7月12日木曜日。藤村でございます。

7月12日木曜日。藤村でございます。

DVD第9弾の作業もほぼ終わり、ようやく落ち着きました。

さきほど掲示板も更新しておきましたよ。

さて、それでは久々に長い日記を。

少し前になりますが、東京で舞台を2つ見てきました。

ひとつは、韓国の「JUMP」というやつ。テコンドーやカンフーの動きを取り入れたエンターテイメントですな。セリフはほとんどなく、動きで見せるコミカルな武術ショーであります。

おもしろかったですよ。「微妙に笑いのツボを心得ている」部分が多々あって驚きました。

その舞台では、客を舞台に上げるいわゆる「客いじり」があって、それはまぁ盛り上がるんですけど、客としては怖いですよね。

舞台から演者が降りて来てですねぇ、「ワタシと勝負する人はいませんか!」なんて言いながら「いじれそうな人」を探すわけですよ。客席におばあちゃんかなんか見つけると、

「オォ!あなたはケンドーの達人ですネ!」

かなんか言って、軽く笑いを取りながらウロウロするわけです。

私はあぁいうの苦手でね、そんなときは「こっちへ来るなオーラ」を出しましてね、下向いてパンフレットかんか読み出すわけです。

「あなたはジュウドーの達人ネ?強そう!」

小さいガキをつかまえてね、そんなことを言っております。

(来るなよ、こっちに)

でも近づいて来たんですね。こっちに。

(おれはその気ないから、ほかの人に)

私はオーラをさらに強めまして完全なる拒絶態度を取りましたよ。

「オォーウ!」

5列ぐらい前でウロついていた演者がひとしきり大きな声を出しましたよ。いよいよターゲットを絞ったんですね。

「オォーウ・・・」

声がね、近づいて来ます。

見えませんよ。私は顔を伏せてますから。

「オォー・・・」

彼は完全にターゲットをロックオンしてます。

「アナタは・・・」

下を見てますよ。オーラをみなぎらせて。でも、伏せた視線の先に、演者の足が、見えましたね。

「アナタは・・・」

(くっ・・・)

「アナタは!」

(くそっ・・・)

ゆっくり顔を上げます。

「アナタは!」

私の目の前30センチの距離で演者が叫びました。

「アナタは武術の達人ですネ!」

「くっ・・・」

「ですネ!」

「はい・・・そうです」

「みなさん拍手ー!」


やんやの喝采の中、私は舞台にあがり、武術の達人としてキックとでんぐり返しを披露したのであります。

きびしい舞台でした。

韓国人にはまったくオーラ通じず!と。

この「JUMP」。韓国では常設のシアターがあっていつでも観られるそうであります。機内誌にちょうど載ってました。韓国を訪れた際には是非。怖いですけど。

もうひとつ観ました。

「ヨーロッパ企画」。21カ国じゃありません。京都の若い劇団の名前であります。

よかった。おもしろかった。突っ込みどころも多いけれど、若いからこそできるおもしろさ。

いいです。よかったです。

役者さんがいい。ひっとりもカッコイイやつがいない。彼らを見ていると、ナックスがイケメン集団に見えてしまう。それぐらい素晴らしい。

芝居を観るおもしろさ、楽しさというのは、それを観終わったあとに「どれぐらい語れるか?」ということではないかと。どれぐらい感想が語れるか。そのためには、完璧ではないことが必要。すきがあること。突っ込みどころがあること。「完璧なもの」とは、ある意味「人間的ではない」。一方「突っ込みどころがある」というのは「人間的である」から。「人間的」、そこには「熱」がある。「こう作りたい」という、ただ一点を見つめた「視野の狭い熱」がある。広い視野を持つ、多くの人がかかわる完璧なもの、じゃないもの。

ヨーロッパ企画さんには、それがあったような気がしました。

だから、おもしろかった。


昨日の北海道新聞のテレビ批評欄にこんな記事がありました。

NHKの「サラリーマンNEO」が面白い。たまに外れはあるけれど・・・制作者がノッて作っている・・・。

私も、まったく同じことを思ってあの番組を楽しみに観てました。突っ込みどころがある。たまに外れもある。だからこそ、作り手の意志が感じられる。だからこそ、観ていられる。観る楽しみがある。

ね、そういうことを考えながら、ビリーと汗を流してますよ。

では最後に本日のキャンプ情報。

「基本プログラム」を4日こなし、出張等で3日をあけ、本日から「応用プログラム」に突入。基本より断然ラク。体重71.4キロ。体脂肪18.4%。週明けの出張で1.5キロの増。すべてリセット。

イチから出直しビクトリーッ!

また明日。

【日記本「水曜どうでしょう本日の日記」予約受付中!】
全国のローソン店頭ロッピー端末さんに打ち込みます商品番号は
057711(語呂募集!)
長年ホームページに書き綴られては消えていった日記の数々、それが今再び本となってよみがえる。今回はその第一巻ということで、2002年7月ベトナム縦断のロケに出発するところから始まり、10月の番組最終回を経て、翌2003年3月のDVD第一弾発売までの波乱万丈期の日記を収録したものであります。

【DVD全集第9弾予約受付中!】
「北海道212市町村カントリーサインの旅2」と「サイコロ4」の2本立て!
発売日は、9月26日(水)!
ネット通販の「HTBオンラインショップ」及び北海道内の「HTBグッズ販売店」にて同日より発売開始。
道外にお住まいの皆様方、ネット通販をご利用されない皆様方には、全国の「ローソン店頭ロッピー端末」にて予約受付。
予約開始日は6月1日(金)午前10時から!
また、DVD第8弾「激闘!西表島」の追加予約も同日より受付スタート。こちらの受け渡しは8月15日(水)となっております。

(19:20 藤村)