば、親の知らないところでこそ、
子は育っていくのだと思います。
人間というものは、
なるようになっていくしかないのだと思えば、
信じるしかないのだということになるのでしょうね。
親が子に小言を言ったり、
子が親に文句を言ったりするのは、
相手にそうであって欲しいという、
お互いがお互いに求める欲がその根にあるからなのでしょうか。
でも、求めてしまうのは、
もともとそこに無いものだからなのかも知れぬと思えば、
相手のままで良しとする心も、
時には必要なのかもしれないわけでありますね。
会社のパソコンが突如壊れまして、
クマクマのパソコンを占拠して書いております、
本日の日記でありました。
それではまた明日。
小沢昭一さん的心でお会いいたしましょう!
解散!
★昨年12/25(金)より「J:COMオンデマンド」でHTB番組のVOD配信がスタート。
まずは「水曜どうでしょうClassic」の原付ベトナム縦断から配信を開始。今後は月に2企画のペースで、ジャングルリベンジ→西表島→ヨーロッパ20カ国・・・と続けてまいる所存。
「放送」でなく「通信」でHTBの番組がお茶の間のデジタルテレビに初めてデリバリーされる・・・とまぁ、なんだかそういうことのようでありますのでお見知りおきのほどを願います。
★お知らせ!
DVD第13弾で登場の東北変装ツアーに昔、ご参加いただいたみなさま!
皆様のお顔にはいっさいぼかしなどの処理はいれておりませんのでご承知おきくださいね!
映ってた人の顔は、全員バッキンバッキで見れますからねぇー!
以上。
13弾!予約討ち入り中!
3本立ての中身は!
一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉・車内でクリスマスパーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
請う御期待!
●この度、うちの携帯の着せ替コンテンツが、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりました。
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」!
対応機種・表示内容など詳しくについては、【HTBきせかえ500】の情報サイトをご覧ください。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版のみ)
サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/
(17:19 嬉野)
2010年1月4日(月)
嬉野です。
さて本日より仕事始め。
皆さん、お正月の三が日は自由にお暮らしになったもよう、
御健勝でなによりでありました。
それでは、本日はこれにて、
また明日。
諸君、よく眠れ。
解散。
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(23:12 嬉野)
2010年1月1日(金)
新年。
明けましておめでとうございます。
あなたの嬉野でございます。
ここ札幌の街は見渡す限り雪におおわれておりますが、
暦の上では本日より新しき春の到来でございまれば、
気持ちも新たにキリリと身を引き締めまして、
去年のことは都合よく忘れて、清い心で、
2010年を歩いてまいりましょう。
ねぇ奥さん。
行く年、来る年なんぞというもは、
実に都合の好い仕組みでございますよ。
だって奥さん、これは裏を返せば、
人と言いますものが、つくづくクヨクヨと後悔をするものであり、
しくじるものだと言ってるようなものでございますよ。
だって、人生、なかなか思い通りにはなかなかいきませんし、
後悔する事の方が多いです。
だもんだから年の変わり目にね、
一切を水に流してね、
まっさらな気持ちで都合よく生きていけるような社会通念がですね、どっかの時代で発明されてね、受け入れられて、そのまま今日にいたるわけでありますから、そのあたり、せっかく出来上がった社会通念でありますのでね、この際、最大限に利用して、
ご自分に都合よくお考えになって、巡ってまいりました新しき年を都合よくお暮らしいただきたいものでございますよ。
都合よく考えるのは、ひとえに前向きに生きるためでありますよ。
前向きに生きるために都合よく考える。
そういうのがおそらく知恵というものでございますね。
私の家はねぇ、みなさんねぇ、
HTBの近所にありますのでねぇ、
皆さんに、新年のご挨拶くらいは、と思いましてね、
さきほど、つるりんとすべりそうな雪道をてくてく徒歩でまいりましてね、こうして新年の日記を書いておるのでございますよ。
だからね、書き終わりましたら、またてくてく歩いて帰りますよ。
今年もなかなか好い事ないかもしれないけど、
そらそうですよ、そらそうです。
でもまぁ好いじゃないのよ。それなりであれば。
ねぇ奥さん。
どうぞみなさま、今年もよろしくお願いをいたします。
長い付き合いでございますよ。
それでは手前ども、新年の仕事始めは4日でございますれば、
それまでは、なにとぞ自力で前向きにお暮らしくださいますよう。
もちろん、気持ちだけはということでございますよ。
そんなに人間100パー前向きになんてなれませんから。
前向きな振りだけでもしとけ!ということでございます。
人前でね、振りだけでもしとくと、
これはまたこれで、好かったりするという程度の話でありますよ。
じゃぁ諸君!
三が日は自由に暮らせ!
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以上。
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一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
一、アラスカのフランベでお馴染みのシェフ大泉がHTBの裏口駐車場にワゴン車を乗り入れて、車内でビストロ大泉を開店。訪れた客の食欲をすべて打ち抜き関係者から激しくバッシングされた1週物の金字塔「シェフ大泉・車内でクリスマスパーティー」!(名場面:プロデューサー炎上、他)
請う御期待!
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(14:16 嬉野)
2009年12月29日(火)
嬉野です。
年末特報!
すでに12/25(金)より「J:COMオンデマンド」でHTB番組のVOD配信がスタートしました。
まずは「水曜どうでしょうClassic」の原付ベトナム縦断から配信を開始いたしております。
今後は月に2企画のペースで、ジャングルリベンジ→西表島→ヨーロッパ20カ国・・・と続けてまいる所存です。
「放送」でなく「通信」でHTBの番組がお茶の間のデジタルテレビに初めてデリバリーされる・・・とまぁ、なんだかそういうことのようでありますのでお見知りおきのほどを願います。
さて、業務連絡を終え、年末の雑談です。
人は、人である限り、表現という行為をします。
詩人が詩を書くように、
画家が絵を描くように、
音楽家が演奏をするように、
はたまた曲をつくるように、
しかしながら、
表現という行為は別段芸術の世界だけの話ではないでしょう。
世間に暮らす誰も彼もが、
いたるところで日常的にしている行為なのです。
むしろ、表現することを差し止められた場合、
人というものはひじょうに苦しむものです。
そのくらい、人が人として生きていく上で、
表現するという行為は切実なほど必要な行為なのです。
しかしながら、表現という行為は、ひとりでは完結できない。
必ず相手が必要な行為なのです。
たとえば恋愛。
人を好きになるということ。
その人を好きだと思ってしまう内なる衝動。
その感情の欲求が後から後から湧き出でて、
この胸はふくれ、はちきれそうになる。
この思いを自分の中だけに止めておく事ができなくなる。
湧き出でるまま外へ出してしまいたくなる。
外へ出してしまいたくなるというその欲求。
その切実なる衝動が、つまり表現という行為そのものなのです。
しかしながら、幸福のうちに表現することが出来るのは、
その思いを受け止めてくれる相手があって初めて成しえるもの。
つまり表現することの幸せを得るためには、その胸のうちで溢れ出る思いを受け取ってくれる対象があって初めて完結できるものなのです。
恋愛というものが楽しくてしょうがないのは、
自分の表現する気持ちを対象となる相手がそのままに受け止めてくれる時だけです。
その時は思いのままに表現が出来る。
だから、後から後から溢れてくる想いも、
その想いの引き取り手がいるから、そのまま外へ出せる。
だから少しも苦しくならない。
幸福でたまらない。
その幸福感。
それが好きな人に好きと言え。
その好きな人からも好きだといわれること。
そういう状態。
その幸せな状態を作っているのは、
その思いを受け止めてくれる相手が存在するから。
だから片思いや、失恋やらが辛いのはあたりまえです。
溢れる想いが湧き出てくるのに、そのはちきれそうな思いを相手が引き取ってくれないのだから。
自分の胸は、その人への想いで、やがてはち切れるでしょう。
だったら胸は苦しくなる。
あたりまえなのです。
だから、なんとしてもその想いを引き取ってもらおうと、
電話をしたり、メールをしたり、手紙を書いたり、
懸命に、この胸で膨満していく想いを引き取ってくれと相手のところへ出向こうとする。
それなのに、その人は、引き取ってくれない。
だとするならば。
今度は、そのくるしさに、たまらず、
怒りや憎しみが生み出されてくるのです。
「この苦しさは、あなたがこの思いを引き取ってくれないからだ」
と、思うようになる。
だが、立場が逆なら分かるはず。
引き取れないものは、引き取れるはずがないのだから。
そう相手は言うでしょう。
それを無理やり引き取らせようとするのなら、相手は益々離れていくのは当然のこと。
それはなんだか商売にも似ていますよね。
だったらと商売人は客の好みを調べ考えて、客が引き取りそうなものだけを渡しにいく。買わせたいものがあっても、買いそうにないと分かればあっさりあきらめて、買いそうな物を持っていく。
恋愛という、このぼくらの日常的な表現行為の中に、
人間が経済的な生き物であるという、その動機も潜んでいるということも、このことを考えていけばニュアンス的に分かる気がします。
やりたいことがない。
書きたいものがない。
書けない。
出来ない。
この社会で、表現者と呼ばれる人や、呼ばれたい人が、
上記のような状態にいるのなら、
みなさんはもうお分かりでしょう、
それはそのまま、自分のなかに切実な状態が無いだけの事だと。
勝手に湧き上がり、
表へ出したくてしょうがない衝動がないから、
いつまでもこの胸は苦しくはならない。
だったら外へ出したくなるようなものはない。
つまり表現など出来るわけが無い。
あたりまえです。
切実なものがなければ、人は表現することをしないのです。
それはそのまま、自分が平穏で無事な状態ということなのです。
そんな状態の人が、何かやらなければという強迫観念に支配され、
自分で自分を追い込んでいくなら。
そんなことがもしあるのなら、
それは、「?」なことではないでしょうか。
好きな人もいないのに、
恋愛は楽しいっていうから、恋愛した方が好いのかしらと思うようなものです。
人とうものは、本当に好く出来ているのです。
特段その気にならないのなら、
普通に起きて食べて寝て呑んでだけで好いのです。
無理になにかやんなきゃとは思わなくて好いんだと、
とにかく安心するべきです。
そのことが先決だと、心得て好いわけです。
時に暴走することもあるでしょうが。
それは仕方が無いとして。
それでも、大体において自分をコントロールすることは大事です。
それは自分に力をつけることになるのだと思いますから。
そのために必要な事は訓練です。
訓練は反復です。
心底、思いますよ。
人間は本当に好く出来ているのです。
誰だってなんとか乗り切って行けるもんです。
恋愛の話は身近なので、たとえ話に最適なのでしましたが。
その実、恋愛という感情の仕組みには、この社会を動かしている人間の、その奥底にとぐろをまく根源的な理由が組み込まれているような気もするのです。
そのあたり、是非、各員に経験を積んだ上で深めていっていただきたいものだと希望します。
なんとしても、よき人生をおくっていただきたい。
諸氏の奮闘を祈る。で、あります。
以上、解散。
あ!そうそう。
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(16:05 嬉野)
2009年12月28日(月)
嬉野です。
人は、人である限り、表現という行為をします。
詩人が詩を書くように、
画家が絵を描くように、
音楽家が演奏をするように、
はたまた曲をつくるように、
しかしながら、
表現という行為は別段芸術の世界だけの話ではないでしょう。
世間に暮らす誰も彼もが、
いたるところで日常的にしている行為なのです。
むしろ、表現することを差し止められた場合、
人というものはひじょうに苦しむものです。
そのくらい、人が人として生きていく上で、
表現するという行為は切実なほど必要な行為なのです。
しかしながら、表現という行為は、ひとりでは完結できない。
必ず相手が必要な行為なのです。
たとえば恋愛。
人を好きになるということ。
その人を好きだと思ってしまう内なる衝動。
その感情の欲求が後から後から湧き出でて、
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しかしながら、幸福のうちに表現することが出来るのは、
その思いを受け止めてくれる相手があって初めて成しえるもの。
つまり表現することの幸せを得るためには、その胸のうちで溢れ出る思いを受け取ってくれる対象があって初めて完結できるものなのです。
恋愛というものが楽しくてしょうがないのは、
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その時は思いのままに表現が出来る。
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(16:32 嬉野)
2009年12月25日(金)
嬉野です。
おとついお休みだったのでね、
女房と一緒に温泉銭湯へ出掛けましてね。
これが奥さんさぁ、
うちの近所まで無料送迎バスが巡回してくるのよ。
だもんで夫婦はそれに乗って行ったわけでね。
我が家は割りとそういうのが好きで。
そのぅお金がかからないからね。
なんか嬉しいの。
で、バスに揺られて目的地に着いたらね、
うちの女房は散髪に行きましたね。
あれです、その温泉銭湯に1000円床屋が入ってて、
そこで髪を切ってもらってさぁ、
でも、あぁいうとこバカに出来ないね。
とっても好い感じに切ってもらって、
女房は満面の笑みで戻ってきましたさ。
亭主はその間なにをしてたかというと、
寝てました。座敷で。はい。
で、あぁいうとこはご飯も食べられますからね、
亭主はカツカレーを食べましたね。
だって450円なんだもん。
これが600円だったら嬉しくないけど、
450円というのはなんだか嬉しくなっちゃってね、
食べちゃうわけですよ。
それもこれがさぁ、ちゃんとした揚げたてのカツでして。
亭主としては、そのちゃんとしてるっぷりが喜ばしいわけでありますよ。
食後、ザブンと湯に浸かって、暖まってさ、
またバスに揺られて帰りましてね。
で、我が家の近所のスーパーに寄りました。
エスカレーターを上がったら、おもちゃ売り場がありまして、
どうもこのおもちゃがこの頃は安いですよね。
安すぎるんではないんだろうかと思うわけです。
だって、ラジコンのヘリが2500円なわけです。
室内で飛ばせるやつがだよ奥さん。
そして可愛く造形されたミルク飲み人形は450円。
450円?
450円ってどーいうわけだよ。
カツカレーだったら450円の方が好いよ。
であればオレも喜ぶ。
しかしおもちゃが450円はどーだよと、
どうしても思う。
子供の頃、デパートのおもちゃ売り場に行くのが楽しくて。
その頃出来上がった想いなんだろうね。
買ってもらえない切なさというものを味わい。
親だって買ってやれない切なさを味わったわけだよ。
そういう体験の中で、なんかこの胸にわだかま、ぐちょぐちょとした感情を経験してね、その体験が頻繁にあるから、
そのうちその感情を処理出来るようになるわけで。
あれはひとつの訓練であり、
だからこそ盆暮れ正月に買ってもらえた時の喜びも倍加したわけであってね。
そのあたりの情操が親も子も教育されず仕舞いになりそうでね、
オラァ気が揉めるよ。
てなことで、まぁ意味の無い親父の郷愁ということだな。
ということでね奥さん。また来週ね。
解散!
あ!そうそう。
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(17:36 嬉野)
2009年12月22日(火)
嬉野です。
HTBが一年がかりで制作した、
ドラマ「ミエルヒ」。
北海道での放送を終えました。
考えもてもいなかったほど多くの人に見てもらえ、
ぼくらはとてもうれしかったのです。
出演してくださった皆さんにも喜んでいただいて、
それもまた、たまらなくうれしいのであります。
サイトに送られてくるメッセージも、それぞれに深く。
切実で。放送が終わってから毎日読んでいるのです。
そして、ドラマに限らず、
それぞれに抱える悩みや思いをここの掲示板に送ってくれる人たちが少なからずいるのをぼくは知っています。
おそらくそれらは返事を期待しての書き込みではなく、
探しても身近に受け取ってくれる先の無い、でも自分だけでは処理できぬ想いであるような気がするのです。
行き場の無い、でも独りではとうてい抱え続けられそうにない未処理の想いを渡すチャンネルとして、ここを選び、それぞれの胸をここにつなぎ、静かに弁を開ける。
人は不思議な事に、パンクしそうなほど充満していく想いですら、受け取ってくれない相手には渡せないのです。
だったらと、
掲示板に送られて来る書き込みを読みながら、
つまりそういうことなのだなぁと、思うのでありますよ。奥さん。
確かにね、私なんぞが読んだところで、何をして差し上げられるわけでもないけれど、でも、受け取る事はできるわけですよ。
だから、じゃんじゃか書いて送ればいいじゃないのよ。
と、まぁ、そういうことを、思うのでありますよ。
ということでね、解散は!明日のこころだぁ!
●只今!DVD第13弾!予約討ち入り中!
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一、最初で最後の視聴者参加ツアー企画「ばれたら大変!東北変装ツアー!」(名場面:腹を割って話そう!)
一、引いた絵はがきの撮影ポイントを探してたどり着き、その絵はがきと同じ構図で写真の中に大鈴が納まる「日本全国絵はがきの旅1」(名場面:恐怖の四国遍路、他)
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(21:43 嬉野)
2009年12月16日(水)
嬉野です。
北海道のみなさん。
今週の土曜日の夕方4時から。
ドラマ「ミエルヒ」を放送いたします。
その時間、ご自宅にいらっしゃるのなら、奥さん。
ご覧になってみてはいかがでしょうか。
あと。
そういえば、なんだか、
このごろは、生きていくのがちょっとしんどいのかなぁと、
もし、瞬間的にでも、そんなことを感じる時がおありなら、ご覧になってみればいかがでしょうか。
この胸に浮上してくる、何かがあるかもしれませんから。
そして、もしあれば、
それは明日からの生きていく糧になるかも知れないので。
ドラマの冒頭。
水上にあるカメラが捕らえる石狩川。
そこに舟を出し漁をする漁師。
ポツンとしたその点景の対岸に見えてくる製紙工場。
煙突から上る白煙。
そのどれもが、ぼくには、美しいものに見えます。
美しいものに囲まれて、ぼくらは生きているのに。
でも、ぼくらはそのことを気づくことから遠ざけられ。
日々、自分のことをみつめることばかりを強いられている。
たとえば、そんな思いが、ぼくにはあります。
先日、東京の天王洲アイル駅近くにあるパナソニックの研究所で大きなスクリーンに上映して「ミエルヒ」の試写をした時の感想を頂いておりますのでご紹介したいと思います。
ある人はこのように書かれていました。
「本当にいいドラマでした。
決して大きな事件が起きるわけでも、分かりやすく涙がでたり笑ったりするドラマではないですが、圧倒的な映像美・泉谷しげるさん・風吹ジュンさんなどの演技力・・・どれも最近のドラマにないようなホッとできる・癒されるものでした。
あるものから解放され"ミエルヒ"を迎えた主人公の想いは、こんな不況で鬱蒼とした時代だからこそ尚更胸を打つものがあると思います。」
またある人は、こう書かれるのでした。
試写の「帰り、天王洲アイル駅まで、あふれ出る涙を止めることができず、モノレールに乗っても、涙がこみあげ、このままでは一日中、泣いてしまう、と思い、そして、ドラマに出てきた焼きそばがどうしても食べたくなり、三田駅で中華屋を探して、焼きそばを食べました。」
泣きながら焼きそばを食ってしまう。
そんなことも人によってはあるドラマです。
でも、誰が見ても感動するようなドラマではないのです。
でも、このドラマを見ていただきたい方が、今の時代には数多くおられると思うのです。
わたしを含め。
だからぼくらは一年がかりで作り上げてきたのです。
ぜひ、たくさんの御意見をいただきたいと思います。
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(18:19 嬉野)
2009年12月14日(月)
こんばんは奥さん。
嬉野であります。
嬉野は先の土曜日。
うちの藤村とともに。
東京は池袋にあります。
東京芸術劇場で上演されておりますところの。
グリングさんの舞台「jam」を見てまいりました。
奥さんね。
グリングさんのお芝居は。
見終わったあとの余韻が好いです。
それをあの日もしみじみと感じて。
あれはなんだろうと今も思いながら。
お芝居の最後の方で。
突然この自分の気持ちの中に。
温かいものが滲み始めていることに気づくことになる。
そのあたたかさの寄せてくるもとが自分には分からない。
芝居を振り返っても思い当たらない。
そんな温かい雰囲気の芝居ではなかったのに。
どこにもほんわかとしたものなんか無かったはずなのに。
どちらかといえば、登場人物それぞれに。
ストレスフルな状況を抱えさせられているというのに。
それなのに。
それなのに不意にやさしい波に。
この胸が洗われる。
それを合図にするかのように。
舞台の上で。
何かがいっきに展開していく。
青木豪の書く世界にはそんなことがある。
そうなのです奥さん。
「jam」というお芝居は。
軽井沢かどこいらかの。
避暑地にある。
小さなペンションでのお話で。
それもある一夜の。
それも1時間45分間ぽっきりの時間の中でのお話で。
場面転換もない。
一場限りの。
リアルタイムで進行するお話で。
場所はペンションのロビー。
その場を出入りするその宿の家族と。
その宿の常連客と。
行きずりの泊り客とが。
ぶつぶつといつまでもつぶやき続けながら。
その彼ら彼女らの。
そのありふれた日常的な会話を。
ぼくら観客は、客席から覗き見る。
立ち聞きをする。
しらぬうちに。
ぼくらの中の好奇心はゆり起こされ。
最後までその場を立ち去ることなく。
立ち聞きをし続ける。
そうするうちに。
ぼくらの心に何が仕掛けられたのか。
わけも分からないのだが。
芝居を見るうちに。
この身に降り積もってしまった。
このぼくの人生の負荷が抜き去られる瞬間が来る。
それはまるで。
名人のスリの技のように。
この胸に長くあった重石の一部が抜き取られていく。
そのとき不意に浮力がつき。
ずっと見えなかった塀の向こうが。
少しだけ見えた気がして。
この胸は。
どぶんと波に洗われる。
ふだん。
芝居などに縁の無い。
そんな人に見て欲しいとぼくは願うのです。
その人のために青木豪とグリングはいる。
その人が池袋の。
東京芸術劇場に。
足を運ぶのを待っている。
出逢いは。
めぐり合い。
このどうでしょうのページに今日訪れて。
この日記を読んだことは偶然。
その偶然に突き動かされて。
劇場に足を運ぶ。
その人がグリングの芝居を見て。
その胸を洗われれば。
それは運命。
そして。
運命の別名はね。
偶然といいます。
ぼくらを思いもしなかった岸に流す。
その力を持つもの。
それは偶然だけです。
ぼくらが注意を払わなければならないのは。
偶然だけなのです。
偶然に賭ける。
賭ける価値のあるもの。
それは偶然だけなのです。
じゃ、奥さん。
本日はこれにて解散!
また明日。
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(19:27 嬉野)
2009年12月5日(土)
嬉野です。
突然ですが、グリングさんの「jam」の12月12日の昼公演のあとのアフタートークに、うちの藤村と私に出るようにと青木豪さんに誘われまして、HTBドラマ「ミエルヒ」つながりで舞台の上で青木豪さんとお話しさせていただくということになりましたので、この場を借りてお知らせをいたしておきます。
劇団グリングのお芝居「jam」は、
この12月の9日より、東京は池袋にあります、
東京芸術劇場で始まります。
グリングさんといえは、こたびのHTBドラマの脚本を書いてくれた青木豪さん率いますところの劇団であります。
グリングの芝居にハズレなし。
というのが、私とうちの藤村の結論であります。
今年の初めでしたか、グリングの「吸血鬼」を観に行きまして。
これがまた好かったわけであります。
この「吸血鬼」という芝居を見て、うちの藤村はこのたびのドラマの監督をすることに名乗りを上げたわけでございます。
「青木豪の脚本なら、オレがやる!」と。
出逢いでございます。
定めでございます。
ということでね、もちろん我々も見に行くのであります。
なぜと言って、グリングは、この「jam」の公演を持って、
しばらく公演を休止するとのことだからであります。
これは見逃せぬ。
そういうことでございます。
ふだん、お芝居などと縁遠い奥様方も、
これを期に、池袋の劇場へ足を運ばれる事をお勧めいたします。
きっと、放って置かれたままだった脳のどこやらが刺激され、なんだか、忘れていた気持ちが沸き起こり、胸の奥がどうにかなるはずと思いますのでね。
でも、なぜそうなるか。
それは、青木豪さんから広がっていく世界が、
物語世界の面白さだけでは終わらない、
今という時代を生きているぼくらと地続きの世界だからなのではないかと、そのように、ぼくは、ぼんやりながら思うのです。
グリングの芝居を見終わった後、自分の気持ちがどうなっているか、是非、劇場で確かめてみてはいかがでしょうか。
「ミエルヒ」の脚本をもらって読んだ時も、
今、言った事と同じことを思ったのです。
この本の中には今があると。
そう思ったのであります。
これが最後のグリングの公演となるやも知れず、
ならば、役者も死にものぐるいで押してくるはず。
そんな舞台に立ち会わないのは、損なのです。
映画やドラマと違って、
舞台は、劇場へ行きさえすれば、生身の役者とその生身が醸す空気世界に立ち会うことになるのですから。
それがお芝居。
と、いうことであります。
さて、今、札幌ではCUEさんのイベントが行われておりまして、
それへとお起こしになられましたみなさん方が、
帰りの足でもってHTBの方へもお寄りになり、
玄関周りの陳列やらを眺め、スタンプを押しなどなされまして、
近所にあります高台公園やらにも多数ご参詣なさっておられます。
私も本日、局社の玄関前でばったりお会いいたしましたみなさま方と親しくさせていただきました。
あれから、みなさん、お元気に、転ぶことなく、もと来た道をお戻りになられましたでしょうか。
帰ればそれぞれに、それぞれの日々がまた待っておるわけですが、
みなさま本日も、どうぞご無事でと、願うばかりであります。
この時代、何を持ちまして無事と言えるのやら、わかりませんが、
難の多き時節でございますれば、あまりくよくよと、身に降る辛さを不幸と嘆かず、息災にお暮らしいただきたいと、ぼんやりと思うばかりであります。
札幌は、すでに暮れました。
冬ですよ。
寒いし。
雪降るし。
そのうち積もるし。
融けないし。
でも、春がくれば、雪は解けて花も咲く。
辛抱はそれまででございます。
自分の身が想うようにならずとも、
季節はめぐり、いろいろにこの身を慰めてくれる。
右へ流され、左へ流され、定めに揉まれ、身も細り、
それでも、想うようにならずとも、動き続ける事、それだけが、ぼくら人間に託された命題だろうかと、なにやら、そういうことのような胸騒ぎがするのです。
ゴールはきっとないだろう。
ならば自分が疲れてしまう時は、
どうすれば疲れないかを考えることも、時には大事。
それは自分が動き続けるための方便として。
よく思いますのは、
自分がキリスト様と同時代人だったなら、
自分は、きっとキリスト様のことを「あの人、なんか、うさんくさい人だよね」と平気で思うやつだったろうなぁ。ということで。
それくらいが、自分の限界だと思います。
まぁ、性格的に石は投げないまでもです。
石は投げないまでも、本質は最後まで見抜けやしなかったろうなぁと、それはもう自信を持って思うわけで。
それで好いと思うわけで。
それくらい凡人なわけで。
少し残念だけど、それは認めて、
その分だけ、のんびりさえてもらおうと、
どこかで思っておるのでありますよ。
本質も見抜けない、
気も利かない、
出世もしない、
そんなもんです。
でもせめて、
いつかどこかで、気の合う人と出会えたら好いなぁ。
それくらいが、
きっと一番幸せで。
本日も結論なし!
てなことで、解散であります。
じゃ、また。
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(14:59 嬉野)
2009年12月4日(金)
嬉野です。
さて、この12月の9日より、
東京は池袋にあります、
東京芸術劇場で、劇団グリングの芝居「jam」が始まります。
グリングさんといえば、こたびのHTBドラマの脚本を書いてくれた青木豪さん率いますところの劇団であります。
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というのが、私とうちの藤村の結論であります。
今年の初めでしたか、グリングの「吸血鬼」を観に行きまして。
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きっと、脳のどこやらかが刺激されて、なんだか、気持ちが、どうにかなるはずと思いますのでね。
さて、今、札幌ではCUEさんのイベントが行われておりまして、
それへとお起こしになられましたみなさん方が、
帰りの足でもってHTBの方へもお寄りになり、
玄関周りの陳列やらを眺め、スタンプを押しなどなされまして、
近所にあります高台公園やらにも多数ご参詣なさっておられます。
私も本日、局社の玄関前でばったりお会いいたしましたみなさま方と親しくさせていただきました。
あれから、みなさん、お元気に、転ぶことなく、もと来た道をお戻りになられましたでしょうか。
帰ればそれぞれに、それぞれの日々がまた待っておるわけですが、
みなさま本日も、どうぞご無事でと、願うばかりであります。
この時代、何を持ちまして無事と言えるのやら、わかりませんが、
難の多き時節でございますれば、あまりくよくよと、身に降る辛さを不幸と嘆かず、息災にお暮らしいただきたいと、ぼんやりと思うばかりであります。
札幌は、すでに暮れました。
冬ですよ。
寒いし。
雪降るし。
そのうち積もるし。
融けないし。
でも、春がくれば、雪は解けて花も咲く。
辛抱はそれまででございます。
自分の身が想うようにならずとも、
季節はめぐり、いろいろにこの身を慰めてくれる。
右へ流され、左へ流され、定めに揉まれ、身も細り、
それでも、想うようにならずとも、動き続ける事、それだけが、ぼくら人間の命題だろうかと、なにやら、そういうことのような胸騒ぎもするのです。
ゴールはきっとないだろう。
自分が疲れてしまう時は、
どうすれば疲れないかを考えることも、時には大事。
よく思いますのは、
自分がキリスト様と同時代人だったなら、
自分は、きっとキリスト様のことを「あの人、なんか、うさんくさい人だよね」と平気で思うやつだったろうなぁ。ということで。
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(17:53 嬉野)
2009年11月30日(月)
全国のお譲ちゃんお坊ちゃん、
お姉ちゃんお兄ちゃん、叔父さん叔母さん、
おとっつぁん、おっかさん、おじいさん、おばぁさん。
そして奥さん。ねぇ。
嬉野でござりまするぞ。
明日は12月1日!
すわ!討ち入りの日でござりまする!
皆様全員、お気を確かにお持ちになり、
お一人残らず見事本懐を遂げられまするよう!
この嬉野、各員の御武運を祈念いたすばかりであります。
みなさま目指しまする仇の家は!
全国津々浦々にありますローソン屋敷!
討
ち取りまする首は(えぇ...あれです、あくまで気持ちの問題です。勢いだけ。ノリですよ。他意は無し、分かりますよねぇ、あたりまえですよ、たのみますよ、
言っときますよ、長くなったな、まぁいいか、言っとかなきゃなんねぇ時代だし、言っておこう、どうも次へのつながりが悪くなったなぁ、だがまぁ好いだろ
う)「水曜どうでしょうDVD第13弾・3本立て」であります!
出し物は、
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明日12月1日午前10時の鐘を合図に!
全員重い腰を上げ、総突撃なされませ!(あぁ...あくまでも気持ちの問題です)
さてと、
いうことでね。
えぇ、奥さんねぇ。
一年がかりでドラマ作ってたでしょう。
それがようようこの12月の4日頃には完成しようというところまで、今、漕ぎ着けたわけでしてね。
で、
今年のドラマはさぁ、
作りながら、なんか気持ちを持っていかれちゃったのですよ。
作ってる間ずっとね。
去年の12月から、
福屋キャップと二人プロデューサーでもって進んでいた時もさ、
今年の10月、藤村監督以下撮影スタッフ30人に現場を任せてバックアップに回ったロケの間も、
そして、それから今日までの編集と音付けという仕上げの日々も、
とにかく、なんか気持ちを全部ドラマに持っていかれてね、
他の事、出来なかったの。
日記も書けなかったのよ。
ここへなんか文章を書くという、その余力も出ないほどに、
気持ちをまるごと持っていかれ続けたドラマだったのです。
そんな面倒なドラマが、12月19日(土)ごご4時から、
ここ北海道で放送され、順次お買い上げいただいた他府県のテレビ局さんでも放送されていくのです。
タイトルも「ミエルヒ」とカタカナ書きでようわからんし。
話も派手なところは無いし。
それでも、誰かの心には届く。
そんなドラマである事は、どうやら間違いが無い。
さっき不意に思ったことがあったよ。
ぼくらには、どうして体温があるのだろう、って。
このところ毎朝、うちに来た子犬を抱いてね。感じるんだ。
あいつの体温をさ。
体温という言葉を、ぬくもりという言葉に置き換えると情感が出すぎててしまうよね。
でも、そのぬくもりを感じるとホッとするところが、人にはあるよ。
ケンカしたり、憎みあったりするぼくらがさ、
でも、同時に、目を閉じて、そのぬくもりに安らいでいく心があることを知る瞬間がある。
そのことは、けして否定できない事実でね。
もちろん、手を握ったり、抱き合ったりしたところで、根本的にはなんの解決にもならんのだよ。
それでもね、ぼくらには五感というセンサーがあり、
そこで感じる力がある。
その感触。つまり長く忘れていた感触や感覚を思い起こす瞬間。
そんな瞬間が去来したとき、それは、ぼくらにとって、ひとつの喜びなんじゃないのかなと思う。
ならばさ、ぬくもりを伝えるために体温はある。
そして、そのぬくもりを受け取るために他人はいる。
そう解釈しても好い一面が、ぼくらにはあるのではないだろうか。
そんなことを不意に思ってね。
この「ミエルヒ」というドラマの中に流れているものも、
あるいはそういう、ぼくらが置き忘れた感触を思い出すような、
忘れていた自分の力を思い出すような、そんなものかもしれないと、思ったんだよ。
きっとこのドラマを観たほうが好い人が、
今の日本という国には、いると思うんだ。
そういう人の気持ちに届くドラマ。
それが、ここで日記を書くことも出来なくした、
「ミエルヒ」というドラマなんだと、今日は思っています。
じゃ、解散。
またね。
11月27日金曜日。
ご無沙汰しておりました藤村でございます。
先
月末にドラマ「ミエルヒ」をクランクアップして以来この一ヶ月、ドラマの編集、同時に12月1日から予約開始となります水曜どうでしょうDVD第13弾
「日本全国絵ハガキの旅/東北2泊3日生き地獄ツアー/シェフ大泉車内でクリスマスパーティー」の編集を並行してやっておりまして、まったくもって忙しい
日々を過ごしておりました。
まだまだ忙しい日々は続いておりますが、もうずいぶん長いことお待たせし、もはや忘れ去られた携帯の「きせか
え」が、ようやくau、ソフトバンクの皆様にもご利用いただけることになったとの報が入り、これはお伝えしておかないと!と思い、久々にパソコンに向かっ
たところであります。
が、すでに嬉野先生が↓に報告しておりました。えー詳しくは↓をご覧下さい。
長らくお待たせし、申し訳ありませんでした。
と、いうことで引き続きDVDの編集に入ります。
現在、「東北」と「クリスマス」の編集を終えたところ。この両作品、企画は地味ですが、「おもしろさ」の点ではかなり上位に位置する名品であると、編集しながら再確認いたしました。どうぞ出来上がりをお楽しみにお待ち下さい。
ひとつご連絡。
本
広克行監督の映画「曲がれ!スプーン」が公開中の「ヨーロッパ企画」。彼らが制作したバラエティー番組「町内会ディスコ」のDVDが発売された折りに、
「藤村さんどうぞ忌憚のないご意見を」と言われ、ほんとうに忌憚のない意見を言ってほとんどプラスの宣伝にはなっていないインタビュー記事が、「ヨーロッ
パ企画」のホームページにある「ヨーロッパスタジオ」のコーナーに掲載されております。おヒマな方はご覧下さい。
以下、本日の嬉野日記。
2009年11月27日(金)
嬉野です。
auさんと、softbankさんの携帯をお持ちのみなさんに向けて、
にぎにぎしくどうでしょうからの業務連絡であります。
この度、
美しい高台公園に登場する、青タイツ黄タイツ茶タイツさんのイラストでもお馴染みのHTBきせかえ500が、
「auの「ケータイアレンジ」および、softbankの「きせかえアレンジ」にも新たに対応!」
ということでね。
うちの携帯の着せ替コンテンツがね、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりますですよ、はい。
サービス名はですね、
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」でございますよ。
販売価格は、なんと!525円!(税込み)
※1ダウンロードあたりですね。
利用方法(au・softbankの対応機種をお持ちのユーザーの場合)は、
「HTBの公式携帯サイトの個別課金のコンテンツをダウンロードし設定するだけ!」ということでございますよ。
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auユーザー!softbankユーザー!への有料ダウンロードサービス開始は、来る12月1日(火)午前11時ごろからでございます!
よろしくお願いをいたします。
ということでねぇ、
業務連絡が長引きましてね、
まぁ私にとりましても、不案内な世界の御案内なのでね、
連絡しながらも、ちゃんと説明し得たかどうかが判然とはしませんでね、あれなんですが、まぁそれなりには伝えたんではないかという思いもありますんでね、なんかあっても怒らないようにしましょうね。奥さん。
さて、みなさん。
いかがお暮らしですか?
ご飯もおいしく食べてます?
寝てます?たっぷりと。
ねぇ。
人間というものはですねぇ、
欲の皮がつっぱってますから、
落ち込んだり、悔やんだり、するわけですよ。
いいですか。
落ち込んだり、悔やんだりするのは、
欲が深いからなんですよ。
分かりにくいことを言ってますがね。
そうだと思うのよ。奥さん。
ほとんどの苦しさの種はね、欲だと思うのよ。
でもその欲がねぇ、
生きていく上では何より大事ということでもあるから、
欲がなくなっても、生きていけないのよねぇ。
複雑だねぇ人間は。
でも、この複雑がさぁ、
人間には向いてるのよね。
複雑。
ひょっとしたらそこに、
21世紀を暮らす我々のヒントがあるのかも知れんね。
ということでね、
分からんままに本日の日記はうやむやに終了!
また来週ね!
解散!
この週末から「ミエルヒ」いよいよ録音です!
このドラマは奥さん、
観たほうが好いよ。
(18:04 嬉野)
2009年11月27日(金)
嬉野です。
auさんと、softbankさんの携帯をお持ちのみなさんに向けて、
にぎにぎしくどうでしょうからの業務連絡であります。
この度、
美しい高台公園に登場する、青タイツ黄タイツ茶タイツさんのイラストでもお馴染みのHTBきせかえ500が、
「auの「ケータイアレンジ」および、softbankの「きせかえアレンジ」にも新たに対応!」
ということでね。
うちの携帯の着せ替コンテンツがね、とうとうauの「ケータイアレンジ」、softbankの「きせかえアレンジ」でもお楽しみいただけるようになりますですよ、はい。
サービス名はですね、
HTBきせかえ500「水曜どうでしょう」でございますよ。
販売価格は、なんと!525円!(税込み)
※1ダウンロードあたりですね。
利用方法(au・softbankの対応機種をお持ちのユーザーの場合)は、
「HTBの公式携帯サイトの個別課金のコンテンツをダウンロードし設定するだけ!」ということでございますよ。
対応機種・表示内容など詳しくについては、11/30(月)更新予定の【HTBきせかえ500】サイトをご覧ください。
http://www.htb.co.jp/aboutkisekae/(PC版のみ)
サービス提供携帯サイトは下記の通りでございます。
【onチャンネルHTB】http://www.htb.co.jp/
auユーザー!softbankユーザー!への有料ダウンロードサービス開始は、来る12月1日(火)午前11時ごろからでございます!
よろしくお願いをいたします。
ということでねぇ、
業務連絡が長引きましてね、
まぁ私にとりましても、不案内な世界の御案内なのでね、
連絡しながらも、ちゃんと説明し得たかどうかが判然とはしませんでね、あれなんですが、まぁそれなりには伝えたんではないかという思いもありますんでね、なんかあっても怒らないようにしましょうね。奥さん。
さて、みなさん。
いかがお暮らしですか?
ご飯もおいしく食べてます?
寝てます?たっぷりと。
ねぇ。
人間というものはですねぇ、
欲の皮がつっぱってますから、
落ち込んだり、悔やんだり、するわけですよ。
いいですか。
落ち込んだり、悔やんだりするのは、
欲が深いからなんですよ。
分かりにくいことを言ってますがね。
そうだと思うのよ。奥さん。
ほとんどの苦しさの種はね、欲だと思うのよ。
でもその欲がねぇ、
生きていく上では何より大事ということでもあるから、
欲がなくなっても、生きていけないのよねぇ。
複雑だねぇ人間は。
でも、この複雑がさぁ、
人間には向いてるのよね。
複雑。
ひょっとしたらそこに、
21世紀を暮らす我々のヒントがあるのかも知れんね。
ということでね、
分からんままに本日の日記はうやむやに終了!
また来週ね!
解散!
この週末から「ミエルヒ」いよいよ録音です!
このドラマは奥さん、
観たほうが好いよ。
(18:09 嬉野)
2009年11月25日(水)
嬉野です。
こんな時間でありますがこんにちは。
ちょっと顔をだします。
ドラマ「ミエルヒ」のサイトが立ち上がりましたのでね、
おひまな時には、ぜひお立ち寄りください。
よろしくお願いします。
あさってから週明けまで音付け作業が始まります。
もうすぐ完成します。
あと少しです。
それでは奥さん!
また後で!
解散。
(23:37
嬉野
)
2009年11月17日(火)
嬉野です。
ご無沙汰です。
頑張っております。
でまぁ、その分、驚くほどの御無沙汰のし続けでもあります。
しかしながら、
わたくしも藤村も元気でおります。
ドラマ。
どうも好い物に仕上がったようでございます。
本当に。
好い物に仕上がったようでございます。
そのことが、今、とてもうれしいのであります。
青木豪の難しい脚本を、藤村監督は鈴木武司カメラマンと、
よくぞ間違えずに撮り上げたと思います。
HTBは変わったテレビ局だと世間の人から思われているだろうなと、思うことがあります。
だって、今時、誰も振り向きもしないような地味なテーマのドラマを、一年も掛けて作っているのですから。
それでも、ぼくらは思うのです。
今年制作した「ミエルヒ」というドラマの中には、
やっぱり今があるんだなと。
ここからもう一度始められる何かがある。
そう勝手に思うのであります。
もう少しで完成です。
それでは奥さん(久しぶりのフレーズだなぁ)
また出てまいりますまで暫時お待ちあれ。
(23:33
嬉野
)
嬉野でございます。
まさに今午前12時を過ぎ、どうでしょうDVD引き渡しの刻限となりましたが、
いかんせん私ただ今東京におりまして、皆様のご機嫌をうかがうことができません。
このようなことは初めてでございます。
なにぶんご勘弁のほどを願います。
今宵は皆様の書き込みを見ることはできませんが、帰り次第見させていただきます。
ということでね奥さん、今日はすんませんでしたね。
では、諸君の検討を祈る!討ち入るべし!
(00:20
嬉野
)
2009年10月7日(水)
嬉野であります。
さて、北海道のどうでしょう好きの善男善女のみなさま。
お集まりでございましょうか。
手前どもより、慎んでのお知らせがございます。
今宵より「水曜どうでしょうClassic」の放送時間が1時間下がりまして、24:15からの放送と相なります。
そんなことはあんた、新聞、テレビ雑誌のラジオテレビ欄に書いてあるからもう知ってるよ!と、
むしろ手前どもの、この対応の遅さに、叱責、失笑の嵐ではございましょうが、その段は平に御容赦願いました上で、ここに改めてお知らせをいたす次第でござります。
まことにもって奥様方ならびに好い子のみなさまには、お眠い時間帯にはなりますれども、今後とも変わらずの御贔屓をいただけますれば、これぞありがたさの極みと、手前どもといたしましても感謝感激雨あられでござりますので、どうぞよろしく。
そうは言ってもあなた、眠いから寝ますよ。
寝るに決まってるじゃないのよ。
もちろんそれも当然でござります。
しかしながら、ぜひとも録画対応を頂きまして、末永くお付き合いを願うばかりでございますと、最後までしつこく言っておきますよ、こっちとしても。
ねぇ奥さん。
長い付き合いじゃないのよ。
さて、本日この時間になりましても、
ヒゲの先生はロケハンより戻らず。
スタッフ連と頑張っておるようでございます。
わたしも、キャップともども、まだまだ頑張っておるわけでありますよ。
てなことでね、解散しますよ。
すんませんね。
じゃぁ。
今晩、クラシック、起きてる人はぜひご覧くださいませ!
【どうてちょう&カレンダー発売!】
■2010年 布製水曜どうてちょう
1680円(税込)
※紐が付き、カバンの中などで開かないようくるっと留める事ができるようになりました。
ローソン予約番号:173240
■リフィル
735円(税込)
※今までカバーを買ってくださった方向けの、手帳の中身のみです。
ローソン予約番号:219908
■水曜どうでしょう2010年卓上カレンダー
630円(税込)
※昨年と同仕様です。寅年にちなんで、表紙がトラ柄になっています。
ローソン予約番号:076490
【「本日の日記2」発売中!】
「日記本2」が現在、おなじみの各所にて発売中です!
→HTBオンラインショップ。
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→全国の紀伊國屋書店さん店頭。
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ローソンロッピー端末商品番号・・・301779(三十路いななく!)
(20:00 嬉野)
2009年10月5日(月)
嬉野です。
月が変わりましてね、
トップの絵もすっかり秋めいてきました。
露天風呂でございますよ。
犬もね、温泉に入りまして、呑気な風情でございます。
さて、現実のぼくらは、先週末にドラマの衣装合わせを終えまして、いよいよ撮影に突入と、まさにパドックに入った馬の心境でございますよ。
そして、去年の「歓喜の歌」でもやりました「撮影日記」も、
既に立ち上げまして、先週末は福屋キャップがひとり奮闘して記事と写真を上げてくれておりました。
今年のドラマ。
今の時代を生きてる、ぼくらの心に効く作品になると思います。
どうか期待していてください。
それでは、また顔を出します。
本日はこれにて。
奥さん。
解散でございますよ。
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(14:15
嬉野
)
2009年9月30日(水)
嬉野です。
今週留守にします。
お愛想無しですんませんが、
各自の持ち場で日々を乗り切ってくださいませ。
それでは解散です。
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(13:57 嬉野)
2009年9月24日(木)
嬉野です。
今年のドラマ「ミエルヒ」のページが立ち上がりましたので、
みなさん、是非、覗いて行ってください。
今年の舞台は石狩川です。
監督は現在カメラマンとコンテ打ち合わせ中です。
明日もロケハンです。
今年も、好いドラマになると思いますので、
みなさん、どうぞ、応援してくださいませ。
てなことで、本日は解散。
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(18:20 嬉野)
2009年9月16日(水)
嬉野です。
えぇ、嬉・藤両名本日も生きております。
はい。
週明けから出張で東京へ行きました。
でもって昨日札幌に戻りました。
東京も、もう長袖でもやっていける気候なのね。
さて、ドラマのクランクinも1ヵ月を割りまして、
最終調整に入りましたので指差し呼称でキャップとともに
なんか抜かしてねぇかと確認に気ぜわしい日々でございます。
藤村監督は、某会議室にこもり、日がな「あぁだ。こうだ」と、
画作りのイメージトレーニングをしておりましたが、
さっきネジが切れたのか、アッサリ帰りました。
そしてまた日が暮れて、夜になりましてございます。
さっきね、掲示板をパトロールしておりましたら、
4年もつきあってたのに彼氏と別れてつらいです。と、
書き込まれておりました婦女子が1名おられました。
どうすりゃいいですか!とおいう御質問で。
ねぇ。
もうねぇ、つらいでしょうねぇ。
淋しいでしょう。ねぇ。
どうすりゃいいのって思うけど、
どうにも出来ないわけでね。
なんとか自分で乗り越えることを期待するものでありますが。
私はねぇ奥さん。
思うのでありますよ。
喪失感というものはね、
我々に、たとえようもないダメージを与えます。
寒いくらい独りぼっちだ。
そんなセリフを山椒魚だかカエルだかに吐かせた作家が昔いたような気がしますが。まったくそうだと思いましたよ。
独りぼっちは寒いんです。
これまで二人でいたのに、不意に独りは寒いのですよ。
彼がいなくなったというだけで、
生きていけないくらい寒くなるのです。
心が凍えるのです。
そんな時にどうすれば好いのか。
ほんとはね。
どうしようもないのよ。
でもね。
ぼくは思うの。
どうして忘れられないか。
そこを考えるとね。
それは、思い出すからなの。
居なくなってしまった人を思い出すから、
ぼくらはその人をいつまでも忘れられないの。
そして、その喪失感がいつまでも心を寒くするの。
思い出すということは。
思い出すことで、自分に出来てしまった欠落を、
埋めようとしているからなの。
思い出すことは、自分を慰める好意だから、
それは必要な行為だからやっているの。
でも、それをし続けてしまうから、
いつまでも忘れられないことになるの。
それは間違いなくそうなの。
だから、
これは理屈だけど、
対処療法に過ぎないけれど、
思い出さない時間を増やすというのが一番好いの。
そうすれば、
忘れてしまう。
それはね、人間というものがそういうものということなの。
思い出さなければ、覚えていたくても忘れてしまうものなの。
人というのはそういうものなの。
だから。
長い期間。
貧乏旅行とかするとね。
その毎日毎日の旅の中でね、
明日はどこへ行こうとか、
どこに泊まろうかとか、
自分が決めていかなければならない事項が増えてね、
居なくなってしまった人のことを思い出していられなくなる状況が出来てしまうということなの。
方法はいろいろあるの。
身近な男友達に、軽い気持ちでたくさん会って、
お茶を飲んだり、
ご飯食べたりしながら、
いろいろ話しているうちに思い出す時間が少なくなると好いのよ。
「そんなことなんて出来ないよ」
というのなら、それまで。
でも出来ないよね。
でも乗り越えるためには、忘れるしかない。
忘れるためには、思い出す時間を少なくしていくしかない。
そして、思い出さなくなれば、
その人の一切を忘れてしまう。
人間は、そういうふうに出来ている。
まぁね。
そんなことしかいえないけど、
たぶんそうだね。
ということでね、
淋しいけど、
おめぇだけでもないのだからさ、
元気出して、
美味しいご飯よく食べて、
清潔なお布団でぐっり眠る。
気持ち好くして、明日も生きてく。
頑張ってください。
そして、つましくとも好い人生に。だ。
じゃ、
本日は、これにて解散。
奥さん、また明日。
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(20:22 嬉野)
2009年9月11日(金)
嬉野です。
この頃の甘いものというのは、
甘くないものが多いのですね。
食べるたびに実感させられるので、
しみじみと思うこの頃でございます。
甘さ控えめで美味しいなぁと、
こんな私でも実感していた頃が確かにありました。
ところが、どうにもこの頃思うのであります。
甘い味がなさ過ぎると。
まぁ、こういうことをここに書きますと、
嬉野さんは味覚異常の恐れがあるのではと、
心配してくれる方が掲示板に登場されれますが、
多分それは違うのです。
塩気の濃いものはどちらかといえば苦手だったですし、
甘い味も強烈なものは尻込みするほうだったのですが、
この頃はそれに輪をかけてみなさま薄味好みになられたのだろうなと、思うのであります。
この頃の私としては、口の中が甘ったるくなってしょうがないというところへ、やけに苦い珈琲を流し込みたいなぁと思って、甘いものを口の中へ放り込むので、その分期待値が高い。
すれなのに、放り込んだ甘いものは恐るべき甘さ控えめの味でね、カウンターパンチ的に驚くのであります。
だから何個も食うのですが、食っても食っても口の中が甘くてしょうがねぇというところまで来ないので、いつまでも珈琲を飲むタイミングが現れず、ゴミばかりがうずたかく山となり、どうにも呆然とするわけなのです。
というですね。
どーでもいいよな、おっさんのぼやきでしたよ。
来年2010年のどうでしょうカレンダーと手帳の予約が始まりました。もうそんな季節なんですねぇ。
じゃ、また明日!
解散!
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(16:28 嬉野)
2009年9月5日(土)
嬉野です。
さて、掲示板をのぞきますと、
池袋西武さんの大催事場の方は、ずいぶんな盛況のようで、
お立ち寄りの皆々さまに並々ならぬご苦労をお掛けしている様子、ただただ畏れ入るしだいでございます。
このところ嬉藤両名、ドラマの準備で気忙しき日々でございますので、日記でのお愛想も滞る始末。まったくもって申し訳なし。
ということで、会場での喜びの声、あるいは愚痴、あるいは悩み相談、あるいは自慢話などなど、
なにひとつ対処は出来ませんが読む事はできますのでお気軽にどーぞ。
ということで本日も解散っス。
「北海道うまいもの会」が西武池袋本店7階大催事場で開催中!
不肖HTBも番組グッズを取り揃えて大出店中!
会期は9月3日(木)〜9月8日(火)までの6日間!
詳細は当ホームページにございます、「HTBグッズショップが池袋に登場!」のページをご覧くださりませ!
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(17:27 嬉野)
2009年9月2日(水)
嬉野にござりまする。
さて、東京ならびに関東近県のみなさま!
ここで、いまさらながらの御報告をさせていただきます!
明日9月3日木曜日午前10時より!
東京は池袋にございます西武池袋本店7階大催事場におきまして!
にぎにぎしく開催されますところの「北海道うまいもの会」に、
不肖HTBも出店させていただき、
HTBグッズのいろいろを、きらきらしく取り揃えまして、
皆様方のご機嫌うかがいに参じます所存でござりますれば、
なにとぞ皆様方には、よろしく気に掛けていただきまして、
お時間の許す限り、お立ち寄りいただけますれば、
はるばる北海道の田舎より出てまいりましたるスタッフ一同、
これにすぐる喜びなしでございまする。
会期は9月3日(木)〜9月8日(火)までの6日間!
詳細は当ホームページにございます、「HTBグッズショップが池袋に登場!」のページをご覧くださりませ!
先着500名様に「Onにちは池袋!シール」をプレゼント!
なのでございます。
ま、いらないでしょうが、
そこをまげて、是非、お持ち帰りくださりませ。
明日の池袋の空模様は生憎とくもりのようでございますが、
気温も控えめな、しのぎやすそうなお日和でございます。
明日は夜9時まで営業しておりますので、
お仕事帰りにでものぞいていってくださると、とてもうれしい。
ということで、話がくどくなっておりますので、
いろいろと願いあげ奉りながら、
本日の日記はしめさせていただきます。
それではみなさん。
これにて解散!で、ございます。
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(20:04 嬉野)
2009年8月19日(水)
嬉野です。
根室に行ってきました。
根室の町は北海道の東の果て。
いや、根室はこの国の東の果てかしら。
遠い果ての町。
根室にはずっとそういうイメージを持っていたので、
どんなに侘しい港町かと思っていましたが、
ずいぶんきれいなとこだった。
落ち着いた静かな町だった。
オホーツク海と太平洋に細く突き出た根室半島をグルリと走ると、
海岸線には緩やかな緑の崖が続くのです。
折から差してきた夏の夕日に優しく映えて広がる岸壁の緑は、
青い空と青い海に挟まれて落ち着いた美しさを見せてくれました。
アップダウンのある半島の一本道に沿って、
電柱だけがどこまでも並び、電線はどこまでも走るのです。
その電線から枝分かれして、
所々に道からそれて伸びいく支線の先を見れば、
木造の作業所や民家に点々とつながる。
日が暮れて夜ともなれば、
電灯がともる人の暮らしが懐かしく見えるでしょう。
未舗装の道がいたるところに見えて、
その素朴な趣の眺めに、ぼくはどうにもほっとするのです。
気分が清々していくのです。
半島の先端、納沙布岬にある灯台からは、
歯舞諸島がすぐそこに見えました。
灯台が建ったのは明治五年とありました。
明治五年とは、ほんの五年前までは江戸時代だったという年です。
今、自らを振り返れば、五年などつい昨日のことのようです。
だから明治五年の人とといえども、
意識はまだまだ江戸時代の人だったはず。
そんな時代に洋式灯台がこの北国の東の果ての海を照らし始めた。
見た人はみんなどんな気持ちがしたでしょう。
江戸時代という呼び方もまだなく。
近代という言葉すら未知のものだった時代なのです。
今では歴史の彼方の陳列棚の中に遠く仕舞われた感のあるその時代にも、今を生きるぼくらが、この今の時代に逃れようも無いリアルばかりを感じるように、どこまでも今でしかない人生を送っていた人たちばかりがいたということです。
夕方、根室の町のスーパーに寄り、
うちの夫婦はぷりぷりと銀色に太ったギラギラした秋刀魚を一尾買いました。
秋刀魚は刺身にして、
その晩は花咲がにも食べました。
それでは奥さん、また明日からよろしくご贔屓に願いましょう。
解散。
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(20:01 嬉野)
2009年8月14日(金)
嬉野です。
さて奥さん。
そんな気もしませんが、今日はお盆の中日ですよ。
昨日、先祖があの世から戻って来て、
今夜まで泊まって明日の夜に帰るということでね。
霊魂的に日本がにぎやかになっているはずの日ですよ。
でもまぁぼくは、
昔、親がやっていた事を何も学ばず生きてきましたのでね、
どうやって祖霊を迎えていたのやら、
今となっては皆目けんとうもつかず。
ということは死んだ親父もぼくの家には寄れずに帰ってしまうということなのでしょうか。
振り返れば、お盆やら正月やらの儀式めいたものは昔風のしきたりだと思って、子供の頃はただ眺めるばかりだったのでね。
つまり、ぼくはお客さんで、ここまで来てしまった日本人ということなんですね。
それは結局、ガキの頃に、親たちが運営していた昭和という時代を観光旅行していたに等しいことだよね。
だから流れ去ってしまえば、その旅の思い出が懐かしいという。
その程度の感傷でしかない。
つまり、ぼくは、古き良き時代と言われる昔の日本社会で生きる大変さや面倒くささに縛られる事無く、すなはち今日まで観光旅行しながら生きてきたに等しいということでね。
だから、いったい昔の日本という社会が好かったのか悪かったのかも、本当は何も判断できない人間なのですよ。
かなり責任のない気軽な人生を送ってきてしまったという事なのだね。
誰かに「やってみな」と言われなければ、
そして、自分でやり方を覚えようとしなければ、
何も後世には伝わらない。
文化は伝えなければという使命感からではなくて、
やらなきゃ、きっとばちが当たるといった、
畏れに背中を押されながらでないと、
とても長続きはしないような気がするよ。
ぼくらの内の誰かが、
いつか新しい文化を創造して、
それを後世に伝えていくのなら、
ある種、神経に脅迫的な迫り方をする、仕掛けが伴わないと、
あいかわらず、ぼくらは、お客さん的な日本人のままで、目標の見えない日本という国の中を観光旅行し続けるだけじゃないのかなぁと、思ってみたりするのです。
人は立ち止まる事が出来ても、
社会は立ち止まる余裕など無く常に動いていなければいけないのでしょうか。
立ち止まって、こっから、どっちへ向かうのか、
考えたりは出来ないのでしょうか。
どうしてもぼくは、一回立ち止まって、
こっからどっちへ向かおうかと、思案する時間がなければいけないような思いだけが、どうしてもあるのですが、
ねぇ奥さん、どんなもんだろ。
明日から、嬉野さんは道東方面に女房と旅に出ます。
道東はもう涼しかろうか。
寒いのかも知れず。
しばらくお愛想なしですが、
みなさんどうかお健やかで。
いるんですよ。
ではまた、来週の、どこかで会いましょうの、心だ〜!
解散。
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(18:38 嬉野)
2009年8月12日(火)
嬉野です。
現在予約中のどうでしょうDVDのジャケット絵や、
ディスクに刷られるレーベルの絵や、
冊子の絵や、
今回は、おまけで封入する、シェフ大泉の直筆メニューと、
アラスカでシェフ大泉が作った料理のレシピ(イラスト付き)なんていうのもあって、
これらが本日いろいろ刷り上って来て、なんとも好い感じです。
10月の終わりには皆様のお手元に届きますので、
もうしばらくお待ちくださいませ。
それでは本日は、この辺で。
また明日。
解散!
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(20:04 嬉野)
2009年8月11日(火)
嬉野です。
静岡で大きな地震あったんですね。
大分の竹田では土砂災害です。
姫だるまの後藤さんは、
かろうじてお元気の御様子ですが、
被害に遭ってしまったみなさんは怖かったでしょうね。
それを思うとなんとも言えないね。
自然災害はやっぱり恐ろしいです。
さて、昨日ね。
女の子が掲示板に書いてたのがね。
電車で隣に座ってきたおじさんが、
網棚にリュックを置こうとしていたところ、
リュックのポケットに差していたペットボトルを落としちゃって、
それが運悪くその子の足に落ちてきたそうでね。
それも固いキャップの部分が足の指に当たっちゃったから、
相当の痛みで、おまけにどうも中の水を凍らせていたらしく、
おまけに、その女の子は素足にサンダル履きだったから直撃で。
鈍器を2メートルの高さから足の指に落とされる刑と言ってもいいくらいの激痛が走ったそうでね。
実に可哀想な始末で。
でも、そのおじさん、蚊の泣くような声で、
「すみません...」といっただけだったそうで。
その子も反射的に「いえ、いいです」って返しちゃったそうで。
で、おじさんは、それ以上詫びるでもなく、
暑そうに扇子パタパタしてすましちゃったそうでね。
その子はおそらく悲しかっただろうよ。
人間って気持ちで生きてる部分があるから。
そ
のおじさんが、熱意を持って汗かきながらその子にあやまってくれたら、その子だって足の指にペットボトルが落ちてきた痛みぐらい忘れられたろうけど、おじ
さんは、その子が「いいえ、いいです」って言ったものだから、「あ、いいんだ。なら、いいんだろう」で済ませちゃったんだろうね。
この頃のぼくらには、想像力が欠けているのかもしれない。
じゃぁ、その女の子は、その張本人のおじさんに、
もっと強く抗議すればよかったのだろうか。
確かにそうすれば、おじさんも、もっと詫びたかもしれない。
「あんた!なに考えてんのよ!もっとあやまんなさいよ!」って。
でも、その子は、そうは言わなかった。
言えなかったんだろうね。
そういう風に咄嗟に言えるためには、
日ごろから言い慣れていないと言えないものだよ。
つまり、その子は、めんどくさい人間関係のなかで、
苛立ちながら育たずに済んだ子だったと言えると思うよ。
世の中の傾向としてさ。
人は、自分に執拗にからんでくる面倒くさいものに対しては、
その面倒くささを止ませるために対応することがあると思う。
怒りが収まるまであやまるしかない、とかね。
だから、面倒くさく、からむことができない控えめな人は、自分が気持ちの中で望んでいる対応はしてはもらえない可能性の方が高いんだよね。
そういうことになる。
じゃぁ、その子はどうすればよかったのか。
いや。
そんなことは、ぼくには分からんのだが。
なんだか、その子を慰めてあげたかったんだよ。
そうするしかできなかったその子をね。
そらぁ痛かったなぁって。
そらぁおめぇひどい目にあったなぁって。
でもまぁ、好い人も居るからさぁって。
まぁもう気にするなよってさぁ。
あんたなんも悪くないのにねぇってさぁ。
そういう気休めを、言ってあげたかったんだよ。
それくらいだわ。
でも、それだけだって好いだろうって、思うから。
まぁ、ここに書いてみた。
出逢いこそ人生だから。
やな人に会うことも。
好い人に会うことも。
そして、誰がやな人で、誰が好い人か、
なにが嫌で、何が好いかも、
感じ方は、その人によってまるで違う。
それでも、人間同士がぶつかり合うことが、人生だと思う。
ぶつかってどんな気持ちになるかはいろいろだけど、
人と人が、ぶつかっているうちは、人はものを考えるんだよ。
いろんなことに遭遇して、ぶつかって、
自分の気持ちをかき回されて、
かき乱されて、
それでも、とにかくふうふう言いながら、
その凹んだ気持ちを乗り越えていく。
昨日も今日も、ぶつかることの繰り返しだったから。
明日もあさっても、ぶつかることの繰り返しだよ。
でも、ぼくらは、どこまでも、
ぶつかることを繰り返していくしかない。
ぶつかって、やなことがあったら、
また次もぶつかれるように、凹んだ気持ちは乗り越え欲しいよ。
多分、ぼおくらは、ぶつかることを忌避しては、いけないのだよ。
だってぼくらは、分子や原子の果てまでもさ、
ぶつかり合っているのだものね。
ぶつかることは、ぼくらが動き回っていることの証でもある。
ぶつかって、ぶつかって、
動き回る事が、ぼくら生き物の命題だと、
ぼくは、どこかで思うことがあるよ。
これはまぁ、ぼくが、自分に言っていることなのだよ。
気休めに過ぎないが、
慰めてやれたのなら好かったがと、思うな。
そしてまた、明日からも、ぶつかってほしい。
じゃ、また明日。
解散!
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(14:39 嬉野)
2009年8月10日(月)
嬉野です。
藤やんがお休みに入りましたんで、
私がしばらくお相手をいたしますが、
とは言いつつ、このところずっとやってましたが。
でもまぁ奥さんあれですよ。
札幌辺りも今日は真夏日でして、
納涼というわけでもないですが、
本日は怪談話でも書いてみようかと思いましたんですよ、はい。
しかしまぁ怪談とは書きましたが、
これは家の女房から聞かされた話なんでございます。
ただ、少し、奇妙な話だったんでございますよ。
聞いたのは9年前です。
ある日曜の夜のことだったですね。
まぁ、聞いたといいますか、さぁ寝ようかと明かりを消して部屋が暗くなりましてからね、一方的に妻から聞かされた話だったんでございますよ。
話というのはこうでした。
9年前のその日。
妻は週末を利用してバスで5時間ほどの温泉場へ友人と旅をした。
凍った沼の上に冬の間だけ露天の温泉ができるらしく。
妻はその温泉に入ることをずいぶん前から楽しみにしていた。
朝方、大通からバスに乗るので妻は9時前には家を出た。
友人と待ち合わせをした妻は大通で落ち合いバスに乗った。
バスは妻とその友人を乗せて5、6時間も雪道を走ったというから、バスが目的地に着く頃には、日はすっかり傾いていた。
バスを降りた二人は夕景の光の中を宿へ向かうことになった。
二人が泊まった旅館はずいぶんと活気があったらしく、
「食後にはビンゴ大会を開きます」とか、
「食後にホールで和太鼓の演奏を行いますのでお楽しみください」などと、あれこれ楽しげなイベントをしつらえ、遠来の客を歓待することに努めていたという。
妻と友人は仲居さんに案内されて部屋に入った。
仲居さんは館内の設備をざっと説明すると、
「それではごゆっくり」と言い残して出て行った。
妻と友人は座布団に腰を落ち着け、
仲居さんが淹れてくれたお茶を飲みながら、
とりとめもない話をしていたという。
その時、不意に近くで大きな音がした。
何かを叩いたような音だった。
(何の音だろう...?)
妻は友人に尋ねた。
「ねぇ...、何の音だろうね?」
「なにが...?」
友人は不思議そうな顔をして妻の顔を見ていた。
「ほら、今、大きな音がしたじゃない」
「音...?」
「ばんばんって、何か、叩く音...、したじゃない」
「え...?わかんない...」
「...」
妻は不意に嫌な胸騒ぎがした。
だが、友人は気にもとめずお茶をすすっている。
その時、部屋の隅に置いてあるテレビが妻の視界に入った。
それを見た瞬間、妻はぞっとした。
(あれだ...。あれはテレビを叩いてた音だ...。)
だが、友人は相変わらず呑気そうにお茶を飲んでいる。
妻は、それ以上その話をすることを止めた。
日が暮れきる前に、妻は友人と楽しみにしていた露天風呂へ行き、凍えるような気温の中、凍った沼の上にしつらえられた露天の湯船に浸かった。
湯船の近くには地元新聞の記者が来ていた。
記者は露天風呂に人が集まるのを待ちかねていたのか寒そうに肩をすぼませながら、
「すいませーん。写真を撮らせていただきます。都合の悪い方は後ろを向かれても結構ですから」と言うなり写真を一枚撮り、ホッとした顔で機材をまとめてさっさとその場から去って行った。
宿の人の話によると露天風呂は24時間入ることが出来るということだった。
念願の露天風呂に入って満足した妻は、食事を済ませた後ホールへ出向き和太鼓の演奏を友人と二人で聴いた。
その後、部屋に戻ると友人はバスに長時間揺られた疲れからか、さっさと寝てしまった。
妻も疲れていたのだろう、寝酒に日本酒を一合ほど呑むと心地よい睡魔に襲われて早々に眠りについてしまった。
どのくらい眠っていただろう。
妻は不意に目を覚ましてしまった。
大きな物音がしたのだった。
夜中だった。
妻は布団の中で目を開けたまま、しばらく耳を澄ませていた。
また、音がした。
あの音だった。
誰かがテレビを叩いている。
テレビは妻の頭の上の方にあった。
音は明らかにそこからした。
人の気配がした。
誰かが自分のすぐそばにいる。
友人は眠っていた。
妻はゆっくりテレビの置いてある方を見た。
すると、テレビと床柱の間の狭い隙間に若い女の人が座っていた。
そうして妻のほうをじっと見ていたらしいのである。
「あたし、怖かったの...」
「だって、その人、なんにも言わないんだもん。なんにも言わないで、私のことじっと見てるのよ...。どういう人だか分からなくて...、すっごく怖かった」
「そしたら、そのうち、私、落っこちていったの...」
「崖のようなところから。すっごい勢いで...」
「その人、私をじっと見てた...。私、思ったのよ」
「あぁ、この人、崖から落ちて死んだんだなって。それも好きだった人に追い落とされて...、落ちていったのかなって...」
ぼくは奥さんね、騒ぎたかったですよ。
騒いで話を止めてもらいたかったですよ。
だって状況は夜ですよ。
明かりを消してあたりは闇ですよ。
「でね、私、連れてきちゃったの...。ほら、そこにいるじゃない」
なんてなことを言われたら最後でしょ。
だからぼくは恐る恐る話の先を聞いのです。
「それで、どうなったのさ」
「それがね、知らないうちに眠っちゃったらしいのよ」
「なんだ、眠っちゃったの...?」
「そう。そしてもう一度目が覚めたのよ」
「...」
「テレビの横にはね、もう誰もいないの。さっきまでしてた人の気配もしないし。でもね、誰かが泣いているのよ...。そしたらね。横で眠っている友達が泣いているのよ。その子、起きてるのかなって思ったから声かけてみたの。ねぇ、起きてるの?って。でも返事が無い。
やっぱり眠ってるんだ。悪い夢を見ているのかもしれない。そう思ったから、そばに行って揺り起こしたの」
「そしたら。目を覚まして...。私、聞いてみたのよ。何か嫌な夢でも見てたの...?」って。
「でもね、本人は、どうしてって眠そうな顔をするだけなのよ」
「だから私、それ以上なにも言わなかったの」
そうしてその夜は、それ以上何も起こらなかったという。
翌朝、妻は6時に起きると、一人でまた露天風呂へ入りに行っている。
そうして最後の温泉気分を満喫して8時には部屋へ戻った。
友人はまだ布団の中で眠っていたから妻は大声を出して友人を起こした。
「起きろ〜!8時だぞ〜!」
友人はようやく眠い目をこすりながら布団の上に半身を起こした。
そうして妻を見上げながら言った。
「ゆきこさん。何時からお風呂に行ってたの?」
「6時からだよ」
「その前は?」
「え?その前って?」
「夜中いなかったじゃない。お風呂行ってたんでしょ?」
「行ってないよ...」
「じゃぁどこに行ってたの?」
「どこにも行ってないよ。ずっといたよ...」
「ううん。いなかったよ。ずいぶん長い間いなかったよ」
そう言い終えると友人は布団を出て顔を洗いに行った。
帰りのバスに揺られる頃。妻は友人に聞いてみた。
「昨日の夜さ...」
「うん」
「泣いてたんだよ、あんた」
「そう?泣いてたんだ、わたし」
「なにか悲しい夢でも見てたの?」
「夢...?あぁ、そういえば、何か、夢、見てたな...」
「見てた...?」
「うん」
「どんな夢?」
「なんかね...。すっごく高いところから落ちていく夢だった...」。
●この日記は、もちろんフィクションですので、
奥さん、どうぞ御安心を願いますよ。
でもねぇ。幽霊くらい出た方が好いんです。こんな時代。
慎ましやかな幽霊に比べたら、生身の人間の方がどんだけ怖いか。ねぇ。そのことを日々思い知る今日この頃でございますよ。
人をだましていた狸や狐はどこへ行ったのか!
それはまた、明日の心だ!
台風がひどいようです。
みなさまくれぐれもお気をつけください。
では解散!
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(18:53 嬉野)
2009年8月5日(水)
嬉野です。
樋口さんの歌っている「手紙」という歌は、
ぼくに、いろんなことを思い出させるのです。
ひとつは赤ん坊の頃が自分にあったという事実です。
樋口さんの声で、歌詞を聞くうちに、
あぁそうだったと思ってハッとするのです。
そうだった...。
なんにも出来ない時期というのがオレにはあったんだ。
ミルクを飲ませてもらったり、お風呂に入れてもらったり、
おむつを替えてもらったり、あやしてもらったり、
なにからなにまで依存できる親という者がいてくれなければ生きてはいけなかったという時期があったんだと。
その時、親父やお袋にも若かった時期があったんだという、あたりまえの事実にやっと気づくのです。
そして父親と母親に構われる幸福な自分をイメージするのです。
そしてなんだか、それがとても懐かしくなるのです。
そのうち、なんだか泣けてくるのです。
でも、赤ん坊の頃の記憶なんか人間にはないんです。
だから思い出すんじゃないはずなのに、
勝手にイメージするだけなのに、
それでもなんだか思い出すんです。
それほど心に浮かんだそのイメージは、
なんだか無性に懐かしいのです。
あの歌詞が心に沁みてくるのは、その心があるからだと思うのです。
老いて行く姿もそうです。
それは今、目の前にいる親の姿ばかりではないのです。
むしろそれは、この先にある自分の姿なのです。
ぼくはそう思います。
その老いて行く自分の姿が、
忘れていた自分の赤ん坊の頃の幸福なイメージと重なっていくのです、
だからあの歌を聴いていると、自分の中のどこかがホッとする。
ホッとして、安堵して、安心する。
だから心が素直になって、いつか泣けてくるのです。
ぼくはそうです。
あの歌はだから、
今生きている人、全てを肯定する歌なのだと、
ぼくは勝手に思ってます。
人を前に向かせてくれる、
ぼくらに必要な歌なのだと思えるのです。
というねぇ奥さん、
本日もあてずっぽうを言いながら、
終了でございます。
では解散!
明日から出張の心だぁ!
またねぇ〜。
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(14:39 嬉野)
2009年8月4日(火)
嬉野です。
さて、夜の10時になりそうですが、
藤村先生はまだ編集室から出てまいりません。
この三ヶ月間、こもりっぱなしで編集をしておりましたが、
いよいよラストスパートでございます。
先生は、来週一週間お休みする計画でございますので、
最後の気力を振り絞っておるのだろうと推察いたします。
先週末の副音声録音でも、先生は帰り際に脱力していました。
疲れ果てておりました。
あの日も全力投球でございました。
過去に放送した番組を、DVDでもう一度見てもらう。
そのために三ヶ月間という時間を費やし再編集をするわけでございます。それもこれも面白いから費やせるのだろうと思います。
そして、やり始めたら案の定、
止められぬほど面白いのだと思います。
だから三ヶ月間も編集室にこもって編集できるのでございます。
つまり作り手は幸せなのでございます。
だから見るほうも幸せになれる。そういうことでございましょう。
いっけん、放送時と大差無く見過ごしてしまう箇所もございますが、微妙に編集を変えてきているところがございます。
毎回、繊細に作りこんでおるようでございます。
11年前の番組を同じディレクターが再編集するということは、
あれから11年の間に培った経験とその間に磨かれたセンスで再構築されるということでございます。
同じディレクターが繋ぐから、
昔の想いはそのままに、
そして今の感覚で新たに整理された分、気持ち好く、
あの日のままに面白く、可笑しく、
変わることなく笑えるのだと思います。
タレントは幸せだと思います。
本当にそう思います。
11年たっても、こうして時間をかけながら、彼らの魅力はメンテナンスされていくのですからね。時間の圧力に放置され、彼らの魅力が損なわれるという事がないのですから。
こんな贅沢な事ができるのも、
田舎ならでは、北海道ならではということに、
今の時代は、なっておるようでございますね。
ディレクターだったら、本当はみんな同じようにやりたいだろうになぁと、藤村先生はいつかポツリと言っておりました。
誰もがやりたいはずなのに、それをさせない何かがある。
それが今という時代なのだろうと、そう申しておりました。
2003年から始まった「水曜どうでしょうDVD全集化計画」も今年で6年目でございます。
この秋の10月28日に12弾は皆さんの手に渡ります。
まだまだ先のことですが、この先に楽しみが待っているのだと、
お思いになって、どうかこの先の人生をお励みくださいませ。
さて、今日は「徹子の部屋」に樋口了一さんが出演して、
「手紙」を歌ってましたよ。見ました?みなさん。
じゃ、また明日!
解散だ!
あしたもまた来いや。
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(21:53 嬉野)
2009年8月3日(月)
嬉野です。
先週末の金曜日に副音声の録音をやりましたよ奥さん。
久しぶりでしたねぇ、大泉さんとミスタさんにお会いしたのは。
今回のDVDは全11話も収録してますからねぇ、
どうでしょうDVD史上最長ですよ。
だって奥さん、ほぼワンクール分ですよ。
週一の放送だったら3か月分が詰め込まれてますから、
もうギュウギュウですよ。
だから奥さん7時間以上もスタジオにいましたよ。
帰る頃には藤やんも脱力してましたよ。
へとへとですよ。
その日はねぇ、ちょうど豊平川の花火大会でねぇ、
スタジオの窓から花火が見えてねぇ、夏の風情でしたね。
やっぱ、面白いね、アラスカは。
ということでね、
本日はこのあたりで淡白に解散しますよ。
じゃ、また明日。
明日またここで会おう!
あ!
樋口さん。明日「徹子の部屋」に出ますよ!
必見です!
そういえば樋口さん、
8月には青山円形劇場でライブやるそうじゃないですか。
「徹子の部屋」
心揺さぶる歌に黒柳も涙・樋口了一
放送2009年8月4日(火) 午後 1:20 ? 午後 1:55
シンガーソングライターの樋口了一さんが偶然出逢った作者不明の詞に曲をつけ発表した「手紙?親愛なる子供たちへ?」が今注目をあびている。年老いた親が自分の気持ちを託した歌詞はとてもリアルで、多くの人が自分の介護体験と照らし合わせ「感動した」と言ってくれるという。全部の歌詞を歌うと8分を越えるが全ての言葉を伝えたい・・ということで全編歌っていただく。
なのだそうです。はい。
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(17:16 嬉野)
2009年8月3日(月)
嬉野です。
先週末の金曜日に副音声の録音をやりましたよ奥さん。
久しぶりでしたねぇ、大泉さんとミスタさんにお会いしたのは。
今回のDVDは全11話も収録してますからねぇ、
どうでしょうDVD史上最長ですよ。
だって奥さん、ほぼワンクール分ですよ。
週一の放送だったら3か月分が詰め込まれてますから、
もうギュウギュウですよ。
だから奥さん7時間以上もスタジオにいましたよ。
帰る頃には藤やんも脱力してましたよ。
へとへとですよ。
その日はねぇ、ちょうど豊平川の花火大会でねぇ、
スタジオの窓から花火が見えてねぇ、夏の風情でしたね。
やっぱ、面白いね、アラスカは。
ということでね、
本日はこのあたりで淡白に解散しますよ。
じゃ、また明日。
明日またここで会おう!
あ!
樋口さん。明日「徹子の部屋」に出ますよ!
必見です!
そういえば樋口さん、
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(13:13 嬉野)
2009年8月1日(金)
嬉野です。
先日、掲示板に、ある奥さんから書き込みあり。
80歳のおじいいちゃんの運転するクルマが、
御主人のクルマに突っ込んでしまったそうで、
事故原因は、あきらかにおじいちゃんの一方的な過失だったようでありますよ。
御主人のクルマに同乗していたこの奥さんはびっくりしちゃって、
幸い双方に怪我はなかったけど、
でも、クルマは壊されちゃった。
なによもう〜って、
奥さんは、おじいちゃんに腹を立てていたんだそうな。
でも運転してた御主人は、
おじいちゃんに怪我なくて好かったよ〜と、
本当にホッとしている様子で、
突っ込んじゃったおじいちゃんも、そんな御主人に、
相手があなたのような方でほんとうに好かったと、
何度も何度も頭を下げてて、
その光景を見てて、
そんな二人のようすを見るうちに、
この奥さんはハッとしたんだそうです。
そして、自分はこの人の妻になれてよかったと思って、
「なんだか涙が出ました」と、
そう結んでありました。
好い話しだなぁと、わたしは思いましてね。
わたしもなんだかもらい泣きだよ。
で、なんでだろうと思った。
人の考えはそれぞれだから、誰かと誰かを比較しても始まらない。
この御主人を素晴らしいと思ったのはこの奥さんでね、
他の誰でもない。
でも、この奥さんは、
瞬間的にこの人の妻になれて好かったと思えた。
それは、「自分に一番大切な人と私は一緒になれていたんだ」という、モーレツな安堵感がもたらしてくれた感激だったと思うよ。
「この人が、自分の足りないところを補ってくれる」。
やっぱりそうだったんだ。
だから私は、この人を好きになったんだ。
この人が私の一番大事な人なんだ。
そう思えて、そう確信できて、
そしたら知らずに涙がでた。
そんなことなんだろうなと思った。
でも、人間の幸せってそんなところにあるよ。
自分の至らなさを、自然と補ってくれる人、
その人はさ、もう他人ではなく、もう一人の自分なのだよ。
その人と、一番身近な関係になれた安堵感というものが、人の人生にはあるということだよ。
あたしはそう思う。
自分に幸福をもたらさない神は、自分の神ではないという言葉を、
どこかで見たよ。
幸福をもたらす神の解釈はいろいろだろうが、
自分を生かしてくれる神のことだと、ぼくは思うよ。
人というものを「信じよう」と思わせてくれる者のことだと思うよ。それが、自分に幸福をもたらす神だと、ぼくは思うのだよ。
どうだろうか奥さん。
結婚はゴールではないよ、
むしろそこから人生が動き出すのだよ。
たぶんそうだよ。
そうだ。
樋口了一さん!
来週の火曜日。8月4日に、
樋口了一さんが「徹子の部屋」に出演するらしいよ。
徹子さんが号泣したらしいよ。必見だ!
それでは本日は、これにて解散!
また来週!
きっと来いよ〜!
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2009年7月24日(金)
嬉野です。
また来週の心だ!
無内容ですまん。
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2003年のどうでしょう班の動向が分かる、
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(17:35 嬉野)
2009年7月23日(木)
嬉野です。
掲示板に各地より、
日蝕見ました、見れませんでした書き込み多数もらいました。
で、その中から一個拾いました。
「町工場の日食
しい@滋賀
日食前後の数分間だけ晴れまして、仕事の手を止めて皆で見ました。溶接用の仮面を順にかぶり。老いも若きも職人も事務員も。凄いねと笑って、空を見上げておりました」。
鉄工所なんだろうかね、
あのお面ね、そうそう、
確かにあれだったら日蝕観測用として一番目に害が無いだろうさ。
私は読みながらさ、なんだかこの人たちがうらやましく、
この人たちが働く職場の人間環境がうらやましく、
みんなが、仕事の手を休めて同じ空を見上げるというのがね、
どうにも好ましく、
それも日常の生活圏の中での観測だから、
その何気なさがまたいいね。
こういう光景を垣間見せてもらうたびに思うよ。
人間が働くのには、ちょうど好いサイズってのがきっとあってさ、
この職場にも、そのサイズのちょうど好さを感じるよ、
オレも、「はい」ってお面もらってさ、
この人たちと一緒に空を見上げたいと思ったもんですよ。
案外ドラマのラストに使えるんじゃないかしらねぇ。
ということでね、
解散って書くには気が引けるくらい早い時間だが、
解散しますよ。
奥さんまた明日ね。
明日もまたおいで。
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(13:14 嬉野)
2009年7月22日(水)
嬉野です。
昨日、ここで、
明日もきっと来いと書きながら、
この時間まで何も書いちゃいなかった。
本日もみなさん御無事でした?
まぁいろいろあっても無事なら好かった。
札幌からは日蝕は見えなかったけど、
京都から見えたという書き込みが掲示板にあったな。
どれだけの人が見たかしら。
嬉野さんも見たかったが、
見えんかったわ。
じゃ、また明日。
解散。
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(19:40 嬉野)
2009年7月21日(火)
嬉野です。
明日は日食だそうで。
したが奥さん札幌はくもりさ。
それにこのところ天候不順で、
気温は20度を下回る日が続き夏という気がしない。
ようするに寒いんだよ。
五月の頃と同じさ。
去年ドラマを作った後で、実は思ったことがあるよ。
プロデューサーとは全体なんだろうということをさ。
そしてある時、ぼくは、ひとつのおとぎ話に想いが至ったよ。
それは「わらしべ長者」という話でね。
長者とは書いてあるが、この物語の主役は長者でもなんでもない、そればかりか何の取り柄も無いから職もなければ、住処もない。
いい年なのにそんな甲斐性なしだからいまだに女房もない。
しようがないからあてもなく歩いている。
それだけの男さ。
ところが、この男もよほど暮らしに困り果てていたのだろう、
ある晩、観音に祈願をした。
このまま暮らしが立たずば、オレは死ぬばかりだと。
観音よ、なんとか自分を救ってくれまいかと。
その夜、この男は夢を見る。
夢枕に清げなる人が立ち男に告げるのだよ。
明日の朝、おまえが最初に手にしたものを大切にするようにと。
そしてそれを持ち、西へ行くようにと。
翌朝、男は起き抜けに往来で転んだ。
転んだ男が起き上がる時、
その手の中にわらしべが一本握られていた。
最初に手にしたものを大切にしろという観音のお告げ。
それにしても、よりにもよってわらしべとは。
男は、どうして自分はこんなつまらないものしか手にする事ができぬ男なのだろうかと、おのれに寄り添うおのれの運命を嘆いたよ。
そうしてね、このわらしべを親指と人差し指でくるくるとつまみながら西へと歩いていった。
そのわらしべの先に不意に一匹のアブがとまった。
あてのない一人旅は退屈だったので、
男はこのアブにわらしべをくくりつけた。
アブは飛び去る事も出来ず、
わらしべの先でブンブンと羽を鳴らしている。
この光景が男にはちょいとおもしろかった。
空にかざして、ブンブン鳴るアブの羽音を聞きながら、
なんとか逃げ去ろうとがんばるアブの姿に飽きる事がなかった。
自分がすんなりおもしろがるものには、
案外と他人も興味を示すものでね、
そのアブが欲しいという子供が現れた。
見るとその子は牛車に乗っている。
身分のある家の子供だろうか。
気の好い男は、子供の従者にわらしべごとアブを渡した。
従者からアブを受け取ると子供は大層喜んで、
幸せそうな笑顔でおもしろそうにわらしべの先のアブを眺めた。
それを見て、男も、なんだか幸せな気持ちになっていた。
その男の手に、従者が瑞々しい蜜柑を握らせた。
男は、最初、その意味が分からなかったが、
従者はアブの礼だと言う。
去り行く牛車を見送りながら、
アブの礼に、こんな立派な蜜柑を三つもくれようとは、
金持ちとはずいぶん豪儀なものだと男はあきれたが、
次の瞬間、男は自分の手の中に残った三個の蜜柑の重みに奇妙なリアルを感じた。
わらしべが蜜柑三個になっていたのだよ。
男の脳裏に、もしやと、観音の導きという言葉がよぎった。
果たして、西へ向かう男の行く先に、喉の渇きを訴えて困窮する者が現れ、この者に蜜柑をやると、礼にと美しい反物を三反くれる。
この反物がやがて馬に変わり、
その馬が最後に家屋敷と田畑に変わる。
どうしてそう変わったかが気になる方は銘々で調べて欲しいが、
私が、言いたいことの範疇を越えているので、ここではそこまでの話はしない。
ただ、
どんなドラマを作るかという、
その思いつきは、
プロデューサーのものだということを、
私はぼんやりと思いついたという話だよ。
その思い付きには、大した才能は必要とはしない。
そう思って私は「わらしべ長者」の話を思い出したのさ。
わらしべの先にアブをくくりつけるように。
自分が、ピンと来た事を信じれば、
才能の部分は脚本家という作家が素晴らしい仕事をしてくれる。
だが、最初に手の中に何も無ければ、
いつまで経ってもその先はない。
何もないものは、どこへも動き出しはしない。
だから最初に手にしたものを大切にして、
つまり自分を無根拠に信じて、
その先にアブが止まるまであきらめない。
アブが止まった瞬間を見逃さず、
そのアブをわらしべの先にくくりつけて、
自分がおもしろいと思えるかどうか、
自分がおもしろいかもしれねぇと素直に思いさえすれば、
人という者は他人に話が出来るようになるもんだ。
そうして、話を聞いた作家がその気にさえなってくれれば。
そうすれば、物語はその後で作家が作り出してくれるのだよ。
おもしろい脚本が出来上がれば、
その役をやりたいと言ってくれるおもしろい役者と出会う。
その作家の本だったらやりたいというおもしろい演出家と出会う。
わらしべ長者の物語が示すように、
家屋敷や田畑が手に入る頃には、その最初にわらしべを拾ったことなど誰の記憶にもなく、口の端にのぼりもしないことなのだが、最初が無ければ結果もない。
なんの取り柄も無い男が拾ったそのわらしべが、
最後にはどれだけのものになるのか、
その行程を全部見ることが出来る。
それはプロデューサーだけが持てる醍醐味だと、
オレは思うよ。
人は出来る事をやればいい。
出来ない事は、他人の出来ることであったりするのだからさ。
そうやって、とにかく、
歩き出さねばならん時には、
背負う責任は単純に気軽にしていくと好い。
勝手な責任を感じて出来ない事まで背負うと、
本来出来るはずの事も出来なくなるのだからさ。
ということで奥さん。
この秋に撮影する2009年のHTBドラマも、
無事にわらしべの先にアブが止まり、
そのアブをわらしべにくくりつけて、
どんどんおもしろいことになり始めていると御思いください。
そのことの経過もね、
そしてさ、
このドラマが成功するか、失敗するのかも含めて、
今後、ここでドラマが出来るまで、
紹介していこうと思っているよ。
じゃ、今日はここまで。
奥さん、また明日。
きっとおいで。
解散だ。
DVDの討ち入りも続いておりますようで、
ありがたきこと限りなし!でございます。
どんどん!
藤村先生も鋭意編集続行中!
【「本日の日記2」発売中!】
2003年のどうでしょう班の動向が分かる、
「日記本2」が現在、おなじみの各所にて発売中です!
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(18:52 嬉野)
2009年7月17日(金)
嬉野雅道と申します。
先の七夕の日で50になりました。
「50」というビジュアルの直後に「歳」と並んだビジュアルを見ると、自分が軽いショックを起こすことに気付きました。
5月の末に鼻風邪を引いて熱を出しました。
一晩寝て熱は平熱に下がりましたが、その後、
慣れない頭痛が毎日続き、痛みで眠ることも出来ませんでした。
鎮痛剤を飲めば痛みは引くので毎日飲んでいました。
風邪引いてからずっと食欲が消えていました。
ですから別にそれは鎮痛剤のせいばかりではないようでした。
腹は減っているようでしたが「食いたいぞ!」というストレートな欲求が行方不明になりました。
食欲という大きな欲望がカスレてしまうと、
次に不安がやって来ました。
そして気力も行方不明になってることに気付くのでした。
長文メールを携帯から打つのが日課のようでしたが、
こらえ性がなくなり携帯メールはやめました。
そしたら腱鞘炎が治りました。
指の痛みの原因が携帯メールの両手打ちにあったのかと、
その時気付きました。
昨日。
不意に懐かしい感覚が戻ってきました。
普通に腹が減ってきました。
カレーが食いたいと思いました。
キャップを誘って食べに行きました。
食べながら「美味い!」と思っている自分がいました。
風邪でへこんだ身体が回復するまでに1ヵ月半かかったわけです。
勘弁して欲しいですが、そういう身体になったのです。
なんにしても慣れない自分で生きるのはシンドイということが今回初めて分かりました。
腹も減り、食欲もあり、気力もそこそこにはある、
長い年月やり慣れた自分であることが、なにより安心の元だということが分かりました。
奥さん。
やっぱ欲望って偉大よ。
生きる上でね。
あれがあるからその時だけは迷いなく生きてられるから楽なのよ。
夢中になれるってそういうことよ。
欲望なくなったら何するにも根拠がなくなるのよ。
そしたら人生味気なくなる。
だから生きるのシンドくなるのよ。
さて明日から三連休です。
元気で、また連休明けにあいましょうぞ!
解散。
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(19:21 嬉野)
2009年7月16日(木)
嬉野です。
北海道のこの涼しさ。
肌寒いくらいさ。
なのに、それ以南の土地にやって来た猛暑。
そんなに違うのねぇ。
それだからでしょうか、
昨日は、日が暮れてから、
討ち入りが加熱した模様でありますよ奥さん。
そして今回、初陣の方も多ございましたようで。
ありがたいことでございます。
香港へ行くんでもだまされて、
とにかく毎回だまされるもんだから、
これじゃぁそのうち詐欺師とかが寄ってくるよ藤村君と、
赤鼻の先生は言ってましたね、11年前に。
ミスターはアラスカで、かなりの数の駄洒落を連発してましたね。
未公開駄洒落も今回掘り起こされております。
ローソン屋敷の人もいろいろで、
でもわりに声をかけてくれる店長さんとかいるんだな。
「就職決まったの?」とか。
言われて鬱陶しいという人もいるだろうけれど、
嬉しい人もいるわけでね、オレも嬉しいほうだな、
掲示板で読んでいても、コミュニケーションが良好な様子が読み取れるのは微笑ましくて好い感じだ。
掲示板から、ちょっとした日常がさりげなく読めるのが、
好い按配だね。
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(14:38 嬉野)
2009年7月15日(水)
嬉野です。
只今!全国のローソン屋敷に!
討ち入り集中でござります!
子供を抱きながら討ち入る奥様方から、
討ち入り完了!の自己申告もうけたまわっております。
まことにもって勇ましい限り!
天晴れの極みでござります!
どんどん!
ねぇ奥さん。
どうでしょうDVDも、2003年の1月に最初の討ち入りから数えまして、今年でもう7年目でございますよ。
そのたんびに私嬉野も、皆様の勇を鼓舞せんがために、
討ち入りの太鼓を乱れ打ちに打ち続け、
すでに、その太鼓の皮も擦り切れてね、
今や破れんばかりでありますよ。
そろそろ張り替えないとね。先が長いから。
やり抜きましょう!おのおの方!
でまぁ、討ち入りも7年目という事でね、
すでに討ち入り慣れされた方々も、今回が初陣の方々も、
心は「常に初陣」の気構えで、己に厳しく他人に優しく、
10月の受け取り日を心待ちにしていただきたい。
今回のDVDの出し物は、
大泉洋が大石内蔵助で挑む「香港大観光旅」!
大泉洋がリバースで挑む!「門別沖 釣りバカ対決」!
そして大泉洋が、海パンで挑む「北極圏突入〜アラスカ半島620マイル〜」の豪華三本立てであります!
炎の料理人!大泉洋の登場であります!
爆笑必至でありますうぅー!
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(15:07 嬉野)
2009年7月14日(火)
嬉野です。
諸君!
いよいよ明日午前10時より。
どうでしょうDVD第12弾。
予約開始の運びと相なりまする。
討ち入りでございますぞ、奥さん!
覚悟は良ろしいか!
これは実戦であります!
くれぐれも混乱なきよう!
合言葉は、「三十路いななく・301779」。
ご町内、はたまた、お勤め先お近くのローソン屋敷ロッピーに、
明朝10時の鐘を合図に、攻め入りましょうぞ!
どんどん!
出し物は、大泉洋が大石内蔵助で挑む「香港大観光旅」!
大泉洋がリバースで挑む!「門別沖 釣りバカ対決」!
そして大泉洋が、海パンで挑む「北極圏突入〜アラスカ半島620マイル〜」の豪華三本立て!
ボリュームもどうでしょうDVD史上最大!
もうもう!牛牛(ぎゅうぎゅう)詰めであります!
お引渡しは10月下旬!
まだ出来上がってはおりませんが(編集中です)!
早々と予約開始でござりまする〜!
では、明日。
おのおの方。ぬかりなく、本懐を遂げられませ!
ひとまず、解散じゃ!
いやぁ、忘れるとこだった。
ぬかりそうだったのはオレだったよ奥さん。
どんどん!
あ!そうそう。
来月にはどうでしょう寺の雀も帰ってきますから。
お楽しみにお待ちくださいませ。
今は渡りの季節ですから。
あれ?
雀は越冬するか。渡らないね。
まぁ好いね。
すぐ帰って来るから。ね。
今月はいないの。
ね。
じゃ、おのおの方、明日ね。
討ち入り先で会いましょう!
返り討ちにあうなよ〜!
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(20:38 嬉野)
2009年7月13日(月)
嬉野です。
さて、どうでしょう寺の前は海水浴場になりまして、
藤やんの顔をした犬がずいぶんはっちゃきに泳いでおります。
夏ですなぁ。
スイカもあります。
氷屋も出ております。
遠くの空には積乱雲。
ねぇ。
携帯でばっかり読んでないで奥さん、
たまにはパソコン開いて見なさいな、日記をさぁ。
風情があるよ。
さて、七夕も終わりまして、
願い事の短冊も多数頂きまして、
ねぇ、叶うと好いよね、願い事さ。
出張からも戻りまして、
札幌の天候はどんより蝦夷梅雨でありますが、
ビシッ!と出社しております。
当たり前ですが。
出張中、東京のね、
地下鉄によく乗りましたが、
ホームで電車を待っとりますとね、
電車が入ってきますでしょう。
したらその銀座線の車体に知り合いの顔が張ってあんのよ、
洋さんの顔がさぁ奥さん、張ってあんのよ。
「すげぇなあいつ、電車に張り付いてるぞ」
と、思わず携帯を取り出しましてカシャッ!と一枚。
記念ですからねぇ。
さらに駅の構内を歩きますと柱に洋さんの顔がまたしても、
デカデカと張ってある。
指名手配でもないのにですよ。
これもまた記念にと携帯を取り出しまして、
カシャッ!
ちょっと好い感じのね、
東京土産が出来ました。
それではみなさん、今週も力の限り動き回ってくださいませ!
解散!
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(14:32 嬉野)
2009年7月8日(水)
嬉野です。
札幌は市内にも小高い山があって、
山の中腹に、日が落ちてから車でススイィ〜ッと上るとね、
札幌の街の夜景が見下ろせるからロマンチックらしくて、
小洒落た店もあったりするそうですが、
デカイ家もあったりする。
なんだか行っても行っても、
ニョキニョキとデカイ家が並んで建ってたりする。
所謂なんでしょう、
お金持ちの家と言いましょうか、
豪邸と言いましょうか、
社長、会長、CEO、
まぁ人生に成功したと言いますか、
オレたちゃぁやったゼ!とでも言うのでしょうかね、
方々がお住まいになっておられるわけで、
「あら、ここ好い。住みたいわ」と思ってしまう所に
住んじゃうのが、成功した人ということでもあるのでしょうか、
わかりませんが。
ま、往々にしてロマンチックな夜景が見えたりするところには、
成功した方々は住みたがるようで、
しかしながら奥さんねぇ。
そんなに人間成功しやしませんよ。
いっちゃぁなんですがね。
だいたい思い通りにはいかないのさ、人生なんて、
だからさぁ、昔はね、そういう状況の自分を、
演歌の人とかが、歌い慰めてくれてたように思うけど、
この頃はそういうところに商売の人が熱心でないのか、
それとも需要が無いから商売にならないのか、わかりませんが、
へたれた時にね、気安く慰めてくれるシステムが無い。
でも、人間、いつの世も恋や仕事であっさり深刻にへたれますから、そんな時にはね、
「人生そんなもんだろうがぁ!どんどこどんどこ」
みたいなね、
分かりやすく深い言葉で難しくなく、
かつ、力強く慰めてくれる歌がね、
演歌とか歌謡曲とかで、
街中やテレビやラジオから昔は聞こえてた気がするけど、
そういう、簡易慰労システムが世間から消えて久しいね。
これはねぇ、みんなが、どっかで貧乏臭ぇとでも思って嫌ったのだろうか、ここ20年くらいの間のどっかで消えたね。
なんか、どっかでみんな思い込まされてるんじゃない?
自分の人生だけは上手くいはずだって。
なんかそんな気がふとしたのよ、
際立って成功しなくたって好いじゃねぇか、
人間として普通に暮らす能力はあるんだから、
それだけあれば充分だろうおがぁ!
という雰囲気がね、
いつの間にか社会から無くなったから。
だから、へこんだ時は辛かろう、オレたち現代人。ねぇ。
へたれた時は、場末臭い横丁とかあると嬉しい。
安い食堂、安い赤提灯、そういうお店はデカクナロウという商売からはとうの昔に離脱して人情と心意気と人生の悲哀にシフトしてるから実のある客づきあいに重きを置いた人生のベテラン、苦労人の親爺やおばちゃんがいて、気さくに構ってくれる。
店内のインテリアも生活感あふれ、だから敷居は低く、へたれた自分の時でも居心地が好い。
そういうとこが人間には必要なのよ。
だって人間、そういつまでも立派ではいられないもの、
あっさりへこむよ、
それでも好いのよ。ねぇ。
だもんだから世間がね、
どこもかしこもハイセンスになってしまうとね、
いつか、へたれ者の行き場がなくなるね。
それは悲しくも辛い。
成功して巨万の富を得る人、そんなにいないんだから、
普通につましく暮らしてる人の方が楽しいと思える世間の方が正しいよ、
ねぇ奥さん。
「人は自分の属さないところに行ってはならない。道の向こうの家を天国と間違うな」ってボブディランは歌ったの?
なんか大事な言葉のように思ったんよ。
ボブディランもある意味苦労人なのかなぁ...。
ちがうか...、まぁ、いいわい。
とにかく、上手くいかん事の方が多いから、
そんな時でも、思わぬ拾い物をした気分になれるような、
生きてて好かった的な、そんな敷居の低い居心地の好い場所が今後も世間のどこかに存続しますように、と、
わたしゃ祈りますよ。
昨日の七夕は満月だったんですってねぇ、
掲示板で知りましたよ。
七夕ですからね。
掲示板を七夕飾りの短冊に見立ててね、
願い事書いて送ると、案外叶うかもしれませよ。
ねぇ、短く書いて掲示板におくりなさいな。
それが今年の七夕行事であります。
では奥さんまた明日。
解散。
解散してくださいよ〜。
晩ごはんの準備に散ってくださ〜い!
あっ!
また明日じゃなかった。
明日から出張だった。
そうだった!みなさんお留守番です〜!
すんませ〜ん!
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(16:43 嬉野)
2009年7月7日(火)
嬉野です。
えぇ、本日50になりましたらね、
掲示板に、いろいろの方々から、
「めでたい」とお祝辞を寄せてもらいまして、
ありがたいこっちゃなぁと、思いながら読んでおりました。
いや。マジでありがたいです。
ねぇ、お会いした事も無いのにね、
何してあげたわけでもないのにさ。
子供の頃は、幼稚園とかで七夕飾りやら笹の葉やら、
わいわいとみんなで作るような日だったので、
そういう日が誕生日だと、なんだか自分のことのようには、
思えなくてそのままずっと来たと思うよ。
七夕の夜は、たいてい曇りでね、
あぁ、また織姫も彦星も逢瀬にはならず、
色っぽい晩にはならなかったんだなぁと、
まぁ、そんな風には思わなかったかもしれないが、
天の川も見たことが無かったよ。
だから初めて空に銀河を見たのは北海道に来てからで、
ロケハンの夜に山の中にいてね、
不意に見上げたら天井は降るような星空だった。
息を呑む、という、あれだったよ。
生きていくというのは、進むばっかりでね、
帰る道はどこにもない。
この身に起こるいろいろの変化に戸惑いながら、
無くす物は無くすから、
あきらめるところは明るくあきらめなければならないのだろう。
そうしてとにかく前に進むしかないのが人生だろうから、
どんなカッコウになっても前に進んでいれば楽しくなるんだろうと、なんだか妙にそんな気がするよ。
なんだか、みなさんいろいろ、ありがとう。
お世話になってます。
じゃ、仕事に行くから。
これで解散です。
また明日。
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(13:48 嬉野)
2009年7月6日(月)
嬉野です。
明日から50です。
「おとうさんの50代はどうだったの?」と、
親父に電話して聞きてみたいものだけど、
ずいぶん前に死んじゃったので聞けなくて少し残念。
でも、さっきまで、鯨森惣七(くじらもりそうしち)という、
絵描きさんと近所の喫茶店で話していて、
鯨さんは60でも、やっぱり気持ちの好い絵を書いていた。
ぼくは絵やら映像やらを見た時の、
自分の脳みそが何かに触られるような味わいがやっぱり好きで。
絵はとくに「つー。すすいっ」と引かれた線にこそ味わいがあって、絵描きが引いたその線に「つー。すすいっ」と、脳みそが撫でくりまわされるのが気持ち好くて、心が落ち着くのね。
鯨さんは、見た目、でっぷりとした、気の好いおっさんだけど、
不良だったそうで、国語は「2」だったよと言うけれど、
人の気持をぐりぐりほぐす文章を書く。
鯨さんのヘタウマの絵とその言葉の世界を、
みなさんに見せたいよ。心が伸び伸びすると思うから。
その時が来たら、ここでも改めて紹介したいと思います。
とにかく、絵描き・鯨森惣七は、なんだかせっせと描いていました。えらいもんだと思いました。
それではみなさんまた明日。
解散。
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(15:35 嬉野)
2009年6月29日(月)
はい嬉野です。
2003年のどうでしょう班の動向が分かる、
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村上春樹先生の「1Q84」をお買いになるおついでに、
うれふじの「日記本2」も「なんだこれ?」と思いながらもお手にとられまして、あとは深く考えずにそのままレジの方へどうぞ。
ということで、先週末に「日記本2」のローソンさんでの受け取り及び店頭販売が始まりまして、さっそくお読みいただいたようで、思いのほか多くの感想をいただいております。
で、読みましたらね、皆さんに好評だったようで、好かったなと安堵したしだいでありますよ。
「写真集2」の売り上げにも影響している様子でね。
たしかに「日記本2」を読むと、写真集制作当時のことが熱心に書かれておりますから「写真集2」をお持ちで無い方は見たくなるのは人情でございますね。好いあんばいでございます。
ただ、楽しみにローソンへ受け取りに行かれて、
なぜだか受け取れなかった方が複数名おられたようで。
無念の涙を流されておられました。
お気の毒と言うよりほかなしでございます。
人間ですからローソンさんにも手違いという物はあります。
堪忍できぬ堪忍、するが堪忍でございます。
はらわた煮えくり返しつつも、そこは大人顔で、こらえてくださいますよう。
苦情もね、書いてスッキリするようなタイプの方は、掲示板に怨嗟の声をどしどし送っていただければ、私が読みますので遠慮なくどうぞ。で、書いた最後に、「あぁ書いてスッキリした!」という一文を忘れずに。
DVD第12弾の予約開始も来月7月15日(水)からと決まりましてね、予約番号→301779の語呂も、ちいっとも募集してなかったのに多数寄せられておりました。
このあたり古株のみなさんの天晴れ見上げた心意気でございますな。
さて、その中に、かそけき婦女子の方より送られた語呂で、
以下のようなものがありました。
【30(すぎて)いななく→301779】
激しいです。パッションですね。
なにを30も過ぎてからイナナクのかと思われるでしょうが、
やっぱり何がしかの決意表明でございましょう、
イナナクのでございますよ。30過ぎはね。
ヒヒーん!と、
パオーん!と。
意味不明でも好いじゃないか!と、
心意気だろう!と、いうね、
明快な意思表明ですよ。
気持ち好いですね。
じゃ、奥さん。
今日のところはこの辺で解散。
また明日。
(12:31 嬉野)
2009年6月26日(金)
嬉野です。
さて奥さん。
『本日の日記2』が今日から発売となりますのでね、
ロッピで1回目予約をしていただいたみなさんは、
さっそくローソンさん店頭でお受け取りください。
2回目予約の方々は7月3日よりのお受け取りとなります。
そして本日より店頭にても販売とあいなります。
販売場所はHTBオンラインショップ。
HTBグッズ取扱店さん。
加えて、今年も全国の紀伊國屋書店さん。
三省堂書店さん店頭にも並びます。
『本日の日記2』。これ本当に面白いのでどうございます。
どうぞお求めくださいませ。
さぁそして、続きましてのお知らせは。
現在藤村Dが鋭意編集中の水曜どうでしょうDVD第12弾の発売日!
これが、今秋10/28(水)と決定されました!
ですので、いよいよ来月7/15(水)より予約開始とあいなります。
諸君討ち入りの日も近うございますぞ!用意は好いか!心して掛かられませ!
『香港大観光旅行』
『門別沖 釣りバカ対決』
『北極圏突入〜アラスカ半島620マイル〜』
どうでしょうDVD史上最長11話収録の長尺ものとなります『どうでしょうDVD第12彈』。
ローソンロッピー1回目の商品番号は「301779」でござる。
価格は4,179円(税込)、総再生時間4時間以上(予定)、
予約特典ポストカードセット(10枚入)付。
どうぞよろしく。
(11:37 嬉野)
2009年6月25日(木)
嬉野です。
出張から戻りました!
札幌も盛夏になっておりました!
愛想無しでしたが、
また明日から、よろしくね。
じゃ、今夜のところは、
晩御飯を食べに帰ってもいいですか。
好いです。
そーですか。
解散!
【「本日の日記2」予約受付中!】
当ホームページの日記をまとめた「本日の日記2」。ローソン・ロッピー端末で予約受付中!【商品番号:079421】
(19:51 嬉野)
2009年6月23日(火)
ただ今、出張中でございます。
すみませんが、みなさん、お留守番よろしくお願いします。
じゃ。
ということでね。解散。
ごくろうさん。
【「本日の日記2」予約受付中!】
当ホームページの日記をまとめた「本日の日記2」。ローソン・ロッピー端末で予約受付中!【商品番号:079421】
(17:22 嬉野)
2009年6月19日(金)
うです。
じゃぁ奥さん。また来週!(笑)
解散!
【「本日の日記2」予約受付中!】
当ホームページの日記をまとめた「本日の日記2」。ローソン・ロッピー端末で予約受付中!【商品番号:079421】
(17:51 嬉野)
2009年6月18日(木)
嬉野です。
藤やんは今日も編集で追い込んでいるから日記を書けない。
分かりますね奥さん。
それで、嬉野さんが今日も日記を書きますが、
「私は藤やんが好いです」。とか言われても困るわけだよ。
分かりますね奥さん。
好いじゃないのよ嬉野さんだって。
と、いうことでね。
本日も書き進めますが、
さてと。
福岡伸一さんの「生物と無生物のあいだ」という本を読んでまして。
分子生物学のことなんかが書いてあってね。
どうしてだろう、読んでいると引き込まれるよ。
おかしいよね。内容をちゃんと理解できているか怪しいのだよ。
だって、ここで書けないもの。
こんなことが書かれていますって。
だから、所詮は分かった気になっているだけのことだろうと思うのだよ。
でもね、それにしても夢中で読んでいるのだよ。
ぼくの家系はね、奥さん。
文系なのだよ。理系のかけらも無いくらい文系なのだよ。
でもなんだろう。
理科的なものに心強く引かれることがあるよ。
20代の頃にライアルワトソンさんの「生命潮流」という本が流行ったことがあったよ。
1980年代だったね。
あれを読んでからのような気がするよ。
その頃の嬉野さんは気持ちが孤立していたね。
そういう気持ちの人間に自然科学は合っていたのかもしれないと、今になって思うよ。
自
然の営みには一定の秩序があるからね。誰かが報われて誰かが報われないということなどないのだよ。全てのものがおのおのの働きを続けて秩序があるからね。
ぼくら人間の体のしくみにしたっておそろしく巧妙に考えられているよ。その仕組みを科学者がこつこつと解き明かしていく。謎が謎を呼ぶようなミステリーの
世界だよ。
そしてこの世にあるものの全てがさ。物理学の法則に乗っ取っていて、どんなに巧妙な人体の仕組みでも全ては物理学で説明のつくことなのだそうだよ。
それでもね。それでもと、ぼくは思うのだよ。
そんな巧妙な事を、いったい誰が考えたんだい?と。
そのことを思うとね、急に神秘という不確かなものが顔を出すよ。
その辺りが、嬉野さんには、たまらないのかもしれないよ。
い
ずれにしても、自然科学系の本を読みつけていると、気持ちが孤立したときに心が和むよ。分子というものは、ずいぶん忙しく働いているようだからね。ぐれた
り、すねたり、ずるしたり、いじめたりする暇が無いのだろう、だからだろうかね、読んでいて、心が健全になるよ。好いものだよ。お勧めだ。
じゃ、奥さん。
また明日。解散。
あ。そうそう。
あれから、毎日、ちゃんと掲示板は読んでるから、書きたいことがあったら書き込みましょう。話は聞きます。
「日記本」のお試し読みのコーナーが出来ていますので是非ごらんください。携帯からもアクセスできます。
【「本日の日記2」予約受付中!】
当ホームページの日記をまとめた「本日の日記2」。ローソン・ロッピー端末で予約受付中!【商品番号:079421】
(16:15 嬉野)
2009年6月17日(水)
嬉野です。
奥さん。
「日記本」のお試し読みのコーナーが好評です。
あれをお読みになって「あら、おもしろそうね」と、予約される奥様方が続出です。
いやぁ思いついたことはやっておくもんですね。
実に我々の思う壺の展開です。ありがたい。
ということでね、
あまりですねぇ、
こういうふうな調子に乗った書き方をしておりますとですねぇ、
怒りに近いお叱りを受ける時代でございますので、大概にして。
あ。そうだそうだ。携帯からもですねぇ、
お試し読みできるようになりましたからねぇ、
ぜひ、そちらからもごらんください。
「あら、おもしろそうね」ということでね、
携帯からも、またぞくぞくと...。
いやいや...そうじゃない、そうじゃない。
さてと、いうことでね。
この前ね、「小さなお悩み募集係り」宛てにね、
「死ぬ事と生きる事はどっちが大変なのでしょう」
みたいなのがありました。
いろんなお悩みがあるもので。
そんなこと私なんかに聞かれてもという話ですが。
第一ね、小さいかい?テーマ的にそれ?
ただね。
我々生きている人間は、どっかでね、
死ぬということも、生きる事の延長として考えている節があるなぁ、と。ある時、そう思ったのでございます。
その話をこの際しますよ。
戦時中の話ですが。
「大陸打通」という作戦があったそうで。
詳しくは知りませんが、NHKの番組で見て知ってね。
私は、ひじょうに興味深く当時の兵隊さんの体験談を聞いたわけです。
その「大陸打通」という作戦が、また実にひどい作戦で。
どこから話を始めれば好いのか。
つまり、その、肝はね、石油の話なのです。
飛行機も軍艦も、みんな石油を燃料にして動くものですから。
どんなに凄いものでも石油が無かったら動かない。
最新式の高価な飛行機も巨大な軍艦も高性能な戦車も、
石油が無かったら動かない。
動かなかったら、とにかくただのガラクタです。
そんなバカな!あんなに予算を使って作ったのに!
だって動かないんだから活躍出来ないでしょ!
そーでしょ!
敵を前にして動かなきゃ!そんなもんガラクタでしょう!
そりゃそーだ...。
よし!だったらなんとしても石油の確保だ!
しかし、その石油資源が日本には無かった。
だから日本には、石油資源を求めて南方へ進出していったという歴史があるわけです。
太平洋戦争で、そんな日本がアメリカに押されて、
負けだして、日本軍は飛行機もほとんどアメリカ軍に落とされて、軍艦も沈められて、空も海もアメリカ軍に制されて。
そんな不利な状況で、日本から、のこのこタンカー出して南方まで出掛けようものなら奥さん、途中で偵察機に発見されて、潜水艦の魚雷にアッサリ沈められてしまうわけでね、八方塞ですよ。
こんなんで、どうすれば南方まで石油調達に行けるのだ、といった状況に追い込まれて、そこで窮余の一策で思いついたのが「大陸打通」という作戦だったそうで。
つまり。言い分はこうです。
空も海もアメリカに押さえられているからといって、
手をこまねいているわけにはいかんだろう!
そーだ!
だったら陸路で行こうじゃないか!
と、いうことだったそうで。
つまり中国大陸を南に歩いて、
徒歩でベトナムあたりまで行くということでしょうか。
遠足で、行く先がベトナムというのはべらぼうです。
そんなこと聞いたら全校生徒がびっくりします。
ブンブンクンバンなんてもんじゃないですよ。
普通の神経だったらだれも思いつかない発想でしょう。
でも戦争に負けてると、責任者はだんだん神経が普通じゃなくなっていくんでしょうか、思いついちゃった。
で、日本軍は、徒歩で「大陸」を南下し、途中にあるアメリカ軍の陣地を撃破する。そして南方への道を「打ち通す」。
そこで「大陸打通」という作戦名がついた。
で、その行程、徒歩七ヶ月と聞きました。
七ヶ月!
七ヶ月かけて歩いて、そこで戦争をして帰って来る。
帰りはまた七ヶ月かかるんでしょうか???
「打通」に成功したとして、南方の石油は人が背負って日本まで持って帰るんでしょうか????
みたいな話でね。
成功しても意味の無い作戦だったわけです。
とにかく片道七ヶ月歩くって考え方が尋常じゃない。
けれど、その尋常じゃない作戦が正式に発令され、
正式に命令を受けたからには、兵隊は実行するしかなかったという時代だったそうです。
その行軍が悲惨だったと、お爺さんになった兵隊さんはテレビカメラの前で語っておりました。
行軍を急ぐあまり、不眠不休に近い状態で兵隊は歩かされる。
両肩にたすきにかけた重いカバンの紐が歩くたんびに肩で擦れる。
やがてそのうち赤く腫れ、皮がむけ、出血し、傷になる。
それでも歩き続けるから、また擦れて、傷は深まり、傷口は膿んでくる。それでも兵隊は歩かされ、傷口はまた擦れて、傷は、ますます深くなる、しまいには膿んだ傷口から蛆虫が涌いてくる。
ゆっくり眠る事もできない。
お布団で休む事も無い。
食事も満足な物は食べられない。
お腹を空かせて。
楽しみは無い。
ただ毎日苦しくてたまらない。
だけど、苦しい毎日は終わらない。
いつまでたっても苦しさから解放されない。
苦しくてしょうがない。
辛くてしょうがない。
「や〜めた」とは言えない時代だったのです。
逃げたら脱走兵です。罪人です。銃殺かもしれない。
でも銃殺されてそれで終わりじゃない。
国の家族は罪人の家族と言われ、親兄弟、親戚に迷惑が掛かる。世間から非国民と言われ、差別され、大好きな親兄弟に悲しい思いをさせる。親不孝はしたくない。小さな兄弟たちを泣かせたくはない。もう、逃げてくとこなんかどこにもない。
それに自分だってお国のためにこんなに頑張ってきたのだ。それなのに、ここまで来て罪人のように言われたくはない。
でも、この苦しさからはもう解放されたい。もう耐えられない。
それでも、今日も明日も歩き続けなければならない。
苦しいよぉ苦しいよぉ。
やがて、疲れた兵隊たちから、悲しい声が洩れてくる。
「なぁ、死んじゃいかんのかなぁ」
「死にたいなぁ」
「死なしてくれんかなぁ」と。
みんな真剣な目をして死を考え、死を望むようになるのだ、と。
その話をねぇ、聞きながら思いました。
人が死にたいと思う時、
それは生きているのが苦しいからなのだと。
生きているのが苦しくて苦しくて、逃げ場も無く、
我慢できなければ、人は真剣に死にたいと思うものなのだ、と。
そして、人が真剣に死にたいと思うのは、
死んだら楽になれるはずだと、そう思うからだ、と。
死なずに楽になれる道が他にあれば、
誰も死にたいとは思わない。
誰も死ぬことなど思いつきもしない。
楽になりたい一心で、
人はある時、死ぬ事を真剣に考え始めることがある...。
だったらそれは理解できることだと。
あの時ぼくは妙に納得したのです。
今はもう、大陸打通を命じられる時代ではないけどね。
それでも死にたいと思う人はいる。
自分の人生が苦しいというのは、それぞれの主観ですが。
それぞれの苦しみは、それぞれの人の胸の中で猛烈に炎上しているはずなのだから。だから、その人たちは毎日その火に焼かれているのだろうなぁと思うのです。
泊まってるホテルが火事になって、
気がついたら自分の部屋まで燃え出していて、
熱い熱い火炎に煽られて、火に追い詰められて、
でも自分の部屋は地上20階で、
窓から飛び降りたら、自分の命がどうなるかなんて、
分かりきったことですが、
それでもね、もうだめ、もう焼かれる、
そう思うところまで火の手が寄せてきたら、
ぼくらは、一人の例外も無く、
窓から飛び降りるのではないでしょうか。
たとえ死ぬと分かっていたとしても。
ぼくらはただ、耐えられない苦しさからは逃れたいのですよ。
楽になりたいのです。
あぁ。
それは、誰の心にもあることだなぁと、
当たり前のこただなぁ、と、その時思ったのです。
死ぬ事と生きる事と、どちらが大変ですか?
だから答えはこうです。
自分が楽になる道が、ほかに何一つ見つからないと思えば、
人は死にたいと思うということです。
反対に、生きていて苦しくもないのに死にたいと思う人はいないのです。
幸せなら、誰だって生きていたい。そう思う。
不治の病で死をほのめかされれば、誰もが死にたくないと思うように。だれだって、本当は死にたくは無いです。
でも、死ぬほかに自分が楽になれる道が見つからないと思ってしまえば、やがて人は死ぬ事を真剣に考えるようになる。
考えたくもない悲しいことを考えるようになるのです。
その状況は悲しい。
でも、そう考えることはまったく不思議なことではない。
まったくおかしなことではない。
精神を病んでのことではないのです。
人は、状況次第では、そう思ってしまって当然だと。
この頃ぼくは思います。
だから「死ぬなんてダメだ」とは、
ぼくは、もう言えないでしょうね。
「死にたい」と思っている人の心の中の炎上を思えば、
無理も無い、そうとしか思えなくなってしまったのです。
その人は逃げ場も無く、ひとりで火に怯えているのだろうと思うから。
でもね、この世には、死んだ人はいないから。
死んだ人は、もうどこにも生きていないから。
死というものが、どんなものなのか、それは誰にも聞けないことなのです。
楽になりたいと思って死んだとしても、
死んでいった人たちが、
そのあと楽になれたかどうか、それを保障してくれる人は、どこにもいないし、語ってもくれない。
死にたいと思うのは、
いつの世も、
ひとつの例外も無く、
生きている人なのです。
その生きている人、つまりぼくらが、人生に悩み、苦しくてたまらなくなってしまったある時から、真剣に「死ぬ事」を考えるようになるのなら、
その時、生きているぼくらは、
「死」に、ある種の「解放」を期待するようになっているのです。
その時の「死」は、だから、
あくまでも「生」の延長として、
ぼくらに認識されているはず、だと、ぼくは思います。
なぜなら、「楽になった」とホッとできるのは、
生きているぼくらだけなのです。
ホッと安楽に安堵できるのは、生きている限りのことなのです。
それくらい、
生きているぼくらは、死を経験することはできない。
違うでしょうか。
だからぼくは思うのです。
ぼくらが望む時の死が、「安楽」や「解放」を望んでのことであるのなら、その「死」は、どこまでいっても生の延長でしかないのだと。
だから。
生きる事と死ぬ事はどちらが大変なのだと、
生きているぼくらに、比べる事など、できはしないのです。
それくらい、生きているぼくらは、本当の死のことなど理解することは出来ないのだと思うのです。
ぼくらが願望する死は、あくまでもぼくらが用心深く渡る、生というロープの一部に張り付いているものでしかない。
そこでロープを踏み外したとても、落下した先に、ぼくらの疲れた身体を柔らかく支えるネットを期待するのは幻です。
ぼくらが「死にたい」と思うのは。
ぼくらが皆、日々を幸福に生きていたいと切望する者だからです。
幸福でありたいと望む者、それが、人という生き物だと、思うのです。
他人の心の内がどうなのか。
それをほんの少し思うことなら、ぼくにも出来る気がします。
出来ない事は出来ないと、ぼくはドライに考えるけど、でも、出来ることはすべきだと思っています。
誰もが、出来る事をするなら、世の中は、ほんの少しかもしれないけど優しく穏やかになるのではないでしょうか。
それだけで、ある人には逃げ道ができるかもしれない。
そうしたら、窓から飛び降りる事はしないで済むようになる。
そんな気がします。
いずれにしても当事者にならなければ分からないことがある。
そして、いつぼくらは当事者になるか分からない。
ぼくらの状況はそれぞれだけど、
ぼくらは、皆、同じ立場に身を置いているのです。
いざとなれば、皆、同じ身の上なのです。
そんな気がします。
ま。あれだな。
こんな事書いたら、また世間の人に叱られるな。
まぁ、いいか。
じゃ、奥さん。
本日はここまでだ。
また明日ね、解散!
【「本日の日記2」予約受付中!】
当ホームページの日記をまとめた「本日の日記2」。ローソン・ロッピー端末で予約受付中!【商品番号:079421】
(18:47 嬉野)
2009年6月12日(金)
はい。
嬉野であります。
藤村先生。昨日は日曜にも係わらず自主的に出社!
そして日がな一日DVD編集に邁進!
本日も出社。邁進!
明日も出社!邁進!
あさっても出社!(あたりまえか)
しかしながら、かつて無いまでの邁進ぶりであります。
それほどまでの過密スケジュールでの作業ぶり!
しかしながら面白いのだそうです。
やり始めると止められんのが「どうでしょうの編集」であります。
いったい我々は、あの六年間、何をしていたのでありましょうか。いったい何がそんなにいつまでも面白いのでありましょうや。謎多きローカル番組「水曜どうでしょう」!
そして本日も告知!
「日記本2」の試し読みのページが出来ました!
試し読みにいたるまでの手順をこの場で御報告いたします。
上にある日記本の写真をクリッククリック!
そうするとアホな日記の中身が一部読めます、はい。
今週中には、携帯からも読めるようにいたしますので、
どうぞお楽しみに。
YOSAKOIも終わりました。
たくさん見ていただけたようで視聴率も20%を越えました。
ありがとうございました。
踊り子の皆さんお疲れ様でした!
今年も平岸天神さん優勝でございました。
おめでとうございました!
それでは、本日はこれまで。
解散であります!
【「本日の日記2」予約受付中!】
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(18:22 嬉野)
2009年6月12日(金)
はい。
嬉野であります。
日々の徒然(つれづれ)を書きなぐっております、
どうでしょうディレクター、うれふじ両名の本日の日記。
この六月に2冊目刊行とあいなっております。
で、このたび、
新刊となりました「日記本2」の試し読みのページが出来ましたので、試し読みにいたるまでの手順を御報告いたします。
上に日記本の写真ありますでしょう?
ここをクリッククリック!
アホな日記の中身が一部読めますですよ、はい。
来週中には、携帯からも読めるようにいたしますので、
どうぞお楽しみに。
ということで、本日は商魂たくましく、
販売促進の営業日記でございました!
本日、札幌もあついです。
ことしもHTBは、YOSAKOIで熱いです!
北海道にお住まいのみなさん。
明日あさってのYOSAKOIは、HTBで!
今年も日曜のファイナルはHTBでご覧くださいませ!
【「本日の日記2」予約受付中!】
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(13:10 嬉野)
2009年6月10日(水)
嬉野です。
今日の一件。
●漠然とした小さなお悩み●
夜に、なんか漠然とした不安感に襲われたらどーすればいいの?うれしー
○嬉野さんの気休め回答○
まったくです奥さん。
人生なんて不安ですよ。
自信がある時は自信があるから不安なんて感じないけど、
その自信なんてものには実のところ何の根拠もないから、
何かの拍子で、あっさり無くすよ。
そういうもんだよ。
たとえば誰かの言った、たった一言を聞いた瞬間に無くなったりする。
したらもう勝手に真っ青だよ。
そうしたら、漠然とした不安感というやつが容赦なく襲ってくるわけだ。
こいつはもう時と場所を選ばないから始末に悪い。
夜更けに、ひとりでいる時に思い出しちゃて、急に気持ちがぽつんとしちゃって、
逆落としに気持ちが落ち込む。
ある。そういうの、ある。
そういう時には攻撃的な性格にスイッチするしかないと、オレは思うね。
つまり刀を抜くわけだよ奥さん。
ギラリとしたものを抜き放つ。
だって、漠然とした不安感が襲って来るわけだから。
でしょう奥さん。
襲ってくるわけでしょ。
だったら抜くしかない。
襲ってこられたら、もう抜くしかない。
来て欲しくない奴が来た時は、「来やがれ!」と、
こっちのほうから攻撃的な気持ちでむしろ相手を向かえるほうがいい。
自信を無くしてる時は気持ちが弱くなってるはずだから、
オレもずいぶん矛盾したことを言うようだけど、だけど奥さんお薦めだ。
気持ちがしぼみそうになったら、反射的に刀を抜く。
そうして心の中で言ってやるんだ。
「やってやる」と。
いいかい。
気休めを言ってるんだよオレは。
オレの矛盾点とか、非科学性とかを、
ここでいちいち厳しく突いて来ちゃだめだよ。
今、話してるのは気持ちの問題なんだからね。
矛盾してたって好いじゃないのよ人間なんですから。
そのくらい勘弁しなさい。そうでしょう。
という広い心で。
でもオレはそう思うよ奥さん。
気持ちが落ちたら反射的に刀を抜く。
そうしてね。
「やってやるんだぁ」と言ってやる。
分かってるよねぇ?
人に対してじゃないよ。分かるよね?
漠然とした不安感に対して言ってやれと、オレは言ってるわけでね。
具体的な人に対して刀を抜けなんてなことは言ってないわけだ。
オレが小学生の頃に親父がしてくれた話があるよ。
江戸時代の話だよ。どこから仕入れてきた話だったか忘れたが、
こういう話だったな。
ある藩に悪い奴がいるんだ。(いきなり頭の悪そうな表現であれだが我慢してくれ)
こいつが原因で領内が腐敗しているんだな。(一方的な展開だがこらえてくれ)
でもこの悪い奴は権力の近くにいるんだな。
それだもんだから、なかなか意見する事が出来ない。
そこで藩内の有志が集まってこの悪者を粛清する。(ここで、嬉野さん!テロはダメでしょ!とか言わんでくれよ、昔話なんだから)
ある晩、この悪い奴を誰かの屋敷に招いて、そこで殺害するんだけど、
斬られて、その悪い奴は言うんだね。「おのれ、七代祟(たた)ってやる」と。
発されたその一言を聞いて、その場に居合わせた者たちの心は凍りつくんだ。
それくらいその悪い奴は恐れられていたし、実際実力者だったし、意思も強い男だったし、
めんどくさい奴だった。だからみんながビビッていたわけだし、それで誰も文句が言えず、藩は、そいつ一人に牛耳られ領内は腐敗していったわけなんだからね。
そんな強力な男を自分たちは斬った。
それだけでも大緊張だったはずなんだ。
怖かったはずなんだ。いろんな意味で。
そこへもってきて、最後にもの凄い顔で睨まれて、
「祟ってやる!」と凄まれた。
それも自分だけではなく七代先までも。
その一言で、その場に居合わせた全員の意思が萎えた。
それほど、その一言はみなの心に黒々とした影を落としてしまった。
あっという間に全員が後悔し始めた。
そうなると気持ちというものはどんどん萎えていく。
もう止められない。
その時だ。
その場にいた一人の侍が高笑いを始めた。
藤やんみたく笑ったわけだねぇ。「ガハハハ!」と。
みんな訝しく思ってその侍を見た。
その侍は豪傑だったんだねぇ、つかつかと皆を掻き分けて、その斬られた悪い奴の前に出てきた。そうして言ったんだね。
「よし、分かった」と。
みんなは、この侍が何を言い出すのだろうと固唾を呑んで見守った。
侍は続けた。
「よ
し分かった。七代祟ってみるがいい。だが、おのれに本当にそんなことが出来るものかこのオレが見届けてやる。よいか、今からオレがおまえにとどめを刺す。
その首を切り落としてやるから、お前は切られた首で、その目の前にある柱に喰らいついてみろ。見事喰らいつけば、その時は、お前の力を信じてやる」
そんなことを言ったんだねぇ。
なんてことを言うんだ、怖いじゃないか。まったくなんて展開なんだ、帰りたいぞ、と、その場に居合わせた侍たちは益々腰が引けてきた。
斬られた悪い奴は怖ろしいくらいの根性の男だったので「よし!望みのとおりにあの柱に喰らいついてやる。見ておるがいい!」こう言い放って、もの凄い形相で柱を見据えたんだねぇ。
さぁ、みんなはもうどきどきだよ。
もうもう漠然とした不安に教われるなんてもんじゃない。恐怖のどんぞこだ。
そんなみんなの怖気をよそに豪傑は刀を振り上げ、一刀のもとに悪い奴の首を切った。
次の瞬間、その場に居合わせた者、全員が、歯の根が合わないほどに驚愕した。
あろうことか、首だけとなったその悪い奴が、ガツンと柱に噛み付いていたわけだ。
あぁこれで七代祟られる!やっぱりあいつは只者じゃなかったんだ!
どうしよう〜!と。
腰を抜かす寸前までに皆の心の中を後悔の嵐が吹き荒れたんだねぇ。
その時、首を切った豪傑侍が晴れやかな顔で言ったんだ。
「よし。これでもう大丈夫だ」と。
皆はポカンだった。
「何が大丈夫なものか。だって見てみろ、ありえない意思で柱に喰らいついてるじゃないか」と。
豪傑は答えた。
「そ
う。それだよ。あいつは首が飛ぶ直前、柱に喰らいつくことだけしか考えていなかったはずだよ。何としてでもあの柱に喰らいついてやる!絶対喰らいついてや
る!ってね。その事だけをひたすら念じて、その結果がこうだよ。やつの最後の望みはこうして成就されたわけだ。当然オレたちに祟る事なんか考えてる暇はな
かったはずだよ。だからこいつの恨みはこの柱に喰らいつくことで終わったんだよ。」
そういってまた面白そうにカラカラ笑ったんだね。
その話を聞いた侍たちは、「なるほど」と思い、皆一様にホッとして明るい気持ちになってしまったんだね。
そしたら、さっきまであんなに怖かった柱に喰らいついてる首が怖くなくなってしまったんだね。なんだか、可笑しなものに見えてきた。
そんな話だったよ。
この話の、どれひとつにも何の根拠も無いよ(笑)。
実話でも無いかもしれないよ(笑)。
オレに話してくれた親父ももう今生の人ではないしね。
誰もこの話の信憑性に責任はとってくれない。
そんな与太話のたぐいですわ。
でもね、
人の心の弱さや、
考え方ひとつで、同じものがまったく違って見えるという人の心は、
この通りのような気がするんだよ。
飛んだ首が柱に食いつかなかったらなかったで、
「ほうら見ろ」と豪傑は笑って済ませたかもしれない。
それでも、侍たちは、ホッとしたかもしれない。
どっちにころんでも成功する策を、この豪傑は思いついたんだね。
そうして心の隙間に忍び込んでしまった暗い影を、この一策で吹き飛ばしたんだね。
怯えた気持ちのままで、事を終わってはまずいと豪傑は考えたのだろうね。
だから、突飛なことを言い出した。
そして、見事にその場の空気をガラリと変えることに成功した。
自分だけはいつも幸せでいたいと思う心が、人の心を弱くするのだと、ぼくは思うことがあるよ。誰だって幸せと平穏は失いたくないから無理も無いよ。
でも、不安な影が寄せた時は、戦わなくてはならない。
不幸せにするというならしてみろと。
どん底に落ちてもまたそこから始めてやると。
それが闘志を燃やすということだよ。
不安な黒い影は自分の心が作り出すものだから、そいつの始末をつけられるのは自分だけだと、オレは思うよ。
だったら奥さん、ギラリとしたものを抜くしかない。
そうして心の中で言ってやるんだ。
「やってやる」と。
以上、本日の気休めでした。
気休めだが、これが案外と効くんだな。
あ、反論されても困るよ。言っとくよ。
では、奥さん。
本日も解散です。
掲示板を読みまして、個別具体的に何か言ってあげたい深刻な書き込み、ずいぶんありました。でも読みながら思いました。その方々はどの人も真剣に自分の人生と闘っておられると。
応援しております。
この二日間、書き込まれたもの、全て読ませていただきました。
応援しております。勿論口先だけでございます。
それでも応援しておりますの想いもまた本心でございます。
私に出来ることは気休めを言う事くらいでございます。
それしか出来ないのでございます。
そして、ただこの場所から見ております。
これからも読ませていただきます。
書かれたことは読みます。
そしてたまに気休めを言わせていただきます。
私に出来ることはそれくらいのことでございます。
出来る事だけはしようと思っております。
以上、おしまい。
すやすや眠れ。また明日。
【「本日の日記2」予約受付中!】
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(19:39 嬉野)
2009年6月9日(火)
嬉野です。
今日の一件。
●小さな疑問から生じる悩み●
嬉野先生はどうかんじますか?
赤ちゃんが泣いて生まれてくる訳。
笑って生まれてきたってイイのに。
○嬉野さんの気休め回答○
あぁ、そうだね。
おかあさんやおとうさんと対面できるのにね。
おとうさんもおかあさんも、
生まれてくる子のことを待っているのに、
泣く事ないよね。
でもまぁ、泣きながら生まれてくるんだから、
生まれてくる子供には、泣きたい理由があるんだろうさ。
そのことは事実として、
押さえてあげたほうが好いかもしれないね。
きみや、ぼくらはもう覚えてないけどさ。
きっと泣きたい気持だったんだろうよ。
転校生だって、みんな不安だしね。
転勤していくお父さんだってきっと不安だろう。
だってさ。
越していった先が今より好いとこかどうかなんて、
最初は分からんからね。
それでも越さなきゃならないから転向したり、転勤したり。
ついてくおかあさんだって、知らない土地で、知り合いもいないし、土地勘もない。心細い事ばかりだよ。
前の土地ではいろいろなことが上手くいってたけど、
新しい土地でも上手くいくだろうか。
不慣れな環境へ出て行く不安ていうのは、
生まれる瞬間にもう経験していたことだったんだね。
その不安を知る事からぼくらの人生は始まっていたんだなぁ。
それでも皆、転勤したり、転向したり、引っ越したり。
違う仕事に就いたりしなくちゃならない時がある。
子供は、どうしておかあさんの体の中から、
外の世界へ出てくるのだろうね。
おかあさんのお腹の中は居心地が良さそうだよね。
なのにどうしてこの世界に出てくるのだろう。
それは多分、子供の意思ではなくて、
おかあさんのお腹の中が、だんだん変化して、
いつまでもは、いられない状態になるからだろうね。
お腹の中の子供は、ずっといたいと思っているかもしれない。
でも時期が来たら、いられなくなる。
おかさんの体が、子供を外に出してしまうんだね。
時期が来たら、その時、ぼくらは、
出て行かなければいけない、そんな生き物なんだろうね。
昔、赤瀬川源平さんが、なにかに書いてたよ。
あれも「泣く」ということに関するお話だったなぁ。
赤瀬川さんは、ある夏の夕方、自転車に乗って多摩川の土手あたりを走ってるんだね。そしたら小さな羽虫が赤瀬川さんの目に入っちゃうんだ。なんだか、意思を持って赤瀬川さんの目に飛び込んでくるかのように羽虫が目に入るんだ。
あれは嫌なものでね。
羽虫が入った目からは、涙が出ちゃう。
涙をこぼしながら、赤瀬川さんは、なにか一生懸命考えるんだ。
そのうち、目からこぼれた涙が、自分の口に入るんだね。
すると、しょっぱい。
「そういえば」と、
その時、赤瀬川さんは、思い出すんだ。
人間の成分のほとんどは海水だって聞いたことがある、って。
生物は初め、みんな海で生まれた。
でも、いくつかの生き物が、その海を捨てて、
陸に上がって来た。
それが、自分たち人類の、ずっとずっと前の祖先で。
陸に上がって来たぼくらの祖先は、その時、古代の海水を自分の身体に取り込んで来たんだって、そんなことをどっかで聞いたのを思い出すんだね。
その時、赤瀬川さんは、もうひとつのことを思い出すんだ。
「そういえば」
「泣く」という漢字は、
(さんずい)偏に(立つ)と書く、って。
つまり、水際に立つ。
最初の生き物が、海から陸に上がった時。
その時も、その生き物は波打ち際に立ったろうか。
そうやって赤瀬川さんの頭の中で、古代の海中から陸に上がって来た、ひとつの生命体の姿が「泣く」という漢字になって頭の中でシンクロするんだね。
そして赤瀬川さんは、思うんだ。
生き物が、住み慣れた海を捨てて、陸に上がってきた瞬間。
つまり、それは、自分たち人類の祖先が、陸地に最初の一歩を記した輝かしい記念すべき決定的な瞬間のはずなのに、
それが、「泣く」というイメージと重なってしまうのか、って。
そして、赤瀬川さんは、続けてもうひとつ、
「涙」という漢字を思い出すんだ。
「涙」という漢字は、(さんずい)偏に(戻る)と書く。
水に戻る。→海に戻る。
赤瀬川さんは思うんだ。
つまり、ぼくらの祖先は、
住み慣れた海を捨て、陸に上がった時、「泣き」。
泣いて「涙」を流しながら、海に戻っているのだと。
そんなことを考えて、愕然とするんだね。
それを読んだのはもう30年近く前だったけれど、
ぼ
くは、赤瀬川源平さんて人は、すごいなぁと思ってしまってね。その赤瀬川さんが思いついてしまったイメージが、その時のぼくには、まるでぼくらの生きる定
めででもあるかのように、それを赤瀬川さんが発見したかのように思えてね、しばらくどきどきして、いまだにこうして忘れてないものね。
だから、生まれてくる赤ん坊は、
みんな自分たち生物の定めを、この世に生み出される時、
なぞって出て来るのかもしれないね。
だからぼくらは、この世に第一歩を進めた時、泣き、
そして、涙を流しながら、もう一度、住み慣れた海に戻っていく。
生き物にとって、生きる事はずっと苦しいことだったのではないのかな。
だから泣くことから始めるしかなかった。
でも、泣けば。
涙がこぼれて。
ほんの束の間だけれど、
ぼくらは懐かしい故郷である古代の海に戻ることができる。
その浄化作用で自分を慰めながら、ぼくらは、どこまでも生きていかなければならない。
そうなんだろうなぁと、ぼんやり思います。
それが今日の、気休め。
いやぁ、昨日、軽々しく、悩み募集したらね。
恐れ入りましたという数の書き込みが掲示板に寄せましてね。
だって、掲示板の全コマが「悩み募集係り宛」になっててさぁ。
いったい何百続くのか。
とにかく言いだしっぺとしては、全部、読ませてもらってますから。
なんで、もうこの辺で、勘弁してもらっていいよ。
いや。
悩みとか、愚痴とかさぁ。
いいよね。
オラァなんかそんなことを思うよ。
書きな、書きな。
書いてるうちに「スッキリしましたぁ!」なんて人もいっぱいいたしね、「書こうとしたら、たいした悩みでもないかと思えて」、これまた「スッキリ」した人もいたみたいだし。
とにかく、読むから。
それくらい生きていくのは大変なんだよ。
だから、大変な人生になってもね。
あぁ、生きるってそういえば、古代の昔から大変なんだよなって、どっかで思い直してね、で、いろん人に優しくしてもらいながらさ、がんばりましょうや皆さん。ねぇ。
人間は、たくさん生きてるんだから。
誰かは他人に優しくても好いじゃないのよ。
とまぁ、オラァそう思うね。
仲良くしようや。
優しくしようや。
誰かが困ってる奴をかばってやれば、
それだけだってそいつは元気になれるよ。
とにかくみなさん。
地球に優しく、環境に優しく、嬉野さんに、やさしく。
ねぇ。
好いじゃないのよ。
じゃ、明日また。
本日はこれにて解散!
ほんとよ奥さん。
解散してくださいね。いつまでもその辺にいないで。
晩御飯の準備とかあるでしょ。
うちは今日は刺身だってさ。
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(18:57 嬉野)
2009年6月8日(月)
嬉野です。
昨日の夜。
晩めしを食べながらNHKスペシャルを見ましたよ。
あまりにの分かりやすい解説に、
思わず録画しながら見てしまったさ。
そしていろんなことをとりとめもなく思ってしまった。
なるほど、日本が欧米に開国を迫られて、
江戸時代をやめて明治になった頃。
日本は大貧乏な国だったけれど中国はお金持ちの国だったんだなぁとか。
だからロシアもイギリスもドイツもフランスもその中国の購買力をあてこんで中国に入り込んできていたんだなぁとか。
で、その中国の購買力を当て込んで、わざわざ物を売りつけに来ていたという事は、欧州各国が自分の国だけでは消費できないくらい、もうもう、あまっちゃうくらい物を作る力を持っちゃっていたということで。
それが産業革命を経たということかぁとか。
じゃぁそれを全部買ってくれる客が出てくれば大儲けじゃん!
だよなぁって思ったろうなぁ、とか。
そんな時に、産業革命を経験してなくて、でもお金持ちの国だった中国という国があって。
したらもう、じゃぁ中国でしょう!って、
イギリスを始めとする欧州の国は軍隊使って脅してでも買わせてたわけで。
それだってOKだった時代だったんだなぁとか。
じゃぁなんでアメリカはそれに遅れたのかというと、多分中国までの距離が遠くて広大な太平洋がじゃましてて、そいで行きたくても行けなかったのかなぁとか。
じゃぁなんでアメリカは、遅れたにしろ、はるばる太平洋を越えてやって来れたかというと、それが蒸気船の力、つまり科学の力がそこまでのことを可能にしたということで。
それが開国を迫られて日本が江戸時代をやめて明治になったころのタイミングだった。
そのタイミングで日本は世界史の中に参入していった。
タイミングって、大きな、しばりなんだよ。
それで日本も踏ん張った。
踏ん張って、産業を興して、外国が買ってくれるようなものをなんとか作り出して、一日も早くお金持ちになろうと頑張った。
で、その頑張って作ったものは、やっぱり中国に買ってもらおうとしていた。
そのタイミングが、遅れて中国に到着したアメリカとかぶっちゃって、だもんだから日本とアメリカは因縁のように衝突して戦争するまで行っちゃった。
こう考えると、
なるほど世界は正義で動いているわけではないないんだよなぁと思ってしまってね。
だって、この構図は、中国にとっては「おかしだろ!」という状況だから。
「おまえら!おかしいだろ!なに自分ばっか儲けてんだよ!」
みたいな事だからね。
「いやいや大泉さん。そうは言ってもこれは好い品ですよ。ねぇお目が高い」
「確かに好い品かもしれんさ。でも、だからといってだよ。常に客はオレで、オレさまばかりが金を払い続けるというのは明らかにおかしいだろ!」
「またまたぁ」
「それに売り手がどんどん増えてばかりじゃないか!」
「はいはい。そのあたりはもう、適当なところで新規参入はさせませんから御安心を」
「そうなの?」
「そらそうですよ、じゃないとこっちの取り分が減りますから」
みたいなね。
歴史のお勉強してさぁ、なんか、ぼやり思ったよ。
正しいというのが何かは分からないけど、「こんな時代はおかしいよね。」ってみんなが思ってるのに、なんかわからんがそのまま相変わらずおかしな時代が続くってことがあるような気がしないかい?
それはさぁ、ひょっとしたらだよ。
どっかにね、このままおかしな時代が続く方が都合が好いって本気で思ってる人が、すっげぇ大事なポジションにいて、流れを牛耳っているからだなぁと思った。
やっぱそうだよって思ったな。
そういう人間たちの構図って歴史に現れてるのかなぁ。
ってオラァ思ってさぁ。
だったら、ずっと変わらないんだろね、人間の思惑とかなんとか、そんなのね。
そのへんのことをちゃんと飲み込んだ上で、人生やらないと、多分いけないんだろうね。
変えられない事ってあるんだよきっと。
だから変わらない事ってある。
それは、そういう腹でいないといけない。
そんな時に、「おかしい!」って怒ってるだけってとかさぁ、
「結局そんなもんなんだよ世の中ってさぁ」とか分かってる風の顔をするだけとかね、ほとんど意味ないんだよね。
でもね。
いや、それでも世の中の流れが変わっちゃうときがあるんだよ。
だったら、その時どんなふうになってたから世の中が変わっちゃったのかを知る事って、もの凄く重要になる。
そんなこと歴史のお勉強すれば、歴史に現れてるかもしれないし、身近なところにも、ヒントはあるのかもしれないし。
この今の世界で重要なポジションにいて、違うとこから、世の中のために好いことになりそうな発想の新規事業が持ち上がっても、それが自分に利益が無いとなれば、潰してしまう。
世界の人のために、世間の人のために、会社の人のために、素晴らしい事になる芽が出るかもしれないのに、潰してしまう。
そういうことってあるんだよね。
だって成功してもらっては自分の取り分が減る。
もしくは自分の居場所がなくなるかもしれない。
だったら潰さないと自分の損になる。
それが人間の発想だということだよね。
「やっとオレが天下取るって時期なのに、そんなオレが理解できないようなこと始められては困るよ。つぶすよ」ブチッ!って。
で、そういう気持ちって自分の中にもあったりするかもしれない。
同じ人間なんだもん。
ただまぁそういう重要な地位にいたことがないから、思い当たらないだけかもしれない。
そう考えると、新しいことや、皆のためになることや、「それは好い!」と喜ばれる発想というのは、おそらく、今、あんまり恵まれていない立場にいる人の中から生まれる。
そういう構図があるんだろうなぁとか思いながら、
昨日は遅い晩めしを食べておりました。
じゃ、奥さんまた明日。
解散!
あ、小さな悩み相談ある方、掲示板にお書きください。
答えられるものに関しては答えます。水曜まで限定です。
答えは、もちろんあてづっぽうです。
無論です。
そんなのあたりまえじゃないですか、
だって、このチャランポランな私が回答しようというのですから。
所詮は気休めと、あきらめられる方のみおいでくださいよ。
生き死にまで行ってる方は、無理です。
それは、私ごときでは無理です。
気休めの言葉が欲しい方のみ。
一日一件くらい、気休めの答えを書きます。
だから明日とあさってで、二件ね。
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(17:31 嬉野)
2009年6月6日(土)
嬉野です。
夜8時半。
午後から福屋キャップと会社に出てきて仕事してます。
ドラマの仕事です。
さっきまで4時間以上かけて手紙を書いておりました。
お仕事の手紙です。
背中が痛くなりました。
藤村先生、平日はDVDの編集に邁進しておられますが、押しております。ですので昨日、スケジュールを手直ししました。
もっと具体的な表記にしました。
スケジュールを作った人間が一番理解してますからね。
時間無いジャン!てことは。
だから本人がスケジュールつくるのが一番好いんだけどね。
でも、人生のスケジュール作ったら、やんなるだろうな。
まったくもって、知らぬが花という部分もあるんだよね。
藤村先生は、まだ、今年も半分残ってるし、たっぷり遊ぼうと考えてるかもしれないけど、オレはもう知っちゃったんだよね。
この先の今年の持ち時間をね。
もうね。まったく時間無いってことなのね。
DVDの編集とドラマの現場で終わるんだよね。
ご苦労さん!
では諸君また来週!
解散である!
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(20:36 嬉野)
2009年6月4日(木)
嬉野です。
腹が減りました。
いや。
いやいや。
たしかにまぁ、余計な事であります。
もちろんです!
知ったことか、でありましょうさ。
ただまぁ、この日記のページを開いた今この瞬間にね、
この私の脳裏に湧いた素直な情緒だったわけでありますよ。
なんか食いてぇなぁという。
でまぁ、素直に書きましたよ。
ただまぁ、みなさんにおかれましてはね、
この午後の、買い物の時間にね、
不意に「どれどれ」と開いたこのどうでしょうの日記のページでね。いきなり、「はらがへった」と言われてもというね、とまどいもね、いらだちも、肩透かしも、そらぁありますよ。そらぁある。
でも、いいじゃない。
「そうだわね。私もすいたわね...」という、
そういうね、穏やかな共感があってもさ、好いじゃないのよ。
なに?
誰もいけないとは言ってない?
あ。そうね。
言っても聞こえぬ一方通行、不意に寂しき
とういうことでね。
風邪のダメージも回復したかなと思う、初夏の札幌の夕べでございます。西日が差しております。
では奥さん、また明日。
本日もあっさり解散です。
明日、頑張ります。
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(17:16 嬉野)
2009年6月2日(火)
皆さん、たっしゃスか。
嬉野です。
風邪引きに珈琲はダメだとアドバイスされまして。
なんでも珈琲は身体を冷やし、紅茶は身体を温めるのだそうで、
ほんまかいな...!と思いつつ。
しかしながら、なるほどそうかとも思い。
どうにも珈琲好きの私といたしましては、う〜む...。という。
実に出社するなり恨めしいなりゆきで。
それでまぁ、昼から紅茶を飲んでおります。
そうしますと、たしかに熱い。体が熱い。
さすがだ!と。
まったく病は気からと言いますが。
私に至っては、これで治る!と言われればね、
正しく、歯磨き粉でも腹痛くらいは治るのでございます。
真に、ガキの頃からのプラシーボ男でございます。
さぁさぁ本日より藤村先生。
若干巻きで!DVD編集に邁進されております。
スケジュール的に押しております。
頑張れ藤村先生。
面白いぞ水曜どうでしょうDVD!
ということで。
露骨に宣伝もさせていただきながら、
本日の日記は終了!と。いうことでございます。
ではまた明日。
解散。
あ!
奥さん。「日記本2」もよろしく。
面白いから買って読みましょうね。
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(17:06 嬉野)
2009年5月25日(月)
嬉野です。
あれから女房はいまだに旅の空である。
それでも毎日、朝に夕にメールだけはくれる。
心配するなと女房は亭主に言うのである。
「今、喜界島にいるの」。
「さっきね、札幌から来たの!そう言って追い越した車から手を振る人がいたよ」。
「今、鹿児島へ向かう船の中」。
「今、阿蘇にいる。雲海を見てる。
「雲海が割れて、不意に下界の水田が見えたら、
「朝日を反射して水を張った一面の水田が大きな鏡のように光ったの。
「今、高松にいるよ。讃岐うどんがおいしい」。
「明日の人吉の天気は?明日の鳥取の天気は?」
「雨が降ってきた」。
「もうキャンプ場に着いた。一杯やってる」。
テレビより面白いかも知れない。
そう思う。
ツーリングライダーというのは、なにも家の女房だけのことではない。
世上に、たんといるのである。
そのライダーたちが、気温の上昇とともに、居ても立ってもいられなくなり、
二輪車にまたがり発動し、この日本のあちこちを走る。
一人で居る時間が無いとやっていけない連中のようである。
幾日も幾日も走っていては、働く時間もなかろうから、いきおい金も無い連中である。
だからツーリングライダーは、どいつも倹約家であるらしい。
どれだけ、旅を安く上げたか、どれだけお金を使わずに旅をしたか。
苦労自慢で盛り上がれるのがツーリングライダーの人生である。
いや、事実。人として面白いことは苦労話の中にあるのかもしれない。
温泉好きの女房は、そうして旅をするうちに、雨の日は屋根を求めて宿を探す。
雨の中で、濡れながらテントを張るのは悲しい。
雨の中で、濡れながらテントをたたむのも悲しい。
だから、雨が降ったら屋根のあるところを求めるようになったそうである。
そんな時、女房がめぐり合ったのが温泉町の湯治宿。
湯治宿には自炊部がある。
湯治。
転地療養のために温泉場に長居をするのである。
長居しながら温泉の湯に浸かるのだ。
朝な夕なに湯に浸かる。それが仕事。それだけが仕事。
そうして医者から見離された病と向き合う。
いやいや、昔は医者にかかる金も無かった。
そういう時代があったのだ。
だから庶民は温泉の湯に浸かった。
「あたしはねぇ、ここのお湯でこの足の痛みが引いたのさ」
「この湯があるからあたしは生きていけるのよ」
湯治場は病気自慢でもある。
農閑期に、疲れた身体を休めるために湯治宿に繰り出す人も居る。
そうして自分で炊事をしながら日を暮らす。
そのために今でも湯治宿の宿泊費は安い。
一泊、千円。千五百円。二千円。二千五百円。
格安である。
そんな結構な格安の宿だが、近年利用者が少ない。
確かに不倫相手と行くようなロマンスな風情はなかろうからね。
たまには豪華な気分に浸りたい人が勇んで家族で行くところでもなかろうさ。
たまの休みだから、奮発して趣のある豪華な温泉宿で日ごろの疲れを発散したい人が目指して行くところでもないからね。
いつの間にかそんな人が主流の時代になり、
湯治宿は利用者が減って、もうずいぶんと日が経つのだ。
そこで女房はひとり夢想するのだ。
ツーリングライダーが日本中にある湯治宿の常連客となり、
湯治宿に宿泊する事で金を落とし、それが結果として日本の湯治文化を残すことになれば好いなぁと。温泉好きの女房は、ひとり夢想するのだという。
でもって、知り合いのライダーに、知り合いのライダーにと口コミで情報を流しているようだ。そして、事実、ぽつぽつと、湯治宿に若い泊り客が来るようになり、宿の主人や女将が喜ぶという状況もあるという。
電力危機がこの先、いつ訪れぬとも限らない。
パソコンだって電気があるうちのことである。
だから鉛筆には、この先もずっと存在し続けて欲しいのである。
そのためには、鉛筆の生産が商売にならなければならないということである。
それを鉛筆会社の人たちだけの苦労として強いるのも恐縮である。
電気が無くても、鉛筆は活躍する。ノートも紙も活躍する。
インクも、ペンも、筆も、墨も、墨汁も、
ぜんぶ電気がなくても活躍し書き物が出来る、場所を選ばぬ道具なのである。
これぞハイテク。
必ずしも膨大な電力に裏付けられた、今の生活レベルを持ちこたえさせるばかりが、ぼくらの未来ではないだろう。
東北へ行き朝市に身を置くたびに心が安らぐのは、そこに無理を感じないからである。
続けていくためには、無理を感じていてはいけないのである。
日本には、これまでの時代時代に培われてきた好い物がたくさんある。
でも、それは、使わなければ、利用しなければ、遠からず無くなるのである。
この今の日本に、どれだけ、忘れられようとしている好い物があるのか。
知ることがあれば興味もわき、利用してみたいと思う人は、案外たんといるのだと、ぼくは思うのである。
そう思えば、今この時点でも、日本中に、価値は多様にあるのである。
その多様な価値に向けて、富と人を分散すれば、多様な価値は今のままに回していけるのである。そうして、多様な文化は、かろうじて残されていくのである。
そうすれば、私らだって、生活の選択の幅が広がり、身の置き場も多様に用意されるのではなかろうかと、いうのである。
この世には、多様に人が暮らしているのだから。
それぞれに合った場が必要なのだということだと、わたしゃ思うね。
というね、ことですよ奥さん。
じゃ、そういうことでね。
明日から二日ばかし出張ですからお留守ですが、
どうぞみなさん健吾であらせられませ。
解散。
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(16:23 嬉野)
2009年5月20日
嬉野です。
さて奥さん。
うちの女房は、いまだにバイクで、どこやら旅の空。
亭主は一人でお留守番であります。
し
たが亭主も文字通りそんな女房の尻馬に乗り、五月連休中の一週間、青森八戸、五戸と走り、新郷村でキリストの墓を見て、下北半島は、むつ市、大間崎、尻屋
崎。妙に人怖じしない寒立馬と写真に納まって、むつ矢立温泉で桜の花の下にテントを張れば、夕焼けには早い西の空に金色の飛行機雲、ひと筋引いて小さく横
切る旅客機一機。翌日、夏泊半島でのひっかけ釣りは子供たちで大賑わい。浪岡の渋い町並みを抜け田園へ出れば、優雅なるかな津軽富士はるかに見えて。一
路、夫婦は、弘前城へ急ぐも桜はすでに散り、青葉目に沁む。早、碇ヶ関を越えて旧赤湯に投宿。翌日そのまま秋田をつらぬいて日本海に出る。夕刻、飛びの崩
れで炊事の手をとめた女房と亭主、日本海の日没に見いる。空には有明の月。背後には間近に迫る雪の鳥海山。翌日、象潟、酒田と過ぎ新庄へと向かう。鳥海
山、左に見えて、右には雪の月山が荒々しい。山間の道で女房エンジンを止め地図を確認。爆音消えて訪れる束の間の静寂。ただ鳥の鳴く音ばかりして心洗われ
る想い。雄大なる最上川と別れ、なおも山間へ入れば、山形は肘折温泉の奇跡的な温泉町の存在感が今に残る。感激。翌日、宮城、松島に投宿。明けて仙台で女
房と別れた亭主は機上の人となり、女房は西へ西へとひた走る。午後四時近い時刻に飛行機は仙台空港を上昇し、亭主は窓より離れ行く下界を覗けば、この一週
間走り来たれる道のりが眼前に見えて、此方から彼方へと流れ行く。その間、わずかに一時間。なおも窓外に目を凝らせばマサカリの形した下北半島が見えてく
る。むつ市の町、見えたあたりで、むつ矢たて温泉を探すが、やはり困難、見つけられず。あの日キャンプの空に見た旅客機を思い出す。津軽海峡にかかる頃に
は眼下には雲ばかりとなり視界不良。かくて亭主の旅は終わる。
長旅に出れば、旅の日々に追い立てられ、考える事、対応する事、感じる事は旅路にてのことばかり。札幌で暮らす人生を思い出す時間まったくなし。このため、あらゆることを忘れ去る。思い出す暇が無ければ、人は、重い荷をも忘れる事ができるのかもしれない。
なーんてなことを思いつつ気分軽くなって帰宅。
しかし、あっという間に生活のしがらみことごとく思い出し現在に至る。
てなことで、諸君。また明日。
解散!である。
読みにくかった?そりゃすまんかった。
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(15:38 嬉野)
2009年5月14日(木)
本日も嬉野です。
このところ嬉野さんは、
毎年、女房と北東北に出かけております。
うちの女房は毎年バイクで日本一周をするという、
一風変わったところのある主婦なのですが、
その女房の尻馬に乗って、せっかくなのでということで亭主も去年から一緒に北東北を巡っておるのでありますよ奥さん。
夜、苫小牧港から出航するフェリーがございましてね。
これに乗りますと、翌早朝、八戸港に着岸いたします。
一眠りでございます。
フェリーを降りてバイクで少し走りましたところに陸奥湊という駅がございます。
その駅前に朝市が立っておりました。
露天が並びまして、おばちゃんたちがね、
いろんなものを売っておりまして活気がございます。
並びには屋内の市場もございましてね。
立ち寄りますと刺身やらうにやら筋子やら、
美味そうな物がずらずら並べられて、いろいろ売られておるのであります。
気分に任せてこれらを買い求めますとね。
建物内の一角にありますテーブルに座って食べることが出来るという、ご機嫌なシステムが独自に開発されておりました。
すばらしい。
そこでは、おばちゃんが茶碗にご飯をよそってひと盛りいくらで売ってくれるわけであります。
味噌汁もひと椀いくらで売ってくれるのでございます。
つまりは店内をキョロキョロ見回して見ているだけで腹の減るおかずを見つけ次第、次々に買い求めたらば、あっさりその場で朝定食にして、白いほかほかのご飯とともにいただける仕組みというわけなのでございますよ。あぁーた。
もちろん刺身も美味そうだったのですがね。
切り身でさぁ、焼いた魚がねぇ、あってさ奥さん。
木箱にずらずら並んで美味そうだったの。
で、私はそれを一切れ買い求めましたよ。
なんでもカラスガレイというものだそうで。
125円払いますと、これを売り子のおばちゃんが、
わざわざレンジでチンしてもってきてくれてね。
お茶まで出してもらっちゃってさぁ。
あれこれ気遣ってくれて気分が好いわけ。
でもって、ごはんと一緒に食べたっけ、おらぁ美味かったねぇ。
脂がのってるんだけど、焼き方が好いのか程よく落ちてて後味がいやらしくならない。
朝っぱらから、白めしが進んだね。
あそこにずっといてさぁ、好きなおかず買ってきちゃぁその場でめしと一緒に食ってね、
もう食えませんというところまで居れたらあなた、極楽だね。
あつあつの白いごはんと一緒に食べたらね、
おかずの旨味が倍増するもんね。
でさぁ。どんだけ贅沢した気になっても、幾らも掛からんのよ。
旅行者にはうれしいシステムなの。
でも、陸奥湊駅前の朝市に、観光客らしき人の姿は見当たらず。
地元民だけで好ましい活況を呈しておりましたから、あれは地元民のための朝飯システムでしょうねぇ。気が利いてるねぇ。
地元民だけに支えられて人気という、この辺りが好いよねぇ。
朝市はさぁ。何処へ行ってもおばちゃんに囲まれて、さびしいことがないよ。
勝手に商品を持って来て、
レジでするのは金銭の受け渡しだけ、ではなくてさ。
売り場売り場におばちゃんが何人も居て客を構ってくれる。
いろんなことを教えてくれる。
いろんな親切なことを言ってくれるし、してくれる。
あれだけ売り場に売り手がいればさ。
万引きだってできゃしないし、しようという気にもならないよ。
あそこに居たらね、思ったよ。
万引きって、誰も構ってくれないことから始まる寂しい犯罪なのかなぁって、そんな気がしたよ。
その後行った下北半島もそうだったけど。
日本中から人がそこを目指して集まってくるような、
無闇に騒がしい賑わいじゃなくね、
地元民だけで、そこそこに賑わっている場所が北東北にはあってさ。
そこはとても幸福な場所になっているのです。
そんな幸福な場に立ち寄れることこそ、
私は旅行者の至福の時だと。思うのよ奥さん。
まぁね。
地元以外から人が大挙してそこに集まればさ。
夢のような繁栄がもたらされるのだろうけど。
そういうことを、日本のいたるところでさ、
目指してる人がいるのだろうけどね。
でも、この頃思うことはさ。
商売って、いったい何のために始めたのかしらということでね。
いや、もちろん儲けるためだろうけどね。
でも、とにかくは生活していくためだったような気がするよ。
生活するためだけだったらね。
そんなに巨万の富は要らないよ。
それにさ。
買い物客が大挙して押し寄せたら奥さん、
八戸のおばちゃんたちだってね、
もう、あんなに客を構えなくなっちゃうよね。
だって、人一人が相手することが出来る人数には限界があるからね。限界を越えたら持て余しちゃってキリキリ舞いの対応になってしまう。
もう、わざわざレンジでチンしてくれたり、優しい言葉を掛けてくれたり、笑いかけてくれたり、してもらえなくなるよね。
それを思うとね。
商売するのは「生活のためだよ」で、充分な気がするよ。
あなたらと私らが生きていくためのね。
お金も欲しいが、人情も欲しい。
だったらそこそこの活気で長続きするのが一番良いよ。
北東北だけに限らず。
今もそんな幸せな場所は、日本中に結構あるはずなのよ。
そんな場を受け継いでさ。
これからも当たり前のように営んでいけたら好いなと、
わたしゃ思うのよ。
ぽつんとね。
わたしらが知らないだけだよ。
忘れているだけ。
日本はさ。好い国なんだよ。今でも。
そしてね。この国に生きて生活している人はさ。
好い人たちなんだよ。
知らないだけ。
忘れているだけさ。
そんな人たちがまだたくさん、
この日本に生活しているんだってことをね。
樋口さんの「手紙」がオリコンで一位になったね。
樋口さんは、今とてもうれしいと思うな。
だって、あの人が信じて来た道が報われているんだもの。
聴いて欲しいと思って歌い始めた歌を。
みんなが聞いてくれているのだもの。
あの人も、変わりようがない人だものね。
ただ、自分の思いを、自分なりの手段で伝えたい。
それだけの人だものね。
昔も今も、これからもね。
てなことで、
だらだら書きましたが、本日も解散しますよ。
またまた嬉野さんで悪かったね。
知らんちゅうーの。
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(17:40 嬉野)
2009年5月12日(火)
嬉野です。
昨日の朝は、わたくし、出張で東京におりました。
ホテルの部屋でボーっとしておりますと電話が鳴りました。
出ますと、姫だるまの後藤さんでした。
どうしました!と言いますと。
NHKをつけろ!と言われるわけであります。
東京のNHKが何チャンネルだったか、もうすっかり忘れていたのでまごついておりますと、早く早く!と言われるわけであります。
煽られてなお一層まごつきながらやっとの思いでNHKに到着すると、
あらま!樋口了一さん!
朝からNHKで特集してるんですか!
「手紙」がね。介護の現場でモーレツに支持されているんですね。あの歌で救われている人がたくさんいるんですね。
樋口さんは、あれからずっと出張無料ライブをされているそうで。
「出張」。「無料」。
その言葉を見ても、あの人らしいいな。と。そう思ったのです。
ぼくらが「手紙」を聴いて、目頭を熱くしてしまう時、
あの歌の歌詞に、ぼくらはいろいろなことを思い出させてもらっているのだという気がするのです。
いつの頃からか、ぼくらは忘れてしまうのです。
父と母に若い日があったということを。
自分が何も出来なかった幼子だったことを。
そんな私に父と母がしてくれたことを。
気付けば、ぼくらは、本当に、多くの事を忘れているのです。
でも、ぼくらは、イメージの扉を開いてしまえば、
一瞬で世界が変わる生き物なのです。
さっきまでの世界となにひとつ変わらないというのに、
もう違う世界を行き始めることができる生き物なのです。
大事なのは、だからイメージなのです。
想像力なのです。
振り返れば、この世界に、退屈な物などなにひとつ無かったと。
そう思えることだってあるのです。
樋口さんの歌声は、そのイメージの扉を開けたのでしょう。
樋口さんは、今の時代を生きる人に、本当に必要な歌を、歌ったのだと、思うのです。
てなことで。
ほんじつはこれまで。
解散!
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(15:22 嬉野)
2009年5月8日(金)
嬉野であります。
さて、先週の木曜日。4月30日の夜。
我が家は夫婦してフェリーに乗り込み、
翌早朝、青森は八戸港で下船。
今年も女房のバイクの尻に乗っかって、
北東北を旅してまいりました。
ですので、かの大泉洋大先生の御結婚報道が成されたであろう5月2日には、下北半島にあります大間崎、尻屋崎と周り、午後にはむつ市にあります「むつ矢たて温泉」のキャンプ場にテントを張っておりました。
テレビも見ず、新聞を開くこともなくブイブイと走っておりましたので、いったいどのような結婚報道がなされたのかしらと気になりながらも四囲に広がる早春の田舎道の風景を長閑に眺めておりました。
洋さんとぼくは、確か13だか14だか年が違いますから、どうでしょうを始めた頃は、22歳と36歳くらいの年周りだったと思います。
あの人はまだかろうじて大学生であり、
私は結婚して6年目だったでしょうか、北海道に越してきたばかり、HTBで仕事を始めたばかりのころでありました。
あれがもう13年も前のことになるのだと思えば感慨もひとしおですが、しかしながら人というのはどうにも、最初に出会った時の人間関係のままを死ぬまで続けていくようで、あの人と会うたびにそんな想いを強くするばかりであります。
確かにこの頃はCMでガムも売り、缶コーヒーやら、携帯電話やらもお売りになって、ドラマにも多数お出になりまして、昔とは一変して可愛らしいお顔でテレビの中におられますが。
これが、うちのどうでしょうに出られますれば、これは何かの間違いではありませんかと、近々のファンの皆様は度肝を抜かれるような荒々しい顔にたちどころに戻られて、あの懐かしきごねる風体の大泉さん一丁上がりの安心感。
何も変わらずなのでございます。
もしも変わった人がいるとするならば。
それは、その方の本性がようやく表に出ただけのことだろうなと思うわけであります。
昔は、なかなか世間に遠慮があって出せず心の奥深くに仕舞うしかなかった本性を、やっと出せる環境になったからアッサリ出した。その時、その本性を知らない人たちは、あの人、変わったなぁと感じる。
でもそれは変わったのではなく、本性が出ただけのこと。
それほど人間は変わることが出来ないのだと思うわけでありますよ。
その点、洋さんは。
これはもう皆様も御存知のように昔から本性を出しっぱなしだった人でしたから、自分の環境がどれだけ変わられましょうとも、あの人柄が変わることなど微塵もないでしょう。
私はそう思うのであります。
でもね。いったいどんな女性と出逢ったのかなぁと、
あれからとても気になるのであります。
幸せなんでしょうねぇ。
喜ばしいことであります。
てなことでね。
本日の日記はこれまで。
解散です。
また来週。
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(17:00 嬉野)
2009年4月27日(月)
嬉野です。
先週は一週間、ベタで出張していました。
さすがに疲れました。
しかしながらホテルに一週間居続けるというのは、
実のところ嫌いじゃないのです。
まぁ寝に帰るような毎日でしたが、普段暮らす町とは違う町で、
しがらみからもフラフラと適度に離れたようで、でも仕事で来ているので毎日やることはしっかりあって。
おそらくその隙間でこそ感じられる小さな自由というものを、
妙に感じた一週間だったのだと思います。
ホテルの部屋は20階にあったので、
朝起きるといつも部屋の窓辺に座りました。
ある朝、早朝の空を一羽の大型の水鳥がモーレツな運動量でもって羽をばたつかせて飛んでいるのでありました。
あれは鷺だったのか、白鳥だったのか。
いずれにしても大きな身体を空高く浮かそうと、がむしゃらに羽ばたきながら、かろうじて高空を飛行し、ぼくの視界の端から端へと行きすぎるのでした。
場違いなものを、見てしまった。
その時、そう思ったのです。
水鳥は、やはり湖水に身を置きながら静かに羽を整え、美しい曲線美を見せながら水面を優雅に進んで欲しいものです。
それが、シャカリキの根性を出して目の前の空を通過していく様は、ギャグ漫画以外のなにものでもなかったのであります。
ギャグには、必死さの果ての報われなさと、それにもめげる事の無い一直線の狂気が不可欠だと、私は幼い頃より見ていた、テックス・エイブリーのアニメに強く教えられた思いがあります。
「ドルーピーの呼べど叫べど」とか、知ってる人は古い人かな。
でも大泉洋も知っている古さではありますがね。
三本立てのトムとジェリーの真ん中でやってたアニメでした。
60年近く前のアニメですが、あのギャグが今でも至上だとぼくには思えるのであります。
ということで、本日も結論も無く終了。
また明日。
解散!
日記本2、妙に面白いです。
ぜひお読みください。
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(12:40 嬉野)
2009年4月15日(水)
さぁ。
ということでね。
気がつけば皆様もう午前三時でございます。
本日もみなさま沢山の御参詣ご苦労様でございました。
今回のBBS祭りもこれにて終了とさせていただきます。
私も帰って寝ますけん。
みなさんもどうぞお休みくださいませ。
遅くまでありがとう!
また明日。
【午前二時の日記】
はい。
全国のどうでしょうファンのみなさん!
たった今!
キラ星大泉洋先生から私の携帯に励ましメールが届きました!
そして!
明日は仕事が早いから寝るそうです!
さすがキラ星先生。
今現在、仙台で芝居公演でしょうか。
さ、ということでね。
更新更新。
眠すぎるぞよ。
【さっきの日記(もう時刻覚えておらん)】
第二波をあげました。
第一波もちゃんと読めたのでしょうか。
若干心配であります。
【午前1時の日記】
はい!
というわけで、第一波の更新を終了しておりますが、
えぇ只今掲示板がなかなか繋がらず大変読みづらくなっております。えぇ、こちら現場では、担当者が善処しております。
ささ!
ということで仕事仕事!
【午前0時の日記】
嬉野です。
日付は4月15日に切り替わりました!
今まさに戦いの火蓋は切って落とされたのであります!
全員突撃の法螺貝が高らかに吹き鳴らされております。
おのおのがた!遅れをとってはなりませんぞ!
いざ!走られませーい!
なお!婦女子の深夜外出は慎みなされーぇい!
さぁさぁ、信じられないことでありますが、
只今、日本全国各所のローソン屋敷で!
一斉にどうでしょう藩士の討ち入りが行われておるのであります!
日本中に住む、縁もゆかりも無いあなたと、あなたと、あなたがたが!
まったく違う人生を送り、事情も異なるそれぞれが!
同一目的でこの深夜にローソン屋敷へ駆け込んでいるというこの驚愕の事実!
そしてこの現象がすでに6年間も続いているという、この根気好さ!
そしてまた、この熱気がいっこうに色あせないという、この荒々しさ!
不景気がなんですか!
出口なんか昔から見えちゃいないのです!バカバカしい!
てめぇで勝手に人生を息苦しくしてどうする!
人生はバラ色と相場は決まっておるのです!
現実は上手くいかなくとも!バラ色だ!と言い張るのは自由ではないですか奥さん!
ならば、不景気もテポドンもどこ吹く風でございましょう!
今夜の掲示板も熱いです。
怖ろしい数の書き込みが夕方あたりより粛々と送信されておりました。
今か今かとその時を待つ藩士諸君の緊張感が伝わって来ます。
静かな興奮が寄せてくる打ち入り前のこの独特のムードも、
この6年変わることがありません。
藩士の結束は今も変わらず固いようでございます。
そしてふと気づけば、BBS祭りが開催されますのも一年ぶりでございます。
去年は40周年ドラマ制作のため、DVDの発売が一本に自粛されましたので、
祭りも一年ぶりでございます。
だもんで、まったく、勝手も、段取りも忘れる始末でございます!
そして現在の日本の天候。
雨の地域が多いです。
土砂降りの地域もございます。
雨の討ち入りには足元に御注意を。
そして見事本懐をとげられませぇー!
それでは、第一波突撃の模様を更新いたしますゆえ、
暫時(ざんじ)お待ちあれ!
すでに眠いです!
どんどん!
【DVD第11弾!いよいよ4月15日発売&受け渡し】
「DVD第11弾」は、ローソン・ロッピーによる予約受付を終了いたしました。
道内HTBグッズ販売店では店頭販売とともに予約を受け付けております。また、4月15日からはHTBオンラインショップでも販売開始でございます!
(03:23 嬉野)
2009年4月15日(水)
はい。
全国のどうでしょうファンのみなさん!
たった今!
キラ星大泉洋先生から私の携帯に励ましメールが届きました!
そして!
明日は仕事が早いから寝るそうです!
さすがキラ星先生。
今現在、仙台で芝居公演でしょうか。
さ、ということでね。
更新更新。
眠すぎるぞよ。
【さっきの日記(もう時刻覚えておらん)】
第二波をあげました。
第一波もちゃんと読めたのでしょうか。
若干心配であります。
【午前1時の日記】
はい!
というわけで、第一波の更新を終了しておりますが、
えぇ只今掲示板がなかなか繋がらず大変読みづらくなっております。えぇ、こちら現場では、担当者が善処しております。
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【午前0時の日記】
嬉野です。
日付は4月15日に切り替わりました!
今まさに戦いの火蓋は切って落とされたのであります!
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おのおのがた!遅れをとってはなりませんぞ!
いざ!走られませーい!
なお!婦女子の深夜外出は慎みなされーぇい!
さぁさぁ、信じられないことでありますが、
只今、日本全国各所のローソン屋敷で!
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日本中に住む、縁もゆかりも無いあなたと、あなたと、あなたがたが!
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同一目的でこの深夜にローソン屋敷へ駆け込んでいるというこの驚愕の事実!
そしてこの現象がすでに6年間も続いているという、この根気好さ!
そしてまた、この熱気がいっこうに色あせないという、この荒々しさ!
不景気がなんですか!
出口なんか昔から見えちゃいないのです!バカバカしい!
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人生はバラ色と相場は決まっておるのです!
現実は上手くいかなくとも!バラ色だ!と言い張るのは自由ではないですか奥さん!
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今夜の掲示板も熱いです。
怖ろしい数の書き込みが夕方あたりより粛々と送信されておりました。
今か今かとその時を待つ藩士諸君の緊張感が伝わって来ます。
静かな興奮が寄せてくる打ち入り前のこの独特のムードも、
この6年変わることがありません。
藩士の結束は今も変わらず固いようでございます。
そしてふと気づけば、BBS祭りが開催されますのも一年ぶりでございます。
去年は40周年ドラマ制作のため、DVDの発売が一本に自粛されましたので、
祭りも一年ぶりでございます。
だもんで、まったく、勝手も、段取りも忘れる始末でございます!
そして現在の日本の天候。
雨の地域が多いです。
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雨の討ち入りには足元に御注意を。
そして見事本懐をとげられませぇー!
それでは、第一波突撃の模様を更新いたしますゆえ、
暫時(ざんじ)お待ちあれ!
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どんどん!
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(02:06 嬉野)
2009年4月15日(水)
第二波をあげました。
第一波もちゃんと読めたのでしょうか。
若干心配であります。
【午前1時の日記】
はい!
というわけで、第一波の更新を終了しておりますが、
えぇ只今掲示板がなかなか繋がらず大変読みづらくなっております。えぇ、こちら現場では、担当者が善処しております。
ささ!
ということで仕事仕事!
【午前0時の日記】
嬉野です。
日付は4月15日に切り替わりました!
今まさに戦いの火蓋は切って落とされたのであります!
全員突撃の法螺貝が高らかに吹き鳴らされております。
おのおのがた!遅れをとってはなりませんぞ!
いざ!走られませーい!
なお!婦女子の深夜外出は慎みなされーぇい!
さぁさぁ、信じられないことでありますが、
只今、日本全国各所のローソン屋敷で!
一斉にどうでしょう藩士の討ち入りが行われておるのであります!
日本中に住む、縁もゆかりも無いあなたと、あなたと、あなたがたが!
まったく違う人生を送り、事情も異なるそれぞれが!
同一目的でこの深夜にローソン屋敷へ駆け込んでいるというこの驚愕の事実!
そしてこの現象がすでに6年間も続いているという、この根気好さ!
そしてまた、この熱気がいっこうに色あせないという、この荒々しさ!
不景気がなんですか!
出口なんか昔から見えちゃいないのです!バカバカしい!
てめぇで勝手に人生を息苦しくしてどうする!
人生はバラ色と相場は決まっておるのです!
現実は上手くいかなくとも!バラ色だ!と言い張るのは自由ではないですか奥さん!
ならば、不景気もテポドンもどこ吹く風でございましょう!
今夜の掲示板も熱いです。
怖ろしい数の書き込みが夕方あたりより粛々と送信されておりました。
今か今かとその時を待つ藩士諸君の緊張感が伝わって来ます。
静かな興奮が寄せてくる打ち入り前のこの独特のムードも、
この6年変わることがありません。
藩士の結束は今も変わらず固いようでございます。
そしてふと気づけば、BBS祭りが開催されますのも一年ぶりでございます。
去年は40周年ドラマ制作のため、DVDの発売が一本に自粛されましたので、
祭りも一年ぶりでございます。
だもんで、まったく、勝手も、段取りも忘れる始末でございます!
そして現在の日本の天候。
雨の地域が多いです。
土砂降りの地域もございます。
雨の討ち入りには足元に御注意を。
そして見事本懐をとげられませぇー!
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(01:35 嬉野)
2009年4月15日(水)
はい!
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えぇ只今掲示板がなかなか繋がらず大変読みづらくなっております。えぇ、こちら現場では、担当者が善処しております。
ささ!
ということで仕事仕事!
【午前0時の日記】
嬉野です。
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今まさに戦いの火蓋は切って落とされたのであります!
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さぁさぁ、信じられないことでありますが、
只今、日本全国各所のローソン屋敷で!
一斉にどうでしょう藩士の討ち入りが行われておるのであります!
日本中に住む、縁もゆかりも無いあなたと、あなたと、あなたがたが!
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同一目的でこの深夜にローソン屋敷へ駆け込んでいるというこの驚愕の事実!
そしてこの現象がすでに6年間も続いているという、この根気好さ!
そしてまた、この熱気がいっこうに色あせないという、この荒々しさ!
不景気がなんですか!
出口なんか昔から見えちゃいないのです!バカバカしい!
てめぇで勝手に人生を息苦しくしてどうする!
人生はバラ色と相場は決まっておるのです!
現実は上手くいかなくとも!バラ色だ!と言い張るのは自由ではないですか奥さん!
ならば、不景気もテポドンもどこ吹く風でございましょう!
今夜の掲示板も熱いです。
怖ろしい数の書き込みが夕方あたりより粛々と送信されておりました。
今か今かとその時を待つ藩士諸君の緊張感が伝わって来ます。
静かな興奮が寄せてくる打ち入り前のこの独特のムードも、
この6年変わることがありません。
藩士の結束は今も変わらず固いようでございます。
そしてふと気づけば、BBS祭りが開催されますのも一年ぶりでございます。
去年は40周年ドラマ制作のため、DVDの発売が一本に自粛されましたので、
祭りも一年ぶりでございます。
だもんで、まったく、勝手も、段取りも忘れる始末でございます!
そして現在の日本の天候。
雨の地域が多いです。
土砂降りの地域もございます。
雨の討ち入りには足元に御注意を。
そして見事本懐をとげられませぇー!
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【DVD第11弾!いよいよ4月15日発売&受け渡し】
「DVD第11弾」は、ローソン・ロッピーによる予約受付を終了いたしました。
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(00:36 嬉野)
2009年4月13日(月)
嬉野です。
さて、いよいよDVD11弾が4月15日に発売となる。
あさってである。
しかしながら、正確に言えば、明日の夜中なのである。
明日の夜中0時をもって日付は4月15日となる。
ゆえに明日の夜中は全国のローソン屋敷でもって「討ち入り」が決行される。
恐るべき一夜である。
この一夜に全国のどうでしょう藩士のおのおの方が、
同時多発的に日本中のローソン屋敷へ雲霞(うんか)のごとく討ち入って本懐をとげるというのが、2003年よりのならわしとなっている。
この一斉突撃に、法螺貝を吹き、銅鑼を鳴らし、太鼓を叩き、掲示板を夜通し更新するという後方支援を初回より一手に引き受けてきたのがこの私、嬉野さんである。
この一夜を誰かがBBS祭りと呼称して既に6年が経過する。
もう6年も経つのである。
つまり私も6つも歳を取ったということである。
そして、この6年の間。
「今年は私が代わりにやりましょう」と言った身内は一人もおらず。当然やるのは「あんただろう」という、おかしな統一見解で私の続投に次ぐ続投。
途中で私の肩を心配する身内もおらず。
いたずらに放置プレイとなっている。
このバーチャル的イベント、BBS祭りが生の祭りとして結実したのが2005年の10月に、4万5千人を動員して札幌で開催された、あの伝説の「どうでしょう祭」である。
あれは私の悲願であった。
そして今年、嬉野さんは50である。
体力的にもどうかと言う話である。
徹夜は堪えるのである。
そうでしょう。
ただまぁ、明日はやる。
ちょこっとやる。
午前0時をきっして更新していく。
初回がレス無しで更新するのがならわしである。
午前1時前にはあがるであろう。
後は成り行きである。
古いメンツとの邂逅の夜でもある。
オレだって年々記憶がとぼしいが、古いメンツの名前くらい、
まぁかろうじて覚えてはいる。
歴史というものだね。
6年というのは歴史だよ。
どうでしょうのレギュラー放送も6年間だった。
誰かが何かに書いていたが、キリストが宗教的に目覚めて布教を始めてゴルゴダの丘で処刑されるまでが5年だそうだよ。
それから2000年がたつだろうが、いまだにキリストの聖跡は消えることがないよ。
5年という時間はそういう時間なのだと、その人は書いていたよ。
ならば「どうでしょう」も500年くらいは持つだろう。
もたねぇか。そらもたんわな。
ただまぁ、これは心意気というものだよ。
だから明日の晩の私も心意気。
無念に終わるかもしれないが、心意気だよ、ねぇみなさん。
われわれも古い付き合いじゃぁないですか。
ということでね。
とりあえず、やるから。という告知だよ。
大泉洋から励ましのメールが来るでもないよ。
ミスタさんが掲示板に乱入するというハプニングもなかろうさ。
ヒゲはイビキかいて寝ているだろうよ。
愚痴だよ。
おかしなものでね。
やるんなら愚痴いわねぇでやるほうが潔いんだが、
そこが老練。くどいんだね。
だいたいが既に長いよ。
「やります」と書けば終わる情報量だよ。
だからね、やります。
あとあれだね。
携帯の待ち受け画面の着せ替えのサービスが、あれだよ、
始まるんだよ。
これも4月15日から始まるんだよ。
高台公園が舞台だ。
高台公園の時間の移ろいと、四季の移ろいの中、
おなじみのタレントさんたちのイラストが動くよ。
好いもんだよ。
風情がある。
詳しいことは
「きせかえHTB500」ってとこを見てください。
そのうち携帯にも上がるでしょう。
ということでね。
春だよ。
それぞれに頑張ってね、
なんとか好い人生にしようじゃないか。
ということでね、本日は終わるよ。
いいね。
よし、
じゃぁ解散だ。
明日逢おう!
【DVD第11弾!いよいよ4月15日発売&受け渡し】
「DVD第11弾」は、ローソン・ロッピーによる予約受付を終了いたしました。
道内HTBグッズ販売店では店頭販売とともに予約を受け付けております。また、4月15日からはHTBオンラインショップでも販売開始でございます!
(18:34 嬉野)
2009年4月9日(木)
嬉野です。
お留守番ありがとうございました。
我々は帰ってまいりました。
みなさんお変わりなく各位の持ち場で日常業務に邁進されているでしょうか。
今年のドラマのシナリオハンティングは無事終わりました。
脚本家先生も静かな闘志を燃やし東京へと戻られました。
今回初めてお付き合いをするこの脚本家先生と、ぼくらは、
この胸のうちに抱えているものに、もの凄く近しいものを感じました。
気づけば、ぼくらは全員、
今と言う時代を生きていたということです。
ぼくらそれぞれの胸に汽笛が鳴り響いた時、
汽車はいつのまにか走り出していたと気づきました。
北海道は今、春です。
雪が融け、重苦しいものが遠のき、
誰もの胸に浮力がついて小さな想いは大気に染み出し、
その大気は風に乗って上昇していきます。
見渡せば大地は彼方へと広がり、
四囲はるかに望む山々にはいまだに残雪があり、
春の光を跳ね返しながら神々しいまでに白く輝いていました。
ぼくらは、不意打ちをくらったように景色に見とれてしまい。
北海道の春は美しいと思いました。
ひとつの流れが動き出しているという想いがあります。
その流れにぼくらは乗り、行き着く岸まで漕ぎ出すのです。
お楽しみはこれからでございます。
てなことで本日も解散。
【DVD第11弾!いよいよ4月15日発売&受け渡し】
「DVD第11弾」は、ローソン・ロッピーによる予約受付を終了いたしました。
道内HTBグッズ販売店では店頭販売とともに予約を受け付けております。また、4月15日からはHTBオンラインショップでも販売開始でございます!
(17:11 嬉野)
2009年4月3日(金)
嬉野です。
今日の札幌は気温10℃でございます。
いっきに春でございます。
さぁさぁ、いろいろのことが面白くなってまいりました。
お楽しみはこれからでございます。
さて、井上編集長の「ブルーレイ&DVDエクスプレス」に、
我々が連載しております無手勝流の映画コラムも、
是非、みな様、お目と通しのほどを願います。
なんせ無料の冊子でございますからね。
置いてあるところは、エイブイエクスプレスさんのHPに書かれておりますのでね。御確認の上、お店にお走りくださいませ。
奥さん!春です!走りましょう!
それでは奥さんまた来週!
あぁでも来週は、われ等二人、業務多忙で、皆様方にお愛想出来ない日が続くやも知れませんが、どうぞお留守番のほどを願います。
てなことで本日は解散。
【DVD第11弾!いよいよ4月15日発売&受け渡し】
「DVD第11弾」は、ローソン・ロッピーによる一回目予約分が上限数に達し、予約受付を終了いたしました。
第二回目の予約は早くも上限に達しましてございます。
変わらぬ御愛顧をいただき、ありがたきしあわせにござります。
(15:43 嬉野)
3月26日木曜日。
えー時代は今、不完全燃焼の藤村でございます。
先週土曜日、NHKさんに行ってまいりました。
「日本の、これから」のスペシャル版「テレビの、これから」。
スタジオに勢ぞろいした視聴者代表の方々、糸井さん、民放連会長、NHK副会長はじめ有識者の方々、そして各局のテレビ制作者が3時間に渡って「テレビのこれから」を語る。
とはいえ、まぁあんだけの人数がいれば、なかなかじっくり話ができないのはコレしょうがない。
番組後半にはもう、「藤やん、ずいぶん怖い顔してるじゃねぇか」と思っている方も多数いらっしゃったことでしょう。
えーそりゃぁ多少怒ってましたよ。
しかし今、民放各局の作り手が集まる機会を、NHKが作ったという事実は、「よくやってくれた!NHKさん」と、拍手を送りたいのであります。
なんだかもうね、各局の制作者に強い結束力が生まれましたよ。
勢い込んで上がったヒナ壇芸人が、さんまさんや紳助さんを前に何もおもしろいことを言えなかった、みたいなね。「あーゆう話じゃねぇよなぁー」「あれはフリが悪い」みたいな感じですよ。
「やーなんか芸人さんの気持ちがわかった」とか言ってましたからね。
まぁ番組では不完全燃焼でしたが、三宅、武内両アナウンサーをはじめ、NHKの番組スタッフの方々とわたしゃ朝4時までびっしりと飲み、大いに語りましたので、とりあえずは燃焼して帰ってきました。
そうそう、朝4時にね、シメの言葉を三宅アナウンサーが言おうとしたんですよ。でもみんなまだワイワイと騒いでおりましてね。
そしたらあの温和な三宅アナが、「おれにもしゃべらせてくれよッ!」って言いましてね、「あー三宅さんもたまってたんだなぁ」と、笑いしましたよ。
NHKの人たちは実におもしろい人たちでした。
あと、うれしいことがふたつ。
ひとつは、糸井重里さんとお会いできたこと。まぁ、たまたま便所で隣り合わせただけですけど。
このサイトは、嬉野先生が糸井さんの「ほぼ日」を参考に作り上げたものですからね。その糸井さんに、おしっこしながら「えーあのー・・・パクらせてもらいました!」と、ようやく言えましたから。
糸井さんも「ほぼ日の読者とどうでしょうの視聴者は、なんだか重なっているんですよねぇ」とおっしゃっておりまして、なんだかうれしかったですねぇ。
次は是非、便所ではないところで、じっくりお会いしたいと思いました。
もうひとつは、ようやく20数年ぶりに高校の先輩に会えたこと。
「相
棒」の松本プロデューサーは、実は名古屋の高校のラグビー部の先輩でして。私は知ってたんですが、松本さんは「水曜どうでしょうの藤村D」が、まさか「ラ
グビー部の後輩の藤村」だったとは夢にも思ってなかったらしく、「えっ!あの藤村だったのー!」と、たいそう驚いておりました。
「相棒」と「水曜どうでしょう」、不思議なところでつながっているんです。
まぁ、テレビに対して語りたいことは山ほどありますが、それはまたおいおい。
とりあえず今夜は解散!
(18:36 藤村)
2009年3月25日(水)
奥さん、嬉野です。
天気予報がこの頃はよく当たる。
だがまぁ当たって嬉しいのは自分に都合のよい予報の時だけで。
当たって欲しくない予報の時に当たってもらっても、うれしくはない。
実に勝手な話で申しわけないが、これも人情である。
だがもし仮に、
天気予報なんてそんなけちくさいこと言わないで、
もっと積極的に科学が進歩して、
天気が人の思い通りになるようなことにでもなれば。
つまり気象庁が革新的な科学力を導入して、
明日のお天気をいかようにも出来るようになれば。
向こう一年の天気を意のままに操作出来る力を持ってしまったとしたならば。
そんなことになったら。
反対にやっかいになるだろうね。
発表された向こう一週間の天気をテレビで見た人たちが、
あっちこっちからクレームの電話を気象庁に入ると思うね。
「うちの子供の運動会の日が雨っておかしいでしょ!」
「せっかく一年も前から計画してた家族旅行の日に雨ってひどくないですか!」
「すみません。引越しの日なので晴れにしてください」
人間の力で天気の操作が可能になるって分かった瞬間から、
もう誰もその現実を受け入れようとはしてはくれないのではなかろうか。
人間にはどうすることも出来ない自然の力があるのだと思えば、
悔し泣きしながらでも、いきどおりながらでも現実を呑むしかない。
でも、その決定に人の力が色濃く影響するのなら、もう誰もおとなしく現実を受け入れなくなるのではないだろうか。
死なない薬が出来て。
誰もがそれを飲んで死なない身体になったとして。
やっぱりそれでは人口が増えすぎて食糧危機があっさり訪れて。
それでも人は増える一方で。
そんな中で、地球全体のことを考えて、
無作為抽選で、
当たってしまった人に死んでもらわなければならなくなったとしたら。
それはかえって酷薄で残酷な社会のような気がする。
誰もが死にたくはないだろうけれど。
それでもぼくらはいつかは死ななければならない。
それがぼくらの身体に仕込まれた運命だからだ。
人にはどうすることも出来ないことがこの世に存在するということは。
ぼくらにとって、けして悪いこととは言えないのではないか。
ぼくらには、そんなに大それた事を決めてしまえる力は無いし。
その決定を人に納得させられるほど偉大な力もまた無いのだ。
それでも、もうずいぶん自然をねじふせて、
人の思いのままになってしまったことがあるだろう。
それらはもう、なかったことには出来ない。
なんつーことで、また明日。
時代は今の人は、本日までお休みです。
皆の衆、解散じゃ。
また明日。
(17:11
嬉野
)
2009年3月17日(火)
嬉野です。
さて。来る3月21日土曜日。
うちの藤村がNHKの番組に出演をいたします。
生放送でございます。
11名のテレビ業界の名士のみなさん、25人の視聴者代表と席を同じゅうして、
藤村がテレビを語る。
奥さん。
時代は今、「藤村」でございます。
この日記上で厳かにカウントダウンをしてまいりたいと思います。
それでは奥さん御唱和ください。
「藤村まであと4日!」
では解散!
(12:00 嬉野)
2009年3月16日(月)
嬉野です。
さて。来る3月21日土曜日。
うちの藤村がNHKの番組に出演をいたします。
生放送でございます。
11名のテレビ業界の名士のみなさん、25人の視聴者代表と席を同じゅうして、
藤村がテレビを語る。
奥さん。
時代は今、「藤村」でございます。
本日よりこの日記上で厳かにカウントダウンをしてまいりたいと思います。
それでは奥さん御唱和ください。
「藤村まであと5日!」
本日わたくしは、キャップ福屋と出張で不在の身でございますが、
広報On越あきが中継してくれましての登板でございます。
では解散!
(14:44 嬉野)
2009年3月13日(金)
嬉野です。
小学生の頃でした。
親父から聞かされた話があります。
それは日本がアメリカと戦争していたころの話です。
日本軍はアメリカ軍の猛攻にあって壊滅的な打撃を受け。
もう組織的に戦うことが出来なくなって。
それでも。
日本軍は戦闘行為を止めてはならず。
兵隊たちは、散り散りになってジャングルを逃げ続けていた。
そんな日本の兵士の話です。
場所はフィリピンとかビルマとかニューギニアとかだったと思います。
その兵士の戦友は敵の砲撃で死亡して。
兵士は戦友の遺品を日本に持ち帰りたいと思って。
遺族に戦友の遺品を渡してあげなければと考えて。
遺品をどれにしようか迷っていました。
兵士は疲れていました。
とてもとても疲れていたのです。
いえ。
その兵士だけではなく。
日本軍の兵士は皆疲れていて。
そして皆、どうしようもなく腹を空かせていたのだそうです。
兵士は考え抜いた末に、戦友の名刺を一枚抜き取り。
この名刺を遺品として日本に持ち帰ろうとポケットに仕舞いました。
一番軽かったのです。
こうして兵士は逃げました。
もう身体も気持ちも、ぼろぼろで。
でも、死にたくは無かったので歩き続けました。
右足を出し左足を出し。前に進むのでした。
兵士なのに。
もう武器も持っておらず。
重いものはみんな途中で捨ててしまいました。
服もぼろぼろで。
ただ幽霊のような足取りになりながら。逃げました。
どれくらい経ったころでしょう。
逃げながら。
兵士は自分の左肩がモーレツに重いことに気づきました。
でも荷物はもう何も持ってはいないのです。
それなのに左肩がモーレツに重い。
兵士はよろめきながら左の胸のあたりを触ってみました。
すると、左の胸のポケットに一枚の名刺が入っていました。
戦友の名刺です。
兵士は名刺がこれほど重いのだということにその時はじめて気づきました。
でも、捨てるわけにはいきません。
これは戦友の遺品なのです。
日本で彼を待つ彼の遺族に。
彼の父に。彼の母に。手渡さなければと兵士は強く想いました。
でも。どうしようもなくその名刺は重かったのです。
兵士は、朦朧とする意識の中で必死に考えました。
そうして名刺の端を少しだけ。すこしだけ。指でちぎりました。
そうしてまた。歩きだしました。
それでも。
少し行くと、また左肩が無性に重くなるのです。
兵士は立ち止まり。またポケットから名刺を取り出しました。
そうして、また丁寧に名刺の端を少しだけ。ほんの少しだけ指でちぎりました。
そうしてまた歩き出すのです。
でも。
それでもどうしても左肩が重くなる。
兵士は立ち止まって。
また名刺の端を少しだけちぎる。
それから幾日歩いたでしょう。
運好く兵士は日本へ帰る引き上げ船に乗ることが出来。
そうして無事に日本へ帰りつくことが出来ました。
こうして兵士は、戦友の遺品を遺族に渡すという責任を果たすことができたそうです。
でも、遺族の手に渡された時。
その戦友の名刺は。
ほとんどの部分がちぎられて、
ぎりぎり戦友の名前が刷られているところばかりが小さく小さく残った、奇妙な奇妙なものになっていたのだそうです。
その話を親父は子供だったぼくにして。
そうして親子して。
うすっぺらい名刺一枚が耐えられないほど重くなるのだと言う。
極限状態に追い込まれた人の身の上に、遠く思いを馳せるのでした。
その親子の感慨から30年以上経ち。
話してくれたぼくの親父も病気で死んでしまい。
すっかり分子になってしまった二年後。
ぼくはロケでマレーシアのジャングルを歩きました。
ブンブン・クンバンという動物観察小屋を目がけて。
植物の繁茂する登山のような険しい山坂の道を11キロ。
熱帯の太陽に照らされて7時間歩き続けました。
栄養の行き渡った身体でも、
45歳の身体は最後にはへとへとになり。
本当に最後の辺りでは歩くのがやっとで。
背負ってた荷物は大泉くんに背負ってもらいながら。
1キロ以上あるビデオカメラは、もう重くて胸の前で構えることも出来ず。
ただ左手に下げてしまい。
それでも途中で何かあるといけないと思い。
ビデオカメラのスイッチだけは切らず。
テープを回しながら左手に下げたままで歩いていました。
画面は多少ぶれても、音声が入れば使えるからと、
ずっと回した状態にして、ただただ左手にぶら下げて歩いていました。
でも。
そのことがある時点から気になって気になってしょうがなくなったのです。
カメラが回っていることがです。
撮影していると言うことがです。
ブレブレの画になっているはずです。
もう画作りには微塵も気を使ってはいないのです。
でも撮影しているという。
その一事が気になって気になってしょうがなくなった。
そしてカメラのスイッチを切りたくて切りたくてしょうがなくなった。
自分でも不思議でした。
なぜならビデオカメラのスイッチを消したところで、
カメラの重量は減りはしない。
変わらず重いのです。
だからそう思って。
そう自分に言い聞かせて歩くのです。
ですが。
それでも撮影を続けているのだという状態に、
やっぱりぼくは我慢が出来ないのです。
モーレツに歩くのが辛くなるのです。
そうしてぼくはとうとうビデオカメラのスイッチを切りました。
その時、うそのような開放感を味わいました。
身が軽くなったのです。
ぼくは、いま分かります。
あの兵士は名刺一枚が重かったのではなかったのです。
遺品としてどうしても持ち帰らねばならないという、
その責任が重かったのです。
テープが回っている以上。
撮影している以上。ぼくには責任がある。
ぼくは勝手にそう思い込んでいたのでしょう。
その責任をぼくに課していたのは、ぼく自身だったのです。
そんなこと日ごろは意識したことも無かったのです。
でも、ぎりぎり追い込まれた時。
ぼくは身をもって感じたのです。
責任には実際、重量があるということを。
その責任は自分が自分に課したもので。
そしてその責任の重量は人間を押しつぶせるほどだということを。
責任は間違いなく人を押しつぶすだけの重量があります。
責任感の強い人はなおさらです。
日ごろは気づかないだけです。
気づかないままにぐりぐり押されているのです。
そういうことがあるのです。
無責任になれと言っているのではないことは。
お分かりいただけていると信じます。
そんなバカなことを言っているのではない。
ただ気をつけろ。と。
申し上げているだけです。
責任にはとてつもない重量があるのだということを。
まともな人ほど、責任感があるのだということを。
そして、まともな人が多いほど、社会は豊かになるのだということを。
ぼくらは、誰もが、まともでいたいと思っているのです。
そうして責任を果たしたいと願っているのです。
でも、自分の身の丈を越えた責任も持ってはいけないのです。
それでも知らぬうちに持っている。
だから身の丈を越えたと少しでも感じたら。
その分だけ、
ちぎって捨てていくほうが好いのです。
その方が好いのです。
そうすれば、あの兵士のように、
かろうじて自分を無事に保ったまま。
自分に持てる重量の責任にして、
果たすことができるのです。
そんな話です。
ただまぁ、長々書きましたが、
あてずっぽうですから、残念!大間違い!
と言うことは当然あります。ねぇ奥さん。
しかしまぁ。
わたしゃそう思うと言うことです。
さて、
藤やんは今日お休みで。
来週の月曜日もお休みです。
ということでね。
今週はこれで解散です。
それでは奥さん。
また来週!
(18:22
嬉野
)
2009年3月9日(月)
嬉野です。
春はどこまで来ておるのやら。
奥さん、春はさぁ。
晴れた日がいいね。
田舎道。
埃っぽい道がのびていて。
遠くには山が青く。
道の脇には菜の花がいっぱい咲いてて。
かたわらに立つ桜の木は満開で。
そこへ春の風が吹くたびに。
はらはらとピンクの花びらが舞い落ちて。
呑気な春。
そうね。
おらぁ奥さん、呑気が好いよ。
そしてさ。
やらねば!
という時になったら、きちんと緊張する。
人間ね、
そういつもいつも
緊張してばかりはいられないんだよ。
そらぁ油断してると怒られるよ。
当たり前だ。
そら怒られる。
怒ってくれてありがとうだよ。
でもね、油断するなと怒られたにしてもさ。
どっちかというとね
日常的に油断してるから
健やかに生きていけるところが人にはある。
常に緊張をしているハツカネズミは、
だから心労でショック死してしまう。
昔ね。
番組で飼ってたハツカネズミの引き取り手を、
「鈴井の巣」班が探し求めていたから、
手を上げて、家で引き取った。
死んだハムスターが昔入ってたケージに入れて飼ってた。
ある晩、家の女房が可愛いからってケージに手を入れた。
でもハツカネズミは警戒して寄って来なかった。
「おいでよ」って、家の女房は無理やりハツカネズミをつかんじゃった。
そしたら、きっとモーレツに緊張したんだろうね。
そのまま死んじゃった。
生き物好きの女房の落胆振りは、
そらぁ、はたで見るのもかわいそうなくらい
気の毒なものだった。
でも、それがハツカネズミという種の生き方なのだろう。
常に緊張して怯えることで外的から身を守るのだろうよ。
気の毒だけど、
それもひとつの種の生き方だろう。
でも人間の生き方ではない。
なんかそんなことですよ奥さん。
分かったような分からん話だな。
詰めが甘かった。
いいじゃないですか奥さん。
春なんだから。
ちゅうことでね。
本日はこれにて解散!
明日からまた出張でガス。
お留守番を頼みますよ。
(13:00 嬉野)
2009年3月6日(火)
嬉野です。
今日の札幌は嵐です。
でも春が近い嵐です。
さて、思いつきの話をひとつ。
世間には、妻子のある男性ばかりに、
想いを寄せてしまう女性がいて。
でも、いつも仕舞いには上手くいかなくなって別れてしまう。
そんな別れを繰り返すその女性を脇で見続けるうちに、
「そんな人とばっかり付き合っていてはダメよ」と友人は助言してしまう。
すると決まって「あんたなんかに私の気持ちは分かんないわよ」と怒られて、
でも、怒った彼女は、悲しげな顔をして、
それきり黙ってしまう。
でもその女性はやっぱり今回も付き合っている男性と上手くいかなくなって別れてしまう。
「ね。あなたの前では家庭に不満がありそうなことを言っても、やっぱりあの男性には、あなたより家庭の方が大事だったのよ」。そう言うとその女性はもう何も言わない。
その女性が、いつまでも生産性の無い恋の道を突き進んでいるのは、もう誰の目にも明らかなことで。
「だから好い加減にそんな家庭持ちの男性ばかりに気持ちを向けるのはやめて普通の恋をしなさいね」と、諭すように友人はまた助言する。
でも、その女性が、
まだ小さかった頃、両親が離婚して、
早くから父親に甘えられずに人生を送って来た人だとしたならば。
そして、
そのせいで。
その女性が、家庭的な雰囲気を持つ男性にしか恋心を抱けないのだとしたならば。
それでもまだ、その女性に助言することができる人がいるだろうか。
人を好きになることに割り切れる合理性も説明のつく理屈もありはしない。
あるのは、ただその人をどうしても好きになってしまう自分と、
そう想ってしまうその人なりの理由だけだろう。
ならば求めても求めても得られない人を求めてしまう理由に縛られてしまったとしたならば。
その人の恋はただただ悲しい恋にしかならず。
どこまで行っても人生のハッピーエンドにはたどり着けない運命になる。
そう考えれば、
「あんたなんかに私の気持ちは分からない」と言われてしまうのは、
悲しいほど当たり前のことなのではないだろうか。
異性しか好きになれない人に「同性を好きになりなさい」と言ったところで、
いったい誰が「はい分かりました」と言えるだろう。
同性しか好きになれない人に「異性を好きになりなさい」と言ったところで、
いったい誰が「はいわかりました」と言えるだろう。
それと同じことではないだろうかとぼくは不意に思って、
人というのは始末に負えないほど複雑な生き物だと思った。
ぼくらは複雑なのだ。
割り切れないものを抱えながら、苦しみながら、それでも生きていける。
そのことをぼくらは忘れてはならないのだ。
非合理でも、矛盾していても、理不尽でも、
苦しくても、絶望しても、
抑圧されていく自分の感情をコントロールしながら前を向いて生きていく能力が、ぼくらにはあるのだ。
それは、あらかじめぼくらの人体にプログラムされている能力だと、
今、ぼくは思うのです。
いったい何万年、何十万年前に出来上がったのか知らないけれど、
ぼくらのこの人体が完成した時、
荒々しかった当時の地球上で、ぼくらが生きていけるように、
ぼくらの人体に組み込まれた能力のような気がするのです。
だからぼくらは、その能力を、
そして、その能力を与えられたぼくらのこの人体を、信じるべきなのかもしれない。
信じて、前に向かって進むべきなのかもしれないのです。
なんかそんな気がするのです。
ぼくの頭の中にはもっと込み入っていろいろあるのですが、
整理してここに書くのが困難で、きょうはこの辺りで終わりです。
でも、ぼくは、この先どんな時代になろうと、
ぼくらの人体が持つ敏感な感度とバランス感覚とは、
常に正しく機能していくのだと、信じていくつもりです。
書いてること分からないですねきっと。
すんません。
私の考えてることなんか、気にする必要はありませんよ奥さん。
頭の悪いおやじのたわごとですから。
では、また来週!
本日はこれにて解散。
(18:06
嬉野
)
2009年3月4日(水)
嬉野です。
昨日。
樋口了一さんが「誰も知らない泣ける歌」に出ていましたね。
樋口さんがスタジオライブで歌ったのは「手紙」 ?親愛なる子供たちへ? 。
女房はその時、初めて「手紙」という歌を聴いたのですが、
歌の途中に、「好い歌だね」って涙声でつぶやいていました。
「泣ける歌です」よっていうプレッシャーな紹介のされ方をしても、それでもね。聴いているうちに、やっぱりこの身に沁みてくるものがある。
ぼくの親父はもう死んでしまったけれど。
母親も八十歳という高齢になってしまったけれど。
その両親と一緒にくらしたのはせいぜい人生の18年くらいで。
でも。
大事な子供時代をその二人に守ってもらって、
それでも、親子仲が好かったり、悪かったり、
そんなでこぼこは、人それぞれにあるだろうけど。
でも、この歌を聴きながら、
ぼくが、いつも素朴にハッとするのは。
ひとりではなんにも出来なかった頃の自分が、
二人の親に大切に育てられた時間があったんだという事実。
その事実を今更のように思い起こしてしまう瞬間。
小さすぎたから。
その頃の記憶が、ぼくらの中にぽっかりとない。
だから、そんな当たり前のことを、
ぼくらは改めて意識することもないまま、この年になるまで生きてしまった。
でもさぁ、なんにも出来ない時期があったんだよねぇ。
誰にもね。
火がついたように泣いて訴えたり。
屈託無く笑って可愛いと思ってもらったりして。
そんなことしか出来ない時期があったんだよねぇ。
そんな時、大切に育ててくれる愛情がなければ、
ぼくらは生きては来れなかった。
それは、あたりまえのことなのにね。
全部、忘れてるんだよね。
若者だった父親のことも。
娘時代の面影を残していた母親のことも。
若い両親が、生命力の持つ明るさに溢れていた時間の中で暮らしていたことも。
そんな時間の中で何から何まで世話してもらっていたことも。
そしてそれが、なにより幸せな時間だったということも。
だから「あっ」って思い出してしまった瞬間に、
ぼくらは「そうだった」って思い知る。
樋口さんの「手紙」という歌は、
そんな大事なことに気づかせてくれる歌。
ということでね。
もうすぐ春です。
(16:31 嬉野)
2009年3月2日(月)
嬉野です。
先週は道内出張で富良野の方へ行きまして、
二人とも留守をばいたしまして愛想無しでございましたよ。
みなさんお変わりありませんかね。
今日の札幌は狂ったような雪嵐でございました。
春が近い証拠だとなんとなく思うのでございますよ。
さて今週は大きな動きもありまっせんので、
こつこつと書かせていただこうと思うとりますのでね。
どうぞよろしく。
じゃ、また明日ね。
また来てね。
(18:06 嬉野)
2009年2月20日(金)
嬉野です。
アメリカという国はデカイでしょ。
ねぇ。
昔どうでしょうの4人で車に乗って北米大陸を横断したことがあったけど。
その時そう思ったのよ奥さん。
つくづくあの国はデカイなぁと。
日本はね、国道沿いに必ず町があって、
とにかく家並みが延々つづくのよ。
国道を何百キロ走っても民家が無いなんて、
そんなアメリカみたいなとこはないのよ。
ちょっと田んぼがあるくらいよ。
のんびりするのよ。
うちの女房と旅をする度にそう思うの。
でもアメリカは違う。
町と町との途中には人が住めない広大な砂漠や荒野が横たわってて延々とつづくのよ。
うんざりするくらい。
だからあの国はね、西海岸から東海岸までハイウエイをするっと整備して国中を車社会にする必要があったんだろうねぇ奥さん。
だってそれさえ可能にすれば途中の荒野を高速移動で無視して余所の町へ移動できる。したら途中の荒野を無かったことにできる。
アメリカという国に暮らす人にとって、人間の高速長距離移動を可能にすることは悲願だったろうよ。あの国へ行くとそう思う。
アメリカ人は、人間の高速長距離移動という下支えがあるからこそ、あの国で快適な暮らしを営めるようになったのだろうね。
そんなことを思うとテレビショッピングもインターネット通販もアメリカ人なら当然発想するだろうと素直に思える。
だって、そら便利だろうなって、
あそこに暮らしてたら全員思うはずだよ。
それくらいポツンポツンに人が暮らしてる国だもの。
そらそんなシステムできますよ。
でもね奥さん。
こんなにみちみちに人が暮らす日本にも、
今や高速道路が整備されて、
新幹線までも整備されて。
しかも、どんどん延長されていってね。
いつのまにやらテレビショッピングも、ネット通販も盛んで。
そしてそうなってすでに久しいけど。
それで便利になったけど。
あのアメリカという国に住む人が思うほどには、
日本の国に住む人は「便利になったなぁ」とは、しみじみ思ってないような気がするのよね。
でね、今、不意に思ったけどさぁ。
日本もアメリカ並みの車社会と通信の社会にしてしまったがためにね、反対に都市と都市との間に今いくつもある小さな町がね、無くなっていくようなことってこの先の可能性としてないのかしら?
だってこのシステムはさぁ、途中にえんえん何も無い、
草も生えないような野っ原ばかりがつづく、
そんな国が発想して整備したシステムでしょう。
だったら、そのシステム使ってたらさぁ、
反対に、途中にある町が消えていくような気がするのよ。
無くてもいいと、思われていくような気が、なんかするのよ。
社会を変えていくのは、
ぼくら人間の意識のような気がするのよ。
必要ないと思ったら、
そう思った瞬間に消してしまうのよ。
めんどうな人間関係のように。
なんかね、そんなことを思いましたよ。
とういうことでねぇ。
腹も減ります午後7時。
札幌は大雪ですよ奥さん。
今夜は吹雪くのだそうです。
荒れるだそうですよ。
北海道のみなさんは、今晩はお家でゆっくりいたしましょうね。
ではまた来週!
解散!
【ヨーロッパ企画Presents「第5回ショートショートムービーフェスティバル」】
来週末28日の東京本選のチケットは完売したそうですが、3月7日の大阪本選のチケットはまだあるそうです。
以下、大阪本選詳細。
○日程 2009/3/7(土) 13:30開場 14:00開演
○会場 大阪天満橋エルシアター
○料金 前売:2,200円 当日:2,500円[全席指定]※未就学児入場不可
電子チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス
○審査委員長:いとうせいこう
○上映作品:
黒木正浩、酒井善史、角田貴志、諏訪雅、永野宗典、山脇唯(以上、ヨーロッパ企画)
イクイプメン(お笑いユニット)、筧昌也(映画監督)、せきしろ(文筆家)、ソリ(演劇ユニット)、東京03(芸人)、中山祐一朗(俳優)、藤村忠寿(テ
レビディレクター)、ポップルピーププロダクションズ(一般)、真壁幸紀(一般)、ムロツヨシ(俳優)、モッカモッカ(演劇ユニット)、モンスターエンジ
ン・西森(芸人)、
※開演時間までにご入場頂けたお客様に限り、投票の権利がございます。ご協力お願い致します。
○詳細:
http://www.europe-kikaku.com/projects/ssmf/ssmf.htm
(19:00
嬉野
)
2009年2月16日(月)
嬉野です。
日本のあちこちに春の便りが届いているようですが、
北海道の方にはまだなんの便りも届きません。
遅配なのでしょうか?
一日も早く春からの招待状を手にしたいものであります。
温暖化の影響で暖冬で雪は少ないんですが、
でも今日なんかえらい寒いし。
なかなかすんなり春にしてくれない。
じれったいのよ。
ということで、本日終了。
みなさん。今日も一日ご苦労さん。
解散!
(18:01
嬉野
)
2009年2月10日(月)
嬉野です。
藤村先生の第11弾DVD編集作業も、
昨日で、すべて終わったようです。
あとは完成を待つばかり。
みなさまも今しばらくお待ちくださいませ。
今日は藤やんも、どこかで日記を書くでしょう。
とりあえず嬉野がご報告がてら顔を出しましたが。
また引っ込めます。
ではまたいずれ。
●「DVD第11弾」絶賛予約受付中!「写真集2(改訂版)」の第二回予約もスタート!まだ、という方は是非、ローソンロッピー端末で。
(11:35 嬉野)
2009年2月5日(木)
昔、うちに犬がいた頃。
犬のともだちはうちの女房だった。
その女房が旅に出ると、
犬はともだちがいなくなって、
つまらなそうにしていた。
日が暮れて遅くに自宅に帰り着くと、
犬は暗い居間の隅で寝ていたものだ。
明かりを点けると犬は目を覚まし、
かったるそうに伸びをして、
ポテポテとした足取りでぼくの傍に寄ってきた。
台所の床にステンレスで出来た犬の皿を出してやり、
ドッグフードをカラカラと入れ牛乳をかけてやる。
犬はピチピチと音を立てながら食べはじめ。
ぼくは部屋に戻って本を開いて。
そうして本を読んでいた。
しばらくして目を上げたら、
廊下の向こうの居間の入り口に、
じっとこっちを見ている犬がいて。
犬はなんだか切っ掛けを待つような顔でじっとぼくを見ていて。
手招きをしたら、
いきなりしっぽを振って、早足で寄って来た。
寄って来ても、
ぼくは本を読んでいたから、
犬と遊ぶわけでもなかったが、
それでも犬はぼくのそばで丸くなって寝ていた。
そのうち飽きたのか、また立ち上がって、
とぼとぼと居間の方へと戻って行って。
しばらくして見に行くと、
犬は前足の上に顔をのせてつまらなさそうにしていたのだった。
ふと思う。
犬はどことなく寂しそうであって欲しい。
できればいつもつまらなそうにしていてほしい。
そうして、ほんの少しのことで喜んで欲しい。
ちょっと構ってやったくらいで、
しっぽを振って、飛び上がって、喜んで欲しい。
そのためにも、
犬にはいつも寂しそうなやつでいて欲しい。
そう思いませんか奥さん。
ねぇ。
私はね、そう思うの。
昔からね、寂しいのが好きだから。
なんでだろうね。
とくに理由は思いつかないけど。
きっと幸せだったんだろうね。
子供時代。
さて、明日は日記の更新はお休みします。
嬉野さんは明日は健診日なのです、
でもって藤やんもお休みだし、
ここは来週月曜までひっそりシーンとしてますのでね。
みなさんもつまらなさそうにしててください。
ともだちいなくてもね、
ともだち欲しいなってつまんなさそうにしてる状態って、
わりと好感持てる。
つまんないなぁと思いながら、好い子にしてるって、
きっと、はた目にいいのよ。
じゃ、また来週!
嬉野さんでした。
●「DVD第11弾」絶賛予約受付中!「写真集2(改訂版)」の第二回予約もスタート!まだ、という方は是非、ローソンロッピー端末で。
また明日。
(17:26 嬉野)
2009年2月2日(月)
嬉野です。
去年の年の瀬にねぇ奥さん。
「DVDレビュー」誌の井上編集長が、
「ちょとお話があります」と、いうことでやって来られましてね。
えぇ、「DVDレビュー」さんと言えば奥さんね。
うちが「どうでしょうDVD」を世に出しました5年前の2003年にね、編集長の井上さんが、わざわざ東京からみえられましてね。
「DVDレビューも一生どうでしょうします!」
なんつって、もういきなりね、
初対面なのに後先考えずにというか、
いやもう成り行きでというか、勢いだけでというか、
意外に深い考えあってというか、
そうは言ってもとくにそういう雰囲気も見当たらずというか。
とにかく「DVDレビュー」紙上でそう宣言されましてね、
今日に至っておったわけですが。
その井上編集長が去年の年末に不意に札幌に見えられて、
「DVDレビュー」もちょっといろいろありまして、とおっしゃるわけです。
井上さんが「ちょっといろいろ」と言うからには相当の事情があるのだろうかと思いながら聞きますと、果たしていろいろあるらしく。
熟
慮の結果、とりあえず「DVDレビュー」は年4回刊行だったところを断腸の思いで2回に減らし、その上で、DVDに次ぐ次世代高品位映像ディスク
BLU−RAYの映画ソフトの未来を大きく見据えた「月刊Blu-ray & DVD
Express」という新しいフリーマガジンを刊行することにしたのです。とおっしゃるわけです。
で、これに「映画コラム」のようなものをぼくと藤村先生とで毎号かわりばんこで書いてくれないかとの御依頼。
こちらも後先考えずに二つ返事でお引き受けしてね、
「観る・思う・考える・書く」という、
うーむ。そのまんまだなぁ、と思えるタイトルを井上編集長が考えてくれて、
で、書きました。
それが現在、既に店頭に置いてある
「月刊Blu-ray & DVD Express」Vol.3から掲載開始で。
まずワタクシ嬉野さんがトップバッターで、
確かに「観て、思って、して、考えて、でもって、書いたんだろうな」と思える内容のものを書いておりますので、
お退屈しのぎにお付き合いいただける皆様には是非ご一読くだされたく、本日ここで宣伝をしておりますしだい。
で、いったいどのお店に置いてあるのかという配布一覧がね、
「AV エクスプレス」のサイトにたどり着くと、
ずらずらっと記載してありますので、それを御覧の上、最寄の店舗に走っていただきましてね、
でもって、だまされたと思ってお手にとられまして是非お読みくださいませよ。
でもって、「だまされた!」つって、暇を潰していただければ思うわけでございます。
ということで、えぇ、
本日は、この辺りで解散、総選挙。
なーんつって。
「...」
すんません。
また明日ね。
そうそう。
月初めになりましたのでね、
そろそろお寺の景色も変わりますよ、
お楽しみに!
おっと!もうすでに変わってました!
(16:36 嬉野)
2009年1月29日(木)
嬉野です。
なんだか今日の札幌は気温が高くて春のようでガス。
道の雪が融けて流れて水びたし。
春近し、と言うには早し、まだ一月、でガス。
「でがすた!」
なんてな駄洒落を、
昔だれかがどうでしょうの中で言った気がする。
誰だ。
思い出せない。
うーむ気持ちが悪い。
だいたい何を何と駄洒落たのかすら思いだせない。
お。
そーだった。
壁に掛けられた絵を見て、コメントをつけることを強要されていた頃の大泉さんが、
ヨーロッパで、壁にあった絵画の額縁に記載してあった、
画家のドガのスペルを「デガス」と読み間違えて、
「デガス...、この絵はねぇ。でがすた!」
なんてなことを苦し紛れに言い放った時に言ったね。
...。
まぁ、だからどーだという話ですよ。
えぇ、えぇそーですよ。
ねぇ。
ということですから、
もうね、解散してください。
終了〜!
また明日ね。
明日も来るのよ、奥さん!
奥さん以外の人もよ!
(15:21 嬉野)
2009年1月27日(火)
先日アニメになりました嬉野です。
とにかく藤村先生の御指導のもと、
言われるがままにやりまして、
私には何が面白いんだか分かりませんが、
あの方が、「いやぁ今の絶叫は琴線に触れました!」とか、
なにやら爆笑して喜ばれるものですから、よく分からんが、この人が満足してるんだから、まぁ好いのだろうと思って録音を終えて東京から帰って来た次第で。はい。
もうね、なんでもやりますよ。やれる範囲のことはやるの。
いいのもう、今年50だから。
さて奥さんね。
慣れ、不慣れということを感じさせられる瞬間というものが、どうもあります。
アニメの話じゃないですよ。いや、それもそうだけど、その話じゃないの。
慣れ不慣れというのはね、往々にして仕事に対して深刻にあったりするのですが。
そのことをなんかの拍子に思い知らされてね、
焦る時が、誰の人生にもあったろうし、
この先もあるだろうし、
今現在もあるだろうしね。
で、まぁ、慣れるには時間の問題、個々の能力の問題など、いろいろあるような気がするのだけれど。でも実際、慣れるということはどういうことなのかということを考えたことがなかったのですが。えぇ、この前考えました。
聞きたいですか?
「...」
聞きたいですか?
「...」
おかしいですねぇ。声が聞こえてきませんねぇ。
聞きたくないんですか。
なに?
また長くなるんでしょう?
当たり前じゃないですか。
途中で飽きませんか?
知りませんよそんなこたぁ。
だいいち聞いてくれようがくれまいがね、
ワタシャ聞かせますよ、勝手に。
「...」
ということでねぇ、慣れ不慣れという...。
何ですか?
なに?なんでもない?
でもあなた今、手を上げたじゃないですか。
なに?勝手に上がってしまった?
自分の手がですか?
自律神経の方に異常がある?
腱反射?
診断書もあります?
見ますか?
見ませんよ。
えぇ、ということはあなた、特段わたしの発言を阻止したいというアクションではなかったのですね。
あぁ違う。なるほど。そーですか、そーですか。
じゃぁ続けて好いですね。
はい。はい。
ということでね、慣れ不慣れの話ですけどね。
私が、そんなことを考えてしまったのにはそれなりに切っ掛けがあってね。
その話をこれからするんですが。
それは今年の年始のことでした。
私は一人、居間でテレビを見ておりました。
正月はテレビを見るに限ります。
いや別に、面白いとか面白くないとかじゃなくてね、
することが思いつかないのでテレビをつけるというあれです。
一番ダメなね、時間の潰し方です。はい。
ちびっ子がね、こういうことをしていては立派な大人にはなれませんが、中年は好いんです。おっさんはね、もうこれ以上特別どうにかなるわけでもないのでね、他人様に迷惑を掛けないように自戒の念に努めれば、あとは多少のことは勘弁してもらえるのです。
で、私はテレビを見ていたわけです。
盆栽の番組でした。
いや、とくに盆栽に興味があったわけではないです。
ただなんだか静かな番組だったから。
もうね、この頃は見てても静かかどうか、地味かどうか、その辺の価値観でチャンネルをそのままにするかしないかを決めるわけですよ。
で、その番組は静かに進行していたんです。
で、見てました。
でまぁね、盆栽にも興味が無いわけではなかったのでね、
だってあなた、植物のミニチュアでしょあれ。
すっげぇ小さな柿の木に、秋になるとすっげぇ小さな柿の実が赤く成ったりするじゃないですか。
興味深いですよね。
えぇっと。
そこの人。あなた。
あなたトイレに行きたいんですか?
違うの?
でも、さっきから貧乏ゆすりしてねぇ、気になるんですよねぇ。
違うんですか?トイレじゃない?
あぁ、癖。癖ね。
じゃ、しょうがないですねぇ。
多少のことは私も我慢しますから。
だからあなたも我慢して。
とにかくねぇ、他の人はもうみんな帰っちゃったからさぁ、
あんたしか居ないのよ、ここには。
何、何、なにを今頃になってあたりをキョロキョロ見回してビックリしてるのよ。
ね、あんたしかいないでしょ。
だからね、あんたはもう席を立てない。
分かりますね。
もう最後まで私の話に付き合ってもらいますよ。
ほんとにねぇ、タイミングと言うのはねぇ大事なの。
席を立つにもタイミングがあるからね、その間を外したらもう観念するしかないわけです。
分かりますね。
分かってる?
さすが。
ということでねぇ。
えぇ...、と、なんでしたっけ?
盆栽?
あぁそうそう、盆栽。
いやぁ助かる。あなたみたいな人いてくれると。
この頃はさぁ、遠まわしに伏線しゃべってる途中で本線の話の方を忘れちゃうのよねぇ。
早くやれ?
あぁ...。
でまぁね、盆栽の話ですよ。
というか盆栽番組の話です。
盆栽を教える先生もね、お若いお綺麗な御婦人で。
進行役のお姉さんもお若いお綺麗なお嬢さんで。
盆栽話も華やいだ雰囲気の中で進行しておりまして。
そのムードが妙にのどかだったものですから、ワタクシ、一人でポケーっと眺めておりまして。
でまぁ、いよいよこれから二人でね、実際に鉢にこの盆栽を生けていきましょうよという話になって。
で、そん時、お二人の前にそれぞれに盆栽キットが並べられ、鉢に土を盛って植物をこれに生けて、と、先生が実地に指導する。
それに促されて進行役のお嬢さんも見よう見まねで視聴者の代表として盆栽を鉢に生ける。
ところがまぁ実際にやってみると先生が言うように簡単じゃない。
なんでもそうです。慣れてる人がやると簡単に見えるけど、実際やってみるとうまくいかずに四苦八苦する。あります。あるんです。そーいうことはいっぱいある。そんなことばかりが人生みたいなことです。ねぇ奥さん。
で、慣れていないことを人前でやらされると人間はオタオタするのです。
あります。私なんか常にオタオタしております。
で、その進行役のお嬢さんも若干オタっておられたように見受けました。
先生の方はと見ると、こちらは悠然たるもので鉢に土を入れ植物を生け、土をかけるのが実に自然な動き。
お姉さんの方は、どうして思い通りならないのかしら、どうすれば上手くいくのかしら、そもそもどう進めていけば好いのかが既に分からないのかしら、と、なにやらどこやら焦りと不安げな表情ばかりが垣間見えてしまったりで。
でまぁこのように書いていくとね、そのお嬢さんのことをとやかく言っているように読めるかもしれませんのでね、それはまったく私の本意ではないのでこの辺りでやめますが。
私はその時ねぇ奥さん、今やその醸しだす雰囲気のまったく違ってしまったお二人を眺め比べながら思ったのです。
そもそも、この二人は何が違うのだろう、と。
盆栽先生の醸し出すムードと、
盆栽初心者のお姉さんが醸してしまうムードは明らかに違うのです。
それは眺めているだけで分かるんです。
盆栽先生の醸しは和みであり、盆栽初心者のお姉さんの醸しは焦りだったのです。
では、お二人は、いったい根本的に何処が違っていたのだろう、と。
私はその時に思って、次の瞬間、なんだか分かったような気がしたのです。
その違いは、そのお二人のその時の気持ちの置き場にあるような気がしたのです。
つまり簡単な話です。
盆栽先生は、自分の気持ちを目の前の植物に向けていた。
この子をどうしたら快適に生けてあげられるだろうかと、そればかり思っていた。
それだけ。
だから盆栽先生の気持ちはその時、植物にあった。
盆栽先生の手は、その気持ちに操られて動くばかり。
一方、盆栽初心者のお姉さんは、自分が予想していた以上に盆栽を生けるのが思うようにいかずショックだった。そのことで若干パニックになりだした。で、そこから先は、そのパニックな自分をとにかくどうにかしたい思いで手一杯だった。
だからその時のお姉さんの気持ちはいつまでも自分の中にあった。
だから当然目の前の植物は、気持ち的に、ほったらかしにされていた。
そしてただただお姉さんはパニックになって、とにかく一刻も早く自分が楽になりたいという気持ちだけでいっぱいいっぱいだった。
そこに。
つまり、かたや植物に、かたや植物をほっといて自分にという、
この気持ちの置き場の違いに。
この時の二人の醸すムードが違ってしまう原因があった。
私はそう思ったのです。
大事なことは目の前にある盆栽のことを考えてあげることだった。
どうしたらこの子を快適にしてあげられるか。
考えなければいけないのは、そのことだけだった。
そう考えたらね奥さん。
その瞬間から、なんだか物事は簡単なことのように思えてきたのよ。
つまり、作業に不慣れであっても、目の前の植物をどうしたら快適にしてあげられるだろうと思い遣るスタンスさえ見つけられれば、基本的には好いということだものね。
植物に気持ちを向ける。
そのスタンスに立てば、その後は、目の前にいるその子のために何を覚えて、どう構ってあげれば良いのだろうと考えられて、ぼくらは人間らしい気持ちになれる。
そのスタンスは、人として一番楽なスタンスだと、ぼくは思いましたの奥さん。
でも、普通、慣れない内は、自分がどう見られてしまうかとか、もっとできる人間に見られたいとか、万時人前ではそつなくありたいなどという思いが強いものだからね、いつまでも気持ちが自分にばかりに向かって、自分にばかり執着してしまう。
でも、それだと盆栽はね、きっといつまでたってもほったらかしなのよ。
そんなんじゃぁ、誰もそんな自分に共感してくれない。
当たり前のことだよねぇ。
年始の我が家の居間でね、40代最後の正月を迎えて、ワタクシは一人しみじみと思ったのです。今更のようにね。
生きていればね奥さん、仕事が出来ないとか言われてね、バカにされたり、軽んじられたり、舐められたりするものでね、
そ
んな憂き目に会いたくないから、まったく分かんなくても、とにかく分かったような顔でね仕事が出来る振りをしたり、文句言わせないように無闇に牙を剥いて
威嚇したり、ただただ不安で焦るばかりだったりするんだけど、でも、そういう生活って、やっぱりしんどかったりするのよね。
でも、それがしんどいのはさぁ、いつまでも気持ちが自分の中にばかりあってね、盆栽を見失っているからなのよね。
盆栽を見失わず、盆栽の気持ちを考えて、盆栽がすくすくとそだつことを目指す。
それがただひとつの仕事を覚えるコツのような気が今はします。
母親や父親になった人が、生まれてきた子を大事に育てるためにさぁ何をしてあげようかと思い遣る。それが全ての仕事と言う名の盆栽に立ち向かう手本であるように思えます。
それだったら、当たり前のことだし、
そういう親を見てると、少々子育てに不慣れでも傍で見ていて心が和む。
知らないことを教えてあげてもきっと素直に聞いてくれる。
慣れない仕事をする時は、わりとパニックになってるからね、
そういう時は、自分の頭が普通に働くようにまず落ち着くのが大事よね。
そして当面、出来ないことは、出来る人に任せれば好いと結論する。
そうすっとその分ホッとするの。
ホッとすると余裕が出来るのよ。
余裕を作らないと出来ることも出来なくなるのが人間よ。
出来ないところは誰かが助けてくれる。
そう思い込んで他人を信じる。
これって、難しいけど、逃げられない時にはやってみる価値はある。
そうしてそのことで自分の頭がリラックスしたら物事はまた考えられるようになる。
したら自分に出来ることは出来るようになる。
出来ることは頑張れるものね。
そして自分が頑張れることだけはとにかく頑張る。
だってさぁ、人間はみんな、本当は頑張りたいのよ。
ただ頑張れることと頑張れないことがあるから。
だから出来ることはとにかく頑張る。
出来ないことは頑張れない。
それだけ。
別に演説する気じゃぁなかったんだけどね。
年よりはくどくていけないね。
じゃ、また明日。
最後の人は、明かりを消して帰ってくだ...。
あぁ。
もう、さっきのあいつも帰って、オレだけか。
じゃ、電気消して、オレ、解散。
(20:10 嬉野)
1月26日月曜日ですよ。藤村ですよ。
昨年秋から作業を始めたDVD第11弾の作業が、やーっとのことでほぼ終わりを迎えております。
今週中には私の作業はすべて終了。内容をチェックしたあと、パナソニックさんに送られてDVD化されるという段取りであります。
皆様の手元に届くまでは、まだ少々お時間がかかると。
さて、先日お話をいたしました、今回のDVD第11弾のオープニングを飾るアニメーション。
主役はなんと嬉野先生。
日記ではずいぶん悟りを開いたようなことを書いておられますが、こちらのアニメでは大暴れ。
「嬉野だ!」
と叫んで登場するや、弊社のイメージキャラクターonちゃんを乱暴に殴りつけて帰っていくという、そんな内容の短いアニメ。
制作してくれたのは、「秘密結社鷹の爪団」などのフラッシュアニメを作っているFROGMAN(蛙男商会)。
彼の作る、実になんというか、明らかに「やっつけじゃねぇか!」みたいなアニメは、ほんとおもしろいですよ。
ほとんどの作業を彼ひとりでやり、声もひとりで何役もやる。
いい声してんだ、これが。
今回は、onちゃんのニセモノ「offちゃん」の声をFROGMAN。
onちゃんを私。
そして、正義の味方「嬉野さん」を、嬉野さんが演ずるという、そりゃぁもうテレビじゃできませんよ、ここだけですよ、という声優の布陣でお送りいたします。
いやでも、実際に社内で観た人たちにはバカ受け。
嬉野先生、いろんな意味でおそるべし。
ではまた明日。
藤村でした。
(19:51 藤村)
2009年1月25日(日)
嬉野です。
長く生きているといろいろのことを思います。
昨年末だったか年始だったか、どこかの放送局の番組で、
どこやらの高僧が生前言われていたというお言葉を聞きましたら、百歳を越えるその高僧である老僧は言われましたね、
「わしは、悟りとは、いつ死んでも好い思えることやと思うておったが、それは間違いやった。死ぬことより、平気で生きることの方がよっぽど難しい。毎日、平気で生きることは、ほんまに難しい」
わたしゃね奥さん。
なるほどねぇと、思いましたよ。
「毎日平気で生きることは難しい」
やっぱりそうだったんですよ。
平気で生きることは難しいんですよ。
しかも毎日なんてあなた。ねぇ。
だって、わたしらは平気で笑ってる日もあるけれどね、
ふんふん♪と歌いたくなるように楽しい日もあるけれどね、
不意に思わぬ事態に踏み込んで、悩んでしまうことだってあるわけさ。
したら奥さん、そん時ゃへこんでへこんでね、
へこみすぎてそこから出て来れなかったら、もうもうそのまま憂鬱な日々を送るはめになるわけよ。
まったくもってままならんのが己の心ですよ。ねぇ奥さん。
いったい人の気持ちってなぁ、誰が操縦しているのでしょうね。
だって、自分のことだから自分の気持ちなんて自分でどうにでも出来そうなのに、自分ではどうにも出来ないのよ。
だから、毎日、平気で生きることは難しいのよ。
わたしらは、その難しいことを毎日やろうとしている。
だったら毎日は平気でいられないというのは当たり前のことなのよ。
だって百年以上も生きてきた人がそう言い切るんだもの。
百年生きる。
奥さん考えてごらよ。
そらもうそれだけで大変なことよね。
そういう人の話が聞ける。
それは、テレビを見てて好かったなと思う時よね。
じゃ、また明日。
(19:08
嬉野
)
2009年1月19日(月)
嬉野です。
冬です。
まぁいちいち確認することも無い話ですが。
ですが、今は冬です。
「青春・朱夏・白秋・玄冬」
古代中国のおっさんが、このように四季を色でもって表現したという話でね。私が青年の頃になんかの本で読みましたよ。
ですから「青春」というのは若い頃の一時期を指して言うのではなくして、本来「春という季節は青でもってイメージしますよねぇ」と、古代中国のおっさんが何かに書いてね、世間の人に「そうですよねぇ、そうでしょ」と確認したということに過ぎない。
で、それを受け取って古代中国の世間の人も「まったくそうだよなぁ」と確認した。ま、したかどうかは知らんが。
白鳥は 悲しからずや 空の青 海の青にも 染まず 漂う
そんな風にね、かつて日本でも高名な詩人のおっさんがね、
歌を詠んだくらいだから、春は目に沁みるような真っ青な空と海に暖かに包まれる時節だね。
(これはまぁ、夏の描写だったかもしれんが)
夏は勿論、朱い太陽がじりじり照りつけてね、
世間が朝から朱色に見えそうな気がしますから異論なし。
ただ秋は、なんで白い秋なんですかねぇ。
木々の葉は紅く色づき、西日も赤いし。
北原白秋さんに聞けば分かるのでしょうかねぇ。
ひょっとして風の色なのかもしれない。
空も青く天高く、山は色づく実りの秋。
それでもそこに吹く風が変わる。
「その風がねぇ、白いですよねぇ」と古代中国のおっさんが...
なんです?
「あんたの推論は意味が無いから興味ない」?
まったくです。
その言葉を待っていたのであります奥さん。
とにかく行き先も無く碇を上げ、
帆を張ってしまいました本日の日記。
そもそも沖へ漕ぎ出すとて、向かうあてもありませんでしたので、奥様方の怒号を受けたを潮に、このあたりで浜へと引き返すといたしましょう!返しましょう。返しましょう。
さて、昨年末に冬至も過ぎまして、
夕方の4時には真っ暗な夜になっておりました札幌地方も、
この頃は幾分日が長くなってまいりました。
これからは日々、ただ日を送るごとに春に向かっていくばかり。
そんなふうに自らを励ましております今日この頃。
寒くて暗い北国に生活し、長くて重苦しい黒い黒い冬が通り過ぎるのをじっと待ちながら日を送る者にとっては、ただただ長閑な春の日の訪れることが無性に嬉しいということがあります。
重石が無くなる瞬間のその喜びだけは、
断じて失いたくないと、ぼくは北国に住むようになってから、思うようになって行ったのですよ奥さん。
なに?
よくわからない?
というか、どーでもいい?
はいはい。
おじゃましましてね。
さて、先週末市内某所で執り行いましたDVD副音声収録も滞りなく完了しまして。
今回は安田顕さんを特別ゲストにお招きして、興味尽きないお話の数々を収録。請う御期待!
解散!
無意味な日記ではあったが、こらえてくれ!
そしてまた明日もおいで。
そうそう、センター試験ご苦労様でしたね。
「試験に出る」の問題が今年も出たそうでね。
お喜びの方がおられましたよ。
「あなたの人生のお役に立つ 実用本位 水曜どうでしょう」
今年もよろしく!
(15:39 嬉野)
嬉野です。
えぇ先ほどまで、私のやっつけのような日記がですねぇ、
なんと一週間近くもね、
世間様にさらしっぱなしになっておりまして。
たった今、慌てて取り込んだんでございますがね。
いやはやお恥ずかしいことで申し訳なし。
あれね、出しっぱなしになってたあの日記がね、
もう少し中身のある日記であればまだしもね、
「のうんりゃぁぬぅえやぁーッ!」
なんてなね、
意味の無い掛け声で終わってるようなろくでもないしろものがさぁ、寄りによって出しっぱなしになっちゃっててね、
あれでは、まるで取り込み忘れの洗濯物がさぁ、
雨ざらしのままびしょびしょになったところへ日が差してね、
埃もいっぱい飛んできて、排ガスで汚れて変に黒ずんで乾いちゃったタオルのような感じでお恥ずかしい限り。
なになに?
そういう回りくどい言い訳が、だいたいにしてメンドイ?
あぁなるほど、ねぇ。
そうですか。そうですか。
はいはい。
すんませんでしたね。
なに?
「はい」は一回?
あぁ、ねぇ。
ということでね、明日は某所でDVDの副音声が収録されます。
はたして今回の豪華ゲストは誰なのか!
気になるところ!
あぁ、あんまし気にならんか。
あぁ。
ということでね、本日は解散!
(15:53 嬉野)
2008年1月8日(木)
嬉野です。
今日も皆さんお元気でしたか!
明日も陽気に平気に生き抜きましょう!
解散!
また明日!
のうんりゃぁぬぅえやぁーッ!
以上。
(18:51 嬉野)
2009年1月5日(月)
嬉野です。
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いをいたします。
さて、皆様、新春2009年のお正月をいかにお過ごしでありましたでしょうか。
わたくしは、お正月の二日に温泉に行ってまいりましたよ。
したが奥さん、温泉といいましても市内にある銭湯でございますよ。
でもちゃんと温泉なのです。
歩いていくには遠いですが、我が家のそばまで無料送迎バスが来るのです。
うちの女房がその事実を発見いたしました。
だもんですから奥さん、
わたくしは、さっそくそのバスに乗ってね、
いざ初湯へと洒落込んだのでございますよ。
乗り込みますと車内はおじいさま、おばあさまで込み合っておりました。
やがて私もお仲間だなぁでございますよ。
誰だってやがて年を取る。
そのことが間違いのないことだと実感するまで、少なからず時間を要しましたが。
この頃はもう疑う余地は無い。
そんなこんなを思いながら椅子に座りますと、
バスは雪景色の道を動き始めたのでございます。
私が生まれ育った九州の実家には内湯がありましたのでね、
長いこと私は銭湯というものを知らぬままに育ってまいりました。
あ
の頃は今のように日帰り温泉たらいう施設も世間には無く、実家の家業が寺でございましたから訪れる信者さんの手前、家を空けるわけにもいかぬということで
家族旅行もならず。ために温泉町に繰り出す機会にも恵まれぬまま、いつしか私は面識の無い他人の前で裸になり湯船を同じゅうして湯に浸かるという経験を持
たぬままハイティーンになってしまったのでございます。
あれは私が18の年でございました。
私は東京の親戚の住むアパートに厄介になっておったことがございました。
あの頃の東京にはお風呂の無い賃貸物件はざらでございました。
ですから、その親戚が住まいしますアパートにも当然のごとく風呂が無かった。
ほとんどの人がお金が無いから風呂付のアパートなんか借りなかったのでございます。
だからアパートは風呂無しトイレ共同の安い物件が主流でございましたよ。
なぁに、住まいに風呂が無くたって少しも困らないのでございます。
だって近所の夜道を少し歩けば銭湯がある。
それは江戸の昔から続く独身者の多かった東京の文化でもあったわけでございますからね。
だからということで、
私はその晩、一人で近くの銭湯へ出かけました。
あの頃は都心の夜道も物騒ではなく、繁華街へ出ない限りは東京の町に喧騒は無く、道ばたにヒキガエルもおりましたくらい。
さて、教えられた通りに歩くこと10分。
私は迷うことなく銭湯の前に出たのでございます。
だって奥さん銭湯の煙突は意外にデカくてね、遠くからも好い目印になるのよ。
それに、暗い町並みの中、銭湯の前だけには明かりがこぼれていましたしね。
上がり口で履物を脱いで木作りのロッカーに履物を入れました。
ガラガラと引き戸を開けると「いらっしゃい」と言うおばさんがおりました。
銭湯の番台に座るおばさんでございます。
その番台に小銭を置くとおばさんが何がしかの釣銭をくれました。
と、そこまでは私も、テレビの人気シリーズ「おかみさん。時間ですよ」で銭湯のシステムを学習しておりましたから堂々たるものでございます。
しだが奥さん、次の一歩を踏み出した時。
私は俄かに「はっ」としたのです。
だってそっから先どうすればいいかが分からないことに気づいたのです。
いや、番台で銭湯代は払った。それはもう払いました。
だからあとは裸になって湯に浸かるだけなの。
もちろんそう。そりゃ分かる。
でも奥さん。
私はいったいどこで着ているものを脱げばいいのでしょう。
そして脱いだものをどこに仕舞えば好いのでしょうか。
その場所が分からないぞ、と、思ってしまった瞬間に。
私は一人心中で、うろたえ始めたのでございます。
だって奥さん、周りの人間がびっくりするような所で脱ぎ出すわけにはいかんでしょ。
「ちょっ、お兄さん、あんたそんなとこで服を脱ぎ出したらまずいですよ」と言われるようなところで脱衣行為に移るわけにはいかない。
そんなことを思ってしまったわけでございます。
さぁ、こうなりますとバカのように私の頭の中はパニクってしまうわけで。
つーか、少し落ち着きゃ好いのです。
ためしにしばらくそこにぼうっと突っ立って、辺りの人間のやってることを観察すれば好いのです。
で、えぇ、しました。
したら皆さんロッカーの前で裸になってる。
あぁなるほど。ここで脱いで、して、このロッカーに脱いだもの入れれば好いんだ。
なぁんだ。と。
ようやく落ち着きを取り戻しまして手近のロッカーの取っ手に手をかけて開けようとしました。したが開かない。
開けようとして開かないというので、再び私は一人心中で激しくパニックに陥る。
「なんで開かないんだよ!」
動揺を隠しながらも力任せにガンガン取っ手を手前に引くのだけれど開く気配無し。
その時、木作りのロッカーの真ん中にステンレス板が貼ってあって、そこに「10」という数字があるのが目に入る。
しかも、その「10」と書かれた数字の上に細く横長に切れ込みがあるのが見えた。
「なんだ、ここに10円入れるのか」。
私はやっと合点がいったのでございます。
「それにしても」と、
私はおのれの落ち着きの無さを恥じ入りながらも、
「まったく東京というところは世知辛い。こんなところでも金を取るのかよ」
そう思い、一人前に舌打ちをしながら、財布を取り出しまして、このステンレスの切れ込みのところに10円玉を入れたのです。
で、泰然自若とした鷹揚さでもって取っ手を静かに手前に引こうとした。
したども、またもやガンとして戸は開かないのです。
「なんだこの野郎!金だけとって終わりってか!」
と、怒り心頭に発しまして、
つかんだ取っ手を力任せにがちゃがちゃやる。やるんだけどけど開かない。
その時、何気に横のロッカーが目に入る。
なんと開いてる。
しかも中は空。
「あれ...なにこの状態」
私は隣の開いてるロッカーの戸をパタンと閉める。
と、この隣のロッカーの戸の真ん中にも同じようにステンレスが張ってあって、
そこには「11」と書いてある。
「あら」
なんのことはない数字は料金表示ではなく、たんなるロッカーの通し番号。
見れば、ステンレスの切れ込みにはロッカーの鍵がささっている。
またしても私の早とちり。
「あぁ、ねぇ...」
私はここでようやくシステムの全てに合点が行き、ようやく脱衣すると、ここに衣服を仕舞い、パタンと戸を閉め、金属札の鍵を抜いて「10円損したけどまぁいいかぁ」てなことを思いながらエヘラエヘラと湯船へと向かったのでございます。
まっ
たくもって「何事にも先達はあらまほしきもの」とは、よくぞ言ったものよと思いながらもね、私は、初めての大きな湯船で面識の無い他人様と湯船を同じゅう
しながら、熱い湯に茹だっていく脳みそで、なんとなく都会人になったような気がして満足げな気分だったのでございます。ねぇ、懐かしい。
あ。
話はこの後にもう少しありましてね。
すっかり暖まって好い心持ちで湯から上がってまいりますとね、
なんと脱衣所がちょとした騒動になっているんですよ。
ロッカーの前で素っ裸の男の人が顔の血管浮かせながら顔を真っ赤にして怒鳴りまくってるんですよ。
「誰だ!こんないたずらするやつは!」なーんつって。
「あれ?どうしたんだろう。いったい何があったんだろう」。
「でも、それよりあの人はどうして服も着ないで裸のままで怒っているんだろう」。
「変な人だなぁ」てなことを思いながら、呑気に見てましたらね。
その人、どうも私のロッカーの隣の人らしくてね。
なんだかロッカーの鍵が壊れて開かないらしい。
「あれま、気の毒に」と思いながら
自分のロッカーの「11」の上の切れ込みのところにカギ札を差してね、
カチャっと言うまで押し込んだらロッカーの鍵が開いてね、ふたが開くもんだからさぁ、
「あれ。そういえばオレの10円」。
と、閃いた瞬間にね、瞬時にしてオレは状況を理解したね。
だって、お風呂屋のお兄さんがドライバーみたいなものをステンレスの切れ込みに入れてね、中に入ってる異物を取ろうとしてあせりまくってる風情なんだもの。
「あぁ、なるほど、あそこに10円入ってっから、そらカギささらないわ」
「あぁ、で、不本意ながらも裸で怒ってんだあの人。あぁ、ねぇ」と思いながらもね。
だからと言って、この納めようの無い愁嘆場で、
「お畏れながら、その儀は私めが」と名乗り出たところでね。
今更目出度くカギが開くわけもなく。おじさんの怒りが引くわけでもなく。
ただいたずらに叱られるばかりよなぁと思えた瞬間にね、
オラァ黙っておこうと決め込んだね。
あとは必死で動揺を隠しながら平然とした風でもって着替えをし終えてね、
走り出したいのを必死で堪えてね、出口の引き戸を閉めて靴を履くや否や、
おらぁ一目散に駆け出したよ奥さん。
だって、悪気は無かったんだもん。
いたずらじゃなかったんだもん。
ごめんよおじさん。
今頃もうあの人も70過ぎたろうなぁ。
お元気だろうか。
まさか、30数年経った今も、いまだにカギが開かず、あの風呂屋の脱衣所で裸のままということもないですよね。
あれから30数年。
時代は移り、世相は変わり。
東京の銭湯の数も減りつつあると聞きますが、
いかに、おじさん、息災であれ。
そして、どうぞいつまでも、お達者で。
あの時の若者も50の坂を上ろうとする年を迎え、
なにとぞ世のため人のためになりますようにと考えおる次第。
あなたのあの日のお怒りは静まらずとも、あの日の怒り無駄にはせじと精進潔斎の日々でございますことは天日の下に偽り無しでありまする。
ということでね、奥さん。
「何事にも先達はあらまほしきもの」。
で、ございますよと、強く、言っときますよ。
以上!
本日の日記終わり。
また明日!
解散!
(19:13 嬉野)
2008年12月22日(月)
嬉野です。
本日は宣伝です!
5年前にHTBの社屋前に巨大なテント劇場を作って、
「水曜天幕團」第一回旗揚げ公演と銘打ちまして、
ナックスさんと芝居をやりました。
これは既に「蟹頭十郎太」のタイトルでDVDにもなりまして、
只今も相変わらず絶賛発売中なのです。(多分ね)。
これが今回、動画コンテンツにもなりまして、
本日22日よりHTBのホームページで配信開始なのであります。
もちろん有料でございます!
だもんで宣伝しておる次第!
で、どこで見ることができるのかと言いますと、
HTBのホームページに南平岸ユメミル広場というのがありましてね、そこで配信してます。はい。
なので、奥さん、そこに行ってみてね。
あれは、2003年の秋のことでしたね。
全国的な急ブレイクをはじめたばかりの、
どうでしょうだけで超有名だった大泉さんが、
初めて視聴者の目の前に生身の体をさらすという瞬間でもあり、
ほとんどの観客には初めての経験で劇場内は異様な興奮に包まれておりましたのを今も昨日のことのように覚えております。
奥さんも覚えてますでしょう。
でね、その舞台の模様を中継車でも収録しましたので、
その場限りの舞台が映像に残り、
その映像を基に、芝居の演出をした藤やんが、
もう一度編集しなおして渾身の芝居映像にしたものが、
今回配信します「水曜伝幕團・蟹頭十郎太」でございますよ。
普通はね、芝居の間を編集で勝手に変えてしまったら、芝居の演出家に怒られるでしょうけど、
うちの場合は、芝居の演出も映像の演出も同じ人間だったので、気の済むまで編集できたようでございます。
お忙しい年の瀬の合間に、また眠れぬ夜に、
あっと驚く2時間半の芝居に浸るのもまた楽しからずや。
以上!
ということでね、
本日は業務連絡のみなのよ奥さん!
では解散!
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(14:58 嬉野)
2008年12月19日(金)
嬉野です。
年の瀬ですね。
クリスマスまでは、ちょと、毎日ナイトバージョンで当日記のお寺周辺のね、雰囲気を出しまして、皆様方の目を喜ばそうかいなぁという趣向でございますのでね、どんどんおいでくださいませ。
てなことでね奥さんね。
今しがたふと思いつきましたがね。
野生動物なんてぇのは孤独に生きてますでしょ。
熊だってあなた深い山の中でただ一匹で行動してますでしょう。
蜂の巣を襲い蜂蜜を舐め、遡上してくる鮭を捕りですよ。
オスはとくに。子育て終わればメスだって一匹ですよ。
あれ寂しくはないんですかねぇ。
いや奥さん。とまぁ、そう思った瞬間にね。
寂しいって思うんだったら、獣は、はなから一匹になんかなりゃしないわなぁって、直ちに思い直しましたね私は。
そこを敢えて一匹で生きているわけですからそりゃ寂しくはないのだろう、微塵もね。
寂しいと感じる感覚がすでに無いのだと思うのです。
生まれたすぐは母親と暮らしているので、愛を知る可能性は勿論あったはずなのに、どこかで子別れの日が不意に来て、そこから先は一人きり。いや一匹だけ。
ごく内輪の話ですがね、うちの女房とバイクで旅をしておりますとね、日本中の道を走りますから、いろんな風景を見ることになってなんとも楽しい。
そんな風景の中でも、ひときわ気持ちが和むのが水田や畑の広がる初夏の風景。
中でも、タネがまかれる頃の畑の土。
これが黒々として、しかもふかふかで、いかにも気持ち好さそうに見えるのです。
もうもう、ただちにあそこへ行って寝転んでみたい。
ふかっとするだろうなぁ、そしてあの柔らかな黒々とした土は日の光をしこたま吸収して触れたらほんのり暖かいのだろうなぁと思うわけです。
見ているだけでそういうふうに思えてしまう土になっている。
それをしたのは人間なのです。
鍬を入れて、そういう土に変えたのは人なのです。
石ころだらけの自然の土を、そういう穏やかな土にしてしまう。
それこそが人間の仕業なのだと不意に思うときがあるのです。
そんな、人の手の入った畑の土の中で育てられ実る野菜と、石ころだらけの荒地に根付き自生する草では、その性格までがまるで違う気がする。
だから、そうやってよくよく思いつめていくと、ぼくら人間が心惹かれる自然の風景というものは、ひょっとすると人の手が入った自然なのではないのかな、という気がどこかでするのです。
初めから終わりまで天然自然のまま、人の手がまったく入らない原始の自然ではなく、
程よく手を入れた子飼いの自然。
手近にある自然は、そんな穏やかな子飼いの自然であって欲しいと、どこかで思う。
もちろん人が自然の厳しさから学ぶことは多い。
でも、その厳しさにあふれた自然の中だけで暮らすのは困難です。
だからその厳しい自然は遠くに眺めながら、子飼いの自然にして、そこで共に暮らす。
そういうことを昔から人はしてきたのではないでしょうか。
きっと人には、そうせずにはおれない欲求があるような気がするのです。
でなければ、ぼくらは依然として野生動物と同じように、今も単体で原野原始林の中で熊や狐のような生活を続けていたはずです。
土もしかり、植物もしかり。そして孤独を孤独とも思わず生きている野生動物も、手負いなどして人の世話になり、長く人に守られ交わり暮らしていくうちに、情が湧き、絆が深まり、離れがたくなる、そんなことがあるようです。
孤独を孤独とも感じず、原始の森で暮らしていた獣たちが、再び一匹に戻ることをためらい世話をしてくれた人間を懐かしいと思い、分かれることを悲しいと思うようになることがある。
本来、非情で荒々しい自然を、交わるうちに、穏やかで情の深いものにしてしまう。
それこそが人間だけが持つ特性、そしてそれこそが人間の本質なのではないかと、私はこっそり思ったりするわけですよ奥さん。
厳しいものを時間をかけて手をかけて、優しく従順なものに変えていく力を持つ者。
それが人間、とくにぼくら日本人なのではないかなと、不意に思ったな、という。
まぁ、それだけの話です。
厳しさだけが、好いわけではない。
手をかけ、熱心に熱心に耕し、タネを撒き、水をやり、世話をする。人に構われ、守られ、育てられ。すると空気をたくさん入れられ土の中の微生物も喜ぶのでしょう無機質であるはずの土すらも気性を変え穏やかになる。
そうして、そこに根付く植物たちも穏やかな土に守られ、人に守られ、手塩にかけて育てられ、
何くれと無く構われ、声を掛けられする長い時間の中で、人を好きになり、穏やかに柔らかく素直に実って行くのではなかろうかと、呑気に思ったという、まぁ、相変わらずのそういうたわごとでございますよ。どうぞお忘れください。
じゃ、奥さん、また来週。
今晩も栄養満点で腹をふくらせて寝るように。
それでは解散!
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(15:24 嬉野)
2008年12月11日(木)
嬉野です。
出張終わりましてね、戻りましたですよ。
一週間ほどかけて日本を縦断した感がありましたが、
気温差がありすぎてましてね、汗ばむやら、冷え切るやら。
おかしな12月でありますよ。
ということでね奥さん。
本日より通常に復しましての日記更新でございますのでね、
常に増しての御ひいきのほど、お願いいたしますですよ。
じゃ、今日はこんなところで、また明日。
達者でな!
解散。
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(14:05 嬉野)
2008年12月2日(火)
嬉野です。
昨日も今日も藤やんはお休みでね、
明日からは二人とも出張になるので、
一週間ほどここを留守にしなければなりません。
今度お会いするのは、来週の木曜日になりますから、
少しばかり長い愛想無しになりますが、
みなさん、くれぐれも御無事でお過ごしになられますよう。
気張ってお暮らしくださいませ!
昨日DVDで「プラネット・テラー」を観ましたがね。
うちの女房が借りてきたんですが。
なんじゃこりゃと終始思いながら、
しかしなぜか食い入るように観てしまい、
飽きることがありませんでしたなぁ。
なんであんなゾンビ映画が面白いのだろうと
夫婦揃って未だに分からんのですが(笑)、
また見たい気がするわけですよ奥さん。
しかも物語の途中がポコッと抜けていたりするのよ。
筋が飛ぶのよ。
「フィルム一巻紛失しました」なんつう侘びテロップが挟まれてね、途中は謎のままあっさり先へ進むのよ。
それでもお構いなしに面白いので、
自分でも分けが分からず笑ってしまった。
子供の頃、そういえばビデオもDVDもなかったから、
封切り館で見逃した映画は二番館三番館で観ていたよ。
封切館で上映された無傷のフィルムがそのまま二番館三番館四番館と回るうちに、フィルムは何回も何回も映写機をくぐるものだから、そのうちに傷だらけになって、場末の映画館のスクリーンに映った画面には確かに縦に何本も無意味な線がアニメみたいに走ってたよ。
「プラネット・テラー」の映像はまさにそれだったの。
やたらフィルム傷のある映像をDVDで観る。
なんだよこれはと私は思った。
懐かしくもあったが(笑)。
場末の映画館では、たまに上映中にフィルムがブチ切れて上映が中断することがあったね。
斜めにフィルムが裂けてブチ切れてるから修復不能なはずだが、そのあたりは映画館側もあっさりしてるから斜め裂けた部分は躊躇無くあっさりカットして、映画館側で勝手につないでしまってね、修復終了となるんだけど奥さん、次の回からはその箇所がポンと飛ぶのよ。
まるでどうでしょうの映像のようにだ。
映画ってたしか1巻30分位のを4巻で構成してるから、
二台の映写機で交互に写しながら順番に上映してる。
だから4巻でワンセットのものなんだけど、
ひどいところになると、
途中の一巻を誰かの不注意で紛失させたとしても、どうしようもないから、問答無用で上映してたんだろうね。
そんなことを断行してしまう映画館側も割り切りが好いが、
気にせず観てる客の方がもっと割り切りが好い。
「なんだよ、しょうがねぁなぁ」で、
済ませられるということだから、昔の人は大人だったんだろうねぇ。
して、この映画はそれすらもパロってるところが凄い。
新作映画で、そんな傷だらけを初めから意識して作った映画が「プラネット・テラー」ということになるわけで。
そんな乱暴な画面で、それで面白くて、また観てぇなぁと思わせるんだから、怖ろしい力量というものだよねぇ。
あのフィルムの傷にも、きっと映像的に美があるんだろうねぇ。
いやぁ好いものを見せてもらいましたよ。
マシンガン乱射するローズ・マッゴーワンさんが、
やっぱり好かったんだろうねぇ。
それもある。
じゃ、奥さん。
しばらくお達者で。
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(17:23 嬉野)
2008年12月1日(月)
嬉野です。
師走になりましたねぇ奥さん。
今年も終わるのよねぇ。
さっきまでHTBの玄関で、
地味にOnちゃんの11歳の誕生日をやりましたよ。
ケーキカットをしていたところへ、たまたま通りがかった一般のお客さん約一名が上手いタイミングでHTB玄関を訪問。
お誕生日ケーキをひと切れゲットされ、
お誕生日を一緒にお祝いしていただきましたよ。
さて、そのOnちゃんのアニメDVDが完成。
第二回目の予約開始が、なんと本日からだそうです。
ローソンさんで予約を受け付けておりますのでね、
On好きのみなさはぜひどーぞ。
引渡しはクリスマスの25日でございます。
じゃ、本日はこれにて!
解散!
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(18:23 嬉野)
2008年11月24日(月)
嬉野です。
寒いです。
でもまぁ冬ですから。
「そういえばと」と、
昨日思ったのです。
そういえば、昔は犬といえば番犬だったな、と。
不意に思い出したのです。
嬉野さんは年配者だから、思い出せるわけです。
かつての時代のことを。
「奥さんゴムひも買ってくんねぇか、おらぁ昨日ムショからでてきたんだけどさぁ」みたいな押し売りが来ると気味が悪いから、
「ねぇ、うちも犬を飼いましょうよ、この頃変な人来るのよ」
と、そういう動機で犬を飼ったわけです。
つまり番犬として犬を飼うというわけです。
だから番犬は見慣れない来訪者を不審者とみなし、吠える。
噛み付きそうな顔をして、うなる、牙を剥く。
そうすると押し売りは撃退されて奥さんは心強い。
だから犬は玄関先で飼われていた。
そういえば猫はネズミを捕ることを期待して飼われていたなと。
両者はそういう役目を期待されて飼われていた。
まぁその犬猫全部がね、実際のところ家人の期待に添えたかどうか、そこにはまぁね、個体差があったでしょうがね、
それでもね、
いっこうに番犬の役に立たない情けない犬であったとしても、
犬を飼うという動機には「番犬として」という、ハッキリとした名目があった。
猫だって、ネズミなんか捕りゃしなかったとしてもさ、
ネズミをとることが猫を飼う動機だった時代があった。
今から見ると不衛生な家に住んでいたんだろうね。
でも、犬猫それぞれには、家庭内で飼育される役目があった。
だから犬猫と家人は同居していた。
そういうお互いの立場で付き合ううちに、犬猫も人も、温かい血の通う生き物どうしだから、自然とコミュニュケーションをはじめたんだろね。
ネズミがいなかったりさぁ、押し売りが来ない日はね、
犬も猫もとりあえず仕事がないからね。
そういう時、家人も犬猫とスキンシップをしたかもしれない。
飯を食わせ。
しっぽをパタパタ振って喜ぶ犬を見下ろしながら、どこか飼い主は満足し、
「よし!」という掛け声とともに飯し皿に顔を埋めてガッついて美味そうに食う犬を見て飼い主は心が慰められることがあった。
子供はお父さんにひどく叱られて、犬小屋で犬に寄り添って慰めてもらう事だってあったかもしれない。
昨日ね、近くのホームセンターで働く犬たちのデモンストレーションがあってね、それを夫婦で見に行って、警察犬やら救助犬、介助犬の働く姿を見ながら思いだした。
そういえば、昔は、犬猫にだって役割があった、と。
でも、そんな役割を犬猫にぼくらは期待しなくなって久しい。
それでもペットショップに行くと、たくさんの犬猫がいる。
それを見ながら、犬猫全員が新しい飼い主に引き取られていくのだろうかと不安になることがある。
店舗には商品があふれ。
食品であろうと、電化製品であろうと、
自分が欲しいものが何なのか分からなくなるほど、店には商品があふれてね。
楽しいような不安なような...。
テレビをつけると、朝から夜までいろんな物が売られていて、
見ているうちに自分が買わなければいけないものはどれだろうと思い始め、何ひとつ欲しくならず、でも次々と商品が紹介され、だんだん意味も無く不安になることがある。
自分には、必要なものがどれくらいあるのだろう。
自分は、ほとんど欲しくないのに、なのにこんなにいっぱい引き取り手を求められているものがある。
そう考えて、そのうち、ぼんやりと思い始めることがある。
ぼくらは、必要とされているのだろうかって。
それは瞬間的なぼくだけの妄想だけど、引き取り先のない犬猫や欲しくならない新製品が世の中にあふれてしまってるような気に勝手になってしまうと、不意に、人も、なんの役割ももらえず、この世にあふれているような気がしてくる。
そうして、妙にいやーな気になってくる。
昔、飼い犬や飼い猫には役割があったように、
自分に役割があると思えるといういことは、
素朴に他人や社会に求められている存在ということになる。
それを実感して初めてぼくは安心できる。
それも、自分にだって出来る簡単な役割で求められるのが好い。
そんな単純な能力で日々を渡っていける世の中が、
どうも私には向いている。
それが、私の望む、明るい未来。
まぁ、私個人の取るに足らない与太話だけどね。
じゃなきゃ、年寄りのたわごと。
まぁそんなとこです。
どーぞ、お聞き流しを。
じゃ、奥さんまた明日。
今晩も美味しいご飯をつくってね!
解散!
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(15:58 嬉野)
2008年11月21日(金)
おや、奥さん。
本日も嬉野でございますがね。
札幌地方、昨日雪が積もったでしょう。
だもんで寒くてさ、
今年の春先に仕舞ったダウンジャケットをね、
引っ張り出して着てみたらあんた、
ポケットから二千円出てきて、おらぁ昨日は喜んだね。
いやまぁ、なんも儲けちゃいないんだろうけどね、
だろうけどさ、
でも、そこは素朴に、えらく儲かった気がしたのさ。
バカだねぇ人間てなぁね。
でも、気分よかったの(笑)。
ということでね、
本日はですよ、
藤やんひとり出張に出ましたものですからね、
本日も私めが書くことになるんでありますよ。
大丈夫ですか奥さん(笑)。
まぁある程度はこの段階で観念してくださいな。
さて、
うちの制作部長に福屋渉(わたる)さんという方がおられましてね。まぁここでもちょくちょく話題にさせてもらっておりますからね、御存知の方も多かろうと思いますし、「激闘!西表島」の寝釣りの晩に、ひとり浮き釣りをしていた声だけの人としても既に有名な方でございます。
この方の御実家が酪農家でね。
福屋制作部長は、小さい頃からたくさんの牛の世話をしていたそうでございますよ。
まぁこのね、ふつう我々、生き物の世話といえば犬猫止まりですが、この方は御実家の家業が酪農ですから、世話といえば牛ということになりましてね、数も100頭くらいいたわけで。
犬猫だって100頭いたら騒ぎになりますから大変なものでございますが、わたるさんのおうちは牛が100頭。
ですが、そこは酪農の家ですから騒ぎにゃなりませんでね、家業になっているわけでございます。
わたるさんによりますとね、牛にもそれぞれ性格というものがあるらしく、100頭いても区別がつくんですよと申されておりましたね。
驚きですけど奥さんね、
酪農家は牛一頭一頭の世話をしますのでね、
エサだって一頭一頭の牛のコンディションに合わせて、その時々に分量も変えて餌場に出すんだそうです。
で、用意された各自の餌場に牛がきちんと行くかといえばそうじゃないそうで。
いえね、そこは人間と一緒で、決められた場所にきちんと行く牛もいるそうですが、中には、分かっているくせに、わざと間違えちゃった振りをして、ちゃっかりと一番エサの多いところへ行ってしまう牛もいるそうですよ。人も牛も一緒なのね。
そうかと思えばさぁ、ぼんやりしてて、テンポが他の牛より遅いもんだからね、いつも量の少ない餌場に追い込まれてしまう牛とかもね、いるそうで。なんだか牛の話で無いようで笑ってしまいそうになるんだけどね。
で、やっぱり、エサの量とか少しも気にせず、というか頭が回らず、なんでも好いから近いところにある餌場で呑気にムシャムシャ食ってるだけのやつとかね、いるそうです。
好いですね。牛それぞの風景というものもね。
そのどれもが可愛いものです。
まぁそういうことで、牛にだって要領の好いのがいたり、要領の悪いのがいたり、無頓着なやつがいたりと、それはまるで人間と変わるところが無いのだそうです。
そうやって日々牛たちを観察しているから、そのうちに、酪農家の子供たちも牛一頭一頭の固体としての性格を把握していくのだそうでございます。
だから牛の顔の違いも分かるようになるし、とうぜん各牛の名前だって自然と覚えるのだそうでございますよ。
まったく聞いてみないと分からんことが多いのが世間というものでございますよ奥さん。ねぇ。
さぁ、
そういう観察も日々行っておりますから、牛への同情や共感、そして反発、それはもういろいろ感じながら、日々の仕事を繰り返す。牛の性格だって日々変わる
ものではないから、あの野郎また間違えたふりして来やがったな、と思いつつも、要領のいい牛の食いっぷりを苦々しく見つめている。
したが奥さん、
そいつがある日、
いつも要領良く真っ先にくるそいつがね、
ある日、どうしたことか、四番手くらいで遅れて出てきたりする。
常ならぬというのはこういうことだね奥さん。
そこで酪農家の頭は事の異変に自然、反応することとなる。
なんかおかしいぞということで、そのいつもは要領の好いその牛を調べてみると、これが奥さん妊娠していることが分かったりするらしいのよ。ねぇ。
面白いねぇ。
でまぁ、そういう観察と発見の繰り返しが酪農家の日常仕事の中にはあるのだと、わたるさんは申されておりましたね。
実に興味深いです。
そのわたるさんに聞きましたの私。
で、結局酪農家の仕事っていうのは、牛の乳を搾って牛乳にして、それを売ってお金に換えて生活する、そういうことになりますか?とね。
したら、わたるさん言いました。
確かにそうですねと。
でも、大雑把に言えばそうであるけども、実際は事業だから、
儲けというものを常に考えなければならない。
つまり単純な話、儲けを多くするためには、まず牛乳の単価を上げるということを考えることが重要になる。
ではどうすれば単価を上げられるかというと、
牛乳の品質を上げる努力をするということになる。
で
は、どうすれば牛乳の品質を上げることが出来るかというと、血統の好い牛同士を掛け合わせれば好いということになるらしく、そうであれば、まず、血統の好
い牛とはどんな牛なのかを調べ研究し、次にその牛がどこにいるのかを調査し、どうすれば手に入るかを調べ、その上で少しでも安い値段で手に入れようとする
ことになるので、自然と交渉術にも長けてくる。
酪農家の仕事って、だから日々の牛の世話が勿論メインだけれど、どうすれば限られた労働力のままで儲けを増やしていくか、これを同時に考えられる人でなければ酪農家で生きていくのは大変になるんですよと、わたるさんは申されておりましたね。
で、そのわたるさんは、結局、家業の酪農は継がず、街へ出てテレビマンになるわけです。
わたるさんは言うのです、
ぼくは、尊敬できる人としか仕事をしたくないんですと、
とにかく、仕事をするなら長くお付き合いの出来る人としたい。
だって、その人と仕事するということは、その人を食わせて行くことだし、その人の後ろにはその人の家族もいるし、その家族だって食わせていくことにつながるのだからと。
私は、わたるさんから、そんな話を聞いて、仕事でつながりを作るということが、その人を食わせていくのだというイメージに無理なく繋がる福屋渉という人の思考回路に軽い眩暈のような驚きを覚えました。
そのわたるさんが、家業の酪農を継がず家を出たのは、悩んだ末のことだったようです。自分がこの家業を継ぐということ