嬉野

2015年1月23日(金)
こちら、札幌の嬉野でございます。聞こえますでしょうか全世界の皆様。こちら札幌の嬉野でございます。
こちらは、今朝は朝から湿った雪が降るわ降るわで大変な天候でございます。
これだけの大量の雪をこうまで広範囲に飽きず降らせ続けるという労力は、当たり前ではございますが人間わざではございません。
このような人間わざでない度外れた規模で飽きず繰り返し続けられるのが自然というものでございますね。そしてこの規模と労力にどっかで付き合いきれなくなるのが人間でございます。
人間は、うんざりするのでございます。
そしてまた、人間にうんざりされるのにも耐えられなくなるのが人間でもございましてね。ほんに人間というものはめんどくさいものでございますが、そこに人生の機微というものも生まれましてね、結局人間なしではやっていけないのもまた人間なんでございます。
しかし、当たり前なんでしょうが、こうまで毎日雪が降りますとね「この雪を全部、各市町村で冬のたんびに賄わなきゃならないと考えると、こりゃいったいナンボほど銭こが掛かるだろう」と、さっき思ったのでございます。
まず氷の粒を大量に生産させて、それを高々度から降らせなきゃならんわけです。かりに1日降らし続けたらナンボほど予算を計上しなければならないのか?そうすると結局、
「こんなに金ぁ掛かるならはぁ冬はもういらね〜べ!」
と誰かが言い出しかねませんな。
しかし、夏をやるとしてもゲリラ豪雨的な規模の雨を降らせなきならんでしょうとなればそれもある意味、雪以上に水量が必要になるのかも知れず、なにより昨今のように蒸し暑くしなければならないとなると、これ東京都も相当暖房費をかけて都内中を温めなきゃならんのですが、都内だけ温めるってことも現実問題として出来ないわけでね、当然、首都圏関東近県にもそうとう頑張ってもらわないと暑い夏もつくれない。
砂浜に腰を下ろすロマンチックなカップルにしてもあなた、浜に寄せる波と潮騒の音に包まれて言葉もいらないほどの濃密な時間をすごしていたとしてもね、沖に巨大な動力を設えてね、シーガイア張りに波を作ってって全部人間がやんなきゃなんなかったらあなた、海の波なんて単純なものだって予算的に何日持つのかと思ったのですよ。
「そんなわけのわからんカップルのために、どうしてうちらの税金を投入しなきゃならんのですか」
と納税者から苦情が出てくるのは必至ですな。
しかし、海において波がなければ海水はそのうち腐りましてね悪臭を放ち始めるでしょうな。ならば衛生上も放っておけず「こりゃきみ、ある程度海水は掻き回さなきゃいかんね」ということになるわけでね税金投入もやむをえない。
しかし現実にはその辺りのことをいっさい自然がやってくれてますから、人間はこれ幸いとそれに対する愚痴と苦情を言うくらいで済ませてますけどね。
だからね、そんなバカなことでも考えて、今日降る雪にうんざりしつつ「いやいやこれもまた人智を超えた深い考えあってのことだろう」と思い直し軽やかに今日を乗り越えようかとするのでございますよ奥さん。ねえ。
さて、昨日から札幌の琴似というところにあります劇場コンカリーニョにおきまして、イナダ組の「亀谷演芸場」という芝居が始まりまして2月1日まで上演されます。
これは昔、大泉洋さんなんかがご出演になられましてね、そのときもたいそう好評を博したという名作でありまして面白いのは保証済みな舞台でありますから足を向けて損はない。
それに今回、この芝居にうちの藤村さんがご出演でありましてね。
最初は昔大泉さんが演ってた役をという話もありましたがあっさり却下されて演芸場の進行役という役どころがおりてきたそうでございますから、この辺りも見ものでございますね。
舞台は昭和46年の日本ということで。
これ、今のお若い方には何やら古臭いばかりに思える時代でしょうが、あの時代を知っております私なぞにはなんとも懐かしい雰囲気を喚起いたしますね。
まだ私なんぞが小学6年生だった頃でございます。となりますと、クラスにいっちょまえに好きな女の子もできてたりしてね、小学生に受験なんてのは関係ないもんだから遊んでばかりでね、なによりテレビが楽しくてね〜。親に怒られてテレビばっかり見てないで勉強しなさい!なんて言われて泣いちゃってね、よっぽど見たかったのがあったんだね〜録画なんか出来ない時代だからね〜あの頃は天地真理さんが大人気だったかな〜とにかく行きたくて仕方なかった大阪万博も前年に終わって家族で行ってきたってやつの自慢話をそれでもむさぼり聞いてね〜いろんなこと勝手に想像して悶絶してね〜世間からは「この頃のガキはチャッカリしてるんだよ」と「現代っ子」という称号を与えられてもおりましたね〜お年玉はあっちこっちの大人からもらえるから意外にガキは小金を持っていたよね〜。
既にドルショックは起こり円高不況が始まる頃だったかもしれませんが、オイルショックはまだ知らないニッポン。今と比べれば果てしなく呑気で鷹揚な時代でした。
というのが呑気な当時のガキの記憶ね。
「やがてニッポンにも革命が起きます」なんてね、呑気な大学教授が学生にこぼしていたりしておられたなんてな話も聞くくらい当時は大学生が方々で怒り過激なデモがあり火炎瓶、角材、機動隊との衝突と世情は騒然とした政治の季節と呼ばれる時代が続いていて昭和42年くらいにはピークだったけど、革命も何も、あの頃の日本は景気良かったから庶民は誰も革命なんか望んでいるはずもなくてね、それが証拠に昭和43年頃にはいしだあゆみさんの「ブルーライト横浜」なんて歌謡曲が大ヒットでね、あの歌詞ったら「大好きな人と小舟に乗って大好きな人の腕の中でゆらゆら揺れてるみたいだわ私幸せ」みたいな世界観だったからね、それが大ヒットなんだからまったく幸福な夢の中に居ますってのを日本中が実感してたんだと思うんだけど、なぜか大学生と知識人とマスコミだけは高い問題意識を闘わせてよく分からない難しい言葉を使って頭の好いところを見せあっていたような気がするね。
そこに当時のニッポン庶民はおおらかだったからね「やっぱり学生さんと偉い人たちは難しいことを考えてくれてる」と道を開けるようにご高説を賜っていたような気がする。国民はまだ偉い人たちをそうやって尊敬してた気がする。
ところがその偉い人たちが実は偉くもなんともなかったんじゃないかって残念な結果を露呈し出す直前のニッポンが、私の実感ではその昭和46年という時間のような気がするのです。
そして、当時のお笑いの人というのは今とは比べ物にならないくらいに社会的地位が低かった。
テレビに出られればお笑いの人たちも有名になるけど、でも、番組の中ではアイドルの盛り立て役止りだった。
関西では「ヤングオーオー」というタイトルで若手落語家の人たちがアイドルスター化してキャーキャー言われ始めて行く兆しは既にあったけど、漫才の人たちの地位は低いままだった気がする。
だから当時の小学6年生の私としては、「演芸場」という響きに場末という独特の心地良さが陽だまりのようによみがえりもする。
もちろん陽の当たらない場所だけど、けれど、そういう生き方もまだ用意されてあったという意味で、そこは陽だまりでもあったのだと思う。
だからそこへ学生運動崩れの男が流れ落ちて来て演芸場の進行役に収まって薄給ながら日々をしのいでいけている。そこに私は陽だまりを感じる。
今回、藤村くんがやる役どころは確かそんな学生運動崩れで流れ着いた進行役のおっさんだと聞いているのね。
どんな意味だか知らないけど「勝ち組負け組」と言って、「勝ってないなら全部負け」なんていう「100」でなければ「0」でしかないなんてそんな薄い今みたいな時代ではなくて、いろんな階層があって、その中でどんどん階層を落ちて行っても、その先でまだ救いがあるような、呑気で居られる時代だったのだと思う。
こないだ亡くなった高倉健さんの任侠映画が大ヒットしてたころでね。
ヤクザの世界にも「任侠」という人の道があって、ドロップアウトしても、それでも、その世界でも人して立派に生きていくという物語がちゃんと用意されていた時代。
高倉健という魅力的な人を通して、ドロップアウトしても、その先でまだ自分の人生と世界を信じて、人間だけは踏み外さないで生きていくというその物語に、だれもが共感することができる、そんな物語が用意されていた時代だったと思う。
話が長くなったけど、
「亀谷演芸場」見に行ってみてください。札幌の演劇も演劇人も捨てたもんじゃないんですよ。
それでは諸氏!
本日も各自の持ち場で奮闘願います!
解散!
【2015年1月22日の藤村Dの日記】
1月22日木曜日、藤村でございます。
本日から札幌演劇シーズン2015冬「カメヤ演劇場物語」が始まります。
10年前に大泉さん、リーダー森崎、音尾くんが出た芝居の再演を、いま札幌で芝居をやっている若い連中と一緒にやります。
最後は気持ちよく泣けると思います。気軽な気持ちで見に来てください。
チケット!まだあります!
札幌のおじさん、おばさん、たまには芝居を見に来て!
文化を育てるのはおじさんおばさんの勤めだよ。
■□■□■□■□■□■□
札幌演劇シーズン2015−冬
劇団イナダ組『カメヤ演芸場物語』
□■□■□■□■□■□■
「客の拍手が、笑いの渦が、まだ聞こえる。まだ鳴り止まぬ…。」
劇団イナダ組が昭和人情物語が再び!
物語は昭和46年。秋から冬にかけての浅草にある演芸場。
劇場のことがさっぱり分からない支配人。学生運動上がりの進行係。婚期が遅れた事務員。仲が悪いトリオ漫才師。惚けた落語家。喧嘩ばかりの夫婦漫才師。下手くそ過ぎる奇術師。一癖も二癖もある者達ばかり。
ある日、学生運動の一斉検挙があり一人の若者が演芸場に逃げ込んでくる……。
「亀谷ミュージック劇場」の続編にあたる作品。
劇団イナダ組が贈る、昭和人情物語!!
■日程
1月22日(木) 19:30開演
  23日(金) 19:30開演
  24日(土) 14:00開演 / 18:00開演
  25日(日) 14:00開演
  26日(月) 19:30開演
  27日(火) 休演日
  28日(水) 14:00開演 / 19:30開演
  29日(木) 19:30開演
  30日(金) 19:30開演
  31日(土) 14:00開演 / 18:00開演
2月1日(日) 14:00開演
■料金
一般 3000円
学生 1500円
■チケット
ローソンチケット(Lコード:19002)
■場所
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条1丁目 ザ・タワープレイス1F
■出演
武田晋
山村素絵
藤村忠寿
ツルオカ
能登英輔(yhs)
赤谷翔次郎(パインソー)
山田マサル(パインソー)
大和田舞(劇団リベラルシアター)
氏次啓(パインソー)
吉田諒希(北海学園大学演劇研究会)
KEI(Ever ZOne)
阿部星来(劇団パーソンズ)
小倉祐介(劇団歯ぎしり)
渋木のぼる

(12:39 藤村)

藤村

1月22日木曜日、藤村でございます。
本日から札幌演劇シーズン2015冬「カメヤ演劇場物語」が始まります。
10年前に大泉さん、リーダー森崎、音尾くんが出た芝居の再演を、いま札幌で芝居をやっている若い連中と一緒にやります。
最後は気持ちよく泣けると思います。気軽な気持ちで見に来てください。
チケット!まだあります!
札幌のおじさん、おばさん、たまには芝居を見に来て!
文化を育てるのはおじさんおばさんの勤めだよ。
■□■□■□■□■□■□
札幌演劇シーズン2015−冬
劇団イナダ組『カメヤ演芸場物語』
□■□■□■□■□■□■
「客の拍手が、笑いの渦が、まだ聞こえる。まだ鳴り止まぬ…。」
劇団イナダ組が昭和人情物語が再び!
物語は昭和46年。秋から冬にかけての浅草にある演芸場。
劇場のことがさっぱり分からない支配人。学生運動上がりの進行係。婚期が遅れた事務員。仲が悪いトリオ漫才師。惚けた落語家。喧嘩ばかりの夫婦漫才師。下手くそ過ぎる奇術師。一癖も二癖もある者達ばかり。
ある日、学生運動の一斉検挙があり一人の若者が演芸場に逃げ込んでくる……。
「亀谷ミュージック劇場」の続編にあたる作品。
劇団イナダ組が贈る、昭和人情物語!!
■日程
1月22日(木) 19:30開演
  23日(金) 19:30開演
  24日(土) 14:00開演 / 18:00開演
  25日(日) 14:00開演
  26日(月) 19:30開演
  27日(火) 休演日
  28日(水) 14:00開演 / 19:30開演
  29日(木) 19:30開演
  30日(金) 19:30開演
  31日(土) 14:00開演 / 18:00開演
2月1日(日) 14:00開演
■料金
一般 3000円
学生 1500円
■チケット
ローソンチケット(Lコード:19002)
■場所
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条1丁目 ザ・タワープレイス1F
■出演
武田晋
山村素絵
藤村忠寿
ツルオカ
能登英輔(yhs)
赤谷翔次郎(パインソー)
山田マサル(パインソー)
大和田舞(劇団リベラルシアター)
氏次啓(パインソー)
吉田諒希(北海学園大学演劇研究会)
KEI(Ever ZOne)
阿部星来(劇団パーソンズ)
小倉祐介(劇団歯ぎしり)
渋木のぼる

【1月16日の藤村Dの日記】
1月16日金曜日、藤村でございます。
水曜どうでしょうDVD全集第22弾「中米コスタリカで幻の鳥を激写する!」が発売となりました。
前夜に行われたニコ動、YouTubeでの生放送も数万人の方々にご来場いただいたそうでございます。こちらの動画はいずれHTBオンデマンドの方にアップされますので、見てなかった方はぜひそちらで。
さて今回もDVDが無事完成いたしまして、ここまで10年以上を費やしてきた全集の完成が近づきつつありますが、いよいよ次なるタイトルは一番人気の「対決列島」の登場でございます!
編集作業の方はすでに始まっておりまして、秋には発売予定。多くのどうでしょうファンが楽しみにしているこちらの作品、じっくりと丁寧に編集していきたいと思っております。
さて、札幌では来週から「演劇シーズン」という催しがスタートいたします。
こちらは「札幌を演劇の街にしよう」という札幌市の文化事業で、2年前ぐらい前から夏と冬に開催されております。
地元の劇団が過去に上演した人気作品を再演して、とりあえず市民が演劇に触れる機会をたくさん作ろうということで、今回もいくつかの劇団が参加して市内の劇場で芝居公演を毎日やります。
私が参加している劇団イナダ組は、10年前に大泉さん、森崎リーダー、音尾くんの最後のイナダ組公演となった「カメヤ演芸場物語」を、キャストを変えて再演いたします。
私は、劇場の進行係というスタッフ側だったのに、ひょんなことから漫才師になっていくという中年男の二郎さんという役で出場いたします。
こちらは、昭和の演芸場の楽屋を舞台にした笑って泣いての完全なる人情芝居でございます。なんも難しい話ではないので、気軽に見に来ていただければと。
大泉さんたちの活躍で盛り上がった札幌の演劇でございますが、いまでもきっちりと面白い連中が芝居を続けております。今回はそんな連中が10人以上も賑やかに出てまいりますので、地元のみなさま、是非是非!彼らのことを見に来てやってください。
■□■□■□■□■□■□
札幌演劇シーズン2015−冬
劇団イナダ組『カメヤ演芸場物語』
□■□■□■□■□■□■
「客の拍手が、笑いの渦が、まだ聞こえる。まだ鳴り止まぬ…。」
劇団イナダ組が昭和人情物語が再び!
物語は昭和46年。秋から冬にかけての浅草にある演芸場。
劇場のことがさっぱり分からない支配人。学生運動上がりの進行係。婚期が遅れた事務員。仲が悪いトリオ漫才師。惚けた落語家。喧嘩ばかりの夫婦漫才師。下手くそ過ぎる奇術師。一癖も二癖もある者達ばかり。
ある日、学生運動の一斉検挙があり一人の若者が演芸場に逃げ込んでくる……。
「亀谷ミュージック劇場」の続編にあたる作品。
劇団イナダ組が贈る、昭和人情物語!!
■日程
1月22日(木) 19:30開演
  23日(金) 19:30開演
  24日(土) 14:00開演 / 18:00開演
  25日(日) 14:00開演
  26日(月) 19:30開演
  27日(火) 休演日
  28日(水) 14:00開演 / 19:30開演
  29日(木) 19:30開演
  30日(金) 19:30開演
  31日(土) 14:00開演 / 18:00開演
2月1日(日) 14:00開演
■料金
一般 3000円
学生 1500円
■チケット
ローソンチケット(Lコード:19002)
■場所
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条1丁目 ザ・タワープレイス1F
■出演
武田晋
山村素絵
藤村忠寿
ツルオカ
能登英輔(yhs)
赤谷翔次郎(パインソー)
山田マサル(パインソー)
大和田舞(劇団リベラルシアター)
氏次啓(パインソー)
吉田諒希(北海学園大学演劇研究会)
KEI(Ever ZOne)
阿部星来(劇団パーソンズ)
小倉祐介(劇団歯ぎしり)
渋木のぼる

【2015年1月12日(月)の嬉野Dの日記】
2015年1月12日(月)
今日は成人の日でございます。
新たに成人となりまして、
未来のニッポンを盛り上げて行く若人たちの
登場する日でございます。
ニッポンの全大人が、
それぞれの持ち場より、
自分らがいなくなった先も頼むぞと、
若人たちを、熱き想いで見つめる日でございます。
そんなめでたい日に働いてなんかいられない
ということなんでございましょう、
本日はお休みでございます。
そのお休みの日に、
わたくし嬉野、出社いたしまして
全日本のどうでしょう猛者のみなさんへお知らせでございます。
明後日1月14日は、
いよいよ水曜どうでしょうDVD第22弾(だったですよね〜?もはやそらんじることができませず、限りなく自信がないのでございますが22のはずなんでございます、あ、22です、大丈夫、調べました)「コスタリカで幻の鳥を激写する」の発売でございます。
となりますと、
それはもう明日の晩ともなれば前夜祭でございます。
と言いますか、明日の晩、
明日の夜もふけますれば、
深夜0時の時報を合図に日付けが変わるのでございます。
そうなりますと全国各地のLAWSON屋敷におきまして
DVDの受け渡しが始まる手筈なんでございます、
さあたいへん。
振り返りますと、
この行事も
2003年3月の第一弾のDVD受け渡しの夜から数えますると、
はや、12年を数えようかというわけで、
ここまでに至るまでの幾星霜、
猛者の皆さんとともに踏破してまいりました
壮大な歴史が横たわっておるのをかみしめるのでございいます。
思えば、発売開始をいたしました2003年の3月ころは、
まだ日本の治安はたいしたもので、
夜更けの受け取りを盛んにわたくし掲示板で奨励しておりましたが、
それが、翌2004年ころより、にわかに物騒な事件が頻発するようになりまして、それからは、受け取りは明るくなってからにいたしましょうと呼びかけるようになったことをわたくし覚えております。
それを思えば、この国の時代の分水嶺は2004年だったのかもしれません。
とはいえ、明るくなったら大丈夫ニッポン!
ということは今も変わらずで。
ならば、暗いうちは我々が皆様のご機嫌をうかがいましょうと、
明日の晩は22:30より、
ニコニコ動画さんでもって
札幌は平岸にございますHTBより、
藤村さんとわたくし嬉野とで
「腹を割って話そう」とは名ばかりの、
猛烈なる告知中継を敢行する手筈でございますので、
我こそはと思われます猛者の方々、
そして「とくに我こそはとは思いませんけど」と言われる
遠慮深いあなたも、
どうぞ熱心にご覧いただきたく思うのでございます。
それでは最後にもうひと確認させていただきましょう。
明日1月13日の晩、22:30から、
「藤村嬉野の腹を割って話そうトークライブ」で、
ハッピーにお会いいたしましょう! 以上。
ということで諸氏、
本日も各自の持ち場で奮闘願います。解散。
成人の日\(^o^)/おめでとう\(^o^)/
(10:50 藤村)

藤村

1月16日金曜日、藤村でございます。
水曜どうでしょうDVD全集第22弾「中米コスタリカで幻の鳥を激写する!」が発売となりました。
前夜に行われたニコ動、YouTubeでの生放送も数万人の方々にご来場いただいたそうでございます。こちらの動画はいずれHTBオンデマンドの方にアップされますので、見てなかった方はぜひそちらで。
さて今回もDVDが無事完成いたしまして、ここまで10年以上を費やしてきた全集の完成が近づきつつありますが、いよいよ次なるタイトルは一番人気の「対決列島」の登場でございます!
編集作業の方はすでに始まっておりまして、秋には発売予定。多くのどうでしょうファンが楽しみにしているこちらの作品、じっくりと丁寧に編集していきたいと思っております。
さて、札幌では来週から「演劇シーズン」という催しがスタートいたします。
こちらは「札幌を演劇の街にしよう」という札幌市の文化事業で、2年前ぐらい前から夏と冬に開催されております。
地元の劇団が過去に上演した人気作品を再演して、とりあえず市民が演劇に触れる機会をたくさん作ろうということで、今回もいくつかの劇団が参加して市内の劇場で芝居公演を毎日やります。
私が参加している劇団イナダ組は、10年前に大泉さん、森崎リーダー、音尾くんの最後のイナダ組公演となった「カメヤ演芸場物語」を、キャストを変えて再演いたします。
私は、劇場の進行係というスタッフ側だったのに、ひょんなことから漫才師になっていくという中年男の二郎さんという役で出場いたします。
こちらは、昭和の演芸場の楽屋を舞台にした笑って泣いての完全なる人情芝居でございます。なんも難しい話ではないので、気軽に見に来ていただければと。
大泉さんたちの活躍で盛り上がった札幌の演劇でございますが、いまでもきっちりと面白い連中が芝居を続けております。今回はそんな連中が10人以上も賑やかに出てまいりますので、地元のみなさま、是非是非!彼らのことを見に来てやってください。
■□■□■□■□■□■□
札幌演劇シーズン2015-冬
劇団イナダ組『カメヤ演芸場物語』
□■□■□■□■□■□■
「客の拍手が、笑いの渦が、まだ聞こえる。まだ鳴り止まぬ…。」
劇団イナダ組が昭和人情物語が再び!
物語は昭和46年。秋から冬にかけての浅草にある演芸場。
劇場のことがさっぱり分からない支配人。学生運動上がりの進行係。婚期が遅れた事務員。仲が悪いトリオ漫才師。惚けた落語家。喧嘩ばかりの夫婦漫才師。下手くそ過ぎる奇術師。一癖も二癖もある者達ばかり。
ある日、学生運動の一斉検挙があり一人の若者が演芸場に逃げ込んでくる……。
「亀谷ミュージック劇場」の続編にあたる作品。
劇団イナダ組が贈る、昭和人情物語!!
■日程
1月22日(木) 19:30開演
  23日(金) 19:30開演
  24日(土) 14:00開演 / 18:00開演
  25日(日) 14:00開演
  26日(月) 19:30開演
  27日(火) 休演日
  28日(水) 14:00開演 / 19:30開演
  29日(木) 19:30開演
  30日(金) 19:30開演
  31日(土) 14:00開演 / 18:00開演
2月1日(日) 14:00開演
■料金
一般 3000円
学生 1500円
■チケット
ローソンチケット(Lコード:19002)
■場所
コンカリーニョ
札幌市西区八軒1条1丁目 ザ・タワープレイス1F
■出演
武田晋
山村素絵
藤村忠寿
ツルオカ
能登英輔(yhs)
赤谷翔次郎(パインソー)
山田マサル(パインソー)
大和田舞(劇団リベラルシアター)
氏次啓(パインソー)
吉田諒希(北海学園大学演劇研究会)
KEI(Ever ZOne)
阿部星来(劇団パーソンズ)
小倉祐介(劇団歯ぎしり)
渋木のぼる

【2015年1月12日(月)の嬉野Dの日記】
2015年1月12日(月)
今日は成人の日でございます。
新たに成人となりまして、
未来のニッポンを盛り上げて行く若人たちの
登場する日でございます。
ニッポンの全大人が、
それぞれの持ち場より、
自分らがいなくなった先も頼むぞと、
若人たちを、熱き想いで見つめる日でございます。
そんなめでたい日に働いてなんかいられない
ということなんでございましょう、
本日はお休みでございます。
そのお休みの日に、
わたくし嬉野、出社いたしまして
全日本のどうでしょう猛者のみなさんへお知らせでございます。
明後日1月14日は、
いよいよ水曜どうでしょうDVD第22弾(だったですよね~?もはやそらんじることができませず、限りなく自信がないのでございますが22のはずなんでございます、あ、22です、大丈夫、調べました)「コスタリカで幻の鳥を激写する」の発売でございます。
となりますと、
それはもう明日の晩ともなれば前夜祭でございます。
と言いますか、明日の晩、
明日の夜もふけますれば、
深夜0時の時報を合図に日付けが変わるのでございます。
そうなりますと全国各地のLAWSON屋敷におきまして
DVDの受け渡しが始まる手筈なんでございます、
さあたいへん。
振り返りますと、
この行事も
2003年3月の第一弾のDVD受け渡しの夜から数えますると、
はや、12年を数えようかというわけで、
ここまでに至るまでの幾星霜、
猛者の皆さんとともに踏破してまいりました
壮大な歴史が横たわっておるのをかみしめるのでございいます。
思えば、発売開始をいたしました2003年の3月ころは、
まだ日本の治安はたいしたもので、
夜更けの受け取りを盛んにわたくし掲示板で奨励しておりましたが、
それが、翌2004年ころより、にわかに物騒な事件が頻発するようになりまして、それからは、受け取りは明るくなってからにいたしましょうと呼びかけるようになったことをわたくし覚えております。
それを思えば、この国の時代の分水嶺は2004年だったのかもしれません。
とはいえ、明るくなったら大丈夫ニッポン!
ということは今も変わらずで。
ならば、暗いうちは我々が皆様のご機嫌をうかがいましょうと、
明日の晩は22:30より、
ニコニコ動画さんでもって
札幌は平岸にございますHTBより、
藤村さんとわたくし嬉野とで
「腹を割って話そう」とは名ばかりの、
猛烈なる告知中継を敢行する手筈でございますので、
我こそはと思われます猛者の方々、
そして「とくに我こそはとは思いませんけど」と言われる
遠慮深いあなたも、
どうぞ熱心にご覧いただきたく思うのでございます。
それでは最後にもうひと確認させていただきましょう。
明日1月13日の晩、22:30から、
「藤村嬉野の腹を割って話そうトークライブ」で、
ハッピーにお会いいたしましょう! 以上。
ということで諸氏、
本日も各自の持ち場で奮闘願います。解散。
成人の日\(^o^)/おめでとう\(^o^)/
(17:44 藤村)

嬉野

2015年1月12日(月)
今日は成人の日でございます。
新たに成人となりまして、
未来のニッポンを盛り上げて行く若人たちの
登場する日でございます。
ニッポンの全大人が、
それぞれの持ち場より、
自分らがいなくなった先も頼むぞと、
若人たちを、熱き想いで見つめる日でございます。
そんなめでたい日に働いてなんかいられない
ということなんでございましょう、
本日はお休みでございます。
そのお休みの日に、
わたくし嬉野、出社いたしまして
全日本のどうでしょう猛者のみなさんへお知らせでございます。
明後日1月14日は、
いよいよ水曜どうでしょうDVD第22弾(だったですよね〜?もはやそらんじることができませず、限りなく自信がないのでございますが22のはずなんでございます、あ、22です、大丈夫、調べました)「コスタリカで幻の鳥を激写する」の発売でございます。
となりますと、
それはもう明日の晩ともなれば前夜祭でございます。
と言いますか、明日の晩、
明日の夜もふけますれば、
深夜0時の時報を合図に日付けが変わるのでございます。
そうなりますと全国各地のLAWSON屋敷におきまして
DVDの受け渡しが始まる手筈なんでございます、
さあたいへん。
振り返りますと、
この行事も
2003年3月の第一弾のDVD受け渡しの夜から数えますると、
はや、12年を数えようかというわけで、
ここまでに至るまでの幾星霜、
猛者の皆さんとともに踏破してまいりました
壮大な歴史が横たわっておるのをかみしめるのでございいます。
思えば、発売開始をいたしました2003年の3月ころは、
まだ日本の治安はたいしたもので、
夜更けの受け取りを盛んにわたくし掲示板で奨励しておりましたが、
それが、翌2004年ころより、にわかに物騒な事件が頻発するようになりまして、それからは、受け取りは明るくなってからにいたしましょうと呼びかけるようになったことをわたくし覚えております。
それを思えば、この国の時代の分水嶺は2004年だったのかもしれません。
とはいえ、明るくなったら大丈夫ニッポン!
ということは今も変わらずで。
ならば、暗いうちは我々が皆様のご機嫌をうかがいましょうと、
明日の晩は22:30より、
ニコニコ動画さんでもって
札幌は平岸にございますHTBより、
藤村さんとわたくし嬉野とで
「腹を割って話そう」とは名ばかりの、
猛烈なる告知中継を敢行する手筈でございますので、
我こそはと思われます猛者の方々、
そして「とくに我こそはとは思いませんけど」と言われる
遠慮深いあなたも、
どうぞ熱心にご覧いただきたく思うのでございます。
それでは最後にもうひと確認させていただきましょう。
明日1月13日の晩、22:30から、
「藤村嬉野の腹を割って話そうトークライブ」で、
ハッピーにお会いいたしましょう! 以上。
ということで諸氏、
本日も各自の持ち場で奮闘願います。解散。
成人の日\(^o^)/おめでとう\(^o^)/
2015年1月5日(月)
春でございます。
いや、もちろん暦の上でのことでございますよ。
バーチャルの春でございます。
でもね、
そう書ききると、なんか好いんです。
なんだか書いてるうちに、そんな気もしてくるの。
不思議なものね。
札幌の地でも
冬至を過ぎてよりこの方、
少しずつ日が長くなっているのが分かります。
気温はまだまだ氷点下だけれど、
僅かな日の長さに春を感じます。
ありがたいものです。
春でございます。
おめでとうございます。
そして今年もどうぞよろしく。
仕事始めの日に、
嬉野が新年のご挨拶にまかり出ました。
みなさま、どうぞ今年一年、お健やかに〜。
【2014 年末日記】
雪の札幌より嬉野がお届けいたします。
みなさん今年もお世話になりました。
明年も相変わりませずのご贔屓をたまわりますよう
願いあげるばかりでございます。
さて年が明けますと、
2003年より続けてまいりました
どうでしょうDVD「コスタリカで幻の鳥を激写する!」
の発売がせまります。
思い出せばあの当時。
つまり2001年頃といえば、
まだカメラはデジタルではございませんで、
フィルムでありました。うそみたい。
私はちょうど中古カメラにハマっておりました頃で、
デッカイフィルムを使うデッカイカメラの画質の高さに魅了されておりました。
そこに持ち上がったあの企画。
コスタリカのジャングルに火の鳥のような美しい鳥がいる。
それを撮りに行くということで、
わたくし「よし!分かった!オレに任せろ!」
ということで。
いさんで札幌のレンタルカメラ機材屋さんへ行きましてね。
ペンタックスの6×7というお化けのようなデカさの1眼レフカメラを借りて来まして大興奮。
それへ望遠レンズとして600ミリという、
長大なレンズを借りまして、
それがもう、なにがなんだかわけも分からないくらい重かったんですが、なにぶんカメラ本体も分けわかんないくらい重いので、それに着ける望遠レンズなんだから
「まぁ重くてもしかたないか」
とわたくし思いつつも、
「それでもあれだ、重すぎでねぇか」
と躊躇はしましたものの、
帰りにHTBへ戻るタクシーに乗って揺られてるうちに、
そんな躊躇も忘れまして、
HTBに着くなり勇んで藤村くんの待つ編集室のドアを開け、
「デカした!うれしのくん!実に好いカメラだ!」
という激賞を大いに期待しましたが、
予想に反して彼の顔色は曇り、
「なにこれ?」
といったきわめてトーンの低い声。
「いや、カメラだけど…」
「分かってるよ。だから、なんでこんなに大きいの…」
「いや、それはだって!これはブローニー版という巨大なフィルムが装填できる高級カメラだからさぁ。これでビックリするくらい綺麗な写真が撮れるのよ〜!」
「ジャングル行くんだよオレたち…」
やな顔で私を見上げるわけです。
「あぁ…ま、たしかにね…」
「こんなの持ち歩けるの…?(藤村さんちょっと手にする)おも…!なんだよこれ!バカみたいに重いぞ!」
「ちょっと重かったかな…」
「ちょっとじゃないよ!だれ持つんだよ!」
まことに驚くべき重量を誇りますガラスと鉄の塊を持って、
かくて我々は、遥々中米はコスタリカのジャングルへと分け入っていったのでございます。
なつかしいなぁ。ごめんね大泉くん重くて。
でも企画は意外に面白くて笑っちゃいますよ「コスタリカ」(^^)マリーノの真似をする大泉くんが最高(^^)
ということでね。
さて、今回も発売日にローソンさん店頭で、
バンプレストさんの一番くじが展開の運びと相成ります!
私ね、一番くじの景品好きです。
前回は夏だったからグラスなんかがあったんですが、
今回は冬だからマグカップが用意されてるの(^^)
円安になって、いろんなことが出来なくなって、
それでも試行錯誤しながら景品づくりをバンプレストさんやってるんだけど、考える人にもデザインする人にも、愛を感じるんです。
「こんなのが欲しいな…」っていうところから考えてる。
どんなのが受けるか、市場調査、とか、そんなんじゃなくてね、
「こういうの欲しいな…」って、自分に聞きながら作ってる。
それは結果として「欲しい人のいる品物」になっていく。
クリアファイルのデザインも4種類くらいあるんだけど、どれも欲しい。なかでもミニサイズのやつが欲しい。
あと、だれが考えるのか「雪面の飛び魚」のぬいぐるみが可愛い。
携帯電話やスマホを挿して置くものらしいけど、ほんとよくできてる。
水曜どうでしょうという番組が好きな人が、アイデアを出して、デザインをして、その人たちが自分だったらこんなのが欲しいんだけどとみんなで話しながら作ってる。
自分が「欲しいなぁ〜」って具合に、
周りを見回すんじゃなく自分の心の中に入って行くと、
不思議と誰かも「それ好いね」って共感することがある。
自分の心に本当にあるものを自分の外へ出して形にする。
すると、それに自分以外の人も共感する。
自分の中に入って行くと、意外に世界とつながっていく。
人間には、そういう不思議なところがあるなぁと、
ぼくは、このごろ思うんです。
さて、それではみなさま良いお年をお迎えください。
年が明けたらまた会いましょう!
大晦日の夜はEテレの「2355」「0655」の年末年始スペシャルを見なきゃ〜!
【2014年12月26日の藤村日記】
仕事納めの藤村でございます。
今年はすっかり舞台が楽しくなってしまった年でした。
この年で部活みたいに集える場所ができたことがうれしかったんですね。
よみうりテレビの西田二郎とやり始めた「たまたま」という番組も、収録に参加してくれた視聴者のみなさんと作り上げる部活のような場所で
今年初めて開催しました「東北キャラバン」も、まさしく参加してくれたみなさんとの部活みたいな楽しい場所で
そういう「場所」ができたことがうれしい年でした。
でも一方で、「水曜どうでしょう公式サイト」というこの場所にはなかなか足が向かない年でした。
大きくなり過ぎたんでしょうね、我々おっさん二人には。
こういう場で話をするより、実際に顔を合わせて話をしたいという気持ちが、去年の「祭り」以降大きくなったんでしょうね。
だから、こことは別に、ふたりでやっていけるような小さなサイトを、こじんまりとやっていこうと思ってます。探してみてください。
もちろんこちらのサイトも引き続き!営業活動の拠点として宣伝をバンっバンっやっていきますけれども!
さぁ!年明け1月14日水曜日はいよいよ!DVD「中米コスタリカで幻の鳥を激写する!」の発売&受け渡しが開始となります。
大泉さんの「ノォーッ!」は、私の歴代大泉ツボ語録の中でもトップランクに位置する珠玉の名シーンでございますな。
「大ケツァール展 大人3千5百円 子供3千円」もかなりツボでございまして、こちらの立て看板をフィギュア化したものが今回の予約特典となっておりますので、予約した皆様方はお楽しみに。
今回は未公開シーンも大増量しておりますので、まだ予約がお済みでないみなさまは、ぜひともご予約を!
最後におしらせ
明日27日18時からキューブガーデンで行われる「エレキコミックJAPAN TOUR 2014」にわたくし藤村ゲスト出演いたします。やつい君は大泉洋と同じ系統の顔で親しみがわくというか、違和感を感じないというか、そういうことですのでおヒマな方はぜひ。
では、また年明けにお会いいたしましょう!
皆の衆、どうぞよいお年を!
たぶん嬉野先生からも年末の挨拶あるとおもいます。
【その前の日記】
12月19日金曜日。二日ぶりの藤村でございます。
今夜0時45分からわたくしと嬉野先生がゲストを迎えまして、モノ作りについてトークするという番組「わくわく、はじまる」が放送でございます。
全国のみなさまにおかれましては、23日の午後2時よりBS朝日にて放送でございます。ぜひご覧いただければ!と。
(なんかもう普通にディレクターのおっさんが司会しちゃってるんだから変わった番組だよねぇ)。
さらに21日日曜日!私と読売テレビ西田二郎がやっておりますテレビ埼玉で不定期放送中の「たまたま」(あ、これも普通に司会しちゃってんなぁ)の今年「最後」の公開収録がございます。
今回も嬉野先生がゲスト出演で、長々とトークをしてまいります。
場所は埼玉県熊谷の八木橋百貨店8階ホール。
時間は13時半開場。14時開演。
最近は観に来てくださる奇特な方がどんどん増えてまいりまして、今回は整理券を配布するとのこと。
当日午前9時45分〜午前10時まで1階北口にて着席整理券を発行。ひとり1枚。先着300名。
続いて10時10分からは8階ホール前で残りの整理券を順次配布。
最終的に立ち見でもご覧いただけますが、もしかしたら入れない場合もあると。
詳しくは「たまたま」のフェイスブックで。
続きまして、わたしくしが札幌で初めて舞台に立ちましたお芝居「わりと激しくゆっくりと」(劇団イナダ組)の東京公演(3月10日〜15日)のチケット先行発売第2弾が本日19日から23日まで行われております。先におこなわれた先行発売では、千秋楽といくつかの公演が完売いたしましたが、今回の第2弾発売では席数を調整して千秋楽の席も用意したとのことであります。
チケットはローソンチケットのみの扱い(Lコード32509)
詳しくはイナダ組ホームページで
同じくイナダ組が「札幌演劇シーズン2015冬」にて、大泉さんたちが10数年前にやりましたお芝居「カメヤ演芸場物語」の再演を行います。それにもわたくし出演しておりまして、目下稽古の真っ最中。こちらのチケットも絶賛発売中でございます。
ローソンチケット(Lコード19002)
期間は1月22日から2月1日まで。場所は札幌琴似コンカリーニョ。前売り3千円。
昭和の人情劇ということなんで、おっさんたちもぜひ芝居小屋に足を運んでみてください。
演劇とかね、気軽に観に行く人が多い街になってほしいですよ、札幌がね。それが文化的ってことですからね。居酒屋行くのと変わんないお値段ですから、一度ぐらい芝居観にきてくださいよ。それはもうおっさんのつとめみたいなもんだと俺は思いますよ。文化的な一助として地元の劇団の芝居を観に行く。これぐらいのこと、やっていきましょうや。
というわけで、
12月24日午後10時からはニコニコ動画の「バンプレチャンネル」にて一番くじ第2弾発売記念「ボードゲーム大会」も放送となります。
とりあえず今週日曜日は熊谷にてお会いいたしましょう!
お待ちしておりますよ!
(12:29 嬉野)

嬉野

2015年1月5日(月)
春でございます。
いや、もちろん暦の上でのことでございますよ。
バーチャルの春でございます。
でもね、
そう書ききると、なんか好いんです。
なんだか書いてるうちに、そんな気もしてくるの。
不思議なものね。
札幌の地でも
冬至を過ぎてよりこの方、
少しずつ日が長くなっているのが分かります。
気温はまだまだ氷点下だけれど、
僅かな日の長さに春を感じます。
ありがたいものです。
春でございます。
おめでとうございます。
そして今年もどうぞよろしく。
仕事始めの日に、
嬉野が新年のご挨拶にまかり出ました。
みなさま、どうぞ今年一年、お健やかに〜。
【2014 年末日記】
雪の札幌より嬉野がお届けいたします。
みなさん今年もお世話になりました。
明年も相変わりませずのご贔屓をたまわりますよう
願いあげるばかりでございます。
さて年が明けますと、
2003年より続けてまいりました
どうでしょうDVD「コスタリカで幻の鳥を激写する!」
の発売がせまります。
思い出せばあの当時。
つまり2001年頃といえば、
まだカメラはデジタルではございませんで、
フィルムでありました。うそみたい。
私はちょうど中古カメラにハマっておりました頃で、
デッカイフィルムを使うデッカイカメラの画質の高さに魅了されておりました。
そこに持ち上がったあの企画。
コスタリカのジャングルに火の鳥のような美しい鳥がいる。
それを撮りに行くということで、
わたくし「よし!分かった!オレに任せろ!」
ということで。
いさんで札幌のレンタルカメラ機材屋さんへ行きましてね。
ペンタックスの6×7というお化けのようなデカさの1眼レフカメラを借りて来まして大興奮。
それへ望遠レンズとして600ミリという、
長大なレンズを借りまして、
それがもう、なにがなんだかわけも分からないくらい重かったんですが、なにぶんカメラ本体も分けわかんないくらい重いので、それに着ける望遠レンズなんだから
「まぁ重くてもしかたないか」
とわたくし思いつつも、
「それでもあれだ、重すぎでねぇか」
と躊躇はしましたものの、
帰りにHTBへ戻るタクシーに乗って揺られてるうちに、
そんな躊躇も忘れまして、
HTBに着くなり勇んで藤村くんの待つ編集室のドアを開け、
「デカした!うれしのくん!実に好いカメラだ!」
という激賞を大いに期待しましたが、
予想に反して彼の顔色は曇り、
「なにこれ?」
といったきわめてトーンの低い声。
「いや、カメラだけど…」
「分かってるよ。だから、なんでこんなに大きいの…」
「いや、それはだって!これはブローニー版という巨大なフィルムが装填できる高級カメラだからさぁ。これでビックリするくらい綺麗な写真が撮れるのよ〜!」
「ジャングル行くんだよオレたち…」
やな顔で私を見上げるわけです。
「あぁ…ま、たしかにね…」
「こんなの持ち歩けるの…?(藤村さんちょっと手にする)おも…!なんだよこれ!バカみたいに重いぞ!」
「ちょっと重かったかな…」
「ちょっとじゃないよ!だれ持つんだよ!」
まことに驚くべき重量を誇りますガラスと鉄の塊を持って、
かくて我々は、遥々中米はコスタリカのジャングルへと分け入っていったのでございます。
なつかしいなぁ。ごめんね大泉くん重くて。
でも企画は意外に面白くて笑っちゃいますよ「コスタリカ」(^^)マリーノの真似をする大泉くんが最高(^^)
ということでね。
さて、今回も発売日にローソンさん店頭で、
バンプレストさんの一番くじが展開の運びと相成ります!
私ね、一番くじの景品好きです。
前回は夏だったからグラスなんかがあったんですが、
今回は冬だからマグカップが用意されてるの(^^)
円安になって、いろんなことが出来なくなって、
それでも試行錯誤しながら景品づくりをバンプレストさんやってるんだけど、考える人にもデザインする人にも、愛を感じるんです。
「こんなのが欲しいな…」っていうところから考えてる。
どんなのが受けるか、市場調査、とか、そんなんじゃなくてね、
「こういうの欲しいな…」って、自分に聞きながら作ってる。
それは結果として「欲しい人のいる品物」になっていく。
クリアファイルのデザインも4種類くらいあるんだけど、どれも欲しい。なかでもミニサイズのやつが欲しい。
あと、だれが考えるのか「雪面の飛び魚」のぬいぐるみが可愛い。
携帯電話やスマホを挿して置くものらしいけど、ほんとよくできてる。
水曜どうでしょうという番組が好きな人が、アイデアを出して、デザインをして、その人たちが自分だったらこんなのが欲しいんだけどとみんなで話しながら作ってる。
自分が「欲しいなぁ〜」って具合に、
周りを見回すんじゃなく自分の心の中に入って行くと、
不思議と誰かも「それ好いね」って共感することがある。
自分の心に本当にあるものを自分の外へ出して形にする。
すると、それに自分以外の人も共感する。
自分の中に入って行くと、意外に世界とつながっていく。
人間には、そういう不思議なところがあるなぁと、
ぼくは、このごろ思うんです。
さて、それではみなさま良いお年をお迎えください。
年が明けたらまた会いましょう!
大晦日の夜はEテレの「2355」「0655」の年末年始スペシャルを見なきゃ〜!
【2014年12月26日の藤村日記】
仕事納めの藤村でございます。
今年はすっかり舞台が楽しくなってしまった年でした。
この年で部活みたいに集える場所ができたことがうれしかったんですね。
よみうりテレビの西田二郎とやり始めた「たまたま」という番組も、収録に参加してくれた視聴者のみなさんと作り上げる部活のような場所で
今年初めて開催しました「東北キャラバン」も、まさしく参加してくれたみなさんとの部活みたいな楽しい場所で
そういう「場所」ができたことがうれしい年でした。
でも一方で、「水曜どうでしょう公式サイト」というこの場所にはなかなか足が向かない年でした。
大きくなり過ぎたんでしょうね、我々おっさん二人には。
こういう場で話をするより、実際に顔を合わせて話をしたいという気持ちが、去年の「祭り」以降大きくなったんでしょうね。
だから、こことは別に、ふたりでやっていけるような小さなサイトを、こじんまりとやっていこうと思ってます。探してみてください。
もちろんこちらのサイトも引き続き!営業活動の拠点として宣伝をバンっバンっやっていきますけれども!
さぁ!年明け1月14日水曜日はいよいよ!DVD「中米コスタリカで幻の鳥を激写する!」の発売&受け渡しが開始となります。
大泉さんの「ノォーッ!」は、私の歴代大泉ツボ語録の中でもトップランクに位置する珠玉の名シーンでございますな。
「大ケツァール展 大人3千5百円 子供3千円」もかなりツボでございまして、こちらの立て看板をフィギュア化したものが今回の予約特典となっておりますので、予約した皆様方はお楽しみに。
今回は未公開シーンも大増量しておりますので、まだ予約がお済みでないみなさまは、ぜひともご予約を!
最後におしらせ
明日27日18時からキューブガーデンで行われる「エレキコミックJAPAN TOUR 2014」にわたくし藤村ゲスト出演いたします。やつい君は大泉洋と同じ系統の顔で親しみがわくというか、違和感を感じないというか、そういうことですのでおヒマな方はぜひ。
では、また年明けにお会いいたしましょう!
皆の衆、どうぞよいお年を!
たぶん嬉野先生からも年末の挨拶あるとおもいます。
【その前の日記】
12月19日金曜日。二日ぶりの藤村でございます。
今夜0時45分からわたくしと嬉野先生がゲストを迎えまして、モノ作りについてトークするという番組「わくわく、はじまる」が放送でございます。
全国のみなさまにおかれましては、23日の午後2時よりBS朝日にて放送でございます。ぜひご覧いただければ!と。
(なんかもう普通にディレクターのおっさんが司会しちゃってるんだから変わった番組だよねぇ)。
さらに21日日曜日!私と読売テレビ西田二郎がやっておりますテレビ埼玉で不定期放送中の「たまたま」(あ、これも普通に司会しちゃってんなぁ)の今年「最後」の公開収録がございます。
今回も嬉野先生がゲスト出演で、長々とトークをしてまいります。
場所は埼玉県熊谷の八木橋百貨店8階ホール。
時間は13時半開場。14時開演。
最近は観に来てくださる奇特な方がどんどん増えてまいりまして、今回は整理券を配布するとのこと。
当日午前9時45分〜午前10時まで1階北口にて着席整理券を発行。ひとり1枚。先着300名。
続いて10時10分からは8階ホール前で残りの整理券を順次配布。
最終的に立ち見でもご覧いただけますが、もしかしたら入れない場合もあると。
詳しくは「たまたま」のフェイスブックで。
続きまして、わたしくしが札幌で初めて舞台に立ちましたお芝居「わりと激しくゆっくりと」(劇団イナダ組)の東京公演(3月10日〜15日)のチケット先行発売第2弾が本日19日から23日まで行われております。先におこなわれた先行発売では、千秋楽といくつかの公演が完売いたしましたが、今回の第2弾発売では席数を調整して千秋楽の席も用意したとのことであります。
チケットはローソンチケットのみの扱い(Lコード32509)
詳しくはイナダ組ホームページで
同じくイナダ組が「札幌演劇シーズン2015冬」にて、大泉さんたちが10数年前にやりましたお芝居「カメヤ演芸場物語」の再演を行います。それにもわたくし出演しておりまして、目下稽古の真っ最中。こちらのチケットも絶賛発売中でございます。
ローソンチケット(Lコード19002)
期間は1月22日から2月1日まで。場所は札幌琴似コンカリーニョ。前売り3千円。
昭和の人情劇ということなんで、おっさんたちもぜひ芝居小屋に足を運んでみてください。
演劇とかね、気軽に観に行く人が多い街になってほしいですよ、札幌がね。それが文化的ってことですからね。居酒屋行くのと変わんないお値段ですから、一度ぐらい芝居観にきてくださいよ。それはもうおっさんのつとめみたいなもんだと俺は思いますよ。文化的な一助として地元の劇団の芝居を観に行く。これぐらいのこと、やっていきましょうや。
というわけで、
12月24日午後10時からはニコニコ動画の「バンプレチャンネル」にて一番くじ第2弾発売記念「ボードゲーム大会」も放送となります。
とりあえず今週日曜日は熊谷にてお会いいたしましょう!
お待ちしておりますよ!
(18:09 嬉野)